| 無情のスキャットこの世に天使がいるものなら 私の頬にも恵みをくれ 報わることない労苦背負い 日陰に佇むこの私に 天翔る日は来るだろか 陽の目を見る日あるだろか 天使様 シャバダバ‥‥ どこかに女神が潜むのなら 私の額(ぬか)にも微笑をくれ 勝利のワインの味も知らず 恋すら実らぬこの私に 美酒に酔う日は来るだろか 愛を抱く日あるだろか 女神様 シャバダバ‥‥ 空に数多星が光る 誰も彼も星の御許(みもと) 千の願い胸に膨らませ ルルル‥‥ いずこか仏が御座(おは)すのなら 私の元にもお慈悲をくれ めぼしい物など何も持たず 侘びしく 寂しく しくじりばかりのこの私に 満ち足りる日は来るだろか 夢の叶う日あるだろか 仏様 シャバダバ‥‥ 私の命に光を 私の明日に光を すべての命に光を すべての明日に光を | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | この世に天使がいるものなら 私の頬にも恵みをくれ 報わることない労苦背負い 日陰に佇むこの私に 天翔る日は来るだろか 陽の目を見る日あるだろか 天使様 シャバダバ‥‥ どこかに女神が潜むのなら 私の額(ぬか)にも微笑をくれ 勝利のワインの味も知らず 恋すら実らぬこの私に 美酒に酔う日は来るだろか 愛を抱く日あるだろか 女神様 シャバダバ‥‥ 空に数多星が光る 誰も彼も星の御許(みもと) 千の願い胸に膨らませ ルルル‥‥ いずこか仏が御座(おは)すのなら 私の元にもお慈悲をくれ めぼしい物など何も持たず 侘びしく 寂しく しくじりばかりのこの私に 満ち足りる日は来るだろか 夢の叶う日あるだろか 仏様 シャバダバ‥‥ 私の命に光を 私の明日に光を すべての命に光を すべての明日に光を |
| 暗夜行路長の人生例うなら 後ろ戻れぬひとり旅 曲がりくねって枝分かれ 上り下りのいばら道 なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 好いた人とは遂げられず くじけた途端行き止まり 傍若無人振る舞えば 天の仕打ちの雨が降る なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 明日見れば 今日が消える 昨日見れば 今日が終わる 喰いしばれ 起き上がれ 立ち上がれ 歩き出せ 幸せの待つ行先は 誰も教えちゃくれはせぬ 迷いながらもその足で 地べた踏みしめ進もうよ なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 長の人生例うなら 後ろ戻れぬひとり旅 曲がりくねって枝分かれ 上り下りのいばら道 なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 好いた人とは遂げられず くじけた途端行き止まり 傍若無人振る舞えば 天の仕打ちの雨が降る なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 明日見れば 今日が消える 昨日見れば 今日が終わる 喰いしばれ 起き上がれ 立ち上がれ 歩き出せ 幸せの待つ行先は 誰も教えちゃくれはせぬ 迷いながらもその足で 地べた踏みしめ進もうよ なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く |
| 月のアペニン山幸せをつかむにはあまりに か細い指 喜びを抱くにはあまりに か弱い腕 ただ僕のかたわらで静かに 眠れる人 秋の夜の新月の空より か黒い髪 冬の夜の新雪の道より 白い素肌 ただ僕の目の前で幽かに 微笑む人 この星に生まれ 束の間に出会い 語り足りぬまま 愛し足りぬまま 遠ざかる人よ 悲しみを拒むにはあまりに 小さい背(せな) 優しさをもらうにはあまりに 冷たい頬 ただ僕の腕の中何かを 夢見る人 にび色の湖の底より 深い瞳 薄色のあじさいの花より 淡い化粧 ただ僕の肩ごしにどこかを 見つめる人 同じ時生まれ 同じ星見つめ 分かり合えぬまま 愛し合えぬまま 走り去る日々よ 月のアペニン山が遠くで 光っている 月のアペニン山が無言で そびえている | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 幸せをつかむにはあまりに か細い指 喜びを抱くにはあまりに か弱い腕 ただ僕のかたわらで静かに 眠れる人 秋の夜の新月の空より か黒い髪 冬の夜の新雪の道より 白い素肌 ただ僕の目の前で幽かに 微笑む人 この星に生まれ 束の間に出会い 語り足りぬまま 愛し足りぬまま 遠ざかる人よ 悲しみを拒むにはあまりに 小さい背(せな) 優しさをもらうにはあまりに 冷たい頬 ただ僕の腕の中何かを 夢見る人 にび色の湖の底より 深い瞳 薄色のあじさいの花より 淡い化粧 ただ僕の肩ごしにどこかを 見つめる人 同じ時生まれ 同じ星見つめ 分かり合えぬまま 愛し合えぬまま 走り去る日々よ 月のアペニン山が遠くで 光っている 月のアペニン山が無言で そびえている |
| 地獄の申し子地獄にはやかましい奴ばかり 札付きの荒くれが堕ちてくる 串刺しで燻(いぶ)されて笑ってる ばかでかい音楽で南無阿弥陀 歌って 踊って お祭り騒ぎ 叫んで 喚(わめ)いて どんちゃん騒ぎ 暴れて 転んで 底抜け騒ぎ うかれて いかれて 乱痴気騒ぎ いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 派手に いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 騒いでいこうぜ 地獄には奇天烈な奴ばかり したたかな曲者が堕ちてくる 磔(はりつけ)で炙(あぶ)られて笑ってる 大袈裟な音楽で南無阿弥陀 歌って 踊って お祭り騒ぎ 叫んで 喚(わめ)いて どんちゃん騒ぎ 暴れて 転んで 底抜け騒ぎ うかれて いかれて 乱痴気騒ぎ いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 派手に いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 騒いでいこうぜ 地獄には好色な奴ばかり 因業なあばずれが堕ちてくる 生首で晒(さら)されて笑ってる 狂おしい音楽で南無阿弥陀 歌って 踊って お祭り騒ぎ 叫んで 喚(わめ)いて どんちゃん騒ぎ 暴れて 転んで 底抜け騒ぎ うかれて いかれて 乱痴気騒ぎ いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 派手に いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 騒いでいこうぜ | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 地獄にはやかましい奴ばかり 札付きの荒くれが堕ちてくる 串刺しで燻(いぶ)されて笑ってる ばかでかい音楽で南無阿弥陀 歌って 踊って お祭り騒ぎ 叫んで 喚(わめ)いて どんちゃん騒ぎ 暴れて 転んで 底抜け騒ぎ うかれて いかれて 乱痴気騒ぎ いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 派手に いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 騒いでいこうぜ 地獄には奇天烈な奴ばかり したたかな曲者が堕ちてくる 磔(はりつけ)で炙(あぶ)られて笑ってる 大袈裟な音楽で南無阿弥陀 歌って 踊って お祭り騒ぎ 叫んで 喚(わめ)いて どんちゃん騒ぎ 暴れて 転んで 底抜け騒ぎ うかれて いかれて 乱痴気騒ぎ いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 派手に いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 騒いでいこうぜ 地獄には好色な奴ばかり 因業なあばずれが堕ちてくる 生首で晒(さら)されて笑ってる 狂おしい音楽で南無阿弥陀 歌って 踊って お祭り騒ぎ 叫んで 喚(わめ)いて どんちゃん騒ぎ 暴れて 転んで 底抜け騒ぎ うかれて いかれて 乱痴気騒ぎ いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 派手に いくぜ もっと烈しく もっと妖しく もっと愉しく 騒いでいこうぜ |
| 地獄小僧オイラの生まれは 地獄の河原 罪業背負って 闇から闇へ 亡者の群れ 刈り取るのさ 恨めしや 恨めしや 怨霊たち 鎮めるのさ 口惜しや 口惜しや 地獄を見せよう 地獄はいやじゃ 奈落を見せよう 奈落はいやじゃ オイラの行くとこ 惨事が起こる 血潮は飛び散り 悲鳴絶えない 幽鬼の影 成敗する 無念なり 無念なり 悪霊ども 討伐する 小癪(こしゃく)なり 小癪なり 地獄を見せよう 地獄はいやじゃ 奈落を見せよう 奈落はいやじゃ これでもか オイラの背中にゃ 地獄が見える 沸き立つ大釜 消えない業火 死霊ならば 観念しろ まだまだじゃ まだまだじゃ 亡霊なら 成仏しろ これしきか これしきか 地獄を見せよう 地獄はいやじゃ 奈落を見せよう 奈落はいやじゃ あた あたた 「あたた地獄」 はは ははば 「かかば地獄」 ふふ ふふば 「虎虎婆(ここば)地獄」 八寒地獄 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | ナカジマノブ | 人間椅子 | オイラの生まれは 地獄の河原 罪業背負って 闇から闇へ 亡者の群れ 刈り取るのさ 恨めしや 恨めしや 怨霊たち 鎮めるのさ 口惜しや 口惜しや 地獄を見せよう 地獄はいやじゃ 奈落を見せよう 奈落はいやじゃ オイラの行くとこ 惨事が起こる 血潮は飛び散り 悲鳴絶えない 幽鬼の影 成敗する 無念なり 無念なり 悪霊ども 討伐する 小癪(こしゃく)なり 小癪なり 地獄を見せよう 地獄はいやじゃ 奈落を見せよう 奈落はいやじゃ これでもか オイラの背中にゃ 地獄が見える 沸き立つ大釜 消えない業火 死霊ならば 観念しろ まだまだじゃ まだまだじゃ 亡霊なら 成仏しろ これしきか これしきか 地獄を見せよう 地獄はいやじゃ 奈落を見せよう 奈落はいやじゃ あた あたた 「あたた地獄」 はは ははば 「かかば地獄」 ふふ ふふば 「虎虎婆(ここば)地獄」 八寒地獄 |
| あなたの知らない世界世界を闇が 包むとしたら 始まりの前の 終わりのしるし 戦のラッパが響くとて 希望の灯火(ともしび)絶やすまじ 数多の災い起こるとも 誇りを忘るることなかれ 自分に 帰れ 心に 戻れ あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 世界を罪が 覆うとしたら 病の癒える 仄(ほの)かな兆し 悪事のきりなく続くとて 許しの気構えなくすまじ 偽善の仮面の割るるとも 屍鞭打つことなかれ 胸襟(きょうきん)開けろ 心を 開け あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 古い書物の伝える 約束された王国 心描いた思念が すぐに形で現わる 地上に 花咲く 天国 広い宇宙を旅する 恒星たちの計画 病める人貧しい人 もはや影すら見えない 彼方に 仄めく 天国 世界の時が 止まるとしたら 次元の扉 開いた知らせ 火輪の巨大になったとて この世の終わりと嘆くまじ ラジオの電波の黙すとも 略奪凌辱するなかれ カルマが 返る 報いが 戻る あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 虚言の嵐が吹こうとも ゆめゆめ流さることなかれ 自分に 帰れ 豪奢な蓄え消ゆるとも みだりに命を捨つなかれ 心に 戻れ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 世界を闇が 包むとしたら 始まりの前の 終わりのしるし 戦のラッパが響くとて 希望の灯火(ともしび)絶やすまじ 数多の災い起こるとも 誇りを忘るることなかれ 自分に 帰れ 心に 戻れ あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 世界を罪が 覆うとしたら 病の癒える 仄(ほの)かな兆し 悪事のきりなく続くとて 許しの気構えなくすまじ 偽善の仮面の割るるとも 屍鞭打つことなかれ 胸襟(きょうきん)開けろ 心を 開け あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 古い書物の伝える 約束された王国 心描いた思念が すぐに形で現わる 地上に 花咲く 天国 広い宇宙を旅する 恒星たちの計画 病める人貧しい人 もはや影すら見えない 彼方に 仄めく 天国 世界の時が 止まるとしたら 次元の扉 開いた知らせ 火輪の巨大になったとて この世の終わりと嘆くまじ ラジオの電波の黙すとも 略奪凌辱するなかれ カルマが 返る 報いが 戻る あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 虚言の嵐が吹こうとも ゆめゆめ流さることなかれ 自分に 帰れ 豪奢な蓄え消ゆるとも みだりに命を捨つなかれ 心に 戻れ |
| 宇宙のディスクロージャーごきげんよう 地球人 愛しあってるかい 土星での 会議なら 今も真っ最中 爬虫類人 いるぞ いるぞ まるで人間 いるぞ いるぞ バッタカマキリ いるぞ いるぞ 生き物だらけ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる 長いこと 働いた 謎の円盤乗り 遊星に 衛星に 時のポータル越え 火星の地下に あるぞ あるぞ 月の裏にも あるぞ あるぞ 南極だって あるぞ あるぞ 秘密基地なら 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる もうすぐ もうすぐ もうすぐ もうすぐ 作られてきた時代が 騙されてきた世界が 隠されてきた歴史が 覆われてきた宇宙が ネガティブの 親玉は 爬虫類人たち ポジティブな 存在は 人の覚醒待つ 宇宙誘拐 あるぞ あるぞ 遺伝子操作 あるぞ あるぞ 奴隷貿易 あるぞ あるぞ 陰謀まみれ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが もうじきすべてが もうすぐ秘密が もうじき真実すべて 明かされる | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | ごきげんよう 地球人 愛しあってるかい 土星での 会議なら 今も真っ最中 爬虫類人 いるぞ いるぞ まるで人間 いるぞ いるぞ バッタカマキリ いるぞ いるぞ 生き物だらけ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる 長いこと 働いた 謎の円盤乗り 遊星に 衛星に 時のポータル越え 火星の地下に あるぞ あるぞ 月の裏にも あるぞ あるぞ 南極だって あるぞ あるぞ 秘密基地なら 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる もうすぐ もうすぐ もうすぐ もうすぐ 作られてきた時代が 騙されてきた世界が 隠されてきた歴史が 覆われてきた宇宙が ネガティブの 親玉は 爬虫類人たち ポジティブな 存在は 人の覚醒待つ 宇宙誘拐 あるぞ あるぞ 遺伝子操作 あるぞ あるぞ 奴隷貿易 あるぞ あるぞ 陰謀まみれ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが もうじきすべてが もうすぐ秘密が もうじき真実すべて 明かされる |
