FLYGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | 長田進・GRAPEVINE | 宇宙船値札付き なら甲州街道で試したい 可能性などべつに あろうが無かろうがかまわない 夜行性のイラつき いまいち効かない微炭酸 熱中症のガキとか 引きこもる元カレ 風 読め 誘惑らしい 誘惑は地上には無い イメージなら血中に溶かしてしまえばいい 飛行場は停滞 いくら焦ったって加速しないんだ 多幸症の若者 引きこもる元ヤンキー そう可能性など のべつに 生まれ落ちてゆくだけ 風 読め 誘惑らしい 誘惑は地上にはねえ 夢 もうイヤっちゅう程 思い知った やめやめ 誘惑らしい 誘惑なら興味はねえ 風 震わしてくれ 飛ばしてくれよ ねえ 飛ばしてくれ |
ランチェロ'58GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 太陽は真上 さあもう滑走路へ そんな真っ白な夢見た 感情の投影 細胞の遠吠え いつか俺にも羽をくれないか 探していたものでさえ 今 容易く忘れてしまえそう 砂漠の物件 フォードランチェロは 意外と簡単に見つかりそうでも 最低条件 最上の楽園で 天使がきっと俺を待ってんだ 届きそうな気になれたんだ 今 悲しそうなフリをしただけ 体の中の予感も ただ 照らし続ける太陽のそばへ きみのもとへ 砂埃はずっと君を遠ざける 探していたものでさえ 今 メキシコの空もテレビで 悲しさも嘘も詐瞞も ただ 照らし続ける太陽のそばへ |
スレドニ・ヴァシュターGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 誰の歌だろう 何が腐ってるんだろう 昼寝の様な夢を ただもう垂れ流しっぱだろう 未来だの 願いだの 今にもああいうふうになりそう 出会いもふれあいも ママには そういうふうに言いなさい 抱き締めたらもう 息もしていないだろう 君のトバモリーでも あれから押し黙りっぱだろう 眩暈が消えないんだよ 今にもああいう目に会いそう 今こそ 額衝こう 意外とそういうのに限って 立派に成人してから 言えや 君の理解者も 闇の被害者も アナバプテストかもよ それにしても おまえ なぜ はねるのだ 神の御前ぞ 我がスレドニヴァシュター 未来だの 願いだの 今にもああいうふうになりそう 出会いもふれあいも ママには そういうふうに言いなさい 眩暈が消えないんだよ 今にもああいう目に会いそう 今こそ 額衝こう 意外とそういうのに限って 立派に成人してから 言えよ 言えば 言えば |
smalltown,superheroGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | | この小さな町のどっか きみはすぐ見つかった しかめ面 大人ぶって つまらなそう いつもひとりぼっちで 言いたい事言わないで 夕暮れまで遊んだら 帰ればいいのに 音は聴こえなくて 色だけが強烈でさ 遡って 坂を登って見ていたんだ 繋がっていた またなんか気後れしてる 足りないものなんて気にしなくていいのに まわりに合わして小さくなってたのかい 限りない時間なんて 早く過ぎればいいって そう願って いつも願って 急いでいたんだ 見ていられない 明日の朝 また目が覚めれば こんな気持ちは消えてしまう 今のうちに話しとくこと 限りない時間なんて 早く過ぎればいいって そう願って いつも願って 急いでいた 音は聴こえないんだ 色だけが焼き付いていたんだ 遡って 坂を登って 見ていたんだ 見ていたんだ わかっていたんだ |
I must be highGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | デカダンスをぶち上げながら放蕩 芸術とただの感傷のボーダーライン 一生に一度のレースを 案の定 サッカーが好きって言う彼も 性格上 一人じゃ居られない彼女も 行間に必殺のフレーズを 世界中の安全なんか願ってるみたいな 顔をした 顔をした 基準がカオスだ 俄然盛り上がりだした 腕振り上げた そんでギリギリ出した その答えは I must be high 照らそう 汚れなき心を 煽動しよう ぼくらの向かうべき場所へ 生涯に一発のブルーズを リサイクルと憧憬ばっか踊る夏の日の輪 地球上の明日を夢見る様な 顔をしてる 顔をしてる 基準がカオスだ 俄然盛り上がりだした 声振り上げた そんでやりきりました 須くは I must be high |
ママGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | ママ 俺は今 神様と肩並べた 本当なんだ まだ 子供の頃の事を思い出せる 遠いよ 空の上 走馬灯まわらないや 氷の肌の上 罰を与えようね ママ あなたの腕の中で抱かれてたのは どうしても思い出せず おいで ここまで オーロラ もう遅いや 織り成す光と影 まわるよ 赦しを乞うように 空の上 遠いよ |
