映画“セカネコ”がついに公開!エンドロールで流れる歌声にも注目!

 ついに、5月14日から注目の映画“セカネコ”こと『世界から猫が消えたなら』の公開がスタート!佐藤健と宮崎あおいが初共演。川村元気の小説を実写映画化した作品で、監督:永井聡、脚本:岡田惠和、音楽:小林武史と、豪華制作陣が集結していることでも注目を浴びております。すでにテレビでも予告CMがたくさん流れていますが、映画の映像と共に聴こえてくる<歌声>がなんとも心に残りませんか…? 一瞬で切なさと儚さと美しさを魅せてくれるこの歌声の持ち主は、新人女性シンガーの“HARUHI”です。

あなたがここから 消えてしまったとしてもね
気配や涙が それを教えている
ありがとう あなたに ちゃんと言えてはないんだよ
さよなら やっぱり 言えないままなんだ

夢を見ていたのかな 空にかかる虹
色の階段を下りて 雲が流れるまで
そして 夕焼けと 悲しみを 越えてきた
「ひずみ」/HARUHI

 HARUHIの「ひずみ」は、セカネコのエンドロールで流れる主題歌です。作詞作曲を手がけたのは小林武史。監督・永井聡は、デモ音源を1小節聴いた瞬間に、主題歌をこの曲に決めたんだとか…!<ただ生きてないで 死んでないで 今を渡っていって>…澄み切った歌声に乗った言葉が、映画に込められた“生きること”に対するメッセージを強く優しく届けていきます。
 
 そんな「ひずみ」は5月11日に“HARUHI”のデビューシングルとしてリリース!今作にはタイトル曲の他、HARUHIが作詞作曲を手がけた全英詞の楽曲「The Lion is Calling Me」「Empty Motion」、そしてHARUHIと小林武史の共作「あたたかい光」の全4曲を収録。今日のうたコラムでは、その収録曲から「あたたかい光」の歌詞をご紹介致します♪

“出来ることと 出来ないこと
うまくいくこと いかないこと
関係ない自分が 嫌いになる
だけど こころは動いてた
あなたがいたこと それだけで
どうして今日の光は 温かい

チューリップは 増えていくよ
色が広がる場所
そして誰かに 手渡しを
するのかな

ありがとう
どこからか 溢れてくるんだよ
明日からの 生きる意味も
昨日までは 開いてなかったのに”
「あたたかい光」/HARUHI

 大切なあなたへの<ありがとう>や<生きる意味>が綴られた春の陽だまりのようにあたたかな言葉、ひとつひとつ胸に沁みてきます。歌詞をじっくり読んでみると「ひずみ」とひと繋がりの楽曲にも感じますね…!ちなみに歌詞に登場するキーワード“チューリップ”が持つ花言葉は<思いやり>。互いに思いやりを持ちながら日々を歩んできたふたりの、永遠に途切れない絆もこの歌詞の中で描かれているような気がします。

 さて、映画『世界から猫が消えたなら』が公開され、ますます“HARUHI”というシンガーへの注目度も上がっていくこと間違いなし!今後の彼女の活動から目が離せません。
 
◆デビューシングル『ひずみ』
2016年5月11日発売
初回生産限定盤(CD+DVD) AICL-3104/5 ¥1,500(税込)
通常盤(CD) AICL-3106 ¥1,200(税込)

<収録曲>
1. ひずみ
2. あたたかい光
3. Empty Motion
4. The Lion is Calling Me