桜井青作詞の歌詞一覧リスト  49曲中 1-49曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
切腹 -life is beautiful-cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青To my life To my will To my love To my death  あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし  To my life To my will To my love To my death  これでよし 百万年の仮寝かな  To my life To my will To my love To my death  Life lalala life lalala Lie lie lie lie Early end night Life lalala life lalala Lie lie lie lie Life is beautiful  To my life To my will To my love To my death  Life is what you make it! Have a good life!  Life lalala life lalala Lie lie lie lie Early end night Life lalala life lalala Lie lie lie lie Life is beautiful  散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐  Life lalala life lalala Lie lie lie lie Early end night  Life lalala life lalala Lie lie lie lie Life is beautiful  Life is beautiful
狂う鐫る芥cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青蛇蝎になる 住み慣れた咎 晴れやかに蠢いた感情 わかろうとしないで? 蛮行も善行なんです  名前も無い肉 仕入れちゃう みんなみんな お腹ペコペコだ わかろうとしないで? そういうものなんです ごめんなさい  さあさあはじまる 遠足気分 愛愛愛です こりゃひとでなし  最高なんです 健康なんです ゲバりゲバって後ろ指  生涯なんです 仕様がないんです 手足もぎって虫の息  でもでも 考えてんです でもでもでも どうでもいいんです  ユルシテ… 爛れた地図に指で書いた 泣いて笑って誰かの真似事 わかろうとしないで? 蛮行も善行なんです  まるで奇跡みたいな不幸に 道を聞かれたんだ 手遅れだった  「だるまさんがころんだまま おきあがれません。」  さてさてさて、最低?  いやいや 最高なんです 健康なんです ゲバりゲバって後ろ指  生涯なんです 仕様がないんです 手足もぎって虫の息  大正解です 狂う鐫る芥ばかり  幼い僕は蟻を潰していた… 頬を染めてドキドキしながら…
紫陽花の午後cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青外は雨 紫陽花が咲いてる 暗い部屋 紫陽花をぼんやり  昔の話 楽しそうなあなた いつもわたし 紫陽花が咲いてた  外は雨 紫陽花が咲いてる 青、紫、それと赤 紫陽花をぼんやり  きれいな紫陽花が 濡れてきれいな紫陽花が 無口な紫陽花が 濡れてきれいな紫陽花が  雨上がりの空 西陽が差込み 庭先で笑うわたしの顔に 影を縫い付ける
銀河鉄道の夜cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青人影も見えない銀河ステーション 夜と僕だけの待合室 やけに優しい星の囁き 銀河鉄道は最終列車  見慣れた空 溢れ出す銀河 影絵散った僕の町 年老いた校舎で化石になった時間 君の声だ  サザンクロスステーション 紙飛行機 飛ばす 手懐けた苦しさ 汚れた手を洗うように 銀河は風葬に勤しむこの町を 青く照らしていた  そうだ 幾つもの死を喰みながら みんなみんな蠍の火になった これは廃線された未来駅 世界の終わりは緩やかだ  人影も見えない銀河ステーション 夜と僕だけの待合室 屋上に映した星を並べ 寝転んで星座を作ってみる ここから始まりここで終わろう 君が書いた切符を胸にして 銀河鉄道の夜に僕は星になる  そうだ 今宵、星めぐりを歌おう 不幸を肯定しよう それは本当の幸いへの旅 世界の終わりは緩やかだ  「僕は君のことが大好きでした。」 僕も君のことが大好きでした 泣きたい時は笑ってみせた 君に会うだけに生きた日々  人影も見えない銀河ステーション 夜と僕だけの待合室 壊れたフェンス 改札口だ 銀河鉄道がやって来た!  不器用な2人さ カムパネルラ 約束の時間だね ジョバンニ どこまでも行く どこまでも行ける 僕の罪をどうか焼き尽くして  僕は子供のまま大人になった 君は今でも変わらないんだろうか?  銀河鉄道の夜に僕は星になる  僕は星に─────。  「ケンタウル、露をふらせ!」
四畳半漂流記cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青埃かぶった夢に嘘を言い聞かせてる――――。  自分探しの旅に出よう! 勇者は宣言する 青い鳥を眺めて  ただ漂流してる毎日 今日も助けは来ない 勇者は偉大な足踏みで 希望の成れの果 “よかった探し”ばかりで  狭い部屋で焦がれてた 夢追人達へ  調子に乗ってお利口さんだって? 嗚呼、遭難してちゃ世話ない  暁に笑い飛ばす千里の荒野 いざ行けや!死に晒せ! 此処じゃない何処かで  広い部屋で背を向けた 夢老人達へ  あれじゃない! これじゃない! 冗談じゃない! 嗚呼、あの世まで坂道だね? 上等じゃない?  書を捨てて町に出て 蜘蛛の糸を掴んだ トンネルを抜けたら 徒花燃える金閣寺 四畳半漂流記 檸檬を懐に 不甲斐ないテロリスト 心を打ち鳴らせ! 花火を打ち鳴らせ! 五月になればきっと  暁に笑い飛ばす千里の荒野 いざ行けや!死に晒せ! 此処じゃない何処かで  空を飛び 大地を馳せ 海を越え宇宙へ! 俺たちに明日はない! 沙羅双樹の下で  暁に笑い飛ばす千里の荒野 いざ行けや!死に晒せ! 此処じゃない何処かで 沙羅双樹の下で  此処じゃない何処かで―――――。
光と影 -His Master's Voice-cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青・秦野猛行夢を見てた とても長い夢  逃げていく小さな背中 あれはいつの頃  放課後の校舎 かくれんぼ ぼくもなかまにいれて  何も知らなかった 良い気になってた ―――――そうだ みんなが僕で遊んでた  もういいかい?もういいかい? 廊下にこだまする もういいよ!もういいよ! 秋蝉がこたえる もういいよ!もういいよ! 誰もいない  また陽はのぼる ありふれた日々を繰り返す 別れも告げず 一つまた一つ 役目を終えた星たちの帰り道  夕暮れの路地裏 かくれんぼ 窓の外 はしゃいでる 翳りに染まる部屋 ぽつりと呟く もういいよ… 灯りをつけた  もういいかい?もういいかい? 上手くやりたかった もういいよ!もういいよ! みんなになりたかった もういいよ!もういいよ! ここにいるよ、僕は―――――。  また陽はのぼる ありふれた日々を繰り返す 遠く遠く 輝く四季の果て 変わらぬ願いを繰り返す  生きる そして死ぬ ありふれた日々を繰り返す 歓び 悲しみ そして道の終わり 立ち止まる 光と影  現在、過去、未来 今日、昨日、明日  名前を呼んで それだけでいい 祈りなんかいらない  もういいかい?まあだだよ! もういいかい?もういいよ! もういいよ!  みいつけた!
