彩り Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく コーヒーを相棒にして いいさ 誰が褒めるでもないけど 小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて 僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑 今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を 取り上げて議論して 少し自分が高尚な人種になれた気がして 夜が明けて また小さな庶民 憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える あわてて僕は彩(いろ)を探す にじんでいても 金 銀 紫 ただいま おかえり なんてことのない作業が この世界を回り回って 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ なんてことのない作業が 回り回り回り回って 今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク 増やしていく きれいな彩り |
Another Story Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 最終のバスにはまだ間に合うかなぁ 遠くの街まで君を迎えに行く いつも笑ってた 無理してたんだな それも分かってた 自分のことばかりいつも主張して 君の言葉なら上の空で聞いて ギターを弾いてた ぼんやりといつも ギターを弾いてた ごめんねって言葉 君は聞き飽きてるんじゃないかなぁ? どんな風に言えば 優しい君は戻ってくるかなぁ? よく出かけた公園をバスは今通過中 いつかの君が横切る 記念日を携帯が知らせてくれて そんなときばかりうまく立ち回って 誇張して言えば そんな感じだろう 君にしてみれば 抱き合いながら 僕らは孤独とキスをして 分かったような台詞 ささやきながら眠りに落ちて 朝が来て日常が 僕らを叩き起こし 逃げるようにベットから這い出る 最終のバスは君にたどり着いて 恐る恐る僕は君の名を呼んだ 君は笑ってた 無理はしないでよ だけど笑ってた 夢とか理想とかおもちゃみたいにまだ思ってるかなぁ? 分かり合うなんてそう簡単じゃないのは分かってる ごめんねって言葉 君は聞き飽きてるんだろうけど 誤解がしょうじないように 簡潔に伝えられぬもんかなぁ 君と生きる毎日が なんだかんだ言って嬉しい そう君の笑顔と共に そう君の笑顔と共に |
PIANO MAN Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | くだらぬテレビ点けっ放しで 明け方近くに思いついたのは 「やめちゃおうかどうか」で 誰にも望まれてない気がする 生き甲斐だなんて言える代物じゃねぇ これはきっと確かだ 志と理念ばっか大きな顔して 猫背気味の現実とバランス悪いみたいなんだ 郵便ポストに投げ込まれた 数多の誘惑に食いついたなら ハッピーになれるかな? 突き付けられた 締め切り ノルマ いったい誰のために生きてんだろう? 考えるのも飽きたなぁ 床の上に横になって一日中寝ていたい 自由をつかんだ空想が僕を癒してく 無限大にある きっと可能性は果てしない 転んだなら 這いつくばったって進もう 立ちすくんでいようが 歩いていようが 時計の針は進むぞ all right all right all right 言い聞かせるよ イッツ ゴナ ビー オーライ いがみ合いなんてしたくないけど 口を開く度角が立つじゃない 孤独よりはましかなぁ 政治も株価も道行く人も怪しいけれど 自分を誰より信用できないでいる 種も仕掛けも見破られた手品 見せるよ ダマされたふりしてくれる人 誰かいないかな 遠慮はいらない 思うがままに生きればいい ポテンシャルなら まだ十分に発揮していない 捨てる神あらば拾う神あり その両方と手をつないだら all right all right all right 呪文唱えるよ イッツ ゴナ ビー オーライ 遠慮はいらない 思うがままに生きればいい ポテンシャルなら まだ十分に発揮していない 無限大にある きっと可能性は果てしない 転んだなら 這いつくばったって進もう 立ちすくんでいようが 歩いていようが 時計の針は進むぞ all right all right all right 言い聞かせるよ イッツ ゴナ ビー オーライ all right all right all right 呪文唱えるよ イッツ ゴナ ビー オーライ |
もっと Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 悲しみの場所に灯された裸電球に似た光 それはほら吹きに毛の生えたにわか詩人の蒼い願い 華やぐ季節がそこまで来てるのに 相変わらず心をどこかに置いたまま 暗い目をしてたって この星のリズムは 君に笑顔を降らすから きっと きっと きっと ヘッドフォンで塞いだはずの理由のない孤独な叫び やわな手足をもぎ取られたバッタみたいにもがく思い 世界は誰にでも門を開いて待っている 平等の名の下に請求書と一緒に そんな理不尽もコメディーに見えてくるまで 大きいハート持てるといいな もっと もっと もっと もっと もっと もっと 夜ごとの花火はもう上がらなくていい 心に消えない光が咲いてるから 暗い目をしてたって この星のリズムは 君に笑顔を降らすから きっと きっと きっと どんな理不尽もコメディーに見えてくるまで 大きいハート持てるといいな もっと もっと もっと もっと もっと もっと |
やわらかい風 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | やわらかい風が吹いたら ふと目を瞑って 元気で過ごしてるかな? そんなことを思うんだ 君の自転車の後をジョギングして かけてく遊歩道 それで嬉しかった 何気なく笑い合えたな 会話なんてなくたって 忙しく過ごしてるかな? 風邪なんかひいていないかな? 君が抱いてた悲しみ 寂しさ もどかしさ 何にもしてやれなかったなぁ それが悔しかった もっと大きな器で もっと優しくて そういう僕なら君を救えたろうな 世知辛い時代だとアナウンスされてるけど 君と過ごした時間があるから 僕は恵まれてるって言える 始まりも終わりも どこかあやふやで 頭の切り替えが 上手くいかないまんま 何気なく笑い合えたな 今もそうならいいな 忙しく過ごしてるかな? 誰かと出会っているかな? やわらかい風が吹いたら また目を瞑って 元気で過ごしてるかな? そんなことを思うんだ やわらかい風が吹いたら… やわらかい風が吹いたら… |
ポケット カスタネット Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ポケットに君のメロディー いつも持ち歩いている生き物 それが僕です そっと祈るように響かせる 体中に 例えばカスタネットで簡単なリズム 奏でている それが君です 気まぐれに生真面目に僕を導いてゆく つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉 裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している お天気がすぐれない日は君の心にある雨雲を 取り除いて太陽を差し出せる存在 そうありたい 靴を汚し 踵減らし 歩いてゆく長い凸凹道 季節ごとに咲いた花の香りを僕ら踏みしめてく つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉 裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している 靴を汚し 踵減らし 歩いてゆく長い凸凹道 季節ごとに咲いた花の香りを僕ら踏みしめてく |
SUNRISE Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | フェードアウトしてゆく優しいメロディー スピーカーに耳を澄まして 乾いた部屋に余韻がこだました 目の前の扉 開けない僕をせかし続けていた時間が その間だけ静かに止まった 公園の方から笑い声 最後に笑った日 思い出そうとしてやめて... 思い切り息を吸い込んで この想いを空に放ちたい 自分の世界に閉じこもった 冴えない気分から抜け出して どんなときだってサンライズ この胸に輝かせていたいんだ 大きなもの 揺るぎないもの そう疑いもしないで過ごした 家族の愛にいつも守られて どうしてこんな 不確かなものを 無邪気に信じていれたんだ? どうしてこんな 不安定なものを... 少年の日々を回想うとき 不思議なほど幸福な気持ちが僕を包む 思い切り両手を伸ばして あの優しい空気に触りたい 僕を金縛りにする すべての迷いを引き千切って まだ分かりたくはない どうせいつか思い知らされるんだ Sunrise brightens up 誰かを愛したり 抱き合ったり 繰り返すいのちに少し今も胸が躍る 思い切り息を吸い込んで この想いを空に放ちたい 自分の世界に閉じこもった 冴えない気分から抜け出して 何度沈んだってサンライズ この胸に輝かせていたいんだ |
