Peppermint Town土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | うなりあげる室外機 うだるよな午後の路地裏 ゆらゆら揺れる陽炎 すべて溶けちゃいそう 海を渡る線路 去年出来たばかり がらんとしたコンクリート 広がった空き地に 町ができてゆくのね 心だけ取り残されてく Peppermint Town 臆病なきみはいつでも 昨日に生きているから Peppermint Girl 変わりゆくわたしは きっときっと忘れてしまうの 夢を語ったこと 愛を歌ったこと ペパーミント色の町で 四角から切り取られた 小さな三角のかけら やさしさのない正論で きみを突き刺したの 空を渡るホームで さっき買ったばかり 溶け出しそうなアイスクリーム こぼれ落ちたミントグリーン すべては終わるけど 心だけ走り続けてく Peppermint Town 臆病なきみのとなりで わたしは孤独だったの Peppermint Girl 甘くて少しだけからい 思い出に変わりそうよ 夢を語ったこと 愛を歌ったこと はしゃいだ夏のこと 今年の夏のこと 恋をした日のこと 溶けちゃったペパーミント どこへ駆け出したらいいの? Peppermint Town さよならは昨日のきみへ それとも今日のわたしへ? Peppermint Girl 動き出したモノレールは 光る波を追い越した Peppermint Town 臆病なきみといるより 素敵なところへ行くわ Peppermint Girl さよならと口笛吹いて きっと忘れてしまえる 夢を語ったこと 愛を歌ったこと |
エメラルド土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりは 美しいとあなたは言うわ 碧い文字の ネオン管 路地を照らした宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう when the sun is going down 夜がまばたきはじめた 日々のゲームは beat'em up 進めない画面 click clack リセットも できないまま 私たちは 街の隅で それぞれ生きてきた ひとりきり シートにもたれ 夢を見てたの まだ知らない言葉を交わしたい 輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりが 美しいはずなんてないじゃない 点滅してる ネオン管 闇を照らした宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう Highway 潜って やってきた古いホテル 薄汚れた赤いカーペットの部屋が ずっと 探してた 出口の入り口かもしれないだなんて 信じているのよ ひとりきり心抱えて 逃げ出したら 同じ言葉の あなたを見つけた 輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりが 美しいはずなんてないじゃない 点滅してる ネオン管 ふたり見上げた宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう |
ドア土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | ガラス窓の雨 あなたの涙を思い出す ゆうべから続く 嵐は静まる気配もない 空っぽにしたボトル ふざけあった大通り ドアを閉めてもつれるように抱き合った 読み終えた本のように あの日々をしまいこんで 僕らしい幸せ感じ生きているけど 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ お互いから逃げ出し お互いを傷つけた 終わりを恐れたんだろう 僕らはまだ本当は 向かい合ってもなかった 憎んでみせたり 恋しく思ってみたりした 思い出すことも いまはもうなくなっていたけど あの部屋に続く道 夢のなか現れて 目が覚めるときとても虚しくなるよ でたらめな恋だったと 忘れ去ってしまうには 大切な人だったのかもしれない 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ 土砂降りのこんな日を あなたがどんなふうに 過ごしてるのだろうかと 思うと胸が苦しい なぜかは分からないけど あの部屋に続く道 夢のなか現れて 目が覚めるときとても虚しくなるよ でたらめな恋だったと 忘れ去ってしまうには 大切な人だったのかもしれない 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ 土砂降りのこんな日を あなたがどんなふうに 過ごしてるのだろうかと 思うと胸が苦しい なぜかは分からないけど 今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら |
