陽だまりの女

落ちた涙の 水たまり
ひょいと飛び越え 笑ってる
つらい素振りも 見せないで
はしゃぐ笑顔の いじらしさ
心の雪も 溶けてゆく
お前は俺の 陽だまりの女(ひと)

死ぬも生きるも 二人連れ
何があっても 離さない
花を横目に 回り道
苦労したねと 肩を抱き
二人で結ぶ この絆
お前は俺の 陽だまりの女(ひと)

秋の木枯らし 凍みる夜(よ)は
やけに熱燗 恋しいね
差しつ差されつ 飲むお酒
夢を肴に 夜更けまで
幸せ胸に じんとくる
お前は俺の 陽だまりの女(ひと)
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