通り雨 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 受け入れたつもりが どこかで拒んでる その理由すら自分でわからない 目に見えている事 その向こう側にある命の息吹 聞こえる 叶わない夢なら 捨てちゃえば身軽だよ 知ってる 分かってるんだけども もう少し抱きしめていたいや 通り雨 ほらまた降り出した 木の下で雨宿りしながら 物思いにふけっているよ 通り雨 この胸を濡らして 水溜まり いくつも作っていく いつか光が射して それが乱反射し合って キラキラ輝くといいのに 甘えるのが嫌で 寂しいのが苦手 あまのじゃくだと 君は笑うけれど 恨み続けながら とっくに許してる そんな毎日 繰り返す 生まれた瞬間から ゆっくりと死んでゆく そこからは もう逃れようがないなら 笑っていたいんだけどな… 通り雨 まだ降り続いてる 新聞をめくってる間に また陽は照りつけるだろう 通り雨 この胸を濡らして 水溜まり いくつも作っていく いつしか夜になって そこに星空が映って キラキラ輝くといいのに 雨上がりの街にある特有の匂い 透き通った空気が好きだった 何かをリセットしたみたいな気配が 新しい僕を運んでくる気がして… 通り雨 ほらまた降り出した 鼻歌を歌ってる間に また陽は照りつけるだろう 通り雨 この胸を濡らして 水溜まり いくつも作っていく いつか光が射して それが乱反射し合って キラキラ輝くといいのに 通り雨 この胸を濡らして 水溜まり いくつも作っていく いつしか夜になって そこに星空が映って キラキラ輝くといいのに キラキラ輝くといいのに |
あんまり覚えてないや Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 朝 目を覚ますと 焦茶色のフローリングに君の抜け殻が落ちていて なのに覚えてないんだ 昨日の夜の出来事 あぁ なんてもったいない あんなに欲しがっていた 君を丸ごと この手は抱きしめてたはずなのに あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり 夕べギターを弾いて ウトウトしかけた瞬間に奇跡のメロディーが降ってきて なのに覚えてないんだ 昨日の夜の魔法を あぁ なんてもったいない 世界中を幸せにするようなメロディー 確かに口ずさんでたはずなのに あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり じいちゃんになったお父さん ばあちゃんになったお母さん 歩くスピードはトボトボと だけど覚えてるんだ 若かった日の二人を あぁ きっと忘れない キャッチボールをしたり 海で泳いだり アルバムにだって貼り付けてあるんだもの ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ こんなに ドライブに出かけたり お小遣いをくれたり たまに口喧嘩したり すぐに仲直りしたり ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ こんなに 世界中を幸せに出来はしなくたって このメロディーをもう一度繰り返す ラララ… |
つよがりthe pillows | the pillows | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | the pillows | 凛と構えたその姿勢には 古傷が見え 重い荷物を持つ手にも つよがりを知る 笑っていても 僕には分かっているんだよ 見えない壁が君のハートに 立ちはだかってるのを 蚊の泣くような頼りない声で 君の名前を呼んでみた 孤独な夜を越えて 真直ぐに 向き合ってよ 抱き合ってよ 早く 着かず離れずが恋の術でも 傍にいたいのよ いつ君が電話くれても いいようになってる 話す相手も 自ずと挟まってくんだよ ちっちゃな願いを いつもポケットに持ち歩いてるんだ 「優しいね」なんて 買被るなって 怒りにも似てるけど違う 悲しみを越えて 真直ぐに 向き合ってよ 抱き合ってよ 強く 愛しさのつれづれて かき鳴らす六弦に 不器用な指が絡んで 震えてる たまにはちょっと自信に満ちた声で 君の名を叫んでみんだ あせらなくていいさ 一歩ずつ僕の傍においで そしていつか僕と 真直ぐに 向き合ってよ 抱き合ってよ 早く 強く あるがままで つよがりも捨てて |
旅立ちの唄 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 怖がらないで。 手当たり次第に灯り点けなくても いつか 一人ぼっちの夜は明けていくよ 転んだ日は はるか遠くに感じていた景色も 起き上がってよく見ると なんか辿り着けそうじゃん 君の大好きだった歌 街に流れる それは偶然が僕にくれた さりげない贈り物 Ah 旅立ちの唄 さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah とりあえず「さようなら」 自分が誰か分からなくなるとき君に語りかけるよ でも もし聞こえていたって返事はいらないから… 大切なものを失くして また手に入れて そんな繰り返しのようで その度新しくて 「もうこれ以上 涙流したり笑いあったりできない」と言ってたって やっぱり人恋しくて 今が大好きだって躊躇などしないで言える そんな風に日々を刻んでいこう どんな場所にいても Ah はじまりを祝い歌う最後の唄 僕は今手を振るよ Ah 悲しみにさようなら 疲れ果てて足が止まるとき 少しだけ振り返ってよ 手の届かない場所で背中を押してるから Ah 旅立ちの唄 さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah とりあえず「さようなら」 自分が誰か忘れそうなとき ぼんやり想い出してよ ほら 僕の体中 笑顔の君がいるから 背中を押してるから でも返事はいらないから |
羊、吠える Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 僕らの現状に取り立てた変化はない いいこと「49」 嫌なこと「51」の比率 あまり多くの期待を もう自分によせていない ときどき褒めてくれる人に出会う それで十分 服着た犬は鏡の前 何を思うのだろうか? ここ2、3日は そんなことを考えている 狼の血筋じゃないから いっそ羊の声で吠える 「馬鹿みたい」と笑う君に気付かぬ振りしながら 僕らの信条は50/50だったよね でもいつしか僕の愛情だけが膨らんでた 絡めた指に効力(ちから)はない それを分かってても 自らほどく勇気もないまま過ごしている 殴られたなら もう片一方の頬を差し出すように 潔く生きれたならどんなにか素敵だろう 誰かが開けた扉 閉まらぬそのうちに通り抜ける こんな いやらしい習性に頭を掻きながら 少し憎みながら 殴られたなら もう片一方の頬を差し出すように 潔く生きれたならどんなにか素敵だろう 狼の血筋じゃないから 今日も羊の声で吠える 「馬鹿みたい」と笑う君に気付かぬ振りしながら 少し憎みながら 深く愛しながら |
風と星とメビウスの輪(Single Version) Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 抱かれて 磨かれて 輝くことで また抱かれて 君と僕が そんなメビウスの輪の上を歩けたなら 時流(とき)の早さ 命の重さ 確かめるように ほら一歩ずつ 疲れたら 青空に心を泳がせて 風の唄でも聴こうか 聴こうよ 人の弱さ 心の脆さ かばいあうように また一歩ずつ 暗闇に迷うなら 心に光ってる星を頼りに進もうか 愛されて 優しくなれて その優しさ故に愛されて 君と僕が そんなメビウスの輪の上を笑いながら 寄り添って歩けたなら |
横断歩道を渡る人たち Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 目の前を横切ろうとするその老人の背中はひどく曲がっていて 歩く姿をじっと見ていると足が不自由であることがわかる かばい続けてきた足のせいか それとも 思うように動かぬ現実にへし曲げられた心が 背中まで歪めているのだろうか? 横断歩道を渡る人たち 僕は信号が変わるのを待っている 昨日の僕が 明日の僕が 今 目の前を通り過ぎていく 目の前を颯爽と歩くその女のスカートはひどく短くて ついつい目が奪われてしまう 強い風でも吹かぬものかと そんな視線に気が付いたら きっと彼女は僕を睨みつけてくるだろう 「自分の為にしてるだけ」だと 「誰かの気を引きたいわけじゃない」と 横断歩道を渡る人たち 僕はハンドルを握り締めて見ている 昨日の僕が 明日の僕が 今 目の前を通り過ぎていく イライラした母親はもの分かりの悪い息子の手を引っ張って もう何個も持ってるでしょ!?と おもちゃ屋の前で声を上げている 欲しがっているのはおもちゃじゃなく愛情で 拒んでるのも「我慢」を教えるための愛情で 人目も気にせず泣いて怒って その親子は愛し合っているんだ 横断歩道を渡る人たち 僕はフロントガラス越しに見ている 昨日の僕が 明日の僕が 今 目の前を通り過ぎていく ギターケースを抱え歩くその少年は仲間と楽しげに話している 好きな音楽の話か それとも好きな女の子の話か? そのギターで未来を変えるつもりかい?それならいつか仲間に入れてくれ 僕だって何もかもをもの分かりよく 年老いたくはないんだ 横断歩道を渡る人たち 僕は信号が変わるのを待っている 昨日の僕が 明日の僕が 今 目の前を通り過ぎていく 昨日の僕が 明日の僕が 今 目の前を通り過ぎていく |
