アンインストールあの時 最高のリアルが向こうから会いに来たのは 僕らの存在はこんなにも単純だと笑いに来たんだ 耳を塞いでも両手をすり抜ける真実に惑うよ 細い体のどこに力を入れて立てばいい? アンインストール アンインストール この星の無数の塵のひとつだと 今の僕には理解できない アンインストール アンインストール 恐れを知らない戦士のように 振る舞うしかない アンインストール 僕らの無意識は勝手に研ぎ澄まされていくようだ ベッドの下の輪郭のない気配に この瞳が開く時は心など無くて 何もかも壊してしまう激しさだけ 静かに消えて行く季節も選べないというのなら アンインストール アンインストール 僕の代わりがいないなら 普通に流れてたあの日常を アンインストール アンインストール この手で終らせたくなる なにも悪いことじゃない アンインストール アンインストール アンインストール この星の無数の塵のひとつだと 今の僕には理解できない アンインストール アンインストール 恐れを知らない戦士のように 振る舞うしかない アンインストール | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | あの時 最高のリアルが向こうから会いに来たのは 僕らの存在はこんなにも単純だと笑いに来たんだ 耳を塞いでも両手をすり抜ける真実に惑うよ 細い体のどこに力を入れて立てばいい? アンインストール アンインストール この星の無数の塵のひとつだと 今の僕には理解できない アンインストール アンインストール 恐れを知らない戦士のように 振る舞うしかない アンインストール 僕らの無意識は勝手に研ぎ澄まされていくようだ ベッドの下の輪郭のない気配に この瞳が開く時は心など無くて 何もかも壊してしまう激しさだけ 静かに消えて行く季節も選べないというのなら アンインストール アンインストール 僕の代わりがいないなら 普通に流れてたあの日常を アンインストール アンインストール この手で終らせたくなる なにも悪いことじゃない アンインストール アンインストール アンインストール この星の無数の塵のひとつだと 今の僕には理解できない アンインストール アンインストール 恐れを知らない戦士のように 振る舞うしかない アンインストール |
逆光放し飼いにされた大海原で 迷ったふりして 右往左往して どこまでも認めたくないんだよ もはやヒトではないことを 空に浮く白い鳥 美しいと目を細めても 今宵 クヌギの木の住処へ足を踏み入れる なんてあさましい奴かと光の前に平伏して どれだけ謝ればいいんですか ああ逆光は体を黒く埋めつくす たぐいなき日々を前にして マブシクテ マブシクテ 「ここでは何をしてもいいんだよ」 何百回もまじないのように 唱えた先に押し寄せる闇よ それを「恐れ」というらしい 深海を這っていた 欲のない魚連れてきて その成れの果て 誰かが今楽しんでるように デッドポイントはむしろ強くつま弾けと 断崖の端までいっそ微笑んで走る ああ逆光がシルエット浮かび上がらせる わびしく怯えているんだよ マブシクテ マブシクテ この夜空に満開に咲いた雪の花よ すべてを消して 手を引かれた子供の頃を想い出して動けなくなる なんてあさましい奴かと光の前に平伏して どれだけ謝ればいいんですか ああ逆光は体を黒く埋めつくす たぐいなき日々を前にして マブシクテ マブシクテ ヤミクモニ アザヤカニ オレハイマ ココニイル マブシクテ マブシクテ | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 放し飼いにされた大海原で 迷ったふりして 右往左往して どこまでも認めたくないんだよ もはやヒトではないことを 空に浮く白い鳥 美しいと目を細めても 今宵 クヌギの木の住処へ足を踏み入れる なんてあさましい奴かと光の前に平伏して どれだけ謝ればいいんですか ああ逆光は体を黒く埋めつくす たぐいなき日々を前にして マブシクテ マブシクテ 「ここでは何をしてもいいんだよ」 何百回もまじないのように 唱えた先に押し寄せる闇よ それを「恐れ」というらしい 深海を這っていた 欲のない魚連れてきて その成れの果て 誰かが今楽しんでるように デッドポイントはむしろ強くつま弾けと 断崖の端までいっそ微笑んで走る ああ逆光がシルエット浮かび上がらせる わびしく怯えているんだよ マブシクテ マブシクテ この夜空に満開に咲いた雪の花よ すべてを消して 手を引かれた子供の頃を想い出して動けなくなる なんてあさましい奴かと光の前に平伏して どれだけ謝ればいいんですか ああ逆光は体を黒く埋めつくす たぐいなき日々を前にして マブシクテ マブシクテ ヤミクモニ アザヤカニ オレハイマ ココニイル マブシクテ マブシクテ |
Prototype純真さがシンプルな力に変わる時 世界に影をつくりだす ガラスケースに横たわる 光の存在に触れたくても 振り上げた手 降ろせなくて 落ちるようにしゃがみこんだ Prototype boy 明日の理想だけで 語り継ぐような美談にもならないけど この体を失いそうなギリギリの場所が 哀しいくらい似合ってる 嘘みたいな静けさは わずかな綻びが弾ける前触れのようだ 過剰なまでの眼差しが 膝の震えさえ逃がそうとしない この両手を挑発する ありふれた偽善さえも Prototype boy 心奪われてく 曖昧なジャブを繰り返す歯痒さで この領域に浮かび上がる残骸が 生きた分身に見え始めた それでも I shelter you 焦燥と放心の反動 絶えず私心が揺らいでる 今更の感傷ならかぶり振るけれど 使い捨てられる試作品 生きるのは自分だろうか? 今は考えない‥考えない‥ Prototype boy 明日の理想だけで 語り継ぐような美談にもならないけど この体を失いそうなギリギリの場所が 哀しいくらい似合ってる Prototype boy 心奪われてく 曖昧なジャブを繰り返す歯痒さで この領域に浮かび上がる残骸が 生きた分身に見え始めた それでも I shelter you | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 純真さがシンプルな力に変わる時 世界に影をつくりだす ガラスケースに横たわる 光の存在に触れたくても 振り上げた手 降ろせなくて 落ちるようにしゃがみこんだ Prototype boy 明日の理想だけで 語り継ぐような美談にもならないけど この体を失いそうなギリギリの場所が 哀しいくらい似合ってる 嘘みたいな静けさは わずかな綻びが弾ける前触れのようだ 過剰なまでの眼差しが 膝の震えさえ逃がそうとしない この両手を挑発する ありふれた偽善さえも Prototype boy 心奪われてく 曖昧なジャブを繰り返す歯痒さで この領域に浮かび上がる残骸が 生きた分身に見え始めた それでも I shelter you 焦燥と放心の反動 絶えず私心が揺らいでる 今更の感傷ならかぶり振るけれど 使い捨てられる試作品 生きるのは自分だろうか? 今は考えない‥考えない‥ Prototype boy 明日の理想だけで 語り継ぐような美談にもならないけど この体を失いそうなギリギリの場所が 哀しいくらい似合ってる Prototype boy 心奪われてく 曖昧なジャブを繰り返す歯痒さで この領域に浮かび上がる残骸が 生きた分身に見え始めた それでも I shelter you |
不完全燃焼不完全燃焼なんだろ? そうなんだろ? そうなんだろって? 操縦不可能なんだろ? 野放しだろ?終われないんだろ? 開封されてく感情 一体なんの前夜祭なんだって? 崩壊寸前なんだろ?止まれないんだろ?泣きたいんだろ? 誰もいない最終バス一番後ろの席を選んでも現実感がなくって 窓に残される間の抜けた顔に 嫌悪するばかり飲みかけのペットボトル なまぬるい水が根腐れかけてた頭の中まで追い打ちかける 運命よりも優位に立ちたいのに 不完全燃焼なんだよこのセッションは最初から 僕に主導権なんてなくて変幻自在に見えるだろ? 操縦不可能なんだよ予想外に際立つ力を 「可能性」と呼ぶのだけはやめてくれ やめてくれ バス停に落ちていた大切な人をきっと守ってたはずの 鈴の音が泣いた誰に責められた訳でもないのに 横道に逸れたタフになるのにもっと理由が欲しいよ 無難にやってく術も知らなくて何処で微笑っても まるで抜け殻?だと言われてしまうね 不完全燃焼なんだよ意思表示なら手短かにやれよ プロセスと結末にもう愛想つかされてるみたいだ 崩壊寸前なんだろ?「厄介者」と呼ばれたらむしろ 褒め言葉より最大のディフェンスだ ディフェンスだ Blackness Blackness… 感情の振幅が大きすぎる動かされる者 その逆にそびえ立つ者の存在がある存在がある 不完全燃焼なんだよこのセッションは最初から 僕に主導権なんてなくて変幻自在に見えるだろ? 