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  • THE BEAT GARDEN
    あー、歌詞ってどうやって
    あー、歌詞ってどうやって

    THE BEAT GARDEN

    あー、歌詞ってどうやって

     2023年6月14日に“THE BEAT GARDEN”がフルアルバム『Bell』をリリース! 前作『余光』から約2年ぶりとなる4枚目のオリジナルアルバムとなる今作。大ヒットを記録したドラマ『六本木クラス』挿入歌「Start Over」をはじめ、初CD化となるデジタルシングル曲(「ROMANCE」「それなのにねぇなんで?」「初めて恋をするように」)に加え、新曲5曲を含む全9曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“THE BEAT GARDEN”のUによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 第1弾は「歌詞を書く」ことにまつわるお話。第2弾は「恋愛」についてのお話。そして最終回の今回は、歌詞に対する今の素直な気持ちを明かしてくださいました。ぜひアルバムと併せて、エッセイをお楽しみください。 本当は歌詞の何かをちゃんと記せたら良いと思うのですが、やっぱりどれだけ考えても自分の書き方や法則も正直なくて、ごめんなさい。読んでいて面白くも発見もないかもしれないですが、思うことを素直に書かせてください。   僕は何かの天才ではないし、子供の頃は得意分野に明け暮れて極めた同級生が、全体発表で見せる笑顔が羨ましいなーってただただ見てたし   今では負けそうになると、そうだよな人それぞれ好きなものは違って最上も最高もダサいもかっこいいも自分で決めていいよな。ってかそういうの、人に堂々と平気で言えるセンスこそヤバいんじゃね? などとすぐに開き直ったり閉じこもったりしています。   ただ何十曲か書かせてもらって、言葉も洋服みたいに合わせ方で届き方が変わったりして、思い切り狙い過ぎても良くないし“白Tにデニム”みたいに飾らないものこそ届く場合だってあるんだなーとか。   発酵食品みたいに、あの時もらった言葉が長い時を経て納豆みたいに糸を引いて後々大きな栄養になったりする。みたいな経験をさせてもらいました。   でも、こんなわかった風に語る自分とか超気持ちわるかったりするので、中学のときムカついたらはぁ? と言い返せたように、幼い時もっと泣き喚くことができたみたいに、歌詞もわがままに何も知らない感じで思い切り書き殴っていきたいのが今の本音!   マックグリドルみたいな甘いとしょっぱいが譲り合わず殴り合うから起きる爆発みたいな。ああいうのがやりたい!目指せマクド!   きっとこれからもTHE BEAT GARDENの歌詞を書かせてもらうと思うしそうでありたいけど   なんか嫌だなーってなったときも まじ全然わかんねー!ってときも   私たち本当にうまくやっていけるのかな、、 ってお別れするんじゃなくて、 道明寺みたいに(急に花男)「うまくやっていく気があるかどうかだろ。」と言い放って歌詞さんと歩んでいきたいと思っています。   前回、前々回とコラム三部作にて虫やおっぱいのお話をさせてもらいましたが、歌詞について話せてないかもです。すみません。でもすごく楽しかったです。   歌ネットさん インタビュー やコラムもいつもありがとうございます。とっても嬉しいです。   読んでくださったみんなありがとうございます! またどこかで再会させてね!     あー歌詞ってどうやって書くんだろ!笑     わかりたいし、わからないままでもいたいなー     <THE BEAT GARDEN/U> ◆4th FULL ALBUM『BELL』 2023年6月14日発売   <収録曲> 1.Start Over 2.心音 3.あかり 4.初めて恋をするように 5.夏の三角関係 6.High Again 7.それなのにねぇなんで? 8.ROMANCE 9.ラブレター