腐った檸檬cali≠garicali≠gari桜井青桜井青腐ったレモンは考えてみる  今日は死ぬにはいい日だ 難しい事あとにしてくれよ 今日は死ぬにはいい日だ それだけさ  どうでもいいよ今更 選べるほどまともに生きちゃいない 今日は死ぬにはいい日だ それだけさ  何も知らない 知りたくもない てめえの影に引きずられちまう 今日は死ぬにはいい日だ それだけさ  腐ったレモンは考えてみる がりりと噛みなよ 正常になるぜ?  腐ったレモンは考えてみる 出来損ないです 上手くやれるぜ?  昔ドラマで言ってた 方程式は正解でしたか?  今日は死ぬにはいい日だ 難しい事あとにしてくれよ 今日は死ぬにはいい日だ それだけさ  腐ったレモンは考えてみる がりりと噛みなよ 正常になるぜ?  腐ったレモンは考えてみる 出来損ないです 上手くやれるぜ?  好きで間違えてんだよ 誰のせいにもしちゃいない 並べた御託 垂れ流す んなこと頼んだかよ うんざりする程素敵な世界が落ちてくるのさ だけど開いたこの目はそいつを見据えていた  何も知らない 知りたくもない てめえの影に引きずられちまう ある事ない事ほざいていろよ そこのけそこのけ己等が通る 馬鹿!  腐ったレモンは考えてみる─────。
そして誰もいなくなったcali≠garicali≠gari桜井青桜井青人でなし達が蜘蛛の糸を垂らす 手を伸ばしてみりゃ不機嫌な嗤い声 信じた嘘はいつか花咲きますか? 綺麗で汚ない焼けた朝が落ちて来る  涙ながらに語り始めたご都合主義な物語 目が潰れそうなくらい眩しい偽善が拍手で濡れる  転んだまんまで起き上がらない 大丈夫?大丈夫? 口だけの親切が轢き逃げる  鏡よ鏡、鏡さん? この世で一番、可哀想なのは誰?  努力の末に手にしたのは素晴らしい不幸の数々 娯楽と言えば良く出来たそしりはしりを育てるばかり  泥んこ塗れで金遊び 大丈夫?大丈夫? 妬み嫉みが戯れつき通せんぼ  鏡よ鏡、鏡さん? この世で一番、可哀想なのは誰?  見慣れない優しさが影踏み遊び 怠けた笑顔で背中突き落とされる 変わり果てた明日を飼い殺すのかい? 綺麗で汚ない焼けた朝が落ちて来る  転んだまんまで起き上がらない 大丈夫?大丈夫? 口だけの親切が轢き逃げる  鏡よ鏡、鏡さん? この世で一番可哀想なのは誰?  『ふざけんじゃない!馬鹿言ってんじゃないよ! あんたはいつだってそう! 意気地も無い奇跡に縋ってばっかり! 孤独がお上手なら四の五の言わずに消えちまえ! もう結構!』  見慣れない優しさが影踏み遊び 怠けた笑顔で背中突き落とされる 変わり果てた明日を飼い殺すのかい? 綺麗で汚ない焼けた朝が、ほら  人でなし達が蜘蛛の糸を垂らす 手を伸ばしてみりゃ不機嫌な嗤い声 信じた嘘はいつか花咲きますか?  夕焼け小焼けで亡骸が燃える ひとりまたひとり亡骸が燃える 当てつけがましい世界だ  そして誰もいなくなった─────。
エロトピアcali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青「こんな事、何処で覚えた?」ってもっと、もっと言ってよ! ちょっとくらい背伸びして、ひどく輝きたいんだ―――。  拍手の中で踊りましょう。 衆人環視のレイトショウ。 優れたハレンチ、土足で学び、 宜しくどうぞ、始めましょう。  エロトピア。 僕達、ピンクの排泄物。 エ、ロ、ト、ピ、ア。  「何が欲しいか言ってみな?」ってもっと、もっと言ってよ! 硬い革張りの夜に、濡れたリズムを刻んだら―――。  目隠しもして踊りましょう。 品性下劣なレイトショウ。 薄暗い旅は程良く加熱。 それではどうぞ、続けましょう。  エロトピア。 僕達、国家の猥褻物。 エ、ロ、ト、ピ、ア。  聞いた事もない言葉で、もっと僕をいぢめてよ。 大好きな日常を薔薇色で汚しましょう。 見た事もない世界で、もっと僕をいかせてよ。 むさぼれば肉の蜜、泳ぎましょう白い海。  聞いた事もない言葉で、もっと僕をいぢめてよ―――。 見た事もない世界で、もっと僕をいかせてよ―――。
ミルクセヰキcali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青甘くて美味しいミルクセヰキ。 君が作ったミルクセヰキ。 とっても大好きミルクセヰキ。 君が作ったミルクセヰキ。 人肌に温めて下さい。 少しぬるいのが美味しさのコツ。 ゴクリゴクリと喉を鳴らして、出来上がるまでじっと我慢です。 春でも夏でも秋でも冬でも、いつでもたっぷり飲ませて欲しいよ。 だからお願い! 意地悪しないで、僕に下さい。 君の、君の――。 僕、君のミルクセヰキが欲しくなっちゃって。 僕、君のミルクセヰキがクセになっちゃって。 僕――。
デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ!cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青・白石元久勤務終了 呼び出しコール 指名が咲き乱れる アフター5 ネクタイ正して 寄り道シティホテル 思えば遠くへ来たものさ この道 15年 パートタイム 束の間の恋人 そうさ!人気者で行こう! 呼ばれて飛び出て! Ah デリヘルボーイズ!  主婦という名の凶器は如何? ア・タ・シは人妻 プロフェッショナルな果実を見せるわ? 思えば遠くへ来たものね この道... 聞くもんじゃないわよ? ショート?ロング? ステイは駄目駄目 駆け込みタイムセール そうよ!守ってあげたい! 幾つになっても! Ah デリヘルガールズ!  隙を見せれば付け上がる 野暮なアドレス 素知らぬ顔で街に捨てる リピート指名 勝手にすりゃいいけど 出会いはビジネスライクに ご利用は計画的に 懐育てて大人になれ  デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ! 色遊び交差点 惚れたら負けだよ! デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ! お届けものをお持ちしました! チェンジはやめてね!  寂しい気持ちは誰より知ってる デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ!  曰く「もっと自分を大切にして!」 なんてありがたいお言葉 糞食らえ! 好きで選んだ道 天職なんです さあさ 踊りましょう腰振って 何もかも捨てちゃって 裸のまんまで子供になれ  デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ! 色遊び交差点 惚れたら負けだよ! デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ! お届けものをお持ちしました! チェンジはやめてね!  寂しい気持ちは誰より知ってる 愛じゃない愛さ デリヘルボーイズ!デリヘルガールズ!
