空っぽだ
何もない
叶わない【いつか】が
溢れるあの場所は
あぁやっぱり
苦しい寂しい
でもとりあえずなんか
また私は向かってる
渋谷(ここ)には本当は何にもないこと
皆気づいているはずなのに...
「シブヤノウタ」/ミオヤマザキ
“ミオヤマザキ”は、このドラマの主題歌として新曲「シブヤノウタ」を書き下ろしました。「女子の心の代弁者」として人気のあるミオヤマザキが思ったままの“渋谷”を書き下ろし、それがそのままテーマソングとして起用。渋谷の若者の生々しい“虚無感”を描き出した歌詞の世界観でこのドラマに華を添えます。気鋭の若手女優・俳優による新感覚ドラマと、2016年最注目バンドによる渋谷を舞台にした「リアルなコラボレーション」に注目です!
余談ですが、“東京”がタイトルに含まれる楽曲を検索すると900件以上がヒット。さらに“渋谷”を含むものは36件がヒットします。もっとも有名な渋谷ソングといえば、やっぱり<今日は今日は渋谷で5時〜♪>のサビが印象的な鈴木雅之&菊池桃子「渋谷で5時」でしょうか! 90年代に発表されたこの曲は、キラキラしてる街でのデート前のワクワク感を描いたナンバーですが、比較的最近リリースされた渋谷ソングの歌詞を読んでみると…。
“なんでもあるけどなんにもないな
この街じゃなくて私が?
歩けど歩けど在るけど
なんにもないよな気になるの”
「ShibuyaK」/DAOKO
“寂しい顔をしてれば 彼氏なんてすぐ出来る
楽しいフリをしてれば 友達だって出来る
でも欲しいものはそんなんじゃない
みんな薄っぺらくてくだらない
私がここにいる理由も 知らないくせに”
「shibuya cynic」/山崎あおい
“久しぶりに歩いた 真夜中 渋谷
ギラギラしてる男女とネオンが眩しいわ
なにがしたくてこの街きたの?
昔聞いていた青春ロックを
口ずさんだら泣けてきちゃうわ”
「シティーガール」/コレサワ
なんだかどの曲も、ちょっぴり寂しくて、悲しくて、虚しくて、まるで自分が空っぽになってしまったような気持ちが揺れていますよね…。日本で最もたくさんの“夢”が集まる場所、叶う場所、そして最もたくさんの“希望”が消えてゆく場所でもある東京の代名詞、渋谷。きっと今この瞬間もさまざまな物語の主人公たちがスクランブル交差点を行き交いしているんですよね…。さて、話は戻りますが、そんな<渋谷>を描いたドラマ『SHIBUYA零丁目』の登場人物たちは、この街をどのように生き抜いていくのでしょうか…。公開をお楽しみに!