LIVE REPORT

氷室京介 ライブレポート

氷室京介

『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』

2016年05月23日@東京ドーム

取材:池田スカオ和宏

2016.06.02

この4大ドームツアー『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』を最後に、無期限のライヴ活動休止に入ることを明言していた氷室京介。その最終公演が5月23日に東京ドームにて行なわれた。

氷室自身、これまで以上にステージや会場との共有感を楽しんでいるように映った、この日。集まった5万5,000人のひとりひとりが、このツアー最多となる全35曲を、終始一緒に熱唱した。

客電が落ち、ステージ左右のスクリーンに過去のライヴ場面をフラッシュバックさせた映像が流れ出す。大歓声の中、ステージに現われた氷室。1曲目の「Dreamin'」を皮切りに頭の9曲はBO?WY時代のナンバーが歌われた。1曲目から会場中も大合唱。のっけからとてつもない一体感が生み出されていく。続けて、スリリングさがたまらない「RUNAWAY TRAIN」、土着性あふれるビートが特徴的な「BLUE VACATION」を、まずは熱唱。

“35年の歴史の中、みんなに聴いてもらいたい曲をたっぷり用意してきた。最後まで楽しんでほしい”と、これからの長い夜に思いを馳せさせるMCのあとも、ドライブ感を会場に呼び込んだ「ハイウェイに乗る前に」、カウパンクノリのビートで会場を躍らせた「BABY ACTION」、“BO?WYの数あるアルバムの中、作品的にも当時の自分たちの心持ちや背景、意欲も含め、バンドがプロとして確立していく上でも大好きな作品だった”と告げると、そのBO?WY4枚目のアルバム『JUST A HERO』の中から、「ROUGE OF GRAY」「WELCOME TO THE TWILIGHT」「ミス・ミステリー・レディ」の3曲が続けて歌われた。

続いては、歌がじっくりと会場中に染み渡るように広がった「IF YOU WANT」、《もうあれ程誰かを 大切に想う事 二度とはないだろう》のリリックも、この日はなおのこと胸に響いた「LOVER'S DAY」と、今春発売のベスト盤『L'EPILOGUE』収録のナンバーが歌われた。

愛しさを会場中に広がらせた「CLOUDY HEART」(BO?WY)以降は、BO?WY時代のナンバー、自身の楽曲がブロック毎で披露された。「PARACHUTE」においては歌唱後、同曲の作詞者でもあるGLAYのTAKUROとL.A.にて、B'zの松本孝弘を交え3人で焼き肉を食べた際について言及。TAKUROからの、今後ライヴを行なわないことへの遺憾を込めた、今後の身の振り方への問いに、“還暦にはアルバムを作るよ”と答えたと、場内に和やかさをもたらせる。続けて語られた、“時間はかかるだろうけど、待っていてほしい”の締めのひと言には、今後もしっかりと続いていくであろう、会場と氷室との強いアライアンスを感じた。

“ここからは後半! ビキビキにいくぜ!!”との煽りのあとは、場内にさらなる一体感を培わせた「BANG THE BEAT」を始め、怒涛のヒムロック王道ナンバーが連射される。手拍子と大合唱の中、楽曲の完成を見た「WARRIORS」、中でも、「ONLY YOU」「RENDEZ-VOUZ」「BEAT SWEET」「PLASTIC BOMB」のBO?WY疾走ナンバーの連射には、会場中も合わせて熱唱。この場にいる全員が拳を天に力強く突きあげ歌う場内の光景も印象的であった。

特効も交わりさらに沸騰する場内とともに、「WILD AT NIGHT」「WILD ROMANCE」と、盛り上がりナンバー2連発を経て、本編最後は“この歌から始まりました!”とのシャウトのあと、ソロデビューシングル曲「ANGEL」が誇らしげに、気高く歌われた。

1回目のアンコールにて、まずは“この東京ドームでは、区切り区切りでやらせてもらったけど、今日が一番最高だね”と告げた氷室。東京ドームでのライヴ回数の男性ソロアーティスト最多を誇る彼だが、3デイズは今回が初。最後まで自分の限界の先に挑み続ける、まるでアスリートのような彼のストイックさを改めて思い起こさせた。

ンバー紹介のあとは、人気ナンバーやヒットナンバーが次々と飛び出した。“懐かしいヤツをいくぜ!”と言って放たれた「NO.NEW YORK」(BO?WY)では、いわずもがな場内も大合唱。氷室も嬉しそうにサビの部分では客席にマイクを預ける。

ダブルアンコールでの鉄板の人気ナンバー4連発を経てのトリプルアンコールでは、さらに熱狂の火に油を注いだ「SEX & CLASH & ROCK'N'ROLL」、ラストは「B・BLUE」(BO?WY)を会場とともに歌い切り、満場からの温かい感謝の拍手の中、“やり切った”とでも言っているかのような満足そうな表情とともに、氷室京介は、ゆっくりとステージを去っていった。
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    DREAMIN'

  2. 2

    RUNAWAY TRAIN

  3. 3

    BLUE VACATION

  4. 4

    ハイウェイに乗る前に

  5. 5

    BABY ACTION

  6. 6

    ROUGE OF GRAY

  7. 7

    WELCOME TO THE TWILIGHT

  8. 9

    "16"

  9. 13

    LOVE & GAME

  10. 18

    ONLY YOU

  11. 19

    RENDEZ-VOUZ

  12. 20

    BEAT SWEET

  13. 21

    PLASTIC BOMB

  14. 23

    WILD ROMANCE

  15. 24

    ANGEL

  16. <ENCORE1>

  17. 29

    NO.NEW YORK

  18. <ENCORE2>

  19. 32

    ROXY

  20. <ENCORE3>

  21. 35

    B・BLUE

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