| いろはにほへと乙女の命は短くて 咲いては散りゆく定めなら 桜の色づく時のよに 艶(なまめ)く仕草で舞い踊れ たまゆらの恋でもしよう 男の心は秋の空 晴れのち曇りのにわか雨 雨なら涙の真心を 降らすが男の意気地なり うたかたの夢でも見よう 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 恋路の行方は獣道 鬼にも変われば阿修羅にも 尽きせぬ迷いの道ゆえに なおさら愛しく見えるもの うつせみの歌でも歌おう うつしよの旅を続けよう | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 乙女の命は短くて 咲いては散りゆく定めなら 桜の色づく時のよに 艶(なまめ)く仕草で舞い踊れ たまゆらの恋でもしよう 男の心は秋の空 晴れのち曇りのにわか雨 雨なら涙の真心を 降らすが男の意気地なり うたかたの夢でも見よう 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 恋路の行方は獣道 鬼にも変われば阿修羅にも 尽きせぬ迷いの道ゆえに なおさら愛しく見えるもの うつせみの歌でも歌おう うつしよの旅を続けよう |
| 巌窟王日差しの当たらぬ洞窟に 咎(とが)なく捕われ幾年(いくとせ)か 破戒の坊主を輩(ともがら)に 魔道の法力伝えらる 恨み晴らさずにはおくべきか 報い与えずにはおくべきか 願い果たさずにはおくべきか 念彼観音(ねんぴかんのん) 天誅下す 天罰下す 王様 汚水の滴る岩穴に 絶望数えて千早振る ぞべらぞべらした奴原(やつばら)に 目には目歯には歯知らすべし いざいざ出陣の時来たり いよいよ復讐の日は来たり さあさあ宿願の刻来たり 因果応報 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷(いかずち)落ちろ 嘆きの声合わせ 容赦するな 猛り狂え 遠慮するな 暴れ狂えよ 死臭の渦巻く洞穴(ほらあな)に 幽閉されたはいつの日か 仏の道から外るとも 鬼神の威を借り仇(あだ)討たん ただこの恨みこそ晴らさんと ただこの報いこそ与えんと ただこの願いこそ果たさんと 盛者必衰(じょうしゃひっすい) 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷落ちろ 嘆きの声合わせ 吹雪よ告げろ 裁きの日が来たと 山鳴り響け 終わりが始まると | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 日差しの当たらぬ洞窟に 咎(とが)なく捕われ幾年(いくとせ)か 破戒の坊主を輩(ともがら)に 魔道の法力伝えらる 恨み晴らさずにはおくべきか 報い与えずにはおくべきか 願い果たさずにはおくべきか 念彼観音(ねんぴかんのん) 天誅下す 天罰下す 王様 汚水の滴る岩穴に 絶望数えて千早振る ぞべらぞべらした奴原(やつばら)に 目には目歯には歯知らすべし いざいざ出陣の時来たり いよいよ復讐の日は来たり さあさあ宿願の刻来たり 因果応報 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷(いかずち)落ちろ 嘆きの声合わせ 容赦するな 猛り狂え 遠慮するな 暴れ狂えよ 死臭の渦巻く洞穴(ほらあな)に 幽閉されたはいつの日か 仏の道から外るとも 鬼神の威を借り仇(あだ)討たん ただこの恨みこそ晴らさんと ただこの報いこそ与えんと ただこの願いこそ果たさんと 盛者必衰(じょうしゃひっすい) 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷落ちろ 嘆きの声合わせ 吹雪よ告げろ 裁きの日が来たと 山鳴り響け 終わりが始まると |
| 屋根裏の散歩者生きてるふりに 疲れた男 死ぬことそれも いっそう怖い 退屈だけが 人生だよと 屋根裏部屋に 帷(とばり)を下ろす 愛する資格も 愛される素質も 恋する勇気も 厭(いと)われる覚悟も 何にも持たない 異邦人 夜の街を ただ流離(さすら)い 夢の中を ただ彷徨(さまよ)う たったひとり ひとり 生き抜くことを 恐れる男 猟奇な趣味で 書棚は埋まり 倦怠だけが 膨らむままに 小さな部屋の 扉を開ける 笑みする情緒も 涙する心も 捧げる矜持も 報われる才気も 一つも持てない ろくでなし 夜の街を ただ流離(さすら)い 夢の中を ただ彷徨(さまよ)う たったひとり ひとり 木枯らしに 肩すぼめ 口笛吹く 後ろ姿 足跡も 残さずに 夜の闇に 消えて行くよ 生き行くことを 忘れた男 路傍の草を むしってばかり 世界への狂気と 自然への呪いと 社会への嫌悪と 善意への皮肉と それしか持てない 局外者 夜の街を ただ流離(さすら)い 夢の中を ただ彷徨(さまよ)う たったひとり ひとり | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 生きてるふりに 疲れた男 死ぬことそれも いっそう怖い 退屈だけが 人生だよと 屋根裏部屋に 帷(とばり)を下ろす 愛する資格も 愛される素質も 恋する勇気も 厭(いと)われる覚悟も 何にも持たない 異邦人 夜の街を ただ流離(さすら)い 夢の中を ただ彷徨(さまよ)う たったひとり ひとり 生き抜くことを 恐れる男 猟奇な趣味で 書棚は埋まり 倦怠だけが 膨らむままに 小さな部屋の 扉を開ける 笑みする情緒も 涙する心も 捧げる矜持も 報われる才気も 一つも持てない ろくでなし 夜の街を ただ流離(さすら)い 夢の中を ただ彷徨(さまよ)う たったひとり ひとり 木枯らしに 肩すぼめ 口笛吹く 後ろ姿 足跡も 残さずに 夜の闇に 消えて行くよ 生き行くことを 忘れた男 路傍の草を むしってばかり 世界への狂気と 自然への呪いと 社会への嫌悪と 善意への皮肉と それしか持てない 局外者 夜の街を ただ流離(さすら)い 夢の中を ただ彷徨(さまよ)う たったひとり ひとり |
| 涜神空に瞬く星が 我の故郷(ふるさと) 十億年の彼方 栄華極めた 征服こそが我の 我たる所以(ゆえん) 小惑星帯なら 爆発させた 我こそは亡びの神 我こそは破壊の神 我こそは悪の神なるぞ 地球を回る月は 我の別荘 六万年の昔 地上に降りた エジプトにバビロニア 司祭を騙(だま)し ピラミッドの秘密を 暴いてやった 我こそは亡びの神 我こそは破壊の神 我こそは悪の神なるぞ 自由という 名のもとに 娯楽与えてやるぞ 豊かという 名のもとに 貨幣授けてやるぞ 崇(あが)めよ 敬え 競えよ 争え 光届かぬ闇が 我の揺り籠 ハルマゲドンの末は 帰りもしよう 堕天使たちを連れて 最後の戦 教えてやろうそれが 亡びの美学 我こそは亡びの神 我こそは破壊の神 我こそは悪の神なるぞ 迫り来る その日まで 悪徳を ふりまくぞ やがて来る その日まで 縛り続けるぞ こぞって 崇めよ こぞって 敬え こぞって 競えよ こぞって 争え こぞりて 襲い来る その日まで 害毒を ばらまくぞ すぐに来る その日まで 支配止(や)めないぞ こぞって 崇めよ こぞって 敬え こぞって 競えよ こぞって 争え こぞって 崇めよ こぞって 敬え こぞって 競えよ こぞって 争え こぞりて | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 空に瞬く星が 我の故郷(ふるさと) 十億年の彼方 栄華極めた 征服こそが我の 我たる所以(ゆえん) 小惑星帯なら 爆発させた 我こそは亡びの神 我こそは破壊の神 我こそは悪の神なるぞ 地球を回る月は 我の別荘 六万年の昔 地上に降りた エジプトにバビロニア 司祭を騙(だま)し ピラミッドの秘密を 暴いてやった 我こそは亡びの神 我こそは破壊の神 我こそは悪の神なるぞ 自由という 名のもとに 娯楽与えてやるぞ 豊かという 名のもとに 貨幣授けてやるぞ 崇(あが)めよ 敬え 競えよ 争え 光届かぬ闇が 我の揺り籠 ハルマゲドンの末は 帰りもしよう 堕天使たちを連れて 最後の戦 教えてやろうそれが 亡びの美学 我こそは亡びの神 我こそは破壊の神 我こそは悪の神なるぞ 迫り来る その日まで 悪徳を ふりまくぞ やがて来る その日まで 縛り続けるぞ こぞって 崇めよ こぞって 敬え こぞって 競えよ こぞって 争え こぞりて 襲い来る その日まで 害毒を ばらまくぞ すぐに来る その日まで 支配止(や)めないぞ こぞって 崇めよ こぞって 敬え こぞって 競えよ こぞって 争え こぞって 崇めよ こぞって 敬え こぞって 競えよ こぞって 争え こぞりて |
| 鏡地獄合わせ鏡に続く 白い横顔愛でる 男ひとり 広い世間を恐れ そっと背中を向ける 男ひとり 合鍵のない城をこさえ 機械仕掛けの影と暮らす 夢の世界を 映しやまない 万華鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 恋の苦楽を厭(いと)い 硬い人形撫でる 男ひとり 窓すらもない砦こもり 独り善がりの意匠凝らす 夢の続きを 描きやまない 顕微鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 「地獄!」 「地獄!」 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 合わせ鏡に続く 白い横顔愛でる 男ひとり 広い世間を恐れ そっと背中を向ける 男ひとり 合鍵のない城をこさえ 機械仕掛けの影と暮らす 夢の世界を 映しやまない 万華鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 恋の苦楽を厭(いと)い 硬い人形撫でる 男ひとり 窓すらもない砦こもり 独り善がりの意匠凝らす 夢の続きを 描きやまない 顕微鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 「地獄!」 「地獄!」 |
| 新青年まえがき新しい時代へ 新しい世界へ 新しい未来へ 新しい地平へ 愛も 恋も 夢も 歌も 人も 街も 君も 僕も 生まれ変わる 新しい頁へ 新しい扉へ 新しい暦へ 新しい歴史へ 空も 風も 夜も 星も 善も 悪も 君も 僕も 生まれ変わる 苦悩越え あゝ 試練越え あゝ 己れ越え あゝ いざ行かん あゝ 新青年 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 新しい時代へ 新しい世界へ 新しい未来へ 新しい地平へ 愛も 恋も 夢も 歌も 人も 街も 君も 僕も 生まれ変わる 新しい頁へ 新しい扉へ 新しい暦へ 新しい歴史へ 空も 風も 夜も 星も 善も 悪も 君も 僕も 生まれ変わる 苦悩越え あゝ 試練越え あゝ 己れ越え あゝ いざ行かん あゝ 新青年 |
| 悪夢の序章底知れぬ闇に 罪状が響く 原告席には 忘却の面子(めんつ) 時効のないのが ここでのしきたり 罪の数多(あまた)ゆえ 判決有罪 夢なら覚めてくれ 夢なら消えてくれ 寒々と広い 試験の会場 合否決めるのは 人間の資格 浅知恵出すたび 答案は消えて 嘘の多きゆえ 判定失格 夢から解いてくれ 夢から出してくれ 夢なら覚めてくれ まだまだ 終わりはせぬぞ 夢なら消えてくれ まだまだ 続きがあるぞ 夢から解いてくれ まだまだ これからなるぞ 夢から出してくれ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 底知れぬ闇に 罪状が響く 原告席には 忘却の面子(めんつ) 時効のないのが ここでのしきたり 罪の数多(あまた)ゆえ 判決有罪 夢なら覚めてくれ 夢なら消えてくれ 寒々と広い 試験の会場 合否決めるのは 人間の資格 浅知恵出すたび 答案は消えて 嘘の多きゆえ 判定失格 夢から解いてくれ 夢から出してくれ 夢なら覚めてくれ まだまだ 終わりはせぬぞ 夢なら消えてくれ まだまだ 続きがあるぞ 夢から解いてくれ まだまだ これからなるぞ 夢から出してくれ |
| 愛のニルヴァーナ僕を愛して 骨まで愛して 熱い吐息で心 溶かすくらい 僕を抱いて 激しく抱いて 飢えた獣が獲物 食らうくらい 朝も 夜も 時間を忘れて 空に 鳥が 羽ばたくみたいに 薔薇を胸に 翼広げ 飛んでゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ 僕を愛して 死ぬまで愛して 果てぬ愛撫で体 焼けるくらい 僕を抱いて 優しく抱いて 胸で安らぐ赤子 あやすくらい 服も シャツも すべてを脱ぎ捨て 花に 蝶が 戯るみたいに 永遠を誓い 両手広げ 戻りゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ エロスはタナトス タナトスはエロス 僕を愛して 死ぬほど愛して 強いキッスで呼吸 止まるくらい 僕を抱いて 淫らに抱いて 夜の娼婦が手管 尽くすくらい 知恵も 見栄も 体裁投げ捨て 海に 川が 流れるみたいに 夢に溺れ 手と手つなぎ 落ちてゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 僕を愛して 骨まで愛して 熱い吐息で心 溶かすくらい 僕を抱いて 激しく抱いて 飢えた獣が獲物 食らうくらい 朝も 夜も 時間を忘れて 空に 鳥が 羽ばたくみたいに 薔薇を胸に 翼広げ 飛んでゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ 僕を愛して 死ぬまで愛して 果てぬ愛撫で体 焼けるくらい 僕を抱いて 優しく抱いて 胸で安らぐ赤子 あやすくらい 服も シャツも すべてを脱ぎ捨て 花に 蝶が 戯るみたいに 永遠を誓い 両手広げ 戻りゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ エロスはタナトス タナトスはエロス 僕を愛して 死ぬほど愛して 強いキッスで呼吸 止まるくらい 僕を抱いて 淫らに抱いて 夜の娼婦が手管 尽くすくらい 知恵も 見栄も 体裁投げ捨て 海に 川が 流れるみたいに 夢に溺れ 手と手つなぎ 落ちてゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ |
| 無限の住人 武闘編懊(おう) 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 斬(ざん)ッ 金坐金坐金坐斬(ざざざん)ッ 蛮(ばん)ッ 罵罵蛮(ばばばん)ッ 斬って斬って斬っても 刀剣(つるぎ)薙刀 断(だん)ッ 打打断(だだだん)ッ 岩(がん)ッ 峨峨岩(がががん)ッ 屠って屠って屠っても 刺客剣士剣客 いつまで闘う 己が罪の果つまで どこまで血を見る 人の恨み消ゆまで 愛を抱きしめて 背を震わせて 今日も刃抜く それが 無限の住人 懊(おう) 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 惨(ざん)ッ 挫挫惨(ざざざん)ッ 挽(ばん)ッ 馬馬挽(ばばばん)ッ 突いて突いて突いても 血潮血反吐血飛沫(ちしぶき) 弾(だん)ッ 陀陀弾(だだだん)ッ 頑(がん)ッ 牙牙頑(がががん)ッ 払って払って払っても 骸(むくろ)髑髏(どくろ)屍(しかばね) いつまで争う 己が業を絶つまで どこまで身を切る 人の無念晴るまで 愛を胸に秘め 肩をそびやかし 明日も刃抜く それが 無限の住人 手足をもがれても 胴体ちぎれても 阿修羅が誘う 戦いの火蓋 鏨(ざん)ッ 嵯嵯鏨(ざざざん)ッ 卍(ばん)ッ 魔魔卍(ばばばん)ッ 刺して刺して刺しても 遺恨怨嗟怨念 壇(だん)ッ 堕堕壇(だだだん)ッ 巌(がん)ッ 瓦瓦巌(がががん)ッ 倒して倒して倒しても 嗚咽悲鳴絶叫 いつまで諍(いさか)う 己が命あるまで どこまで見送る 人に涙あるまで 愛を噛みしめて 時を踏みしめて 月に刃抜く それが 無限の住人 懊(おう) 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 懊(おう) 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 斬(ざん)ッ 金坐金坐金坐斬(ざざざん)ッ 蛮(ばん)ッ 罵罵蛮(ばばばん)ッ 斬って斬って斬っても 刀剣(つるぎ)薙刀 断(だん)ッ 打打断(だだだん)ッ 岩(がん)ッ 峨峨岩(がががん)ッ 屠って屠って屠っても 刺客剣士剣客 いつまで闘う 己が罪の果つまで どこまで血を見る 人の恨み消ゆまで 愛を抱きしめて 背を震わせて 今日も刃抜く それが 無限の住人 懊(おう) 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 惨(ざん)ッ 挫挫惨(ざざざん)ッ 挽(ばん)ッ 馬馬挽(ばばばん)ッ 突いて突いて突いても 血潮血反吐血飛沫(ちしぶき) 弾(だん)ッ 陀陀弾(だだだん)ッ 頑(がん)ッ 牙牙頑(がががん)ッ 払って払って払っても 骸(むくろ)髑髏(どくろ)屍(しかばね) いつまで争う 己が業を絶つまで どこまで身を切る 人の無念晴るまで 愛を胸に秘め 肩をそびやかし 明日も刃抜く それが 無限の住人 手足をもがれても 胴体ちぎれても 阿修羅が誘う 戦いの火蓋 鏨(ざん)ッ 嵯嵯鏨(ざざざん)ッ 卍(ばん)ッ 魔魔卍(ばばばん)ッ 刺して刺して刺しても 遺恨怨嗟怨念 壇(だん)ッ 堕堕壇(だだだん)ッ 巌(がん)ッ 瓦瓦巌(がががん)ッ 倒して倒して倒しても 嗚咽悲鳴絶叫 いつまで諍(いさか)う 己が命あるまで どこまで見送る 人に涙あるまで 愛を噛みしめて 時を踏みしめて 月に刃抜く それが 無限の住人 懊(おう) 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 懊 |
| 杜子春お父さん 黄泉路の国でお達者でしょうか お母さん その後お体変わらずいますか 杜子春は辛いのです この世が暗いのです すべてがあべこべです 嘘が真(まこと) 真が嘘 杜子春 杜子春 杜子春 呼ばう心の声が 杜子春 杜子春 杜子春 諭す心の声が 道は己で選べと お父さん 常世の国は住みよいでしょうか お母さん 季節折々ご自愛ください 杜子春は怖いのです 病が止まぬのです 災いが消えぬのです 生きるも地獄 死ぬるも地獄 杜子春 杜子春 杜子春 呼ばう心の声が 杜子春 杜子春 杜子春 諭す心の声が 道は己で進めと 空を舞う 鳥たちの 健やかさ 野を駆ける 獣らの 朗らかさ なぜに 我々は迷うのでしょう お父さん いずれそちらに伺いますので お母さん お顔拝めずお許しください 杜子春は寒いのです 世界が冬なのです 争いが絶えぬのです 顔は菩薩 腹は阿修羅 杜子春 杜子春 杜子春 呼ばう心の声が 杜子春 杜子春 杜子春 諭す心の声が 道は己で掴(つか)めと | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | お父さん 黄泉路の国でお達者でしょうか お母さん その後お体変わらずいますか 杜子春は辛いのです この世が暗いのです すべてがあべこべです 嘘が真(まこと) 真が嘘 杜子春 杜子春 杜子春 呼ばう心の声が 杜子春 杜子春 杜子春 諭す心の声が 道は己で選べと お父さん 常世の国は住みよいでしょうか お母さん 季節折々ご自愛ください 杜子春は怖いのです 病が止まぬのです 災いが消えぬのです 生きるも地獄 死ぬるも地獄 杜子春 杜子春 杜子春 呼ばう心の声が 杜子春 杜子春 杜子春 諭す心の声が 道は己で進めと 空を舞う 鳥たちの 健やかさ 野を駆ける 獣らの 朗らかさ なぜに 我々は迷うのでしょう お父さん いずれそちらに伺いますので お母さん お顔拝めずお許しください 杜子春は寒いのです 世界が冬なのです 争いが絶えぬのです 顔は菩薩 腹は阿修羅 杜子春 杜子春 杜子春 呼ばう心の声が 杜子春 杜子春 杜子春 諭す心の声が 道は己で掴(つか)めと |
| 夜明け前夜の時代に 私たちは生まれた 牢につながれ 外の景色知らずに 人に 心あるのは愛のため 人に 形あるのは夢のため 暗さに耐え抜け耐え抜け 寒さに耐え抜け耐え抜け 朝は近い 時が満ちる 愛が満ちる 時が開く 夢が開く 夜明け前 夜の世界が 私たちを苛(さいな)む 岩屋閉じ込め 朝の光さえぎる 人に 笑顔あるのは誰のため 人に 涙あるのは人のため 辛さに負けるな負けるな 弱さに負けるな負けるな 朝は近い 時が満ちる 愛が満ちる 時が開く 夢が開く 夜明け前 燃えろ 燃えろ 日の光 燃えろ 燃えろ 赤々と 燃えろ 燃えろ 日の光 轟々(ごうごう)と 照らせ 照らせ 夜の闇 照らせ 照らせ 燦然(さんぜん)と 照らせ 照らせ 夜の闇 煌々(こうこう)と 朝の気配が 私たちに囁く 長い眠りを 覚める時が来たのだ 人に 希望あるのは明日のため 人に 正義あるのは皆のため 恐怖に打ち勝て打ち勝て 不安に打ち勝て打ち勝て 朝は近い 時が満ちる 愛が満ちる 時が開く 夢が開く 夜明け前 明けない闇夜はない 覚めない悪夢はない 解けない魔法はない もうすぐ夜が明ける | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 夜の時代に 私たちは生まれた 牢につながれ 外の景色知らずに 人に 心あるのは愛のため 人に 形あるのは夢のため 暗さに耐え抜け耐え抜け 寒さに耐え抜け耐え抜け 朝は近い 時が満ちる 愛が満ちる 時が開く 夢が開く 夜明け前 夜の世界が 私たちを苛(さいな)む 岩屋閉じ込め 朝の光さえぎる 人に 笑顔あるのは誰のため 人に 涙あるのは人のため 辛さに負けるな負けるな 弱さに負けるな負けるな 朝は近い 時が満ちる 愛が満ちる 時が開く 夢が開く 夜明け前 燃えろ 燃えろ 日の光 燃えろ 燃えろ 赤々と 燃えろ 燃えろ 日の光 轟々(ごうごう)と 照らせ 照らせ 夜の闇 照らせ 照らせ 燦然(さんぜん)と 照らせ 照らせ 夜の闇 煌々(こうこう)と 朝の気配が 私たちに囁く 長い眠りを 覚める時が来たのだ 人に 希望あるのは明日のため 人に 正義あるのは皆のため 恐怖に打ち勝て打ち勝て 不安に打ち勝て打ち勝て 朝は近い 時が満ちる 愛が満ちる 時が開く 夢が開く 夜明け前 明けない闇夜はない 覚めない悪夢はない 解けない魔法はない もうすぐ夜が明ける |
| 肉体の亡霊朝焼けの中不気味に蠢く影 灰褐色の腐臭を振りまく群れ 生きているようで生きてない 死んでいるようで死んでない 両手垂らして来る日も彷徨(さまよ)うだけ 歩くだけの 動くだけの にじるだけの 亡霊 しゃぶるだけの すするだけの 食らうだけの 亡霊 わめくだけの 呻くだけの 唸るだけの 亡霊 そは 肉体の亡霊 人の形の抜け殻生まれた理由(わけ) 悪の仕業と言うのはたやすいこと 生き抜こうにも知恵がない 死に往こうにも誇りない 沈む夕陽に粛々飲まれるだけ 歩くだけの 動くだけの にじるだけの 亡霊 しゃぶるだけの すするだけの 食らうだけの 亡霊 わめくだけの 呻くだけの 唸るだけの 亡霊 そは 肉体の亡霊 恐ろしや 恐ろしや 死人(しびと)の行進 恐ろしや 悍(おぞ)ましや 悍ましや 死人の行列 悍ましや 恨めしや 恨めしや 心の温もり 恨めしや 妬ましや 妬ましや 心の灯(ともしび) 妬ましや 夢も希望も潰えた砂漠の町 生きとし生けるもの皆立ち去りゆく 生きているようで死んでいる 死んでいるようで生きている 魂忘れ満たすは本能だけ 歩くだけの 動くだけの にじるだけの 亡霊 しゃぶるだけの すするだけの 食らうだけの 亡霊 わめくだけの 呻くだけの 唸るだけの 亡霊 そは 肉体の亡霊 生きているようで生きてない 死んでいるようで死んでない 生き抜こうにも知恵がない 死に往こうにも誇りない 蠢くだけの のたくるだけの 彷徨うだけの あはれ亡霊 蠢くだけの のたくるだけの 彷徨うだけの あはれ亡霊 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 朝焼けの中不気味に蠢く影 灰褐色の腐臭を振りまく群れ 生きているようで生きてない 死んでいるようで死んでない 両手垂らして来る日も彷徨(さまよ)うだけ 歩くだけの 動くだけの にじるだけの 亡霊 しゃぶるだけの すするだけの 食らうだけの 亡霊 わめくだけの 呻くだけの 唸るだけの 亡霊 そは 肉体の亡霊 人の形の抜け殻生まれた理由(わけ) 悪の仕業と言うのはたやすいこと 生き抜こうにも知恵がない 死に往こうにも誇りない 沈む夕陽に粛々飲まれるだけ 歩くだけの 動くだけの にじるだけの 亡霊 しゃぶるだけの すするだけの 食らうだけの 亡霊 わめくだけの 呻くだけの 唸るだけの 亡霊 そは 肉体の亡霊 恐ろしや 恐ろしや 死人(しびと)の行進 恐ろしや 悍(おぞ)ましや 悍ましや 死人の行列 悍ましや 恨めしや 恨めしや 心の温もり 恨めしや 妬ましや 妬ましや 心の灯(ともしび) 妬ましや 夢も希望も潰えた砂漠の町 生きとし生けるもの皆立ち去りゆく 生きているようで死んでいる 死んでいるようで生きている 魂忘れ満たすは本能だけ 歩くだけの 動くだけの にじるだけの 亡霊 しゃぶるだけの すするだけの 食らうだけの 亡霊 わめくだけの 呻くだけの 唸るだけの 亡霊 そは 肉体の亡霊 生きているようで生きてない 死んでいるようで死んでない 生き抜こうにも知恵がない 死に往こうにも誇りない 蠢くだけの のたくるだけの 彷徨うだけの あはれ亡霊 蠢くだけの のたくるだけの 彷徨うだけの あはれ亡霊 |
| 至上の唇世界中から集めた花を 並べてみても敵わないもの 紅や朱色に可憐に咲いた 汚れ知らないあなたの花弁 一目見かけただけでも 恋の虜になるだろう 一人占めなどできたら 天に昇れることだろう 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 唇に 春の予感を諸手に孕む そよ風よりも 香(かぐわ)しいもの 甘い吐息と溢(こぼ)れる微笑 かけがえのないあなたの花唇(かしん) 一度目にしただけでも 恋の歓び知るだろう いつも一緒にいれたら 天に召されるほどだろう 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 唇に 古今東西芸術品を 飾ってみても敵いはしない 赤い血潮で気高く咲いた 生命(いのち)溢(あふ)れるあなたの花弁 この目見られただけでも 生きる希望が湧くだろう 顔のベールをはいだら 天が待ってることだろう 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 唇に | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 世界中から集めた花を 並べてみても敵わないもの 紅や朱色に可憐に咲いた 汚れ知らないあなたの花弁 一目見かけただけでも 恋の虜になるだろう 一人占めなどできたら 天に昇れることだろう 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 唇に 春の予感を諸手に孕む そよ風よりも 香(かぐわ)しいもの 甘い吐息と溢(こぼ)れる微笑 かけがえのないあなたの花唇(かしん) 一度目にしただけでも 恋の歓び知るだろう いつも一緒にいれたら 天に召されるほどだろう 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 唇に 古今東西芸術品を 飾ってみても敵いはしない 赤い血潮で気高く咲いた 生命(いのち)溢(あふ)れるあなたの花弁 この目見られただけでも 生きる希望が湧くだろう 顔のベールをはいだら 天が待ってることだろう 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 今すぐ キッスをしたい 今すぐ 愛撫をしたい 今すぐ 接吻したい 今すぐ 口付けしたい 唇に |
| 恍惚の蟷螂頭からばりばりと喰われちまう 生きたままむしゃむしゃと喰われちまう 喰われてもこんなにも嬉しいのは それはきっと蟷螂(かまきり)の雄(おす)だからだ もっと鋏(はさ)んで それそれそれそれ もっといたぶって ほらほらほらほら もっと刻んで それそれそれそれ もっと貪って ほらほらほら さあ まさかりに殴られて喰われちまう のこぎりに抉(えぐ)られて喰われちまう 喰われてもこんなにも有難いのは それはきっと蟷螂の雄だからだ もっと鋏(はさ)んで それそれそれそれ もっといたぶって ほらほらほらほら もっと刻んで それそれそれそれ もっと貪って ほらほらほら さあ びくんびくんと引き攣(つ)って喰われちまう どくんどくんと 迸(ほとばし)って喰われちまう 喰われてもこんなにも気持ちいいのは それはきっと蟷螂の雄だからだ もっと鋏(はさ)んで それそれそれそれ もっといたぶって ほらほらほらほら もっと刻んで それそれそれそれ もっと貪って ほらほらほら さあ | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | | 頭からばりばりと喰われちまう 生きたままむしゃむしゃと喰われちまう 喰われてもこんなにも嬉しいのは それはきっと蟷螂(かまきり)の雄(おす)だからだ もっと鋏(はさ)んで それそれそれそれ もっといたぶって ほらほらほらほら もっと刻んで それそれそれそれ もっと貪って ほらほらほら さあ まさかりに殴られて喰われちまう のこぎりに抉(えぐ)られて喰われちまう 喰われてもこんなにも有難いのは それはきっと蟷螂の雄だからだ もっと鋏(はさ)んで それそれそれそれ もっといたぶって ほらほらほらほら もっと刻んで それそれそれそれ もっと貪って ほらほらほら さあ びくんびくんと引き攣(つ)って喰われちまう どくんどくんと 迸(ほとばし)って喰われちまう 喰われてもこんなにも気持ちいいのは それはきっと蟷螂の雄だからだ もっと鋏(はさ)んで それそれそれそれ もっといたぶって ほらほらほらほら もっと刻んで それそれそれそれ もっと貪って ほらほらほら さあ |
