春待草

加藤登紀子

春待草

作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
発売日:2000/04/12
この曲の表示回数:5,499回

春待草
北の街 夢走る 雪の中
降りつもる 思い出 あふれて
春を待つこずえの 鳥のようにふるえて
抱きしめた ほのかな夢の色

こごえた 両手を 燃える火に
かざして 明日を 描いた
淋しさも夢も 燃える火のように
移り行く つかの間のかがやき

通り過ぎる歳月を 忘れたくないから
あなたとの思い出の すべてを書きとめた
この街で暮らした 二度とない季節
それはいつか花開く 春待草

北の街 海風に ゆれる船
遠い日の 憧れに 帆をかけて
春が来ていつか 飛び立つ鳥のように
抱きしめた はるかな夢の色

風吹く港町の かたすみに咲いている
燃えるような赤い花を あなたは知ってますか
めぐりくる季節を 待ちながら愛した
それはきっと胸おどる 春待草

めぐりくる季節を 待ちながら愛した
それはきっと胸おどる 春待草

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