悪魔狩り悪魔と化したあの子の心臓 真ん中で照準捉えてお前は ためらいもせず引き金を引く 災いを祓う言葉は銀色 街にはびこる恐怖とゴシップ 誰かれ疑い疑われ光らす目 言いつけを守れば救われる 破る奴に同情の余地はない 何百年前 つい最近だって おんなじことやっていたような まぁいっか ほらまた鳴った (Cough! cough!) 判決の時間 悪魔を狩れ 魔女を裁け 人の世を護り哀れみたまえ 夜警の火に駆り立てられ 翻弄されるだけのお前が 聖人君主を名乗るのかい 悪魔と化したあの子はさ 甘いものが好きな普通の少女だったんだぜ ためらいもせず引き金を引く お前の手には祈りの1つさえない あらゆる立場 力 財 名声 すべては恐怖の前に消し飛び 真っ平ら これこそ理想的人類みな平等、さ 夜の闇に紛れ 何かが嗤っている 隣の家はこないだの晩からずっと空っぽだ 逃げ場などないんだって本当は気づいている さあ今夜も火を灯したら始めましょう 悪魔を狩れ 魔女を裁け 人の世を護り哀れみたまえ 夜警の火が街を照らす 最後の生贄はお前 「嫌だ!悪魔じゃない!魔女でもない! 人間だ俺は!指差さないで!」 銀色の言葉も今や虚しく 人間の絶えた街に響く 聖人君主なんかいなかった | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 悪魔と化したあの子の心臓 真ん中で照準捉えてお前は ためらいもせず引き金を引く 災いを祓う言葉は銀色 街にはびこる恐怖とゴシップ 誰かれ疑い疑われ光らす目 言いつけを守れば救われる 破る奴に同情の余地はない 何百年前 つい最近だって おんなじことやっていたような まぁいっか ほらまた鳴った (Cough! cough!) 判決の時間 悪魔を狩れ 魔女を裁け 人の世を護り哀れみたまえ 夜警の火に駆り立てられ 翻弄されるだけのお前が 聖人君主を名乗るのかい 悪魔と化したあの子はさ 甘いものが好きな普通の少女だったんだぜ ためらいもせず引き金を引く お前の手には祈りの1つさえない あらゆる立場 力 財 名声 すべては恐怖の前に消し飛び 真っ平ら これこそ理想的人類みな平等、さ 夜の闇に紛れ 何かが嗤っている 隣の家はこないだの晩からずっと空っぽだ 逃げ場などないんだって本当は気づいている さあ今夜も火を灯したら始めましょう 悪魔を狩れ 魔女を裁け 人の世を護り哀れみたまえ 夜警の火が街を照らす 最後の生贄はお前 「嫌だ!悪魔じゃない!魔女でもない! 人間だ俺は!指差さないで!」 銀色の言葉も今や虚しく 人間の絶えた街に響く 聖人君主なんかいなかった |
vip?吐いた息さえ氷点下 窓外で呼ぶ錆びた太陽 起き上がれそうにもないかい? やれることなら僕がしておくから 脈拍、体温、気圧、そんな話でもないのでしょう 吐いた嘘さえ氷点下 喉元で固まって溶けないと どこへ行こうにも厄介 迎えに行ける場所ならいくけど 一晩寝れば過ぎるような嵐でもないのでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ 世界がいつもより ズルくてちょっといじわるな夜は 多くはない幸福に 灯りともして暖まるんだよ 見えなくなりがちなその目のための僕なんでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりでどこまで堕ちてゆこうか 流れ星には程遠い 僕の背中で眠ったっていいよ 醒めたくなくなる夢をあげよう 醒めたい夢からは連れ出してあげるよ 僕が見る悪夢の裏側まで 君は見なくてもいいんだよ どうしようもなくダメな日が いつか僕にも降り落ちてきた時は 何ひとつしてくれなくていい、 僕はただ君のためだけの僕だよ どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ ずっと隣にいさせてくれよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | しゃろう | 吐いた息さえ氷点下 窓外で呼ぶ錆びた太陽 起き上がれそうにもないかい? やれることなら僕がしておくから 脈拍、体温、気圧、そんな話でもないのでしょう 吐いた嘘さえ氷点下 喉元で固まって溶けないと どこへ行こうにも厄介 迎えに行ける場所ならいくけど 一晩寝れば過ぎるような嵐でもないのでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ 世界がいつもより ズルくてちょっといじわるな夜は 多くはない幸福に 灯りともして暖まるんだよ 見えなくなりがちなその目のための僕なんでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりでどこまで堕ちてゆこうか 流れ星には程遠い 僕の背中で眠ったっていいよ 醒めたくなくなる夢をあげよう 醒めたい夢からは連れ出してあげるよ 僕が見る悪夢の裏側まで 君は見なくてもいいんだよ どうしようもなくダメな日が いつか僕にも降り落ちてきた時は 何ひとつしてくれなくていい、 僕はただ君のためだけの僕だよ どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ ずっと隣にいさせてくれよ |
うつろぶね考える事を辞めてしまった真っ黒い船が海に出た 廃棄物のような理想を積んで全速力で飛び出した 胸に掲げた金ぴかのドクトリン 只一つのそいつの誇り 風になびく心とかいうものは置いてこいと教えられていた 回る灯台 その光が照らさない道を 知らなすぎた 君も確かに悪かったのさ またも1つおんなじ形の真っ黒い船が海に出た 沖で漂う奴らと混ざってすぐに分からなくなった それを見下す岸壁のヘッケルン 呆れ顔で吐き捨てた 「導くものはいつだって導いたその先に興味などない」 ああ僕ら 選んだのか選ばされたのか 考えたいのに未来は容赦なく押し寄せる うつろな舟のような僕の 空っぽなはずのこの体に 爆弾のような訴えを積んで転覆しそうな今日この頃 「何だっていいから使えそうな嘘を全部積んでさっさと行け」 振り向きかけた僕らの背を誰かが無理やり押し戻す 求められるは完璧のレッテル 剥がれかけてまた貼って 風になびく心とかいうもの、忘れちゃえばもう帰れない ああ僕ら 望んだのか望まされたのか 奪い合う日々 果たして何人が生き延びる うつろな舟のような僕の 空っぽなはずのこの頭に ガソリンのような感情が満ちて炎上しそうな今日この頃 黒く巨大な流れに紛れられて こっそり安心しているそんなもんが幻だっていつ気づく? ああ僕ら 選んだのか選はばされたのか 考えたいのさ 未来をようやく疑い出す うつろな舟のような僕の空っぽなはずのこの体に 爆弾のような訴えを積んで反逆起こす夜明けの鐘 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 考える事を辞めてしまった真っ黒い船が海に出た 廃棄物のような理想を積んで全速力で飛び出した 胸に掲げた金ぴかのドクトリン 只一つのそいつの誇り 風になびく心とかいうものは置いてこいと教えられていた 回る灯台 その光が照らさない道を 知らなすぎた 君も確かに悪かったのさ またも1つおんなじ形の真っ黒い船が海に出た 沖で漂う奴らと混ざってすぐに分からなくなった それを見下す岸壁のヘッケルン 呆れ顔で吐き捨てた 「導くものはいつだって導いたその先に興味などない」 ああ僕ら 選んだのか選ばされたのか 考えたいのに未来は容赦なく押し寄せる うつろな舟のような僕の 空っぽなはずのこの体に 爆弾のような訴えを積んで転覆しそうな今日この頃 「何だっていいから使えそうな嘘を全部積んでさっさと行け」 振り向きかけた僕らの背を誰かが無理やり押し戻す 求められるは完璧のレッテル 剥がれかけてまた貼って 風になびく心とかいうもの、忘れちゃえばもう帰れない ああ僕ら 望んだのか望まされたのか 奪い合う日々 果たして何人が生き延びる うつろな舟のような僕の 空っぽなはずのこの頭に ガソリンのような感情が満ちて炎上しそうな今日この頃 黒く巨大な流れに紛れられて こっそり安心しているそんなもんが幻だっていつ気づく? ああ僕ら 選んだのか選はばされたのか 考えたいのさ 未来をようやく疑い出す うつろな舟のような僕の空っぽなはずのこの体に 爆弾のような訴えを積んで反逆起こす夜明けの鐘 |