| 悩みをつき抜けて歓喜に到れ絶望の淵にいて 泣きはらす人たちよ あなたのそばには幸せがある 野山咲く草花は 雨風が吹いてこそ 豊かな実りを結ぶのだから くじけちゃいけない 泣いてちゃいけない 前見て歩こう 上見て歩こう 涙をふいたら 明日に向かって歩け 苦しみ越え 悲しみ越え 悩み越えて 歓喜へと到れ 暗闇の底にいて 天仰ぐ人たちよ あなたは光に包まれている ありふれた石ころも 幾重にも磨くなら 貴い宝に変わるのだから いじけちゃいけない ふさいじゃいけない 笑って進もう 気張って進もう 扉を開けたら 脇目も振らずに進め 苦しみ越え 悲しみ越え 悩み越えて 歓喜へと到れ 心のカードと 財産のカード 試練のカードと 才能のカード 試練の 札引け 試練の 札取れ 試練の 札引け 試練の 札取れ 試練の 札引け 試練の 札取れ 運命の悪戯に かぶり振る人たちよ あなたは勝利のただ中にいる 雨水も雑草も 迷いない命なら 必ず岩をも穿(うが)つのだから おじけちゃいけない 逃げてちゃいけない 胸張り生きよう 頑張り生きよう 驕(おご)りを捨てたら 裸の自分で生きろ 苦しみ越え 悲しみ越え 悩み越えて 歓喜へと到れ 苦しみ越え 悲しみ越え 苦しみ越え 悲しみ越え | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 絶望の淵にいて 泣きはらす人たちよ あなたのそばには幸せがある 野山咲く草花は 雨風が吹いてこそ 豊かな実りを結ぶのだから くじけちゃいけない 泣いてちゃいけない 前見て歩こう 上見て歩こう 涙をふいたら 明日に向かって歩け 苦しみ越え 悲しみ越え 悩み越えて 歓喜へと到れ 暗闇の底にいて 天仰ぐ人たちよ あなたは光に包まれている ありふれた石ころも 幾重にも磨くなら 貴い宝に変わるのだから いじけちゃいけない ふさいじゃいけない 笑って進もう 気張って進もう 扉を開けたら 脇目も振らずに進め 苦しみ越え 悲しみ越え 悩み越えて 歓喜へと到れ 心のカードと 財産のカード 試練のカードと 才能のカード 試練の 札引け 試練の 札取れ 試練の 札引け 試練の 札取れ 試練の 札引け 試練の 札取れ 運命の悪戯に かぶり振る人たちよ あなたは勝利のただ中にいる 雨水も雑草も 迷いない命なら 必ず岩をも穿(うが)つのだから おじけちゃいけない 逃げてちゃいけない 胸張り生きよう 頑張り生きよう 驕(おご)りを捨てたら 裸の自分で生きろ 苦しみ越え 悲しみ越え 悩み越えて 歓喜へと到れ 苦しみ越え 悲しみ越え 苦しみ越え 悲しみ越え |
| 世紀末ジンタ暗闇の帷(とばり)が落ち 世界中モノクローム 沈黙の街角には 道化師の影すらない ジンタッタ ジンタッタ 人類の鎮魂歌 ジンタッタ ジンタッタ 人類の葬送歌 世紀末ジンタ 古(いにしえ)に預言された 災いと企み事 封印が解かれる度 木霊するラッパの音 ジンタッタ ジンタッタ 人類の鎮魂歌 ジンタッタ ジンタッタ 人類の葬送歌 世紀末ジンタ 慌てふためいたとて 賽は振られたのだ 震えおののいたとて 時は戻らぬのだ ジンタッタ ジンタッタ ジンタッタ ジンタッタ 偽りの平和の下(もと) 号令が静寂(しじま)を切る 従順な市民たちは 我先に頭(こうべ)垂れる ジンタッタ ジンタッタ 人類の鎮魂歌 ジンタッタ ジンタッタ 人類の葬送歌 世紀末ジンタ 語らう夢もない 捧げる愛もない 溢(こぼ)れる笑みもない 抗う声もない 未来 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 暗闇の帷(とばり)が落ち 世界中モノクローム 沈黙の街角には 道化師の影すらない ジンタッタ ジンタッタ 人類の鎮魂歌 ジンタッタ ジンタッタ 人類の葬送歌 世紀末ジンタ 古(いにしえ)に預言された 災いと企み事 封印が解かれる度 木霊するラッパの音 ジンタッタ ジンタッタ 人類の鎮魂歌 ジンタッタ ジンタッタ 人類の葬送歌 世紀末ジンタ 慌てふためいたとて 賽は振られたのだ 震えおののいたとて 時は戻らぬのだ ジンタッタ ジンタッタ ジンタッタ ジンタッタ 偽りの平和の下(もと) 号令が静寂(しじま)を切る 従順な市民たちは 我先に頭(こうべ)垂れる ジンタッタ ジンタッタ 人類の鎮魂歌 ジンタッタ ジンタッタ 人類の葬送歌 世紀末ジンタ 語らう夢もない 捧げる愛もない 溢(こぼ)れる笑みもない 抗う声もない 未来 |
| 疾れGT夢に終わりが来ても 君よ忘るるなかれ 青春に輝いた日々を 時は戻らぬけれど 君よ思い出すのだ 熱風が駆け抜けたことを エンジンオイルの 焼けつく匂い 天まで届け レブカウンター ブンブブン 疾(はし)れ GT 果てしなく GT 限りなく GT いつまでも GT どこまでも 浪漫を求めて 星の瞬き見上げ 君よ感じてほしい 熱情は美しいことを ヒールアンドトゥ 華麗にきめて 夜空を焦がせ アフターファイア バンババン 疾(はし)れ GT 果てしなく GT 限りなく GT いつまでも GT どこまでも 浪漫を求めて ガソリン 満タン 万端 用意どん 電源 満タン 万端 用意どん 睡眠 満タン 万端 用意どん 心身 満タン 万端 用意どん 夜が詩人であると 君よ気づいているか 郷愁の詩(うた)歌うことを アウトインアウト 張りつくタイヤ 虚空に響け フルスロットル ギュンギュギュン 疾(はし)れ GT 果てしなく GT 限りなく GT いつまでも GT どこまでも 浪漫を求めて 夢を追い掛けて 時を追い越して 星を追い掛けて 夜を追い越して 疾れ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 夢に終わりが来ても 君よ忘るるなかれ 青春に輝いた日々を 時は戻らぬけれど 君よ思い出すのだ 熱風が駆け抜けたことを エンジンオイルの 焼けつく匂い 天まで届け レブカウンター ブンブブン 疾(はし)れ GT 果てしなく GT 限りなく GT いつまでも GT どこまでも 浪漫を求めて 星の瞬き見上げ 君よ感じてほしい 熱情は美しいことを ヒールアンドトゥ 華麗にきめて 夜空を焦がせ アフターファイア バンババン 疾(はし)れ GT 果てしなく GT 限りなく GT いつまでも GT どこまでも 浪漫を求めて ガソリン 満タン 万端 用意どん 電源 満タン 万端 用意どん 睡眠 満タン 万端 用意どん 心身 満タン 万端 用意どん 夜が詩人であると 君よ気づいているか 郷愁の詩(うた)歌うことを アウトインアウト 張りつくタイヤ 虚空に響け フルスロットル ギュンギュギュン 疾(はし)れ GT 果てしなく GT 限りなく GT いつまでも GT どこまでも 浪漫を求めて 夢を追い掛けて 時を追い越して 星を追い掛けて 夜を追い越して 疾れ |
| 宇宙海賊俺たちゃ宇宙海賊 ならず者らの集まり 果ても知れない宇宙を 財宝求め彷徨(さまよ)う 奪え 根こそぎ取れ もっと ヨーソロー 襲え 遠慮するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 札付き者の団体 帝国軍にゃ嫌われ 解放軍にゃ追われる 逃げろ 面舵(おもかじ)いっぱい もっと ヨーソロー 進め 取り舵いっぱい もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 はみ出し者の集団 故郷(ふるさと)なんてないのさ 略奪こそが生き甲斐 奪え もれなく取れ もっと ヨーソロー 襲え 容赦するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 大宇宙 またにかけ 勝手放題さすらう 時間軸 飛び越えて 放蕩無頼はたらく | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 俺たちゃ宇宙海賊 ならず者らの集まり 果ても知れない宇宙を 財宝求め彷徨(さまよ)う 奪え 根こそぎ取れ もっと ヨーソロー 襲え 遠慮するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 札付き者の団体 帝国軍にゃ嫌われ 解放軍にゃ追われる 逃げろ 面舵(おもかじ)いっぱい もっと ヨーソロー 進め 取り舵いっぱい もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 はみ出し者の集団 故郷(ふるさと)なんてないのさ 略奪こそが生き甲斐 奪え もれなく取れ もっと ヨーソロー 襲え 容赦するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 大宇宙 またにかけ 勝手放題さすらう 時間軸 飛び越えて 放蕩無頼はたらく |
| 人間ロボット同じ顔 同じ顔 同じ声 同じ声 夢の知らせがポストに届いたよ 永遠(とわ)の未来を約束するそうだ みんな笑顔で暮らせる明るい計画 誰も病にならずに健やか健康 ハイテクノロジー駆使して生まれたよ 駄目な体を脱皮できるそうだ みんな力がみなぎり明日も頑健 誰も百人力だよよろしく頑丈 不安は いらない 痛くは ないから 心を 静かに こちらに サインを 上着を 脱いだら ベッドで お眠り ギイギイギイ ギイギイギイ 人間ロボットだ 同じ顔 同じ顔 同じ声 同じ声 ルサンチマンに朗報走ったよ 憧れの人スターになれるそうだ みんなダビデにモナリザ美貌に喝采 誰もプラトンニュートン無敵の天才 好みの 体を イメージ ください あなたの 代わりに 輝く ことでしょう 機械と 交わり ぐっすり お休み ギイギイギイ ギイギイギイ 人間ロボットだ もう 苦しまなくていい もう 悲しまなくていい 愛も 恋も なくていい もう 働かなくていい もう 煩(わずら)わなくていい 夢も 希望も なくていい 同じ顔 同じ顔 同じ声 同じ声 この世の 天国 咲かせて あげます あなたは あなたを 卒業 しますよ 魂 差し出し ゆっくり お眠り ギイギイギイ ギイギイギイ 人間ロボット 人間ロボット 人間ロボットだ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 同じ顔 同じ顔 同じ声 同じ声 夢の知らせがポストに届いたよ 永遠(とわ)の未来を約束するそうだ みんな笑顔で暮らせる明るい計画 誰も病にならずに健やか健康 ハイテクノロジー駆使して生まれたよ 駄目な体を脱皮できるそうだ みんな力がみなぎり明日も頑健 誰も百人力だよよろしく頑丈 不安は いらない 痛くは ないから 心を 静かに こちらに サインを 上着を 脱いだら ベッドで お眠り ギイギイギイ ギイギイギイ 人間ロボットだ 同じ顔 同じ顔 同じ声 同じ声 ルサンチマンに朗報走ったよ 憧れの人スターになれるそうだ みんなダビデにモナリザ美貌に喝采 誰もプラトンニュートン無敵の天才 好みの 体を イメージ ください あなたの 代わりに 輝く ことでしょう 機械と 交わり ぐっすり お休み ギイギイギイ ギイギイギイ 人間ロボットだ もう 苦しまなくていい もう 悲しまなくていい 愛も 恋も なくていい もう 働かなくていい もう 煩(わずら)わなくていい 夢も 希望も なくていい 同じ顔 同じ顔 同じ声 同じ声 この世の 天国 咲かせて あげます あなたは あなたを 卒業 しますよ 魂 差し出し ゆっくり お眠り ギイギイギイ ギイギイギイ 人間ロボット 人間ロボット 人間ロボットだ |
| 暗黒王残酷の血糊を浴びて 暗黒の王者が笑う 宮殿は豪奢にそびえ 民衆は貧苦にあえぐ 忠実な下僕(しもべ)が侍り 粛清の刃をかざす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 残虐の血潮をすすり 漆黒に王座が光る 狡猾な搾取と圧制 偽りの自由と平和 揺り籠と墓場をこさえ 牙のない家畜を屠(ほふ)る 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 果てしのない 深い闇へ この世すべて 捧げるため 希望のない 常しえへと 総仕上げを 始めるのだ やって来る やって来る やって来る 地獄がやって来る 冷酷な血統受けて 傲慢に玉座に座る 万世の邪悪な系譜 純血の非情の掟 魂を悪魔に渡し 悪徳の限りを尽くす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 残酷の血糊を浴びて 暗黒の王者が笑う 宮殿は豪奢にそびえ 民衆は貧苦にあえぐ 忠実な下僕(しもべ)が侍り 粛清の刃をかざす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 残虐の血潮をすすり 漆黒に王座が光る 狡猾な搾取と圧制 偽りの自由と平和 揺り籠と墓場をこさえ 牙のない家畜を屠(ほふ)る 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 果てしのない 深い闇へ この世すべて 捧げるため 希望のない 常しえへと 総仕上げを 始めるのだ やって来る やって来る やって来る 地獄がやって来る 冷酷な血統受けて 傲慢に玉座に座る 万世の邪悪な系譜 純血の非情の掟 魂を悪魔に渡し 悪徳の限りを尽くす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 |
| 悪魔の処方箋悪魔の計画 教えてあげよう 頸木(くびき)につなげて 自由をもぎ取る 奈落へ 叩き込まれぬように 堕落へ 誘い込まれぬように 地獄へ 放り込まれぬように 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 悪魔の目的 聞かせてあげよう 覚醒妨げ 常世に眠らす 奈落へ 叩き込まれる前に 堕落へ 誘い込まれる前に 地獄へ 放り込まれる前に 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 虚無の彼方より来たる輩 闇に生贄を捧ぐ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪の教典を崇む輩 黄泉と災いを運ぶ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪魔のやり口 知らせてあげよう 善人面して 無慈悲に吸い取る 奈落へ 叩き込まれはするな 堕落へ 誘い込まれはするな 地獄へ 放り込まれはするな 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 心に誓いを 心に誠を 心に光を持つのだ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 悪魔の計画 教えてあげよう 頸木(くびき)につなげて 自由をもぎ取る 奈落へ 叩き込まれぬように 堕落へ 誘い込まれぬように 地獄へ 放り込まれぬように 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 悪魔の目的 聞かせてあげよう 覚醒妨げ 常世に眠らす 奈落へ 叩き込まれる前に 堕落へ 誘い込まれる前に 地獄へ 放り込まれる前に 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 虚無の彼方より来たる輩 闇に生贄を捧ぐ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪の教典を崇む輩 黄泉と災いを運ぶ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪魔のやり口 知らせてあげよう 善人面して 無慈悲に吸い取る 奈落へ 叩き込まれはするな 堕落へ 誘い込まれはするな 地獄へ 放り込まれはするな 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 心に誓いを 心に誠を 心に光を持つのだ |