GIFT Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 一番きれいな色ってなんだろう? 一番ひかってるものってなんだろう? 僕は探していた 最高のGIFTを 君が喜んだ姿をイメージしながら 『本当の自分』を見つけたいって言うけど 『生まれた意味』を知りたいって言うけど 僕の両手がそれを渡す時 ふと謎が解けるといいな 受け取ってくれるかな 長い間 君に渡したくて 強く握り締めていたから もうグジャグジャになって 色は変わり果て お世辞にもきれいとは言えないけど 「白か黒で答えろ」という 難題を突きつけられ ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷ってるけど 白と黒のその間に 無限の色が広がってる 君に似合う色探して やさしい名前をつけたなら ほら 一番きれいな色 今 君に贈るよ 地平線の先に辿り着いても 新しい地平線が広がるだけ 「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと 「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ 知らぬ間に増えていった荷物も まだなんとか背負っていけるから 君の分まで持つよ だからそばにいてよ それだけで心は軽くなる 果てしない旅路の果てに 『選ばれる者』とは誰? たとえ僕じゃなくたって それでもまた走っていく 走っていくよ 降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら もうどんな場所にいても 光を感じれるよ 今 君に贈るよ 気に入るかなぁ? 受け取ってよ 君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう 一番きれいな色ってなんだろう? 一番ひかってるものってなんだろう? 僕は抱きしめる 君がくれたGIFTを いつまでも胸の奥で ほら ひかってるんだよ ひかり続けんだよ |
HANABI Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | どれくらいの値打ちがあるだろう? 僕が今生きているこの世界に すべてが無意味だって思える ちょっと疲れてんのかなぁ 手に入れたものと引き換えにして 切り捨てたいくつもの輝き いちいち憂いていれるほど 平和な世の中じゃないし 一体どんな理想を描いたらいい? どんな希望を抱き進んだらいい? 答えようもないその問いかけは 日常に葬られてく 君がいたらなんていうかなぁ 「暗い」と茶化して笑うのかなぁ その柔らかな笑顔に触れて 僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに 決して捕まえることの出来ない 花火のような光だとしたって もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 僕はこの手を伸ばしたい 誰も皆 悲しみを抱いてる だけど素敵な明日を願っている 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を どれだけ愛することができるだろう? 考えすぎで言葉に詰まる 自分の不器用さが嫌い でも妙に器用に立ち振舞う自分は それ以上に嫌い 笑っていても 泣いて過ごしても平等に時は流れる 未来が僕らを呼んでる その声は今 君にも聞こえていますか? さよならが迎えに来ることを 最初からわかっていたとしたって もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 何度でも君に逢いたい めぐり逢えたことでこんなに 世界が美しく見えるなんて 想像さえもしていない 単純だって笑うかい? 君に心からありがとうを言うよ 滞らないように 揺れて流れて 透き通ってく水のような 心であれたら 逢いたくなったときの分まで 寂しくなったときの分まで もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 君を強く焼き付けたい 誰も皆 問題を抱えている だけど素敵な明日を願っている 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を どれだけ愛することができるだろう? もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 |
夏が終わる ~夏の日のオマージュ~ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 夏の終わりの少し冷えた空気が 人懐かしさを運んでくる 強い日差し 蝉の声 陽炎 花火 波の音 寝苦しい夜 ビーチハウスはもう取り壊され ただの木材へと姿を変える 期待したことなど何ひとつ起きなかったな まだあきらめてないけど 夏が終わる ただそれだけのこと なのに何かを失ったような気がした 普通の日々に引き戻されることが たまらなく寂しく思えた きれいごと並べて 理想を押し付けて 異見されると無愛想になってた 君にとって何よりも一番暑苦しかったものは 僕だったんじゃないかな 夏が終わる それと似たようなもの 分かったようなこと言って誤魔化した 孤独な僕とまた向き合っていくことも 大事なステップと言い聞かせて 夏が終わる 大好きな夏が終わる まるで命が萎んでくような気がした 普通の日々に引き戻されることが たまらなく寂しく思えた 孤独な僕とまた向き合っていくことが 泣きたいほど悲しく思えた 夏が終わる |
タダダキアッテ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | ディカプリオの出世作なら さっき僕が録画しておいたから もう少し話をしよう 眠ってしまうにはまだ早いだろう この星を見てるのは 君と僕と あと何人いるかな ある人は泣いてるだろう ある人はキスでもしてるんだろう この世界に潜む 怒りや悲しみに あと何度出会うだろう それを許せるかな? 明日 もし晴れたら広い公園へ行こう そしてブラブラ歩こう 手をつないで 犬も連れて 何も考えないで行こう 左の人 右の人 ふとした場所できっと繋がってるから 片一方を裁けないよな 僕らは連鎖する生き物だよ 子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう? でももしも被害者に 加害者になったとき 出来ることと言えば 涙を流し 瞼を腫らし 祈るほかにないのか? ただただ抱き合って 肩叩き抱き合って 手を取って抱き合って ただただただ ただただただ ただ抱き合っていこう 子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう? でももしも被害者に 加害者になったとき かろうじて出来ることは 相変わらず 性懲りもなく 愛すこと以外にない ただただ抱き合って 肩叩き抱き合って 手を取って抱き合って ただただただ ただただただ ただ抱き合っていこう 戦って 戦って 誰がため戦って 戦って 誰 勝った? 誰がためだ? 誰がためだ? 誰がため戦った? |
花の匂い Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 届けたい 届けたい 届くはずのない声だとしても あなたに届けたい 「ありがとう」「さよなら」 言葉では言い尽くせないけど この胸に溢れてる 花の匂いに導かれて 淡い木漏れ日に手を伸ばしたら その温もりに あなたが手を繋いでいてくれているような気がした 信じたい 信じたい 人の心にあるあたたかな奇跡を信じたい 信じたい 信じたい 誰の命もまた誰かを輝かす為の光 “永遠のさよなら”をしても あなたの呼吸が私には聞こえてる 別の姿で 同じ微笑で あなたはきっとまた会いに来てくれる どんな悲劇に埋もれた場所にでも 幸せの種は必ず植わってる こぼれ落ちた涙が如雨露一杯になったら その種に水を撒こう 人恋しさをメロディーにした 口笛を風が運んでいったら 遠いどこかで あなたがその目を細めて聞いている “本当のさよなら”をしても 温かい呼吸が私には聞こえてる 別の姿で 同じ愛眼差しで あなたはきっとまた会いに来てくれる |
