人間椅子「現世は夢~25周年記念ベストアルバム~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
針の山人間椅子人間椅子和嶋慎治Tony Bourge・Burke Shelley・Ray Phillips独り見知らぬ畦(あぜ)道行けども行けども行けども針の山 俺の穢(けが)れた臓腑を死んでる予定の母親貪(むさぼ)って 人を憎んだ数だけ犬死に猫死に無駄死に俺は死に そして針の山から血だるま火だるま俺は堕ちてゆく  誰か無間地獄から助けて助けて助けて針の山 俺の奢れる舌をヤットコどっこい閻魔は引っこ抜き 愛の言葉の数だけ犬死に猫死に無駄死に俺は死に そして針の山から血だるま火だるま俺は堕ちてゆく  もっと光を求めて戻れど戻れど戻れど針の山 俺の狂える額を冥土の使いの禿鷹(はげたか)ついばんで 刺さる針の数だけ犬死に猫死に無駄死に俺は死に そして針の山から血だるま火だるま俺は堕ちてゆく
りんごの泪人間椅子人間椅子和嶋慎治鈴木研一・和嶋慎治山のかけすがあはれと啼(な)くたびに 村の娘はりんごを一つもぐ なぜ なぜ りんごは思う どうして独りになるのかな でも でも りんごは告げる 父(とと)さま母(かか)さまおさらばじゃ  りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中 りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中  ある夜お婆が炉端で言うことにゃ 人に買われてりんごは紅いとさ なぜ なぜ りんごは思う どうして売られてゆくのかな でも でも りんごは告げる 兄(あに)さま姉(あね)さまおさらばじゃ  りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中 りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中  十五時五十四分 青森発上野行急行津軽 りんごは今日も売られていく  お岩木山の麓(ふもと)では お猿の弥三郎(やさぶら)手を振って 齧(かじ)るりんごも目にしみて 汽車はじょんからじょんからと  流す泪(なみだ)の血の色は ついにりんごを紅く染め 月夜に蛍も淋しがり 汽車はじょんからじょんからと  りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中 りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中
天国に結ぶ恋人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治君の和毛(にこげ)を壜に詰めて いつか空家の床下に埋めてみたい 君の写真にお香は焚かれ 日がな一日僕はうたた寝をしよう  愛から死への論理によって 恋の幻想は独占される  天国に結び 恋は花開く 天国に結び 恋は花開く  君の乳房のxxxxx して 愛の詩集の表紙を飾ってみたい 靴に満たした月経の血を 指にすくって頁の挿絵をなぞる  染色体の科学によって 肉の時間は凍結される  天国に結び 恋は花開く 天国に結び 恋は花開く  天国に結び 恋は花開く 天国に結び 恋は花開く  天国に結び 恋は花開く 天国に結び 恋は花開く
賽の河原人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治・鈴木研一これはこの世のことならず 賽の河原の物語 親にはぐれた嬰児(みどりご)の 人のあはれと泣き止まぬ  現世(うつしよ)の唄を乗せて 廻向(えこう)の風が吹きつける  一つ積んでは父のため 二つ積んでは母のため 三つ積んでは人のため Om  それはあの世のことなれば 賽の河原に鬼ぞ住む 死出の山路は暮れなずみ 子取ろ子取ろと羽虫鳴く  現身(うつせみ)の涙で出来た 輪廻の河が打ち寄せる  一つ積んでは父のため 二つ積んでは母のため 三つ積んでは人のため Om  右も左も 分からぬ 霧と硫黄の 荒野を 鬼に追われて 子供は逃げる 石を蹴散らし どこに行くのだろう  遊び疲れた 子供は 石の蒲団に くるまり 水に呑まれて 湖の底 醒めることない 夢を見るのだろう  賽の河原に積んでは崩れる 賽の河原に積んでは崩れる
