スペードのエースカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | エンジンのない車体は箱だった 変幻自在の悩みは鉄だった 塀の上で猫が笑う OH!ほっときゃいいさそのうち治るって 愛と絶望の過去や現在地の 住所も宛名も街に溶けてにじんだ ああ もの悲しき夕暮れ 空からは気まぐれな雨 きみの背中を濡らしてる 時を打つ胸騒ぎに変わる YOU'RE JUST IN LOVE ずっと見てたテレビが壊れた ノイズの粒子それが最終出口 膝の上で猫が笑う OH!ほっときゃいいさそのうち治るって 屋根のアンテナはビルの谷間にある 電波も身体も霧に包みこまれた ああ もの悲しき夕暮れ 手付かずの工事渋滞 ゴールを匂わすニュースが 時を打つ胸騒ぎに変わる YOU'RE JUST IN LOVE つまりほんの少しだけど それはおれの生きる証 やがて雨に沈む そんなレンガ路の枯葉よ… 愛と絶望の過去や現在地の 住所も宛名も街に溶けてにじんだ ああ もの悲しき夕暮れ 空からは気まぐれな雨 きみの背中を濡らしてる 時を打つ胸騒ぎに変わる 急いでおいでよ 愛してみせてよ このまま夜空を飛んでゆこうよ YOU'RE JUST IN LOVE LOVE LOVE |
十字路カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 感情の螺旋 見上げりゃ遙か彼方へと 文字盤を滑る 針にぶら下げた鞄を蹴飛ばそうぜ 答えが無きゃそれが答えだ 重いドアの開くいやな音はいつも 心が呼ぶ恐れにも似てんだ どんなことが これから起こるんだろ? どんな場所で 風の襟を立て 次のバスをやりすごせばいいんだ? どんな意味が あれば気がすむんだろ? どんな色で 世界を飾り 次の駅をやりすごせばいいんだ? 静寂を滑る 入り江の柵を乗り越えた 停泊する闇に 無数のライトが踊り出して星が浮かぶ それは歪んでまるで自由だ 蛇口をはじけた水の匂いに触れ 胸をつたう言葉を越えたんだ どんなことが これから起こるんだろ? どんな場所で 永遠に這う 次の夜をやりすごせばいいんだ? どんな意味が あれば気がすむんだろ? どんな色で 眺めを変えて 次のページをやりすごせばいいんだ? GET DOWN 弧を描き GET DOWN 舞い降りた GET DOWN 十字路の孤独な黒い鳥 くたばるなよおれも同じなんだ どんなことが これから起こるんだろ? どんな意味が あれば気がすむんだろ? どんなことが これから起こるんだろ? どんな意味が あれば気がすむんだろ? |
魚藍坂横断カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 矢部浩志 | カーネーション | 変化球をとらえて右へ 現実は想像を越える めくるめく試合展開 途中経過はあてにならない おいらは今日も ふざけてばかりで ほんとはちょっと 上手に話せない 或る晴れた午後の 魚藍坂横断 写真はもはやブレている ながめはゆるやか 高架線と太陽 なんとかなるさうまくゆくはず のこぎりの演奏みたく 無気味なウラ声になる 考えちゃやり直す おいらはいつも煮え切らないね だれもが今日も 地獄の手前で 許しあうんだ どうかしてるよね 或る晴れた午後の 魚藍坂横断 彼女はもはやスネている ながめはゆるやか タンジェリンとハイウェイ なんとかなるさうまくゆくはず 或る晴れた午後の 魚藍坂横断 写真はもはやブレている ながめはゆるやか 高架線と太陽 なんとかなるさうまくゆく 或る晴れた午後の 魚藍坂横断 彼女はもはやスネている ながめはゆるやか タンジェリンとハイウェイ なんとかなるさうまくゆくから |
オフィーリアカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | これをきみにどう言えばいいの 目覚めてくれ今すぐ 長い時を同じだけ過ごし その分だけふたりは離れた そうだよオフィーリア あの空一面の光を受けて 約束しただろう? そうだよオフィーリア 嵐が踊る夜明けにも 見事な微笑みをみせてよ 旅が終わるまでおれの気持ち 変わらないと信じて 折れたページの間に挟まる 日付のない空白見つめて そうだよオフィーリア その運命のままきみはまぶしい すべてが美しい そうだよオフィーリア 爪たてる傷のあたたかさ さみしさ 考えられぬほど そうだよオフィーリア まるで逃げるように時は流れた 風に舞えばよかった そうだよオフィーリア 嵐が踊る夜明けにも 見事な微笑みをみせてよ そうだよオフィーリア その運命のままきみはまぶしい すべてが美しい そうだよオフィーリア 爪たてる傷のあたたかさ さみしさ 考えられぬほど オフィーリア |