なだれ泥水をはねて前進すんだ 雪解けで走る川のように 凍る不安もかっさらって 瞳は過去を見ていようとも つま先が明日を向いている 帰ろうなんて考えるな たとえば何百年前に 凍りついて終わったはずの桃源郷 今更やっと吹いてきた 春風に心をさらわれて もう雪崩落ちる寸前だ 泥水だろうが感情なんです 拭いもしないで僕はゆく 洗い落とす予定はない 君が失ったきらめきももうじきに息を吹き返す 覚えているかい あの歌を ああそうさ何百年前に さよならして閉ざしたはずの感情が 今更目を覚ますからさ どうしようもなくなって溢れた僕 手を伸ばしてこじ開けてしまえよ 一問一答 100回やって 要か不要か 問うことすらもう必要はない たとえば何百年前に 凍りついて終わったはずの桃源郷 今更やっと吹いてきた 春風が君にも分かるだろ? さあ雪崩れ落ちておいでよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 泥水をはねて前進すんだ 雪解けで走る川のように 凍る不安もかっさらって 瞳は過去を見ていようとも つま先が明日を向いている 帰ろうなんて考えるな たとえば何百年前に 凍りついて終わったはずの桃源郷 今更やっと吹いてきた 春風に心をさらわれて もう雪崩落ちる寸前だ 泥水だろうが感情なんです 拭いもしないで僕はゆく 洗い落とす予定はない 君が失ったきらめきももうじきに息を吹き返す 覚えているかい あの歌を ああそうさ何百年前に さよならして閉ざしたはずの感情が 今更目を覚ますからさ どうしようもなくなって溢れた僕 手を伸ばしてこじ開けてしまえよ 一問一答 100回やって 要か不要か 問うことすらもう必要はない たとえば何百年前に 凍りついて終わったはずの桃源郷 今更やっと吹いてきた 春風が君にも分かるだろ? さあ雪崩れ落ちておいでよ |
100曇天に光の穴を開けるべく焦げる太陽は 図らずもあたしに似ていると思った どんなに焦れたところで明日は明日にしか来ない 簡単なことに気づけず今日も今日を取り逃しました 出発点は同じ筈 なんであの子は前にいるんだ 蹴って蹴られる戦場で 君のペースでなんて抜かすのは誰だい こんがらがってもつれた挙句倒れたこの両足は 転んだまままだ走る 言い訳するように 曇天は風にたぶらかされあたしを残し晴れ渡った 途方に暮れる爪先 次吹く風を見計らって いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 帰る場所など無限にありそうでないこの街の只中 焦って一手二手出せるなら 気がすむまで焦りゃいいさ いつまで経ったって目を開けない 真実よ 起きろ バレてるぞ モーターエンジンでがなる街に 張り合えよあたしの心拍数 いつでも革命を待ちわびてる この街もあたしと変わらないね 踏みつけるだけだったアスファルトよ いつか凱旋道に変えてやる いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 乍ぁこのあたしを受け入れるかい | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 曇天に光の穴を開けるべく焦げる太陽は 図らずもあたしに似ていると思った どんなに焦れたところで明日は明日にしか来ない 簡単なことに気づけず今日も今日を取り逃しました 出発点は同じ筈 なんであの子は前にいるんだ 蹴って蹴られる戦場で 君のペースでなんて抜かすのは誰だい こんがらがってもつれた挙句倒れたこの両足は 転んだまままだ走る 言い訳するように 曇天は風にたぶらかされあたしを残し晴れ渡った 途方に暮れる爪先 次吹く風を見計らって いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 帰る場所など無限にありそうでないこの街の只中 焦って一手二手出せるなら 気がすむまで焦りゃいいさ いつまで経ったって目を開けない 真実よ 起きろ バレてるぞ モーターエンジンでがなる街に 張り合えよあたしの心拍数 いつでも革命を待ちわびてる この街もあたしと変わらないね 踏みつけるだけだったアスファルトよ いつか凱旋道に変えてやる いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 乍ぁこのあたしを受け入れるかい |
三面鏡毎日おんなじ場所にいる猫は道行く人々に 思い思い好きに呼ばれる 全部の名前に返事をする 毎年おんなじ場所に咲花々は恋人たちに 「僕らのために咲く花だ」と 何回言われても揺れてみせる 見たことのない何かを全部 見れるレンズが欲しいだなんて あざける僕はいまだちっぽけ 明日の天気も分からない 世界 プリズム 万華鏡 次々百面相 知ってるものの知らない顔 One after another I get bedazzled by world 毎日おんなじ道をゆくあたしが見つけていないものを 初めて歩いた誰かが見つけたりしているのだろう ちらちらどちらと揺れるピント 僕にレンズはいらないのかな 同じ日々の反芻と呼ぶけど 同じ日など一日もない 世界 イルミズム 三面鏡 ぐるり目が回りそう 君さえ今日は知らない顔 飽き足ることはないでしょう 世界 プリズム 万華鏡 次々百面相 知ってるものの知らない顔 One after another I get bedazzled by world | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 佐藤"Fisher"五魚 | 毎日おんなじ場所にいる猫は道行く人々に 思い思い好きに呼ばれる 全部の名前に返事をする 毎年おんなじ場所に咲花々は恋人たちに 「僕らのために咲く花だ」と 何回言われても揺れてみせる 見たことのない何かを全部 見れるレンズが欲しいだなんて あざける僕はいまだちっぽけ 明日の天気も分からない 世界 プリズム 万華鏡 次々百面相 知ってるものの知らない顔 One after another I get bedazzled by world 毎日おんなじ道をゆくあたしが見つけていないものを 初めて歩いた誰かが見つけたりしているのだろう ちらちらどちらと揺れるピント 僕にレンズはいらないのかな 同じ日々の反芻と呼ぶけど 同じ日など一日もない 世界 イルミズム 三面鏡 ぐるり目が回りそう 君さえ今日は知らない顔 飽き足ることはないでしょう 世界 プリズム 万華鏡 次々百面相 知ってるものの知らない顔 One after another I get bedazzled by world |
2099年泣いてる君を連れ出してほら宇宙旅行に行こう 行き先は遥か遠い君の故郷の星 狭い部屋の窓を開けて夜を切り裂けトランジスタ 怖くないさ あれは君を迎えにきた電波 改札前で泣きだして電車の中でまた泣いて きっともう君は僕の秘密に気づいてる 何十年前君が 不時着した海岸沿いの荒野 ここで最期の打ち上げだ 2099年、君は出会った日のまんま少しも歳をとらない 僕だけが年老いたんだ 2099年、この命はもうすぐ終わるから どうせなら君と宇宙の果てを見たい 宇宙船の窓の外にもうもう立つ白い煙 その向こうに遠ざかる僕の故郷の星 さよならもう未練はない 黄金の大地 青い海 涙が落ちるのも最期の見納めだ 2099年、君はこの地球上で 自分の星の言葉を呑み込んで重力に耐えた 2099年、この命が終わるころになって気づいてごめんね 随分待たせてしまったね 形が違っても 言葉が通じなくても ここまで連れ添った ただそれだけが愛のすべてだった 2099年 僕だけが年老いたんだ 2099年、君は出会った日のまんま少しも歳をとらない 僕だけが年老いたんだ 2099年、この命はもうすぐ終わるから どうせなら君と宇宙の果てを見たい どうせなら君の星で果てを迎えたい | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 泣いてる君を連れ出してほら宇宙旅行に行こう 行き先は遥か遠い君の故郷の星 狭い部屋の窓を開けて夜を切り裂けトランジスタ 怖くないさ あれは君を迎えにきた電波 改札前で泣きだして電車の中でまた泣いて きっともう君は僕の秘密に気づいてる 何十年前君が 不時着した海岸沿いの荒野 ここで最期の打ち上げだ 2099年、君は出会った日のまんま少しも歳をとらない 僕だけが年老いたんだ 2099年、この命はもうすぐ終わるから どうせなら君と宇宙の果てを見たい 宇宙船の窓の外にもうもう立つ白い煙 その向こうに遠ざかる僕の故郷の星 さよならもう未練はない 黄金の大地 青い海 涙が落ちるのも最期の見納めだ 2099年、君はこの地球上で 自分の星の言葉を呑み込んで重力に耐えた 2099年、この命が終わるころになって気づいてごめんね 随分待たせてしまったね 形が違っても 言葉が通じなくても ここまで連れ添った ただそれだけが愛のすべてだった 2099年 僕だけが年老いたんだ 2099年、君は出会った日のまんま少しも歳をとらない 僕だけが年老いたんだ 2099年、この命はもうすぐ終わるから どうせなら君と宇宙の果てを見たい どうせなら君の星で果てを迎えたい |
