ハズムセカイ稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 泣いてたでしょ そんな目でしょ それは 哀しいのか 悔しいのか 分からないけれど ねえ 知らないでしょ 自分のすごい才能を ちょびっとだけでいいから そばに来ておくれ ハズムセカイ ハズムココロ キミがいるだけで ボクの世界は変わるよ ハズムフィーリング ハズムカンバセイション そして たまには触れあったりしてもいいでしょ 何もかも 思い通りにはいかないことは 痛いほど 分かってるから 何もかも あきらめる前に 大切なもの見極めたいんだ まだここにいて ハズムセカイ ハズムココロ キミがいるだけで ボクの世界は変わるよ ハズムアメ ハズムカミナリ 何でもかんでも シアワセのリズムに変わるよ この浮き世で起きてること あれこれ いろいろ 受け止めて 泣くも笑うも キミとボク次第 ハズムセカイ ハズムココロ キミがいるだけで ボクの世界は変わるよ ハズムカゼ ハズムタイヨウ 何でもかんでも 優しく感じてしまうよ これがずっと続くなら それはすごいこと このまま 朝が来るまで 一緒にいてよ |
幸福への長い坂道稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Inaba Koshi・Terashima Ryouichi | 空へと向かってのびる 長い坂道のぼれば その先に幸せがあるはずと いつか誰かに教わった 要らないものを捨てながら 汗をかいて 錆びついて悲鳴をあげる自転車をこいだんだ ああ そして何か 素敵なことが始まる そう 信じたんだ 遠ざかる意識の中で 君がにっこり笑いかけ また明日と手を振った そうして一人夢から覚めた時は ただひたすら胸が痛い 揺らぎ続ける心の奥の方に 本当に辿り着きたい場所があるというのに ああ そして何か 素敵なことが始まる 待っていたんだ はかない期待を抱いて ああ きっといつか 素敵な日がやって来る そう 信じたんだ 太陽に手をかざして |
横恋慕稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Inaba Koshi・Terachi Hideyuki | 首すじを ちろりと 汗が這って落ちる 思わず 見とれてる 無防備な顔さらし oh キミはアイツのもの 知ってる でも なりふり構わん テーブル蹴っ飛ばせ どんな罰でも 受けましょう とまらない横恋慕 見事 飲み下して見せよ きっかりハリ千本 今に落ちてゆくのは 燃えたぎる谷間 キミに飲みほされた グラスがカランと鳴り 真剣に妄想中の僕は 蒸し暑い夕方に気づく oh 目の合う回数 不自然に 多いとはアイツも知らない 見えない糸を張れ どんな言い訳も見つからない 明白な横恋慕 それなりの覚悟がなけりゃ この先は通せんぼ 天国と地獄はたぶん よく似たところさ ぬけだしちゃお こんなうるさい店から 映画のように 劇的にyeah 手をとりあって 悲劇の主人公 きどって愛の逃避行 誰もが線を越えたがる 禁じ手の横恋慕 甘い香りにひかれたら 戦争のスイッチはON 世界に平和がくるのは ずっとずっと先よ もっともっと先よ |
SAIHATE HOTEL稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Inaba Koshi・Tokunaga Akihito | 夕陽に向かい みんな帰りたい でもぎっしりの高速道路 クワガタみたい ヘリは自衛隊 目の前横切り着陸体勢 ぶ厚いガラスの向こう 見えるのは無音の劇場 心臓はエレヴェイター ボクハ待ツ じっと待つ 君の手がドアに触れるのを ショパンのボリュームを慎重に下げよう 恋に落ちるということは 不安まみれで過ごすこと ろくすっぽ夜も眠れない みんなライトをともす ここはSAIHATE HOTEL まぶしいSAIHATE たばこくわえ 電話にらみ 男は送るヒミツのメッセージ 壁にもたれ たぶん待ちぼうけ 女はコーヒーを投げ捨ててった ボクハ待ツ じっと待つ その香りが忍び込むのを 窓にうつるのは 自分の亡霊 恋に落ちるということは おおげさなドラマをつくること ロビーの人混みをかきわけ 進む君は勇敢なsoldier ここはSAIHATE HOTEL まぶしいSAIHATE 街たそがれ ボクあこがれ 底なしの欲望に飲みこまれ 自由を無くし 生きてることに 気づかないけどかまやしない ボクハ待ツ じっと待つ 君のはにかんだ笑顔を 世界のはじっこに座り込んで 恋に落ちるということは もう少し生きたいと願うこと 誰かがノックする 気配を感じふらり立ち上がる ここはSAIHATE HOTEL まぶしいSAIHATE HOTEL はかないSAIHATE HOTEL 息を殺せ |