PARADISE EXPRESSカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 恐るべし黒豹 空き部屋のベランダにて ねじれる身体は まるでヨガの究極のポーズ 進化をとげるロータリー なだらかな円を描いて 太陽封じ込めてる 果てしない階段 息を止めてゆく Hey! 思い通りに景色変えてみせようか Oh! Yeah 空の角度は Oh! Yeah 少し傾いた Oh! Yeah おれの基準は切なさ そんな気持ちを覗いたゆらめくピンホール Oh! Yeah 「ぬりたて」の文字 Oh! Yeah 白い塗料が Oh! Yeah 乾く瞬間 過ぎ去ったひとすじの風をおれは追いかけてんだ 気ままなウェンズディ 砂時計見つめる その誤差の統計は カメラを抱えた 子供のように頼りない いじらしいほどに おかしくて泣きだしそうだ 旅の予定のパンフレット ポケット裏返せ 砂が流れだすよ Hey! 考え込む前におれを見て笑って Oh! Yeah これがパラダイス Oh! Yeah 砂丘の果ての Oh! Yeah おれの基準は切なさ そんな気持ちを覗いたゆらめくピンホール Oh! Yeah 「Uターン禁止」 Oh! Yeah ぶらさがるUFO Oh! Yeah ランチのメニュー 過ぎ去ったひとすじの風をおれは追いかけてんだ 気ままなウェンズディ いつでもすっからかんに空は晴れわたり いつでもすっからかんに空は晴れわたり いつでもすっからかんに空は晴れわたり 水平線も(Look Out!) おいらの心をズタズタにしたのさ Oh! Yeah 空の角度は Oh! Yeah 少し傾いた Oh! Yeah おれの基準は切なさ そんな気持ちを覗いたゆらめくピンホール Oh! Yeah 「ぬりたて」の文字 Oh! Yeah 白い塗料が Oh! Yeah 乾く瞬間 過ぎ去ったひとすじの風をおれは追いかけてんだ それは気ままなウェンズディ |
ジェイソン (Short Version)カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広・矢部浩志 | | 待ちわびたどんなことよりも 大切なものは目の前にあった 幸せのど真ん中にいるさ くだらねえことばかりが押し寄せたって ジェイソン ジェイソン 遠くの町まできみを連れ出して ジェイソン ジェイソン 小さな赤い灯り指にともす ジェイソン ジェイソン 遠くの町まできみを連れ出して ジェイソン ジェイソン 小さな赤い灯り指にともす 愛してるたとえ死んでもずっと 愛してるおれだけはずっときみを ジェイソン ジェイソン 遠くの町まできみを連れ出して ジェイソン ジェイソン 小さな赤い灯り指にともす ジェイソン ジェイソン 遠くの町まできみを連れ出して ジェイソン ジェイソン 小さな赤い灯り指にともす 風が足元で渦を巻いて 時は一粒の OH! 雨音となって ころがる種の中も海となって 裸のままで そうさ ひとつになって ひとつになって |
さみだれカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 目を閉じたら眠るよ だって指先は凍るよ どうも見知らぬ駅なのだが 今日も降りてしまった さみだれは音もなくあの日から続いてる 向こう岸から吹きつけてくる 黒い乱れ髪は天空に舞う柳 電線は夕闇に「ひゅう」と鳴く 括弧閉じたような場所 ずっとここにいたようだ 妙な頭をひねっては 今日も佇んでしまった ぼくの名前をあなたは知っていますか こんなぼくの名前をあなたは知っていますか 目を閉じたら眠るよ だって指先は凍るよ どうも見知らぬ駅だった 今日もわけがわからなかった 海の流木につかまり 揺れているさざなみが 全部幻に見せかけて 今日もわけがわからなかった 胸に押し寄せる高波は 空でまだらになって散った 小さな竜巻が起こって 無数の花びらが舞っていた そしてぼくは抱えきれないほどの 貝殻の記憶に身をゆだねる このままでいいんだと そう信じて そう信じて 信じて そう信じて |