LAO花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会はまるで獣道 狩るか獲物かそれで全部 純情を買って夢を売る店々が連なる街路 大都会じゃ物知らずで無垢な少女ほど高く売れるという ビルの溝から立ち昇る誘惑の気配をふりきれ 自分の中で眠ってる少女の瞳に嘘をつくな 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで噎せて目的地を探す迷子 大都会はいつだって試すのさ 僕らがなびくか歯向かうか 眩しい光のその正体は 憧れの裏返しなのさ 気づかず欲しがる 拗らせてしまう 僕もまだまだ凡人さ 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会僕らゆく獣道 狩るか獲物かそれで全部 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会はまるで獣道 狩るか獲物かそれで全部 純情を買って夢を売る店々が連なる街路 大都会じゃ物知らずで無垢な少女ほど高く売れるという ビルの溝から立ち昇る誘惑の気配をふりきれ 自分の中で眠ってる少女の瞳に嘘をつくな 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで噎せて目的地を探す迷子 大都会はいつだって試すのさ 僕らがなびくか歯向かうか 眩しい光のその正体は 憧れの裏返しなのさ 気づかず欲しがる 拗らせてしまう 僕もまだまだ凡人さ 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会僕らゆく獣道 狩るか獲物かそれで全部 |
meridian「明けない夜はない」 という高々掲げられた声 夜の闇に守られる誰かを震え上がらせる ひやりと日差しが陰ったどこかに 人目を忍んでは泣く場所が欲しい meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 忘れるな 忘れるな 光を称えた君よ 忘れるな 私のことを 雲ひとつも残さない仰々しく染まった空 隠れ場所を見失い溶けた嘆き 今は見ない 迫る朝焼けに手を突き出して 何かを叫んだ君 何を止めようとしたんだ meridian 痛みは知られたくはない それを隠したただひとつの場所も今はもう 光だけ 光だけが満ち足りて近づけない 希望だけじゃ生きてゆかれないよ meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 消えるのか さよならだ 光に呑まれた君よ さよならだ 闇の私と | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 「明けない夜はない」 という高々掲げられた声 夜の闇に守られる誰かを震え上がらせる ひやりと日差しが陰ったどこかに 人目を忍んでは泣く場所が欲しい meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 忘れるな 忘れるな 光を称えた君よ 忘れるな 私のことを 雲ひとつも残さない仰々しく染まった空 隠れ場所を見失い溶けた嘆き 今は見ない 迫る朝焼けに手を突き出して 何かを叫んだ君 何を止めようとしたんだ meridian 痛みは知られたくはない それを隠したただひとつの場所も今はもう 光だけ 光だけが満ち足りて近づけない 希望だけじゃ生きてゆかれないよ meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 消えるのか さよならだ 光に呑まれた君よ さよならだ 闇の私と |
It seems like a frogあじさいの花咲く道を端から端までむしった ひどく機嫌の悪い夜 さっきまで大暴れしてた土砂降りもどこかに消えて 中途半端に蒸し返す6月の夜 いっそ町を叩き潰せよ 腹の虫が収まんないよ そんなことで怒るなよと驚く 君のようにはなれないよ 遊んでほしいあたしと寝てたい君の体温が 永遠に噛み合わない夜 些細なことでテンションは最高と最悪を行き来する まるで変温動物のようです 1時間待ち2時間待った どんどん機嫌は悪くなる 2時間5分で電話が鳴った すぐに機嫌は元通り It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 仲良くしようよ It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 「今どこにいるの?」と焦ってる あじさいの花咲く道を端から端まで走って 来た道を急いで帰る夜 パラレルからクロスまで混在同居 ひっくるめてなお愛せる直感的慕情 早く帰って遊んでもらわなきゃ 男も女もいくらだって 選りすぐれるこのご時世 逆立ちしたって多分出会っていたでしょう、 ご愁傷さま。 It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 喧嘩だってしようよ It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 「ポテチ買ってきて」って抜かしてる 思い上がりで結構です 一時の夢でもまた粋狂ですね It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 仲良くしようよ It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 迎えに来た君に跳び付いた | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | あじさいの花咲く道を端から端までむしった ひどく機嫌の悪い夜 さっきまで大暴れしてた土砂降りもどこかに消えて 中途半端に蒸し返す6月の夜 いっそ町を叩き潰せよ 腹の虫が収まんないよ そんなことで怒るなよと驚く 君のようにはなれないよ 遊んでほしいあたしと寝てたい君の体温が 永遠に噛み合わない夜 些細なことでテンションは最高と最悪を行き来する まるで変温動物のようです 1時間待ち2時間待った どんどん機嫌は悪くなる 2時間5分で電話が鳴った すぐに機嫌は元通り It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 仲良くしようよ It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 「今どこにいるの?」と焦ってる あじさいの花咲く道を端から端まで走って 来た道を急いで帰る夜 パラレルからクロスまで混在同居 ひっくるめてなお愛せる直感的慕情 早く帰って遊んでもらわなきゃ 男も女もいくらだって 選りすぐれるこのご時世 逆立ちしたって多分出会っていたでしょう、 ご愁傷さま。 It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 喧嘩だってしようよ It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 「ポテチ買ってきて」って抜かしてる 思い上がりで結構です 一時の夢でもまた粋狂ですね It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 仲良くしようよ It seems like a frog 夜行性たちの恋物語 Frog, like a frog 迎えに来た君に跳び付いた |
perennial白妙の雲いざ高く昇れ 及ばない僕のことを攫え 白旗を揚げる暇もなく日々はゆく 一度二度のコースアウトはご愛嬌のうち 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない目まぐるしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 今はまだ聞こえない 透明な喝采 いつの日にか届きますように 仕方のないことは笑ってしまえ 及ばない僕のままで進め 当たり前に光も不幸も時と共に去ってく 悲しがることはない それこそが人生 稲穂のようにしなやか 胡桃のように柔らか 溢れ返る季節をすり抜けるように 人は道を歩むんでしょう What the colt learns in youth he continues in old age The same for me, and the same to you 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない輝かしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 駆け抜けるその背に 降り注ぐ喝采 明日の僕が気づきますように 明日の君が気づきますように | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 白妙の雲いざ高く昇れ 及ばない僕のことを攫え 白旗を揚げる暇もなく日々はゆく 一度二度のコースアウトはご愛嬌のうち 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない目まぐるしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 今はまだ聞こえない 透明な喝采 いつの日にか届きますように 仕方のないことは笑ってしまえ 及ばない僕のままで進め 当たり前に光も不幸も時と共に去ってく 悲しがることはない それこそが人生 稲穂のようにしなやか 胡桃のように柔らか 溢れ返る季節をすり抜けるように 人は道を歩むんでしょう What the colt learns in youth he continues in old age The same for me, and the same to you 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない輝かしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 駆け抜けるその背に 降り注ぐ喝采 明日の僕が気づきますように 明日の君が気づきますように |
