「Candle Night Live」が今年も開催!“キャンドルナイト”過ごしてみませんか…?

 みなさんは、“キャンドルナイト”という言葉をご存知ですか?これは2001年にカナダで行われた自主停電運動がヒントになっているスローライフ運動。一年で最も昼が長くなるとされる夏至の日と、一年で最も昼が短くなるとされる冬至の日の夜8時から10時の2時間、みんなでいっせいに電気を消して、キャンドルを灯して過ごそうという世界的な取り組みです。暖かなロウソクの灯かりを囲み、大切な人とおしゃべりをしたり、音楽を楽しんだり、食事をしたり…。忙しない毎日の中、たまには穏やかでゆったりした夜があっても素敵ですよね…!

 そんな“キャンドルナイト”への想いを込めたライブを行っているのが、女性シンガー・MISIAです。シルバーウィークの9月21日(月)、22日(火)、河口湖ステラシアターにて今年で4回目となる「Misia Candle Night Live」が開催されました。この「Misia Candle Night Live」シリーズは、2012年にスタート。愛と平和への祈りを込めた色とりどりのキャンドルは、ステージ一面を無数に彩るのみならず、入場時、観客に1人1つずつ配られるため、会場全体に幻想的な炎が揺らめきます…。今回、「Misia Candle Night Live」のオープニングで会場を一体とさせたのは、7月にリリースされた配信シングル「あなたにスマイル:)」。

あなたに Smile 心に Smile 
届けよう Smile Smile Smile
あなたに Smile いつでも Smile 
届けよう Smile Smile Smile
世界は今 希望を歌う 
あなたに Smile Smile Smile
「あなたにスマイル:)」

 キャンドルを手に客席が笑顔で埋め尽くされた光景は、“平和と幸せを願う”というライヴのコンセプトそのもの。その他、アコースティックバージョンで披露された「白い季節」、全国ツアー「MISIA 星空のライヴ? MOON JOURNEY」で初披露され、ファンの間では発売を今か今かと待ち望まれていた幻の新曲「花」、現在公開中の映画「S-最後の警官-RECOVERY OF OUR FUTURE」の主題歌「流れ星」など、会場をMISIAの力強い歌声とキャンドルの灯で暖かく包み込むような楽曲を続々と披露しました。

 中でもファンを驚かせたのは、11月25日に発売が決定した新曲「オルフェンズの涙」の初披露!この曲は、10/4より放送がスタートするアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のエンディングテーマに決定しており、壮大で重厚なストリングスと ブルージーなメロディーが絡み合った楽曲に、MISIAの詩世界と「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の物語がシンクロした、MISIA新境地のバラード。楽曲名も未だ明かされていなかった楽曲のパフォーマンスと、MISIAの圧倒的なパワフルな歌声に、観客は息をのむほどに圧巻され、総立ちで拍手を送りました。

 本編の最後を飾ったのは、「Candle Of Life」という楽曲。2014年夏に開催された「Misia Candle Night」ライヴの中で作り上げた楽曲で、2012年から毎年続けてきたキャンドルナイトライヴへの想いが詰まった1曲です。観客は、それぞれの大切なものに想いを馳せながら、MISIAの歌声を祈るように聴き入りました。

喜び 悲しみ 心が叫んでいる
本当の光を 今こそ 灯せ

守っていきたい あなたと生きていく
この時代を 果てない夢を
祈り続ける 灯し続けていく
キャンドルライト 未来を照らせ 愛の炎
「Misia Candle Night」

 そしてライブはいよいよ終盤。アンコールのラスト1曲「明日へ」を歌い終えた後、この「Misia Candle Night Live」で最も大切な瞬間を迎えます。吹き消す時に願いが叶うと言われているキャンドルの灯…。 MISIAの掛け声と共に、一人ひとり願いを込めたキャンドルの灯を一斉にそっと吹き消し、このスペシャルな夜の幕を閉じました。MISIAの卓越したヴォーカルパフォーマンスがヒトの五感を刺激し、本当の幸せを見つめ直すことができる最高の一夜だったのではないでしょうか…。是非、一度足を運んでみてください!