THE RACE稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 秋空の下でみんなで並んで 位置についてよーいドンを聞いて 始まったレースは 今も脈々と続いてる 何を競い 誰と争う? 数字に縛られ なぜかムラムラ 何位になれば 君は振り向いてくれるの? 走れよ走れ 無様に煌めいて 誰にも見えないあの白いテープを切ろう見事に 転べよ転べ 泥にまみれ綺麗になれ 笑って目指そう 今世紀最強の木偶の坊 上でもよろしい 下でもよろしい 真ん中もよろしい おのれ自身をCHASE 汗だくのFACE とこしえのRACE 気づいた頃からかばんに入ってた あのものさしは何なんだろう 誰もがそいつではかられて 順番が決まる 勝ち組なの? 負け組なの? っていうか人生それだけしかないの? そのむなしさを 時間でまぎらわすのはそろそろ無理 走れよ走れ 無様に煌めいて 誰にも見えないあの白いテープを切ろう見事に 描けよ描け その心に映るもの 迷わず手にした色を派手に塗りたくりゃいい 前でもよろしい 後ろもよろしい まんまでよろしい 自分だけのACE 見つけてEMBRACE 見逃さないで 上を目指し その先にはどんな世界があるというのでしょう そのさみしさを ごまかしても 人はどこにも行けない 走れよ走れ 無様に煌めいて 誰にも見えないあの白いテープを切ろう見事に 転べよ転べ 泥にまみれ綺麗になれ 笑って目指そう 今世紀最強の木偶の坊 上でもよろしい 下でもよろしい 真ん中もよろしい おのれ自身をCHASE 汗だくのFACE とこしえのRACE |
透明人間稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Inaba Koshi・Tokunaga Akihito | 透明人間みたいに どこでもゆける うらやましいだろ 教室の中でも 廊下を走っても みんな見てないみたい なんて自由なんだろ 波のない海 だれかぼくの名前を呼んで だれでもかまわないよ 早く 今日はやけに暑い日だよね 喉は渇いてる 伝言はありませんか? 商店街を歩いて バスに乗りこんでも 何も起きないよ 知ってる人は何人か すれちがったけれど 見てるのはカメラだけ ズボンのポケットの ナイフは少しひんやり だれかぼくの名前を呼んで だれでもかまわないよ 早く このシャツを脱ぎ捨ててみたい 空にほうり投げたい 伝言はありませんか? 真夜中に目が覚め 天井に手をのばす だれかぼくの名前を呼んで だれでもかまわないよ 早く 景色はぜんぶ ゆがんでゆくよ 熱にうなされて おかあさん 僕はあの時 光をめざして 最高の世界を夢に見ながら せいいっぱいあなたの海を泳いだよ そしてもうどこかに行きたい 世界よ僕の思い通りになれ いつか僕の思い通りに 思い通りになれ |
おかえり稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Inaba Koshi・Terachi Hideyuki | 笑っておかえりなさい オミヤゲは今度でいいから 太陽に 灼かれながら ともに いさぎよく いきましょう 何が起きるか?見当もつかないよ ほらひびいてる 警告のベル 昔も今も それはいっしょだろう この星の現状 どこだって戦場 眠る前には あなたを想うよ 笑っておかえりなさい オマモリはカバンに入れて 雨には うたれながら ともに いさぎよく いきましょう 誇りをもち 動く人たちよ 口あけるのは 命がけのドア その愛情が ちゃんと伝わりますように とびこんでく人 はなれて見てる人 写真のあなたは 優しすぎる顔 笑っておかえりなさい オミヤゲは今度でいいから 太陽に 灼かれながら ともに いさぎよく いきましょう ともに さりげなく 力強く |
Sha la la -アヤカシNIGHT-宇浦冴香 | 宇浦冴香 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 葉山たけし | Sha la la la … やばい森にさそわれ 今宵もShowtime (アヤカシ NIGHT) 力まかせに 誰もが 暴れ放題 (ヨフカシでFIGHT) ためらいなんて吹き飛ばして 立ち向かえるかい? Yeah キミを守る (どうなってもいい) キミを守る それだけ (それだけでいい) 涙を流すだけの毎日にバイバイ Sha la la la … 届けたい言葉なら 胸の中にある (ナイショのロマンス) 消えてほしくない人なら 目の前にいる (フシギなディスタンス) 誰かが傷つくのばっかり もう見ちゃいられない Yeah I wanna be your knight (強くなりたい) I wanna be your light (いまよりもっと) いつかキミとかわそう 100%のスマイル Sha la la la … 降りしきる雨の中にこそ この身をさらそう yeah 何ができる 何が変わる 今さら キミを守る (どうなってもいい) キミを守る それだけ (それだけでいい) 答えはない (どこにもない) 生きるしかない (この世界ずっと) 自分を責めるだけの毎日にバイバイ Sha la la la … |