ギャングギャングさえずり続ける世界の空は散らばる羽で窒息寸前 途切らすことなく言葉を紡げ 舌の根を乾かす間もなく歌え 倫理や道徳愛想を尽かしお前に残る秩序はなんだい? 手に汗握って言葉を紡ぐあの子はついぞや嘘まで歌う Imitating Gang gang cockatoo's pink But never getting Gang gang cockatoo's pink さえずり続ける世界の空は予想はしていたが今日も既視感 似たような感動ぐるぐる使い回してでも見つけてくれと歌う Imitating Gang gang cockatoo's pink But never getting Gang gang cockatoo's pink 鸚鵡返し模倣の毎日全部を引っ剥がして 残るお前の本性が見たい 擦れっ枯らしたくらいで相応 ヤバい色してるはずさ ホントにお前が言いたいこと 乍ぁ、ギャングギャングコッカトゥーズピンクも黙るあり得ない色で Must not get it, Gang gang cockatoo's pink Gang gang cockatoo's pink | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | さえずり続ける世界の空は散らばる羽で窒息寸前 途切らすことなく言葉を紡げ 舌の根を乾かす間もなく歌え 倫理や道徳愛想を尽かしお前に残る秩序はなんだい? 手に汗握って言葉を紡ぐあの子はついぞや嘘まで歌う Imitating Gang gang cockatoo's pink But never getting Gang gang cockatoo's pink さえずり続ける世界の空は予想はしていたが今日も既視感 似たような感動ぐるぐる使い回してでも見つけてくれと歌う Imitating Gang gang cockatoo's pink But never getting Gang gang cockatoo's pink 鸚鵡返し模倣の毎日全部を引っ剥がして 残るお前の本性が見たい 擦れっ枯らしたくらいで相応 ヤバい色してるはずさ ホントにお前が言いたいこと 乍ぁ、ギャングギャングコッカトゥーズピンクも黙るあり得ない色で Must not get it, Gang gang cockatoo's pink Gang gang cockatoo's pink |
floating journey非現実世界への 招待状はいつも突然に 私の頭の中へ放り入れられる よりによって今日は4時間目 数学パズルの途中 早退理由は 「空があたしを呼んでいる」 お昼時 12:42 のバスは 他の時間帯のバスより 少しだけ混んでいる 制服の子供が1人 乗り込んだもんだから (こんな時間になんなんだ)って ドライバーさんは顔をしかめる 終点まで乗っていこう 移り行くパノラマ焼き付けよう 街はやがて過ぎ去って 花だけが囲む一本道 ゆるゆるりと減速 やがてバスのエンジンがきれた 随分とまあ遠くまで 離れた場所にきたもんだ ふらふらりと歩き出す 目的もあてもないままに そうやって辿りついた 大草原に足を投げ出す 柔らかな草の匂い 高く高く遠い空 ひたすら安寧を 求めていた自分に気づいた Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. 夕焼けが落ちてくる 群青はやがて茜色 そろそろ帰ろうか、帰ろうよ Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 非現実世界への 招待状はいつも突然に 私の頭の中へ放り入れられる よりによって今日は4時間目 数学パズルの途中 早退理由は 「空があたしを呼んでいる」 お昼時 12:42 のバスは 他の時間帯のバスより 少しだけ混んでいる 制服の子供が1人 乗り込んだもんだから (こんな時間になんなんだ)って ドライバーさんは顔をしかめる 終点まで乗っていこう 移り行くパノラマ焼き付けよう 街はやがて過ぎ去って 花だけが囲む一本道 ゆるゆるりと減速 やがてバスのエンジンがきれた 随分とまあ遠くまで 離れた場所にきたもんだ ふらふらりと歩き出す 目的もあてもないままに そうやって辿りついた 大草原に足を投げ出す 柔らかな草の匂い 高く高く遠い空 ひたすら安寧を 求めていた自分に気づいた Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. 夕焼けが落ちてくる 群青はやがて茜色 そろそろ帰ろうか、帰ろうよ Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. |
ヘールボップまるで自分で見て聞いたように 話す奴ばっか 画面の向こうの悲しみの 一体何を知ってるっていうんだ ネットもニュースも僕らも 毎日忙しい ほんとか嘘かを放っぽって 騒ぎ立てる鳥の群れ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進めヘールボップ あの電波の嘘を暴いてゆけよ 言葉はひどく罪深い 一番簡単な武器だ 名前のない怪物たち 名前が欲しくて振りかざすけど ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くなヘールボップ なびいてしまうような正義でもいいよ 巷にあふれる噂の陰で今日も死んでゆく誰かの名誉 晒し出すための光を呼ぶ さぁあの大きな星の名前は、 ヘールボップ、 復讐ならば幸福になれ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ君はヘールボップ あの電波の嘘を出し抜いてゆけよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 山口高始 | まるで自分で見て聞いたように 話す奴ばっか 画面の向こうの悲しみの 一体何を知ってるっていうんだ ネットもニュースも僕らも 毎日忙しい ほんとか嘘かを放っぽって 騒ぎ立てる鳥の群れ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進めヘールボップ あの電波の嘘を暴いてゆけよ 言葉はひどく罪深い 一番簡単な武器だ 名前のない怪物たち 名前が欲しくて振りかざすけど ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くなヘールボップ なびいてしまうような正義でもいいよ 巷にあふれる噂の陰で今日も死んでゆく誰かの名誉 晒し出すための光を呼ぶ さぁあの大きな星の名前は、 ヘールボップ、 復讐ならば幸福になれ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ君はヘールボップ あの電波の嘘を出し抜いてゆけよ |
