キリンジ「KIRINJI TOUR 2003 LIVE at BUDOKAN」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
風を撃てキリンジキリンジ堀込泰行堀込泰行キリンジ香る夜を背に控えて待つ夕暮れが 誰の仕業? 崩れ落ちた 太陽に身を凭れトランペットが叫ぶよ 赤黒い雲 燻る闇の音色(トーン)  風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に  パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ  ハードケース咽ぶ草の間に横たえて 遠く覗き込んだスナイパー 高架線をぬけて描かれるあの軌跡 煽る警鐘の叩きだした急速調(アレグロ)  風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ  パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ
カメレオンガールキリンジキリンジ堀込泰行堀込泰行冨田恵一・堀込高樹・堀込泰行渦巻く 白い銀河に 接吻を  君に 待ちぼうけをくらって僕は カフェテラスの 悲しいオブジェさ  心の穴に菓子パンをねじ込み 腹の虫の機嫌をとってるのさ  七色きらめくカメレオンガール 報われぬ僕のラブソング ハハ 色あせた男の背中に 君は夏の模様の爪痕を残した  滲む クラクションの波紋 街が 微睡んでく  君の 何気ない皮肉が残した 時限爆弾が 弾け飛ぶのさ  耳の穴ヘボサノヴァを流し込み 悪い噂を消し去ってみても  七色きらめくカメレオンガール 報われぬ僕のラブソング ハハ 色あせた男へその目を  君は夏の魔法で 虜にしたのさ  Oh ベイビィ君が憎いよ もしもパスポートが要るなら  何をすればいい? オモチャも赤いハイヒールもサファイアもルージュも あげたじゃないか  七色きらめくカメレオンガール 報われぬ僕のラブソング バイバイバイ 色あせた男の背中に 君は夏の模様の爪痕を残した
地を這う者に翼はいらぬキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹キリンジ・冨田恵一伽藍堂(がらんどう)の空を飛ぶ猛禽類(もうきんるい)にわなないて 銃を抱えて立てこもるでもなく 雨に撃たれてわめき泣きもせず うつ伏せる蜥蜴  青冷めた背中を摩って 腹這いのララバイ歌う  皮を剥がされた奴の尾てい骨を蹴るシナリオ 「ようこそ現世(ここ)へ!」 逃げられないぜ、クーニャン 断ち切ったとしても直にまた生える それが運命だね  青冷めた背中を摩って バーレスクに涙は無用  俺との明日にはもはや夢など持てぬ、言うのなら去けよ タピオカの風呂に浸って 君を抱く心地を思い出してる 中指で  「ようこそ現世(ここ)ヘ!」 取り戻すよ、我を 地を這う者に翼はいらぬ、と 腹を括ったぜ  我が顔を手で覆い泣く サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド 燦ざめく朝を抱いて サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド!
まぶしがりやキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹堀込高樹冬の陽がフィルムのように薄い 氷の上で跳ねれば 眩しげ 君はまつげを閉じて 手をかざして笑う  洗いざらい 話せる日がくるかな 詮索しなくていいのさ ごめんよ そんなことがあったとしか 今は言えない 言えない  君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる  夕暮れる部屋の中で 静かに醸し出される夢 街の灯 ヘッドライトの渦の中に かけがえのないものを見つけたい 滲んだ星を数えてる 君は まぶしがりや なんだな  君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる  みんなそう ひとりぼっちのふたり 暗夜に飛ぶ鳥さ 街の灯 サーチライトの天河 かけがえのないものを見つけては 見失なったりしてるのさ いつも まぶしがりや なんだな まぶしがりや だからさ

来たるべき旅立ちを前に

僕の心のありったけキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹新しい街の見知らぬ風景 遠ざかる夢と生まれたての愛と 時の流れに忘れそうな思い出をもう手離そう  この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ  見苦しいほどに嫉妬してみたり 大切な人に裏切られてみたり 時の流れのほとりで手を振る人にめぐり逢いたい  この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ  ごらん、朝靄の中で輝くこの街のスカイライン さざめく翳の樹 Shake it! 光が差したらギアをハイに入れてくれ 止まらないで  財布の底には星屑の金貨 鞄のポケット舞い込んだ花びら 晴れ着をまとい喝采を背に聞くように 影を追い越す僕の心  この心のありったけ、ありったけを ありったけを ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ
スウィートソウルキリンジキリンジ堀込泰行堀込泰行真夜中が今 その目を覚ます 月は静かに 僕らはただ こうして歩こう 満たされるまで  遠い日の線路のように煌めく コールタールの地平の上で  目を閉じ 君と祈れば 溢れ出す あぁ 想いに ハレルヤ! 迷える魂が 風の止み間に あぁ あぁ 遠く吠えるさ  幾つかの 小さな矛盾も こんな夜には 僕や君の 運命(さだめ)を取り巻く 惑星のようさ  一刻の猶予もないこの街で 永久を誓った誰かのグラフィティ  手を取り 抱きしめあえば 溢れ出す あぁ 愛しさに 夜ごと身悶えた魂が 君の鼓動に あぁ あぁ 眠りにつくさ  目を閉じ 星に願いを! 溢れ出す あぁ 想いを! ハレルヤ! 遠吠える魂を! 胸の鼓動を! あぁ あぁ 手を取り 抱きしめあうなら それだけで何も 何もいらない あぁ 君と僕に