| 神々の行進齢(よわい)億千万 宇宙開闢(かいびゃく)から 闘いを続ける 栄光の神々 善になり 悪になり 白になり 黒になる 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々の戦は 現し世の雛形(ひながた) 決着のつかない 永劫の争い 善が勝ち 悪が勝ち 光あり 闇がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々は遊(すさ)びに 人の子を操る 陣取りをさせては 博才を占う 善もない 悪もない 光あり 虚無がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 齢(よわい)億千万 宇宙開闢(かいびゃく)から 闘いを続ける 栄光の神々 善になり 悪になり 白になり 黒になる 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々の戦は 現し世の雛形(ひながた) 決着のつかない 永劫の争い 善が勝ち 悪が勝ち 光あり 闇がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々は遊(すさ)びに 人の子を操る 陣取りをさせては 博才を占う 善もない 悪もない 光あり 虚無がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ |
| 死出の旅路の物語生はまにまに やがては終わる その日は誰も 知らない 何をなしたか なさずにいたか その日初めて 知るのだ 限りない旅が 今始まる 果てしない夢が 今広がる 苦しみもない 悲しみもない そこに行くために 裁きがある 禊(みそぎ)がある 祈りがある 懺悔(ざんげ)がある 死出の旅路の物語 生は蜉蝣(かげろう) 一時(ひととき)の夢 いつか覚めねば ならない 愛しい肉体(からだ) 愛しい記憶 すべてが灰に なるのだ 揺るぎない愛に 今包まれる 大いなる腕に 今抱かれる 安らぎばかり 幸せばかり そこに行くために 裁きがある 禊(みそぎ)がある 祈りがある 懺悔(ざんげ)がある 死出の旅路の物語 パラッパラー 第一の扉 血みどろの雹(ひょう) パラッパラー 第二の扉 燃え盛る山 パラッパラー 第三の扉 降ってくる星 パラッパラー 第四の扉 押し寄せる闇 パラッパラー 第五の扉 底なしの穴 パラッパラー 第六の扉 災いの天使 パラッパラー 第七の扉 審判の声 終わりない生が 今放たれる 麗しい声が 今木霊(こだま)する 絶望もない 失望もない そこに行くために 裁きがある 禊(みそぎ)がある 祈りがある 懺悔(ざんげ)がある 死出の旅路の物語 険しく辛い 道程(みちのり) 寂しく遠い 道程 苦しく寒い 道程 死出の旅路の 道程 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 生はまにまに やがては終わる その日は誰も 知らない 何をなしたか なさずにいたか その日初めて 知るのだ 限りない旅が 今始まる 果てしない夢が 今広がる 苦しみもない 悲しみもない そこに行くために 裁きがある 禊(みそぎ)がある 祈りがある 懺悔(ざんげ)がある 死出の旅路の物語 生は蜉蝣(かげろう) 一時(ひととき)の夢 いつか覚めねば ならない 愛しい肉体(からだ) 愛しい記憶 すべてが灰に なるのだ 揺るぎない愛に 今包まれる 大いなる腕に 今抱かれる 安らぎばかり 幸せばかり そこに行くために 裁きがある 禊(みそぎ)がある 祈りがある 懺悔(ざんげ)がある 死出の旅路の物語 パラッパラー 第一の扉 血みどろの雹(ひょう) パラッパラー 第二の扉 燃え盛る山 パラッパラー 第三の扉 降ってくる星 パラッパラー 第四の扉 押し寄せる闇 パラッパラー 第五の扉 底なしの穴 パラッパラー 第六の扉 災いの天使 パラッパラー 第七の扉 審判の声 終わりない生が 今放たれる 麗しい声が 今木霊(こだま)する 絶望もない 失望もない そこに行くために 裁きがある 禊(みそぎ)がある 祈りがある 懺悔(ざんげ)がある 死出の旅路の物語 険しく辛い 道程(みちのり) 寂しく遠い 道程 苦しく寒い 道程 死出の旅路の 道程 |
| 蛞蝓体操ずりずりと這い回り ぐねぐねとねじ曲がる ぐらぐらと頭振り びくびくと反り返る 闇に逃れて 闇に隠れて 闇に潜んで 闇に蠢く 闇に浸(つ)かって 闇に澱んで 闇に溺れて 闇の中蠢く 一二三 ねじるんだ 二二三 くねるんだ 三二三 よじるんだ 四二三 うねるんだ だらだらと汁垂らし ずるずると絡み合う べろべろと舐め回し ぶるぶると身悶える 闇に紛れて 闇に埋もれて 闇に呑まれて 闇に彷徨う 闇に嘆いて 闇に恨んで 闇に呪って 闇の中彷徨う 一二三 ねじるんだ 二二三 くねるんだ 三二三 よじるんだ 四二三 うねるんだ 月の狂気が誘う蠕動 星の霊気が誘う蠢動 風の妖気が誘う蠕動 夜の瘴気が誘う蠢動 霧の狂気でいやます蠕動 土の霊気でいやます蠢動 森の妖気でいやます蠕動 沼の瘴気でいやます蠢動 闇にもがけ 闇にあがけ 闇にもがけ 闇にあがけ 闇にもがけ 闇にあがけ 闇にもがけ 闇にあがけ | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | | ずりずりと這い回り ぐねぐねとねじ曲がる ぐらぐらと頭振り びくびくと反り返る 闇に逃れて 闇に隠れて 闇に潜んで 闇に蠢く 闇に浸(つ)かって 闇に澱んで 闇に溺れて 闇の中蠢く 一二三 ねじるんだ 二二三 くねるんだ 三二三 よじるんだ 四二三 うねるんだ だらだらと汁垂らし ずるずると絡み合う べろべろと舐め回し ぶるぶると身悶える 闇に紛れて 闇に埋もれて 闇に呑まれて 闇に彷徨う 闇に嘆いて 闇に恨んで 闇に呪って 闇の中彷徨う 一二三 ねじるんだ 二二三 くねるんだ 三二三 よじるんだ 四二三 うねるんだ 月の狂気が誘う蠕動 星の霊気が誘う蠢動 風の妖気が誘う蠕動 夜の瘴気が誘う蠢動 霧の狂気でいやます蠕動 土の霊気でいやます蠢動 森の妖気でいやます蠕動 沼の瘴気でいやます蠢動 闇にもがけ 闇にあがけ 闇にもがけ 闇にあがけ 闇にもがけ 闇にあがけ 闇にもがけ 闇にあがけ |
| 星空の導き君は青春に生きて 春の風のように去った 夜の寂しさの中で 今も思い出は灯る いつか迎える 旅立ちの時まで 暗がり道に 迷わぬように 見守りたまえ ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも 空に星たちが光る 森に鳥たちが歌う 海の潮騒とともに 砂は永遠に帰る やがて近づく さよならの時まで 孤独な旅に 疲れぬように 励ましたまえ ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも いずれ訪(おとな)う 安らぎの時まで 険しい道に 転ばぬように 導きたまえ ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも いつまでも いつまでも | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 君は青春に生きて 春の風のように去った 夜の寂しさの中で 今も思い出は灯る いつか迎える 旅立ちの時まで 暗がり道に 迷わぬように 見守りたまえ ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも 空に星たちが光る 森に鳥たちが歌う 海の潮騒とともに 砂は永遠に帰る やがて近づく さよならの時まで 孤独な旅に 疲れぬように 励ましたまえ ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも いずれ訪(おとな)う 安らぎの時まで 険しい道に 転ばぬように 導きたまえ ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも ひとりぼっちじゃないのさ 夢で会える 一人一人の心に 君は生きる いつまでも いつまでも いつまでも |
| 地獄大鉄道悪行に諸手を染めて 権力にあぐらをかいた人よ お迎えの列車が来るぞ 行先が知らぬとは言わせぬぞ ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン 今までの 天罰を 受けるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 容赦ない 懲らしめを 受けるのじゃ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 地獄大鉄道 快楽に溺れるままに 贅沢が身に染み付いた人よ あの世への車が来たぞ 切符ならこちらで用意したぞ ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン ご馳走が 幻に 変わるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 愛人が 亡霊に 変わるのじゃ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 地獄大鉄道 善人の素振りをしては 人様をだましてだけの人よ お別れの時間が来たぞ 偽りの挨拶はいらないぞ ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン 正直に 罪業を 述べるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 心から 償いを 述べるのじゃ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 地獄大鉄道 ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン 今までの 天罰を 受けるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 容赦ない 懲らしめを 受けるのじゃ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 悪行に諸手を染めて 権力にあぐらをかいた人よ お迎えの列車が来るぞ 行先が知らぬとは言わせぬぞ ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン 今までの 天罰を 受けるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 容赦ない 懲らしめを 受けるのじゃ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 地獄大鉄道 快楽に溺れるままに 贅沢が身に染み付いた人よ あの世への車が来たぞ 切符ならこちらで用意したぞ ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン ご馳走が 幻に 変わるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 愛人が 亡霊に 変わるのじゃ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 地獄大鉄道 善人の素振りをしては 人様をだましてだけの人よ お別れの時間が来たぞ 偽りの挨拶はいらないぞ ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン 正直に 罪業を 述べるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 心から 償いを 述べるのじゃ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 冥土へと おどろどろ 奈落へと おどろどろ 地獄大鉄道 ガタゴトン ガタゴトン ガタゴトン 今までの 天罰を 受けるのじゃ ガタガタン ガタガタン ガタガタン 容赦ない 懲らしめを 受けるのじゃ |
| 未来からの脱出美しい 明日が来ると 信じてた 子供の頃は でも見ろよ 無言の街を 思ってた 未来じゃないぜ 名前が消えて 数字に変わる 笑顔とともに 逃げ出せ 未来から 脱(ぬ)け出せ 明日から 逃げ出せ 未来から 脱け出せ 世界から 愛し合う 時代になれと 願ってた 小さな頃は でも見ろよ 戦(いくさ)の空を こんなのは 望んでないぜ 家庭が消えて 機械に変わる 家族もそうさ 逃げ出せ 未来から 脱(ぬ)け出せ 明日から 逃げ出せ 未来から 脱け出せ 世界から 喜びが 溢(あふ)れるように 祈ってた いつでもずっと でも見ろよ 貧しい人を 幸せは どこにもないぜ 言葉が消えて 記号に変わる お金もろとも 逃げ出せ 未来から 脱(ぬ)け出せ 明日から 逃げ出せ 未来から 脱け出せ 世界から 逃げ出せ 脱け出せ 逃げ出せ 脱け出せ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | ナカジマノブ | | 美しい 明日が来ると 信じてた 子供の頃は でも見ろよ 無言の街を 思ってた 未来じゃないぜ 名前が消えて 数字に変わる 笑顔とともに 逃げ出せ 未来から 脱(ぬ)け出せ 明日から 逃げ出せ 未来から 脱け出せ 世界から 愛し合う 時代になれと 願ってた 小さな頃は でも見ろよ 戦(いくさ)の空を こんなのは 望んでないぜ 家庭が消えて 機械に変わる 家族もそうさ 逃げ出せ 未来から 脱(ぬ)け出せ 明日から 逃げ出せ 未来から 脱け出せ 世界から 喜びが 溢(あふ)れるように 祈ってた いつでもずっと でも見ろよ 貧しい人を 幸せは どこにもないぜ 言葉が消えて 記号に変わる お金もろとも 逃げ出せ 未来から 脱(ぬ)け出せ 明日から 逃げ出せ 未来から 脱け出せ 世界から 逃げ出せ 脱け出せ 逃げ出せ 脱け出せ |
| 宇宙の人ワンダラー世界の果て 微睡むまま 遠い記憶 夢に落ちる 太虚(たいきょ)の果て 平和の星 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 世紀末の 哀れな星 嘘と欺瞞 飢えと病 無知の涙 呪詛の言葉 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 争う人 蔑(さげす)む人 乱れた性 廃れた家 真実(まこと)の声 闇の彼方 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ ベントラ ベントラ スペース ピープル | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 世界の果て 微睡むまま 遠い記憶 夢に落ちる 太虚(たいきょ)の果て 平和の星 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 世紀末の 哀れな星 嘘と欺瞞 飢えと病 無知の涙 呪詛の言葉 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 争う人 蔑(さげす)む人 乱れた性 廃れた家 真実(まこと)の声 闇の彼方 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ ベントラ ベントラ スペース ピープル |
