LIVE REPORT

CHiCO ライヴレポート

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【CHiCO ライヴレポート】 『LAWSON presents CHiCO 1st Zepp Live 2024 "PORTRAiT"』 2024年2月23日 at KT Zepp Yokohama

2024年02月23日@ KT Zepp Yokohama

撮影:江藤はんな(SHERPA+)/取材:榑林史章

2024.03.01

昨年CHiCO with HoneyWorksの一時活動休止を発表し、7月にソロアーティストとしての活動をスタートさせたCHiCOが、ソロになって初のワンマンライヴ『LAWSON presents CHiCO 1st Zepp Live 2024 "PORTRAiT"』を大阪と横浜で開催。2月23日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われた2日目には、彼女の新たな一歩を目に焼きつけるべく多くのファンが会場に駆けつけた。

ソロデビュー曲「光のありか」でスタートした同公演。《僕らの世界は 動き出したんだ》と、スポットライトを浴びながら歌い上げたCHiCO。それにアツいバンドサウンドが続き、サビ前では“オーオーオー”という観客の合唱が会場にこだました。間髪入れず爽快感あふれる「TRUE BLUE SKY」を繰り出すと、リズムに合わせた観客のクラップが会場に鳴り響く。ライヴが始まってものの数分、早くも会場のボルテージは最高潮になっていたのは彼女の歌のパワーが観客を引きつけたからだろう。そのすごさを早速痛感させられた。

“こんばんは。ソロ一発目のライヴ、すごく楽しみにしていました。みんなと一緒に作り上げていきましょう!”とCHiCO。ライヴはソロ曲だけでなく、CHiCO with HoneyWorksの曲やカバー曲、人気のアニソンを交えながら、各ブロックに2月にリリースしたばかりのEP『PORTRAiT』収録曲を配置した構成。CHiCOのこれまでを振り返りながら、“今”も感じさせるという組み立てが “神セトリ”となっている。まさに“CHiCOの名刺代わりとなるライヴ”となった。

CHiCO with HoneyWorksの楽曲からは「カヌレ」と「ヒミツ恋ゴコロ」を披露。お菓子の名前が歌詞にたくさん登場する「カヌレ」は手を左右に揺らして盛り上がり、「ヒミツ恋ゴコロ」では、観客のペンライトが会場に揺れる。本人曰く“2月(バレンタインの季節)なのでキュンキュンの曲を詰め込みたかった”とのこと。可愛さとカッコ良さの両面を持つ彼女の可愛いくて乙女チックな一面があふれたこの流れに会場は温かくてフワフワした空気に包み込まれた。

カバー曲はCHiCOの音楽活動のルーツとなった楽曲などが披露された。高校時代は軽音楽部に所属し、ヴォーカル&ギターとして初めて人前で歌ったというチャットモンチーの「風吹けば恋」は、間奏でギターを弾くマネを見せたところも良かった。小学生の時に出会い“こんな深みのある声で歌いたい”と思うようになったという諫山実生の「月のワルツ」は、ジャジーなサウンドに乗せて、ステージに腰掛けてしっとり歌い上げた。また、PSY・Sの1988年の楽曲「Angel Night ~天使のいる場所~」のカバーも聴きどころとなった。アニメ『シティーハンター2』のOPテーマとしても知られる、ドラマチックなイントロとキャッチーなサビが秀逸な楽曲。CHiCOはアツくハイトーンやフェイクも繰り出し、時代を超えて名曲を“今”に蘇らせた。

ライヴ終盤戦は、人気のアニソンを連発。『まじっく快斗1412』OPテーマ「アイのシナリオ」では、拳を突き上げ“行くぞヨコハマ!”とフロアーを挑発すると、観客から“ハイ! ハイ!”とかけ声があがる。『ハイキュー!! TO THE TOP』EDテーマ「決戦スピリット」では《Break out》《We are》と合いの手が響き、落ちサビではCHiCOが客席に向けたマイクに観客が大合唱でそれに応えた。そして、『シャングリラ・フロンティア』EDテーマ「エース」では、髪を振り乱しながら、サンラクのごとく嚙みつくかのように歌う。観客は体を揺らし、ペンライトを振りながら声の限りを尽くして、CHiCOの冒険譚に酔いしれた。

ミニアルバム『PORTRAiT』の楽曲もライヴを大いに盛り上げた要素だ。ゆったりとリラックス気分で歌った「たがため」、ステージに腰掛けてしっとりと歌った「駅」。「イバラヒメ」は、真っ赤なライティングに包まれて怪しくも儚げに歌謡メロを歌い上げる。カラーが全く異なる楽曲の主人公たちを次々と演じるように表現する彼女の高い表現力と歌唱テクニックを随所で発揮していたところも印象的だった。

初のソロワンマンを振り返り“ワクワクが半分、みんな大丈夫かな?とか、いろんな感情がグルグル駆け巡った”としながらも“ソロワンマン一発目ですでにこれかってくらい、みんな完成されていて、みんなが曲を予習してくれてきたことが伝わった”と、嬉しそうな表情を見せたCHiCO。MCではソロになったことの不安も口にしながら、“アーティストCHiCOだからこそ届けられるものを見つけて届けていきたい”と力強く宣言。本編最後に歌った『PORTRAiT』の1曲目「エンパシア」では、《これまでの全てを/愛せなくたっていい/今日からの感動を/溢れるその感情を/優しさと呼ぼう》と、この日の感動や感情を胸に刻みつけるかのように歌った。

アンコールでは夏に全国Zeppツアーが決定したことも発表。“新たな一面を模索して、夏ツアーではそれをみんなに届けられるように頑張ります!”と、ファンとの再会を誓い合ったCHiCO。ライヴの最後にポップで明るく可愛い「Prelude Romance」を歌って、この日集まったファンへの感謝と愛を伝えた。

撮影:江藤はんな(SHERPA+)/取材:榑林史章

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 6

    06. 風吹けば恋(チャットモンチー Cover)

  2. 7

    07. 月のワルツ(諫山実生 Cover)

  3. 9

    09. Angel Night ~天使のいる場所~(PSY・S Cover)

  4. 16

    <ENCORE>

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