ブルーフィルムcali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。 あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。  空気が薄い映画館が良くて、 誰かに「大好きだよ。」って言って欲しくて、 どんな手でもギュッて握ってみたよ。 全部、義手だったんですけどね。  みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。 あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。  古いベッドと黄ばんだシーツで、 名も知らない嘘と抱き合いながら、 今日だけは 1人で落ちてみます。 だって、朝日は昇るから。  カタカタと音を立てて映写機は回ります。 色褪せた青い場面、スクリーンに映します。  もつれ合う弱い声はちっぽけな強さになり、 凍てついた僕の時間、温かい胸の中で壊すでしょう。  幾つもの高い壁と幾つもの深い傷に、 言葉もなく打ちのめされて、それでも歩くのなら―――。  カタカタと音を立てて映写機は回ります。 色褪せた青い場面、スクリーンに映します。  何気ない優しさはぼんやりと腰を下ろし、 こわばった僕の心、張りつめた糸も切らし―――。  「誰の為じゃない自分の為に、 みっともないくらい泣くのもいいさ。」  誰かの体を散歩します。 夜明けまで散歩します。  もつれ合う弱い声はちっぽけな強さになり、 凍てついた僕の時間、温かい胸の中で壊すでしょう。  ―――行き場もない僕に告げたブルーフィルム。
この雨に撃たれてcali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青戯れ言 鈍色に不覚 戸惑い 落日も忘れ 剥落 錆びつく明日に 応えよう この雨に撃たれて  いつからだったかな それすら忘れた 張りぼての理想図 輝ける葬列 怒鳴り散らす声はごもっともな事ばかりで 無言にも等しいのです 傷つける為だけの優しい言葉なら 希望とかいうゴミばかりで  雨は強く もっと強く 今は歩く 雨を歩く  手負いの夢は いざ逆巻く 俺が生きてる 此処に生きてる びしょ濡れの顔なら笑えよ 冷えた身体で  幕間 昔日に縋り 安楽 為兼ねれば皆無 訣別 去れど四季に咲き 応えよう この雨に撃たれて  雨は続く だけど空は見えるだろう? それが歩く意味だから きっと…  手負いの夢は いざ逆巻く 俺が生きてる 此処に生きてる びしょ濡れの顔なら笑えよ 冷えた身体で手を伸ばし 銃爪を引け 息を止めて 土砂降りの雨 俺を撃つ雨  死すら笑い飛ばして!
冷たい雨cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青暗いアパートに佇み 気怠い僕は外を探し やがて鉛色の空とその結果を見つめてたんだ 「あぁ、何の変哲もないただの冷たい雨ですか?」 あまり正しいとは言えない答えが僕の口を割り…  暗いアパートを背にして気怠い僕は外を歩き やがて鉛色の空とその結果を認めてたんだ 「あぁ、心がかじかむほどこれは冷たい雨ですね」 まるで散歩する死人になりかけた僕は 少しだけ 知りたいと思って空を見上げてみた  あたり前な雨の日の風景が僕に何か伝えてる 僕が僕をやめる事それが一番いけない事だよと  雁字搦めな心の壁が何処かで壊れる音がする 新しい明日はきっと僕に優しい顔をするだろう 冷たい雨のあとで….  嬉しい事や悲しい事 数え切れないたくさんの事 明日の思い出作るから 僕は僕になるよ  あたり前な雨の日の風景が僕に何か伝えてる 僕が僕をやめる事それが一番いけない事だよと  雁字搦めな心の壁が何処かで壊れる音がする 新しい明日はきっと僕に優しい顔をするだろう  あたり前な雨の日の風景が僕に何か伝えてる 僕が僕をやめる事それが一番いけない事だよと  雁字搦めな心の壁が何処かで壊れる音がする 新しい明日はきっと僕に優しい顔をするだろう 冷たい雨のあとで….
続、冷たい雨cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青何もない。 見えない。 今日も降りしきるのは、 笑えない心に彷徨う終わらない雨…。  雨を着た街角から傘の花が咲き出せば、 暗いアパートにあの日の僕を探していた。  雨を着た路地裏では傘の花が咲き違う。 目に映る風景にただ、立ち尽くし、 影もない懐かしさを抱きしめた。  空き地を背にして気怠い僕は見上げてみた。 「やけに雨音がうるさいね。」 篠突く雨が僕の代わりに泣いてくれる。 独りじゃ涙も流せなくなった。  移りゆく季節は街を変える。 好きだった雨の匂い。 仄めいた電線の道。 濡れ描く面影にさよなら。  当たり前な雨の日の、 ありふれた答だった。  冷たい雨のあとで…。  あの日の悲しみを僕にくれないか? 無くした思い出を僕にくれないか? 打ち拉がれていた日々に会えるなら、 僕が僕になれた意味をくれないか?  移りゆく季節は僕も変える。 嬉しいこと。 悲しいこと。 何気ない沢山のこと。  新しい明日にさようなら。  当たり前な雨の日の、 ありふれた答だった。  冷たい雨のあとで…。  何もない。 見えない。 今日も降りしきるだけ。
ゼロサムゲームcali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gariゼロサムゲーム  鉄を打てば正負は病み 繰り返せど軋む総和 また今日は昨日となり すり替えて史実を焼べば  あー  ゼロサムゲーム  憂国 神軍 万歳三唱 敗訴 不敬罪 国籍 隠匿 片言隻句 丁々発止 山無し落ち無し意味も無し ダンシンリズム 踊る阿呆に見る阿呆 ダンシンリズム 同じ阿呆なら踊らにゃ損々  あー  ―――――――東西南北右左  ゼロサムゲーム
汚れた夜 -暗夜行路篇-cali≠garicali≠gari桜井青桜井青ゲロにまみれた横丁の 奥のもっと奥のずっと奥から 蠢めく猫撫で声  じっとしてるだけでいいなんて 生臭い息でよく言うよ あゝまたいつもと同じ肉の夢  何度だって処女を売っちゃって Win-Winならば大正解! 難しい問題はごめんなさい  何才?なんて野暮なんですよ 天才じゃダメなんですか? 人生 甘いもんじゃないんで  這い上がれ 美しく 生きてるかい? 死んでるかい? どうでもいいのかい?  燃え上がれ 鮮やかに 男だろ?女だろ? どうでもいいだろ?  汚れた夜で さあ 遊びましょう!  ―不幸せと言う名の猫がいる 喉を鳴らして甘えてそばにいる―  キラキラと光る夜のきらめき 割れたガラスみたいに散らばって 裸足で歩くのは覚悟の上 明日なき街で  這い上がれ 美しく 生きてるかい? 死んでるかい? どうでもいいのかい?  燃え上がれ 鮮やかに 男なら?女なら? 悦しくやんなよ?  這い上がれ 美しく ほら… 燃え上がれ 鮮やかに ほら…  汚れた夜で さあ 遊びましょう!
