EAST OF THE SUNGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | いつもの朝に見とれて わけもわからず始まった 駆け上ぼるあの空へ 絶望は鳴りを潜めて 欲の火種を抱えて 灼けるようなこの衝動で ここで燃え尽きるかなんて 誰のための 訪れた綻びはあまりにも突然で 何も知らなかった 神も憬れも 大人びた眼差しは 海の向こうの向こう 張り裂けるような時を越えてゆく 絶妙な風に吹かれて かけがえの無いものを残して 駆け上ぼるあの上空へ 遅すぎたささやきはあまりにも残酷で 何も知らなかった 神も憬れも 大人びた眼差しは 海の向こうの向こう ただ静けさだけが 音の無い世界が ただ静けさが物語ってゆく |
Golden DawnGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | Mysticism へ逃げる Unio mystica に辿り着く 現実の刹那無常 源氏物語で知った Without もののあはれ Without もののあはれ でも浅き夢見て 酔いもせず悟りきって げに理に過ぎる げに匿名でTrick-taking さ いざたけくらべ 災い如何許りで Jutice 対 Justice ぶつかって壊れた The Devil Baphomet どさくさ紛れた The Hermit The Lovers Temperance 強いられた Judgement 果たして Death |
SPFGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 迂闊なぼくらは紫外線集めた かざした右手で時を止めろ どこをどうやってきみを永遠にしよう ここで根を上げれば心折れてしまう どうか急いで どうか終わらないで どうせ思い出になるならもう これが本当なら それが一瞬なら 目が覚めれば痛いもの ディストピアみたいな市街地を離れて 奇跡の不時着は吉と出るか 真昼の上の朱い太陽の向こう ここで手をふれれば軽々越えてしまう 「おいでここまで」声が聞こえて 駆け出すところを想像 これが本能なら それが万能なら 今 愛の歌うたえそう どうか急いで どうか終わらないで 思い出になってどうなるの これが本当なら それはわかっているさ 目が覚めれば痛いのも |
HeavenlyGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | 笑わないで 一度だけ言う 笑わせないで きみを愛している 雲を裂いて 光が差していく 孤独がどこかゆくわけじゃないが あの上 あの上と これ以上は望まないさ このままで このままでいい 風になるまでは 魂になるまでは 笑わないで 二度と言わないが ここに立って 受けとめるさ あの上 あの上と これ以上は望まないさ このままで このままでいい 風になるだけ 魂になるだけ |
BABELGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | 矢面に立つのも 先頭に立って声を放つのも 穴を穿つのも 一概に決めつけるのもありそうで 天空に唾して 溢れ出す言葉を操ろうと 憂国かざして 群衆を単純化してしまうのでしょうね 大外れin this way 的外れ あまつさえ 絵に描いた餅にさあ 愛を植え勝つ者 立ちつ手と手を繋ぐ者は行こうか 聞け酷使した者 刺せ思想すら一端にぶら下げて行け 上げて行け 後遺症に泣くのも 陰謀を背負って立つのもありそう バベルの塔はきっと 懲りず積み上げられてゆくでしょうね ゆくのでしょうね 大外れin this way まあまあっすね あまつさえ 絵に描いた餅にさあ 愛を植え付ける者 立ちつ手と手を繋ぐ者は行こう 最上へ さあ行こうか 聞け酷使した者 刺せ思想すら一端にぶら下げて行け 上げて行け 青い上を目指す者 立て土と水を持つ者は行こう サティスファイか 聞け告示した者 刺す姿勢そりゃ一端にぶら下げて行けるか 上げて行けるか |
EVIL EYEGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | 危機があるから俺は産まれるぜ まことしやかな説 Kinky girl さあ恋は生まれるか 吊り橋にでも出掛けよう 奈良県 敵があればあるほどに燃え上がる いつまでじゃれ合ってんの さっきから見てたあの評論家 幾ら貰ってんの 肝臓なんか goin' to break 業を踏まえよ evil eye 憤りなら次から次へと 欲望にゃ素直に溺れるぜ 逆効果など気に病むことは無い 絶大なる more effect 確かめるぜ 確かめるぜ 確かめるぜ そう橋の上で踊ろう 危機があるから俺は産まれるぜ まことしやかな説 Kick' em out! だからさ 再びの旅を デスクから路上へ 肝臓なんか goin' to break 肺を憂うな smokin' kills 業を踏まえよ evil eye 憤りなら次から次へと 欲望にゃ素直に溺れるぜ 逆効果など気に病むことは無い 絶大なる more effect 確かめるぜ 確かめるぜ 確かめるぜ そう橋の上の more effect 確かめるぜ 切っ先の上 納得の上 言っとくが大した効果は無い |
FaithfulGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | かの魂によって あの罠にかかりました どこまでもどこまでも深く 小綺麗で華々しいあなた 失礼で忌々しいあなたへ 与太話終えて 森までの道に沿って これまでとこれからを奪って 謎めいて届かないあなた 途切れて叶わない彼方へ 連れ去ってくれればいいの かなしいことは何もない ただ戸口に立ってる 小綺麗で華々しいあなた 謎めいて届かないあなたへ 失礼で忌々しいあなた 途切れて |
Scarlet AGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 開けっぱなしの窓に あなたが現れて 緋く塗り替えられてゆく 行き場はもう他に無い 連れ去って suddenly 全て忘れるくらい 抱き締めれば一瞬だけ 失った本能を取り戻して 砕け散るまで ほんの少しの夢に溺れるだけ 溺れるだけ 泣き疲れたの私 裏切ったのもこの私 火傷のようなこの「A」 いつまでも残るわ 愚かなフェイダナウェイ あなたはどんなファッキン・クライド 浅すぎた眠りの末 辿り着いた滅亡の町で 数え切れぬ夜を越えてゆけると 信じさせて それだけでいい 抱き締めれば一瞬だけ 失った本能を取り戻して 砕け散るまで ほんの少しの夢に溺れるだけ 色褪せるまで 抱き締めれば一瞬 |
HESOGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | カルーセル まずカルーセル わずカルーセル 頭脳戦 +社交性 −可能性 地に堕ちたポリティシャン 堪らず押したベリーボタン 明日になればさ そんなシリアスになれやしないもんね だけど押しちゃ駄目なスイッチに 手を掛けそう 手はお臍と云ったでしょう カルーセル を狂わせる を繰り返す 頭脳線 +感情線 −生命線 花の落ちたチェリーブロッサム 気を取り直して押すベリーボタン 明日になればさ そんなシリアスになれやしないもんね だけど押しちゃ駄目なスイッチに 手を掛けそう じゃまたおやすみこの世界 じゃまたおやすみこの世界 じゃまたおやすみこの世界 じゃまたおやすみこの世界 |
UNOMIGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 多くは持てないけど 幸い高価な物もない 今度の町の川は美しいけど きみは居ない 針の返しみたい 絡まる錘と糸 全て鵜呑みにすればいいのかい 取り憑かれた思い込みで 壊したものを押しやった 巻き戻せる まだ信じていた 御都合主義のこのリールは 跳ね疲れた魚 愚かな流れの中 せめてきみが線を引くまでの 激流に投げた 安物ルアーなどクソの役にも きみはそう云った ただきみはそう云って 多くは持てないけど あいかわらず 釣りに行こう |
TOKAKUGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | 若者がわからん 大人はすぐたまらん 馬鹿者のみが行列に立っている ときの中産階級は 既に十三階段 プロレタリアは輪になった そう人生を 人生の如きものがないと どんな気がする どんな気がするんだ いつ時が来るだろう どんな気がする? きっと気が 若者が walk around 大人はすぐ turn around 馬鹿者は往生際が悪い 世界中がきみの活躍を待っているんだ 星に碇に闇に顔ってな 一体どんなやばい道徳の授業 I' m talking about you I' m talking about you, girl I' m talking about you, you don' t know It' s all about you How does it feel? そう人生を 兎角 人生の如きものがないと 乗らないと どんな気がする どんな気がするんだ いつか気が付くだろう どんな気がする? I' m talking about you I' m talking about you, boy I' m talking about you, you don' t know It' s all about you |