操縦不可能なんだよ予想外に際立つ力を 「可能性」と呼ぶのだけはやめてくれ 不完全燃焼なんだろ? そうなんだろ? そうなんだろって? 操縦不可能なんだろ? そうなんだろ? そうなんだろ?開封されてく感情 そうなんだろ? そうなんだろって? 崩壊寸前なんだろ? やめてくれ やめてくれ | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 不完全燃焼なんだろ? そうなんだろ? そうなんだろって? 操縦不可能なんだろ? 野放しだろ?終われないんだろ? 開封されてく感情 一体なんの前夜祭なんだって? 崩壊寸前なんだろ?止まれないんだろ?泣きたいんだろ? 誰もいない最終バス一番後ろの席を選んでも現実感がなくって 窓に残される間の抜けた顔に 嫌悪するばかり飲みかけのペットボトル なまぬるい水が根腐れかけてた頭の中まで追い打ちかける 運命よりも優位に立ちたいのに 不完全燃焼なんだよこのセッションは最初から 僕に主導権なんてなくて変幻自在に見えるだろ? 操縦不可能なんだよ予想外に際立つ力を 「可能性」と呼ぶのだけはやめてくれ やめてくれ バス停に落ちていた大切な人をきっと守ってたはずの 鈴の音が泣いた誰に責められた訳でもないのに 横道に逸れたタフになるのにもっと理由が欲しいよ 無難にやってく術も知らなくて何処で微笑っても まるで抜け殻?だと言われてしまうね 不完全燃焼なんだよ意思表示なら手短かにやれよ プロセスと結末にもう愛想つかされてるみたいだ 崩壊寸前なんだろ?「厄介者」と呼ばれたらむしろ 褒め言葉より最大のディフェンスだ ディフェンスだ Blackness Blackness… 感情の振幅が大きすぎる動かされる者 その逆にそびえ立つ者の存在がある存在がある 不完全燃焼なんだよこのセッションは最初から 僕に主導権なんてなくて変幻自在に見えるだろ? 操縦不可能なんだよ予想外に際立つ力を 「可能性」と呼ぶのだけはやめてくれ 不完全燃焼なんだろ? そうなんだろ? そうなんだろって? 操縦不可能なんだろ? そうなんだろ? そうなんだろ?開封されてく感情 そうなんだろ? そうなんだろって? 崩壊寸前なんだろ? やめてくれ やめてくれ |
First Pain誰かを永遠に失ったことなんてまだないけれど これが最後かもしれないと見つめた朝があった まっすぐに延びたこの白線を 踏み外さないように歩くのは もう未来をひとつ捨てているのと 同じじゃないか‥と微笑う どうして自分の体なのに自由にしてはいけないの? 君の瞳に嘘を重ねてもその答えは出さない 人混みに自分の気配消しても 繋がろうとしないその姿は 細い糸でせつなく結ばれてる者には 眩しく見える ヒトになろうとして何度も塗り重ねた空があった 途切れ途切れだけど確かな言葉をあげたいんだ 生きて 生きて 生きて 壁のない部屋に寝転んだら 見上げる小さな窓をあげよう 誰かを永遠に失ったことなんてまだないけれど 両手に収まらない予感と痛みを噛み締めてた どうして自分の体なのに自由にしてはいけないの? 君の瞳に嘘を重ねてもその答えは出さない 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 誰かを永遠に失ったことなんてまだないけれど これが最後かもしれないと見つめた朝があった まっすぐに延びたこの白線を 踏み外さないように歩くのは もう未来をひとつ捨てているのと 同じじゃないか‥と微笑う どうして自分の体なのに自由にしてはいけないの? 君の瞳に嘘を重ねてもその答えは出さない 人混みに自分の気配消しても 繋がろうとしないその姿は 細い糸でせつなく結ばれてる者には 眩しく見える ヒトになろうとして何度も塗り重ねた空があった 途切れ途切れだけど確かな言葉をあげたいんだ 生きて 生きて 生きて 壁のない部屋に寝転んだら 見上げる小さな窓をあげよう 誰かを永遠に失ったことなんてまだないけれど 両手に収まらない予感と痛みを噛み締めてた どうして自分の体なのに自由にしてはいけないの? 君の瞳に嘘を重ねてもその答えは出さない 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて |
VermillionVermillion 僕らは生きることにしがみついたけれど Vermillion それを格好悪いとは思わない 真っすぐ過ぎる君だから 自分の椅子が見えないと 冬の枝のようにぽっきり折れるようで心配なんだ あの日丸めたままの紙切れを押し付けて走ってった ―僕を覚えていて― 指で文字をなぞっては 大声で泣いた夕映え Vermillion 僕らは生きることにしがみついたけれど Vermillion それを格好悪いとは思わない 知らぬ間につくってた かすり傷から溢れる その朱く愛しいもの 手を触れずに見つめていたよ 窓の外の気配に君の名を呼びながらしゃがみ込んだ 僕はこの世界の全てを知ってはいけない たとえ君をなくしても Vermillion 僕らの中に静かに流れてるものは Vermillion あの空より朱く激しいものだよ 朱く激しいものだよ 無性に喉が乾くのは僕に生まれ始めた 生きたいという叫びたいほどの真実 Vermillion 僕らは生きることにしがみついたけれど Vermillion それを格好悪いとは思わない Vermillion 僕らの中に静かに流れてるものは Vermillion あの空より朱く激しいものだよ 朱く激しいものだよ | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | Vermillion 僕らは生きることにしがみついたけれど Vermillion それを格好悪いとは思わない 真っすぐ過ぎる君だから 自分の椅子が見えないと 冬の枝のようにぽっきり折れるようで心配なんだ あの日丸めたままの紙切れを押し付けて走ってった ―僕を覚えていて― 指で文字をなぞっては 大声で泣いた夕映え Vermillion 僕らは生きることにしがみついたけれど Vermillion それを格好悪いとは思わない 知らぬ間につくってた かすり傷から溢れる その朱く愛しいもの 手を触れずに見つめていたよ 窓の外の気配に君の名を呼びながらしゃがみ込んだ 僕はこの世界の全てを知ってはいけない たとえ君をなくしても Vermillion 僕らの中に静かに流れてるものは Vermillion あの空より朱く激しいものだよ 朱く激しいものだよ 無性に喉が乾くのは僕に生まれ始めた 生きたいという叫びたいほどの真実 Vermillion 僕らは生きることにしがみついたけれど Vermillion それを格好悪いとは思わない Vermillion 僕らの中に静かに流れてるものは Vermillion あの空より朱く激しいものだよ 朱く激しいものだよ |
もう何も怖くない、怖くはない誰かが息をするたびに 澄んだ水が濁っていく この森の中にいると気後れしそうだよ 一心不乱に揺れる花が その命を突き進んでしまうのは 僕がその声を拾わずにきたから もう何も怖くない 怖くはない 黄色くなった葉が 剥がれ落ちていく引力を感じても もう何も怖くない 怖くはない 「生きてる」 それだけで 確かな種を掴んでいる 目の前の湖が柔肌をさらしている 意図してない場所へ この雲が転がって行くなら もう何も怖くない 怖くはない なし崩しのように朝焼けが見える ならば雨を降らせよう もう何も怖くない 怖くはない 両手を濡らしてくこの満たされた感情だけで 予測不可能なこの海原 全うに歩いていく常識とか 曖昧過ぎる深刻さなどもういらない 怖くはない‥‥ 今は怖くない 怖くはない 黄色くなった葉が 剥がれ落ちていく引力を感じても もう何も怖くない 怖くはない 「生きてる」 それだけで 確かな種を掴んでいる | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 誰かが息をするたびに 澄んだ水が濁っていく この森の中にいると気後れしそうだよ 一心不乱に揺れる花が その命を突き進んでしまうのは 僕がその声を拾わずにきたから もう何も怖くない 怖くはない 黄色くなった葉が 剥がれ落ちていく引力を感じても もう何も怖くない 怖くはない 「生きてる」 それだけで 確かな種を掴んでいる 目の前の湖が柔肌をさらしている 意図してない場所へ この雲が転がって行くなら もう何も怖くない 怖くはない なし崩しのように朝焼けが見える ならば雨を降らせよう もう何も怖くない 怖くはない 両手を濡らしてくこの満たされた感情だけで 予測不可能なこの海原 全うに歩いていく常識とか 曖昧過ぎる深刻さなどもういらない 怖くはない‥‥ 今は怖くない 怖くはない 黄色くなった葉が 剥がれ落ちていく引力を感じても もう何も怖くない 怖くはない 「生きてる」 それだけで 確かな種を掴んでいる |