I LOVE YOUカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 「また悪い癖が出たね」と友だちに言われそうだが 本気で恋なんてしない男だと言われてたが なんかちょっとおかしいのさ この胸の震えは何? また恋をたくらんでる? 感じやすい恋の波動は たくさんの雨を降らし 胸をつらぬけば激しくもないが ちょっと悲しい 夢でさわったきみの感触に溶けそうだ 申し訳ないが肩を貸して かるい目眩がする I Love You 電車が5分刻みでやって来る 売店で新聞を買って何気なく顔を隠そうか この微笑は100年はつづく ちょっと変だよ今日もぼく舞い上がる Let's Go! やっぱ眠たいだけなのか? やたらに朝が眩しい 申し訳ないがぼくを抱いて 少し寒気がする I Love You 1年遅れで届くこの気持ち きみには時代遅れで迷惑なことでしかないの? この切なさは100年はつづく だって変だろ今日もぼく舞い上がる I Love You I Love You I Love You |
アダムスキー (Album Mix)カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 壁穴から猫 その神秘にこだわると駄目 勇気というよりきっと怠惰 捨て猫は守ってあげなきゃ 考える時間が長すぎた つまらぬ比喩を探していたんだ 偏食気味の長い髪の とても痩せた女の子 チョコレートの海へ 打ち上げた花火 その珍味は癖になるから ピーナッツ噛み砕くように 愛しておくれよ BABY! 井戸の中を覗き込んだら ふたりの世界はたいしたもんだ 長万部過ぎた夜行列車 とても眠い女の子 裸足のままでおいで 夜空に浮かぶ光のすべてをうけとめてほしい 衛星と花火とアダムスキー型 UFO そしてバーベキュー OH 笑いながら泣いたりしてもいいよね? 考える時間が長すぎた つまらぬ比喩を探していたんだ 偏食気味の長い髪の とても痩せた女の子 チョコレートの海へ 夜空に消えた夢のすべてを思い出しておくれ ピンボールとギターとスカルプチャーそして草野球 夜空に浮かぶ光のすべてをうけとめてほしい 衛星と花火とアダムスキー型 UFO そしてバーベキュー OH 笑いながら泣いたりしてもいいよね? BABY! |
いつかここで会いましょうカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 大抵のことは笑ってやりすごした いつだってはしゃいで悪ふざけしたもんさ いつからかぼくらはあきらめることを知った おかしなことなのに気付いて黙って 風を切る雲が走ってゆく土手できみを思う 悪い夢もう二度と見ないでおくれ 悲しみけとばして La La La なんとか晴れるかな La La La いつかここで会いましょう 夕方のチャイムが幽霊のように捩れた たんぽぽを踏まないで 純真を笑わないで 日常のどこかの非日常に生きてる 支流に沿ってゆこう 胸が疼く夏 時はただ痛みを鎮めてくれるけど忘れちゃだめだ 円描く鳥の群れ指差してほら 歩いてゆけそうかい? La La La なんとか晴れるかな La La La いつかここで会いましょう Day By Day Day By Day Day By Day 高圧鉄塔の向こうへ 風を切る雲が走ってゆく土手できみを思う 悪い夢もう二度と見ないでおくれ 悲しみけとばして La La La なんとか晴れるかな La La La いつかここで会いましょう |
E.B.I.カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 穴が空いた靴を穿き変えなきゃ もう少しちゃんと食べなきゃ メロウ・イエローなライスカレーの世界 皿をすべるグラタンとポークソテー 海老フライ 海老フライ 一年中同じシャツ着てた もう少しいい服が欲しいんだ トゥルー・ブルーな気分 食べりゃ忘れる 皿に盛ったキャベツとエスカロップ 海老フライ 生ハムとアスパラ たいしたことやってないな ちゃんとしなきゃ ちゃんとしなきゃ もっとおべんちゃらを言おう ちゃんとしなきゃ ちゃんとしなきゃ なんでもやるさ でももう手遅れだ でももう苦汁なんて舐めたくないな メロウ・イエローなライスカレーの世界 ハロー・イッツ・ミーな気分 出前とりましょ 皿をすべるグラタンとポークソテー 海老フライ トゥルー・ブルーなキャベツとエスカロップ 海老フライ 海老フライ |
