チェッカーズ
「NHK文化センター」が、昭和のポップ、ロックシーンに焦点をあてて、後世に語り継ぐべきレジェンドを取り上げ、彼らの残してきた作品や活動を、ややアカデミックな切り口で紐解く音楽教養講座として企画し、3月に「忌野清志郎学」にて スタートした『ロックン・ロール大学』(R&R大学)。
今回、シリーズの 第2弾 として、デビュー40周年を迎える チェッカーズ を取り上げる。
第1回 が 2023年 6月30日(金)、第2回 が 7月23日(日)に、東京「NHK 文化センター 青山教室」で開催され、ネットでの有料配信もされる。
1983年にデビューし、その端整な容姿やファッション、ヘアスタイル、そして極上のポップチューンが話題となり一躍、時代の寵児となる。
映画出演にも挑戦する一方、音楽活動においては自作自演のロックン・ロールバンドへと変容。 個々人の卓越した演奏力やコーラス力、パフォーマンス力を元に、音楽的にもハイセンスな楽曲を量産しつつ、絶頂期に解散を発表。 10年という短い期間でありながら、常に新しい魅力を音楽シーンに投げ込み続けたチェッカーズ。
そんな彼らの魅力とはどのようなものであったのか、NHKに残された希少映像と共に、余すところなく解剖していく全2回のコース。
講義全編に渡って、「レッツゴーヤング」「ヤングスタジオ101」「紅白歌合戦」などを中心に、過去出演した NHKに残る希少番組映像を活用しながら進行。会場のミニ展示コーナーには、衣装等も展示される。
ミニ展示コーナーで展示される衣装の写真(一部)
<各回概要>
講義全編に渡って「レッツゴーヤング」「ヤングスタジオ101」「紅白歌合戦」などを中心に過去出演した NHKに残る希少番組映像を活用しながら、以下の解説を展開します。
第1回:チェッカーズの多面的な魅力を、メンバー個々人の持つ音楽的な技術や特徴にも焦点を当て、今まであまり語られることのなかった角度から、「学長」スージー鈴木が解説します。 また、第1回には、会場内にミニ展示コーナーを設け、チェッカーズゆかりの品々を展示する予定です(詳細は後日発表)。
第2回:チェッカーズを裏側で支えたスタッフから見たチェッカーズの魅力や秘話を元に、特に中期、後期を中心にお届けします。ゲストには、当時のキャニオン・レコードの制作担当者であった倉中保氏が登壇し、倉中氏ならではのエピソードの数々を紹介します。
開催情報
講座名 : ロックン・ロール大学 チェッカーズ学
開催場所: NHK 文化センター 青山教室(東京)
講 師 : スージー鈴木(学長)、倉中保(第2回目ゲスト)
主 催 : NHKエンタープライズ/NHK文化センター
協 力 : ポニーキャニオン/スリースタープロ
<開催日時>
第1回 2023年 6月30日(金) (1) 16時00分~ (2) 19時00分~
第2回 2023年 7月23日(日) (3) 14時00分~ (4) 17時00分~
※ 各回、約90分
※ (1)と(2)、(3)と(4)は同じ内容です。
※ (1)と(3)の講座は対面講座のみです。
<ライブ配信>
第1回 6月30日(金) 19時00分~
*見逃し配信: 7月29日(土)23:59まで
第2回 7月23日(日) 17時00分~
*見逃し配信: 8月22日(火)23:59まで
※ ライブ配信は、1回目は(2)の19時からの回、2回目は(4)の17時からの回のみ配信。
※ NHKグループモールでの購入者には特別映像のストリーミング配信が特典として付く定。
<講座受講料>
対面受講 NHK文化センター会員 3,784円 / 一般 4,466円
オンライン受講 各回 2,200円 / 2回分セット 3,960円
講師プロフィール
学長:スージー鈴木
音楽評論家、小説家、ラジオDJ。1966年11月26日、大阪府東大阪市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。音楽評論家として、昭和歌謡から最新ヒット曲までを「プロ・リスナー」的に評論。bayfm『9の音粋』月曜日担当DJ。著書に『幸福な退職』『桑田佳祐論』『サザンオールスターズ1978-1985』(新潮新書)、『EPICソニーとその時代』(集英社新書)、『平成Jポップと令和歌謡』『80年代音楽解体新書』『1979年の歌謡曲』(いずれも彩流社)、『恋するラジオ』『チェッカーズの音楽とその時代』(いずれもブックマン社)など多数。