スイッチが入ったらスイッチが入ったら 世界の裏側を転がり落ちてくる あの橋の下の掃き溜めのように キレイゴトですまされない 1から10までパーツ全部揃えても 今の私じゃ何も使えないよ 手の腹を伝うてんとう虫の赤い点から 思わぬ火が点くこと恐れてる スイッチが入ったら 止まる思考回路 手を引っ込めた途端 暗闇に逆に噛まれるような 濃すぎる景色がある アクリルガラスの冷たいドームの中は 膝を抱えて座る静けさだけ この手で増やした瓦礫の中に 置き去りにした感情は絶えず点滅してる スイッチが入ったら 最大の強みは自分を知らないこと 心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウィルスになる 初めて抱きしめた人形に息を吹きかけては 私の分身につぶやいてきたものを探そう 向こう見ずな風が髪を揺らしていく そのきっかけを探している スイッチが入ったら 止まる思考回路 手を引っ込めた途端 暗闇に逆に噛まれるような スイッチが入ったら 最大の強みは自分を知らないこと 心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウィルスになる | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | スイッチが入ったら 世界の裏側を転がり落ちてくる あの橋の下の掃き溜めのように キレイゴトですまされない 1から10までパーツ全部揃えても 今の私じゃ何も使えないよ 手の腹を伝うてんとう虫の赤い点から 思わぬ火が点くこと恐れてる スイッチが入ったら 止まる思考回路 手を引っ込めた途端 暗闇に逆に噛まれるような 濃すぎる景色がある アクリルガラスの冷たいドームの中は 膝を抱えて座る静けさだけ この手で増やした瓦礫の中に 置き去りにした感情は絶えず点滅してる スイッチが入ったら 最大の強みは自分を知らないこと 心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウィルスになる 初めて抱きしめた人形に息を吹きかけては 私の分身につぶやいてきたものを探そう 向こう見ずな風が髪を揺らしていく そのきっかけを探している スイッチが入ったら 止まる思考回路 手を引っ込めた途端 暗闇に逆に噛まれるような スイッチが入ったら 最大の強みは自分を知らないこと 心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウィルスになる |
ヘブンリーブルー一輪の朝顔の美しさをお前なら どう例えるのだろう どう触るのだろう 黙り込む器にくちびるつけて 含んだ景色を私ならどう詠むのだろう Heavenly Blue Heavenly Blue 凡百のものを切り捨てていく Heavenly Blue 容赦なく降る鉄屑の舞 そこから唯一の粋人だけを残す究極の術 お前なら成せるか 私なら出会えるか 土の壁這っていく青紫は夢をみる うつろいやすい午後にその花びら閉じる 混ざり合う背中が底に沈んで 上澄みだけをどちらかが飲み干していく Heavenly Blue Heavenly Blue 滅びの美意識が重なる時に Heavenly Blue 喉元を熱くさせる世情 このレクイエムに一服進ぜよう閑寂の境地 Heavenly Blue Heavenly Blue Heavenly Heavenly Blue Heavenly Blue Heavenly | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | 一輪の朝顔の美しさをお前なら どう例えるのだろう どう触るのだろう 黙り込む器にくちびるつけて 含んだ景色を私ならどう詠むのだろう Heavenly Blue Heavenly Blue 凡百のものを切り捨てていく Heavenly Blue 容赦なく降る鉄屑の舞 そこから唯一の粋人だけを残す究極の術 お前なら成せるか 私なら出会えるか 土の壁這っていく青紫は夢をみる うつろいやすい午後にその花びら閉じる 混ざり合う背中が底に沈んで 上澄みだけをどちらかが飲み干していく Heavenly Blue Heavenly Blue 滅びの美意識が重なる時に Heavenly Blue 喉元を熱くさせる世情 このレクイエムに一服進ぜよう閑寂の境地 Heavenly Blue Heavenly Blue Heavenly Heavenly Blue Heavenly Blue Heavenly |
美しければそれでいい光に包まれ無数の花たちは 迷いのない瞳で明日を見つめてる 誰もが純粋さを私に望むけど すり切れそうな空に 持って行けるものなど 咲いている花を折って 自分のものにするような 罪深いものばかり 未来と指切りするのをやめたのは 痛みから遠く逃れようとしても 冷えた風がほら髪を揺らすよ 何処で答えを探せばいい? 身勝手な運命に息をついても どこかで 救われているような気がする 作り直しがきかない過去も いつの日か 小さな箱にしまえるように 光に包まれ無数の花たちは 迷いのない瞳で明日を見つめてる 静かに見下ろす白いベールが 美しければそれでいいよ 夢の続きなのか これは覚めない夢なのか 何度も呟いてた 未来と指切りするのをやめたのは 痛みから遠く逃れようとしても 冷えた風がほら髪を揺らすよ 何処で答えを探せばいい? | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 光に包まれ無数の花たちは 迷いのない瞳で明日を見つめてる 誰もが純粋さを私に望むけど すり切れそうな空に 持って行けるものなど 咲いている花を折って 自分のものにするような 罪深いものばかり 未来と指切りするのをやめたのは 痛みから遠く逃れようとしても 冷えた風がほら髪を揺らすよ 何処で答えを探せばいい? 身勝手な運命に息をついても どこかで 救われているような気がする 作り直しがきかない過去も いつの日か 小さな箱にしまえるように 光に包まれ無数の花たちは 迷いのない瞳で明日を見つめてる 静かに見下ろす白いベールが 美しければそれでいいよ 夢の続きなのか これは覚めない夢なのか 何度も呟いてた 未来と指切りするのをやめたのは 痛みから遠く逃れようとしても 冷えた風がほら髪を揺らすよ 何処で答えを探せばいい? |
青の中の青青の中の青 青 そこでしか生きられない人に蜻蛉が唄えば あの人の「悲しい」はわたしの「悲しい」にはならない あの人の持つ多くはわたしの「満足」にならない 袂許せよ 流儀外せよ 風が止まないなら ポドゾルでできたタイガを あえてこの岐路を もはやこの凍上を 震える膝にあの余燼を感じて歩く 青の中の青 青 そこでしか生きられないヒトを どう呼んでどう抱きしめたらいいんだろう 青の中の青 あおのく仕草で無情に振りかざしたその剣に 我想うモノ ヒラヒラ落ちる あなた望む世界はわたしの「真ん中」にはないから あの人の物語はわたしの「涙」にはならない 我従えよ その座払えよ 声を枯らすまでも 朽ちれば黄色く滲んだ土になるだけの 指の腹を這う虫と変わらずの末路を想像できるか 青の中の青 青 情けは燃やすか燃やされるか 小さく咳をして見渡す平原に 青の中の青 乱れた髪がつぶやく 風が起きた場所に還れ 胸の鼓動が静かに刻む 水面を爪弾き 蜻蛉飛んでくFly low… わずかに頬を触って教えるもの It's world… 青の中の青 青 そこでしか生きられないヒトを どう呼んでどう抱きしめたらいいんだろう 青の中の青 あおのく仕草で無情に振りかざしたその剣に 我想うモノ 我通すモノ ヒラヒラ落ちる | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | 青の中の青 青 そこでしか生きられない人に蜻蛉が唄えば あの人の「悲しい」はわたしの「悲しい」にはならない あの人の持つ多くはわたしの「満足」にならない 袂許せよ 流儀外せよ 風が止まないなら ポドゾルでできたタイガを あえてこの岐路を もはやこの凍上を 震える膝にあの余燼を感じて歩く 青の中の青 青 そこでしか生きられないヒトを どう呼んでどう抱きしめたらいいんだろう 青の中の青 あおのく仕草で無情に振りかざしたその剣に 我想うモノ ヒラヒラ落ちる あなた望む世界はわたしの「真ん中」にはないから あの人の物語はわたしの「涙」にはならない 我従えよ その座払えよ 声を枯らすまでも 朽ちれば黄色く滲んだ土になるだけの 指の腹を這う虫と変わらずの末路を想像できるか 青の中の青 青 情けは燃やすか燃やされるか 小さく咳をして見渡す平原に 青の中の青 乱れた髪がつぶやく 風が起きた場所に還れ 胸の鼓動が静かに刻む 水面を爪弾き 蜻蛉飛んでくFly low… わずかに頬を触って教えるもの It's world… 青の中の青 青 そこでしか生きられないヒトを どう呼んでどう抱きしめたらいいんだろう 青の中の青 あおのく仕草で無情に振りかざしたその剣に 我想うモノ 我通すモノ ヒラヒラ落ちる |