COME ONGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | GRAPEVINE | 長田進・GRAPEVINE | 歩き出す 歩き出すんだって 簡単な答 どきなさいよ 人殺し以外なら わりとなんてことはない きみはいかしてる 蛇の道は蛇で 黒い太陽背負ってるぜ ダークサイドへ やる気が やる気があるんだって 惨憺たる余談 届きやしないよ 弱者の声なんてさ 育ちの違いとバランス 希望を患って 長袖で隠せ そのコンプレックスなんかも 愛せるかも 頭の中 悪魔を飼い馴らし つがいで増やして売り捌く きみはいかしてる 長袖で隠してる そのコンプレックスなんかも come on 希望を患って 蛇の道は蛇で お待ちかねなんだぜ ダークサイドで |
インダストリアルGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 騙してたよずっと 生業みたいなものさ だらしのない雨が降れば 後ろめたさも消えた 取り繕うんだ 無駄に話を繋げて でもさ 本当はきみに興味などない きみもそうだろ 安全な明日と インダストリアルな恋のひとつでも いずれ「イヤ」って言い出す時を待つ それもいい 嘘でもいい 差し当たって 目の前はまだ ディスクを入れ 聴き取れない音でコラプスを どうしたらそう 優しくなれるのかなんて 笑って言いそうだね 完成を待ってるんだ ストーリーのないこの行為の向こう 安全な明日を乱す事は許されないね ルールなんだ 完全じゃなくちゃ インダストリアルと呼べやしないぜ そうだろう ねえ おつかれさん 目の前のまま 騙してたよずっと |
指先GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | ただ重なった事が 目の前を塗り潰しやがる 何も持っていないわけではない 這って逃げるのもありか きみの手を握った 指先で 何度も奏でて 色褪せて 悲しい程 繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 ここに突っ立てるよ くだらない言訳は 人通りの中に埋もれた 腹を割って話すべき事や 迷っている事のすべて 無理矢理 噛み殺して それでさえ どうして誰もが急ぎ足で その次を欲しがるんだろう ここに居てはいけないかな 許されない事だろうか 矛盾をわかっている 指先を伝わって 今さら感じていた 何度も忘れて 思い出して 卑しい程繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 誰がそれを笑えるだろう 笑われてもかまわない きみの声がぬくもりが それだけが消えない様 ここに突っ立っていよう |
FORGE MASTERGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 生まれながら苦労は知らない 不幸なほど何も思わない 君は恋をして 普通にあれをして 「今」を積み上げた とさ あとの世界が決まれば 埋まればこの通りさ 風の行方がわかれば わかれば ここに居ないのに 選べないから諦めた 始めからこんなフォルムだった 日々を誤って 意味を追い遣って 希望を放り投げた まだ きみの痛みがわからない わからない わかりたかない 果てが見たいなら来いよ 遠いよ ここに居たくねえ 選べないから諦めた 始めからこんなフォルムだった 日々を誤って 意味を追い遣って 希望を放り投げた あとの世界が決まれば 埋まれば予想通りさ 風の行方がわかれば わかれば そこを目指そう |
棘に毒GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 棘が刺さった 毒がまわった どっかで変わってきたんだ 底に溜まった想いも とっくに乾いてしまった そのうえ 融けない冬は 二人を結ぶ体温さえ 奪っていった 今でも きみの事をうたうリフレインはずっと 溢れるけれど 熱はないんだ 汚れて冷えきってんだ 肩に触った風でわかった だからどうしたって言うんだ きっと心ってそんなもの 時間がさらっていくんだ それでも 人込みの中 歩道橋の上 よみがえるものがこれって だからもう 頭の中満たすリフレインをいっそ 消してしまえば楽になるんだ 優しさなんて 必要なくなったんだ 棘が刺さった 毒がまわった きっと心ってそんなもの だからどうしたと言うんだ 棘が刺さった 毒がまわった 熱が上がった 今でも きみの事をうたうリフレインはずっと 溢れるけれど届かないんだ 汚れてるんだ 熱はないんだ このままではもう もういいって言いそうだ |
JuxtaposedGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 田中和将 | | 明日は降ると言いつつ 当たらないのを祈ってる 静けさのリズム 針は刻むべく 操縦は無駄っぽいよ 少しずつ少しずつ 軌道 外れてゆく 失くしたのは幾つ 至らない質問をする 気付いたのはいつ 手には思いでひとつ 来週はまだ遠いよ 規則と不規則に 釦 掛け違う just, juxtaposed そうみんなjuxtapose いっそ 均一にjuxtapose で クレッシェンドは 派手にいけ 来週は君といよう 行き着く屁理屈に 惑う気はない just, juxtaposed 強引にjuxtapose いつも もういいんだjuxtapose 実に just, juxtaposed もういいんだjuxtapose 実に just, juxtaposed そうみんなjuxtapose いっそ 均一にjuxtapose で クレッシェンドは |