    2023/07/11

  • THE BEAT GARDEN
    やっぱりぜんぶ脱がせたいくらいかわいい。
    やっぱりぜんぶ脱がせたいくらいかわいい。

    THE BEAT GARDEN

    やっぱりぜんぶ脱がせたいくらいかわいい。

     2023年6月14日に“THE BEAT GARDEN”がフルアルバム『Bell』をリリース! 前作『余光』から約2年ぶりとなる4枚目のオリジナルアルバムとなる今作。大ヒットを記録したドラマ『六本木クラス』挿入歌「Start Over」をはじめ、初CD化となるデジタルシングル曲(「ROMANCE」「それなのにねぇなんで?」「初めて恋をするように」)に加え、新曲5曲を含む全9曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“THE BEAT GARDEN”のUによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 今回はその第2弾。綴っていただいたのは“恋愛”についてのお話です。THE BEAT GARDENの歌詞の原材料となるような、あんなお話やあんな言葉。じっくりとお楽しみください! はじめまして 幾度めまして THE BEAT GARDENというグループで 歌詞を書かせてもらっている Uといいます   歌ネットさんのエッセイ第二弾 (第一弾も乗せて頂いてるので良かったら読んでね) (コナンと一緒で第一弾知らなくてもわかる内容だよ)   今回は“恋愛編”   僕は男ですが 時に女性目線や他人目線になりながら   好き勝手書いていきたいと思い書いたところ   石田ゆり子さんに ダルおも~と言われそうな 過去1恥ずかしいヘビー級エッセイとなりました。     歌ネットさん 歌詞というものに興味を持っている方が 読まれているかと思うのですが   歌詞の“素晴らしさ”を伝えるのは きっと僕ではないと思うので   今回のエッセイは   歌詞の原材料を見るような感覚で   こんなものが 意外な味になるんだねー!と 楽しんでもらえたら嬉しいです。     詩集なのか日記なのかコラムなのか わからないけど このまま1分だけ下へ スクロールしてみてください。   ありがとう     -----------------------------------------   目次 ・独り言 ・恋多きヘアメイクさん ・恋多きヘアメイクさんじゃないやつ ・あとがきと謝罪   ---------------【独り言】-----------------   ネットの胡散臭い占いで   相性わるいと出て   腹が立ったら それは恋だ   -----------------------------------------   (恋人) かき氷ってさ ぜんぶ味一緒なんだよ   (ぼく) んなわけないでしょー   (恋人) じゃあ当て合いっこしよ 目閉じて!   (ぼく) はい!   (恋人) あーん。 どっちだ!     の夏の恋   正解まじでどうでもいいから   味わいたい。   -----------------------------------------   忘れ物したってLINEが届いて   家まで行くって言う君が   やっと見つけたヘアゴムを   「別に100均に売ってるんだけどね!」って   笑いかける 俺の部屋   今すぐ SUUMOに載せてほしい   -----------------------------------------   肩出したかわいい服は もちろんかわいいのだけれど   肩は僕以外には見せないよの 肩出し封印はもっとかわいいし   ううん、好きな服着ていいよって 言ったのに   僕がいないときも 肩出さないでいてくれるのは   ぜんぶ脱がせたいくらいかわいい   -----------------------------------------   きっと明日も明後日も 会えるのに 改札でくっついてるカップルを   かわいいなと思えるくらいには 大人になった   -----------------------------------------   過去の恋の懐かしさは 人を簡単に心地良くさせるから   惑わされずに   今隣にいてくれるひと 大事にしたい   -----------------------------------------   来週の土曜日どこ行こうとか 来年の今頃どこに住んでとか 当たり前に僕を入れて未来の話をしてくれる事 当たり前に思っちゃいけないし   やっぱり ぜんぶ脱がせたいくらいかわいい   -----------------------------------------   上手なところより   焦げた料理とか しわしわの洗濯物とか   不器用を褒めてくれる人 手放しちゃいけない   -----------------------------------------   前に僕が好きだって言った髪型 覚えてくれてたこと自体が 何よりもキューティクルだし   キューティクルってなんだ   -----------------------------------------   声もー、顔もー、 ふんふんんぁとーころー   って キッチンから   歌詞あやふやな鼻歌聞こえて 笑い合うその恋が   ドライフラワーになりませんように   -----------------------------------------     --------【恋多きヘアメイクさん】---------     別れ際に好きだとか言って泣く男ほど 次の女も泣かせるから やめとけ   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   夜の最中によく喋る男ほど 会議やここぞというとき何も言えねえから やめとけ   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   思い出して 涙が出るような恋を越えた人に 本当にいい男は現れるよ   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   「結婚結婚」言ってると 誰からもゾッコンになられないから焦るな   と 結婚してない 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   人のものを奪ってした恋は ちゃんと奪われるし   反省してやり直せたら ちゃんといつか報われる   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   1勝0敗と 8勝7敗は全然ちがう   