Fly-byあてにしないでね 最後は欺くつもりだから 人の痛みなんて知らない 体はこの1つしかない 今の状況下 ありがとうもありがとうにならない 君の痛みさえも知りたい 欲張ったから全てなくした 人肌恋しいな どうせ誰とも会いたくないけど 大気圏抜けて宇宙へと 繋がれ繋げろよ周波数 Fly-by 今送信完了です 出会うべき誰かの元に向けて 交点座標を定めない 出会いと別れ また1つ星がすれ違う 私の考え 誰にも見抜かれない自信がある その変わりこの視力じゃ 同じように誰のも見抜けない 黙っていなきゃならないのに 耐えきれなくて口を開く 何か言わなきゃならないのに 無性に悲しくて黙りこむ 重たい体を引きずって 身軽な言葉に振り回されて 疲労困憊 それでも人は 懲りずにまた誰かに会いに行く 対向車線をすれ違ったあの人とは もう出会わないだろう さよなら お元気で Fly-by 今送信完了です 出会えた君のハートに向けて 交点座標に頼らない 分かりあえないことを恐れたりしない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | あてにしないでね 最後は欺くつもりだから 人の痛みなんて知らない 体はこの1つしかない 今の状況下 ありがとうもありがとうにならない 君の痛みさえも知りたい 欲張ったから全てなくした 人肌恋しいな どうせ誰とも会いたくないけど 大気圏抜けて宇宙へと 繋がれ繋げろよ周波数 Fly-by 今送信完了です 出会うべき誰かの元に向けて 交点座標を定めない 出会いと別れ また1つ星がすれ違う 私の考え 誰にも見抜かれない自信がある その変わりこの視力じゃ 同じように誰のも見抜けない 黙っていなきゃならないのに 耐えきれなくて口を開く 何か言わなきゃならないのに 無性に悲しくて黙りこむ 重たい体を引きずって 身軽な言葉に振り回されて 疲労困憊 それでも人は 懲りずにまた誰かに会いに行く 対向車線をすれ違ったあの人とは もう出会わないだろう さよなら お元気で Fly-by 今送信完了です 出会えた君のハートに向けて 交点座標に頼らない 分かりあえないことを恐れたりしない |
数える準備はできたかい 閉められない鞄の口 つっかえてるのは 入りきらない思いのたぐい 誰にも媚びずに 誰も取り残さないように あくまで時間は全てに他人の顔をする 朝もやが蒸発するまでの秒読みをそろそろ始めよう 記憶の微炭酸が抜けないようちゃんとここで蓋を閉めよう バイバイ言えた数だけ僕らには 新しいハローが用意されると信じて 準備はできたかい 結びきれない靴の紐 ほどけた心じゃろくな場所にもゆけはしないさ 思い出を非常食に心の空腹をやりすごしていこう 記憶の微炭酸を飲み干してしまう頃に ねぇ、 また会えるかい バイバイ言えたさみしさが僕らには また次のハローに出会うパスポートなんだよ 素敵じゃないかい 黙々歩く一人旅はいろんなもの拾っていくだろう ひとりとひとりで集めたものをふたりで持ち寄れたなら 準備はできたかい さみしさと手をつないでゆく 君も同じならそれで僕はさみしくなくなる バイバイ言えた数だけ僕らには 新しいハローが用意されるんだよ See you next holiday, | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 準備はできたかい 閉められない鞄の口 つっかえてるのは 入りきらない思いのたぐい 誰にも媚びずに 誰も取り残さないように あくまで時間は全てに他人の顔をする 朝もやが蒸発するまでの秒読みをそろそろ始めよう 記憶の微炭酸が抜けないようちゃんとここで蓋を閉めよう バイバイ言えた数だけ僕らには 新しいハローが用意されると信じて 準備はできたかい 結びきれない靴の紐 ほどけた心じゃろくな場所にもゆけはしないさ 思い出を非常食に心の空腹をやりすごしていこう 記憶の微炭酸を飲み干してしまう頃に ねぇ、 また会えるかい バイバイ言えたさみしさが僕らには また次のハローに出会うパスポートなんだよ 素敵じゃないかい 黙々歩く一人旅はいろんなもの拾っていくだろう ひとりとひとりで集めたものをふたりで持ち寄れたなら 準備はできたかい さみしさと手をつないでゆく 君も同じならそれで僕はさみしくなくなる バイバイ言えた数だけ僕らには 新しいハローが用意されるんだよ See you next holiday, |
タイヨウモルフォ午前5時の幻を金属音がつんざいた それは誰かがひねり潰した空き缶の悲鳴だったのかもしれない 毎夜隠せていたはずの傷を隠せなかったそんな夜 僕は誰かの夢を奪い取って自分の傷に塗りたくった 本当に憎いものなんて右と左の足で踏み倒せる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい 午前5時の幻を金属音がつんざいた それは誰かがついに終わらした命の悲鳴だったのかもしれない 本当に大事なものなんて右と左の腕で抱えきれる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 午前5時の幻を金属音がつんざいた それは誰かがひねり潰した空き缶の悲鳴だったのかもしれない 毎夜隠せていたはずの傷を隠せなかったそんな夜 僕は誰かの夢を奪い取って自分の傷に塗りたくった 本当に憎いものなんて右と左の足で踏み倒せる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい 午前5時の幻を金属音がつんざいた それは誰かがついに終わらした命の悲鳴だったのかもしれない 本当に大事なものなんて右と左の腕で抱えきれる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい |
座礁人魚陸にも上れず、王子とも結ばれず、歌も歌えず、うたかたと消えた 童話の人魚の最期は純白すぎる理想像 甘い海水、魔女の小瓶、最期はナイフを手にした人魚と 生まれてから今日までずっと手ぶらのあたしとは大違いさ 儚く生きる人魚のようなあの子に恋したきみとそれに気づいたあたし 泡にすらなれそうもない きみを愛した現実は 焼け爛れるような高熱に苦しむだけの病だった さざ波のようなレースのカーテンの向こうに、透けて見えてしまった 秘密の小箱をひっそり一緒に開いて笑うふたりは 水底で転がる真珠のようさ あたしの心に刺さる赤い珊瑚の棘 人魚だって人に逢瀬叶うものと叶わないものがいる 泡にすらなれそうもない きみを愛した現実は 焼け爛れるような高熱に苦しむだけの病だった 泡にすらならなくてもいい きみを愛した代償は焼け爛れるような幸福だ 蒸発していく座礁人魚 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 陸にも上れず、王子とも結ばれず、歌も歌えず、うたかたと消えた 童話の人魚の最期は純白すぎる理想像 甘い海水、魔女の小瓶、最期はナイフを手にした人魚と 生まれてから今日までずっと手ぶらのあたしとは大違いさ 儚く生きる人魚のようなあの子に恋したきみとそれに気づいたあたし 泡にすらなれそうもない きみを愛した現実は 焼け爛れるような高熱に苦しむだけの病だった さざ波のようなレースのカーテンの向こうに、透けて見えてしまった 秘密の小箱をひっそり一緒に開いて笑うふたりは 水底で転がる真珠のようさ あたしの心に刺さる赤い珊瑚の棘 人魚だって人に逢瀬叶うものと叶わないものがいる 泡にすらなれそうもない きみを愛した現実は 焼け爛れるような高熱に苦しむだけの病だった 泡にすらならなくてもいい きみを愛した代償は焼け爛れるような幸福だ 蒸発していく座礁人魚 |
ハイウェイは気にも留めないハイウェイとばせ夜の道 超特急に体を預け カーテンから漏れる光が 猛スピードで流れていく ハイウェイとばせ外は寒そうだ 曇る窓の滴 イエローライト飛び去ってく光で 猛スピードの切なさを知る 告げたばかりのさよならも同じ速さで忘れていくのかな いたずらのように笑う残像がどんどん後ろへ遠ざかる ハイウェイは気にも留めない 時計の針の回転を カウントアップしては夜を仰ぐ 真夜中のサービスエリア あの日一緒に腰かけたベンチ 凍りついたようなさよならをもう一度呼んだら溶けて流れた 有り余るほどに笑った記憶を思い出しては泣いていた ハイウェイに雪が降る 香るオレンジ 口移しの微炭酸 睥睨さえ愛と呼んだ あふれかえる思い出にやられて 息が出来ないハイウェイ 最後部座席は眠らない 告げたばかりのさよならもおんなじ速さで忘れていくのかな いたずらのように笑う残像とすれちがった気がして振り向く 行かないで揺らいでさよなら もうこの道を走ることはないんだ 冬の夜 誰にも知られずに終わったひとつの恋など ハイウェイは気にも留めない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | ハイウェイとばせ夜の道 超特急に体を預け カーテンから漏れる光が 猛スピードで流れていく ハイウェイとばせ外は寒そうだ 曇る窓の滴 イエローライト飛び去ってく光で 猛スピードの切なさを知る 告げたばかりのさよならも同じ速さで忘れていくのかな いたずらのように笑う残像がどんどん後ろへ遠ざかる ハイウェイは気にも留めない 時計の針の回転を カウントアップしては夜を仰ぐ 真夜中のサービスエリア あの日一緒に腰かけたベンチ 凍りついたようなさよならをもう一度呼んだら溶けて流れた 有り余るほどに笑った記憶を思い出しては泣いていた ハイウェイに雪が降る 香るオレンジ 口移しの微炭酸 睥睨さえ愛と呼んだ あふれかえる思い出にやられて 息が出来ないハイウェイ 最後部座席は眠らない 告げたばかりのさよならもおんなじ速さで忘れていくのかな いたずらのように笑う残像とすれちがった気がして振り向く 行かないで揺らいでさよなら もうこの道を走ることはないんだ 冬の夜 誰にも知られずに終わったひとつの恋など ハイウェイは気にも留めない |