マイミライ宇浦冴香 | 宇浦冴香 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 葉山たけし | やたらこまめにメールおくらないで 悪さしません 大丈夫 心配してくれるのはアリガト アナタはトテモ いいセンパイ 経験豊富 なんでも先まわり でもここらへんでSTOP 別にきらいじゃないけれど たぶんちょっと疲れるかも キミのためだよなんて顔つきで テーブルごしにはりきって ダークな予言ばっか聞かせるのはなんで? それ言霊の不正使用 危機回避 なにもおこらない 何も学べない(どういうこっちゃ) マイミライをしょうのはアナタじゃなく このアタシ それが常識 ヒヨワなまんまじゃ どこにも行けない 泣けるほどハードにきたえて Hey Hey きびしい時代が来ると嘆くのなら(それが本当なら) 必要以上に アタシを甘やかさないでください プリーズプリーズプリーズ ドンドンヨクナルヨ マイミライが美味しかろが不味かろが この全身で味わいます ぐらつく世界でふんばる知恵 血が出ても手に入れます はなれたとこから見てるあなた 抱きしめてあげたくなるからフシギ Hey Hey |
休憩時間10分宇浦冴香 | 宇浦冴香 | 宇浦冴香 | 稲葉浩志 | Takeshi Hayama | 勉強キライ おしゃべり大好き sin cos tan(サインコサインタンジェント)… あぁ いったい何のため? むずかしいでしょ 先生! テスト前にいつも後悔 そんな高校生活 休憩時間10分 いろんなことしたくなる 授業終わってるのに前で 質問する人「よくやるわ」 鏡さえあれば安心 “メイクばっちり、おめめパッチリ” ホラ振り返れば 髪を巻いてる 娘(こ)もいるし 勉強キライ 体育はまあまあ好き バスケ・バレーにテニス え? 今日は持久走 そりゃないでしょ 先生! あぶら浮くし筋肉痛はイヤ そんな花の女子高生です 休憩時間10分 あっという間に終わっちゃう チャイムが鳴っても気にしない 無限のバカ話 「彼氏ほしー。」 ヒマさえあれば授業中も メールに全力 すごい集中力 返事が遅くてイライラ 時計を見つめる テストできない 裏には落書き 遺伝 組み換え DNA… Hもろくに知りません ちょっと休めば? 先生 テスト期間はニキビが増える そんな青春生活 何も考えてないわけじゃない 何をすればいいかわかんない 何もしたくないわけじゃない チャイムがまたみんなをせかす 恋もしたい お金もそりゃ欲しい レジ打ち&ファミレス バイトかけもち当たり前 人生には○をチョーダイ テスト期間はシフト入れない そんな律儀なアタシです 休憩時間10分 未来の地図を せっせと描こう |
イタイケな太陽稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | ああ 初めて君を見てから 何年何ヵ月何日だろう ああ 燦然たる笑顔見せられて 遠くから新しい朝が来た 自分自身の 醜いとこ 探してはイライラし続けてた 僕に生きる糧を 与えてくれたよ You are my sunshine イタイケな太陽 涙を燃やして輝く 聖なるぬくもり守りぬくのは僕だけの Pleasure ああ 無数の多彩な出来事が 僕らの中を通りすぎる ああ 今日まで見たどの場面よりも 今が一番いいんだって言おう どんなときも ひと言が足りなくて その心傷つけた 少しでいいから 変わってみたいよ You are my sunshine イタイケな太陽 見えない時でも ともにいる 悲しい雨を降らせたなら僕のせい 母なる sunshine 触れておくれ 冷たいこの心溶かす その指先は たったひとつだけの 道しるべ You are my sunshine イタイケな太陽 他の誰かじゃ ダメなんだ この足もとに花咲かせるのはその愛 母なる sunshine 触れておくれ 冷たいこの心溶かす その指先は たったひとつだけの 道しるべ |
赤い糸稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 見慣れた町 ゆっくり吹き抜ける風 ふたりして いつものペースで歩いてる ふざけ合って 笑った後に気づいた 見たことない 大人びたそのまなざし 何も 話さなくたっていいよ 大丈夫 気持ちはきっと 間違いじゃない ただ 真っすぐ 何かに突き進んでゆくあなたをね ついついね 見つめてしまう そばにいても 離れても だれかとだれか つなぐ 赤い糸 すべてを知ることなんて できないよ だから 目を閉じて祈る ただ 真っすぐ 何かに突き進んでゆくあなたをね ついついね 見つめてしまう 黄昏の空に 星がひとつ落ちる |