ロックンロール Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 空想にふけって一日が終わる もし違う生き方を選んでいたら。。。って 奔放に生きて 指図などさせない さすらう風に吹かれて 流れに逆らって R&Rのイメージそのまんま 酒に女に溺れて死んでいく わかってるよ わかってるよ 柄も器も僕とは違っている わかってるよ わかってるよ だけどたまらなく そいつに憧れるや 結婚などしないで孤独を愛する 後先など考えない 馬鹿と呼ばれる ロックスターも食っていくために 奔放なイメージを誇張してたりして わかってるよ わかってるよ どこの世界も楽じゃないってこと わかってるよ わかってるよ でも刺激と自由を心は探している R&Rの音に溺れて 今日もヘッドフォンのボリュームを上げる わかってるよ わかってるよ 今の暮らしが一番似合っている わかってるよ わかってるよ 決して一人じゃ人は生きていけない I LOVE YOU |
東京 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 東京を象徴しているロボットみたいなビルの街 目一杯 精一杯の 働く人で今日もごった返してる 信号待ち。足を止めて誰かが口笛を吹いてる とぎれとぎれの旋律だけど なぜかしら 少しだけ癒されてる 描いた夢 それを追い続けたって 所詮 たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる 「それならば何のために頑張ってる?」 とか言いながら分かってる この街に大切な人がいる 東京は後戻りしない 老いてく者を置き去りにして 目一杯 手一杯の 目新しいモノを抱え込んでく 思い出がいっぱい詰まった景色だって また 破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる それでも匂いと共に記憶してる 遺伝子に刻み込まれてく この胸に大切な場所がある バイパスに架かる歩道橋からよく見える ベランダに咲いた彩とりどりの花 甘い匂いがこの胸にあふれ出す あの人に手紙でも書こうかなぁ? 描いた夢、理想を追い続けたって 多分 ものにできるのはひとにぎりの人だけど あと少し頑張ってみようかな それでもいつか可能性が消える日が来ても 大切な人はいる 思い出がいっぱい詰まった景色だって また 破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる それでも匂いと共に記憶してる 遺伝子に刻み込まれてく この街に大切な場所がある この街に大切な人がいる |
水上バス Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 買ったばかりのペダルを 息切らせて漕いでは桟橋へと向かう 深呼吸で吸い込んだ風は 少し石油の匂いがして その大きな川に流れてた 君を待ってる 手持ち無沙汰に ぼんやりした幸せが満ちてく 向こう岸から ゆるいスピードで 近づいてくる水飛沫は君かな? 水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな透き通った景色を 僕の全部で守りたいと思った 君乗せて漕ぐペダルにカーラジオなんてないから 僕が歌ってた そのメロディーに忍ばせて いとしさの全部を 風に棚引かせて歌ってた 「この間偶然見つけたんだよ 新しいカフェ きっと気に入るよ」 君と過ごす日のことをいつでも シミュレートしてこの街で暮らしてるんだ 夕日が窓際の僕らに注ぎ 君は更に綺麗な影を身につける 君への思いが暴れだす 狂おしいほど抱きしめたいと思った 川の流れのように 愛は時に荒れ狂ってお互いの足をすくいはじめる 僕が悪いんじゃない でも君のせいじゃない 「さよなら」を選んだ君はおそらく正しい 悲しみが満ちてく 僕は待ってる 今日も待ってる 想い出の中に心を浸して 水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな穏やかな景色を巻き戻すように 川の流れに沿って ひとりペダルを漕いで |
口がすべって Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 口がすべって君を怒らせた でも間違ってないから謝りたくなかった 分かってる それが悪いとこ それが僕の悪いとこ 「ゆずれぬものが僕にもある」だなんて だれも奪いに来ないのに鍵かけて守ってる 分かってる 本当は弱いことを それを認められないことも 思い通りに動かない君という物体を なだめすかして 甘い言葉かけて 持ち上げていく もう一人の僕がその姿を見て嘆いてるんだよ 育んできたのは「優しさ」だけじゃないから。。。 争い続ける 血が流れている 民族をめぐる紛争を 新聞は報じてる 分かってる 「難しいですね」で 片付くほど簡単じゃないことも 誰もがみんな大事なものを抱きしめてる 人それぞれの価値観 幸せ 生き方がある 「他人の気持ちになって考えろ」と言われてはきたけど 想像を超えて 心は理解しがたいもの 流れ星が消える 瞬く間に消える 今度同じチャンスがきたら 自分以外の誰かのために 願い事をしよう 口がすべって君を怒らせた でもいつの間にやら また笑って暮らしてる 分かったろう 僕らは許し合う力も持って産まれてるよ ひとまず そういうことにしておこう それが人間の良いとこ |
少年 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 足音を忍ばせ 君の扉の前に立ち 中から漏れる声に耳を澄ましたら 驚かさないようにそっとノックをしなくちゃな ねぇそこにいるんだろう? もう入ってもいいかなぁ? 君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ 日焼けしたみたいに心に焼き付いて 君の姿をした跡になった ひまわりが枯れたって 熱(ほて)りがとれなくて まだ消えずにいるよ 瞼の内側で君を抱きしめると 心臓の鼓動が僕に襲い掛かってくる そいつをなだめて優しく手なずけるまで まだ時間がかかりそうなんだ できるだけリアルに君を描写したいと思う そのための時間を僕にくれないかなぁ? どんな名画よりも美しく描くから じっとしてなくてもいいんだよ 笑ってなくてもいいんだよ ただ君のまんまでこっちを向いてておくれよ 「幸せ」はいつだって 抱きしめたとたんにピントがぼやけてしまうから そうなる少し前でしっかり見続けよう なんて、できるのかなぁ? 僕の中の少年は無防備な笑顔で 自転車を飛ばして君に会いたいと急ぐ 甘えもわがままも すべてをさらけ出してくれていいよ 僕がちゃんと受け止めるよ 君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ 日焼けしたみたいに心に焼き付いた 君の姿をした跡になった 蝉が死んでいったって 熱りがとれなくて まだ消えずにいるよ 僕の中の少年は汗まみれになって 自転車を飛ばして君に会いたいと急ぐ 迷いも悲しみも すべてをぶちまけてくれたっていいよ 僕が全部受け止めるよ |
声 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 言葉はなかった メロディーすらなかった リズムなんてどうでもよかった 喉まで上がった もやもやがあった 大声で叫びそうになった この街にあふれてる スピーカーから流れてる でも君にぴったりの歌を僕は探している 昔は嫌いだった なんか照れくさかった でも誰かに好かれたかった ファルセット出なかった ハモるの下手だった だけど三度下を歌いたがった 時には悲しんだり 時には喜んだり 君が鳴らす音楽にそっと寄り添っていたい 言葉はなかった メロディーすらなかった リズムなんてどうでもよかった 胸にしまってあった もやもやがあった たまらなく君に逢いたかった 別に巧くなくていい 声が枯れてたっていい 受け止めてくれる誰かがその声を待っている |
エソラ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 二足歩行してる空っぽの生きもの 無意識にリズムを刻んでいる フルボリュームのL-Rに 萎んでた夢が膨らんでく 君が話してたの あそこのフレーズだろう? まるで僕らのための歌のようだ 君はどんな顔して聞いてたの? 甘く切なく胸を焦がす響き メロディーラインが放ったカラフルな魔法のフレーズ 輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる 明日へ羽ばたく為に 過去から這い出す為に Oh Rock me baby tonight ほらもっとボリュームを上げるんだ 天気予報によれば 夕方からの 降水確率は上がっている でも雨に濡れぬ場所を探すより 星空を信じ出かけよう 雨に降られたら 乾いてた街が 滲んできれいな光を放つ 心さえ乾いてなければ どんな景色も宝石に変わる やがて音楽は鳴りやむと分かっていて それでも僕らは今日を踊り続けてる 忘れない為に 記憶から消す為に Oh Rock me baby tonight また新しいステップを踏むんだ メロディーラインが描いたカラフルな希望のフレーム 輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる めぐり逢う度に サヨナラ告げる度に Oh Rock me baby tonight さぁ踊ろうよ ボリュームをもっと上げるんだ |