トイレでGO!cali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari晴れた昼下がりなら買い物日和 ホームセンターでいろいろ買い込みました  「店員さん! パイプの詰まりに凄い効くやつと 物がよく切れるやつと 大っきい寸胴鍋と ガスコンロ下さい!」  「残り物が傷みやすい季節です! 手早く下準備をしてしまいましょう!」 テレビをつければ料理番組のオバちゃんが 楽しそうにお肉をバラバラに叩き切る  右手 左手 右足 左足 頭 おしり 回して おしまい♪  あぶくたった にえたった にえたか どうだか  「なんて今日はいい日なんだろう!」  GO!GO!トイレでGO! ゆっくり ゆっくり ゆっくり ゆっくり  「なんて今日はいい日なんだろう!」  あぶくたった にえたった にえたか どうだか
三文情死エキストラcali≠garicali≠gari桜井青村井研次郎・桜井青cali≠gari例えば明日私達がいなくなっても 特に世の中的に問題はない せいぜい仕事仲間に悪態つかれる位で 別に誰かが悲しんでくれる訳でもない  「ノリで死んでみよっか?」 「真顔で何言ってんの?」 そんな所が正に三流上司 でも良く良く考えてみたら 満更でもない所がされど三文情死  人生はエキストラ やる事なす事 可もなく不可もなく 主演という名のエキストラ 薄っぺらい心中立ての  通い慣れたこの部屋で馬鹿な夢を見させて  安いドラマの見過ぎなんじゃない? 行き先はまさかの失楽園? 片道切符で飛び乗れ!  人生はエキストラ 誰かは誰かの役になってるのに 主演という名のエキストラ 不幸ぶってるだけの幸福な人 所詮 斜め読みのスキャンダル  通い慣れたこの部屋で馬鹿な夢を見させて 夢も希望もない部屋で馬鹿な夢を見させて
深夜、貨物ヤード裏の埠頭からコンビナートを眺めていたcali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari暗い海の向こう側 銀に軋む光 海は鉄とゴムの匂い 月も見えない  錆付いた毎日が過ぎて行く 今日をまた置き去りに過ぎて行く  暗い海の向こう側 真っ赤に揺れる炎 そっと指の先にのせる 月が笑った  錆付いた毎日が過ぎて行く 今日もなく明日もなく過ぎて行く  寂しくて 悔しくて 哀しくて 虚しくて 苦しくて 愛しくて 生きたくて 生きたくて 生きたくて  夢を信じていなければ―――――。  暗い海の向こう側
わるいやつらcali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari死ねばいいのに 死ねばいいのに あんたの顔を見るのが不愉快  死ねばいいのに 死ねばいいのに あんたが生きてるだけで気持ち悪いんだよ  不惑を結う  やけに育ちがよろしいシャム猫 とんだお魚咥えたドラ猫 レンジでチン レンジでチン 咥えたまんまで焼き殺したい レンジでチン レンジでチン この気持ちごと消し炭にしたい  不惑を結う  毎日毎日24時間 あんたのことばっかり考えてんです 何十回だってやってやる 何百回だってやってやる 何千回だってやってやる 何万回だってやってやる  ああ…飽きない… あああ…飽きない…ああああ… もうなんでもいいから死んじゃってー  不惑を結う  死ねばいいのに 死ねばいいのに あんたの顔を見るのが不愉快  死ねばいいのに 死ねばいいのに あんたが生きてるだけで気持ち悪いんだよ  不惑を結う
セックスと嘘cali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari友愛を代償に云うーーーーー。  そう 目覚めれば嘘の途中 愛までダンス  もう 薔薇色に届けば宇宙 愛までダンス  友愛を代償に云うーーーーー。  今は 忘れる すべて 幻 指を 絡める 夢の 夢まで  くちづけで傷つけあえば 愛までダンス  今は 忘れる すべて 幻 肌を 重ねる 夢の 夢まで  嘘を貪れば愛で穢れるよ 裏切りもいつか慈しみになる ぬくもりに揺られ愛で穢れるよ 感じ合う心  狂おしく 抱きしめる なにもかも そのままで 艶やかに 咲き乱れ  鳴き濡れて 名を呼ぼう  歓びも 悲しみも なにもかも そのままで 偽りの 愛でいい  友愛を代償に云うーーーーー。
ギムレットには早すぎるcali≠garicali≠gari桜井青村井研次郎・桜井青cali≠gari午前0時のサイレント ひとりぼっちの都会(まち) 見なれた夜景 ガラス越しにきらめく  不意に息が止まる 思いがけない横顔 様になってる煙草 紫煙くゆらす  ハードボイルド気取ってる そんなところが好きだった 2人 グラス鳴らしてた時間  スローモーション 抱きしめた冷たい温もり 溢れだす どうでもいいね エスカレーション 目をそらす1秒だけのロマンスでしょう ピリオドは二度と消さないで ただ…  午前0時のサイレント ひとりぼっちの都会(まち) 見なれた夜景 ガラス越しにきらめく  優しい嘘つき達 貴方にとけてく都会(まち) グラス傾け 視線 気付かないフリ  ハードボイルド気取ってる 強めのジンが好きだった 甘いライム ステアするだけ すれ違うだけでいい 「ギムレットには早すぎるから」 無言のままで台詞 交わした  スローモーション 色褪せた悲しい場面 流れだす ありふれてるね エスカレーション 戸惑いは1秒だけのロマンスでしょう 止まったままの思いだけが  スローモーション 抱きしめた冷たい温もり 溢れだす どうでもいいね エスカレーション 目をそらす1秒だけのロマンスでしょう ピリオドは二度と消さないで ただ…
フィラメントcali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari薄汚れたネオンの看板 きれいだね どこもかしこも光がドレス 夜を売り飛ばして 夜を買い散らかして 焼き尽くされそうな夜のフィラメント  良い事 悪い事 すべてが極彩色で 今日も今日とて光がドレス 何かを手に入れる為に何かを捨てて 言葉には出さない だけどわかる 気がついた そうして身も心も夜になっちゃって 強く生きるんでしょう? 眠らない夜に  夜毎 夜毎 咲き乱れます 人の夢は儚いのです 咲いて散るか? 散って舞おうか?  薄汚れたネオンの看板 きれいだね どこもかしこも光がドレス 愛を語る狩人の群れ しゃがれた声で微笑む女神 ふやけた指で魔法を使う天使 知ってるかい? 眩しい夜のフィラメント  だからわかる 気がついた どっからどこまでが夜になっちゃったって 強く生きるんでしょう? 眠らない夜に 終わりのない夜に  夜毎 夜毎 咲き乱れます 人の夢は儚いのです 咲いて散るか? 散って舞おうか?  酒を浴びて 身体(にく)を喰らう 色も欲も金も自由 暗い 暗い 街を照らす夜のフィラメント せめて燃え尽きるまで  夢も絶望も等しきと歓楽街 尽きぬ欲望はフィラメント