涙腺あなたの背中に羽を見る 槍の先に宿るものとは 悲しいほど無縁のものでしょう あなたの役目は他にあったはず 穏やかな川面を眺めて わずかばかりに白波が立つ もはや祈ることしか許されない いっそ此処で朽ち果てて欲しい ゆらゆらゆ~ら揺り籠揺らすように 強く静かにこの手が止まることはない ただ待ち続ける 朝靄に消えてく勇者に 慰めひとつも言えなくて 花びらひとつ 手のひらに乗せる どれもなんて頼りないんだろう ゆらゆらゆ~らこの空が深紅の布を拡げても 桜の木立にもたれても涙は見せません 節くれだった厚い手をとって 握り締めたその力で こんな時代じゃなかったら 根を張った菩提樹の前で 誰にもこの肌を触れさせない 柔らかな土の匂いがした あの笑い声で涙腺がにじむ ゆらゆらゆ~ら古い墓石の前に咲いた蒲公英 息をついたらまっすぐにここへ帰ってきて | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | あなたの背中に羽を見る 槍の先に宿るものとは 悲しいほど無縁のものでしょう あなたの役目は他にあったはず 穏やかな川面を眺めて わずかばかりに白波が立つ もはや祈ることしか許されない いっそ此処で朽ち果てて欲しい ゆらゆらゆ~ら揺り籠揺らすように 強く静かにこの手が止まることはない ただ待ち続ける 朝靄に消えてく勇者に 慰めひとつも言えなくて 花びらひとつ 手のひらに乗せる どれもなんて頼りないんだろう ゆらゆらゆ~らこの空が深紅の布を拡げても 桜の木立にもたれても涙は見せません 節くれだった厚い手をとって 握り締めたその力で こんな時代じゃなかったら 根を張った菩提樹の前で 誰にもこの肌を触れさせない 柔らかな土の匂いがした あの笑い声で涙腺がにじむ ゆらゆらゆ~ら古い墓石の前に咲いた蒲公英 息をついたらまっすぐにここへ帰ってきて |
The Giving Tree蘇らせたはずの土を踏みしめた 踵に響くのは朽ち果てた笛の音のようだ 重ねられた断層に無数の物語 ノートからこぼれ落ちた 自己満足なんじゃないか 歴史から抹消されたものほど きっと 本当の事しか歌わなかったはずだ 100年前に遡ろうと 100年後の扉を開けても 生きることを必要以上に学ばなくていい 人の涙どれだけ体で感じられるかどうかだけでいい 大いなる存在から 僕らは何をもがく必要があるの? 継ぎはぎだらけの言葉 積み木のようにして 今 探しているものは賢者の額にあるものだ 対岸に漕ぎ着けた小舟が揺れてる 泥で埋められてく心ない思想に 100年前のため息の色 100年後の孤独の姿は 手触りも違うものに引き合うのなぜだろう? 今 河の流れを塞き止めて 誰かが嘆き誰かが笑う 時代ごとさらっていいの? 覚悟してもどこか怖いんだいつも あなたは惜しげもなく この手のひらに 大切な金の鎖を握らせて それはピアニシモ 気高く小さな祈り ありがとうなんて言わなくていいと 100年前に遡ろうと 100年後の扉を開けても 生きることを必要以上に学ばなくていい 人の涙どれだけ体で感じられるかどうかだけでいい 大いなる存在から 僕らは何をもがく必要があるの? | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | 蘇らせたはずの土を踏みしめた 踵に響くのは朽ち果てた笛の音のようだ 重ねられた断層に無数の物語 ノートからこぼれ落ちた 自己満足なんじゃないか 歴史から抹消されたものほど きっと 本当の事しか歌わなかったはずだ 100年前に遡ろうと 100年後の扉を開けても 生きることを必要以上に学ばなくていい 人の涙どれだけ体で感じられるかどうかだけでいい 大いなる存在から 僕らは何をもがく必要があるの? 継ぎはぎだらけの言葉 積み木のようにして 今 探しているものは賢者の額にあるものだ 対岸に漕ぎ着けた小舟が揺れてる 泥で埋められてく心ない思想に 100年前のため息の色 100年後の孤独の姿は 手触りも違うものに引き合うのなぜだろう? 今 河の流れを塞き止めて 誰かが嘆き誰かが笑う 時代ごとさらっていいの? 覚悟してもどこか怖いんだいつも あなたは惜しげもなく この手のひらに 大切な金の鎖を握らせて それはピアニシモ 気高く小さな祈り ありがとうなんて言わなくていいと 100年前に遡ろうと 100年後の扉を開けても 生きることを必要以上に学ばなくていい 人の涙どれだけ体で感じられるかどうかだけでいい 大いなる存在から 僕らは何をもがく必要があるの? |
Little Bird道しるべとなる枝をくわえて その足下に落としてあげよう 向こう岸にいるあの子が迷わぬように あなたの瞳に映るもの それが全てだと思わないで まだ青すぎる実を拾いながら笑う横顔 その苦さを知っても小さな羽が運ぶものは輝いて 生まれて来ただけで完璧だと 飛び立つ後ろ姿を抱いた 夕立の中で木々の陰に 息をひそめてる 鳴き声を聞かせて 雨が上がるまでに少し話したい あなたの瞳が望むもの 小さな巣を作るこの羽で 生まれて来る子供たちをつなぐために生きよう その背中を見送る寂しさと 抱きしめて眠ったこの場所は 永遠に空席のままだろう あなたを誇りに思う ずっと あなたの瞳に映るもの それが全てだと思わないで まだ青すぎる実を拾いながら笑う横顔 その苦さを知っても小さな羽が運ぶものは輝いて 生まれて来ただけで完璧だと 飛び立つ後ろ姿を抱いた | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 道しるべとなる枝をくわえて その足下に落としてあげよう 向こう岸にいるあの子が迷わぬように あなたの瞳に映るもの それが全てだと思わないで まだ青すぎる実を拾いながら笑う横顔 その苦さを知っても小さな羽が運ぶものは輝いて 生まれて来ただけで完璧だと 飛び立つ後ろ姿を抱いた 夕立の中で木々の陰に 息をひそめてる 鳴き声を聞かせて 雨が上がるまでに少し話したい あなたの瞳が望むもの 小さな巣を作るこの羽で 生まれて来る子供たちをつなぐために生きよう その背中を見送る寂しさと 抱きしめて眠ったこの場所は 永遠に空席のままだろう あなたを誇りに思う ずっと あなたの瞳に映るもの それが全てだと思わないで まだ青すぎる実を拾いながら笑う横顔 その苦さを知っても小さな羽が運ぶものは輝いて 生まれて来ただけで完璧だと 飛び立つ後ろ姿を抱いた |
落涙余計な戯言 浮かばないほど闇雲に 生きぬくことだけ すべてを注いでいられたら あたり前に登る月と太陽の下より 荒れた野原の風が性に合っている 戦えど戦えど終りなきものは 見るに堪えないここではなくて 人間の底にある救いがたい悪夢だけ 明日が我が身にないかもしれないこと うすら寒い夜が すり寄せそっと教えてきた その覚悟なければ 出会うことのない本当の 脱ぎ捨てた自分の力に出会えない 慰めに口にする善悪をすべて捨てることで 残された情熱のようなもの 強烈に見せつけて下さい 木々が揺れ 鳥は発ち 草の音が揺るぎなく 一斉にあなたへと流れだす 言葉少なにお別れしましょう まだ乾いてない傷をさらして 無情の地へ向わせてる何か 一生かけてもその衝動は 私にはわからないでしょう あなたを想いながらむせび泣く | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | 余計な戯言 浮かばないほど闇雲に 生きぬくことだけ すべてを注いでいられたら あたり前に登る月と太陽の下より 荒れた野原の風が性に合っている 戦えど戦えど終りなきものは 見るに堪えないここではなくて 人間の底にある救いがたい悪夢だけ 明日が我が身にないかもしれないこと うすら寒い夜が すり寄せそっと教えてきた その覚悟なければ 出会うことのない本当の 脱ぎ捨てた自分の力に出会えない 慰めに口にする善悪をすべて捨てることで 残された情熱のようなもの 強烈に見せつけて下さい 木々が揺れ 鳥は発ち 草の音が揺るぎなく 一斉にあなたへと流れだす 言葉少なにお別れしましょう まだ乾いてない傷をさらして 無情の地へ向わせてる何か 一生かけてもその衝動は 私にはわからないでしょう あなたを想いながらむせび泣く |