終末のコンフィデンスソング Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 評論家の指摘なんか気になんないくらい インパクトこそないけど良い映画だったなぁ ちょっぴり泣いてたろう? 気が付いてたんだよ 僕にしたって そうよ 街中にゴシップが散撒かれてる 面白がって誰もがそれに火をつける 自分より劣ってる マヌケをあぶりだし ホッと胸撫で下ろしてる イライラした空気が僕の履くズボンの裾を踏んでる 立ち止まることで その先にある危険から逃れる手段もあるだろうが Oh No! 焔 蒼白き瞳の焔で その薄暗い足元を照らし出せ 道は続いてる すごく欲しかった物から そうでもないモンまで クリック ドラッグ R&R 何だって手に入る さぁ 油断して渡ろう 慢心して進もう 文明の恩恵の上を たまに不吉な夢見るんだよ 走っているのに進まない ひょっとしたら実際に起きてることを夢の中で知らせるメタファーかも Oh No! 想像してたよりも速いスピード この迫り来る敵に立ち向かう 準備はできたかい? ドンキホーテみたいに さぁ フワフワした気分で地に足が着かない いつまでしがみついていれるかな? この地球の上 Nowhere !? イライラした空気が君の履くヒールの踵を蹴りつける 引き返すことで その先にある危険から逃れる手段もあるだろうが Oh No! 焔 蒼白き瞳の焔で その危なっかしい足元を照らし出せ 道は続いてる そう続いてくんだ 批判家の指摘も間違っちゃいないけど 今僕らの目の前で起こってることを 楽観も悲観もなく ちゃんと捕まえたら 足元に落とした視線を 上にあげ 胸を張れ! |
風と星とメビウスの輪 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 抱かれて 磨かれて 輝くことで また抱かれて 君と僕が そんなメビウスの輪の上を歩けたなら 時流(とき)の早さ 命の重さ 確かめるように ほら一歩ずつ 疲れたら 青空に心を泳がせて 風の唄でも聴こうか 聴こうよ 時流の早さ 命の重さ 確かめるように 人の弱さ 心の脆さ かばいあうように また一歩ずつ 暗闇に迷うなら 心に光ってる星を頼りに進もうか 愛されて 優しくなれて その優しさ故に愛されて 君と僕が そんなメビウスの輪の上を笑いながら 寄り添って歩けたなら |
Forever Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ひんやりとした空気が今 この胸を通り過ぎた どんより僕はソファーの上 アザラシと化してグダグダ 自暴自棄になるほど 分別をなくしちゃいないけど Forever そんな甘いフレーズに少し酔ってたんだよ もういいや もういいや 付け足しても 取り消すと言っても もう受付けないんなら なんだか僕ら似通ってんだ ちょっぴりそんな気がした 本当はお互い頑張ってた 近づきたくて真似た きっと嘘なんてない だけど正直でもないんだろう ともすれば ともすれば 人は自分をどうにだって変えていけんだよ そういえば そういえば 「君の好きな僕」を演じるのは もう演技じゃないから どうすれば どうすれば 君のいない景色を当たり前と思えんだろう Forever そんな甘いフレーズをまだ信じていたいんだよ そう言えば 今思えば 僕らの周りにいくつもの愛がいつもあったよ Forever |
Prelude Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | Hey you 日が暮れる 今日はどんな一日だった? 全部が思い通りにいくはずないって 知ってて聞いてんだ 明日はどこに行こう? ねぇmy friend. where do we go? 七色の光を放ってた夢が しぼんじゃったとしても顔を上げな 前奏曲(プレリュード)が聞こえてくる さぁ 耳を澄ませてごらん 停留場で僕は待ってる 君も一緒に乗らないか? 胸の高鳴りにその身をゆだねよう 燻りをわだかまりを捨てに行こう 深く考えないことが切符代わりだ 首を縦に振る ただそれだけで昨日が過ぎてしまった そんな自分を嫌にならない為の言い訳を 自分に繰り返しやり過ごしているのなら 夢幻(まぼろし)を振りまいて 今その列車は走り出す 汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ 悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ 要らないぜ 荷物なんて 何も持たないで飛び乗れ! Hey you その昔は英雄になれると勘違いしてた テーブルでスタンバってたって何も運ばれちゃこないのに そこで何してるの? ねぇmy friend. what' s going on? 探し物は見つかったの? それともニセモノをつかまされて泣き寝入りかい? 信じていれば夢は叶うだなんて口が裂けても言えない だけど信じてなければ成し得ないことが きっと何処かで僕らの訪れを待っている 悲しみを追い越して なおもその列車は走ってく 暗闇を切り裂いて 風をおこして 目指してたその向こうへ 良識やモラルなんて 今はとりあえず棚の上へ 要らないぜ 客観視なんて 息絶えるまで止まらないで! 長いこと続いてた自分探しの旅も この辺で終わりにしようか 明日こそ 誰かに必要とされる 自分を見つけたい Hey you 日が暮れる 明日はどんな一日にしようか? 前奏曲が聞こえてる さぁ 耳を澄ませてごらん 憧れを連れ回して 今日もその列車は走ってる 汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ 悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ 要らないぜ 荷物なんて 何も手にしないで飛び回れ! |
ハル Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | UFOに似た星 物憂げな夜を流れていった またひとつ またひとつ しばらく時間が止まった カーテンが揺れてる 背負い込んだものが少し宙に浮かんだ 誰のために生きているのかなんて考える気もしなくなる 思い惑う胸をくすぐるように風が流れていく 信号機は誰もいない道にも合図をくれる 愛想などない でも律儀で 誰かに似てる気がした 春の風に 世界は素晴らしいなって少し思えた それを知らせるサインだったんじゃないかって考えたりもしてる 行き詰ってた日々に束の間のご褒美をくれる 遠い街まで見渡せそうな場所に登ったら イメージの翼でこの空を 大空を飛んでく 帰っていく星 明け方の空に姿隠した 少しずつ 少しずつ 夢が覚めていくみたいに 春の風に 世界は素晴らしいなって少し思えた 旅路の果てに何があるのかなんて もうどうなったっていい 優しく頬を撫でるように風が流れていく 緩やかに解かれていく |
蒼 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 自分では精一杯してるつもり でも動かないものばかりで 揺らめく陽炎に憧れ 目で追う 触れないと知っていても その人なりが果たすべき使命に ただひたむきであれと諭すのに 静かに 静かに 夢はささくれ 届かぬ 祈りに 胸が暴れる ただただ自分の身の丈を知らされ わずかばかりの譲れぬ誇りに ただ正直であれと願うのに 静かに 密かに 嘘を重ね 淀んだ 時流れに 自由を奪われ ただただ自分の身の丈を知らされ それでも心は手を伸ばし続ける |
ロザリータ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | あまりリアル過ぎぬように いつの日か笑えるように 君の名は伏せるよ 匿名を使って 積み重ね合う嘘 つじつま合わせでもう 抱えきれなくなった荷物降ろした気分はどう? OH 曇った日の海のようにどんより 重く湿って気怠い 君のキスが胸を離れない ロザリータ 僕のロザリータ さよならなんて言わないで 恋多き女 ロザリータ 僕のロザリータ この部屋の鏡に映る退屈な男 君の部屋の鏡ならマシに見えたのに もう全てのデータを捨てたはずなのに どこかで君からの言葉を期待して過ごしている ロザリータ 僕のロザリータ また会いたいって囁いて 愛しているよ ロザリータ 僕のロザリータ 甘い言葉 完璧な微笑み そばかす 唇 下品に濡れる果実 OH 曇った日の海のようにどんより 暖かくて凍えそうな 君の肉体(からだ) 胸を離れない ロザリータ 僕のロザリータ さよならなんて言わないで 恋多き女 ロザリータ 僕のロザリータ また会いたいって囁いて 愛しているよ ロザリータ 僕のロザリータ あまりリアル過ぎぬように いつの日か笑えるように 君の名は伏せるよ 匿名を使って 君を歌う ロザリータ |