| 宇宙電撃隊闇夜を走る一筋の 希望の光 電撃! 平和を守り愛つなぐ 正義の味方 電撃! 光のように現れて 石火のごとく消えてゆく 巨大な悪に立ち向かう みんなのためのヒーロー 出撃だ 突撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 虚空をよぎる一条の 誠の明かり 電撃! 地上を救い夢渡す 覚悟の戦士 電撃! 光とともにやって来て 勝利とともに去ってゆく 宇宙の闇をやっつける 僕らのためのヒーロー 迎撃だ 反撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 夜空を進む一本の 未来の印 電撃! 緑をかばい子に託す 義侠の兵士 電撃! 光のように戦って 流星のよに飛んでゆく 数多の敵を懲らしめる 明日のためのヒーロー 攻撃だ 追撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 闇夜を走る一筋の 希望の光 電撃! 平和を守り愛つなぐ 正義の味方 電撃! 光のように現れて 石火のごとく消えてゆく 巨大な悪に立ち向かう みんなのためのヒーロー 出撃だ 突撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 虚空をよぎる一条の 誠の明かり 電撃! 地上を救い夢渡す 覚悟の戦士 電撃! 光とともにやって来て 勝利とともに去ってゆく 宇宙の闇をやっつける 僕らのためのヒーロー 迎撃だ 反撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 夜空を進む一本の 未来の印 電撃! 緑をかばい子に託す 義侠の兵士 電撃! 光のように戦って 流星のよに飛んでゆく 数多の敵を懲らしめる 明日のためのヒーロー 攻撃だ 追撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 |
| 人間の証明泣き叫び 生まれてきた 苦しみの 真っ只中 へその緒が 切られた時 人間に 俺はなった 不幸なら 刻んでやる 試練なら 畳んでやる 不安なら 丸めてやる 俺は俺だ 怖いものか 目を開き 口開き 笑い出せ 人間だぞ 手を振って 足振って 歩き出せ 人間だから 人生の 目的とは 金と欲 それでもいい 一粒の 涙だけが 宝石に 変わりもする 恋ならば 挫(くじ)けずやる 夢ならば 叶えてやる 愛ならば 与えてやる 俺は俺だ 負けるものか 目を開き 口開き 笑い出せ 人間だぞ 手を振って 足振って 歩き出せ 人間だから 草花が 枯れるように 死神は 誰にも来る 善と悪 陰(かげ)と日向(ひなた) 失敗も 悔みもない 晴れならば 踊ってやる 雨ならば 歌ってやる 酒ならば 食らってやる 俺は俺だ 止まるものか 目を開き 口開き 笑い出せ 人間だぞ 手を振って 足振って 歩き出せ 人間だから 人間の証明 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 泣き叫び 生まれてきた 苦しみの 真っ只中 へその緒が 切られた時 人間に 俺はなった 不幸なら 刻んでやる 試練なら 畳んでやる 不安なら 丸めてやる 俺は俺だ 怖いものか 目を開き 口開き 笑い出せ 人間だぞ 手を振って 足振って 歩き出せ 人間だから 人生の 目的とは 金と欲 それでもいい 一粒の 涙だけが 宝石に 変わりもする 恋ならば 挫(くじ)けずやる 夢ならば 叶えてやる 愛ならば 与えてやる 俺は俺だ 負けるものか 目を開き 口開き 笑い出せ 人間だぞ 手を振って 足振って 歩き出せ 人間だから 草花が 枯れるように 死神は 誰にも来る 善と悪 陰(かげ)と日向(ひなた) 失敗も 悔みもない 晴れならば 踊ってやる 雨ならば 歌ってやる 酒ならば 食らってやる 俺は俺だ 止まるものか 目を開き 口開き 笑い出せ 人間だぞ 手を振って 足振って 歩き出せ 人間だから 人間の証明 |
| 狂気人間おかしな ことだけ 起こっている まともな ものなど 一つもない そ知らぬ 素振りの 空ろな顔 右も左も 愛が消える 夢が消える 見渡す限りの 灰色の景色 狂気 いや正気 ここはどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴だと 言われちまう 自由が 欲しいと 願うだけで 足並み 揃えて 大行進 今日も昨日も 恋が消える 歌が消える 地平の先まで 鈍色(にびいろ)の世界 狂気 いや正気 明日(あす)はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴らが 溢(あふ)れている 慈善の 笠着た おためごかし 追いつけ 追い越せ 後れ取るな どこもかしこも 心が消える 真(まこと)が消える 凍りつきそうな 暗闇の時代 狂気 いや正気 神はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | おかしな ことだけ 起こっている まともな ものなど 一つもない そ知らぬ 素振りの 空ろな顔 右も左も 愛が消える 夢が消える 見渡す限りの 灰色の景色 狂気 いや正気 ここはどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴だと 言われちまう 自由が 欲しいと 願うだけで 足並み 揃えて 大行進 今日も昨日も 恋が消える 歌が消える 地平の先まで 鈍色(にびいろ)の世界 狂気 いや正気 明日(あす)はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴らが 溢(あふ)れている 慈善の 笠着た おためごかし 追いつけ 追い越せ 後れ取るな どこもかしこも 心が消える 真(まこと)が消える 凍りつきそうな 暗闇の時代 狂気 いや正気 神はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 |
| 悪魔一族暗闇が産んだ 災いの生命(いのち) 千万(ちよろず)の時へ 悪徳を放つ 堕天使の顔と 獣(けだもの)の翼 鉤爪を伸ばし 生贄を屠(ほふ)る 足りない 満ち足りない 虚空の 深い闇 のたうち 身悶える 空ろな 黒い渦 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 冒涜に満ちた 享楽の宴 絶望の味に 舌鼓を打つ 殺戮(さつりく)を勧め 混乱を愛でる 腐臭と死臭の 芳(かぐわ)しい香り 晴れない 気が晴れない 虚空の 深い霧 のたくり 身をよじる 空ろな 黒い沼 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 気をつけろ 奴はどこにもいる 気をつけろ 奴はすぐそばいる 爪を磨(と)いで 牙をむいて 手ぐすね引き 今か今かと 凶悪な家系 冷酷な所業 人間の愛を 永遠に呪う 狡猾な知恵と 恐ろしい力 歯向かう者など 誰一人いない 寂しい 満たされない 虚空の 深い穴 のけぞり 仰ぎ見る 空ろな 黒い星 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 悪魔の一族 悪魔の一族 エロイムエッサイム | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 暗闇が産んだ 災いの生命(いのち) 千万(ちよろず)の時へ 悪徳を放つ 堕天使の顔と 獣(けだもの)の翼 鉤爪を伸ばし 生贄を屠(ほふ)る 足りない 満ち足りない 虚空の 深い闇 のたうち 身悶える 空ろな 黒い渦 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 冒涜に満ちた 享楽の宴 絶望の味に 舌鼓を打つ 殺戮(さつりく)を勧め 混乱を愛でる 腐臭と死臭の 芳(かぐわ)しい香り 晴れない 気が晴れない 虚空の 深い霧 のたくり 身をよじる 空ろな 黒い沼 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 気をつけろ 奴はどこにもいる 気をつけろ 奴はすぐそばいる 爪を磨(と)いで 牙をむいて 手ぐすね引き 今か今かと 凶悪な家系 冷酷な所業 人間の愛を 永遠に呪う 狡猾な知恵と 恐ろしい力 歯向かう者など 誰一人いない 寂しい 満たされない 虚空の 深い穴 のけぞり 仰ぎ見る 空ろな 黒い星 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 悪魔の一族 悪魔の一族 エロイムエッサイム |
| 生きる生きる価値がないなんて 誰が決めた 人は何かするために いるのだから 喜び 追い求め 幸せ 追い掛けて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 生きる意味がないなんて 誰が言った みんな望み世の中に いるのだから 苦しみ 闘って 悲しみ 乗り越えて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 心の 声に従い 歩こう 怖いことない 魂 耳を澄ませて 進もう 間違いはない 空も海も山も輝き出す 君も僕もすべて光の中 生きる理由(わけ)がないなんて 誰が決める 人の道を外れずに 行くのだから 夢を 見続けて 愛を 育んで 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 歌のように 僕は生きる 星のように 僕は生きる | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 生きる価値がないなんて 誰が決めた 人は何かするために いるのだから 喜び 追い求め 幸せ 追い掛けて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 生きる意味がないなんて 誰が言った みんな望み世の中に いるのだから 苦しみ 闘って 悲しみ 乗り越えて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 心の 声に従い 歩こう 怖いことない 魂 耳を澄ませて 進もう 間違いはない 空も海も山も輝き出す 君も僕もすべて光の中 生きる理由(わけ)がないなんて 誰が決める 人の道を外れずに 行くのだから 夢を 見続けて 愛を 育んで 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 歌のように 僕は生きる 星のように 僕は生きる |
| 神々の決戦神々は決意をする 戦いの狼煙(のろし)は今 悪神のはびこる様 捨て置くは我慢ならぬ 往(ゆ)かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん 敵の中へ 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々は覚悟をする 暴虐はもうこれまで 軍勢も意気軒昂 決戦の火蓋(ひぶた)が開(あ)く 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん 邪神どもに 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 宙を舞い飛び 剣をなげうつ 闇を切り裂き 悪を葬る 神々は腹をくくる 積年の勝負の時 苦しみを根絶やすため 安らぎをもたらすため 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め 敵の陣地 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々の決戦が 目の前に迫り来る 最終の戦いが 今まさに起こるのだ 神々の決戦が 目の前に迫り来る 終末の争いが 今まさに始まるのだ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 神々は決意をする 戦いの狼煙(のろし)は今 悪神のはびこる様 捨て置くは我慢ならぬ 往(ゆ)かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん 敵の中へ 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々は覚悟をする 暴虐はもうこれまで 軍勢も意気軒昂 決戦の火蓋(ひぶた)が開(あ)く 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん 邪神どもに 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 宙を舞い飛び 剣をなげうつ 闇を切り裂き 悪を葬る 神々は腹をくくる 積年の勝負の時 苦しみを根絶やすため 安らぎをもたらすため 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め 敵の陣地 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々の決戦が 目の前に迫り来る 最終の戦いが 今まさに起こるのだ 神々の決戦が 目の前に迫り来る 終末の争いが 今まさに始まるのだ |
| さらば世界底知れぬ闇 いまわの際のこの世界 偽りの愛 聖母の頬(ほお)に血が伝う 逃げ出したいさ 一抜けたいさ 青春の日々 夢は遠くになりにけり 正義の教え 何もない 義憤の拳(こぶし) 何もない 自由の謳歌(おうか) 何もない 平和の予兆 何もない だからこう告げるのだ さらば世界よ 愛しい日々よ 光求めともに行かん 底なしの沼 預言通りのこの時代 戒めの槌(つち) 天も大地も荒れ狂う 泣き出したいさ やり切れないさ 追憶の日々 昔の夢よ今いずこ 赤子の微笑 何もない 娘の逢瀬 何もない 男の子の大志 何もない 操(みさお)の契り 何もない だからこう叫ぶのだ さらば世界よ 愛しい日々よ 光求めともに行かん 新しい時代 限りない慈愛 永劫に続く楽園 素晴らしい世界 果てしない地平 永久に開く花園 人は人のまま あり続ける 愛は愛のまま 抱き合って 溶け合って 血みどろの雨 争いだけのこの地上 沈黙の民 頭(こうべ)を垂れて何を待つ 駆け出したいさ 飛び出したいさ 郷愁の日々 返りはしない夢の跡 獣の姿 何もない 野鳥の形 何もない 羽虫の響き 何もない 草葉の緑 何もない だからこう誓うのだ さらば世界よ 愛しい日々よ 光求めともに行かん さらば世界よ 愛しい日々よ さらば世界よ 愛しい日々よ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 底知れぬ闇 いまわの際のこの世界 偽りの愛 聖母の頬(ほお)に血が伝う 逃げ出したいさ 一抜けたいさ 青春の日々 夢は遠くになりにけり 正義の教え 何もない 義憤の拳(こぶし) 何もない 自由の謳歌(おうか) 何もない 平和の予兆 何もない だからこう告げるのだ さらば世界よ 愛しい日々よ 光求めともに行かん 底なしの沼 預言通りのこの時代 戒めの槌(つち) 天も大地も荒れ狂う 泣き出したいさ やり切れないさ 追憶の日々 昔の夢よ今いずこ 赤子の微笑 何もない 娘の逢瀬 何もない 男の子の大志 何もない 操(みさお)の契り 何もない だからこう叫ぶのだ さらば世界よ 愛しい日々よ 光求めともに行かん 新しい時代 限りない慈愛 永劫に続く楽園 素晴らしい世界 果てしない地平 永久に開く花園 人は人のまま あり続ける 愛は愛のまま 抱き合って 溶け合って 血みどろの雨 争いだけのこの地上 沈黙の民 頭(こうべ)を垂れて何を待つ 駆け出したいさ 飛び出したいさ 郷愁の日々 返りはしない夢の跡 獣の姿 何もない 野鳥の形 何もない 羽虫の響き 何もない 草葉の緑 何もない だからこう誓うのだ さらば世界よ 愛しい日々よ 光求めともに行かん さらば世界よ 愛しい日々よ さらば世界よ 愛しい日々よ |