人面瘡人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治吉原もいつしか小夜(さよ)ふけて 戦慄の笛竹むせび泣く 菖蒲(あやめ)太夫に岡惚れ徒(あだ)情け ××〔こつじき〕男(を)の子(こ)の無念の調べかな  不忍の池には身投げせし 男の子の生首笑うとか 魂魄残りて菖蒲の恨めしや 女陰(みほと)の爛(ただ)れてあの世と舌を出す  だらだらどろどろ血みどろ人面瘡 だらだらどろどろ血みどろ人面瘡  横浜の波止場はぬばたまの 黒船が闇夜に消え失せる 洋妾(ラシャメン)お駒の首吊る床の間は メリケン憎しと散りぬる女郎花(おみなえし)  だらだらどろどろ血みどろ人面瘡 だらだらどろどろ血みどろ人面瘡  愛して 憎んで 恨んだ果てに 呪って 叫んで 狂って生える  七色の人面瘡 闇に咲く人面瘡  口から 鼻から 血膿を吐いて 乳から 臍(へそ)から 笑って生える  七色の人面瘡 闇に咲く人面瘡  七色の人面瘡 闇に咲く人面瘡
ダイナマイト人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一ダイナマイトを知ってるかい とっても楽しい権利物 「3」で当たれば小当たり 「7」で当たれば大当たり!!  2連チャン 3連チャン 4連チャン 5連チャン 6連チャン 7連チャン 8連チャン 9連チャン  ダイナマイトが大当たり やればできるんだ君だって 単発のまれて終わりです 俺の頭はダイナマイト!!  2連チャン 3連チャン 4連チャン 5連チャン 6連チャン 7連チャン 8連チャン 9連チャン  ダイナマイトをやるために 免許証質入れ金借りた 今じゃ無免許無一文 それでもやりますダイナマイト!!  2連チャン 3連チャン 4連チャン 5連チャン 6連チャン 7連チャン 8連チャン 9連チャン 10連チャン 11連チャン 12連チャン 13連チャン
地獄人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一赤い鬼がやって来る 青い鬼がやって来る 逃げ惑う餓鬼の群れ そうか地獄に落ちたのだ  けつの穴から槍刺され 爪で皮をはがされて 釘で手足を打たれたら そこはまな板恐ろしや でかい包丁で細かく刻まれ 骨になるまで鬼に喰われる  足元は針の山 喉元は糞の海 蛆虫を植えられて 火に投げ込まれた果ては  けつの穴から槍刺され 爪で皮をはがされて 釘で手足を打たれたら そこはまな板恐ろしや でかい包丁で細かく刻まれ 骨になるまで鬼に喰われる  やっと死ねたと思ったが 気が付いたら生きている 痛みより何よりも 死ねないのがこれ地獄  けつの穴から槍刺され 爪で皮をはがされて 釘で手足を打たれたら そこはまな板恐ろしや でかい包丁で細かく刻まれ 骨になるまで鬼に喰われる
黒猫人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治暗い 暗い恩讐(おんしゅう)の道の果て じっと 虚空見つめる双つの眼 黒い 黒い頁は開かれて 闇に さかしまの詩(うた) 木霊(こだま)する 影へ肢体(からだ)をすり寄せて 追いて来るのかどこまでも───黒猫!  深い 深い忘却のドロ沼に 重く 憂鬱の滓(おり)は淀みゆき 長い 長い悔恨の時経(ふ)れば 夜は 悪夢の濁醪(どぶろく) 醸(かも)すとか 嘘の膠(にかわ)で貼り付いた 笑い仮面の虚しさよ 罪の血糊の味しめて 咽(むせ)び泣くのかいつまでも───黒猫!  旋毛(つむじ)曲がりの稲妻が 脳天目掛け轟かば 笑い仮面の真っ二つ 呪詛の血が沸き肉踊る 修羅の剣山生けるのは 忘れじの君鬼薊(おにあざみ) 四五九町歩(じごくちょうぶ)の土塀には 処女の簪(かんざし)眠るとか  春の弥生の空に 気の触れ桜がひらひら 春のうららの風に 涅槃の薫(かお)りがそよそよ  老女の乳を啄(ついば)みし 赤子を真似た獄卒が 猫足立ちに囁ける 不協和音の数え唄 ひとつ人には悪業を ふたつ不幸は愛(め)でるもの みっつ淫らは美徳なり よっつ世迷(よま)いの言葉吐け  春の弥生の空に 気の触れ桜がひらひら 春のうららの風に 涅槃の薫(かお)りがそよそよ  暗く 暗く魂の紡ぎ出す 果てぬ 無為と頽廃の万華鏡 黒く 黒く逆毛立つ獣よ 何処か 懐かしく響く汝の名───黒猫!