ロックンロールは生きている Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | レボリューション さぁ次の世界へ いまナチュラルハイで闇を蹴っ飛ばせ ジェネレーションなんてのは関係ないぜ ほら裸になって お前だけのステップ イマジネーションも膨らまないくらいに あまりに日常は窮屈すぎて よだれたらして甘い飴の前で おあずけをくらったまま放置されて サディスティックなプレイだとしたって もう悦楽(たの)しめないくらいにただ鞭打たれて ライラライラ。。。 でも ロックンロールは生きている 君のそばに 自由と希望を意味している OH Oh oh 削り取られて 切り捨てられて 安売りされたあげく価値落として 首を傾げて 異議を唱えてもこれが現実と押さえ込まれた 天国と地獄しかない時代で 地団駄踏んで縮かんだ手をねじ込んだ ポケットの中握りこぶし 今日も痛み隠し 慌てないで ほら1、2の3の きっかけで飛ぶんだ清水の舞台 氏名住所血液型なんて 皆忘れていいんだ 君をすっとばせ ロックンロールは生きている 君の中に 未知なる可能性を探っている OH Oh oh ライラライラ。。。 ロックンロールは生きている 君のそばに ぶち壊しちまえよと叫んでいる OH Oh oh レボリューション さぁ次の世界へ いまナチュラルハイで闇を蹴っ飛ばせ イミテーションに惑わされないで その目を見開いて さぁ手を伸ばせ レボリューション レボリューション レボリューション 闇を蹴っ飛ばせ エボリューション エボリューション エボリューション 君をすっとばせ ライラライラ。。。 |
365日 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 聞こえてくる 流れてくる 君を巡る 抑えようのない想いがここにあんだ 耳を塞いでも鳴り響いてる 君が好き 分かっている 馬鹿げている でもどうしようもない 目覚めた瞬間から また夢の中 もうずっと君の夢を見てんだ 同じ気持ちでいてくれたらいいな 針の穴に通すような願いを繋いで 365日の 言葉を持たぬラブレター とりとめなく ただ君を書き連ねる 明かりを灯し続けよう 心の中のキャンドルに フーっと風が吹いても消えたりしないように 例えば「自由」 例えば「夢」 盾にしてたどんなフレーズも 効力(ちから)を無くしたんだ 君が放つ稲光に魅せられて 「ひとりきりの方が気楽でいいや」 そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ 砂漠の街に住んでても 君がそこにいさえすれば きっと渇きなど忘れて暮らせる そんなこと考えてたら 遠い空の綿菓子が ふわっと僕らの街に 剥がれて落ちた 君に触れたい 心にキスしたい 昨日よりも深い場所で君と出逢いたい 365日の 心に綴るラブレター 情熱に身を委ねて書き連ねる 明かりを守り続けよう 君の心のキャンドルに フーっと風が吹いても消えぬように 365日の 君に捧げる愛の詩 聞こえてくる 流れてくる 君を巡る 想いのすべてよ どうか君に届け |
I'm talking about Lovin' Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 有効期限(リミット)までまだ間に合うぜ僕が手にしたone-way ticket 胸に秘めた不満も 不安も さて置いてRide! Ride! Ride! 何が起こるのか知らせないのが天使のエチケット 君にしたって本能に翻弄されるのも悪くないんじゃない!? Oh... I'm talking about Lovin' 君がいれば僕の周りの雑草も薔薇色の世界 吹雪きの日も暖房とレインコート 使わないで暖をとっていたい なんとかロスタイムまで持ち込んで1対1のPK 力まないで何度もファインゴール 振りぬいてど真ん中を狙え! Oh... I'm talking about Lovin' 君は運命の人って思ったりして 思い違いかなって迷ったりして 大きなシーソーの上で右往左往する Friendじゃ辛いけどThe ENDになるくらいなら 慌てなくていいや。。。 また明日 また明日 Oh... I'm talking about Lovin' 君は運命の人って思ったりして 間違いないよって念を押したりして 大きなスクランブルで立ち往生する もし縁遠くなったって未練たらしくしちゃいそうで なんだか怖いから。。。 また明日 また明日 有効期限までそう時間もないぜ僕の大事なone-way ticket 伝えたいのはONE WORD ONE WORD... Oh... I like you. I love you. |
HOWL Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ブラインドを開けるのも面倒な位にここのところ無気力だ おぼろげに目を開くと薄暗い未来が見えるよ 真昼間、冷蔵庫を開きアルコールを胃袋へ 痺れがきそうな孤独がやがて麻痺するまで 週末は街に喧騒が 少しだけ解き放たれて みんな束の間の自由をエンジョイしてるみたい そうしたい [OH FREEDOM] そんな響きが似合うNEW LIFE が欲しいと願い 憂うばかりのマイウェイ 混沌と迷いが渦を巻く 繰り返し叩き続ける扉 開くまでどのくらい? あとどのくらい? プライドと格闘した日々なんて今では縁遠いが 年2、3回制御不能の怒りに震えるよ 日曜、何の用意もなくただバイクを走らすよ 頭に浮かぶ良し悪しごとを風が振り払うまで 輝いて見えたモノはガラス玉だったとある日 気付いたとしたって宝物には変わりない 違いない みんな「フリ」して 分かってて気付かぬ「フリ」して暮らしてんじゃないの!? 夢見なくちゃつまんねぇ 淡々と死んでいきたくはない 振り返りながらも目指す未来 少し痛いとしてもダイブ! そしてバタフライ [OH FREEDOM] その響きに見合うNEW LIFEが欲しいと願い 今日も憂うマイウェイ 燦燦と陽が射すわけじゃない 振り出しにいつ引き返してもイイやって覚悟でいたい 夢がなくちゃつまんねぇ 悶々と今日を燻ってたい 繰り返し叩き続ける扉 開くまでどのくらい? あとどのくらい? |
擬態 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ビハインドから始まった 今日も同じスコアに終わった ディスカウントして山のように 積まれてく夢の遺灰だ あたかもすぐ打ち解けそうに親しげな笑顔を見せて 幽霊船の彼方に明日が霞んでく アスファルトを飛び跳ねる トビウオに擬態して 血を流し それでも遠く伸びて 必然を 偶然を すべて自分のもんにできたなら 現在を越えて行けるのに。。。 相棒は真逆のセンスと真逆の趣味を持って アリキタリなことを嫌った なんかそれがうらやましかった ムキになって洗った手に こびりついてる真っ赤な血 いつか殺めた自分にうなされ目覚める “効きます”と謳われたあらゆるサプリメントは 胃の中で泡(あぶく)になって消えた デマカセを 真実を すべて自分のもんにできたなら もっと綺麗でいれるのに。。。 富を得た者はそうでない者より 満たされてるって思ってるの!? 障害を持つ者はそうでない者より 不自由だって誰が決めんの!? 目じゃないとこ 耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ 見落としてしまう 何かに擬態したものばかり 今にも手を差し出しそうに優しげな笑顔を見せて 水平線の彼方に希望は浮かんでる アスファルトを飛び跳ねる トビウオに擬態して 血を流し それでも遠く伸びて 出鱈目を 誠実を すべて自分のもんにできたなら もっと強くなれるのに。。。 現在を越えて行けるのに。。。 |
I Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | もう いいでしょう!? これで終わりにしよう ねぇ どうでしょう!? 君だってそう思うでしょ!? 散々 好き勝手生きてきて まだ何を欲しがってるんだい? 天国(ヘブン)かい? こんな風に日々は続いてくのでしょう 処方された薬にすがりつく「I」 「誰も悪くないの」とか言い出すんでしょ!? 自分を責めるふりして許しを請え Ah イメージは ドロップアウトした世界 さぁ どうでしょう!? 誰も見ないワンマンショー 泣いて傷ついたふりして 気を引いてみようかなぁ Ah そんな風に自分を甘やかすのでしょう 支持してくれるスポンサーに媚を売る「I」 挙句には「死にたい」とか言い出すんでしょう !? 思いどおりいかないときの一発芸 どう? 散々 周りを振り回して 結局 何をしたいんだか自分にもさっぱり分からないんだ こんな風に日々は続いてくのでしょう 奪いも捨てもせず 命を燃やそうか 自分が一番可愛い? ほら当たってるでしょう!? でもそれを責めたり 誰ができるの? |
pieces Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ずっと笑って過ごしてたいのに 真っ直ぐな想いを抱きしめたいのに だけど口を突いて出るのは 「もう こんなはずじゃなかったな...」 強く早く駆け抜けるほど 向かい風もきつくなるんだな 右へ左へ煽られてバランスを崩しながら 僕等 ここにいる 軌道を逸れて 放り出された夢が 夢が萎んでく どこかに不時着しようか って頭をかすめる 粉々になったら 匂いに紛れて 君の元へ飛んでくから そのときは思い切り 吸い込んでよ 僕等はひとつ でも ひとつひとつ きっとすべてを分かち合えはしない 互いが流す涙に気付かずにすれ違って 今日も ここにいる 失くしたピースは見つからないけど それでもパズルを続けよう 全部埋まらないのは わかってる それでいい その空白はね これから僕等が夢を描くための余白 いつか描いたやつより 本物にしよう 失くしたピースで空いてるスペースは 何かの模様にも思える まるで僕等が残した足跡みたいだな そのふぞろいの一歩が 今日まで僕等が共に夢を追った軌跡 また 次の一歩を踏み出してみよう 軌道を逸れて 放り出された夢が 夢が萎んでく このまま消えそうだなんて 頭をかすめる でも 消えてなくなっても なくなりはしないだろう 君と共に生きた奇跡 さぁ 次の余白に続きを描こう いつか描いたやつより 本物にしよう |