1/2私の1/2に たとえばポケットに 一つしかない赤い林檎を ためらいもなく両手に おいてあげる優しさを持っていたいから 空元気の向こう側で ふたつの背中が静かに並んだ時 初めてひとりの人間になれるようで 季節はずれのふたつの線香花火 小さな灯が落ちるまでつき合ってよ Under the moonlight 永遠の1/2 笑顔が途切れると 素知らぬふりで歌い始めた 肩越しの存在が空白を埋めるように そばにいてくれる 取りとめのない話のように ふたつの横顔 向こう見ずな片割れは 寂しい時ほど はしゃいで見せるけど 心の1/2 涙で濡れたときは 差しだす傘の中 素直に入ってね Under the moonlight 近づくと似てない光の破片 重ねて太陽に透かして見れば 色をつけて呼び合うもの ふたつの背中が静かに並んだ時 初めてひとりの人間になれるようで 季節はずれのふたつの線香花火 小さな灯が落ちるまでつき合ってよ Under the moonlight | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 私の1/2に たとえばポケットに 一つしかない赤い林檎を ためらいもなく両手に おいてあげる優しさを持っていたいから 空元気の向こう側で ふたつの背中が静かに並んだ時 初めてひとりの人間になれるようで 季節はずれのふたつの線香花火 小さな灯が落ちるまでつき合ってよ Under the moonlight 永遠の1/2 笑顔が途切れると 素知らぬふりで歌い始めた 肩越しの存在が空白を埋めるように そばにいてくれる 取りとめのない話のように ふたつの横顔 向こう見ずな片割れは 寂しい時ほど はしゃいで見せるけど 心の1/2 涙で濡れたときは 差しだす傘の中 素直に入ってね Under the moonlight 近づくと似てない光の破片 重ねて太陽に透かして見れば 色をつけて呼び合うもの ふたつの背中が静かに並んだ時 初めてひとりの人間になれるようで 季節はずれのふたつの線香花火 小さな灯が落ちるまでつき合ってよ Under the moonlight |
サヨナラっていう僕が「僕」を動かしてるってこと 私が「私」を走らせてること 当たり前のことに ふと怖くなるんだ ah 林檎の皮 途切れずにむいて 削り取って繋いできたけれど ホコリ被った城を手放したいよ 気持ちついていけないだけ サヨナラっていうから サヨナラってサヨナラ 取れかかったボタン いつまでもみてる自分にサヨナラ サヨナラっていうから 横並びの星達が枝分かれしても ひとつ手放してひとつ光もらう サヨナラ 僕が「僕」をしゃべらせてるってこと 私が「私」を黙らせてること 体の真ん中 時計があるのなら壊して いま心は時間とは少し離れた場所に ある気がしている ぼんやりした過去を早回しして 眠りにつけるはずもなく サヨナラっていうから サヨナラってサヨナラ 地図をひろげても 紙切れ以上にみえない夢なら サヨナラっていうから サヨナラってサヨナラ 取れかかったボタン いつまでもみてる自分にサヨナラ サヨナラって何かを置いてく訳じゃなくて 誰も歩いてないまっさらな砂に物語をつくる サヨナラってあるから oh サヨナラ サヨナラ サヨナラって サヨナラ サヨナラ…. | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 小倉博和 | 僕が「僕」を動かしてるってこと 私が「私」を走らせてること 当たり前のことに ふと怖くなるんだ ah 林檎の皮 途切れずにむいて 削り取って繋いできたけれど ホコリ被った城を手放したいよ 気持ちついていけないだけ サヨナラっていうから サヨナラってサヨナラ 取れかかったボタン いつまでもみてる自分にサヨナラ サヨナラっていうから 横並びの星達が枝分かれしても ひとつ手放してひとつ光もらう サヨナラ 僕が「僕」をしゃべらせてるってこと 私が「私」を黙らせてること 体の真ん中 時計があるのなら壊して いま心は時間とは少し離れた場所に ある気がしている ぼんやりした過去を早回しして 眠りにつけるはずもなく サヨナラっていうから サヨナラってサヨナラ 地図をひろげても 紙切れ以上にみえない夢なら サヨナラっていうから サヨナラってサヨナラ 取れかかったボタン いつまでもみてる自分にサヨナラ サヨナラって何かを置いてく訳じゃなくて 誰も歩いてないまっさらな砂に物語をつくる サヨナラってあるから oh サヨナラ サヨナラ サヨナラって サヨナラ サヨナラ…. |
北極星~ポラリス~見上げよう 今 あの北極星を この心臓は心を持たず 眠れない時を刻むだけだよ 両手で土を掻き集めた あの人の言葉まで埋めやしない 善心こそ上手に体を蝕んでいく ごらん ごらんよ あの北極星を ウラノメトリアをひろげたら 汚れた手のひらが起点だと教えてくれる 探せ 探せよ この寒空にあなたの無類な輝きで わずかに座標を失わずにここにいるのだ この足跡は誰の涙か 濡れた地面 流されないでいくよ 失うことが強みであると この世界の摂理と逆行して泳いでゆく あなたが語り繋いだもの ごらん ごらんよ あの北極星を あなたが神話となった時 この星座絵図は紅い円で結ばれていく 光れ 光れよ 真冬になぜか蛍の幻想みていた 旅が終わる瞬間にこの夜の横顔知るはず 授けよう 今 あの北極星を 高みを目指した北極星を仰げ ごらん ごらんよ あの北極星を ウラノメトリアをひろげたら 汚れた手のひらが起点だと教えてくれる 探せ 探せよ この寒空にあなたの無類な輝きで わずかに座標を失わずにここにいるのだ | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | 見上げよう 今 あの北極星を この心臓は心を持たず 眠れない時を刻むだけだよ 両手で土を掻き集めた あの人の言葉まで埋めやしない 善心こそ上手に体を蝕んでいく ごらん ごらんよ あの北極星を ウラノメトリアをひろげたら 汚れた手のひらが起点だと教えてくれる 探せ 探せよ この寒空にあなたの無類な輝きで わずかに座標を失わずにここにいるのだ この足跡は誰の涙か 濡れた地面 流されないでいくよ 失うことが強みであると この世界の摂理と逆行して泳いでゆく あなたが語り繋いだもの ごらん ごらんよ あの北極星を あなたが神話となった時 この星座絵図は紅い円で結ばれていく 光れ 光れよ 真冬になぜか蛍の幻想みていた 旅が終わる瞬間にこの夜の横顔知るはず 授けよう 今 あの北極星を 高みを目指した北極星を仰げ ごらん ごらんよ あの北極星を ウラノメトリアをひろげたら 汚れた手のひらが起点だと教えてくれる 探せ 探せよ この寒空にあなたの無類な輝きで わずかに座標を失わずにここにいるのだ |
TWこの世界の単なる敗者でいられないのなら 両耳ふさいで 闇雲に暴走すること 本線から踏み外していくこと それこそ健全じゃないか I'll try to keep in contact with you 紫の花が持っている 咳き込むような正義感を 毛嫌いする雑草らは そのまやかしを飲み込むように 我を忘れて生い茂る根も 土に這いつくばって 片っ端から根こそぎむしるこの両手も それを誰が喜ぶというの? この世界の単なる敗者で いられないのなら 両耳ふさいで 闇雲に暴走すること 本線から踏み外していくこと それこそ健全じゃないか I'll try to keep in contact with you I'll try to keep in contact with you なまぬるい雨がどこまでも 不快指数を無情に上げ 窓の外に赤いクレーン 足場取られた自分じゃないか? そこからじゃないと抜け出せないもの 生まれてこない何か 濡れた床にはもう言葉が並べられる 独り静かに戦うことから この世界を語らせないように 音を立てずなぜか触らないように 光でも暗闇でもない 平然とあり続ける形から 確実にスライドしていく 駆け抜けるのでもなく 決して逃げるのでなく 一番の真実の種はたぶん掘り返されないように 地下深くに埋められている ドアを叩けよ 時に激しく 交互に点滅してはやがて消える それは怒りなのか それとも感情さえも操れない このもどかしさなのか 体中の微熱が冷めないのは 廃屋に置かれたまま忘れ去られても 自分の痕跡を残したいからだ この世界の単なる敗者で いられないのなら 両耳ふさいで 闇雲に暴走すること 踏み外していくこと… | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | この世界の単なる敗者でいられないのなら 両耳ふさいで 闇雲に暴走すること 本線から踏み外していくこと それこそ健全じゃないか I'll try to keep in contact with you 紫の花が持っている 咳き込むような正義感を 毛嫌いする雑草らは そのまやかしを飲み込むように 我を忘れて生い茂る根も 土に這いつくばって 片っ端から根こそぎむしるこの両手も それを誰が喜ぶというの? この世界の単なる敗者で いられないのなら 両耳ふさいで 闇雲に暴走すること 本線から踏み外していくこと それこそ健全じゃないか I'll try to keep in contact with you I'll try to keep in contact with you なまぬるい雨がどこまでも 不快指数を無情に上げ 窓の外に赤いクレーン 足場取られた自分じゃないか? そこからじゃないと抜け出せないもの 生まれてこない何か 濡れた床にはもう言葉が並べられる 独り静かに戦うことから この世界を語らせないように 音を立てずなぜか触らないように 光でも暗闇でもない 平然とあり続ける形から 確実にスライドしていく 駆け抜けるのでもなく 決して逃げるのでなく 一番の真実の種はたぶん掘り返されないように 地下深くに埋められている ドアを叩けよ 時に激しく 交互に点滅してはやがて消える それは怒りなのか それとも感情さえも操れない このもどかしさなのか 体中の微熱が冷めないのは 廃屋に置かれたまま忘れ去られても 自分の痕跡を残したいからだ この世界の単なる敗者で いられないのなら 両耳ふさいで 闇雲に暴走すること 踏み外していくこと… |