幽霊列車人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治汽車は走る 霧の町を 浮世の山の トンネル抜けて  ほろほろ鳥が 汽笛を鳴らす 悲しさの意味 教えてくれる町へ  汽車は走る 黄泉の国へ 三途の川の 懸け橋越えて  河原の鬼が 切符をもぎる 愛を失くした 人の眠れる国へ  幽霊列車がもうすぐ 誰そ彼の駅に着くから 懐かしの人を尋ねに行(ゆ)こうよ 幽霊列車がもうじき 彼は誰の駅を発つから 忘れじの人を捜しに行こうよ  汽車は走る 夢の中を いっぱい貨車に 思い出詰めて  宵待ち草が 発車を告げる 過去と未来の 葛(つづら)折りなす場所へ  幽霊列車がもうすぐ 誰そ彼の駅に着くから 懐かしの人を尋ねに行(ゆ)こうよ 幽霊列車がもうじき 彼は誰の駅を発つから 忘れじの人を捜しに行こうよ
地獄風景人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一人間花火が打ち上がり 紳士と淑女の運動会 針とびマーチも高らかに 狂ったかけっこ よういドン  堕落のゴールへまっしぐら 奈落のゴールへまっしぐら  刃のテープで真っ二つ 万歳している上半身 脚だけ先行くおかしさに うっとりしながらゴールイン  破滅のゴールへまっしぐら 地獄のゴールへまっしぐら  呂律が回らぬアナウンス お次は首とり騎馬戦だ 歪んだ笑いの貴賓席 捻れた骸の表彰台  堕落のゴールへまっしぐら 奈落のゴールへまっしぐら 破滅のゴールへまっしぐら 地獄のゴールへまっしぐら
死神の饗宴人間椅子人間椅子和嶋慎治鈴木研一まだお前は生くるのに 足踏みなどしているか 夏蝉でも死ぬるまで 声を限り鳴くいうに 俺は死を告げるもので 生の意味を諭すもの 枕元の卒塔婆持ち お前の名を書くのだ  さあ祭りの時 死の宴の時  無邪気な子のふりをして 明日(あす)を投げる奴もいる 早死にさと呟いて 今日を捨てる奴もいる 俺は容赦なぞしない 生の意義を悟るまで 目の前なる蝋燭を 吹き消すのだ何度も  さあ祭りの時 死の宴の時  丑三つ刻仏壇開けて 無間地獄を垣間見ろ 三途の川位牌を背負(しょ)って 先祖代々舞い踊れ  さあ祭りの時 死の宴の時  さあ祭りの時 死の宴の時  人は赤子に生まれて 夢のうちに一度死ぬ 死の影絵を踏みしめて 揺り籃(かご)から覚めるのだ 俺の名前は死神 我が双子の兄弟よ 盂蘭盆会(うらぼんえ)の墓場来て 櫓(やぐら)の上立つのだ  さあ祭りの時 死の宴の時  死にゆくまで 生きぬくのだ さあ 生きぬくのだ 死にゆくまで さあ
相剋の家人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治慚愧の数だけ涙を零せば 呵責の鎖が切れるというのか 刹那の庵を股旅歩けば 菩提の地平が見えるというのか  青春とは不仕合わせの驕り 諦念とは高利貸しの夜逃げ  楡の花が咲いたよ  中絶の夜 絶食の月 童貞の道 相剋の家  自涜の汚泥にその日を窶せば 憤怒の仮面が笑うというのか 懶惰の墓標に誰かを刻めば 紅蓮の車輪が止まるというのか  情熱とはチンドン屋の悟り 追憶とは破傷風の家出  茱萸の実ひとつ弾けた  獄中の友 中傷の秋 月経の春 相剋の家  あぁ 淡い光 茜のさす森の中 あぁ 貴方の声 我が懐かしの埴生の宿  あぁ 甘い記憶 寄せては返す夢の中 あぁ 数多の恋 我忘れじの慟哭の歌 相剋の家  帰りたい帰りたくない 帰ろかな帰るのよそうかな  お前は逃げてるお前は逃げてる お前は逃げてるお前は逃げてる
