次松大助作曲の歌詞一覧リスト  9曲中 1-9曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
これくらいの次松大助次松大助次松大助次松大助「またしても春の手口、朝を拐(かどわ)かすわ」 そう言って君が起きた 午後の光  あー幸せのかたちをそっと、これくらいの箱に詰めてゆきます  「世は春の日とかはりけり」菜の花茹でて 長い髪で手を拭いた 春のしずく  あー幸せのかたちをそっと、これくらいの箱に詰めて行きましょう 二輪にまたがって  丘の上のほう ボロい四阿(あずまや)にね、 腰を掛けて取り出します これくらいの幸せをパンにはさんで、 えぇ二人でそっといただきましょう  用水路には雪解け、透明の速度で  「あぁハモろうとしてみても つられてしまう」 歩道橋のサビと青空、君が見上げて言う  変わっていくものと、そうじゃないもの 手に負えないほど、ときに儚げなもののために  丘の上のほう ボロい四阿にね、 腰を掛けてお話します 力に任せても 守りたいものを ぼくと君のこれくらいを  春も夏も秋も冬もあとどれくらい、 そんな約束なんて出来はしないのだから もしも終わりまで綺麗なだけじゃなくても それでもこれくらい、たったこれくらいの  二日酔いで見つめ合ったり うたた寝に毛布をかけたり  同じ跡形を心に残すのでしょう 同じ涙もたくさん流すでしょう 触れるだけで優しくなれるような そんな跡形(もの)と二人で暮らしましょう
喜劇“鴉片”次松大助次松大助次松大助次松大助あれは あわれのこよ ごがつのそらに つばをはいて なのしった はなをちぎってゆく あれは めかけのこよ ごがつの そのくびが しろくひかる くらり、と うまをたぶらかした  あぁだれがために まくはあがろうか みるものなどもう だれもいなくなった きげき おぉ おともなく まくはあがろうか きかざって あおいでも ただ やみがゆれるだけ  あれは からすのこよ ごがつのそらに つばをはいて ただとてもうつくしいこだった  しゅくさいには いちがたってた とてもたのしみにしてた どうけの たわぶれが おかしかった  あぁだれがために まくをとじようか はなにうもれたままで どんなゆめをみましょう おぉはなびが そらにあがった かげはわらいころげて、ともだちになりたかった  くらり、なにかゆらぐ うごめく、のどがなにかを さけぶ あぁせかいは わらいにつつまれる  あれはただの ろうば みせものにされた けもののこよ あぁとても うつくしかったこよ あれはただの しょうじょ ごがつのそらにつばをはいて あぁとても おふろのきらいなこよ  あぁだれがための つきをさがそうか みるものなどもう だれもいなくなった きげき あぁだれがための なをつけようか かたるものもなくなって そよそよとありましょうか  あれは あわれのこよ ごがつのそらを へいげいしては なもしらぬ はなをちぎってゆく  あれはとおく らいめい、このこの この なをもたぬ きげきを うぶごえが じゅにくしてしまった おと くらり、なにかゆらぐ うごめく、のどがなにかを さけぶ あぁせかいは わらいにつつまれる
花束を次松大助次松大助次松大助次松大助鐘は鳴った 天(あめ)と地(つち)の袋を握った少女たちは なにを祝うの、なにを祝ったの 年の老いた尼僧が泣いた ぼくは花束を持たせたかった なにを棄てるの、なにを抱いたの  ドアがひらく、無数の音で 何も聞こえなくって どう歌うの  祈れ、祈れ、祈れ、祈れ、祈れ、祈れ 世界を、こころを、 そこにあるべき花束を、祈れ  春を鬻(ひさ)ぐ少女が嗤う ぼくはお人形を持たせたかった  だまれ、だまれ、だまれ、だまれ、だまれ、だまれ 嫌悪して依存した ままならない世界を、祈れ  “維尼熊(ウェイニーション)は氷の上に投げられた 口伊口育(イーユゥオ)のほうがずっとずっと、ずっとステキだったのに 遥か未来 ままならない おうどんを啜って 維尼熊が投げられるのをぼくは見ていた”  眠れ、眠れ、眠れ、眠れ、眠れ、眠れ 世界も、こころも、 そこにあるべき花束も、 眠れ
枇杷に捧ぐ次松大助次松大助次松大助次松大助うなだれた形になった 影は濃くて 夏に吐きだされた  そのままの青さで たった産声みたいに しおらしく固めた右手は空を切った  この雲は夏を伏せて うなだれた僕らの熱を奪うんだ そう言った、その危うさで 僕らは夏に吐き出された  それはどこか帰れない場所 枇杷の実がとおく垂れていた  嫌いじゃなかった君の臆病さと 転げたところで笑うしか出来ない僕に  枇杷の実がぬるく揺れてた 吐き出した種は二人に重なる 夏の大気の静けさで 君だけが空を傾げてた  「ハロー、ハロー、最後に見た景色を憶えてるかい?」  夕陽色に戸惑って 僕ら散り散りになって、あぁ  子どもじみた遊びをして僕らはいつか摩滅し合うんだ そう言った、その危うさで うなだれ、仰ぎ、口をあけた  この雲は夏を伏せて しおらしい暴力で熱を奪うだろう 忘れるための思い出を 君がくれた枇杷に捧ぐ