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   すぐ酒に飲まれたり、すぐ男と寝てしまったり 自分で自分をセコムできない子は 色々入られやすいから やめとけ   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------   「寂しくなっちゃった」で 別れる恋もあるんだよ   と 恋多きヘアメイクさんが言ってた   -----------------------------------------     --【恋多きヘアメイクさんじゃないやつ】--     やたら胸がざわついたり 暑いのにもっと熱くなったり   恋は基本的に 体にわるいし   体にわるいものほど 美味しかったりする   -----------------------------------------   喧嘩もすれ違いも 二人だからできる   -----------------------------------------   愛とか恋とググれば   みんな愛し合ってて   焦るし 落ち着く   -----------------------------------------   ずっと一緒にいようも良いけど   明日何食べる?を   ずっと聞きたい   -----------------------------------------   どこまでが浮気とかの話 そもそも そのラインギリギリ狙う必要ある? って感じだし   何事も 自分目線じゃなくて 相手目線で 踏みとどまれたら良いのだと思う   -----------------------------------------   君といる平凡は 奇跡も特別も敵わない   -----------------------------------------   会えないから 余計に恋しいのか   毎日会える君なら もっと愛しいのか   でも今すぐ会えるなら ほかの何にだってさよならが言える気がする     みたいな恋 出会いたい   -----------------------------------------   「優しい人が好き」と言いながら   気遣って優しさのあまり アプローチできない 一途な奥手男子は   「恋人圏外」へと追いやられて   遊び人とわかりながら 扱いになれているプレイボーイの 大量配布の優しさ一つに   でも、きっと良い人だから。と   惚れていく この強い川の流れの中     ダサい僕を ちゃんと見つけてくれた人を 手放しちゃいけないし   相手がどんな人かなんて 見極められないから   見つけても 手放しで喜んでる場合じゃない。   -----------------------------------------   アイラブユーは   きっと   アイラブミーから始まる   -----------------------------------------   あのディズニーの歌は   「ありのまま」でいることよりも   「ありのまま」は「ありのまま」を 垂れ流すことではないよ~   と 教えてくれた 気がする   -----------------------------------------   採れたての泥付き大根の方が 美味しいはずなのに   ピカピカに何度も洗われた 無数の傷のついた野菜の方が 手に取られていくように   人間も「おいしそう」に見せる工夫   必要な 気がする   -----------------------------------------   寂しい夜がないなんて寂しい   -----------------------------------------   幸せにするって言ったら   「ありがと、でも私は私が幸せにする」   みたいなの   かっこいいし   ずっと幸せそう。   -----------------------------------------   恋人みたいを越えたくて   今の君も知らない君も   すぐに触れたくて 大事にしたくて   -----------------------------------------   君の胸の中の 僕の様子が知りたい   どんな ぼくで存在してるか心配。   あと 君の胸 シンプルに見たい   -----------------------------------------   どんな嫌な仕事でも 君が駆け寄る玄関へ帰れるなら かまわない   眠れない日々でも 君が横で目覚める朝なら 笑って起きられる   どんな過去も 君といられる今へ向かっていたなら 許せる気がした   -----------------------------------------   恋とか好きとかの言葉だけじゃ かたづけられない大切を 君がくれた。       ~あとがきと謝罪~     ここまで読んでくださりありがとうございます。 もう少しで終わります。 頑張ってください。   ここに書いてあるものは 僕の中に残っていた 歌詞になれなかった文字や   誰かと話した言葉や 実際にTHE BEAT GARDENの歌になった 歌詞達です。     何か自分ぽいなとか 男っぽいなとか 女々しいなとか   思えるものがあったら教えてほしいです。   いつの日か   この中の言葉達が 歌詞を書くとき メロディに呼ばれて   歌になるかもしれません。     その時は改めて報告させてください。     ------     エッセイを書いていると どうも恥ずかしいですし   “音を楽しむ”なんていうふうには 歌詞を書けていない不器用めな僕でも   やっぱり 音楽でないと言えないものや掬えない想いが あるんだなーと 少しだけ救われました。     エッセイ ありがとう。     ------     恋ってなんでしょう   わからないくせに 好き放題書いてしまって申し訳ないです。     考えても わからないですが   考えても わからないから   「好き!」「幸せ!」の一行や   漫画なら一コマで   完結してしまいそうな気持ちを   何度も何度も 歌にするのかなとも思います。     ------   「やっぱりぜんぶ脱がせたいくらいかわいい」   最後まで読了 本当にありがとうございます   時間をくれてありがとう。   とても嬉しいです。   また次回のエッセイで   そして歌詞やライブで   お会いしましょう!     THE BEAT GARDEN の Uでした! ◆4th FULL ALBUM『BELL』 2023年6月14日発売   <収録曲> 1.Start Over 2.心音 3.あかり 4.初めて恋をするように 5.夏の三角関係 6.High Again 7.それなのにねぇなんで? 8.ROMANCE 9.ラブレター