レッドデータクリーチャーとんだ茶番劇さ お前も人間だったとはね 脱皮した抜け殻から 出てきた姿に呆れたさ 冷血動物の演技 冷酷な目をしたふりをして 背後じゃ別の生き物を かくまっていただなんて せっかく生き残りの仲間を 見つけたと思ってたのに ぬか喜びだったのだな 畜生 ちくしょう こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種のはずが どうしてなかなか滅びないまま 残っちまったこの種の最後の一人 さみしいかなしいくるしいこわい 助けを請い手を伸ばす生き延び方 単独で生きたこの身なら 指差す権利くらいあるはずなのに 総じて慎ましく申し上げたって たった一個「弱者」のワードが抜けない 文字通り軟弱なお前らに向かい 私はなんでこうも怯えにゃならないの 「両手つないでさあ死ぬまでひとつ」 遠慮するよ つなぐための手がないから こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種はいやだよ 本当はひたすら羨んでただけ 笑うお前を横目に明日も一人 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | とんだ茶番劇さ お前も人間だったとはね 脱皮した抜け殻から 出てきた姿に呆れたさ 冷血動物の演技 冷酷な目をしたふりをして 背後じゃ別の生き物を かくまっていただなんて せっかく生き残りの仲間を 見つけたと思ってたのに ぬか喜びだったのだな 畜生 ちくしょう こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種のはずが どうしてなかなか滅びないまま 残っちまったこの種の最後の一人 さみしいかなしいくるしいこわい 助けを請い手を伸ばす生き延び方 単独で生きたこの身なら 指差す権利くらいあるはずなのに 総じて慎ましく申し上げたって たった一個「弱者」のワードが抜けない 文字通り軟弱なお前らに向かい 私はなんでこうも怯えにゃならないの 「両手つないでさあ死ぬまでひとつ」 遠慮するよ つなぐための手がないから こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種はいやだよ 本当はひたすら羨んでただけ 笑うお前を横目に明日も一人 |
グローネンダールBlack dog is lying beside me When the sun rises, he gets sleep every morning I wish that he's being sound asleep till afternoon Black dog is lying beside me Black dog is lying beside me When the sun rises, he gets sleep every morning I wish that he won't see a nightmare as possible Black dog is lying beside me 夜通し 吠える 吠える 只吠えて吠え続ける 朝が来るまで ゆけ 過去 こい 未来 何回吠えても不安で 眠れないグローネンダール 恐ろしい夜に追いかけられたら グローネンダール 負けずに吠えて朝を呼びなさい Black dogs is snoring beside me It keeps on sounding really pleasantly and small I wish that he can always sleep like this Black dog is snoring beside me あなたは気高きグローネンダール 黒く光る毛並みに隠した 消したい 過去 見えない 未来 ずっと抱えて怯えている 眠れないグローネンダール 恐ろしい夜に追いかけられたら グローネンダール 負けずに吠えて朝を呼びなさい Good morning and night groenendael If you're chased by a something fearful, be sure to bark groenendael I'm sure a dawn will find you and take to tomorrow | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | Black dog is lying beside me When the sun rises, he gets sleep every morning I wish that he's being sound asleep till afternoon Black dog is lying beside me Black dog is lying beside me When the sun rises, he gets sleep every morning I wish that he won't see a nightmare as possible Black dog is lying beside me 夜通し 吠える 吠える 只吠えて吠え続ける 朝が来るまで ゆけ 過去 こい 未来 何回吠えても不安で 眠れないグローネンダール 恐ろしい夜に追いかけられたら グローネンダール 負けずに吠えて朝を呼びなさい Black dogs is snoring beside me It keeps on sounding really pleasantly and small I wish that he can always sleep like this Black dog is snoring beside me あなたは気高きグローネンダール 黒く光る毛並みに隠した 消したい 過去 見えない 未来 ずっと抱えて怯えている 眠れないグローネンダール 恐ろしい夜に追いかけられたら グローネンダール 負けずに吠えて朝を呼びなさい Good morning and night groenendael If you're chased by a something fearful, be sure to bark groenendael I'm sure a dawn will find you and take to tomorrow |
深夜潜水夜になっても眠らない僕と街の灯りは ひっそり冷えた深海底をゆらりゆらす深海魚 遠く頭上にさぽっかり、そうしてひんやり浮かぶ満月は ひっそり冷えた深海底 その水面の目標点です 繁雑と享楽と遊泳する耳鳴りと 光を背負った残像と 思い出しては息ができない 夜闇の潜水艦 今夜僕はどこまで泣かずに記憶を追えるだろう 夜でもなきゃ気づけない 視力だけでは生きれない 今夜あんたが立てた低周波 大人しくあたしは呑まれてみよう 一瞬も永遠でまっさら平坦も抑揚で 突っ立ってるだけで世界の方が駆け巡っていく 全部聴いて具象化しただけ あんたの歌を ここまできたならエンジンを止めて どこまで行けるか 後は任せよう 夜闇の潜水艦 今夜僕はどこまで泣かずに記憶を追えるだろう 夜闇の潜水艦 サーチライトじゃ照らし出しきれない世界がそこにある | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 夜になっても眠らない僕と街の灯りは ひっそり冷えた深海底をゆらりゆらす深海魚 遠く頭上にさぽっかり、そうしてひんやり浮かぶ満月は ひっそり冷えた深海底 その水面の目標点です 繁雑と享楽と遊泳する耳鳴りと 光を背負った残像と 思い出しては息ができない 夜闇の潜水艦 今夜僕はどこまで泣かずに記憶を追えるだろう 夜でもなきゃ気づけない 視力だけでは生きれない 今夜あんたが立てた低周波 大人しくあたしは呑まれてみよう 一瞬も永遠でまっさら平坦も抑揚で 突っ立ってるだけで世界の方が駆け巡っていく 全部聴いて具象化しただけ あんたの歌を ここまできたならエンジンを止めて どこまで行けるか 後は任せよう 夜闇の潜水艦 今夜僕はどこまで泣かずに記憶を追えるだろう 夜闇の潜水艦 サーチライトじゃ照らし出しきれない世界がそこにある |
