死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた。新曲「ふりだし」に注目!

 去年今年とバラエティー番組にも出演し、“文学的で生々しい歌詞”で注目を浴びている女性シンガーソングライター・黒木渚が4月6日にニューシングル「ふざけんな世界、ふざけろよ」をリリース!こちらは、オリコンウィークリーチャート初登場17位で、彼女史上最高位だったそうな…!黒木渚は自身のTwitterで「みなさん本当にありがとうございます。買って下さった1枚1枚に感謝しています。みんなが積み上げてくださった結果が、私を新しい場所へと導いてくれます。本当にありがとう。変わらず全力で作り続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。」と感謝のツイート。
 
 さて、このニューシングルには、快活なピアノに乗せてダメダメなこの世のすべてに<チクショーチクショーふざけんな>と“ユーモアの弾丸”を撃ち込むスカッと表題曲「ふざけんな世界、ふざけろよ」の他「おとこ・おんな・おとこ」「カイワレ」「ふりだし」の全4曲が収録されております。『今日のうた』ではその中から「ふりだし」をピックアップ!恋愛、夢、人生…みなさんは“もう一度、ふりだしからやりなおしたい”と思うことって、ありますか…?
 
“死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた
呪縛の様に溜まっていたハブラシもバイバイ

堕落してゆく君のこと見てるのが嫌だ
クズみたいに移り気で弱点だらけだバイバイ

昆虫の様に慎ましく積み上げた6年間とお別れ
新しく積み上げてゆく”
「ふりだし」/黒木渚

 以前、月9“いつ恋”で『恋人には2種類あるんだよ。好きで付き合ってる人たちと、別れ方がわかんなくて付き合ってる人たち』というセリフがありました。この歌の主人公はいつの間にか後者の恋愛に陥ってしまっていたのかもしれません。しかし“呪縛の様に溜まっていたハブラシ”や“堕落してゆく君”から解き放たれて、ふりだしに戻った彼女…。一緒にいた6年という月日は決して短いものではありませんが、サビでは開き直って前を向き、このように歌い上げます。

“ひずんでる ひずんでる 乱れに乱れて狂気の沙汰
次に誰かと出会ったら所かまわず求め合って
ウザいほどさらけ出して スキだらけダメな女になる
あの子が欲しい あの子じゃ分からん
次があるのかも 全っ然分からん”

“ゆがんでる ゆがんでる 汚れに汚れて狂気の沙汰
次に誰かと出会ったら右も左も見失って
ダサいほど取り乱して 好きなだけ恋に溺れてやる
あの子が欲しい あの子じゃ分からん
何回やっても全っ然変わらん”

 “昆虫の様に慎ましく積み上げた6年間”とは、スキがないように、恋に溺れすぎないように、すべてをさらけ出してしまわぬように、気をつけて気を遣って彼のそばにいた時間だったのかもしれません。でも、もうそんな窮屈な恋愛とはバイバイ!そして、「ふりだし」は“ふりだし”でも、彼女はただのゼロに戻るわけではなく、新しい誰かと<新章>へと進んでゆくのではないでしょうか。失恋から立ち直れないというあなたも、この曲を聴いて、“死にたての愛”を思いっきりごみ箱に捨てる潔さをもてますように…!

◆New Single「ふざけんな世界、ふざけろよ」
2016年4月6日発売
初回限定盤A LACD-0067 ¥2,300(税抜)
初回限定盤B LACD-0068 ¥2,300(税抜)
通常盤 LACD-0069 ¥1,200(税抜)

<収録曲>
1.ふざけんな世界、ふざけろよ
2.おとこ・おんな・おとこ
3.カイワレ
4.ふりだし