mellow yellow土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 見渡す埋立地の ビル群の窓うつる 西日の空 エンドロールが流れ出した 僕らはひとつの影絵 ほんとはふたつの肌 離れる頃に優しさを思い出すなんて きみといたい twilight time さかさまの水面が うつした lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow 終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow 古びた高層マンション 無数の窓ガラスは いつか誰かが言い淀んだ言葉でくもる もうすぐ夜がくるから うやむやにすればいいさ 暮れゆくこの美しさが それを問い詰める きみといたい twilight time さかさまの水面が うつした lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow 終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow ネオンライトがともる チャイナタウン 羽織った僕の服に袖通して 少し笑ってきみは歩き出す I don't wanna say good bye 気づいたんだ 港の向こう岸に 工場のライトアップ 僕らそっと エンドロールを巻き戻そう 夜へと影が混ざった 孤独なふたつの肌 離れる前に優しさを思い出したんだ きみといたい twilight time さかさまの心に うつった lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow 終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow |
NEON FISH土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Shin Sakiura・土岐麻子 | | 夜の気配が 屋根に染みこむ さびしさを隠すように 派手なネオンライト 飾り出した都会 遠まわりで歩く あの日の夢とはぐれないように はだかの心抱きしめた この街は水槽で 路地深く 潜る僕はネオンフィッシュ 極彩色をまとい いまはただ泳いでゆけばいいさ 今日を生きた証拠 誰ひとり知らないけどネオンフィッシュ 月の光に 照らされろ 泳いでゆくよ One day I saw the stars above the highway 夢を描いたんだ 弱く卑怯で誰かといるよりも 孤独になっても もっともっと強くいたいと願うよ red light blue light 着飾った服のなか はだかの心抱きしめた この街は水槽で 路地深く 潜るわたしネオンフィッシュ 極彩色の夢を 抱きしめて泳いでゆけばいいさ ひとりきりの夜も それを「自由」と呼んでみるネオンフィッシュ 月の光に 照らされろ 愛を食べろ |
High Line土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 下を見るな 覗き込めば かたく冷たい 舞台のフロア スポットライト浴びたら 右に 客席の暗闇 左には 摩天楼の書き割り 足元には 一本の綱が 得体の知れない 未来に向かい 張られている 進め 次の足を出せと 誰かが そばで怒鳴っている 一分一秒 不思議に思う こんなにも恐ろしいこと 誰もが どうして こなすのかと high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ 僕らもかつて 揺るがぬ明日を 信じていた小さな子供の 姿だった 誰かの 期待にそえなくって 無償の 愛 失うまでは いまでも 認める ことできない 棲みついたさみしい気持ち でたらめな 愛を 探しているんだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ なにかに頼っていないと 生きることは こわくてしかたない high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法なんてない |
RADIO土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | 真夜中のラジオを 聴き終えたら なんとか夜を 生き抜いた気がしてた ああ あの頃 友達より イヤフォン越しの大人 分かってくれる気がした 15歳の終わりに 嘘をついた はみ出すことは だいそれたことだった ああ あの時 こんな大きな 心の穴は ずっと消えないと思った I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen 行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている いまの僕を救った 張り裂けそうなfifteen 25歳の終わりは 嘘をつかずに 僕であること 向かい合うと決めたんだ ああ あの日の 世界はなんだか 大人になったら とても小さかったんだ I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen 行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている 誰かのこと救った 張り裂けそうなfifteen 行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている いまの僕を救った 行き場のない あの日の心が 名前の分からない痛みを 知ったときに きっと未来 救ったこと まだ知らないきみは ラジオ抱きしめる |