真夏のダイナソー口を開けて 空を見ていた 視線の先に 巨大な雲 隣で君も おんなじような 顔をしていた 空を見ていた 「あんな大きい ものがひとりで 動いてんだぜ 信じられるかい?」 少年のように君は言う その瞳も染められて青い 言葉も 身体も 敵わない 世界に抱かれて あとはただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない 口を閉じて 考えてみた 視線の先の 巨大な雲 あのてっぺんに乗っかって 青すぎる世界で 手を繋ぐ夢 2人を乗せて ダイナソーは 動き出すのさ 夏のまんなか 咆哮を上げ どこまでもゆけ ご機嫌に笑う 2人と1匹 非科学的 現実逃避も甚だしい そんなの聞こえない あたしこのままふわふわ終わらない 今日に飛んで消えてしまいそう 君はこの手を今いまイマ捕まえるべきさ 浮ついたアイロニー また言えない 君がまだまだ まだまだ まだ足りなくて でもそれが楽しくて 想いも更に さらさら 更に降りつもっちゃってさ まるでダイナソー 明日もただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 口を開けて 空を見ていた 視線の先に 巨大な雲 隣で君も おんなじような 顔をしていた 空を見ていた 「あんな大きい ものがひとりで 動いてんだぜ 信じられるかい?」 少年のように君は言う その瞳も染められて青い 言葉も 身体も 敵わない 世界に抱かれて あとはただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない 口を閉じて 考えてみた 視線の先の 巨大な雲 あのてっぺんに乗っかって 青すぎる世界で 手を繋ぐ夢 2人を乗せて ダイナソーは 動き出すのさ 夏のまんなか 咆哮を上げ どこまでもゆけ ご機嫌に笑う 2人と1匹 非科学的 現実逃避も甚だしい そんなの聞こえない あたしこのままふわふわ終わらない 今日に飛んで消えてしまいそう 君はこの手を今いまイマ捕まえるべきさ 浮ついたアイロニー また言えない 君がまだまだ まだまだ まだ足りなくて でもそれが楽しくて 想いも更に さらさら 更に降りつもっちゃってさ まるでダイナソー 明日もただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない |
夕立ほてったアスファルトが蒸発する匂い 止まった空間を掻き乱す虫取り網 終わってゆく夏の午後の気だるさから 人の気配が消えていく 至って陽気な向こう見ずの青空 すみっこ 押し遣られて積もり積もったもの 渡っていこうかあの入道雲 夕立がくる 雨音に紛れて死に絶えるほど泣くとき あなたが隣にいたことなど1度もない その掌の優しさには甘んじない 全部ひとりで背負うよ 決まって全て何1つ長くは続かない あさっての方へ飛んで消えた眩いもの 黙って見送る もはや悔やむ気さえもない 幸せは死に絶えた 土砂降りに捧げた貴重な大事な命 あなたに知らせる必要性は見い出さずに さよならの意味はきっと履き違えられる ならば いっそ もう 何も 終わってゆく 夏の午後の気だるさから 少女が夕立に消えた | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | ほてったアスファルトが蒸発する匂い 止まった空間を掻き乱す虫取り網 終わってゆく夏の午後の気だるさから 人の気配が消えていく 至って陽気な向こう見ずの青空 すみっこ 押し遣られて積もり積もったもの 渡っていこうかあの入道雲 夕立がくる 雨音に紛れて死に絶えるほど泣くとき あなたが隣にいたことなど1度もない その掌の優しさには甘んじない 全部ひとりで背負うよ 決まって全て何1つ長くは続かない あさっての方へ飛んで消えた眩いもの 黙って見送る もはや悔やむ気さえもない 幸せは死に絶えた 土砂降りに捧げた貴重な大事な命 あなたに知らせる必要性は見い出さずに さよならの意味はきっと履き違えられる ならば いっそ もう 何も 終わってゆく 夏の午後の気だるさから 少女が夕立に消えた |
シーラカンス水切の石みたいに 放り出されたあたしの体 一度水面を擦めるとそれは 段々と頻度を増して やがて水中に沈んでいく 水の中では鰭(ひれ)が生えた 泳ぎ回るあたしの体 だけど所詮地上の生き物 水の底は虚しすぎる 上を目指して泳ぎ始めた 水の上へ顔を出した途端 叩き付ける波があたしを 水中へ押し戻そうとしたけれど お前が待ってくれてるから あたしは戻りたいと頑張れるの 今はこの姿見えずとも 必ずいつか地上に帰るから 幾度となく跳び跳ねては 再出発を試みるけど いつも失敗落ちては沈む 人はそのたび指さして笑う 下を目指して泳ぐのをやめた もはや跳ねる力も絶え果てた 笑われたくないという言い訳 希望は水圧で押し潰された 他の誰もが呆れて やがてみんな背中を向けても お前は待ってくれてたのか あたしにはそうとしか見えなかった ああ このまま沈みこんだなら 伝説にだってなれそうね それを「許さない」と叫ぶ声 お前がいてくれるから あたしは戻りたいと頑張れるの 今はこの姿見えずとも 必ずいつか お前が待ってる地上まで もう幾らもないあとひと泳ぎ 歪んでしか見えなかった太陽の 輪郭を今掴んだ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 水切の石みたいに 放り出されたあたしの体 一度水面を擦めるとそれは 段々と頻度を増して やがて水中に沈んでいく 水の中では鰭(ひれ)が生えた 泳ぎ回るあたしの体 だけど所詮地上の生き物 水の底は虚しすぎる 上を目指して泳ぎ始めた 水の上へ顔を出した途端 叩き付ける波があたしを 水中へ押し戻そうとしたけれど お前が待ってくれてるから あたしは戻りたいと頑張れるの 今はこの姿見えずとも 必ずいつか地上に帰るから 幾度となく跳び跳ねては 再出発を試みるけど いつも失敗落ちては沈む 人はそのたび指さして笑う 下を目指して泳ぐのをやめた もはや跳ねる力も絶え果てた 笑われたくないという言い訳 希望は水圧で押し潰された 他の誰もが呆れて やがてみんな背中を向けても お前は待ってくれてたのか あたしにはそうとしか見えなかった ああ このまま沈みこんだなら 伝説にだってなれそうね それを「許さない」と叫ぶ声 お前がいてくれるから あたしは戻りたいと頑張れるの 今はこの姿見えずとも 必ずいつか お前が待ってる地上まで もう幾らもないあとひと泳ぎ 歪んでしか見えなかった太陽の 輪郭を今掴んだ |
雨雲と太陽雨雲は恋をした 相手はきらきらの太陽 人気者の彼のこと いつでも遠くから見ていた あたしが空に出たなら みんな逃げだして隠れちゃうの あなたがひとたび繰り出せば 誰もが笑って空を見るのに 好かれたいなあたしも 好かれたいなあなたにも 雨雲は決めたんだ 少しでも彼に近づこう 雨粒スカートひらめかせ 太陽光満ちる向こうの空へ 低気圧が広がった 彼もどこか消えてしまった 立ち尽くした彼女はやがて泣きだした 「あたしの恋なんていつもそうよ。 ためらい果てては逃すのよ。 所詮あたしは嫌われあなたは好かれ、 魔法はないのよ!」 weep, weep, やまない雨に soak, soak, 街はずぶ濡れ どうしたんだって顔を出した太陽が言う 「そんなに泣くなよrainy lady. 素敵な服が大無しさ。 僕だけじゃこの星は枯れてしまう。 君にいてほしいんだ!」 「あたしの恋なんていつもそうよ! 振り回されてばっかりよ! だけど時にそれすら愛おしいよ、 魔法みたいだよ!」 魔法が起きたよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 雨雲は恋をした 相手はきらきらの太陽 人気者の彼のこと いつでも遠くから見ていた あたしが空に出たなら みんな逃げだして隠れちゃうの あなたがひとたび繰り出せば 誰もが笑って空を見るのに 好かれたいなあたしも 好かれたいなあなたにも 雨雲は決めたんだ 少しでも彼に近づこう 雨粒スカートひらめかせ 太陽光満ちる向こうの空へ 低気圧が広がった 彼もどこか消えてしまった 立ち尽くした彼女はやがて泣きだした 「あたしの恋なんていつもそうよ。 ためらい果てては逃すのよ。 所詮あたしは嫌われあなたは好かれ、 魔法はないのよ!」 weep, weep, やまない雨に soak, soak, 街はずぶ濡れ どうしたんだって顔を出した太陽が言う 「そんなに泣くなよrainy lady. 素敵な服が大無しさ。 僕だけじゃこの星は枯れてしまう。 君にいてほしいんだ!」 「あたしの恋なんていつもそうよ! 振り回されてばっかりよ! だけど時にそれすら愛おしいよ、 魔法みたいだよ!」 魔法が起きたよ |
