帰らざる日々アリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | 篠原信彦 | 最後の電話を握りしめて 何も話せずただじっと 貴方の声を聞けば何もいらない いのちを飲みほして目を閉じる Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love 何か話さなきゃいけないわ わかっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love 酒びたりの日も今日限り 私は一人で死んでゆく この手の中の夢だけを じっと握りしめて Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love 貴方の声が遠ざかる こんなに安らかに 夕暮れが近づいてくる 私の人生の Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love |
あの日のままでアリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | ほこりまみれの陽に焼けた肌 通いなれた放課後の道 野球帰りの子供達の後から 笑いながら君は駈けてくる 時は過ぎてもあの日のままの はにかんだような君の笑顔に 思わずうつむいてしまった 言葉をかわしたこともなく 肩を並べて帰ったこともない そんな君の何気ない仕草を 不思議に僕は覚えてた 時は過ぎても あの日のままの 空の青さと同じくらい 不思議に僕は覚えてた 不思議に僕は覚えてた |
もう二度と…アリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | | もうもう ひき止めないさ 歩いてゆけるね一人で もうもう ひき止めないさ 笑って見送るさ意地でも 知らずに育てた思い出の数が 今は悲しい重荷になるだけ 約束をしていても所詮男と女 好きというそれだけで暮せない もうもう ひき止めないさ 笑って見送るさ意地でも もうもう ひき止めないさ 飛び込んでゆくんだ彼の手に もうもう ひき止めないさ さよならもう二度と会いたくない 発車のベルさえ耳をつき抜けて 最後の握手の手をふるわせる 約束をしていても所詮男と女 好きというそれだけで暮せない もうもう ひき止めないさ さよなら もう二度と会いたくない もうもう ひき止めないさ 笑って見送るさ意地でも |
音の響きアリス | アリス | 矢沢透 | 堀内孝雄 | | 白い雲がわきあがる 痛いほどの青空に すべてのものが燃え立つ昼に 息をひそめきらめいている 子供たちの遊ぶ声 遠く空にこだまする 坂の下に続いてる 白く光るジャリの道 笑いながら肩ならべ歩き 夢み ひとみ輝かせていた 通いなれた昔より 狭く見える通学路 長い休みに入って 誰もいない校舎は 二度と旅をすることのない 老い人の背中のように 何もいわずだまって やせた体ささえてる いつか空はあかね色 白いカーテンが染まる はなればなれになった友よ どこで悩み傷ついているの 君はいまも夢を追い続けていて くれるかしら |
夏の終りにアリス | アリス | 矢沢透 | 矢沢透 | | 弱くなった夏の陽が傾く頃 わずかばかりの荷物を手にとって 君が住みたいといつも言ってた 緑の多いこの街に来た 時を共にして想い出をつみ 重ねた日の暮しを君に残して 草の上に寝ころび空を見てると この出来事がとても小さく見える こんなにも深い悲しみでさえ やがては時の中、沈み流れる どれほどに深い悲しみがあれば 時は流れを止めるというのだろう 真新らしいペンキの匂いがしてる 荷物のほかは何もないこの部屋で 君といた頃と同じように あわただしい日々が始まるのでしょう 黄昏が広がり涼しく風が吹き ぬける秋の吐息はもうすぐそこまで |
遠くで汽笛を聞きながらアリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | 青木望・アリス | 悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で 俺を見捨てた女を 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で |
さらば青春の時アリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | 前田憲男 | 振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい やすらぎの時が 青春ならば 今こそ笑って 別れを言おう 遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は逆まく胸に 振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい この世に生れた 唯それだけに 甘えて暮らして 生きてはゆけない 遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして 振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい 遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして 振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい |
最後のアンコールアリス | アリス | 矢沢透 | 堀内孝雄 | | 二つ目のベルで いつものように ライト浴びて うたいだす 拍手がわきあがり 君の歌声も かきけされて しまいそうだよ 今日は君の最後のコンサートだから いつもはこない人達であふれ ふたつき程前に 今日の事をきき とても信じる 気にはなれない 楽しい時も 淋しい時も 口ずさむのは 君のうた 今日は君の最後のコンサートだから いつもはこない人達であふれ アンコールの声が うずまいているよ 僕はきかない 僕はきけない 歌う事忘れて 歌うため生きる 口癖のように いってたのに 今日は君の最後のコンサートだから いつもはこない人達であふれ |
街路樹は知っていたアリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | 人影も見えない駅の 椅子にそっと寝ころんで 煙草を吸ってみた 街の灯がともり始めて こんな私に問いかける 淋しくはないかと 夢だけは失くしてない たとえ今日が悲しい日でも 手をつなぎ帰る子供よ せめて君は忘れるな その手のぬくもりを……… また一人友を失くした ほんのささいなことだった 私にしてみれば 居るだけで心やすらぐ そんな優しい人だった 今にして思えば しかたないとうつむいて 悲しそうに笑った君は 陽に焼けた大人の顔と 二人あそんだあの頃の 子供の顔してた 通いなれた駅までの道 今日は何故か涙がおちて 街路樹はいつもみていた こんな私のちっぽけな 喜びと悲しみ |
冬の稲妻アリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | 石川鷹彦 | あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… あなたは 稲妻のように 私の体を 突き抜けた 燃え尽きた体 抱きしめて 駆け抜ける一人 雨の中 You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす |
何処へアリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | 青木望 | 風よなぐれこのほほを 流した涙と同じ数 友よさらば忘れない 語り明かした夜の数 人は誰でも旅に出て 一人で生きることを知る あー悲しいけれど今年も一つ あー悲しいけれど年とってゆく 焼けた砂の道端に ほこりまみれに咲いている そんな花の白さにも 小さなほこりと意地がある 人は誰でも生きてきた 時の重さに流されて あー悲しいけれどさすらえないで あー悲しいけれど年とってゆく 人は誰でも夢やぶれ 張り裂けそうな心だけ あーすてきれないで明日もきっと あーすてきれないで生きてゆくのか |
涙の誓いアリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | 石川鷹彦 | Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 汽笛がむなしく 響く Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の祈り 泣きながら すがりつけば 終わる そんなキザなやさしい愛じゃなかった もう二度と消えない手首の傷あと Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 遠ざかる 思いでのかけら Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の祈り Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever あなたの背中に叫ぶ Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の誓い 残されて一人きりで生きる 明日からは心を閉ざしたままで もう二度と夢など 追いかけはしない Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 消えてゆく 思いでのかけら Oh Please これで Oh Please これで すべては すべては 終わる |