あの人はもう来ないcali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari真っ白なシーツ いつもと同じ寝顔 冷えきったベッド ただ光に包まれてたね  何気ない面影とひとり遊ぶ部屋 気がつけばいつもそばで寝転んでたね ありふれた幸せなんて興味なかったけど いつかそれが当たり前になってたよ なんにも無かったこの部屋が 少しずつ物で色づいた 明日の鮮やかさがただ嬉しくて  あの人はもう来ない あの人は  このままずっと続くんだと思ってた 突然過ぎる知らせに立ち尽くしてた でも神様はかくれんぼ どこを探しても見つからない 静かに明日のすべてが色褪せて  あの人はもう来ない あの人は  誰もいないこの部屋に 色づいたこの部屋に あの人はもう来ない あの人は  もう二度と帰らない 優しさは帰らない あの人はもう来ない あの人は  真っ青なシーツ 二人が選んだ海 陽に灼けたベッド いつまでも泳いだね ずっと…
さよならだけが人生さcali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari誰の声も聞こえない 夜明けの街に 朝日がビルの影切った だけど僕は歩く  出会いはいつか来る別れのはじまりと 人は儚きを知る 名前も無い別れもきっと増えるでしょう 心はここに置いていこう  花に嵐のたとえが良く似合う さよならだけが人生さ そうさ いざ 騒ごう 叫ぼう 声を枯らしながら 別れの言葉はない  誰かの声が聞きたくて 空を見上げりゃ チカチカ星が笑ってる つられて僕も笑う  花に嵐のたとえが良く似合う さよならだけが人生さ そうさ いざ 騒ごう 叫ぼう 声を枯らしながら 別れの言葉はない 人生は出会い  誰かの声が聞きたくて 空を見上げりゃ チカチカ星が笑ってる だけど今は  誰の声も聞こえない 夜明けの街に 朝日がビルの影切った だけど僕は歩く  誰の声も聞こえない 
ブルーフィルム feat. VY2マチゲリータマチゲリータ桜井青桜井青みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。 あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。  空気が薄い映画館が良くて、誰かに「大好きだよ。」って言って欲しくて、 どんな手でもギュッて握ってみたよ。 全部、義手だったんですけどね。  みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。 あぁ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。  古いベッドと黄ばんだシーツで、名も知らない嘘と抱き合いながら、 今日だけは1人で落ちてみます。 だって、朝日は昇るから。  カタカタと音を立てて映写機は回ります。 色褪せた青い場面、スクリーンに映します。  もつれ合う弱い声はちっぽけな強さになり、 凍てついた僕の時間、温かい胸の中で壊すでしょう。  幾つもの高い壁と幾つもの深い傷に、 言葉もなく打ちのめされて、それでも歩くのなら―。  カタカタと音をたてて映写機は回ります。 色褪せた青い場面、スクリーンに映します。  何気ない優しさはぼんやりと腰を下ろし、 こわばった僕の心、張り詰めた糸も切らし―。  「誰の為じゃない自分の為に、みっともないくらい泣くのもいいさ。」  誰かの体を散歩します。 夜明けまで散歩します。  もつれ合う弱い声はちっぽけな強さになり、 凍てついた僕の時間、温かい胸の中で壊すでしょう。  (行き場もない僕に告げたブルーフィルム。)
JAP ザ リパーcali≠garicali≠gari桜井青石井秀仁典型的倦怠感。 症状は■■です。 猫真似声もドメスティック。 アハハ! それじゃあ、■■!  JAP ザ リパー! 立てない。掴めない。動かすとこがない。 見えない。聞こえない。声しか出せない。  典型的倦怠感。 症状は惨状です。 猫真似声もロマンティック。 アハハ! それじゃあ、バイバイ!  JAP ザ リパー! 立てない。掴めない。動かすとこがない。 見えない。聞こえない。声しか出せない。  これで出来上がり。 もう何でもない。  ―■■■■■■!  日陰者が捻れ散らかせど、 神職すれば■■も誤楽。 ミズよりも濃いアカに膿まれた、 『ひとでなし』が作る『人で無し』。  JAP ザ リパー!
その斜陽、あるいはエロチカcali≠garicali≠gari桜井青桜井青あぁ、不貞に耽る。 日がな一日、色狂い。 闇を孕んだ西日が匂う。 云わば愛玩です。 ただの。  あぁ、羞恥も娯楽。 手探りで指を盗む。 呑み干す体温が溢れる。 云わば愛玩です。 ただの。 然れど哀願です。 ただの。 慟哭するインモラル。 ゆらり、ゆらり、ゆらり、誑かす。 ゆらり、ゆらり。  あぁ、高潔は堕落。 終わらない春を振る舞う。 粘膜を着た「けもの部屋」。 云わば愛玩です。 ただの。 然れど哀願です。 ただの。 慟哭するインモラル。 ゆらり、ゆらり、ゆらり、誑かす。 ゆらり、ゆらり。  目隠しの底。 脆弱に光る出来損ないの星座を覗く。 老いさらばえ涎まみれのテディベア。 使い捨てに斜陽を育み消える。 消える。
すべてが狂ってる ~私は子供が嫌いです編~cali≠garicali≠gari桜井青桜井青カ、ン、ケ、イ、無いから、関係ないから!  あー、すべてが狂ってる。 何百回目の自問自答? 『まだ本気出してない!』 一大決心固めたその朝、天気悪くて布団に逆戻り。  カ、ン、ケ、イ、無いから、関係ないから!  あー、すべてが狂ってる。 友達ごっこ=蛸足配線陰口遊び。 無理難題? どんな問題? 媚びた相談、真面目な顔してエヴリデー。 とどのつまりがカ、ン、ケ、イ、無いから、関係ないから!  カ、ン、ケ、イ、無いから、関係ないから!  右も左も関係ないから。 手癖悪いの関係ないから。 酸いも甘いも関係ないから。 夜が巧いの関係ないから。  すべてが狂ってる―――――関係ないから!  アンタの自慢は関係ないから。 アンタの不幸も関係ないから。 アンタの人生関係ないから。 結局、アンタが関係ないから。  カ、ン、ケ、イ、無いから、関係ないから!  あー、すべてが狂ってる。
最後の宿題cali≠garicali≠gari桜井青桜井青夏の終わり。 僕たちは旅をする。 初めての悪戯、そう、怖い旅だ。 時間が約束を刻んで攫い、 僕たちは大人になる。  今にして思えば、不自然で居心地の良い距離。 その日がいつだったかはもう覚えていない。 だから、知らない振りで過ごす、そんな毎日。 知る事が怖かった。  蔦の絡まる雑居ビル。 青く! 碧く! 空と君と僕だけの場所で、 共犯者たちは手を翳す。  夏の終わり。 僕たちは旅をする。 後には引けない、そう、怖い旅だ。 言葉だけじゃ足りない。 焦がれる想いに、 僕たちは大人になる。  例えばその日は前触れも無く、唐突に訪れる。 『怖いよ。でも、待ってる。』 外は夜と朝が貪り合っていた。 僕は、ただ、走った。  非常階段、駆け上る。 高く! 早く! 汗ばむシャツで風を抱いたら、 不意に奪われて―――――僕たちは接吻をした。  夏の終わりは僕たちをおかしくさせる薬なんです。 駄目なんです。 汚れることが美しいと教えてくれた紫の夜明け前。 最後の宿題。  夏の終わり。 僕たちは旅をする。 薄暗い無邪気、そう、怖い旅だ。 惰弱な約束が薄弱を誘い、 僕たちは―――――。  夏の終わり。 僕たちは旅をする。 初めての悪戯、そう、怖い旅だ。 時間が約束を刻んで攫い、 僕たちは大人になる。  僕たちが大人になる。  青春とは罪無き犯罪の日々です。 今は昔、変わらぬ群像劇―――――。