seasoningレシピどおりに作った筈のディナーを 最後の火加減で台無しにして泣いた 隠す間もなくフォークで刺して口に入れ 「死ぬほど不味いけど食べる」 と笑う君がいた 表は土砂降り予定は水の泡 あの場所も景色もこの天気では無理そうだ ひとり不機嫌な私の顔に 雨の飛沫を撥ね散らかして君は言う 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ レシピどおりになんていかない毎日を 嘆きそうな日はこっそりと思い出す 言いたくはないけど 立ち直らされることもある そんなこと君は知りもせず繰り返す 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ 丸焦げのフライパン 雨で烟る観光地 悲惨な記憶がなんで 良い思い出になってんだ? 君の見ている景色はきっともっと鮮やかだ だから今日も僕は自分の声で繰り返す 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | レシピどおりに作った筈のディナーを 最後の火加減で台無しにして泣いた 隠す間もなくフォークで刺して口に入れ 「死ぬほど不味いけど食べる」 と笑う君がいた 表は土砂降り予定は水の泡 あの場所も景色もこの天気では無理そうだ ひとり不機嫌な私の顔に 雨の飛沫を撥ね散らかして君は言う 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ レシピどおりになんていかない毎日を 嘆きそうな日はこっそりと思い出す 言いたくはないけど 立ち直らされることもある そんなこと君は知りもせず繰り返す 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ 丸焦げのフライパン 雨で烟る観光地 悲惨な記憶がなんで 良い思い出になってんだ? 君の見ている景色はきっともっと鮮やかだ だから今日も僕は自分の声で繰り返す 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ |
あるエゴイストの冒険記遥か遠く地平線の向こう 世界の全てがあるらしい 名誉か金かは分からない 何せ誰も見たことがない ある国では皆に推され ひとりの男が立ち上がった 世界の全ては必ず 私がここに持ち帰る と 故郷の期待に見送られ旅立つ彼は呟いた “そう誰もが自己主義者彼らのため俺は行くのさ” 粋狂な名声 つまりは世界の全てを求めて 呆れるほど人は競い そして当たり前に争い出す 研かれた刀身は敵の希望を切り裂いた 彼は押し負けもせず向かい来る敵方に飛込んだ 居るべき場所があるから 守るべき人がいるからこそ 人は人を押し退けた 進め Mr.エゴイズム 彼の理論じゃ強さは 背負ったもののでかさで決まるから 一国の期待を背負った彼は 強さを自負して勝ち抜ける 1人また1人としとめては呟いた きっとこいつも自己主義者 貧欲ゆえ俺にゃ及ばないさ 戻るべき場所があるから 守るべき人がいるからこそ 風も空も差し置いて 進め Mr.エゴイズム 最後の相手を打ち負かし 彼はただ1人生きていた 死ぬ間際の戦士は誰もが空を見上げて “ごめんな”って言った 最後の相手を打ち負かし 彼の脳裏を疑問がよぎる “自分のためだけの戦いで こんなに綺麗に死ねるのか?” 焦燥に空見上げれば太陽が目を刺した 「お前こそ知るべきだ 優越にまみれたエゴイストよ」 さぁ浮かぶは戦士らが 最愛の人に誓った過去 “君のため必ず世界の全てを持ち帰る”と 太陽は閉口し彼は途方にくれた “俺こそが自己主義者 みんな誰かのため戦ったんだっていうのに…” 戻るべき場所があるから 守るべき人がいるからこそ 人は強くなれること 今さら気付くなよ 彼は世界の全てを 確かに 確かに手に入れた 物語はこれからだ 進め Mr.エゴイズム 泣くな Mr.エゴイズム | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 遥か遠く地平線の向こう 世界の全てがあるらしい 名誉か金かは分からない 何せ誰も見たことがない ある国では皆に推され ひとりの男が立ち上がった 世界の全ては必ず 私がここに持ち帰る と 故郷の期待に見送られ旅立つ彼は呟いた “そう誰もが自己主義者彼らのため俺は行くのさ” 粋狂な名声 つまりは世界の全てを求めて 呆れるほど人は競い そして当たり前に争い出す 研かれた刀身は敵の希望を切り裂いた 彼は押し負けもせず向かい来る敵方に飛込んだ 居るべき場所があるから 守るべき人がいるからこそ 人は人を押し退けた 進め Mr.エゴイズム 彼の理論じゃ強さは 背負ったもののでかさで決まるから 一国の期待を背負った彼は 強さを自負して勝ち抜ける 1人また1人としとめては呟いた きっとこいつも自己主義者 貧欲ゆえ俺にゃ及ばないさ 戻るべき場所があるから 守るべき人がいるからこそ 風も空も差し置いて 進め Mr.エゴイズム 最後の相手を打ち負かし 彼はただ1人生きていた 死ぬ間際の戦士は誰もが空を見上げて “ごめんな”って言った 最後の相手を打ち負かし 彼の脳裏を疑問がよぎる “自分のためだけの戦いで こんなに綺麗に死ねるのか?” 焦燥に空見上げれば太陽が目を刺した 「お前こそ知るべきだ 優越にまみれたエゴイストよ」 さぁ浮かぶは戦士らが 最愛の人に誓った過去 “君のため必ず世界の全てを持ち帰る”と 太陽は閉口し彼は途方にくれた “俺こそが自己主義者 みんな誰かのため戦ったんだっていうのに…” 戻るべき場所があるから 守るべき人がいるからこそ 人は強くなれること 今さら気付くなよ 彼は世界の全てを 確かに 確かに手に入れた 物語はこれからだ 進め Mr.エゴイズム 泣くな Mr.エゴイズム |
お役御免神様の診断書によれば僕の人生は 残念ながら時既に遅し 手遅れなんだそうです 愛とか云う義務の 1つ碌に果たせない魂に 限りある肉体を貸し出すのは勿体無いんだそうです 完全無欠な世界が不完全な僕を厭う 安楽浄土の5秒前 お役に立てます まだ生きていたいよ 神様の診断書によれば僕は本当は 産まれるはずがないのに産まれちまった無性卵だったようです 完全無欠な世界が粗悪品の僕を厭う 圧縮廃棄の2秒前 いくらなんでも まだ生きているんだよ 完全無欠な世界が不完全な僕を厭う 安楽浄土はもう目の前 お役に立てますよって言ってんだろうが 完璧が故に知ることのない焦燥欠落の類いを 舐め腐る奴らの成れの果て 空しい可笑しい だから言ったのになぁ 「お役に立てます」 俺は生きてやるんだよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 神様の診断書によれば僕の人生は 残念ながら時既に遅し 手遅れなんだそうです 愛とか云う義務の 1つ碌に果たせない魂に 限りある肉体を貸し出すのは勿体無いんだそうです 完全無欠な世界が不完全な僕を厭う 安楽浄土の5秒前 お役に立てます まだ生きていたいよ 神様の診断書によれば僕は本当は 産まれるはずがないのに産まれちまった無性卵だったようです 完全無欠な世界が粗悪品の僕を厭う 圧縮廃棄の2秒前 いくらなんでも まだ生きているんだよ 完全無欠な世界が不完全な僕を厭う 安楽浄土はもう目の前 お役に立てますよって言ってんだろうが 完璧が故に知ることのない焦燥欠落の類いを 舐め腐る奴らの成れの果て 空しい可笑しい だから言ったのになぁ 「お役に立てます」 俺は生きてやるんだよ |
竜巻のおどる日冬の嵐 揺れる街 突き飛ばすような強い風 どんな声も飾りも 今日はただの木枯らし 冬の嵐 揺れるビル 竜巻の注意報 鉛色の乱気流 なすすべなく煽られて 飛ばされてきてしまえばいいのに 愛しいものがいますぐにでも せせこましい世界を越えて 目の覚めるような速度で 行き過ぎたり減らしたり 匙加減の難しい 僕らの愛だって日々乱気流 いっそあふれかえしてしまえばいい 飛ばされていってしまえたらいいのに 愛しいものに触れる距離まで 囁くようには愛しあえない 突風の中で怒鳴り合う 夜明けはまだ遠く、遥か456km Tubulances, please blow off boredoms on days somewhere さみしい距離とび越えて 飛ばされていってしまえたらいいのに 愛しい愛しい人のとこまで 叫ぶ 踊る 風の向こうに 君のいる街を見透かす 飛ばされてきてしまえばいいのに 愛しいものが今すぐにでも って虚言さえ飛ばされてゆく 目の眩むような高さまで 目の覚めるような速度で 竜巻のおどる日 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 冬の嵐 揺れる街 突き飛ばすような強い風 どんな声も飾りも 今日はただの木枯らし 冬の嵐 揺れるビル 竜巻の注意報 鉛色の乱気流 なすすべなく煽られて 飛ばされてきてしまえばいいのに 愛しいものがいますぐにでも せせこましい世界を越えて 目の覚めるような速度で 行き過ぎたり減らしたり 匙加減の難しい 僕らの愛だって日々乱気流 いっそあふれかえしてしまえばいい 飛ばされていってしまえたらいいのに 愛しいものに触れる距離まで 囁くようには愛しあえない 突風の中で怒鳴り合う 夜明けはまだ遠く、遥か456km Tubulances, please blow off boredoms on days somewhere さみしい距離とび越えて 飛ばされていってしまえたらいいのに 愛しい愛しい人のとこまで 叫ぶ 踊る 風の向こうに 君のいる街を見透かす 飛ばされてきてしまえばいいのに 愛しいものが今すぐにでも って虚言さえ飛ばされてゆく 目の眩むような高さまで 目の覚めるような速度で 竜巻のおどる日 |