リトルボーイ稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 「幸せをどうもありがとう。」 あのおばあさんはそう言って 妙ににっこり手をふりながら エレベーター降りていったよ むずむずする体で 汗と涙 今日もとびちらして 限界を知らないまま 暴れたい 壊してしまいたい 何でもできる可能性を 誰かにつぶされて オトナにされてしまうだなんて メイワクなハナシだぜ 丸くふくらんだ頬に 好きな歌 ぎっしりつめこんで 瞳の奥の宇宙に 無邪気さと 残酷な快感がねむる リトルボーイ 蒼く萌える翼 アイムア リトルボーイ 精いっぱい広げたなら リトルボーイ うしろなんて見ないで アイムア リトルボーイ はばたいていきます バイバイ ボクが炸裂させるのはハピネス リトルボーイ 蒼く萌える翼 アイムア リトルボーイ 精いっぱい広げたなら リトルボーイ うしろなんて見ないで アイムア リトルボーイ はばたいていきます バイバイ リトルボーイ ぞっとする現実に アイムア リトルボーイ うちのめされるかもね リトルボーイ かなしくともくやしくとも アイムア リトルボーイ だれひとり殺しちゃいけない ボクが炸裂させるのはハピネス 「幸せをどうもありがとう。」 |
主人公稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 選ばれた人でありたい あるはずだと くいさがってきたけど でもどうやら ボクはまったくフツーらしい ということは 何ができるのか 自分を誤解したままで つっぱしるのはやめて ドラマの筋書きを変えてみろよ つきぬけたい ボクはボクなりのやり方で もってるもんで やるしかないだろう yeah 迷いながら ぐらつきながら それでも必死 そんなやつが 今日から主人公 身を挺して きみを守り 筋を通せる 男でいたかったけど まちがいなく ボクはたいくつな弱虫 それならば どんな役割なの 鏡の中には映らない 自分のとんがってるところ 見つけたなら ひたすら磨いてみろよ なんとかしたい 誰かといっしょじゃなくていい もってるもんで やるしかないだろう yeah 吹きあれる うかれたさわぎの その後に 自分で立ってるのが主人公 ポケットひっくりかえせ シャツをぬぎすてろ その姿をよくみりゃいい つきぬけたい ボクはボクなりのやり方で もってるもんで やるしかないだろう 星のように はでじゃないけれど ちゃんとしてる そんなやつが 今日こそ主人公 そんな自分を この世にささげよう ブキを手に入れろ 1コしかないやつを ブキを手に入れろよ 誰も傷つけないやつを |
不死鳥稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | たしかに聞こえた やわらかな寝息 それは気のせいじゃなく ほの暗い窓の形といっしょに覚えてる 場所 まぶしい出会いは はかなさの香り 楽しみと哀しみは コインの裏表 ぴたりくっついたまま 回ってる いずれ飛び立つ鳥のように じっと空を見てたよ 裏切られても ほっとかれても きっとまためぐり逢う 不死鳥のように 炎があがるように いつか君は僕の前に現れるでしょう 日常は誰にも平等におとずれ 幸不幸にかかわらず それをクリアしなきゃいけないものだと思う 実際 信じられるものひとつあれば なんとかできるはずだろう ひき裂かれても 忘れられても 果てることない夢 不死鳥のように 炎があがるように 罪深い鼓動は激しく鳴りはじめる あの時君は どのくらい 心を許してくれたのだろう 間違っていても みっともなくても 終わらせない夢 昼の月のように 眠る虹のように それはいつもそこにある ひき裂かれても 忘れられても 果てることない夢 不死鳥のように 炎があがるように 罪深い鼓動は激しく鳴りはじめる |
去りゆく人へ稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 窓あけて思い切り空気を吸いこんだら 大好きな季節が始まるのがわかる 仕事におぼれていても ふとしたときその声を求めてしまう 去りゆく人よ 迷わないで 幸せに向かいますように 何もできないボクだから 空を見てぼんやりして ただ願うだけ さらさらと冷たい風に気づかされて まくっていたチェックのシャツ 袖をおろして歩く すっかりはなれていても かけがえのない人の喜ぶ顔を見たい 去りゆく人よ さあ今だ 新しい自由を歌いあげろ 無限の可能性に満ちてる その影がまたボクを 生かしてくれる 去りゆく人よ とっくに ボクを忘れてしまっても 夕陽のような記憶はずっと 変わらずにこの魂 照らしつづける やわらかいその手がそっと ぬくもりで包まれるように いいかげんだったボクだから 雨の中ばかみたいに ただ 願うだけ じっと 想うだけ |