私は想像する右から3番目に並ぶ よくある感情DL 左の激情も欲しい 無限の可能性 選べライブラリー 感覚だけでアイテム増やせ つまらない欲でバランスとって 愚かに人並みになっていく MY CUSTOM MAID 規格外の誰かになってみせる 遺伝子に背を向けて LOCKせずそのままの状態 むしろウィルスを待ってる 後はこの背中 血の通う何かインプットするだけ 私は想像する 時間の向こう側にも 切なさだけをDL つま先だちをしても 届かない愛情 不機嫌な午後 その姿を代えていく 生きてるヒトはすべて欲しがる カラダはもう無駄なものばかり MY CUSTOM MAID もはや何を「自分」と言うのだろう 並べられてくファイルには 単純なデバイスはなくて 息をするように引き寄せるだけのサプライズ この手を開いて飛び立つ鳥へと 私は想像する 血の通う何かインプットするだけ 私は想像する 血の通う何かインプットするだけ MY CUSTOM MAID 規格外の誰かになってみせる 遺伝子に背を向けて LOCKせずそのままの状態 むしろウィルスを待ってる 後はこの背中 血の通う何かインプットするだけ 私は想像する 私は想像する 私は想像する | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | 右から3番目に並ぶ よくある感情DL 左の激情も欲しい 無限の可能性 選べライブラリー 感覚だけでアイテム増やせ つまらない欲でバランスとって 愚かに人並みになっていく MY CUSTOM MAID 規格外の誰かになってみせる 遺伝子に背を向けて LOCKせずそのままの状態 むしろウィルスを待ってる 後はこの背中 血の通う何かインプットするだけ 私は想像する 時間の向こう側にも 切なさだけをDL つま先だちをしても 届かない愛情 不機嫌な午後 その姿を代えていく 生きてるヒトはすべて欲しがる カラダはもう無駄なものばかり MY CUSTOM MAID もはや何を「自分」と言うのだろう 並べられてくファイルには 単純なデバイスはなくて 息をするように引き寄せるだけのサプライズ この手を開いて飛び立つ鳥へと 私は想像する 血の通う何かインプットするだけ 私は想像する 血の通う何かインプットするだけ MY CUSTOM MAID 規格外の誰かになってみせる 遺伝子に背を向けて LOCKせずそのままの状態 むしろウィルスを待ってる 後はこの背中 血の通う何かインプットするだけ 私は想像する 私は想像する 私は想像する |
その逆愛されたいと望んでいるヒトほど かたくなに向こう側でドアを締めてる その逆 逆にあるもの その逆 逆に恐れているもの 上っ面な優しさ 月夜に陶酔するだけの 半分嘘だろうと言われても 救われたいために誰か助けようとする 走ってる時ほど失速した時のこと考えてる その逆にある感情こそ 歩きたい道を繋ぐ 隣合わせのビルに空室が笑いなくしても 賑やかしい街で息をする その逆 逆にある姿を その逆 逆に見えてこないもの 君の手を握り 列車の窓眺めてた春景色 もう1人の空は仰げない その逆から身勝手なほど喜びを知る この車輪が回らなくなれば 別の手が逃避行する その逆が全て満たす訳じゃないからいいの 「その逆」 走ってる時ほど失速した時のこと考えてる その逆にある感情こそ 歩きたい道を繋ぐ その逆 逆にあるもの その逆 逆に恐れているもの その逆 逆にある姿を その逆 逆に見えてこないもの | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 土屋学 | 愛されたいと望んでいるヒトほど かたくなに向こう側でドアを締めてる その逆 逆にあるもの その逆 逆に恐れているもの 上っ面な優しさ 月夜に陶酔するだけの 半分嘘だろうと言われても 救われたいために誰か助けようとする 走ってる時ほど失速した時のこと考えてる その逆にある感情こそ 歩きたい道を繋ぐ 隣合わせのビルに空室が笑いなくしても 賑やかしい街で息をする その逆 逆にある姿を その逆 逆に見えてこないもの 君の手を握り 列車の窓眺めてた春景色 もう1人の空は仰げない その逆から身勝手なほど喜びを知る この車輪が回らなくなれば 別の手が逃避行する その逆が全て満たす訳じゃないからいいの 「その逆」 走ってる時ほど失速した時のこと考えてる その逆にある感情こそ 歩きたい道を繋ぐ その逆 逆にあるもの その逆 逆に恐れているもの その逆 逆にある姿を その逆 逆に見えてこないもの |
ロストイノセント小さな椅子が倒れたまま 月明かりに何も言わず僕を見上げてた 階段の隅で背中丸めながら 震えてた影がひとつ消えた 誰も気づかない… 愛と言う名で塗りつぶされる 嘘で色づく世界を この手でめちゃくちゃにしたいよ ここから抜け出すこともできない ah~ HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 壊れそうになった心は HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 永遠に続く傷みはどこへ帰ればいいんだろう キレイなままで生きて行けたらいい それでも僕はあの泥濘を選んでしまうから この体が切ないほどに生きようとしているのに 薄暗いこの空をどこかで 静かに望んでいた気がするんだ ah~ HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 凍える背中を抱いてよ HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 柔らかな光の中で僕は何を見つけるだろう 僕は君を助けたかったのか それさえもわからないけど 夜明けが来るのをすぐそばで 君と緩やかに包まれたいよ HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 壊れそうになった心は HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 永遠に続く傷みなら HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 凍える背中を抱いてよ HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 柔らかな光の中で僕は何を見つけるだろう | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 小さな椅子が倒れたまま 月明かりに何も言わず僕を見上げてた 階段の隅で背中丸めながら 震えてた影がひとつ消えた 誰も気づかない… 愛と言う名で塗りつぶされる 嘘で色づく世界を この手でめちゃくちゃにしたいよ ここから抜け出すこともできない ah~ HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 壊れそうになった心は HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 永遠に続く傷みはどこへ帰ればいいんだろう キレイなままで生きて行けたらいい それでも僕はあの泥濘を選んでしまうから この体が切ないほどに生きようとしているのに 薄暗いこの空をどこかで 静かに望んでいた気がするんだ ah~ HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 凍える背中を抱いてよ HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 柔らかな光の中で僕は何を見つけるだろう 僕は君を助けたかったのか それさえもわからないけど 夜明けが来るのをすぐそばで 君と緩やかに包まれたいよ HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 壊れそうになった心は HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 永遠に続く傷みなら HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS HEAVEN KNOWS BRIGHTNESS 凍える背中を抱いてよ HEAVEN KNOWS SADNESS HEAVEN KNOWS SADNESS 柔らかな光の中で僕は何を見つけるだろう |