    2023/06/13

  • THE BEAT GARDEN
    言葉が降ってくるなどという才能が僕にはない。残念!
    言葉が降ってくるなどという才能が僕にはない。残念!

    THE BEAT GARDEN

    言葉が降ってくるなどという才能が僕にはない。残念!

     2023年6月14日に“THE BEAT GARDEN”がフルアルバム『Bell』をリリース! 前作『余光』から約2年ぶりとなる4枚目のオリジナルアルバムとなる今作。大ヒットを記録したドラマ『六本木クラス』挿入歌「Start Over」をはじめ、初CD化となるデジタルシングル曲(「ROMANCE」「それなのにねぇなんで?」「初めて恋をするように」)に加え、新曲5曲を含む全9曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“THE BEAT GARDEN”のUによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、「歌詞を書く」ことにまつわるお話。言葉が降ってくることなんてない。でも、だからこそいっそう大切で愛おしい歌詞への想いを明かしてくださいました。 まずはじめに 何かの縁でここへ来てくれて ありがとうございます   いいね一つにしても 正直減るものではないけれど、   目に入るもの全てに押すかと言ったら 僕も全然そうじゃないから。   きっと URLをクリックしたり   こんな風に“文章を読む”なんていうのは 時間だったり色んなものを割いて   僕に渡してくれてるのだと思うので 心から嬉しいです。     為になることはないかもしれませんが!   良かったらなんとか根性で 読み切ってもらえたらとてもとても幸いです。   ―――   「言葉が降ってくる などという才能が僕にはない。残念!」     寝ている間に一曲出来てて。とか   ぼーっと待っていたら突然目の前に現れて   聞いたこともない言い回しが浮かんで。   なんてことも残念ながら経験がない。     そんな僕がモタモタしてる間に   時代を掴んだミュージシャンの新曲達が   颯爽と口笛を吹いて 僕の横を通り過ぎていく。     一方、 追い抜かれて置いていかれても   冬に雑巾を絞るみたいに ぎゅっと痛いけど何とか 一言こぼれ落ちる   みたいな自分がいやになる。     彼らの 出演番組とか観たくないし 歌詞とか読みたくないけど ちゃんとめっちゃ気になるし     本当は 耳にタコができるほど 曲聴いてほしいし   タコがダメならイカになって スルメイカみたいに噛めば噛むほど 良い!Uくんすごい!ってなりたい。     でもやっぱり カリスマみたいに書けなくて   それでも 自分だから見つけられた言葉は やっぱり可愛くて。     そんな手間ひまかけて育てた愛着は 長持ちして ずっとかわいい。   だからいいんだ。 時代の最先端に立てなくても 君の大好きの最先端に立っていられるなら かまわないぜ           ダサいー。   ―――   アルバムがでます 6月14日です   何の日か調べてみたら 手羽先記念日でした 手羽先には特に思い入れは無いです (美味しいよね!)     『Bell』というアルバムです。     約半年間、毎日カフェへ行き   一つのカフェに行きすぎると   あの人 一体毎日何をボーッとしてるの?と   視線が徐々に痛くなるので   いい具合に店舗を散らしながら   歌詞を書いていました。     歌詞を書くのは   青春時代みたいだなって言おうと思ったけど   “青春時代”ってなんぞ? まいいか     あのー、初恋とかそのあたりの感じ。   あの子との話し方 自然な手の繋ぎ方   これ送って大丈夫かな?の夕方 毎日おはよって送れる!の嬉しい朝   でも返って来なくて愕然とする夜。     なんで急に冷めた?の冬   もう二度と恋なんてしない!の夏   のあの感じを頭の中で繰り返す。       眠れなくなって 寝不足で 鼻の下にニキビができて   そんな時に限って 君は話しかけてくる。     あの日々に 歌詞を書く感覚は似てるかもしれない。     でもね? あれは、 二人でやるから。いいのよ。       若かりし青い春を 一人で夜中まで毎日続けるおじさんは ハゲちゃうよ?   おれ   ね?   ――   メロディを聞いて そこに出会える言葉を うーっと考えてると おでこの真ん中が重たい。     僕の気持ちに僕が質問をして、 僕が解答するわけだから   全部ベストアンサーだし 誰かにとっては全部間違ってる。     他の天才達はこんな感じで書くのだろうと   月を見上げにベランダへ出たら 寒くて秒で部屋に戻る。     よし。 チャリ漕いで書こう。と思ったら   下り坂の途中で 小さい虫の大群に襲われる。   2時間後に その黒い虫が目の端っこからカムバック。     “星の数ほどある人と虫の中で 眼球に飛び込んだ君から目が離せないよ”     みたいな歌詞を歌える曲などない。   ってか二度と会いたくない。     話は逸れましたが、 きっと   春と夏の分かれ目みたいに 薄味と濃い味の境目みたいに   ぜったいこうだ! なんてものもないし   人それぞれ 違う目盛りがあるのが音楽だし歌詞だと思う。     正解を決めるものでも 探すものでもない。     どんなに切なくて苦しい曲だって   わたしに比べたら あなたの悲しみなんて 決して悲しみじゃないんだと 言われてしまえば   その歌詞では もうその人に関われないわけだし   思ってもいないところで 思ってた以上にブッ刺さってくれたりする。   だから。   誰かの目や耳に あの虫のように 奇跡的に飛び込めて   放り出されずに 大事にしてもらえるなんて   それは泣けるほど 嬉しいこと。     です。     虫より。   ―――     歌ネットさん。 コラムを依頼して下さってほんとにありがとうございます。   言葉が降ってくる などという才能がない僕でも   曲を書いたり ライブで歌ったりすることで   時々、誰かの人生に寄り添える瞬間があって   このコラムもそう。   あ、俺も書けるかも!とか 私この人よりいける。。とか 何かの一歩になってくれたりしたら すっごく嬉しい   さらに THE BEAT GARDENにも 興味を持ってくれたりなんてした時には 飛び上がります。     つらつらと自由に書かせてもらいましたが     次回の6月のコラムでは 「恋」をテーマに 多分、書かせていただきます。   長かったよね。 文。   ごめんね。   読んでくれてありがとうございます。   また 歌ネットさんで、ライブで、会いましょう   THE BEAT GARDENのUでした!   <THE BEAT GARDEN・U> ◆4th FULL ALBUM『BELL』 2023年6月14日発売   <収録曲> 1.Start Over 2.心音 3.あかり 4.初めて恋をするように 5.夏の三角関係 6.High Again 7.それなのにねぇなんで? 8.ROMANCE 9.ラブレター  