この手をとって走り出して 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 昼間の映画館を出て まぶしさに目を細め 苦笑いする顔 きらいじゃないよ ほんとに ドライヴしながら 思わず 歌ってしまった後に はずかしそうに窓を開けていた 淡い風の中 何もかもがとても素敵で これ以上 いらないはずなのに それじゃまたね おやすみって 手をふるたび思う この手をとって走り出して ねえ ここじゃないどこかへ 光浴びて風にふかれ あふれる人波つきぬけて 世界中で2人しか知らない 真実を胸にしまって せまってくる 夜の闇に ゆっくり溶けてしまいたい この人しかいないなんて 思わないようにしたい つらい思いするのはいつだって 愛情の強いほう 楽しい時をゆがめてしまう勇気を しぼり出せずに わざと遠まわしな言葉 えらんでいたけど この手をとって走り出して ねえ ここじゃないどこかへ 光浴びて風にふかれ あふれる人波つきぬけて 話したいことが体の奥に 雪のように降りつもる 他の誰より笑ってくれる Just for you あなたに届けたい いつか吹いていた 海辺の風を思う この手をとって走り出して ねえ ここじゃないどこかへ 光浴びて風に吹かれ あふれる人波つきぬけて あなただけにしか 触れられない 心のスイッチがある きっとそれだけは 何が起きても 消えることはもうないでしょう |
今宵キミト稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 音もなく ろうそくが燃えているよ その横顔を じっと見ながら たまにはこんなのも いいと思うけど いったい君は何と戦ってるの うわの空な態度 見せられんのもつらいよ むなしげなその目 涙さえ寸止め 考えだしたら最後 日中夜とまらないよ いっそのこと爆発してみせてよ 今宵君と 思い切りハジけたいのに なぜに 目線は微妙にずれたまま 戻らない ハモったりして歌ったらさぞ楽しいだろ けど僕の言葉はしゃぼんのように 次から次へと しぼんで消える 僕らは特に 間違ったことなんて してきてはいないはずだろ たぶん ただ大切なものの 順序が変わり 知らない君が 顔をのぞかせるんだ 信じたものの価値 どん底まで落っこち 愛するものの命 あっけなく吸い込む街 あまりの味気なさ 世界のあさはかさ 自分の及ばなさ もう嘆かないで 今宵君と やさしい夢を見たいのに なぜにそんなに 哀しい夢に捉まってるの いかんともしがたいものは 誰にでもある そして今 僕を揺さぶり続ける ただひとつの現実は君なんだよ 問題はどこ どこの誰 誰がいったい 糸ひいてんの 深い闇 やけに遠い灯り とりあえずその手を握らせてよ 今宵君と やさしい夢を見たいのに なぜにそんなに 悲しい夢に捉まってるの そろいのステップでも踏んで おどけてみたいけど その心に向けてただひたすらに 歌でも歌いながら僕は待とう 音もなく ろうそくが燃え尽きるよ |
CAGE FIGHT稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 毒がゆるく回るように 気分が重くなる 信号を待ってたらこの街が 檻に見えたよ 逃げたいと思うけど どこに行けばいいの 戻れない 道はいずってる 誰かも 同じように cry のぼれない 高い壁がある ゆるいショック この身をひきさく ちっぽけな自分を知ったなら 腹くくって Fight いつなんどきどんな相手とも 戦うなんて 言ってみたいよ 1度くらい きみも思うでしょ ここから出たいなら ここで戦えよ ムリじゃない そりゃ楽でもない 誰のせい 医者に聞いてよ 手に負えん そんな言わないで このまま 闇につぶされんの? ひとりだけどひとりじゃない 檻の中で Fight 話しかけないで 先に行ってておくれ そんな簡単じゃない でもいつか追いつけるよ ムリじゃない そりゃ楽でもない 誰のせい 医者に聞いてよ 手に負えん そんな言わないで このまま 闇を飲み込め 死ぬほど 泣き叫んだら ほんのチョット 予定を変えてみる ひとりだけどひとりじゃない 檻の中で Fight |
エデン稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | なぜここまで僕らは 盛りあがれるの 古着屋でも本屋でも 散歩してるだけでも 別に何も買わなくても ぜいたくな気分 大きな海を越えなくても でっかい旅をしているよう この世というものが 捨てたもんじゃないと 思える時だった どこでもかまわないよ あなたのいる場所こそ 至上の楽園だ まぎれもない運命の人よ つまずいてころんだって せーので笑って 前むくんだ 越えてくんだ この目はあなたを 見るためにある パズルをしてみようよ お互いの凸凹で 一個ずつハメてゆけば どんな形になるだろう? 誰が何をいおうと 僕は己を 見失ってなんかいない まんまでほほえんでおくれ 世界が滅んでゆくとしても おねがいだ あなたがすべてはじめるよ なぜに人は誰も ただ生きるだけで 傷つく 傷つける? 眠れぬ夜を またひとつ こえよう わかってるよ 例の果実を かじったんだよ もう後に戻れない 頭の中つくるイメージ それで終わらせたくはない 今までの僕ならば 出来なかったことをさせてよ ここですべての愛と罪と罰が 生まれてゆく さあ受け止めよう どこでもかまわないよ あなたのいる場所こそ 至上の楽園だ まぎれもない運命の人よ 他には誰もいないよ わかっているから 悶えるんだ 苦しいんだ 心に決めた 十字架を背負って 生きてゆこう そのままでいてくれ |