夏の庭繰り返し耳打ちしてくる 終わりのない物語なら この夏の庭の隅っこに 全部埋めてしまおうよ 片手にシャベルと 少しだけ無駄話をして 言葉が途切れても 別の夜を増やさないように 夢 夢 夢 夢 夢だったのかもしれない 夏 夏 夏 夏の庭で 風 風 風 風 風に小さく微笑んだこと 誰にも今は見せたくないよ 強い日差しの下で揺れる 扉は錆びついた顔を見せて 知ったふりをするのやめてと 不機嫌な音が絶えずしている 鍵を持ってなかった訳じゃない あなたが笛吹く草むらの中に 踏み出すほど自分を持ってない 夢 夢 夢 夢 夢だったあの静けさ 夏 夏 夏 夏が消える 風 風 風 風 風に立つ背中を見ていると 泣きたくなるの どうしようもなく 沈んでいく太陽は見せかけの感傷 誰のためにも何もしないことを あなただけがそう知ってる 夢 夢 夢 夢 夢 夏 夏 夏 夏 夏 夢 夢 夢 夢 夢だったのかもしれない 夏 夏 夏 夏の庭で 風 風 風 風 風に小さく微笑んだこと 誰にも今は見せたくない 夢 夢 夢 夢 夢だった あの夏の日からまだ続いているよ 夢 夢 夢 夢 | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 繰り返し耳打ちしてくる 終わりのない物語なら この夏の庭の隅っこに 全部埋めてしまおうよ 片手にシャベルと 少しだけ無駄話をして 言葉が途切れても 別の夜を増やさないように 夢 夢 夢 夢 夢だったのかもしれない 夏 夏 夏 夏の庭で 風 風 風 風 風に小さく微笑んだこと 誰にも今は見せたくないよ 強い日差しの下で揺れる 扉は錆びついた顔を見せて 知ったふりをするのやめてと 不機嫌な音が絶えずしている 鍵を持ってなかった訳じゃない あなたが笛吹く草むらの中に 踏み出すほど自分を持ってない 夢 夢 夢 夢 夢だったあの静けさ 夏 夏 夏 夏が消える 風 風 風 風 風に立つ背中を見ていると 泣きたくなるの どうしようもなく 沈んでいく太陽は見せかけの感傷 誰のためにも何もしないことを あなただけがそう知ってる 夢 夢 夢 夢 夢 夏 夏 夏 夏 夏 夢 夢 夢 夢 夢だったのかもしれない 夏 夏 夏 夏の庭で 風 風 風 風 風に小さく微笑んだこと 誰にも今は見せたくない 夢 夢 夢 夢 夢だった あの夏の日からまだ続いているよ 夢 夢 夢 夢 |
前夜それは瑪瑙の瞳 重なる気配を消して すべてが本物じゃないなら 体温がすぐに伝わってしまう 始まれば終わる その熱のようなモノだけで繰り返し綴る本を 誰かの祈りの中で情熱と呼ぶのだろう 湿った空に 雪が降る 雪が降って 帰る場所などない蹄の音がする ただ寄り添うだけの静かな雪が似合う そんな朝が来るなら 月と夜の呼吸に今更恐れはしない 過ぎてみればみんな夢だと 今はまだ瞼とじる気もなくて 白一色の彼方 雪鳥の足跡だけ言葉を残していくと 脇道を歩くものが一生触れないものに会える気がする 雪が降る 雪のように 尚もこの視界が研ぎ澄まされていく 繋がりを消したら どれだけ強くあろうとそんなものは要らない 雪が降る 雪が泣けば 胸に奥深くしまわれてた鈴がわずかに震えだす この手が示すものを許そう この前夜なら 雪がふる 雪がふって 帰る場所などない蹄の音がする ただ寄り添うだけの静かな雪が似合う そんな朝が来るなら | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | それは瑪瑙の瞳 重なる気配を消して すべてが本物じゃないなら 体温がすぐに伝わってしまう 始まれば終わる その熱のようなモノだけで繰り返し綴る本を 誰かの祈りの中で情熱と呼ぶのだろう 湿った空に 雪が降る 雪が降って 帰る場所などない蹄の音がする ただ寄り添うだけの静かな雪が似合う そんな朝が来るなら 月と夜の呼吸に今更恐れはしない 過ぎてみればみんな夢だと 今はまだ瞼とじる気もなくて 白一色の彼方 雪鳥の足跡だけ言葉を残していくと 脇道を歩くものが一生触れないものに会える気がする 雪が降る 雪のように 尚もこの視界が研ぎ澄まされていく 繋がりを消したら どれだけ強くあろうとそんなものは要らない 雪が降る 雪が泣けば 胸に奥深くしまわれてた鈴がわずかに震えだす この手が示すものを許そう この前夜なら 雪がふる 雪がふって 帰る場所などない蹄の音がする ただ寄り添うだけの静かな雪が似合う そんな朝が来るなら |
squallどこからか拾ってきた 細長い枝で自分を囲むように線をかいた 誰も入って来ないで ここは静寂の樹海 長い雨ひたすら待つ 向こう側 向日葵のの群衆 毒々しいものをどこまで避けて 世界を語るつもりなんだろう? 待ちわびた squall 震えるほど圧倒されたいんだ 通り一遍等の言葉と温度はもう効かない あの日の砂場に打ちまけた 白く潔いフラグメンツに深く染み込む 悲しい自伝を喜ぶ花たち なんて単純になびく風よ この世の正しいこと鼻歌に変わってく 平然と咲き誇る 黄色の花の愛想笑い 乾き切った種をぼろぼろ落として 苦い味がする季節の連鎖を 深い霧の中 狂おしいほど完成されたいんだ 太陽が指差したものだけの価値の中で 微笑んでいられるものかと叫ぶ 鳥肌がたつように空が騒ぎだす 雨の前兆は壊れやすくって 両手で体をそっと抱きしめる 汗ばむ首筋が緊張を誘って そう誰もが上がって行ける訳じゃない squall‥‥ 震えるほど圧倒されたいんだ 通り一遍等の言葉と温度はもう効かない あの日の砂場に打ちまけた 白く潔いフラグメンツに深く染み込む | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | どこからか拾ってきた 細長い枝で自分を囲むように線をかいた 誰も入って来ないで ここは静寂の樹海 長い雨ひたすら待つ 向こう側 向日葵のの群衆 毒々しいものをどこまで避けて 世界を語るつもりなんだろう? 待ちわびた squall 震えるほど圧倒されたいんだ 通り一遍等の言葉と温度はもう効かない あの日の砂場に打ちまけた 白く潔いフラグメンツに深く染み込む 悲しい自伝を喜ぶ花たち なんて単純になびく風よ この世の正しいこと鼻歌に変わってく 平然と咲き誇る 黄色の花の愛想笑い 乾き切った種をぼろぼろ落として 苦い味がする季節の連鎖を 深い霧の中 狂おしいほど完成されたいんだ 太陽が指差したものだけの価値の中で 微笑んでいられるものかと叫ぶ 鳥肌がたつように空が騒ぎだす 雨の前兆は壊れやすくって 両手で体をそっと抱きしめる 汗ばむ首筋が緊張を誘って そう誰もが上がって行ける訳じゃない squall‥‥ 震えるほど圧倒されたいんだ 通り一遍等の言葉と温度はもう効かない あの日の砂場に打ちまけた 白く潔いフラグメンツに深く染み込む |
来世で会いましょうちいさな傷の埋め合わせを一生かけて探すのなら 誰の目線にも触らない物語だからと捨てなさい この底辺の水たまりが干上がらないのは あなただけのせいじゃないの ただね 悲しいことに生きてるうちは 屋根を探して待つこともある 容赦ない雨がその答え その答えよ 来世で会いましょう いっそ来世で会いましょう 見送って見送って そう手放してしまえばいいんだよ まるで別人ようにいくらだって生きたらいいじゃない そう空に叫んだら面白いように開ける カーテンの隙間が教えた 繰り返される景色がある 固い地面に足をとられ 風を待つこと終わらせなさい 水道の水滴の音が やけに響いてくる夜なのに避けられない それは寂しいことに 生きてるうちは残像と眠ることもある 宛てもない夢がその光 その光よ 来世で会いましょう いっそ来世で会いましょう ひとつずつ ひとつずつ その場限りの火を吹き消しなさい こんな泡沫の世界はつじつまが合わなくていいじゃない そう空に歌ったら寒さ知らずの人になるの 今しか観えてないことで 心を疎かにしてる 濁った水を取り替えて どこかで振り切って走るの 来世で会いましょう いっそ来世で会いましょう 見送って見送って そう手放してしまえばいいんだよ まるで別人ようにいくらだって生きたらいいじゃない そう空に叫んだら面白いように開ける | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | ちいさな傷の埋め合わせを一生かけて探すのなら 誰の目線にも触らない物語だからと捨てなさい この底辺の水たまりが干上がらないのは あなただけのせいじゃないの ただね 悲しいことに生きてるうちは 屋根を探して待つこともある 容赦ない雨がその答え その答えよ 来世で会いましょう いっそ来世で会いましょう 見送って見送って そう手放してしまえばいいんだよ まるで別人ようにいくらだって生きたらいいじゃない そう空に叫んだら面白いように開ける カーテンの隙間が教えた 繰り返される景色がある 固い地面に足をとられ 風を待つこと終わらせなさい 水道の水滴の音が やけに響いてくる夜なのに避けられない それは寂しいことに 生きてるうちは残像と眠ることもある 宛てもない夢がその光 その光よ 来世で会いましょう いっそ来世で会いましょう ひとつずつ ひとつずつ その場限りの火を吹き消しなさい こんな泡沫の世界はつじつまが合わなくていいじゃない そう空に歌ったら寒さ知らずの人になるの 今しか観えてないことで 心を疎かにしてる 濁った水を取り替えて どこかで振り切って走るの 来世で会いましょう いっそ来世で会いましょう 見送って見送って そう手放してしまえばいいんだよ まるで別人ようにいくらだって生きたらいいじゃない そう空に叫んだら面白いように開ける |