光の子供 君のいない空に つがい鳥が歌う 悩みごとは知らず 夢の続くように 永遠の愛を誓う 君の祈り 天使の翼を持った 君は光 おうおうおうおう おうおうおうおう 安らかに 今はただ 空の星と輝いて 眠れ 君の去った街に 子供たちが遊ぶ 柔い笑顔見せて まるで君のようさ 気持ちをふさいでいたら いつも一人 夜空を見上げるだけで いつも二人 おうおうおうおう おうおうおうおう 穏やかに 今はただ 夜の星と瞬いて 眠れ 君の来ない部屋に 朝の影が注ぐ 出会う前と同じ すべて包むように 離れ離れにはしない 愛の契り 焼けつくぐらいに燃える 愛の篝(かがり) おうおうおうおう おうおうおうおう 清らかに 今はただ 宵の星に抱かれて 眠れ 君よ光よ 星と眠れよ 君よ子供よ 星と歌えよ 君よ光よ 星と眠れよ 君よ子供よ 星と歌えよ 君よ光よ 星と眠れよ  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 君のいない空に つがい鳥が歌う 悩みごとは知らず 夢の続くように 永遠の愛を誓う 君の祈り 天使の翼を持った 君は光 おうおうおうおう おうおうおうおう 安らかに 今はただ 空の星と輝いて 眠れ 君の去った街に 子供たちが遊ぶ 柔い笑顔見せて まるで君のようさ 気持ちをふさいでいたら いつも一人 夜空を見上げるだけで いつも二人 おうおうおうおう おうおうおうおう 穏やかに 今はただ 夜の星と瞬いて 眠れ 君の来ない部屋に 朝の影が注ぐ 出会う前と同じ すべて包むように 離れ離れにはしない 愛の契り 焼けつくぐらいに燃える 愛の篝(かがり) おうおうおうおう おうおうおうおう 清らかに 今はただ 宵の星に抱かれて 眠れ 君よ光よ 星と眠れよ 君よ子供よ 星と歌えよ 君よ光よ 星と眠れよ 君よ子供よ 星と歌えよ 君よ光よ 星と眠れよ |
悪魔の楽園 長いこと耐えてきた 冥界の奥底で 人間の影もない 悠久の昔から 天を呪って 闇に唸って 腐臭放って 地上狙って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 欲望をくすぐって 退廃をはびこらす 饗宴に交じるなら 口外は死の掟 生血すすって 肉をしゃぶって 酒を食らって 色にふけって 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 魂を預ければ 二度ともう返らない 人間を人形に でくの坊変えるまで 嘘を語って 猫を被って 善を笑って 悪に誘って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 長いこと耐えてきた 冥界の奥底で 人間の影もない 悠久の昔から 天を呪って 闇に唸って 腐臭放って 地上狙って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 欲望をくすぐって 退廃をはびこらす 饗宴に交じるなら 口外は死の掟 生血すすって 肉をしゃぶって 酒を食らって 色にふけって 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 魂を預ければ 二度ともう返らない 人間を人形に でくの坊変えるまで 嘘を語って 猫を被って 善を笑って 悪に誘って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た |
感動の坩堝 誰かと恋してみたいな 命のすべてを捧げて 真夏の太陽みたいに 心をじりじり焦がして 衝動 面影ちらつくよ 情動 抱きしめてみたいよ 行動 当たって砕けたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 どこかに旅してみたいな 昨日の仕事を放って 根無しの浮き草みたいに あてなくふらふら漂い 衝動 遠くへ行きたいよ 情動 扉を開けたいよ 行動 切符を手にしたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 青春の日々 美しいとき 冒険の日々 素晴らしいとき 大事に 誰かを助けてみたいな 自分の都合を投げ出し 童話のお地蔵みたいに いつでもにこにこ笑って 衝動 言葉をかけたいよ 情動 慰めあげたいよ 行動 手を差し伸べたなら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 誰かと恋してみたいな 命のすべてを捧げて 真夏の太陽みたいに 心をじりじり焦がして 衝動 面影ちらつくよ 情動 抱きしめてみたいよ 行動 当たって砕けたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 どこかに旅してみたいな 昨日の仕事を放って 根無しの浮き草みたいに あてなくふらふら漂い 衝動 遠くへ行きたいよ 情動 扉を開けたいよ 行動 切符を手にしたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 青春の日々 美しいとき 冒険の日々 素晴らしいとき 大事に 誰かを助けてみたいな 自分の都合を投げ出し 童話のお地蔵みたいに いつでもにこにこ笑って 衝動 言葉をかけたいよ 情動 慰めあげたいよ 行動 手を差し伸べたなら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動 |
樹液酒場で乾杯 夏の夜 秘密の森がざわめいて 幻の樹液酒場が現れる ジミヘンは羽根をうならせスズメバチ 極悪なレミーカミキリくだを巻く 樹液に集まれ 樹液に集まれ 樹液に集まれ かぐわしの樹液酒場で乾杯 コージーは手練れクワガタ勇ましく 体当たりボンゾ怪力カブトムシ フレディーはオオムラサキの派手な服 いぶし銀フィルは気ままにハナムグリ 樹液に集まれ 樹液に集まれ 樹液に集まれ 麗しの樹液酒場で乾杯 満月の青い光に包まれて 星たちの囁く声に招かれて 新顔のオジーおどけてクロカナブン 隣には笑うランディーアオカナブン 樹液に集まれ 樹液に集まれ 樹液に集まれ 幻の樹液酒場で乾杯 不思議が集まる森 秘密が散らばる森 奇跡が転がる森 喜び溢(あふ)れる森  | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 夏の夜 秘密の森がざわめいて 幻の樹液酒場が現れる ジミヘンは羽根をうならせスズメバチ 極悪なレミーカミキリくだを巻く 樹液に集まれ 樹液に集まれ 樹液に集まれ かぐわしの樹液酒場で乾杯 コージーは手練れクワガタ勇ましく 体当たりボンゾ怪力カブトムシ フレディーはオオムラサキの派手な服 いぶし銀フィルは気ままにハナムグリ 樹液に集まれ 樹液に集まれ 樹液に集まれ 麗しの樹液酒場で乾杯 満月の青い光に包まれて 星たちの囁く声に招かれて 新顔のオジーおどけてクロカナブン 隣には笑うランディーアオカナブン 樹液に集まれ 樹液に集まれ 樹液に集まれ 幻の樹液酒場で乾杯 不思議が集まる森 秘密が散らばる森 奇跡が転がる森 喜び溢(あふ)れる森 |
永遠の鐘 喜びに包まれた白いチャペル 祝福の花びらが降り注ぐ うら若い花嫁の白いドレス 誰よりも見目美しい 秋の夕暮れに出会い 冬の木枯らしに語り 誓い合った未来 夢見合った希望 運命重ねて旅立つ 永遠(とわ)の幸(さち)へ 鐘が鳴り響く 永遠の愛へ 鐘が鳴り渡る 潮騒(しおさい)の輝いた青い水面(みなも) 帆船が出航を待ちわびる 渡り鳥睦(むつ)み合う青いみ空 燕(つばめ)さえもう懐かしい 春の木漏れ日を浴びて 夏の夕立に濡れて 求め合った二人 深め合った絆(きずな) 唇重ねて旅立つ 永遠(とわ)の幸(さち)へ 鐘が鳴り響く 永遠の愛へ 鐘が鳴り渡る 嵐来ようともめげず 吹雪舞おうとも負けず 力を合わせて旅立つ 古い写真見て笑い 今の互い見て慕い 愛し合った涙 認め合った思い 手と手を重ねて旅立つ 永遠(とわ)の幸(さち)へ 鐘が鳴り響く 永遠の愛へ 鐘が鳴り渡る 明日へと沈みゆく赤い夕日 思い出はそう素晴らしい ランランランラ ランランランラ ランランランラ ランランランラ‥‥  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 喜びに包まれた白いチャペル 祝福の花びらが降り注ぐ うら若い花嫁の白いドレス 誰よりも見目美しい 秋の夕暮れに出会い 冬の木枯らしに語り 誓い合った未来 夢見合った希望 運命重ねて旅立つ 永遠(とわ)の幸(さち)へ 鐘が鳴り響く 永遠の愛へ 鐘が鳴り渡る 潮騒(しおさい)の輝いた青い水面(みなも) 帆船が出航を待ちわびる 渡り鳥睦(むつ)み合う青いみ空 燕(つばめ)さえもう懐かしい 春の木漏れ日を浴びて 夏の夕立に濡れて 求め合った二人 深め合った絆(きずな) 唇重ねて旅立つ 永遠(とわ)の幸(さち)へ 鐘が鳴り響く 永遠の愛へ 鐘が鳴り渡る 嵐来ようともめげず 吹雪舞おうとも負けず 力を合わせて旅立つ 古い写真見て笑い 今の互い見て慕い 愛し合った涙 認め合った思い 手と手を重ねて旅立つ 永遠(とわ)の幸(さち)へ 鐘が鳴り響く 永遠の愛へ 鐘が鳴り渡る 明日へと沈みゆく赤い夕日 思い出はそう素晴らしい ランランランラ ランランランラ ランランランラ ランランランラ‥‥ |
ばかっちょ渡世 後悔は 先立たず 一昨日は 忘れたぜ 好き勝手 得手勝手 お気楽な 風来坊 ぶきっちょ ぶきっちょなのさ ばかっちょ ばかっちょ渡世 ぶきっちょ ぶきっちょなんだ ばかっちょ ばかっちょ渡世 当てどない 世の中に 馬鹿みたく 生きてゆく 当てもない 世の中に 馬鹿のように 生きてゆく 生きてゆく 明後日の 行く先は お天道に 聞いとくれ 風のまま 気のままに 梶(かじ)のない 帆掛け船 よこっちょ よこっちょそれて ばかっちょ ばかっちょ渡世 よこっちょ よこっちょ曲がり ばかっちょ ばかっちょ渡世 当てどない 世の中に 馬鹿みたく 生きてゆく 当てもない 世の中に 馬鹿のように 生きてゆく 生きてゆく 宵越しの 銭はない 好(よ)い仲の 人もない 今日からは 明日からは 夢を見る うつけ者 すいっちょ すいっちょ鳴いて ばかっちょ ばかっちょ渡世 すいっちょ すいっちょ歌い ばかっちょ ばかっちょ渡世 当てどない 世の中に 馬鹿みたく 生きてゆく 当てもない 世の中に 馬鹿のように 生きてゆく 生きてゆく  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 後悔は 先立たず 一昨日は 忘れたぜ 好き勝手 得手勝手 お気楽な 風来坊 ぶきっちょ ぶきっちょなのさ ばかっちょ ばかっちょ渡世 ぶきっちょ ぶきっちょなんだ ばかっちょ ばかっちょ渡世 当てどない 世の中に 馬鹿みたく 生きてゆく 当てもない 世の中に 馬鹿のように 生きてゆく 生きてゆく 明後日の 行く先は お天道に 聞いとくれ 風のまま 気のままに 梶(かじ)のない 帆掛け船 よこっちょ よこっちょそれて ばかっちょ ばかっちょ渡世 よこっちょ よこっちょ曲がり ばかっちょ ばかっちょ渡世 当てどない 世の中に 馬鹿みたく 生きてゆく 当てもない 世の中に 馬鹿のように 生きてゆく 生きてゆく 宵越しの 銭はない 好(よ)い仲の 人もない 今日からは 明日からは 夢を見る うつけ者 すいっちょ すいっちょ鳴いて ばかっちょ ばかっちょ渡世 すいっちょ すいっちょ歌い ばかっちょ ばかっちょ渡世 当てどない 世の中に 馬鹿みたく 生きてゆく 当てもない 世の中に 馬鹿のように 生きてゆく 生きてゆく |
恋愛一代男 恋をするなら 鮮度が大事 明日になれば 晴れも曇りになる 夢を見るなら 悪夢はご免 甘い香りの とろけてしまうやつ 男と女が二人 ときめく季節の予感 一代だけのこの世 「一代だけのこの世) 今生だけの浮き世 「今生だけの浮き世) 恋をせよ 恋に落ちたら 誰も痴(し)れ者 世間様いう 嘘も誠もない 夢に落ちれば 魔法が掛かる 空も飛べるし 時間だって超える 男と女の遊戯 激しい火傷の予感 一代だけのこの世 「一代だけのこの世) 今生だけの浮き世 「今生だけの浮き世) 恋をせよ 恋は 夢に 夢は 恋に 恋破れても 手当ては無用 宝石ならば 星の数ほどある 夢壊れても 夜には続く 海のあぶくの 消えて生まれるよう 男と女の舞台 新たな役者の予感 一代だけのこの世 「一代だけのこの世) 今生だけの浮き世 「今生だけの浮き世) 恋をせよ  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 恋をするなら 鮮度が大事 明日になれば 晴れも曇りになる 夢を見るなら 悪夢はご免 甘い香りの とろけてしまうやつ 男と女が二人 ときめく季節の予感 一代だけのこの世 「一代だけのこの世) 今生だけの浮き世 「今生だけの浮き世) 恋をせよ 恋に落ちたら 誰も痴(し)れ者 世間様いう 嘘も誠もない 夢に落ちれば 魔法が掛かる 空も飛べるし 時間だって超える 男と女の遊戯 激しい火傷の予感 一代だけのこの世 「一代だけのこの世) 今生だけの浮き世 「今生だけの浮き世) 恋をせよ 恋は 夢に 夢は 恋に 恋破れても 手当ては無用 宝石ならば 星の数ほどある 夢壊れても 夜には続く 海のあぶくの 消えて生まれるよう 男と女の舞台 新たな役者の予感 一代だけのこの世 「一代だけのこの世) 今生だけの浮き世 「今生だけの浮き世) 恋をせよ |