東京、40時29分59秒cali≠garicali≠gari桜井青桜井青昔。 新宿駅裏には空地が在って、 フェンスで戯れる風が帰り道だった。 地下道。 駆け抜けて茜空。 都会の匂い。 あの頃とさして変わらない。 ああ、いいね。  東京は黄昏れて、赤い光がビルを濡らす。 点しだす街灯に、人影は皆、夜へ急ぐ。  今。 この幸せに意味はあるのでしょうか? 引き換えに無くしたのは何なのでしょうか? そして、季節は目まぐるしく映り変わり、 答えは、もう、いらなくなった。  数えきれない嘘を誰かの為に口ずさむ。 『違う』、けれど『同じ』日々を生こう。  東京は黄昏れて、赤い光がビルを濡らす。 さんざめく街角に、人影は只、消えていった。  夕映えに沈む、東京を見てた。 どこまでも沈む、東京を見てた。  歩き出す。 自分らしく。 後悔も大切に。 色褪せた人生なら、 それもまたいいものさ。 いつか見た夢なら、 きっと誰かが自分の代わりに叶えてくれるんだろう。 素晴らしきこの東京で。  素晴らしきこの東京で―――――。
初恋中毒~BL編~cali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari出会いは割とありふれた話。 はじまりなんて、そんなもんじゃない? 熱くなるのも馬鹿らしい。 かと思えば僕はおかしくて、 見た事も無い笑い顔を見る度せつないね。  太陽はいつも暖かいけれど、 遠い星には変わらないのにね。  初恋中毒、スタート! 恋愛偏差値/26! だけど、それでいいのかい?  帰り際、 引き止める言葉もわからないし、 携帯を開いては閉じる。 パカパカと早鐘が鳴る。  アイはユーにラヴしたんです。  冷めた態度で駄々こねてる時じゃ無い! イカロスくらい無茶をしたいのに。  「好きだ!」と言えない、駄目な弱虫。 たった一言の想いが、宇宙より遠いよ。  初恋中毒、スタート! 恋愛偏差値/26! 大人の階段降りる! 我武者らで丁度いい! 無駄な努力も大事! だけど、それがいいのさ!  アイはユーにラヴしたんです――――――。
東京、43時00分59秒cali≠garicali≠gari桜井青桜井青cali≠gari昔。  新宿駅裏には空地が在って、 フェンスで歌うビル風が帰り道だった。 地下道。 駆け抜けて茜空。 都会の匂い。 あの頃とさして変わらない。 ああ、いいね。  東京は黄昏れて赤い光がビルを濡らす。 点しだす街灯に人影はみな夜へ急ぐ。  今。  この幸せに意味はあるのでしょうか? 引き換えに無くしたのは何なのでしょうか? そして、季節はめまぐるしく映り変わり、 答えは、もう、いらなくなった。  数えきれない嘘を誰かの為に口ずさむ。 『違う』、けれど『同じ』日々を行こう。  東京は黄昏れて赤い光がビルを濡らす。 さんざめく街角に人影はただ消えていった。  夕映えに沈む、東京を見てた。 どこまでも沈む、東京を見てた。
マネキンcali≠garicali≠gari桜井青桜井青形象的思惟、ニルアド・ミラリで、 人間商売、さらりとやめましょう。  マネキン、マネキン、マネキン、マネキン。  あー、ケタケタケタケタ衒学アイロニー。 実相観入、はたまたアナロジー。 概念砕きの反日感傷。 大人の玩具はチャチャチャで体操。 エピゴーネンからコンタミネーション。 人見な気分でポ■しませんか?  マネキン、マネキン、マネキン、マネキン。  この首は、何処行った?  あー、グチャグチャグチャグチャ猿真似ヘゲモニー。 脱法涜職、六十の手習い。 イカムネ・カラアは盤根錯節。 朝から晩まで権謀術数。 曲学阿世で後ろ指を折りゃ、 4児の齢を数えて万歳!  ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、死、ド。  この首は、何処行った?  マネキン、マネキン、マネキン、マネキン―――――。
オーバーナイト ハイキングcali≠garicali≠gari桜井青桜井青さぁ、夜が来た。 真夜中だね。 錆びた哲学を剥製にしたら探しに出掛けよう。 禁じられた印象派が、 この世界から盗み隠した『誰も見た事の無い色』を―――。  月。 星。 アルケミー。 作り物は誰? 親切な詐欺師が教えてくれる。  オーバーナイト ハイキング。 夜を歩く。 帰れない道でも此処にいるよりはいいね。  オーバーナイト ハイキング。 今は歩く。 忘れる事でしか叶わない願いも、 何も、全部夜になるから。  さぁ、準備しよう。 持ち物は地図とコンパス。 あと悪意とか、まぁ、そんなところ。 少年達のポケットにこそ夜の裏側はへばり付く。 冷たい奇跡を買いに行こう。  闇。 夢。 アレゴリー。 作り物は誰? 親切な詐欺師が笑い出した。  オーバーナイト ハイキング。 夜を歩く。 帰れない道でも此処にいるよりはいいね。  オーバーナイト ハイキング。 今は歩く。 忘れる事でしか叶わない願いも、 何も、全部夜になるから。  月。 星。 アルケミー。 闇。 夢。 アレゴリー。 赤。 青。 白。 黒。 好き。 嫌い。 誰?  オーバーナイト ハイキング。 夜を歩く。 帰れない道でも此処にいるよりはいいね。  オーバーナイト ハイキング。 今は歩く。 忘れる事でしか叶わない願いも、 何も、全部夜になるから。  全部夜に――――――。
ママゴトセンターcali≠garicali≠gari桜井青桜井青どうでもこうでもいいでしょう? 大して興味もないんでしょう? 地味に堕落。  なんでもかんでもいいでしょう? 知ったかぶってりゃいいんでしょう? 豪華に怜悧に癇癪。 本当の所は権力。 無駄に光る。  奇跡が感染った斜陽階級から、 薄気味悪い初めの一歩。  僕らは考える。 明日に考える。 まだ、手遅れになる事が趣味なんです。 君らも考える。 明日に考える。 でも、三遍回ってワンと鳴いていちゃ天で駄目駄目よ。  奇跡が腐った斜陽階級から、 流暢に吐いた美辞麗句で強請る。  ■されていたい。 ■■されていたい。 ■■■■でいたい。  死ぬのは簡単です。 ママゴトセンターです。 ほら、ちゃんと無様にご機嫌よろしく。 飛ぶのが簡単です。 落ちたら簡単です。 ただ、出来たら笑顔でお気を確かに。  僕らは考える。 明日に考える。 まだ、手遅れになる事が趣味なんです。 君らも考える。 明日に考える。 でも、三遍回ってワンと鳴いていちゃ天で駄目駄目よ。  ママゴトセンターで逢いましょう。
月光ドライブcali≠garicali≠gari桜井青桜井青・村井研次郎満月に凍てついた夜を吸い込む。 目を閉じて1秒で変わる世界。  摩天楼はハイウェイ。 闇を忘れた都会に不機嫌な月明かり。 狂い出す兎達。  月光ドライブ。 加速してオーバーテイク。 安っぽいスリルだけど無いよりはマシ。  月光ドライブ。 高速でアーバントレイル。 紫の夜明け前に滑り込めたら。  恍惚は白いスピードに抱かれて?  いつの間にか何も聞こえなくなり、 プラスティックな景色に取り残され、ただ.......。  月光ドライブ。 星屑もヒールアンドトウ。 完璧に砕け散れば冷たいパーティー。  月光ドライブ。 溶け出せばイルミネーション。 ご機嫌に口ずさんだデタラメな歌。  月光ドライブ。 加速してオーバーテイク。 安っぽいスリルだけど無いよりはマシ。  月光ドライブ。 高速でアーバントレイル。 紫の夜明け前に滑り込めたら。  月光ドライブ。 加速して、ハハン………  月光ドライブ。 高速で、ハハン………
