誰でもない君へ

江口洋介

誰でもない君へ

作詞:江口洋介
作曲:江口洋介
編曲:星勝
発売日:1994/05/20
この曲の表示回数:1,792回

誰でもない君へ
眩しすぎる空の果てに何を描いて
風に揺れる胸はめぐりめぐる
君の声は遠く海を越えて眠るけど
世界中の旅は明日に向かってる

春も夏も秋も あの雲は消えて
背負う影をいつか 光にかえてく
嘘も意地も涙も ふるえた言葉も
誰でもない君への 思いがあってのこと

かじかんでく指を離さずに歩き続けた
二人の冬は霧雨に凍りついたままで
どしゃぶりの雨にすべてを流せたら
憧れのあの場所に心が還るのに

朝も昼も夜も 溜め息に隠れて
熱い胸は時に 泣いているけど
歌も音も呟きも 優しい言葉も
誰でもない君への 思いがあってのこと

ゆれるゆれる想いが どこかで出会うなら
強い瞳の奥を 離しはしない
遠い国の錆びれた 街角を歩いてる
同じ空の下で 今を歩いてる

恋も愛も夢も この空の下で
背負う影をいつか 光にかえてく
嘘も意地も涙も ふるえた言葉も
誰でもない君への 思いがあってのこと

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