奇跡くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | いつまでも そのままで 泣いたり 笑ったりできるように 曇りがちな その空を 一面晴れ間に できるように 神様ほんの少しだけ 絵に描いたような幸せを 分けてもらうその日まで どうか涙を溜めておいて 言葉は転がり続け 想いの丈を通り越し 上手く伝わるどころか 掛け違いのボタン 困ったな あぁいつもの君は 振り向いて笑う 溜め息混じりの 僕を許してね 退屈な毎日も 当然のように過ぎてゆく 気づかないような隙間に咲いた花 来年も会いましょう さぁここへおいでよ 何もないけれど どこへでも行けるよ 少し身悶えるくらい |
旅の途中くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 晴れわたった 空の向こうのすき間から どこかに行ってしまいそうな心 どうしたの? 名前を呼んで振り向いて ここは旅のまだ途中だよ ここはバス停 木漏れ陽が照らし出す夢 二人で背比べした夕暮れ キスしようよ 私のことつかまえてよ 次のバス停まで歩こうよ あぁ どこまでも続いてゆく 砂利道を踏みならして歩く あぁ 夢ならば醒めないでよ はじけ飛んだ 綿毛のような心 バスが来た 見知らぬ行き先に微笑む 君の横顔がまぶしくて 海へ行こう そしてまた名前を呼ぶよ ここは名もなきバス停だよ ここは旅のまだ途中だよ |
さよならリグレットくるり | くるり | Shigeru Kishida | Shigeru Kishida | Quruli Eclectic Quartet | いつから出てこない 魔法のメロディー あの頃を思い出そう さよならリグレット 愛の言葉ささぐけど 今はまだ子供みたいに 泣いて笑って 呼吸を止めて出ておいで 夢なら醒めてよ 途中でいいけど 夜汽車はコトコト 夢を乗せて走るけど 退屈な景色 思い出ぽろぽろ 頬を伝って 飛んでゆけ どこまでも 次の駅では乗り換えがあるけどどうしよう ママに内緒だよ どこまで行けるの? 大人になったら 宇宙の果てで さみしい夜でも明るいよ 悲しくなんかない 君の声もわかるけど 忘れそう さよならリグレット また会う日を夢見てもう一度 もう一度 |
キャメルくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | いつまで経っても 変わらないことは 確かなものなんてないことだ 思い描いた 未来のことを夢見て さぁ どこまで 行けるだろう 君のことも 僕らのことも あぁ何でだろう 忘れ去られ 地球が回っても 立ち止まらずに さぁ行け行け また陽は昇る いつか心に刻んだ愛も 素敵な日々が残したことも 破れたノートに書いた気持ちも あぁ いつかは伝えられるよ (あぁ今でも思い出せるよ) あぁ いつかは伝えてあげよう 君のそばで 笑顔のままで 出会った頃と同じ気持ちと 夕べのことも 明後日のことも あぁ何でだろう 忘れてしまうそうなことでも 思い出せるよ さぁ行け行け 陽はまた昇る |
シャツを洗えばくるりとユーミン | くるりとユーミン | 岸田繁・佐藤征史・松任谷由実 | 岸田繁 | くるり・bobo | 雲ひとつない青空 日曜日早く起きてよ ランドリーマシーン 回る回る 目が回る 起き抜けのキスも後回し シャツを洗えば青空が手まねきするよ I feel the sunshine of your love 風吹けば飛ばされそうになるシャツを Wind blows into the veranda 洗濯ばさみ留めておいてよ 時は経ち このシャツもいつものように風にくるまって あの頃と同じように 今も心ひるがえり ひらひらと思い出乗せて シャツもまた君と同じで 青空を愛していたね I feel the sunshine of your love 風吹けば飛ばされそうになるシャツを Wind blows into the veranda 洗濯ばさみ留めておいてよ 君がいるかな 広いベランダで 君の匂いが恋しくなったら 太陽が目を開けた 眩しくて早く起きろって 洗濯だ ベランダには枯れた花 そばにおいでよ新しいシャツもあるけれど I feel the sunshine of your love 風吹けば飛ばされそうになるシャツを Wind blows into the veranda 洗濯バサミ留めておいてよ I'm filled with the sunshine of your love 空っぽの洗濯機の中に Wind blows into the veranda 私のシャツも入れておいてよ |
かごの中のジョニーくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | かごの中のジョニー 出ておいで 見つからないように そっと 正念場だジョニー 冗談抜き ほんと静まれよ ジョニー さわいだら撃たれちゃうよ 静かにしろよジョニー 疲れたら寝てもいいよ さよならさジョニー ここにいても はなればなれ おかしくなりそうで BLUE いち抜けるよ 知らず知らずに 認めて FINE 夢の中のジョニー 泣いたり笑ったりしてもいいよ 後ろめたい気持ち 仲直り 見つからないように そっと 星くずが流れちゃうよ 三つ数えて 願いを込め 目をつぶって さよならさジョニー |
恋人の時計 CLOCKくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 時計が刻む チクタクチクタク 一秒の隙間で チクチタチクタク 時計は笑わず チクチタチクタク 一秒の隙間で こっそりと笑っている 時計を気にして いらいら いらいら 一秒の遅刻で いらいら いらいら 時計は止まらず いらいら いらいら 一秒の遅刻を 笑っている 時計が止まった ずらずら ずらずら 一秒も動かず ずらずら ずらずら 泣いているのかい ずらずら ずらずら 一秒も動かず ずらずら ずらずら 時計は 12時 ふんふんふんふん 一秒も待たずに ふんふんふんふん 時計をはずした ふんふんふんふん 初めて泣いてる 顔見たよ |