スクールゾーンcali≠garicali≠gari桜井青桜井青ヘッドライト。 粉々に飛び散った星屑の交差点。  スクールゾーン。 思い出すこの道が退屈だったんだ。  ランドセル。 ガチャガチャと走り出し影踏みで鬼ごっこ。  ガードレール。 飛び越せたあの日なら空だって飛べたね。  いつも夢ばっか見てたさ。 「何になろうかな?」 明日を無駄遣いしてた。  だから夢なんてやめたさ。 息も吐かずに同じ孤独を生きよう。  ブロック塀。 よじ登り道無き道を駆け抜けた眩しい日々。  スクールゾーン。 決められたこの道が大嫌いだったんだ。  凡ての色が死んだ夜に、僕達は何を守ろう? 凡ての色が死んだ夜に、僕達は何を語ろう? 凡ての色が死んだ夜に、僕達は何を繋ごう? 凡ての色が死んだ夜に、僕達は何を叫ぼう?  ~汚レタ体デ暮レ惑(まど)イ、 来(き)シ方(かた)行(ゆ)ク末(すえ)、只、思ウ。~  今じゃ夢なんてやめたさ。 何も無い街。 僕達は此処にいるよ。  だから夢なんてやめたさ。 息も吐かずに同じ孤独を生きよう。  ビルの陰から朝日が、 ほら何でもない僕に笑いかけるんです。 窓に映った空から、 でも何とかなる僕に笑いかけるんです。  ビルの陰から朝日が、 ハイハイ、ハイハイ、ハイハイ。 窓に映った空から、 ハイハイ、ハイハイ、ハーイ、  ハイハイハイ、ハイヨー
電気睡蓮cali≠garicali≠gari桜井青桜井青風花雪月、電気睡蓮 見知らぬ顔が笑う部屋。  明鏡止水、電気睡蓮 つられて笑う。  清風明月、電気睡蓮 水音が流す温もり。  槿花一日、電気睡蓮 何にもない。  朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり。 その日の朝を待ちながら客を紡ぐ。  小さな頃から空っぽで、 駄目なまんまで落ちました。 夜が染まった泣き顔も、 今じゃネオンの花でした。  掉故 的我 一直想去桃花源  小さな頃から空っぽで、 駄目なまんまで落ちたけど、 巡る季節を売る度に、 一つ思い出作ります。  電氣水蓮盛開的這城市 才是我的桃花源
破れた電報cali≠garicali≠gari桜井青桜井青桜井青―――静かすぎて耳鳴りが止まらない。 無口に祈る時間。 聞き飽きた言葉の裏こは、涙が住んでいるのだろう。―――  良く知っている見知らぬ人がいる。 子供がしゃがんでその人を見ている。  「この人は誰なんですが?この人は誰なんですが?」 ―――って言っているのに!  楽しかった思い出が溢れ出せば、 そっと責め立てる懐かしい残酷さ。 現世に貼り付けられた儚さも、 今はいつの日か見た正夢かな?  「この人は誰なんですが?この人は誰なんですが?」  ―――あの頃の僕が見ている。 僕は笑って口を噛み切って答えた。  木漏れ日に染まる暖かい闇に、 真っ赤な世界がすべてを認めている。 テーブルの上で死んでいた電報が 破れたまんまで僕を叫ぶ!  「帰りたい―――!」
パイロットフィッシュcali≠garicali≠gari桜井青桜井青カリ≠ガリ・鈴木慶一ある晴れた日でしたね。 ベンチに座りながら、 他愛無いお喋りに出てきた熱帯魚話。 ペットショップ。 気付けば到着(笑)。  水槽を覗き込み、吃驚して一言。 「宝石が泳いでるみたい!」って、何時の人? アクアリウム。 覚えて下さい。恥ずかしい(泣)。  ところで、 「この水槽にはどうして6匹のネオンテトラだけ、 殺風景に泳がしているんですか?」 って、店員に聞いたよね?  そう、あの酷い話(怒)。  都合の良いだけの綺麗言と、 浮いている魚達の観察日記。 当たり前の様に働かされて、 何にも知らないままに死んでいく。  憐れな親切、悲しいね(泣)。  あ、そういえばこの間 お金が必要だって言っていたよね? ちょっと焦っちゃったけれど、 仕事を増やしたから大丈夫だよ! え、そんなに心配しなくっても全然平気! だってずっと一緒に居てくれるって 言ってくれたからさ!  ある晴れた日でしたね、二人が出会つたのは。 ある晴れた日でしたね、合鍵をあげたのは。 ある晴れた日でしたね、名前を借したのは。 ある晴れた日でしたね、止まった携帯電話。  「出かけてくる。」と言った言葉を眺めながら、 誰も来ないこの部屋で君を待っています。 取り替えてくれた蛍光灯も チカチカと点滅を繰り返して君を待っています。  明日は帰ってくるのかな(笑)?
新宿ヱレキテルcali≠garicali≠gari桜井青桜井青カリ≠ガリ・鈴木慶一ギラギラするわ、二十四時、ネオン街。 グラスが微笑んだ。 さあさあ、何をして騒ごうか? 煙草に火を着けた。 煙に泳いだ馬鹿話。  今日も又聞こえるわ、あんたの足音が。 見えなくてもわかるのさ、あたしには。  グラスが微笑んだ。 さあさあ、何をして騒ごうか? まわりを見渡せば、 陽気に始まる飲み比べ。  ギラキラするわ、二十四時、ネオン街。 あんたを待つの、あたしは店に立ち―――。  ドアを開け覗く顔、何か言いたそうに。 聞かなくてもわかるのさ、あたしには。  グラスが微笑んだ。 さあさあ、何をして騒ごうか? 嫌なことは忘れなよ。 合図はカチンと水火花。  あんたが悲しいときは、 あたしも泣いてあげるから、 ビリビリしてちょうだいな。 あたしは新宿ヱレキテル。  あんたが楽しいときは、 あたしも笑ってあげるから、 ビリビリしてちょうだいな。 あたしは新宿ヱレキテル。
白い黒cali≠garicali≠gari桜井青武井誠カリ≠ガリ・鈴木慶一―――4線。 「水。」を育てる日常は遠き暗中模索。 即ち是、蒸気を見放した?の土鈴市場。  いずれ偉大なる善意の天才が作られ、 散開した魂の彷徨を、その声で操るのだろう。  ―――4線。 「水。」を育てる日常は長き疑心暗鬼。 即ち是、氷を全焼した?と詩の商人。  そして巨大なる慈善の行進が始まり、 継承を呼ぶ赤い雨への称賛を導くのだろう。  自由、平等、正義、博愛、希望。 知にまみれた正常。 気は平気か?  白い黒に守られた平和の無力。 白い黒に図られた平和の魅力。  自由、平等、正義、博愛、希望。 知にまみれた正常。 気は平気か?  白く、白く、白く―――。
青春狂騒曲cali≠garicali≠gari桜井青桜井青黎明の朝焼けに鳴り響くは梵鐘の陰言。 シャッターに吹き付けた、 小さな犯行声明文も笑う。  僕の前に続く道に、明かりが灯る。  薄明の夕焼けに鳴り響くは梵鐘の戯言。 シーソーに座り込み、 独りで揺れるブランコを見ていた。  僕の前に続く道は、 明かりに灯されてはいるけれど、 僕の歩きたい道じゃあない。 僕はまだ---。  流れ行く四季の空。咲き乱れるは夢の花。 僕が意るあの場所は、 夜明けが近い荒野の果てに。  僕の前に続く道がある。人波に泥めば楽だろう。 だけど僕はすべてを擲(なげう)とう。 綻ぶ目に光が今射し込む!  僕の前に続く道はない。僕の後ろに道は続く。 これは道無き道の旅。終わり無き眩しい青春の旅。  吹き踊る四季の風。遠く見えるは夢の町。 僕が意るあの場所は、朝日が昇る尚遠く。  青春を歩く狂騒の日々はいつまでか---?