夏夜のマジック土岐麻子 | 土岐麻子 | 川谷絵音 | 川谷絵音 | Shin Sakiura | 夏の匂いを吸い込んで吐き出す 弱いまま大人になった僕でも今日は少し 強くなった気がしてはしゃぐ君の顔を思い浮かべた 祭りの音が聞こえ始める時間に 決まって鳴く野良猫の顔が嬉しそうだ 君の方が 僕より夏が好きだったね 夜が重なりあった 今日だけは夏の夜のマジックで 今夜だけのマジックで 歌わせて 今なら君のことがわかるような気がする 夏の夜限りのマジックで 今夜限りのマジックで 身を任す 夜明けが流れるまで 暮らしの中で生まれる歌を歌って 幸せ悲しみ摘んで 想いながら歩いた 打ち上がった花火を見て笑った君を思い出したよ 今日だけは夏の夜のマジックで 今夜だけのマジックで 歌わせて 今なら君のことがわかるような気がする 夏の夜限りのマジックで 今夜限りのマジックで 身を任す 夜明けが流れるまで 記憶に蓋をするのは勿体無いよ 時間が流れて少しは綺麗な言葉になって 夏になると思い出す別れの歌も 今なら僕を救う気がする 今日だけは夏の夜のマジックで 今夜だけのマジックで 歌わせて 今なら君のことがわかるような気がする 夏の夜限りのマジックで 今夜限りのマジックで 身を任す 夜明けが流れるまで 夏が終わる前に この歌が始まって こぼれる2人を見守るから 夏よ ラララ歌わせて ナツヨ ラララ歌わせて |
愛のでたらめ土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | Tomi Yo | 渡辺シュンスケ | 壁紙をすべってゆくヘッド・ライト 肌をなでるように照らした もうひとつだけと言い訳して チョコレート手をのばす 一瞬は ひとつぶの 光る砂 とても甘い 時計の針が私たち 責めるように刻む 遠くで叫んでいるサイレン 近くの雨音は静かで 髪をとかしてゆく指先 くすぐるよう響いた もう忘れた はずでしょう どうしてまた ここにいるの? ただこの引力の正体を 確かめてみたい 頭をめぐる言葉はつめたいシンクへ流そう ああ 愛のでたらめ きみの右手と私の右手で 拍手をしようよ 二人の奇跡に もつれた リズムで きみの3拍子と私の4拍子 12拍目で出会うそのときに 言えるの 好きだよ ああ 愛は でたらめ きみの弱さを利用してる きみも弱さを利用してる しみこむように月は見てる 雨上がりの窓で ひとさじの 憎しみなら あったほうが おいしいもの 互い違いの心でもいい 刻みつけていたい 溢れるうしろめたさグラスに満たし飲み干そう ああ 愛のでたらめ きみの右手と私の右手で 拍手をしようよ 二人の奇跡に もつれた 心は きみの3拍子と私の4拍子 12拍目で出会うそのときは 言えるの 好きだよ もう 愛は でたらめ 壁紙は白く色あせて 肌をあられもなく照らした いつのまにか夜があける チョコレートとけてゆく |
都会土岐麻子 | 土岐麻子 | 大貫妙子 | 大貫妙子 | | 眠らない夜の街 ざわめく光の洪水 通り色どる女 着飾る心と遊ぶ 値打ちもない 華やかさに包まれ 夜明けまで 付き合うと言うの 泡のように増え続け あてもない人の洪水 不思議な裏の世界 私はさよならする 値打ちもない 華やかに包まれ 夜明けまで 付き合うと言うの その日暮らしは止めて 家へ帰ろう 一緒に |
ファンタジア土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 川口大輔 | | 無口に流れる まどろんだ街 ラジオからララバイ にじむ街路樹 吹き消せばほのお ほのかに残す 不機嫌そうな面影 不思議さ どうして こころ 離れない きみに恋をした影は 光になる 凍えた街は 極彩の塗り絵に変わる 夜明けのファンタジア きみに恋をした星座は 雪に変わる いますべての哀しみ達 静かに 昨日へ帰る 行き場をなくした 言葉の意味も 目覚めをなくした 眠りの森も 封じ込める魔法 ホッチキスのよう 振り向いたその面影 不思議さ どうして こころ 離れない きみに恋をしたクラクション 歌に変わる 虫達さえも オニキスの黒に輝く 夜明けのファンタジア きみに恋をした僕は 少しくるう いま目に映るなにもかも 生まれたばかりの世界 ファンタジア… きみに恋をした影が 光になる 凍えた街は 極彩の揺れる塗り絵と変わる 鮮やかに きみに恋をした星座が 雪に変わる いますべての哀しみ達 静かに 昨日へ帰る そしていま きみに恋をした僕は 優しくなる いま目に映るなにもかも 甘く淡い夜明けの ファンタジアさ |