Lone Pine稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 贔屓のチームの勝敗が 今夜の気分を大きく左右する っていっても たいした話じゃない 天井からつった テレビを見て ボクは君の肩に手をまわすけど きっとこれがベストなカタチじゃない 残りのピザを食っちまったら たまにはいっしょにゆっくり歩いて帰ってみよう この道は一体どこへ つながっているのだろう ヘッドライトが僕たちの ふぞろいな影を 映し出してる ルル… 緩慢な日々を やりすごして 夢は夢のままでいいと思ってしまう そんなものなんだって 学んだよ 申しわけ程度の飾りつけが 風に揺られ遠慮がちにクリスマスの到来を告げる 君のことがただ愛しい どうなっても失いたくはない 低くたれこめた雲が この街と僕たちを包んでいる ルル… 死の谷をつき進み いくつものカーブを曲がり 山河を越えわたり その向こう側に まだ見ぬ何かが待ってるというの いつもより力強く 君の手を握りしめて 昨日よりもましな日に してみたい きっとできるはずだろ ルル… |
The Morning Call稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 朝もやを切りさくように 黄金色に海が輝いたよ 神さまでもいそうな 気配がして思わず 電話したくなった とぎれそうで とぎれない 神秘の波動 何見ても 最初に知らせたいのは いつだってきみ 消えそうで 消えないあの声を さがしてしまうのは悪い癖 どこにいても とめられない 夕焼けのときとは違う ひまわり色に空が染まってゆくよ きみならあの色を 何と名づけるだろう 死ぬほど知りたい とぎれそうで とぎれない 驚異の波動 忘れようとするほど美しく よみがえる おしえてよ 今何を見てるの きみの幻を 追いかける日々 しょうがないだろ とめられない とぎれそうで とぎれない きみの波動 せつない街の空気を震わせ 僕に届く 誰に会って 誰を見つめていても この心を ゆさぶり続ける 限りなき WAVE とめられない |
絶対(的)稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 注意報を聞きながら 嵐の予感を胸に サンクチュアリめざす夜 ワイパーの動きさえも止まって見える 激しいクラクションにも かきけされることない ゆるぎない欲望の勝利なの? 大好きだって言われたい そのためだけに生きてるみたい 見えなくなっても その声は聞こえてる 愛がどうかなんて もうたくさん 語れば語るほどに うそっぽい 誰とも比べない キミという人だけが絶対 言葉にもしぐさにも あふれこぼれそうな才能 僕ごとき 逆立ちをしてもかなわないっていうか 逆立ちできねえ めらめら青白く 輝きつづけるオーラ しなやかな引力で 僕を吸いこむ 大好きだって言われたい もしくはただ抱きしめられたい ゴッデス? ヴィーナス? どんな呼び名でもいい きらわれるのが一番こわい 失う準備などできちゃいない こんなに臆病に なった自分の負けは絶対 大好きだって言われたい そうじゃないと なんだか 意味がない 身のほど知らずと 知っていながら I don't care 永遠に続くものはない そう思えば またふるえてしまう まっくろい 闇の中 待っているキミだけが絶対 |
LOST稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | Koshi Inaba・Hideyuki Terachi | 君の声が 急に響く 退屈な街角 賑わう通り 立ちつくし ひとりそわそわする ああ... 会いに行こう ああ... そこはどこなの 誰ひとり 待ってはいない それを 知っていても 大事なこと 感じてみたい だから 行ってみよう |
念書稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 目の前の闇が怖いから 立ち止まる 稲妻が走るような天啓は 待てども来ない 愛しい者たちの笑顔 チラリと描いて ストレートだろうがカーブだろうが 答えを出したなら your time has come 今から自分がやることを 未来において 絶対後悔いたしません 永遠に誓います って心に彫ってしまえばいい 我が身のことばっか心配で 夜もおちおち 眠れないからまた翌朝 体は重い なんだか損をしたような気分 自分が可哀想で 恨む相手を探しながら 大事なこと忘れる your time has come 世の中がガラリと変わっても あの人への感謝 それだけは決して忘れません ずっと持って行きます って心に染め抜いてしまえばいい どんな結果にも目を背けない 誓ったらただ今を生きるのみ… |