物語の最初と最後はいらないこの桜 誰が埋めたのか 朽ちるときも知らぬ間に 物語の最初と最後はいらない 地続きでつながる夢現に 何を羽織るかを考えるだけで 心の内側にくいこんでくるものは 裏切らない記録になり 崩れかけてく樹に手を差しのべていく 移ろいこそが生きている物語 びっしりと書き込まれていく 擦れた表紙に手を置いた 物語の最初と最後は 誰かに覚えていてもらいたいだけの 石に刻むものを探してるだけ 心ゆらぐものに靴を履かせていく 切れた音を鳴らしても 旅の話を今しゃべらせてはいけない 土の上に横たわる物語 心の内側にくいこんでくるものは 裏切らない記録になり 崩れかけてく樹に手を差しのべていく 移ろいこそが生きている物語 | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | | この桜 誰が埋めたのか 朽ちるときも知らぬ間に 物語の最初と最後はいらない 地続きでつながる夢現に 何を羽織るかを考えるだけで 心の内側にくいこんでくるものは 裏切らない記録になり 崩れかけてく樹に手を差しのべていく 移ろいこそが生きている物語 びっしりと書き込まれていく 擦れた表紙に手を置いた 物語の最初と最後は 誰かに覚えていてもらいたいだけの 石に刻むものを探してるだけ 心ゆらぐものに靴を履かせていく 切れた音を鳴らしても 旅の話を今しゃべらせてはいけない 土の上に横たわる物語 心の内側にくいこんでくるものは 裏切らない記録になり 崩れかけてく樹に手を差しのべていく 移ろいこそが生きている物語 |
ミスリード夜に桜が白く浮き立つ 君を連れていく春の月へ 名前を捨てたバタフライ 何処に行っても君は楽にはなれない 日々の上澄みだけを飲み干し 君は日向を歩いていたよ 世界を味方にした君が なぜ姿を消す必要があるんだ? ミスリード 背中にサイレンが聞こえるのに 満開の花に吸い込まれてく 悲しいくらい君を知らない ミスリード まだらな雲 ちぐはぐな夢を見ているようだ 過去の名残惜しさが空しく 机の上に積み上げられる 薄汚れたバタフライ 一緒に捨てないか? そういえばよかった? 緑の池にひとひら落ちた 花びら突く生き物たちよ 苦し紛れに生きてるように見えるか? 小さなしぶきが飛んだ ミスリード 遠くでサイレンを鳴らしている 気づかないふりで足早になる 泣きながら叫んで欲しいよ ミスリード 君のシリアスについて行けなくなる前に ミスリード 背中にサイレンが聞こえるのに 満開の花に吸い込まれてく 悲しいくらい君を知らない ミスリード まだらな雲 ちぐはぐな夢を見ているようだ ミスリード 遠くでサイレンを鳴らしている 気づかないふりで足早になる 泣きながら叫んで欲しいよ ミスリード 君のシリアスについて行けなくなる前に | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 夜に桜が白く浮き立つ 君を連れていく春の月へ 名前を捨てたバタフライ 何処に行っても君は楽にはなれない 日々の上澄みだけを飲み干し 君は日向を歩いていたよ 世界を味方にした君が なぜ姿を消す必要があるんだ? ミスリード 背中にサイレンが聞こえるのに 満開の花に吸い込まれてく 悲しいくらい君を知らない ミスリード まだらな雲 ちぐはぐな夢を見ているようだ 過去の名残惜しさが空しく 机の上に積み上げられる 薄汚れたバタフライ 一緒に捨てないか? そういえばよかった? 緑の池にひとひら落ちた 花びら突く生き物たちよ 苦し紛れに生きてるように見えるか? 小さなしぶきが飛んだ ミスリード 遠くでサイレンを鳴らしている 気づかないふりで足早になる 泣きながら叫んで欲しいよ ミスリード 君のシリアスについて行けなくなる前に ミスリード 背中にサイレンが聞こえるのに 満開の花に吸い込まれてく 悲しいくらい君を知らない ミスリード まだらな雲 ちぐはぐな夢を見ているようだ ミスリード 遠くでサイレンを鳴らしている 気づかないふりで足早になる 泣きながら叫んで欲しいよ ミスリード 君のシリアスについて行けなくなる前に |
house小さな手と大きな両手で 庭の隅の家庭菜園 学校帰りに食べた野イチゴ土の味がしてた 夏の終わりに太陽に嫌われた 荒れ始めた目の前の楽園は あぶら虫のついた菜の花だけが ぼんやり揺れていた 手をつないだ小さな兄妹たち どうしようもないことがあるんだ 毎日水をやり続けてもなくなってしまった 錆びた自転車細く続く砂利道 二人乗りしたオレンジの空 意味もわからないませた歌を歌って 笑いころげていた この日初めておねだりしたよ ガラス越しに見てたハムスター この子が入れば家族は減らないから 笑顔が戻るだろう 手をつないだ小さな兄妹たち いつか全てがわかるから 失うもの拾うもの もう少し待っていてよ 手をつないだ小さな兄妹たち どうしようもないことがあるんだ 毎日水をやり続けてもなくなってしまった 手をつないだ小さな兄妹たち いつか全てがわかるから 失うもの拾うもの もう少し待っていてよ 家に帰ろう 新しい家族だ | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | 小さな手と大きな両手で 庭の隅の家庭菜園 学校帰りに食べた野イチゴ土の味がしてた 夏の終わりに太陽に嫌われた 荒れ始めた目の前の楽園は あぶら虫のついた菜の花だけが ぼんやり揺れていた 手をつないだ小さな兄妹たち どうしようもないことがあるんだ 毎日水をやり続けてもなくなってしまった 錆びた自転車細く続く砂利道 二人乗りしたオレンジの空 意味もわからないませた歌を歌って 笑いころげていた この日初めておねだりしたよ ガラス越しに見てたハムスター この子が入れば家族は減らないから 笑顔が戻るだろう 手をつないだ小さな兄妹たち いつか全てがわかるから 失うもの拾うもの もう少し待っていてよ 手をつないだ小さな兄妹たち どうしようもないことがあるんだ 毎日水をやり続けてもなくなってしまった 手をつないだ小さな兄妹たち いつか全てがわかるから 失うもの拾うもの もう少し待っていてよ 家に帰ろう 新しい家族だ |
涙このところ続いてる長雨が はやる気持ちを押さえ込んで 途切れることのない後悔が前髪を揺らす 暗闇より人の優しさに足止めされそうで あなたとの約束をまぶたに思い返してた 涙 涙の雫が堕ちて 朽ちかけた月が浮かんだ 涙 涙が伝えるすべてをひとつも逃がさない気持ちで 雨宿りその一時に見える幻が明日を変えることも あなたなら両手にその輝き抱きしめていたろう 夜の静けさから走る息づかいだけが聞こえる 背中を押すものは愛に似たきずな一つだけ 涙 涙の雫がこぼれて 夜霧が月に寄り添う 涙 涙が足跡を照らす あなたに近づけるような気がする 涙 涙の雫が堕ちて 朽ちかけた月が浮かんだ 涙 涙が伝えるすべてをひとつも逃がさない気持ちで 涙 涙の雫こぼれて 夜霧が月に寄り添う 涙 涙が足跡を照らす あなたに近づけるような気がする | 石川智晶 | 石川智晶 | 石川智晶 | 西田マサラ | このところ続いてる長雨が はやる気持ちを押さえ込んで 途切れることのない後悔が前髪を揺らす 暗闇より人の優しさに足止めされそうで あなたとの約束をまぶたに思い返してた 涙 涙の雫が堕ちて 朽ちかけた月が浮かんだ 涙 涙が伝えるすべてをひとつも逃がさない気持ちで 雨宿りその一時に見える幻が明日を変えることも あなたなら両手にその輝き抱きしめていたろう 夜の静けさから走る息づかいだけが聞こえる 背中を押すものは愛に似たきずな一つだけ 涙 涙の雫がこぼれて 夜霧が月に寄り添う 涙 涙が足跡を照らす あなたに近づけるような気がする 涙 涙の雫が堕ちて 朽ちかけた月が浮かんだ 涙 涙が伝えるすべてをひとつも逃がさない気持ちで 涙 涙の雫こぼれて 夜霧が月に寄り添う 涙 涙が足跡を照らす あなたに近づけるような気がする |