    2023/05/04

  • THE BEAT GARDEN
    ぼくの音楽は音楽以外で出来ている。
    ぼくの音楽は音楽以外で出来ている。

    THE BEAT GARDEN

    ぼくの音楽は音楽以外で出来ている。

     2021年8月4日に“THE BEAT GARDEN”がニューアルバム『余光』をリリース!DJのSATORUが脱退することもあり、今作が現体制最後の作品です。前作以降にリリースされたシングルと、書き下ろしの新曲「好きな人がいる人を好きになった」、「Everglow」を追加した計11曲が収録。デビュー以来掲げてきた"EDR=エレクトリック・ダンス・ロック"に縛られることなく音楽性の幅を果敢に広げた、会心のアルバムに仕上がっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BEAT GARDEN”のUによる歌詞エッセイをお届け!音楽は音楽以外で出来ている。その“音楽以外”の大切な記憶や感情を、2012年の“あの頃”までさかのぼって、綴ってくださいました。そして2021年の今、彼が想うこととは。是非、今作の歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ~ 音楽は 音楽以外で出来ている。 誰かが言ってた。 リズムと言葉 メロディーと和音。 鳴っているのが これらだとしても 辛いとき 幸せなとき 描き方も 聴こえ方も 同じはずがないから だから その言葉をずっと信じている。 THE BEAT GARDEN アルバム『余光』リリース。 ――2012―― 東京、大阪、名古屋を中心に ベタ踏みでも80kmしか出ない ボロボロの軽バンに乗って 路上ライブで行脚していた。 事務所が決まっても 動員も曲もほとんど 生み出していないから バイトをして 夜中に出発して 目的地に着くと いい感じの道に停めて車内泊。 リクライニングできる広さはない。 背中はみんな90度。 冬は寒くて夏は暑い。 花粉で嫌いだった 春と秋が少し好きになった。 当時スタッフをしてくれていた 地元の後輩さとるは 20歳を越えても高校に通っていて 家がなく車に住んでいた。 それでも会うときは スタバを差し入れてくれたり 洋服も高そうなブランド物を身に付けていて そのお金があったら部屋借りたら?と 総ツッコミを入れても 断固として駐車場に住み続ける 不思議なやつだった。 ちなみに車は ホンダの“LIFE”に乗っていて 「おれLIFEでLIFE送ってるっス!」と ニカっと笑う彼が 冬を越せるのか心配になった。 その後。 迷いなく人生を生き続けた彼は 春を迎え DJ SATORUになった。 ―――― 一方、僕は迷っていた。 音楽の枝分かれは どんどん加速している。 ロックだけでも パンク、ヘヴィ、ハードコア、サイケ、グランジ、シューゲイザー、グラム、ガレージ、オルタナティブ 好みを分かりやすくする為のものが 余計に分かりづらくさせてる感さえある。 それに加え やりたい音楽と やり続けられる音楽はちがう とか 楽器、ダンス、コーラス 全部出来るけど中途半端だ とか 考えすぎて余計に 行き先が不透明になっていく中で 先輩のツアーの手伝いをして 移動中に車の中で曲をつくって 夜はクラブでライブをして ただただ 流れに流されながら 「握手会」を 始めることになった。 ――握手会―― 初めてそれを見たのは 派遣のアルバイトで設営に行った時。 幕張メッセで椅子を並べながら 「大変そうだなー」と あんなに縁遠いと思っていた 世界線。 そこにいま 立っている。 とある対バンの日 ずっとうしろのほうで 携帯をいじっている二人組。 そうね。 何言っても伝わんないよね。 イライラして 歌い終わって 真っ暗なステージ袖の壁を殴って ヘコんで 手の甲も腫れて もうそのままひとりで帰りたかった。 そんな日でも どんなに 今日のライブはダメだって日でも 自分と話してみたいと 思ってくれているひとがいるかもしれない。 だからすぐに気持ちを立て直して 握手会にいかないといけない。 トイレで水をバァーと出して 冷やした。 少し遅れて物販に行くと いつもの あの人が はじめましての あの子が 嬉しそうに 並んでくれてた。 ―――― 眠れなくなるくらい 食べることを忘れてしまうくらい 声が出なくなるくらい 伝えたい 歌いたい 何かが確かに宿ったのは この「握手会」だった。 手の甲が腫れたあの日からずっと 大事な時間。 目標をもって動いているひと 目的を探しているひと 何もないと言いながら 何もないとは真逆の 忙しい毎日を過ごしているひと。 何かと戦っている人たちばかりだ。 ぼくはみんなと 一緒にいい風に年をとって 一緒にあがっていきたいと思ってる。 ゆっくりだけど ずっとよくなってきた。 年をとるのが嫌ではないのは みんなのおかげ。 味方がいるっていいな。 味方でいたい。 間違えていてもいい。 この道を進むんだ。 話す度に そう思える。 だからもう 迷っていない。なう。 ――2021年―― 12ヶ所24公演 自身最大規模の全国ツアー。 こんな時期だというのに チケットがSOLDOUTしてくれた。 ずっとドキドキしてた。 会社の人たちも喜んでくれた。 ほんとにありがとう。 チケットを取れなかった 今回会えなかったあなたにも また必ず会いに行かせてね。 ごめんね。 元気でいてほしい。 やっと歌える。 Beemer(最高に人間らしい粋な仲間達) 事務所やシグマのみなさん ライブハウスのみなさんも 消毒 検温 ソーシャルディスタンス 会場の確保 移動の手配 SNSのメッセージ 手にあざができるほどの拍手 今まで以上に一緒にライブを 作ってくれているに他ならない。 覚悟を持って来てくれたひと 覚悟を持って行かないことを選んだひと みんなと みんなが また会えるように。 今日を繋いでいきたい。 そんなふうに考えていると ベッドに入っても眠れなくなって 3時間も経ってしまった。 瞼は重いのに 脳は軽やかに動き回って どういうことなのあれ。 同じ体なのに 主人は眠たいと申しているのに なんで 眠ってくれないの。 なにか 魔法が使えるようになるなら いつでもすぐに寝られる 魔法がほしい。 その時は 女の子の抱き枕も セットで出しちゃう。 (もっと眠れない) (いやん) さらに 喘息が出た。 こうなるとやばい。 寿命が5年縮まってもいいから ライブのとき お願いだから 声が出て欲しい 大袈裟ではなく そう思った ――グループ―― 4人のグループLINEに 「寝れない」と送った。 深夜2時。 既読2人。 日付変わって 今日になっても明日のイメトレを続けるREI (もはや本番) カップラーメンを食べてるSATORU (まじで浮腫め) 爆睡するMASATO (当日は寝坊。なんでやねん。) 喘息の漢方を飲んで LINEをしてたら眠ってた。 当日は 無事に声も出て良かった。 グループでよかった。 ――余光―― このアルバムも リリース当日にオリコン3位をいただいて ビートガーデンも 少しずつ ランクイン出来るようになった。 素直に うれしい。 いい曲だね。 いい歌詞だね。 褒めてもらえるのは 描いた本人だけかもしれない。 もちろん 聴いてくれるひとに こちらの事情全てを思い浮かべて 踏まえて聴いてほしい なんて 思わない。 ただ、 マイクを持たない スポットライトにも当たらない 誰かがいて 生まれる言葉があって ぼくは あなたと出会えて変わって 音楽をして 生きている。 これから先 いちねん先 じゅうねん先 どんなじぶんに どんなあなたに どんな音楽に 出会えるんだろ。 ―――― 陽が沈んでも 消えない光を「余光」と呼ぶ。 悲しいことがあっても 強い逆風に 晒されて 消えそうになっても。 何度でも もう一度 もう一度って 昇っていくんだ。 辛いとき 幸せなとき あなたの“LIFE”でも この「余光」が流れてくれたら 幸せです。 ぼくの音楽は 音楽以外で出来ている。 THE BEAT GARDEN / U 最後まで読んでくれたみなさん Beemerのみんな 歌ネットさん いつもありがとうございます。 これからもビートガーデンを 何卒よろしくお願い致します。 ========== ◆ニューアルバム『余光』 2021年8月4日発売 <収録曲> 01マリッジソング 02 Snow White Girl 03 遠距離恋愛 04 Morning Glory 05 夏の終わり 友達の終わり 06 好きな人がいる人を好きになった 07 光 08 ぬくもり 09 Everglow 10 スタートボタン 11 エピソード

