平舘哀歌

上杉香緒里

平舘哀歌

作詞:松井由利夫
作曲:水森英夫
編曲:蔦将包
発売日:2005/01/26
この曲の表示回数:34,191回

平舘哀歌
汽笛ばかりで 沖行く船の
影も見えない 平舘(たいらだて)
いさりび海峡 男は懲(こ)りた
懲りて覚えた 酒なのに
隣りに誰かが いてくれりゃ
そんな弱音が ついほろり

潮(しお)のつぶてに 霙(みぞれ)がはしる
窓をきしませ 風が哭(な)く
おもかげ海峡 昨日も今日も
冬のさきぶれ 荒れ模様
故郷に残した 妹が
やけに恋しい こんな夜(よ)は

男らしさも ひと皮むけば
しょせん気儘(きまま)な 海つばめ
おんなの海峡 こぼれ陽させば
はるか蝦夷地(えぞち)の あの空に
小さな幸福(しあわせ) 抱けそうな
ちがう明日が 見えてくる

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