真夏の雪次松大助次松大助次松大助次松大助ノアール、ごらん 自壊してく摩天楼の灯(ひ) 遥か月へ届かずに ノアール、赤、叫びが弧を描いた 巨大な化け物(オグル)が横たわる  late moon, late moon, 退屈が降り注ぐ 夢の中へ お入り 瓦礫の海のよう 空と土を裂いて 火を吐瀉(はき)出せ 愛しい化け物(オグル)  さぁ、ノアール  裂開した夜の下 瓦礫の上のサーカス 闇を這った ネズミのように奪い合えよ 旋回した影の下 弱いものから祈った 空を裂いて はじまりの歌が響く  夜を泳げ  湿った夢のように 伽藍の中で遊ぼうね 崩れていくそばまで 目をつむってて late moon, late moon, 口紅のようにあかく 甘い罪を 重ねて  さぁ、ノアール  裂開した夜の下 瓦礫の上のサーカス 闇を這った ネズミのように奪い合えよ 旋回した影の下 弱いものから祈った 空を裂いて あぁ、かなしみの歌は響いた  裂開した夜の下 木通(あけび)の空から 音もなく 真夏の雪が降り積もった 沈黙した星の下 児らは罵り合った 聞こえるかい?闇で塗りつぶせよ、ノアール  「月が見えたよ、何もなかったよ」 金の道を作っていた 「海が見えたよ、何もなかったよ」 幾億の波が光っていた  late moon, late moon, 退屈が降り積もる 愛しい化け物(オグル)、笑えよ
まぼろしの日次松大助次松大助次松大助次松大助冬のあいだ眠っている 君の横で起きている 浮き上がったその水面に 丸くひらく夢を映せ  水の中を泳いでいる バスにみんな手を振ってる 規則正しい君の寝息は いずれ小さな渦になる  君はもう春の夢を見てる 蟻をそっと手に移した 君はもう春の夢を見てる 僕はそこに行けないんだよ  枯れた蜘蛛の脚の数を不思議そうに教えてる  僕は鴉に石を投げる 君の代わりに石を投げる 最後の灯油が切れたなら 誰も知らない二人になる  君はもう春の夢を見てる 少女になって野を駆けてる 君はもう春の夢を見てる 君の知らない星が照らす  おやすみなさい 今 灯りも消えたよ 君の知らない 冬のあいだのお話を聞かせてあげる  明日誰か優しい人が 毛布をかけてくれるから  始まりの風が胸を巡る そんな朝を君は知ってる 歓びの風が胸を満たす そんな日々を暮らしていて  おやすみなさい ほら、今日が終わってしまうよ 僕の知らない 冬のあいだ眠ってる君の夢を、あぁ 星がきれいだったの、とっても寒かったの だけどもういいんだよ それは君がくれた、まぼろしの日  冬のあいだ眠っている君の横で溶けていく  おやすみなさい 今 灯りも消えたよ 何も聞こえなくなって、らららら、 僕は少しだけ 唄をうたったよ  君の寝息がくすぐったくて 僕はとてもあんしんでした 冬のあいだ眠っている君の横で 消えていく
木蓮の花庭次松大助次松大助次松大助次松大助目覚める前の白い光 どこかほっとした寂しい気持ち 枯葉の残る 春の小径 花の木陰に座ったその顔  眩暈の中で会えたのは 会いたかった悲しいもの ぼくはどこにもいかないよ 木蓮の庭でほら午睡をした  白い空と強く吹く風 花の重みも知らないよ 何度めの春かと 君は笑っていて  嵐の中で会えたのは 会いたかった優しいもの 空の広さを、花の重さを、幾たび忘れては慄えるのでしょう 眩暈の中で会えたのは 会いたかった悲しいもの いつか忘れてしまうのかな 君もぼくも愛と呼んだものを  目覚める前の白い光 風の音が消えた  眩暈の中で会えたのは 触れたかった儚いもの ぼくはどこにもいかないよ 何度めの春かと空を見ていた 嵐の中で会えたのは 会いたかった優しいもの いつかこの日を思い出すでしょう  永遠をゆるした あわい恋を 君とぼくが、愛と呼んだ日々を
夏の面影THE MICETEETHTHE MICETEETH次松大助次松大助帆をあげた 船が過ぎたなら またどこか 少し踊ろう 砂の上を転げて 崩れて 夜を待って 熱を冷まして  白い手に 手を重ねながら ねぇ、どこか 遠くへ行こう 目の輝き 砂をまとったら 夜沿いに さぁ 面舵をとって  月の光りを捕まえて ゆっくりと雲間に滑り出す  青い海を渡ろう すべてを呑み込んでいこう そこから全てが 始まるなら 青い海を渡ろう 誰も知らない夜の名を 月の西へと 帆をむけて  夏の面影に捕われて 目の醒める速さで恐くなって  青い海を渡ろう どこから崩れただろう 指笛ばかり影を残して 手をほどいてゆけば、夢の話なのならば ふり向いて あと少し 微笑んで  さよならさ ふざけた この夏の雲が溶けて すべてが呑み込まれたらいいのに 『白い爪先が綺麗でしょ、砂をあしらったみたいでしょう』 手を 重ねて、忘れて
レモンの花が咲いていたTHE MICETEETHTHE MICETEETH次松大助次松大助君が照れるから つられて恥ずかしくなった その夏の影のかたちを 忘れたくないと思った  この静かな日の 雲がほどけて また あたらしい季節は 二人を乗せる 君の髪も 少し伸びたね  昼を過ぎた 坂を上り  君とこの道を歩きながら 少し遠くへ来れたね どこかの家の庭先、レモンの花が咲いていた  それで 君が笑うから つられて可笑しくなった  窓に跳ねた水が 雲を照らせば また あたらしい季節は 二人を乗せる 君は少し、太ったかしら  同じ道を 歩きながら  君の手の温もりをこれから 確かに覚えていくよ 大切な言葉を君に うまく伝えられるように  そうやって 君が照れるから つられて恥ずかしくなった その影のかたちを いつまでも眺めながら このあたらしい季節に 君は綺麗だと言った 照れたように うつむいた、レモンの花が咲いていた
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