    2021/08/11

  • THE BEAT GARDEN
    “ラブソング”なだけじゃないラブソングになってくれたら。
    “ラブソング”なだけじゃないラブソングになってくれたら。

    THE BEAT GARDEN

    “ラブソング”なだけじゃないラブソングになってくれたら。

     2021年4月26日に“THE BEAT GARDEN”が今年初となる新曲「遠距離恋愛」を配信リリースしました。同曲は、2012年に結成して以来、初めて“女性目線”で紡いだバラード楽曲に仕上がっており、作詞はU、作曲はMASATOが手掛けたナンバー。儚くもぬくもりを感じる、感涙の仕上がりとなっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BEAT GARDEN”のUによる歌詞エッセイをお届け!今回はその【後編】です。綴っていただいたのは、新曲「 遠距離恋愛 」のお話です。前編では、この楽曲の元になった“お出汁”なるものを明かしてくださいましたが、今回はそれを“解く”内容となっております。最後まで是非、歌詞と併せてお楽しみください…! 歌詞エッセイ【後編】:「 遠距離恋愛 」 ~後編 遠距離恋愛のお出汁を解きます~ 「遠距離恋愛」という曲は 前編で記載していただいた 「遠距離恋愛のお出汁」を元に 歌詞を書いていきましたが 初めて女性目線のみの フレーズや文章から 遠距離ソングを書き終わったあとに なんだか違和感というか うーん。 自分はどんな気持ちで歌えばいいのだろう みたいなことになってしまって。 想像の 「わたし」や「あなた」の中に 現実の 「ぼく」と「きみ」をちゃんと入れて もう一度歌詞を書き直していて、 例えば これは一番サビのふた回し目ですが ①書き直す前 おやすみって切り出すのはいつも 決まって私が先なのは あなたが少しでも“寂しいな”って 眠ってほしいなんて ずるいな ②書き直した後 あなたの今の毎日が 思うように進まなくなってしまえば もう少しわたしを思い出すかな なんて願ったら ひどいよね” うん。書き直した後の方が 歌詞の通り “ひどい”です。 でも、大切な人の毎日の “楽しい”や“嬉しい”の中に 自分がいなくなると 不安になるのが本音で 「わたし」の目線を借りて 今の自分の気持ちを 正直に言えた気がしました。 ここからは僕の私情なので 曲を聞く時には忘れて欲しいのですが やっぱり 寂しいことがあった日は 悲しいことがあった時には 自分の作った音楽で 自分の歌うライブで 音楽以外でも握手や会話で 楽しいことがあった 嬉しいことがあったに 変わって欲しい それが 他の人やミュージシャンだったら いやだなと悔しいなと 思う。 だから SNSやDMでも 楽しそうだと嬉しんだけど それだけじゃなくて 遠距離と検索すれば 「別れる」と出るみたいに いつか会えなくなってしまうかもしれないと 思ったりしています。 もう女々しいので。 この曲の話に戻りますが、 同じ街にいても 会いたい人には会えないし 今は 日本全体 世界全体が 距離以上の距離を感じながら 毎日を生きていて だから この「遠距離恋愛」という曲も 僕にとって 誰かにとって “ラブソング”なだけじゃない ラブソングになってくれたら。 そんな風に この曲を信じています。 会いたいが 会いたかったに 変わる前に 「わたし」と「あなた」が 「ぼく」と「きみ」が 一日でも早く会えますように。 THE BEAT GARDEN 『遠距離恋愛』 <THE BEAT GARDEN・U> ◆紹介曲「 遠距離恋愛 」 作詞:U 作曲:MASATO

