“さよなら”だけど“またね”って言いたいんです。

 ロックバンド“Organic Call”(通称:オガコ )が、2022年2月3日にバンド結成5周年を迎えました。昨年11月には、3rd single「Hello,Good-bye」をリリースし、東名阪3会場で“Reunion Tour 2021”を開催。東京ファイナル公演となる渋谷 O-WEST はSOLDOUTし、大盛況で幕を閉じました。そして、2022年2月28日には渋谷 WWW にて結成5周年記念の2マンライブを開催予定。勢い衰えることなくそのスピードを加速しております。
 
 さて、今日のうたコラムでは“Organic Call”の平田真也による歌詞エッセイをお届け!今回が最終回です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「Good-bye」のお話。別れはときは、どうしても悲しくなってしまうけれど、きっとそれだけのものではない。これから別れなければならないひと、すでに別れてしまったひと、あなたにとってのそんな存在を思い浮かべながら、このエッセイと歌詞を受け取ってください。



こんにちは、Organic CallというバンドでVo&Gtをしているヒラタナオヤです。3週にわたりお届けした歌詞エッセイも今週で最後となります。第1週目は軽い自己紹介、第2週目は「Hello My Friend」の歌詞について書かせていただきました。第3弾となる今回は、11月にリリースした(最新リリース)「Good-bye」という曲について書きたいと思います。
 
別れを告げた人、あなたには居ますか? 僕には少なからず居ます。それが正解だったか、不正解だったか、今でもいまいち分からないのですが、きっと正しかったはずだと思って今は生きています。
 
“別れ”って悲しいイメージがありますが、僕はそこまで悲観的なイメージを持っていません。また会うべき人はどこかで巡り合うと思っています。離れたその一瞬はどうしても悲しくなってしまうのですが…。
 
お気に入りの歌詞はサビのラスト。
 
Good-bye My Sunshine
See you My Sunshine
僕らの待ち合わせの場所
また会おうよ
 
“さよなら”だけど“またね”って言いたいんです。また何処かで、そんな意味を込めてます。
 
これは、Organic Callのライブも根本の部分もそうなんですけど、音楽って僕らが辞めない限りは続くんですよね。ライブって一瞬の儚いものです。次いつ会えるかも約束されていない。でもやっぱり会うべき人にはまた巡り合える気がするんです。
 
だからよく、「またライブハウスで会おうぜ」って言っています。これは単に軽い言葉じゃなくて、俺はこのステージで闘い続けるのでいつでも待っているよってことです。そんなバンドで居たいのです。

<Organic Call・ヒラタナオヤ>



◆紹介曲「Good-bye
作詞:平田真也
作曲:平田真也

◆3rd Single「Hello,Good-bye」
2021年11月3日発売
 
<収録曲:>
M-1.Hello My Friend
M-2.Good-bye
M-3.Hello My Friend(Another ver.)
M-3.茜色、空に灯す(Live ver.)
※M-3は盤によって収録曲が変わります
 
・会場盤
M-1.Hello My Friend
M-2.Good-bye
M-3.茜色、空に灯す(Live ver.)
 
・タワレコ盤
M-1.Hello My Friend
M-2.Good-bye
M-3.Hello My Friend(Another ver.)

<配信サイト リンク>