End of the day Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 目指したものが 自分とはあまりにかけ離れてて どうせあそこには 届くはずがないんだって吠える 「なんとかなるさ」「ケ・セラ・セラ」 「It's gonna be alright」 そんなフレーズさえも とんだ戯言に思える End of the day 昨日と変わらぬ1日が End of the day また過ぎる いつか いつの日か そう言ってやり過ごして 気が付きゃロスタイム で、慌てるから乞食は貰い損ねる 甘えて過ごした 子供の頃と根底は同じ 今日も一からの いやマイナスからのスタートを切る End of the day 少しも前に進んでない End of the day また同じミス Oh No! Oh Yes! あと一歩のとこまで きっと来てる そうやって言い聞かせて もっと もっと 輝ける日は来る きっと来る もう少し そう信じて 競争しながら 人は切磋琢磨していくんですか? その理想論が また人の上に人をつくる なんてデカイ話にすり替えて 何かを否定しなくちゃ もう可哀想なくらいに 自分がちっちゃく思える End of the day どのくらいの価値があるんだろう? End of the day 今の自分に Oh No! Oh Yes! 本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ もっと もっと 羽ばたける日は来る きっと来る あと少しそう信じて Oh No! Oh Yes! あと一歩のとこまで きっと来てる そうやって言い聞かせて もっと もっと 輝ける日は来る きっと来る もう少し そう信じて Oh No! Oh Yes! 本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ もっと もっと 羽ばたける日は来る きっと来る とりあえずそう信じて あと少し そう信じて 無くしたものと手にしたものを秤にかければ きっと圧倒的に前者に傾くと知ってる でも明日は来るさ 寒い夜にだって終わりは来るさ 太陽は昇り どんな人の上にもまた新しい 暖かな光 |
祈り ~涙の軌道 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 悴(かじか)んだ君の手を握り締めると 「このまま時間が止まれば...」って思う 覗き込むような目が嘘を探してる 馬鹿だな 何も出てきやしないと笑って答える 遠い未来を夢見たり 憂いたり 今日も頭の中で行ったり来たり 触らないで なるだけ手を加えぬように 心の軌道を見届けたい さようなら さようなら さようなら 夢に泥を塗りつける自分の醜さに 無防備な夢想家だって 誰かが揶揄しても 揺るがぬ想いを 願いを 持ち続けたい 見慣れた場所が違う顔して見えるのも 本当は僕の目線が変わってきたから 「純粋」や「素直」って言葉に 悪意を感じてしまうのは きっと僕に もう邪気があるんだね 忘れようとして でも思い起こしたり いくつになっても皆 似たり寄ったり 失くしたくないものが ひとつまたひとつ 心の軌道に色を添えて 迷ったら その胸の河口から 聞こえてくる流れに耳を澄ませばいい ざわめいた きらめいた 透き通る流れに 笹舟のような 祈りを 浮かべればいい 君が泣いて笑って その度心を揺らす もっと強くありたいって想いで 胸は震えている 忘れないで 君に宿った光 いつまでも消えぬように 見守りたい さようなら さようなら さようなら 憧れを踏みつける自分の弱さに 悲しみが 寂しさが 時々こぼれても 涙の軌道は綺麗な川に変わる そこに 笹舟のような 祈りを 浮かべればいい |
かぞえうた Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | かぞえうた さぁ なにをかぞえよう なにもない くらいやみから ひとつふたつ もうひとつと かぞえて こころがさがしあてたのは あなたのうた たとえるなら ねぇ なんにたとえよう こえもないかなしみなら ひとつふたつ もうひとつと わすれて また ふりだしからはじめる きぼうのうた わらえるかい きっと わらえるよ べつにむりなんかしなくても ひとりふたり もうひとりと つられて いつか いっしょにうたいたいな えがおのうた 僕らは思っていた以上に 脆くて 小さくて 弱い でも風に揺れる稲穂のように 柔らかく たくましく 強い そう信じて かぞえうた さぁ なにをかぞえよう こごえそうな くらいうみから ひとつふたつ もうひとつと かぞえて あなたがさがしあてたのは きぼうのうた ひとつふたつ もうひとつと ゆれてる ともしびににた きえない きぼうのうた |
Happy Song Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 少しだけ仕事をほっぽって もうどっか遠くに行こう 軽井沢 ハワイ いや エベレスト 世界中をひとしきり空想 Wow... Oh Wow 自分にエールを! Wow... Oh Wow 悩んでたって始まりゃしねえぞ 目紛るしく変わっていく世界に ちょっと足がすくんでしまいそうな近頃 まるで 前へ倣(なら)えの 右へ倣(なら)えの 優等生モード でも I believe 相も変わらずに いつだってこの胸に流れる 悲しいほどにハイテンションな Happy Songを歌おうよ 通りすがりの人が 憐憫(れんびん)の表情を浮かべるも 両手に掴んだポップコーンを頬張って 明日へ駆けて行こう Wow... Oh Wow 君にエールを! Wow... Oh Wow 立ち止まってないで先に進もう もう のんびりと生きていきたいなんて ちょっと口にしてみたりする近頃 まるで 吠えない犬 羽のない鳥 ちゃんと放送コード でも I believe ずっと忘られずに 今日だってこの胸に流れる 寂しい昨日と手を繋いで Happy Songを歌おうよ どういう未来が待っていようとも 向こうの景色を僕は見に行かなくちゃ きっとウンザリしたり凹んだり 新たな敵が道を塞いでても さぁ! 目紛るしく変わっていく世界に ちょっと足がすくんでしまいそうな近頃 まるで 前へ倣えの 右へ倣えの 優等生モード でも I believe 相も変わらずに いつだってこの胸に流れる 悲しいほどに脳天気な Happy Songを歌おうよ 寂しい昨日と手を繋いで Happy Songを歌おうよ |
過去と未来と交信する男 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | わかっています 皆が私を見る懐疑的な目 『虚言癖のある怪しい奴』とのレッテル お金など頂きません でも私を信じれることが 唯一必要になる条件 差し出すその手を握りしめたら ゆっくり目を瞑って深く息を吸う 悲しい過去が見えます 傷付き疲れたあなたが 暗い道の上で立ち止まってる でも心配はいらない 私にはわかります それ以上を聞きたいなら また来週 すべてを知らない方が きっとあなたの為 「それでも...」って覚悟ならば話そう 大きな何かに守られています お気付きですか? あなたは幸運な御人 とても愛してくれた その人に心当たりがあるんではないですか? 思い出せる? そして今もあなたを優しく導いてる 耳を澄ませばあなたにも聞こえるはずです 今日の依頼人は誰? どんな迷いを抱えた人? 半年先まで予約はいっぱいだ 見たくも 知りたくも なくたって見える そして今日も 目を瞑って深く息を吸う 安らいだ未来が見えます 暖かなひだまりの中にあるベンチにあなたは座っている だから心配はいらない 慌てずに行きなさい あなたが今歩くこの道を とても愛してくれる誰かがあなたを待っている それが今の私に言えるすべて わかっています 皆が私を見る懐疑的な目 そう私こそ過去と未来が見える この運命を少し呪う男 |
インマイタウン Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 年末に目眩がして 立ち止まる人波 フワフワした足取りで踏む水溜まり Do you know my mind? Do you know my mind? 彷徨える my life ぶつかっても謝んない この町のしきたり 比較的 平常心でやり過ごせてる このまま このまま 流されて my town 処が変われば 己も変われる 戯けた姿も生きる道 瞳を閉じれば 自由は広がる 虹の橋 渡ろう 友人は嫌気がしたとtwitterに書き込み フロリダを旅してみたいと言う Do you know my mind? Do you know my mind? 流されて my town リズムに合わせて どこでも踊れる ほどけた靴ひもでも踊る 両耳塞げば 未来は広がる 大きな夢 描こう 子供らは 有り余った無邪気さで雄叫び グラウンドへと飛び出していく さよなら さよなら また会う日まで このまま このまま 今年も終わるよ Do you know my mind? Do you know my mind? 流されて 彷徨う in my town |