    2021/05/01

  • THE BEAT GARDEN
    遠距離恋愛と検索したら、「別れる」と出た。
    遠距離恋愛と検索したら、「別れる」と出た。

    THE BEAT GARDEN

    遠距離恋愛と検索したら、「別れる」と出た。

     2021年4月26日に“THE BEAT GARDEN”が今年初となる新曲「遠距離恋愛」を配信リリースしました。同曲は、2012年に結成して以来、初めて“女性目線”で紡いだバラード楽曲に仕上がっており、作詞はU、作曲はMASATOが手掛けたナンバー。儚くもぬくもりを感じる、感涙の仕上がりとなっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BEAT GARDEN”のUによる歌詞エッセイをお届け!今回はその【前編】です。綴っていただいたのは、新曲「 遠距離恋愛 」のお話です。この楽曲の元になった“お出汁”とはどんなものだったのでしょうか。曲の背景がより細部まで見えてくるエッセイを是非、歌詞と併せてお楽しみください…! 歌詞エッセイ【前編】:「 遠距離恋愛 」 はじめまして。 THE BEAT GARDENのUです。 「遠距離恋愛」という曲を 4月26日にリリースしました。 歌ネットさん。 コラムを書かせていただき ありがとうございます。 嬉しいです。 ビートガーデンはお出汁に例えて 自分達の音楽の濃度的なものを話すのですが 今回は 前編では 実際に「遠距離恋愛」の元になった お出汁(メモ帳にあった文章)を 記載させていただきます。 後編では そのお出汁を解いていきたいと思います。 お時間のある時によかったら 読んで見てください。 ~前編 遠距離恋愛のお出汁~ 生まれ育ったこの街を 飽きて燃え尽きて それでも 唯一好きでいられる理由が いなくなった。 二人は遠距離恋愛になった。 ――― あなたが都会の人混みの 一部になって 会いたい時に会えなくなって しばらく経った。 わたしは 逆上がりも七の段も キスも覚えたこの街で 一人でいる。 満員になる姿をあまり見ない 働き初めて2年経つこのカフェも “映え”のおかげで 遠くから人が来るようになった 素直に。嬉しかった。 でも少しだけ あなたがいなくなって ねじれた自分が生まれたのも事実で あなたを奪った「都会」にありそうな サラダやデザートを出して 逆に「田舎ですよ」と自己紹介をしてるみたいで恥ずかしい。なんて、 思うようになってしまった。 だいすきなお店だったのに。 ――― あなたは 駆け引きをしないタイプだった。 すぐ既読をつける人だった。 初めは「おっ」ってなったけど 別に嫌いじゃない むしろ素直で なんだかよかった。 付き合って 勢いで一緒に住んだ割には 相性が良かったし マヨネーズとケチャップを 逆立ちさせるあなたを 愛おしく思った。 バラエティーや YouTubeを見ながら時間が過ぎて 朝早い日に限って 夜に触れ合ったりして すぐ喧嘩もして すぐ仲直りもできた。 そんな思い出ばかりの この部屋に一人でいると 寂しさと悲しさが見分けられなくなって どっちにもあなたがいて 苦しい。 ――― 風に当たりたくて外へ出た まだ夜は冷える。 22時。 今日も既読はつかない。 仕方ない。 遠距離恋愛と検索したら 「別れる」と出た。 この自転車を この胸を どれだけ軋ませても あなたの街へは 辿りつけない気がした。 『遠距離恋愛』 <THE BEAT GARDEN・U> ◆紹介曲「 遠距離恋愛 」 作詞:U 作曲:MASATO

    2021/04/30

  • THE BEAT GARDEN
    夢に一歩近づいた日。君が一歩遠のいた日。
    夢に一歩近づいた日。君が一歩遠のいた日。

    THE BEAT GARDEN

    夢に一歩近づいた日。君が一歩遠のいた日。

     2020年9月28日(月)に“THE BEAT GARDEN”が配信限定楽曲「 夏の終わり 友達の終わり 」をリリースしました。今作は、メンバーのMASATOが作曲を、Uが作詞を担当した、「花火」以来となるサマーナンバー。友達のはずの<君>への恋心が綴られた切ない1曲となっております。歌詞先行公開時、歌ネットの『注目度ランキング』では首位も記録…!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“THE BEAT GARDEN”のUさんによる歌詞エッセイをお届けいたします!綴っていただいたのは、新曲「 夏の終わり 友達の終わり 」にまつわるエピソード。みなさんは、ずっと友達だったはずのひとに恋をしたことはありませんか? その恋が実った方も、実らなかった方も、その恋の真っただ中の方も、ぜひ想いを重ねながらこのエッセイを、歌詞を、受け取ってください。 ~歌詞エッセイ「 夏の終わり 友達の終わり 」~ 「夏の終わり 友達の終わり」という曲は 友達への恋心が生まれる瞬間を切り取った曲です。 今回のエッセイは自分の中で正直あまり思い出したくなかった、もはや無かったことにしていたあの頃の思い出や想いを覚えている限り、そのままに綴りました。 是非お時間のある時に読んでいただけたら幸いです。 -------------------- 「へー!夢なんだね。」 夢、と言葉にされると突然 恥ずかしくなる。 夢じゃない、目標だ。 芸能人になって、有名になって 君を見返して、迎えにいく。 今に見てろ。 中学2年、夏。 このバンド初めてのライブ。 新所沢の 島村楽器のスタジオ。 チケット30枚は思ったよりもすぐにハケた。 ライブ後、 楽器屋のおじさんも 「このまま頑張ればプロになれる」と言ってくれた。 すぐに本気にした。 ライブ中、 君は僕の親友のMとずっと話してた。 君も僕の親友だから、 傷つくのもおかしい。 腹が立つのもおかしい。 帰り道、チャリ。 君は迷わずMの後ろに飛び乗る。 「武道館ライブは呼んでね!」 Mの腰に手を回して嬉しそうな、 君が言った。 夢に一歩近づいた日。 君が一歩遠のいた日。 -------------------- ミッキーとミニーのストラップを交換するのが流行った。流行んなよ。 男の子がミニーを 女の子がミッキーをつける。 僕はだれのミッキーにもなれず宙ぶらりんのまま、君の学生鞄を見て少し安心する。 僕は背が低い。 背の順は前から二番目で ギリギリ前に習える。 君は背が高くて ちょうど自分の目線は 君の胸辺りに来る これをラッキーだと思える余裕もない。 掃除の時間 体育祭の予行練習 下駄箱や廊下 家の鏡 ベッドの上 階段。天井。 どこにでも君がいる。 頭がおかしくなる前に もうおかしいけど これ以上進行する前に 電話をかけた。 今日も 何も聞き出せなかった。 やっぱり 君の恋事情は聞けない。 恋をしていても していなくても 落ち込んでしまうから。 -あとがき- あの数日後に Mが君とは違う子のミニーを ぶら下げるようになったのを覚えています。 それでも 僕は君のミッキーにはなれませんでした。笑 バンドもギターの転校や 受験で1年足らずで解散したし、 今君が何をしているのかも知らない。 迎えにいきたいなんて 当然もう思っておりません。 ただ、 島村楽器のライブのあの日に、 この歌があったら もう少しだけ 良かったのかな なんて 思ったりします。 「夏の終わり 友達の終わり」 また一つ思い出を歌にできました。 歌ネットさん このコラムに出会ってくれた皆さん Beemerのみんな 最後まで読んでくださり ありがとうございました。 ライブで歌詞で また再会できることを願っています。 <THE BEAT GARDEN・U> ◆紹介曲「 夏の終わり 友達の終わり 」 作詞:U 作曲:U・MASATO

