菅原克己作詞の歌詞一覧リスト  4曲中 1-4曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ブラザー軒高田漣高田漣菅原克己高田渡東一番丁、ブラザー軒。 硝子簾がキラキラ波うち、 あたりいちめん 氷を噛む音。  死んだおやじが入って来る。 死んだ妹をつれて 氷水喰べに、 ぼくのわきへ。  色あせたメリンスの着物。 おできいっぱいつけた妹。 ミルクセーキの音に、 びっくりしながら。  細い脛だして 細い脛だして 椅子にずり上がる 椅子にずり上がる  外は濃藍色のたなばたの夜。 肥ったおやじは小さい妹をながめ、 満足気に氷を噛み、 ひげを拭く。  妹は匙ですくう 白い氷のかけら。 ぼくも噛む 白い氷のかけら。  ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 おやじはひげを拭く。 妹は氷をこぼす。  簾はキラキラ、 風鈴の音、 あたりいちめん 氷を噛む音。  死者ふたり、つれだって帰る、 ぼくの前を。 小さい妹がさきに立ち、 おやじはゆったりと。  ふたりには声がない。 ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 ぼくが見えない。  東一番丁、ブラザー軒。 たなばたの夜。 キラキラ波うつ 硝子簾の、向うの闇に。
野バラ高田漣高田漣菅原克己高田漣いつの間にか 垣根のところに 野バラの花が咲いた。 風がふくと 青い繁みのなかで なにやらチラチラささやきあっている。  これといって特別のこともなく、 ただ咲くことだけで 六月の記憶を残してゆく野バラ。  裏の畑に、平八つあぁんの 麦わら帽子が一つ動いて、 あとは、梅雨の合間の まぶしい夏の光だ。
ブラザー軒ハンバート ハンバートハンバート ハンバート菅原克己高田渡東一番丁、 ブラザー軒。 硝子簾がキラキラ波うち、 あたりいちめん氷を噛む音。  死んだおやじが入って来る。 死んだ妹をつれて 氷水喰べに、 ぼくのわきへ。  色あせたメリンスの着物。 おできいっぱいつけた妹。 ミルクセーキの音に、 びっくりしながら  細い脛だして 椅子にずり上がる。  外は濃藍色のたなばたの夜。 肥ったおやじは 小さい妹をながめ、 満足気に氷を噛み、 ひげを拭く。  妹は匙ですくう 白い氷のかけら。 ぼくも噛む。 白い氷のかけら。  ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 おやじはひげを拭く。 妹は氷をこぼす。  簾はキラキラ、 風鈴の音、 あたりいちめん氷を噛む音。  死者ふたり つれだって帰る、 ぼくの前を。 小さい妹がさきに立ち、 おやじはゆったりと。  東一番丁、 ブラザー軒。 たなばたの夜 キラキラ波うつ 硝子簾の向うの闇に。
ブラザー軒高田渡高田渡菅原克己高田渡東一番丁、ブラザー軒。 硝子簾がキラキラ波うち、 あたりいちめん 氷を噛む音。  死んだおやじが入って来る。 死んだ妹をつれて 氷水喰べに、 ぼくのわきへ。  色あせたメリンスの着物。 おできいっぱいつけた妹。 ミルクセーキの音に、 びっくりしながら。  細い脛だして 細い脛だして 椅子にずり上がる 椅子にずり上がる  外は濃藍色のたなばたの夜。 肥ったおやじは小さい妹をながめ、 満足気に氷を噛み、 ひげを拭く。  妹は匙ですくう 白い氷のかけら。 ぼくも噛む 白い氷のかけら。  ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 おやじはひげを拭く。 妹は氷をこぼす。  簾はキラキラ、 風鈴の音、 あたりいちめん 氷を噛む音。  死者ふたり、つれだって帰る、 ぼくの前を。 小さい妹がさきに立ち、 おやじはゆったりと。  ふたりには声がない。 ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 ぼくが見えない。  東一番丁、ブラザー軒。 たなばたの夜。 キラキラ波うつ 硝子簾の、向うの闇に。
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