ルート53稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 南北に走る車のタイミング見て 一斉に駆け抜ける 渡っちまえばそこには 高架下 秘密を持ち寄った小さな宇宙 コンクリート 冷たい暗渠 か細い線路 砂の山 この世のノイズがまじり響く 胸騒ぎ止まらぬ夏の昼下がり 誰にでも居場所はあるもんだ 心が透き通ってゆくような ひんやり深い森に 抱きしめられる そんな気分になれるという それは今もそこに ある日家族がなんだか慌てていた おじいちゃんがはねられ足が折れちゃったんだって 近所の病院の固そうなベッドの上で はやく家に帰らせろって 看護婦に怒鳴りちらしてる わかるよわかる 横断歩道ないけど 大好きな畑までの近道だもの 誰にでも居場所はあるもんだ 思わず笑ってしまうような 漫画のヒーローを 本気で目指してる いつかの自分になれるという それは今もそこに そのうち一人二人と町から流れ出してゆき 僕もあの道をたどり 何かを追いかけていった 喧騒に揉まれ 成長しただなんて みっともない勘違いに気づいたよね 誰にでも居場所はあるもんだ 何も言わず叱られてるような ずる賢い心嗤うような それでいて待っててくれるような 流れる川に 何度も飛び込む いつかの自分になれるという それは今もそこに そこにある |
photograph稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 手帳にいつも隠してある あの人の写真 少しも色褪せることはない 石垣のある公園の桜の下 晴れているけど まだ少し寒そう 人は誰もがいつか旅立つと わかってるつもりでいたけれど 何気に眩しいその笑顔眺めれば 静かに一筋涙はつたい落ちる 大事な誰かがいるなら 皆そうでしょう もう一度会いたい たったそれだけ あんまり本を読まない私だったから 少し離れてその本棚を見る 長い物語がひしめき並んでいる いつかプレゼントしたのは木の栞 埃を踊らせる優しい陽差し ゆっくり深く息を吐き出して 勇気をしぼってページをめくってみる あなたの足取りを追いかけるように カレンダーを後ろにめくっていけるのなら もう一度会いたい たったそれだけ 何気に見つめているうち いったいどれだけ 時間が私をすり抜けてゆくの 行き場をなくした愛情を今はただ この胸にそっとしみこませる 誰にも言わない 叶わぬ夢と知ってても 何もないままじゃ明日を待てない 大事な誰かがいるなら 皆そうでしょう もう一度会いたい たったそれだけ |
友よ稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 日曜日の空港で いつまでも手を振って 見送ってくれた 夕陽のようなその姿 戸惑いにも似ている 喜びを飲みこみ 荷物を背負いなおし 僕は背を向け また歩き出す 友よ 友よ 友よ その声は何よりも 心深く届く 今度は家に泊まりなよ 言葉があるなら歌おう 自分にもそれほど 余裕があるわけでもなく 悪戦苦闘の日々を 笑顔で乗り越えて 苦しい時さりげなく 電話をくれる人よ わかってるつもりだよ その思いは 何があっても 友よ 友よ 友よ その声は何よりも 時間を超えて響く 今度はいつになるだろう これからの話でもしよう 友よ 友よ 友よ その声は何よりも 時間を超えて響く 今度はいつになるだろう 友よ 友よ 友よ 大切な大切な人 いつも元気でいておくれ 人生が悪くないと 思えるのはキミが いるからだよ |
孤独のススメ稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Akihito Tokunaga | みんながいるなら ひとまずは安心と ぞろぞろ渡ってしまった赤信号 右も左も見ることなく流れに身を任す 妙な連帯感 これまるでヒプノタイズ 強くなった気になるのは勘違い 突っ込んできた車にゃ体は勝てないし 泣いても遅い 何にも疑わず考えるの サボりまくって 痛い目にあってから 泣きっ面で犯人さがしに躍起になる たまにはひとりで 寂しく強く考えてみてよ これでダメならばしょうがないと 晴れやかに歩き出せ BGM付きのニュースばっかり見たい 誰かに心ひっぱってもらいたい 悪いのはあいつだ とりあえずあいつを懲らしめろ リーダーの暗示に身を任す いつも運悪く誰かが 巻き添え食らう その時一体 誰の言うこと聞いてついていく気なの たまにはひとりで 深い海を潜っていってみてよ 新しい言葉を 息も絶え絶えに手に入れてごらん 必死に空気ばっか読んでたら 自分の名前さえ分かんなくなっちゃうかもよ たまにはひとりで 寂しく強く考えてみてよ たまには群れずに 静けさの中 どっぷり浸かりなよ 大勢の力に たやすく押し流されちゃいけない |