君と僕cali≠garicali≠gari桜井青桜井青カリ≠ガリ・鈴木慶一楽しいから馬鹿をしあった。 哀しいから抱きしめあった。 交差点、  君と僕、  通り雨。  傷つけたのは大事だから。 キスしたのは大好きだから。 泣き笑い、 君と僕、 天気雨―。  「友達」とは別れない 「恋人」の様なもの。 そして僕は考える。 これは恋なのだろうか?  こんな「好き。」は、 どうにもこうにも初めてで、 戸惑ってしまいます、僕。  これも恋って言うのなら、 永遠とでも申しましょうか? 付き合うこともないから、 別れることも出来ない。  こんな「好き。」は、 後にも先にも二度と来ない、 そんな気がするんです、僕。  「ゆっくりいこうか?」  寂しいときには電話して。 何もしてあげられないけど。 長電話、 君と僕、 語り合い。  言いたいことはぶつけるだけ。 時にはキレたりもするけど。 大喧嘩、 君と僕、  仲直り。  ―おかしいね。  心に土足で入ることのすべてが、  いけないわけではないんです。  例えばこんなこと―。  誰もが見て見ぬ振りを決めた、 手首についた醜い傷を見て、 君だけはこう言ってくれたよね!  「どうしたんだよ?」って。  寂しいときには電話して。 何もしてあげられないけど。 長電話、  君と僕、 語り合い。  言いたいことはぶつけるだけ。 時にはキレたりもするけど。 大喧嘩、  君と僕、  仲直り。  楽しいから馬鹿をしあった。 哀しいから抱きしめあった。 交差点、  君と僕、  通り雨。  傷つけたのは大事だから。 キスしたのは大好きだから。 泣き笑い、 君と僕、 天気雨―。  ―いつまでも。
夏の日cali≠garicali≠gari桜井青桜井青誰もいない朝の路地裏。 濡れた朝顔。 静かに町を流れる風。 色付く景色。 傷つくことに慣れた体。 哀しい素顔。 形にすら ならない気持ち。 無意味な自責。  ビルの壁に咲いた抜け殻。 乾涸らびた夢。 鈍い光に輝く唄。 眩しい悲鳴。  人の波にゆられて遊ぶ、 逃げ水が追いかけてくる。  誰からも、 「嫌われたくない。」 「嫌いたくない。」 「しょうがない。」 上辺だけで作られた、 その良く出来た笑い声!  僕の声が届かない。 つじつまを 合わせるばかり。 嫌な汗が止まらない。 誰の気持ちもわからない。  夏の日。 回る扇風機。 指を入れて遊ぶ。 おかしい僕に。  ビルの壁に咲いた抜け殻。 乾涸らびた夢。 鈍い光に輝く唄。 眩しい悲鳴。  風の音にゆられて謳う、 葉桜が朝日に燃える。  誰にでも優しく なんて、 「なれない。」 「出来ない。」 「したくない。」 正しいまま傷つくこと。 それが必要なんだ!  逃げ出すのをやめなくちゃ、 何かが壊れてしまう。 割れた背中を手でなぞり、 目を閉じて握り潰した。  夏の日。 燃える蝉の声。 今、旅立ちの時。 新しい朝に。  歩き出す
東京病cali≠garicali≠gari桜井青桜井青この街に移り住んで 早幾年 何度目かの引っ越しを 今日 迎えました 次の窓から見える 景色なんかを 考える度に 何か忘れていきます 賑やかに静かです  荷物をまとめて 気付いた古い箱 貼り紙もない 色褪せた段ボール 開けてみれば 懐かしき埃の声 紙もボロボロな教科書がいました 賑やかに静かです 鮮やかに無色なんです  手に取った 落書きだらけの国語の教科書の中に 好きだった あの詩をふと見つけました 故郷の大空が浮かびます 二度と思い出したくないほどに大好きな…  誰かの言葉では「東京には空がないという」 僕にも そんな言葉の日びを 過ごせた頃があったのでしょうか? 自分の目に映る 今では笑った この大空が 東京病に敗れちまった 僕には正しいというのにね  顔も忘れた クラスメイトの数が今年も増えれば その度に この町の友達が増えます 夢が現実に変わるとき 東京病になっちまった 僕がいたんです  昔の友達は 故郷と共に捨てちまいました 「ごめんなさい」僕には駄目でした 死ぬ為に生きるのが嫌でした 「夢は夢なんだよ」と 優しく嘲笑った顔がある 「ありがとう」本当の気持ちです だから僕は 此処まで来れました  誰かの言葉では「東京には空がないという」 僕にも そんな言葉の日びを 過ごせた頃があったのでしょうか? 自分の目に映る 今では笑った この大空が 東京病に敗れちまった 僕には正しいというのにね  教科書を閉じ 箱に戻す 窓を開ければ…
マグロcali≠garicali≠gari桜井青桜井青何で太陽は僕をいぢめるの? いつも真っ赤な電波で吐きたいよ。 ソープ通いと女装が天国で、 あとは何でもかんでもだめだめだ。  ほら、ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 さあ、みんなで一緒に ぐるぐるるーぐる。  五月病にかかるのはいつもです。 ハウスダストで毎日鼻炎です。 下り電車を見るのが大好きで、 ふらりふらりと魔が差しグッドバイ。  ほら、ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 さあ、みんなで一緒に ぐるぐるるーぐる。 ほら、ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 さあ、みんなで一緒に ぐるぐるるーぐる。  まわる、まぐろ。 顔も知らない友だちごっこで、 えっちらこっちらランラララン。  何が咲いた? 馬鹿が咲いた。 何処に咲いた? 僕に咲いた。 アカくなって、 バラになった。 アレになって、 ゴミになった。  ほら、ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 さあ、みんなで一緒に ぐるぐるるーぐる。 ほら、ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 さあ、みんなで一緒に ぐるぐるるーぐる。  ソレ、ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 ぐーるぐるー ぐるぐるぐるるーぐる。 ぐーるぐるーぐる、  まわる、まぐろ。 ある日突然空とぶ肉屋が、 あーでもこーでも ランラララン。  何が咲いた? 馬鹿が咲いた。 何処に咲いた? 僕に咲いた。 アカくなって、 バラになった。 アレになって、 ゴミになった。  アカくなって、ランララン。 バラになった、ランララン。 アレになって、ランララン。 ゴミになった、ランララン。 まわる、マグロ---。
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