ブルー・ゾンビキリンジキリンジ堀込泰行堀込泰行錆びた天使 空 目指す 美しい森  そうさ 俺はゾンビ 枯れ葉の遊歩道 ふらりふらふら  夕闇に夜明けの夢を求め さあ、右っ!左っ! どこヘ  ディビ♪ディビディビ♪ディビ♪ディビディビ♪ ディビディ♪ディビディ♪ディビ♪ ディビディ♪ドゥビディビ♪  雨の中 羽ばたいたカラス 墓石の街  そうさ 俺はゾンビ 調子外れも 慣れたハーモニー  陽の当たる棘の道で 接吻けた ブルー!ブルー!ブルー!  夕闇にそうさ夜明けの夢を! 甦るのさ 右っ!左っ!オォイェー!  ディビ♪ディビディビ♪ディビ♪ディビディビ♪ ディビディ♪ディビディ♪ディビ♪ ディビディ♪ドゥビディビ♪
奴のシャツキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹水曜日 継母の従兄弟を訪ねてみる 金曜日 姪が歯医者に行くので付き合う 「暇だね。」俺の顔になにか付いてるかい 覗き込んでニヤリと囁いた 「ボタンを掛け違えたまま大人になるのは嫌ね。」 ああ、聞いた風なことを言う娘だね  そうさ、遺産があればしばらくしのげる 今夜 あつらえた黒のスーツを下ろす 「どうにも深刻さが足りない、お前には。」 溜息をついて叔父は嘆いた 「ボタンを掛け違えたまま年をとるのは恥ずべきことだ。」 親父の通夜でからまれる  グラスの底に沈む顔と目が合えば 苦笑いで野郎はうそぶいた 「俺だけのシャツの着こなし。姿見の前を逃げ出し、 ボタンを掛け違えたまま年をとるのは切ない。」 ああ、知ったふうな事を言うね
ムラサキ☆サンセットキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹冨田恵一転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて  ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ  水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう  ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ  棺を満たして花びらは舞う  ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ  ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ  ムラサキ☆サンセット…
the echoキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹Looking for the echo 見開いた瞳を閉じる Looking for the echo 痺れる耳を澄ませ 痺れる耳を澄ませろ  粗目のストローク 掻き消す午後のスコール 夜風を切り裂き消えた艶消しの黒の銃声  どぶ泥に落ちたか下郎が咆哮するブルース 聞き逃さないさ  Looking for the echo 見開いた瞳を閉じる Looking for the echo 痺れる耳を澄ませ 痺れる耳を澄ませろ  誰かがばら撒く花飾りのような嘘に澄んだ心が 乱反射している空のリヴァーブ  みぞおちの奥に歌を詠まない詩人を宿すおまえとともに  Looking for the echo 見開いた瞳を閉じる Looking for the echo 痺れる耳を澄ませ 痺れる耳を澄ませろ  この腕の中に抱かれて その耳うずめて聞くのは血潮の満ち引き ロマンティック溢れたらフィードバックしてハウれよ!  聞き漏らさないでくれ crying crying Looking for the echo 見開いた瞳を閉じる Looking for the echo 痺れる耳を澄ます Looking for the echo 見開いた瞳を凝らす Looking for the echo 痺れる耳を澄ませ 痺れる耳を澄ませろ 千切れるほどのストローク
あの世で罰を受けるほどキリンジキリンジ堀込泰行堀込泰行キリンジ・冨田恵一水溜り映った空に 波打つドクロの影 噂の悪魔がまさか つむじ風が吹く  コウモリ飛び交って広場 周りは瞬時に豪雨 イナズマ連れた魔女さ 乱れ髪サスーン  白い煙を吐いて 魔を刺すホクロの罠 噂の悪魔のまつ毛 胸騒ぎ荒れる  誘蛾灯 濡れたネオン 蔦の腐った“エデン” 導火線 飛びちって炎 十字架が燃えた  ロックンロール! 波に乗せて レイディオ あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 微笑み浮かべて 弓矢を天使が放つだろう  のってそって打てば響く 誓いと懺悔のゴング イナズマくらった僕と 乱れ髪サスーン  ロックンロール! 波に乗るさ ハイディ・ホー! あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 日暮れる街角 あの世で罰を受けるほど DARLING DARLING DARLING ROCK ME BABY ALL THROUGH THE NIGHT YEAH ALL THROUGH THE NIGHT 抜け殻を満たしてくれ
耳をうずめてキリンジキリンジ堀込高樹堀込高樹キリンジ・冨田恵一祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ”  鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか?  かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを  鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか?  人のようなふりをしてる声色  美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌
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