Peanut Butter & Jellyカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | 直枝政広 | 甘く噛んで 背中のどこか 世界一眠いんだ今日も まどろみの淵に 積み上げたストーリー 無為に選ぶだけ 何もないなら 何も起こらない 森に落ちる光 まだらに蠢めいている 水辺へ降りてゆくぼくたちを惑わすのだろ 伝えたいこともあるよ 時は無駄に急ぐからね 木イチゴを手のひらでそっと転がしてごらん 地図の上の虫は無言で 南目指し消えてしまった 床の上の栞 壜の中のイエスタデイ パンの耳を残そう 何もないなら 何も起こらない とれたての蜜の味 きっと忘れたりはしない 大抵の常識はぼくたちをからかうだけだろ その一匙の痛み 気が遠くなりそうな恋 ありえない妄想を 敷き詰めた草むらの向こう きみの話をもっと聞かせて ぼくだけに 森に落ちる光 まだらに蠢めいている 水辺へ降りてゆくぼくたちを惑わすのだろ 伝えたいこともあるよ 時は無駄に急ぐからね 木イチゴを手のひらでそっと転がしてごらん その一匙の痛み 気が遠くなりそうな恋 ありえない妄想を 敷き詰めた草むらの向こう |
Little Jettyカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | 直枝政広 | 寝起きじゃ話にもならない 火山のように堂々とあるべきだ 野菜と時間のスライス透かして 昨日と今日の境い目の柵飛び越えて 旅は続いてゆくんだ 心の中の引き込み線に乗って 鳥かごは抱えて守るよきっと 桟橋の前できみを見つけたら 手を振ろう 搾りきった果実の涙 一息に飲んでいいわけがないよね 部屋中に散った惑星はポップコーン きみが宇宙さ 取り戻せない日もあるけど それだって粋じゃないか 犬のように眠ったままのボストンバッグ 草むらへと続く道は何処にある 運河の上を雲が流れて 光った 心の中の引き込み線に乗って 鳥かごは抱えて守るよきっと 桟橋の前できみを見つけたら 手を振ろう |
Future Songカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 静かな午後の何気ない退屈 かけがえのない奇蹟に変えた 炭酸の無数の泡の音や 他愛のない笑いにくすぐられて 願いなんてこれといってなかった 意味のない意味をかきあつめていたんだ うまくいかない毎日だったけど 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を お腹が空いてもかまわずに 胸騒ぐ瞬間を探してた 波打つ時間とカーテンに揺れ 白く熟れきらぬ果実をかじって 欲望なんて色で塗りつぶした 柵の向こう操車場では枕木が腐った 意思が伝わらない意味を探してばかり 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を 物語の中にぼくたち暮らしてた 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を 未来を絵に描けたらよかったのに きみをずっとみつめていたかった |
サンセット・モンスターズカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 風を呼ぼうぜ 口笛吹いて 合図は目でいいさ 息を感じあって この一瞬を失わぬように 水に融いた絵具のような世界じゃなく この地図にない獣道を行く時が来た 空の果てしなさや 時の不確かさより 信じられる何かを自分のために探そう Sunset Monsters Sunset Monsters 心の中にいるはずさ きっと 帽子をぐっと深くかぶって サインを睨んではシャツで汗ぬぐった この一瞬を無駄にはしないさ 音のない屋上で息をひそめて 甦るバネに想いをぶつけたピッチング・マシーン 金網の向こうの 火を吹く竜の刻印 迷いの数だけ自分に打ち返すべきだ Sunset Monsters Sunset Monsters 心の中にいるはずさ いつも 試合はまだ 終わらせないよ この目覚めたバットに雷鳴を ざわめく鼓動に 永遠の舌打ちを ちっぽけな打席に 星を降らしてみせよう 空の果てしなさや 時の不確かさより 信じられる何かを自分のために探そう Sunset Monsters Sunset Monsters 心の中にいるはずさ きっと |