イミテーションの木 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 導火線の火が シュって音を立てて砂浜を這う その細く強い光 一瞬、静寂がふっと夜を包んで 浮かび上がる あの娘の横顔 風に乗って響いてく音 火薬の匂い 打ち上げられた花火に夢を重ね見上げていた 深く沈めた記憶 向こう岸に捨てた憧れ 青臭い恋のうた 時間は残酷 もう魔法は解けてしまった 過去ばかりが綺麗に見える 現在(いま)がまた散らかっていく リニューアルしたビルの中 イミテーションの木が茂る その永遠の緑をボーっと見ていた 世界中に起こってる悲劇と比べたら 僕の抱えたモヤモヤなど 戯言だってよく知っている イミテーションの木の下を 少年が飛び跳ねている それを見た誰かの顔がほころぶ 情熱も夢も持たない張りぼての命だとしても こんなふうに誰かをそっと癒せるなら 導火線が今 シュって音を立てて胸に点る この確かな強い光 無機質なそのビルの中 イミテーションの木は茂る なにかの役割を持ってそこにある イミテーションの イミテーションの 張りぼての命でも人を癒せるなら 本物じゃなくても君を癒せるなら |
常套句 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 君が思うよりも 僕は不安で寂しくて 今日も明日も ただ精一杯 この想いにしがみ付く 君に会いたい 君に会いたい 何していますか 気分はどう 君に会いたい 君に会いたい 愛しています 君はどう 「君が思うよりも 君はもっと美しくて...」 そう言うと決まって 少し膨れるけど からかってなどいないよ 君に会いたい 君に会いたい 何していたって 君を想う 君に会いたい 君に会いたい 愛しています 今日も 嬉しさと 悲しみの間を揺れている 狂おしいほど 君に会いたい 君に会いたい 何していますか 気分はどう 君に会いたい 君に会いたい 愛しています 君はどう 君に会いたい 君に会いたい 愛しています |
Marshmallow day Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | レーシングカーのエンジンみたいな 唸りを 高鳴りを 胸が上げ 中心に向かって突き上げるよ You're beautiful It's marshmallow day まるで3D映画 ハリウッドから飛び出したようなSmile 次第に惹き込まれて 自分を見失うよ チューインガムの味のように 消えてなくなったりしないでよ 甘い想いが膨らみだしてる 注意深く そして狂おしく 君の感触を噛み締めよう everything is a taste of you もっと他にすべきことがあると 分かってても手に付かない 高台の鐘が鳴り響くように You're beautiful こだましてる 何ひとつの不自由もなく 最近過ごしてたのに 今や君のいない世界を 想像して怯えるよ 睡眠不足が続く日でも 君に逢えるのなら飛んでく その瞬間を待ち焦がれてる チューニングを君に合わせて 同じ歌を口ずさもう everyday I sing for you 柔らかな体温に触れる時 心は天空を飛んでる Ah このまま死んでしまえるなら それが良い 君の吐息 甘い雰囲気に埋もれて チューインガムの味のように 消えてなくなったりしないでよ 甘い想いはまだ膨らんでる 注意深く そして優しく 君の感触を噛み締めよう everything is a taste of you チューニングは君に合わすよ 幸せな歌を歌ってこう everyday, I sing for … everything is a taste of … everyday, marshmallow day |
hypnosis Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 揺れ動く想いが風に吹かれて 群青色の夕闇に溶け 迷いを消してくれるなら すべてが思い通りにならぬことくらいは 知っているつもり でもすんなり 受け入れられもしないから 不安に追いつかれないよう 願いを今、遠くへ遠くへと 今日も見果てぬ夢が 僕をまた弄んで 暗いトンネルの向こうに光をチラつかす 叶うならこのまま 夢のまんま もう現実から見捨てられても 構わないさ 自分に潜んでた狂気が首をもたげて 牙を剥き出し 遠吠えをあげる もう手懐けられはしないだろう 国道に弓張り月 消えそうな細く尊い煌き オブラートに包んで 何度も飲み込んだ悔しさが 今歯軋りをしながら僕を突き動かす 新しい何かに出会えるかな 今終わらぬ夢のその先に 僕は手を伸ばす 今日も見果てぬ夢が 僕をまた弄んで 深い深海に沈んだ希望をチラつかす 叶うならこのまま 夢のまんま もう現実に引き返せなくたっていい いつか新しい自分にまた出会えるまで そうさ終わらぬ夢のその先に 僕は手を伸ばす |
忙しい僕ら Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Mr.Children | 泣いて 泣き止んで また泣いて 笑って 忙しい僕らは日々をまた刻んでく 決めて でも迷って うやむやにして また明日 だらしない僕だが 尚も希望は捨てない 高く舞い上がったボールも 必ず地上に落ちるように それが良いことであっても また その逆でも 同じ場所に とどまってはいられないから あんなに魅力的に見えたのに 今は もうどうだってよくなってる それが悪いことであっても また その逆でも 次の場所に 進まずには生きれない 泣いて 泣き止んで また泣いて 笑って 忙しい僕らは日々をまた刻んでく 忙しい僕らは 今日も また |
himawari Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Mr.Children | 優しさの死に化粧で 笑ってるように見せてる 君の覚悟が分かりすぎるから 僕はそっと手を振るだけ 「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない 「全部嘘だよ」そう言って笑う君を まだ期待してるから いつも 透き通るほど真っ直ぐに 明日へ漕ぎだす君がいる 眩しくて 綺麗で 苦しくなる 暗がりで咲いてるひまわり 嵐が去ったあとの陽だまり そんな君に僕は恋してた 想い出の角砂糖を 涙が溶かしちゃわぬように 僕の命と共に尽きるように ちょっとずつ舐めて生きるから だけど 何故だろう 怖いもの見たさで 愛に彷徨う僕もいる 君のいない世界って どんな色をしてたろう? 違う誰かの肌触り 格好つけたり はにかんだり そんな僕が果たしているんだろうか? 諦めること 妥協すること 誰かにあわせて生きること 考えてる風でいて 実はそんなに深く考えていやしないこと 思いを飲み込む美学と 自分を言いくるめて 実際は面倒臭いことから逃げるようにして 邪(よこしま)にただ生きている だから 透き通るほど真っ直ぐに 明日へ漕ぎだす君をみて 眩しくて 綺麗で 苦しくなる 暗がりで咲いてるひまわり 嵐が去ったあとの陽だまり そんな君に僕は恋してた そんな君を僕は ずっと |
Sign柴咲コウ | 柴咲コウ | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Makoto Minagawa | 届いてくれるといいな 君の分かんないところで 僕も今奏でてるよ 育たないで 萎れてた新芽みたいな音符(おもい)を 二つ重ねて鳴らすハーモニー 「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返して僕ら 人恋しさを積み木みたいに乗せてゆく ありふれた時間が愛しく思えたら それは“愛の仕業”と 小さく笑った 君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン もう 何ひとつ見落とさない そんなことを考えている たまに無頓着な言葉で汚し合って 互いの未熟さに嫌気がさす でもいつかは裸になり甘い体温に触れて 優しさを見せつけ合う 似てるけどどこか違う だけど同じ匂い 身体でも心でもなく愛している 僅かだって明かりが心に灯るなら 大切にしなきゃ と僕らは誓った めぐり逢った すべてのものから送られるサイン もう 何ひとつ見逃さない そうやって暮らしてゆこう 緑道の木漏れ日が君に当たって揺れる 時間の美しさと残酷さを知る 残された時間が僕らにはあるから 大切にしなきゃ と小さく笑った 君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン もう 何ひとつ見落とさない そうやって暮らしてゆこう そんなことを考えている |