ブレーメン BREMENくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | ブレーメン 前の方を見よ 落雷の後に人の群れ ブレーメン 壊れた小屋の中 少年は息を引きとった クローゼットは丸焦げで 少年の遺したものはみな 要らぬ要らぬと捨てられて 鳴り止んだ昔のオルゴール 楽隊のメロディー 照らす街の灯 夕暮れの影をかき消して 渡り鳥 少年の故郷目指して飛んでゆけ ブレーメン 外は青い空 落雷の跡にばらが咲き 散り散りになった人は皆 ぜんまいを巻いて歌い出す そのメロディーは街の灯りを 大粒の雨に変えてゆく 少年の故郷の歌 ブレーメン君が遺した歌 楽隊のメロディー 照らす街の灯 夕暮れの影をかき消して 渡り鳥 少年の故郷目指して飛んでゆけ |
三日月くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | この三日月を この三日月を どこか遠くの街で見つけたら この三日月の この三日月の 欠片のことを教えてください 明日になれば 明日になれば 太陽がさんさんと輝いて つらい涙も 悲しい気持ちも 全部風に乗って消えてゆくでしょう このため息が 君に届けば きっと誰よりも 悲しむのでしょう 街のざわめきも 行き交う船も それぞれの想いを乗せてゆくだけ 君と出会って 僕は初めて ひとりでこの街を歩いてゆく この淋しさを この淋しさを どうかやさしさに変えてゆきたい どうかやさしさに変えて届けたい |
最終列車くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 待ち合わせは そう 最終列車の すれ違う駅 そう 旅の途中だよ いつの間にか 二人 会えるんだぜ 待ち合わせは そう 最終列車の 過ぎた駅で 二人 肩を寄せ合って いつの間にか 夜も明けるんだぜ 大切な宝物を探せよ ほらいつも ポケット裏返せば こぼれ落ちたのは いつか 君がくれたぬくもり いつの間にか もう 最終列車は 時間通り もう 車庫の中だよ 君と眠る 二人 あったかいね 待ち合わせは もう 最終列車の 過ぎた後さ どう? 何も聴こえないや いつの間にか 夜が 明けるんだぜ 夢のような 話じゃなくてもいいよ 微笑んで すぐに 笑顔見せてよ 時が経てば いつか今日の青空思い出せよ |
魔法のじゅうたんくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 君のこと沢山 知ってるつもりだったな だけど こんなにも分からなくなるなんて 素敵な時間も ありふれた朝も 今日は青空だけどさみしいなんて 僕のこと沢山 話せば話すほど なぜか こんなにも分からなくなるなんて 強い向かい風が頬をかすめる 君のにおいを感じればいい 僕らはこんなにも沢山の 夢見がちだった風景を変える これからのことだろう 目に見えるものすべてが 耳に余るものすべてが遠くなっても 離れないで 出会ったことが全てだったんだ 泣かないでピーナッツ クリームになったピーナッツ パンと バターナイフで塗って食べよう それゆけピアノ 青空に乗って 季節外れの冷たい風が吹いても 髪を下ろしても 笑顔が揺れてる 僕はここで待っているからさ 東からの風は絨毯のように 生まれた街へ飛んでった それでもまだ 飛び足りなかったようだった そして僕は君を絨毯で まだ見ぬ世界へと連れてゆく 遠くなっても近くにいるようなんだ 心はひとつになったんだ パンとピーナツクリーム頬張って どこへ行けども思い出せるならば 愛し合うことの寂しさと 思いやることのぬくもりを ここに置いておけばいいんだ 夢見たように飛んでゆけるから |
Jubilee gemischt von Dietzくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり・Stephan"Alf"Briat | そう 行かなくちゃ このバスに乗れば 間に合うはず 外はまだまだ灰色の空 くすんだ窓に指でかいた花びら 人はそれぞれのライフ 新しい場所を探して でも君とは離ればなれ 陽が暮れて 見えなくなっても 手を振って 夜になっても さっきから風が冷たい 雲のように 自由になれるはず 失ってしまったものは いつの間にか 地図になって 新しい場所へ 誘ってゆく Jubilee 歓びとは 誰かが去るかなしみを 胸に抱きながらあふれた 一粒の雫なんだろう なんで僕は 戻らないんだろう 雨の日も 風の日も |
言葉はさんかく こころは四角くるり | くるり | Shigeru Kishida | Shigeru Kishida | | 言葉は三角で 心は四角だな まあるい涙をそっと拭いてくれ 知らない街角の 知らない片隅で 知らない誰かと恋に落ちるだろう いつかきっと君も恋に落ちるだろう 繋いだお手々を振り払うように 言葉は三角で 心は四角だな まあるい涙をそっと拭いてくれ 地下鉄は走ってく 君は髪をなびかせて 君の匂いは ずっと僕の匂い いつかきっと君も恋に落ちるだろう 繋いだお手々を振り払うように 明るい話しよう 暗くならないうちに この恋が冷めてしまわないうちに 言葉はさんかくで こころは四角だよ まあるい涙よ 飛んでゆけ まあるい涙よ 飛んでゆけ |
鹿児島おはら節くるり | くるり | 不詳 | 不詳 | くるり・田中佑司 | 花は霧島 煙草は国分 燃えて上るは オハラハー 桜島 雨の降らんのに 草牟田川にごる 伊敷原良の オハラハー 化粧の水 見えた見えたよ 松原越しに 丸に十の字の オハラハー 帆が見えた おけさ働け 来年の春は とのじょもたせる オハラハー よか青年を (ハア ヨイヨイ ヨイヤサ) 伊敷原良の 巻揚の髪を 髪を結たなら オハラハー なおよかろ 雨の降る夜は おじゃんなと言うたに ぬれておじゃれば オハラハー なおかわい (ハア ヨイヨイ ヨイヤサ) |