山神 いにしえの国の 荒ぶる神様 人里の遠く 采配をふるう ざあざあと ざあざあと 雨よ降れ (ざあざあと ざあざあと 雨よ降れ) びゅうびゅうと びゅうびゅうと 風よ吹け (びゅうびゅうと びゅうびゅうと 風よ吹け) 響かせろ山彦 山彦 震わせろ山並 山並 山神(やまがみ) おなごは禁忌じゃ おのこはめんこい わらはを祀(まつ)れば ほうびも取らすぞ ぎゃあぎゃあと ぎゃあぎゃあと 獣鳴け (ぎゃあぎゃあと ぎゃあぎゃあと 獣鳴け) ひらひらと ひらひらと 花よ咲け (ひらひらと ひらひらと 花よ咲け) 響かせろ山彦 山彦 震わせろ山並 山並 山神 おうおうおうおうおうおう お天気屋さんの 常世の神様 災いもなせば 幸いも運ぶ ごうごうと ごうごうと 地よ吼(ほ)えろ (ごうごうと ごうごうと 地よ吼えろ) どうどうと どうどうと 滝落ちろ (どうどうと どうどうと 滝落ちろ) 響かせろ山彦 山彦 震わせろ山並 山並 吹きつけろ山風 山風 唸らせろ山鳴り 山鳴り 山神  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | いにしえの国の 荒ぶる神様 人里の遠く 采配をふるう ざあざあと ざあざあと 雨よ降れ (ざあざあと ざあざあと 雨よ降れ) びゅうびゅうと びゅうびゅうと 風よ吹け (びゅうびゅうと びゅうびゅうと 風よ吹け) 響かせろ山彦 山彦 震わせろ山並 山並 山神(やまがみ) おなごは禁忌じゃ おのこはめんこい わらはを祀(まつ)れば ほうびも取らすぞ ぎゃあぎゃあと ぎゃあぎゃあと 獣鳴け (ぎゃあぎゃあと ぎゃあぎゃあと 獣鳴け) ひらひらと ひらひらと 花よ咲け (ひらひらと ひらひらと 花よ咲け) 響かせろ山彦 山彦 震わせろ山並 山並 山神 おうおうおうおうおうおう お天気屋さんの 常世の神様 災いもなせば 幸いも運ぶ ごうごうと ごうごうと 地よ吼(ほ)えろ (ごうごうと ごうごうと 地よ吼えろ) どうどうと どうどうと 滝落ちろ (どうどうと どうどうと 滝落ちろ) 響かせろ山彦 山彦 震わせろ山並 山並 吹きつけろ山風 山風 唸らせろ山鳴り 山鳴り 山神 |
野性上等 電気仕掛けの街に 監視装置が光る どこに逃げても追われ まるで牢屋だろう 互いが互い見張り 内緒話も聴かれ 点数ばかり稼ぐ ここは修羅の国か 心が騒ぐ 血潮はたぎる 夜空を見上げ 魂が嘆く 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ アオー まがいの餌(えさ)を食べて 積み木の箱で眠り 柵で囲われたなら まるで家畜だろう 小羊ならば飼われ 狼ならば狩られ 沈黙だけを守る ここは真の闇か 体がうずく 野山を思い 月夜に向かい 魂が叫ぶ 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ アオー 青い空 飛んでみたい 赤い月 吠(ほ)えてみたい 青い海 漕(こ)いでみたい 赤い夕日 浴びてみたい 野性上等 鋭い牙は折られ はばたく羽は取られ 踏ん張る脚はもがれ まるで骸(むくろ)だろう 機械の声が響く 催眠術のように 右に左にならい ここは黄泉の国か 体が火照る 獣に返り 朝日とともに 魂が吠える 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ アオー 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 電気仕掛けの街に 監視装置が光る どこに逃げても追われ まるで牢屋だろう 互いが互い見張り 内緒話も聴かれ 点数ばかり稼ぐ ここは修羅の国か 心が騒ぐ 血潮はたぎる 夜空を見上げ 魂が嘆く 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ アオー まがいの餌(えさ)を食べて 積み木の箱で眠り 柵で囲われたなら まるで家畜だろう 小羊ならば飼われ 狼ならば狩られ 沈黙だけを守る ここは真の闇か 体がうずく 野山を思い 月夜に向かい 魂が叫ぶ 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ アオー 青い空 飛んでみたい 赤い月 吠(ほ)えてみたい 青い海 漕(こ)いでみたい 赤い夕日 浴びてみたい 野性上等 鋭い牙は折られ はばたく羽は取られ 踏ん張る脚はもがれ まるで骸(むくろ)だろう 機械の声が響く 催眠術のように 右に左にならい ここは黄泉の国か 体が火照る 獣に返り 朝日とともに 魂が吠える 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ アオー 野性を取り戻せ 野性を取り返せ 野性を思い出せ 野性を声に出せ |
宇宙誘拐 夜空の果て 光る物体 星座を縫い 縦横無尽 夜盗のように 音も立てず 寝入りばなの 人をさらう 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 虚空の果て 星がいっぱい 銀河を抜け 変幻自在 おろちのような 見目形で 予言の書を 人に託す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 人が人を憎めば 天が血の雨降らす 人が人を呪えば 海が大地を洗う いずれは ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 宇宙の果て 回る円盤 時空を飛び 神出鬼没 お化けのように 姿消して 高次元を 人に示す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 災いの日が 迫り来ている ほら 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 贖罪の日が やって来ている ほら  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 夜空の果て 光る物体 星座を縫い 縦横無尽 夜盗のように 音も立てず 寝入りばなの 人をさらう 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 虚空の果て 星がいっぱい 銀河を抜け 変幻自在 おろちのような 見目形で 予言の書を 人に託す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 人が人を憎めば 天が血の雨降らす 人が人を呪えば 海が大地を洗う いずれは ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 宇宙の果て 回る円盤 時空を飛び 神出鬼没 お化けのように 姿消して 高次元を 人に示す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 災いの日が 迫り来ている ほら 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 贖罪の日が やって来ている ほら |
阿修羅大王 三面六臂(さんめんろっぴ)の 恐ろしい姿 睨(にら)みを利かせて 悪を挫(くじ)く 右側は怒り 左は苦しみ 阿羅漢の悟り 真正面に 八部衆 右ならえ 八正道 胸に秘め この世に菩提(ぼだい)を灯(とも)すため 鬼神(きじん)の形(なり)してやって来る 六つの腕(かいな)を振りかざし 仏の威光のお見舞いだ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 三千世界の 須弥山(しゅみせん)の彼方 仏法を守る 阿修羅の王 帝釈天とは 旧知の輩(ともがら) 眷属(けんぞく)引き連れ 凱歌(がいか)上げる 貪瞋痴(とんじんち) なぎ払え 阿弥陀仏 手を合わせ 無明に光を照らすため 緊那羅(きんなら)迦楼羅(かるら)と鳩槃荼(くばんだ)と 憤怒の面(おもて)も勇ましく 仏法僧を思い知れ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 阿修羅の大王 阿修羅の大王 えいっ えいっ 往生 えいっ えいっ 往生 六道輪廻の 修羅道に落ちて 心に生まれた 欣求(ごんぐ)浄土(じょうど) 五千の年月(としつき) 争い明け暮れ 愚かと空しさ 誰より知る 四聖諦(ししょうたい) 頂いて 厭離(おんり)穢土(えど) 旗にして 衆生に涅槃(ねはん)を見せるため 修羅場を潜(くぐ)って現れる 外道も邪道も束にして 正法かざせばお陀仏だ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 バンバンバババ バンバンババンバン バンバンバババ バンバンババンバン  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 三面六臂(さんめんろっぴ)の 恐ろしい姿 睨(にら)みを利かせて 悪を挫(くじ)く 右側は怒り 左は苦しみ 阿羅漢の悟り 真正面に 八部衆 右ならえ 八正道 胸に秘め この世に菩提(ぼだい)を灯(とも)すため 鬼神(きじん)の形(なり)してやって来る 六つの腕(かいな)を振りかざし 仏の威光のお見舞いだ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 三千世界の 須弥山(しゅみせん)の彼方 仏法を守る 阿修羅の王 帝釈天とは 旧知の輩(ともがら) 眷属(けんぞく)引き連れ 凱歌(がいか)上げる 貪瞋痴(とんじんち) なぎ払え 阿弥陀仏 手を合わせ 無明に光を照らすため 緊那羅(きんなら)迦楼羅(かるら)と鳩槃荼(くばんだ)と 憤怒の面(おもて)も勇ましく 仏法僧を思い知れ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 阿修羅の大王 阿修羅の大王 えいっ えいっ 往生 えいっ えいっ 往生 六道輪廻の 修羅道に落ちて 心に生まれた 欣求(ごんぐ)浄土(じょうど) 五千の年月(としつき) 争い明け暮れ 愚かと空しさ 誰より知る 四聖諦(ししょうたい) 頂いて 厭離(おんり)穢土(えど) 旗にして 衆生に涅槃(ねはん)を見せるため 修羅場を潜(くぐ)って現れる 外道も邪道も束にして 正法かざせばお陀仏だ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 バンバンバババ バンバンババンバン バンバンバババ バンバンババンバン |
地獄裁判 髪に油なでつけ 高い背広着込んで 金と欲にまみれる そうお前だ 山や森を壊して 海や川を汚(よご)して 嘘に嘘を重ねる そうお主だ 獣から 報いあるぞ 八つ裂きで まだ足らない 魚から お礼あるぞ 水責めも 生易しい 地獄へ 奈落へ 落ちろ 学と弁は飛び抜け 先生など呼ばれて 富と名誉手にする そうお前だ 偽の知らせうそぶき 毒を街にばらまき 嘘を嘘で固める そうお主だ 亡者から 呪いあるぞ 共食いは もの足らない 死人(しびと)から 誘いあるぞ 糞尿に 億万年 地獄へ 奈落へ 落ちろ 地獄はどうだ 「地獄の味」 罪は重いぞ 「罪は重い」 責め苦はどうだ 「責め苦の味」 思い知ったか 「思い知れよ」 馬鹿者 羅刹(らせつ)から 見舞いあるぞ 丸飲みは まだ序の口 悪鬼から 指名あるぞ 石臼は 小手調べじゃ 閻魔(えんま)から 裁きあるぞ 改心の 時来るまで 閻魔から 達しあるぞ 改悛の 情出るまで 八熱(はちねつ)地獄へ 落ちろ 八寒(はっかん)地獄へ 落ちろ 八大地獄へ 落ちろ 地獄へ 奈落へ 落ちろ  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 髪に油なでつけ 高い背広着込んで 金と欲にまみれる そうお前だ 山や森を壊して 海や川を汚(よご)して 嘘に嘘を重ねる そうお主だ 獣から 報いあるぞ 八つ裂きで まだ足らない 魚から お礼あるぞ 水責めも 生易しい 地獄へ 奈落へ 落ちろ 学と弁は飛び抜け 先生など呼ばれて 富と名誉手にする そうお前だ 偽の知らせうそぶき 毒を街にばらまき 嘘を嘘で固める そうお主だ 亡者から 呪いあるぞ 共食いは もの足らない 死人(しびと)から 誘いあるぞ 糞尿に 億万年 地獄へ 奈落へ 落ちろ 地獄はどうだ 「地獄の味」 罪は重いぞ 「罪は重い」 責め苦はどうだ 「責め苦の味」 思い知ったか 「思い知れよ」 馬鹿者 羅刹(らせつ)から 見舞いあるぞ 丸飲みは まだ序の口 悪鬼から 指名あるぞ 石臼は 小手調べじゃ 閻魔(えんま)から 裁きあるぞ 改心の 時来るまで 閻魔から 達しあるぞ 改悛の 情出るまで 八熱(はちねつ)地獄へ 落ちろ 八寒(はっかん)地獄へ 落ちろ 八大地獄へ 落ちろ 地獄へ 奈落へ 落ちろ |
まほろば 悲しみの涙こらえる君 苦しみの夜に悶(もだ)える君 ともに歩もう 愛へ ともに進もう 愛へ 喜びの朝を迎えた君 幸せの日々を味わう君 手を取り合おう 夢へ 肩抱き合おう 夢へ 噂に聞いている天国は もうすぐ目の前にやって来る 子供になりワクワク待とう 悲しみと苦しみを乗り越えた 愛の果てにある 喜びと幸せを噛(か)み締めた 夢の先にある まほろば まほろば まほろば まほろば 絶望の淵(ふち)でたじろぐ君 暗闇の隅でおびえる君 ともに目指そう 愛へ ともに向かおう 愛へ 情熱の恋を手にした君 称賛の声にあふれる君 握手をしよう 夢へ 口づけしよう 夢へ 世界のおしまいが近づいた 地獄も天国も君次第 素直になりドキドキ見よう 悲しみと苦しみを乗り越えた 愛の果てにある 喜びと幸せを噛(か)み締めた 夢の先にある まほろば まほろば まほろば まほろば 時間のない場所 言葉もいらない 常世の故郷(ふるさと) 果てしのない国 名前もいらない 光の花園 平和の楽園 後悔の念にさいなむ君 憂鬱(ゆううつ)の虫にふさいだ君 ともに笑おう 愛へ ともに歌おう 愛へ 栄光の盾を掲げる君 羨望(せんぼう)の眼(まなこ)集める君 励まし合おう 夢へ 仲間になろう 夢へ この世に永遠はないけれど あの世が手を広げ降りてくる 裸になりウキウキしよう 悲しみと苦しみを乗り越えた 愛の果てにある 喜びと幸せを噛(か)み締めた 夢の先にある まほろば まほろば まほろば まほろば 悲しみの涙こらえる君 愛へ そこへ行く 苦しみの夜に悶える君 愛へ そこへ行く 喜びの朝を迎えた君 夢へ そこへ行く 幸せの日々を味わう君 夢へ そこへ行く  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 悲しみの涙こらえる君 苦しみの夜に悶(もだ)える君 ともに歩もう 愛へ ともに進もう 愛へ 喜びの朝を迎えた君 幸せの日々を味わう君 手を取り合おう 夢へ 肩抱き合おう 夢へ 噂に聞いている天国は もうすぐ目の前にやって来る 子供になりワクワク待とう 悲しみと苦しみを乗り越えた 愛の果てにある 喜びと幸せを噛(か)み締めた 夢の先にある まほろば まほろば まほろば まほろば 絶望の淵(ふち)でたじろぐ君 暗闇の隅でおびえる君 ともに目指そう 愛へ ともに向かおう 愛へ 情熱の恋を手にした君 称賛の声にあふれる君 握手をしよう 夢へ 口づけしよう 夢へ 世界のおしまいが近づいた 地獄も天国も君次第 素直になりドキドキ見よう 悲しみと苦しみを乗り越えた 愛の果てにある 喜びと幸せを噛(か)み締めた 夢の先にある まほろば まほろば まほろば まほろば 時間のない場所 言葉もいらない 常世の故郷(ふるさと) 果てしのない国 名前もいらない 光の花園 平和の楽園 後悔の念にさいなむ君 憂鬱(ゆううつ)の虫にふさいだ君 ともに笑おう 愛へ ともに歌おう 愛へ 栄光の盾を掲げる君 羨望(せんぼう)の眼(まなこ)集める君 励まし合おう 夢へ 仲間になろう 夢へ この世に永遠はないけれど あの世が手を広げ降りてくる 裸になりウキウキしよう 悲しみと苦しみを乗り越えた 愛の果てにある 喜びと幸せを噛(か)み締めた 夢の先にある まほろば まほろば まほろば まほろば 悲しみの涙こらえる君 愛へ そこへ行く 苦しみの夜に悶える君 愛へ そこへ行く 喜びの朝を迎えた君 夢へ そこへ行く 幸せの日々を味わう君 夢へ そこへ行く |