    2020/10/06

  • THE BEAT GARDEN
    いい動機なのかはわからないけど。ずっとこの動機だったら、いいな。
    いい動機なのかはわからないけど。ずっとこの動機だったら、いいな。

    THE BEAT GARDEN

    いい動機なのかはわからないけど。ずっとこの動機だったら、いいな。

     2020年6月29日に“THE BEAT GARDEN”が、初となる配信限定楽曲「 光 」をリリースしました。新年度を迎え、新しい環境に身を置いた人々が、次々と目の前に立ちはだかる矛盾や葛藤に悩まされながらも、それでも“前を向いて頑張っていこう”という、そっと聴く人の背中を押してくれるミッドバラードです。注目度ランキングの最高位1位も記録!  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放ったTHE BEAT GARDENのUによる歌詞エッセイを【前編】と【後編】2日連続でお届けいたします…!綴っていただいたのは、新曲「光」にまつわる、あの頃の想いと、今の想い。あの頃、過ごした日々と、今、生きている日々のお話です。歌詞と併せて是非 【前編】 に続く【後編】をご堪能ください…! ~歌詞エッセイ【後編】~ 現在。2020年。 メンバーに出会い、事務所に入り メジャーデビューもした。 あれから10年が経った。 タイムイズマネーは嘘だと思う。 お金で時間が買えるなら大ヒット商品だ。 歌を職業にしたくて 歌を練習して 歌を作るようになって 上手くいっただなんて 思えたことは殆どないけど なんとなく楽しい。 ずっと。 時々、苦しい。 歌詞を描いて、一日家に籠っても 何も浮かばない日なんてザラで、 朝早く起きて、一日中働いて、帰ってくる人達に 頭が上がらなくなる。 辞めたくなっても、 いいライブをしたい いい曲を作りたい以上に やりたいことも見つからない。 ライブで たくさんの人に会えた後、 一気にひとりになる寂しさを 塗りつぶす為にたくさん描いている。 愛おしい尊い時間に、 はやく会えるように。 忘れないように。 心優しくなれる瞳と景色。 目が合えば一瞬で報われる みんなに会いたくて 僕は歌詞を描く。 いい動機なのかはわからないけど。 ずっとこの動機だったら、いいな。 いつか 東京ドームに帰れた その時も。 このコラムに出会って下さった皆さん、 最後まで読んで下さりありがとうございます。 今の世の中に光が射した時、 どこかでお会いできることを楽しみにしています! <U> ◆紹介曲「 光 」 作詞:U 作曲:MASATO

    2020/06/30

  • THE BEAT GARDEN
    届かなすぎて、何も感じない、東京ドームを眺めながら。
    届かなすぎて、何も感じない、東京ドームを眺めながら。

    THE BEAT GARDEN

    届かなすぎて、何も感じない、東京ドームを眺めながら。

     2020年6月29日に“THE BEAT GARDEN”が、初となる配信限定楽曲「 光 」をリリースしました。新年度を迎え、新しい環境に身を置いた人々が、次々と目の前に立ちはだかる矛盾や葛藤に悩まされながらも、それでも“前を向いて頑張っていこう”という、そっと聴く人の背中を押してくれるミッドバラードです。注目度ランキングの最高位1位も記録!  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放ったTHE BEAT GARDENのUによる歌詞エッセイを【前編】と【後編】2日連続でお届けいたします…!綴っていただいたのは、新曲「光」にまつわる、あの頃の想いと、今の想い。あの頃、過ごした日々と、今、生きている日々のお話です。歌詞と併せて是非、まずは【前編】をご堪能ください…! ~歌詞エッセイ【前編】~ 初めてのコラムです。 「光」という曲が生まれる源流となった あの頃の想いと、今の想いを綴りました。 西所沢の駅前のコンビニ、夜勤をはじめて2年半が経った。今日も嫌いなバイトの先輩を狙ってミサイルを補充するようにジュースを並べていく。 バックヤード、本を雑に置いていく客に舌打ちをして廃棄のお弁当を食べる。 予定ではとっくにどこかの事務所に入って、ソロかグループかわからないけどデビューをして、最寄り駅で昔の同級生にサインでもねだられているはずだった。 現実はコンビニの夜勤だけでは、生活費も奨学金も払い切れず、最悪な日は寝ずにそのまま引っ越しのバイトに向かう。 体は辛いが、引っ越し屋の人達は大好きだ。優しくて、だらしなくて、パチンコとお酒が好きで、お金もないのに昼飯を奢ってくれたりする。 このバイトも もうすぐ始めて10年が経つ。 誇らしいのか、情けないのか。 ネットで見つけた新人発掘のオーディションを受けた。飯田橋の小さくて、少し床がベタついたスタジオだった。 聞いているのか、聞いていないのかわからない偉そうなおじさんに「上手いけどオリジナルの曲を作った方がいい」と言われた。 そんなもんわかってる。 帰り道に少し遠回りをして帰った。 届かなすぎて、何も感じない 東京ドームを眺めながら。 <U> ~【後編】へ続く~ ◆紹介曲「 光 」 作詞:U 作曲:MASATO

    2020/06/29

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