NEW YEAR, NEW DAY土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | 川口大輔 | | から騒ぎの夜空に 幾千の雪が舞う 朝には白い街ね Here comes a beautiful BRAND-NEW YEAR! de-ya... みんな BYE-BYE 手を振って de-ya... 帰るタクシー探す頃 脱ぎ散らかした 服はパーティーの抜け殻 ネイルを落とす 目にリムーバー滲みて逸らす 悲しくもないのにどうしてだろう 子供みたいに泣きたい そうよ気付かないふりをしてきた からっぽな一瞬が悲しいのに ベランダのパノラマに 幾千の雪が舞う 朝には白い世界 Here comes a beautiful BRAND-NEW YEAR! de-ya... つけっぱなしのドラマでは de-ya.... ヒロインが大げさに泣く あの日届いた 長いメールは最後まで 優しい文字達 とげのようハートにささった 肌色に戻った冴えない爪 まるでこの頃の私 永遠などないと知ってるけど 本当の一瞬に出逢いたいの モノクロのこの街に 幾千の雪が降る 白く塗り替わる頃 Here comes a beautiful BRAND-NEW YEAR! 何かが起こりそうね 何も起こらないかも それでも明日が来る Here comes a HAPPY BRAND-NEW DAY! de-ya... きみに BYE-BYE 手を振って de-ya... 光るネイルに塗り替える de-ya... 今日に BYE-BYE 手を振って de-ya... 光る明日に塗り替える |
Rendez-vous in '58 (sings with バカリズム)土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | EPO | 川口大輔 | 雨が降る 月曜日 ふたりどこへも 出掛けられない 予約したテラス席 キャンセルした また来週 バラバラのグラスの 黄色い泡の向こう 明日よ、まだ迎えに来ないで Free your mind when we get by 小さな この部屋 We'll spread our wings and we can fly ふたりでいたなら とめどなく溢れ出す 言葉は旅をするの キッチンの向こうのランウェイから 58年のニューポート アニタで踊って 71年のビターエンド 紛れる“You've Got a Friend” 85年のイビザで デュランと乾杯 あなたといたなら どこへも行ける 寂しさは いつだって 傷を舐め合う 危険なファンタジー そんなもの 笑うたび 忘れてく 気がするの バラバラの時間を 生きてるふたりだから 何時間あっても足りない Free your mind when we get by 小さな この部屋 We'll spread our wings and we can fly レコードまわそう とめどなく溢れ出す 想いは旅をするの バスルームの空を泳いで 67年のニューヨーク ウォーホルと語り 東京に渡ればカーナビーツ どうぞ失神させて 50年のリオ・デ・ジャネイロ 水着で流して 何を見て どんな歌を歌う 2010年あの場所を 覚えてるかしら? 素敵なあなたに 何度でも 初めて出逢いたい |
HOME土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | トオミヨウ | | 胸の奥で人知れず 揺れていた 僕のかすかな灯りをきみは 掌で守るようにして 愛と 名前をつけた 「どこかへ帰りたい」 でもどこへ帰ればいいのか 一人きりで 分からなくてはぐれてた 僕らが出会うまでは you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ あの頃 帰り道 見渡していた 高台からの多摩川の街 森へ帰る鳥の群れは 僕をさみしくさせた 生まれた場所なら 知らないアパートに変わって 体さえも行き場がない気がしてた 僕らが出会うまでは you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ 暗闇でも きみがともす 灯りだけ 手を振るように 揺れる you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ 離れてても 僕が帰る場所はきみだよ |
眠れぬ羊 (with TENDRE)土岐麻子 | 土岐麻子 | 土岐麻子 | TENDRE | TENDRE | 長い夜を終え 看板をしまう街の音 夢から醒めた 仲通りの十字路 駐輪場から見上げた空 今朝は愛おしく思える 探しものはまだ 見つからないままで それでもこんなふうに笑い合うの 眠れぬ羊 朝焼けの街 散り散り仲間に手を振って 帰る時間が好きなの やさしさ数えて 昨日より今日は 上手に生きてゆける 数杯のコーヒー チョコレートサンデーとフレンチフライと 夜更けのスープと あの席で聞いた これまでの話なら全部 自分のことのよう 覚えてる 望んだようには いかないことばかり そのたびさまようけど わたしたちは知ってる ほんとうの望みを知るための 間違いだって わたしたちは知ってる 眠れぬ羊 朝焼けの街 散り散り仲間に手を振って こんな時間が好きなの やさしさ数え歩く 眠れない夜の 群像劇のなか わたしたちは生きてる |