品川心中人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子飯盛(めしもり)の宿品川の 朝は衣々(きぬぎぬ) 山は富士  ええこちゃエー ええこちゃエー  お染太夫の巻き紙の 添います主(ぬし)とあらかしこ  有り難や 有り難や  年季(ねん)が明けたらご新造に 夫婦善哉 デデレコデン  芝の本屋の金蔵は 身上軽けりゃ身も軽い  ええこちゃエー ええこちゃエー  沖つ白波見目に皺(しわ) 回る金子(きんす)もお茶を挽く  往生や 往生や  生きて浮き名が立つじゃなし おその六三か ナンマイダ  春の海に小舟がぷかり 人は生まるる時はひとり 手に手 取り合うならばふたり  さあ 海へ 海へ 参りまほう  西の空に奴凧(やっこ)がふわり 人は死にゆく時もひとり 目と目 互いに瞑(つぶ)るふたり  さあ 海へ 海へ 入りまほう  目出度目出度の白無垢は 死出の旅路の左前  堪忍や 堪忍や  世帯持ちたやあの世でも 蓮の台(うてな)で トテリンシャン
陰獣人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治・鈴木研一海のまにまにドンブラコ ウネウネ終日(ひねもす)のたのたり 海月(くらげ)の宴で吹く笛は 破瓜の涙と血の音色  盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣  堕胎の狂女がアッパッパァ エベエベ笑ってまた孕む へその緒ちぎった錆びた鎌 真昼の戦慄草いきれ  盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣  太古の眠りを貪り倦(う)みて 今や屍骸に宿るらむ 示申を忘れし似非(えせ)詩人をして 百鬼夜行と呼ばせしむ  宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから………  禁忌の咆哮衆愚を喰らいて げに物の怪の恐るべし 久遠を閲(けみ)しし地底の示申殿 異形像には觸れるまじ  宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから………  屋根裏部屋からオドロドロ ズリズリ蠢く魑魅魍魎 月下に禁書が紐解かれ 腐臭に夜鷹もほくそ笑む  盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣
神経症 I LOVE YOU人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子不眠症の街に 帽子が飛べば 愛を確かめたいと 受話器が叫ぶ かかかかか勝手な女は ななななな泣きじゃくるばかり  拒食症の君は ベッドの上で 黴の生えた詩集を 眺めて暮らす ままままま待ってくれ僕は だだだだだダダイストなんかじゃない  だけどBaby トラウマの夢は やせた胸も つがいの鯨にするというね  神経症 I Love You 壊れたリビドー 神経症 I Need You 倒錯の恋  ててててて手首の傷は ぼぼぼぼぼ僕のせいなんかじゃない  だけどBaby パラノイアの朝は 星の王子が 黒犬またがりやって来るよ  神経症 I Love You 壊れたリビドー 神経症 I Need You 倒錯の恋
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