Bicycle Girl稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 自転車のきみが僕を追い越す さらりとした、かろやかな朝 肩にかかった髪 舞い 自転車のきみが甘い匂いだけを 華麗に置いてった その後姿 耳から垂れた白い線が揺れる 気になるよ いつまでも 誰の声に夢中になってんの? 教えてよ その秘密を 軽いめまいがして駅へと急いだ 自転車のきみが携帯の画面見ながら うふっと笑ってた横顔 運転中だというのに危ない不謹慎 気になるよ いつまでも どんなメッセージが届いてんの? 教えてよ その秘密を 今日は一日がなんだか暗くなりそう 自転車のきみが現れない ざーざー雨の灰色の朝 傘を跳ねる水玉の音聞いて 気になるよ どうしようもないよ 見えない君を思ってしまう 教えてよ どうしてだろう 君がいないと心が静か 望もうと 望むまいと 僕らオトナになっていって ある日ふとわかるだろう たぶんせつなさやほろにがさの愛しさを |
Stay Free稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Akihito Tokunaga | 見たことない鳥ならば 君が名前をつければいい 誰かがその昔に 始めた時と同じように つれない人もいるだろう ひそひそ噂するだろう そうやってウサを晴らすだろう 自由ってどんなものでしょ もう何百回も聞いたコトバでしょ ぞっとするほど寂しくて 狂おしいほど美しいもの 自分が何色なのか なかなかはっきりしなくても 無理に急ぐことなどない 目に映るもの ちゃんと見りゃいい 誰かは君を忘れるだろう きっと遠くにいっちゃうだろう そして幸せを探すだろう 自由ってどんなものでしょ 逃げるだけじゃこの手には掴めない 三日月のようにとんがって 太陽のように燃え上がるもの 自由って… 自由ってどんなものでしょ 逃げるだけじゃこの手には掴めない 自由ってそんなものでしょ 荒れ果てた大地を彷徨う感じ 獣のように乱暴で 儚い花のように気高いもの |
泣きながら稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 泣きながら 一日が終わってしまうのは やっぱり悲しい せめて目を閉じる前には 優しくおやすみを 言いたい 胸が痛いまま見る夢は どこまでも黒く長い闇 大好きなあなたの 声が遠ざかり ほらまた泣いてしまう 必死にこらえるから 仲直りできたなら 一緒に目覚めたい 優しい言葉だけを 思い浮かべていくよ 大切なものに気づくのは いつも真っ白い朝陽の中 手立てがないまま こころの中で今日を振り返ってみる 何がいけなかったの 眠れぬ部屋で ぎゅっと体を丸めた 仲直りできたなら 大きな声で歌いたい 楽しかったことばかり こころにわいてくる 大切なものに気づく時 いつも新しい涙が落ちる 仲直りできたなら 一緒に目覚めたい 優しい言葉だけを 思い浮かべていくよ 大切なものに気づくのは いつも真っ白い朝陽の中 泣きながら 一日を終わらせるのは もうやめるよ |
Golden Road稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 不思議な匂い漂う金色のトンネル 朽ち輝く銀杏がくるくるまわる 見えてるつもりの出口は なかなか近づいてきやしない 頑張らなくてもいいんだよなんて 今の僕には聞かせないで 信じた道なら行けばいい 震える心を知ったなら 血が滲んでも少々痛くても 行き先を疑うことなかれ ムリをしたっていいんじゃない 笑われたっていいんじゃない 誰かのものでもない 僕だけのゴールデンロード 何度も語り歩いた まっすぐなこの道 思えばあなたの笑顔は毎日そばにある 失敗という名のしょっぱい通過点 まだまだ待ち構えているでしょう その先にしかない快感めざす そんな人を誰が止められるの 信じた道なら行けばいい 孤独な心で決めたなら 憐れみの声が聞こえても 中途半端な愛ならいらない 無視されたっていいんじゃない 前を見てりゃいいんじゃない 誰かのものでもない 僕だけのゴールデンロード 好きだという熱こそが最低限で最高の希望 信じた道なら行けばいい 涙がぼろぼろこぼれても たとえその途中でぶっ倒れても そこで命が燃え尽きても 信じた道だけ行くために 僕らは生まれて来たんだろう 輝く瞬間を知るために 暗闇を駆けぬけてゆくんだよ ムリをしたっていいんじゃない 笑われたっていいんじゃない 誰かのものでもない 僕だけのゴールデンロード |
Cross Creek稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 文句無く綺麗な姿で ペリカンたちが飛んで行って 波の打ち寄せる河口沿い 小さな教会で 誰か静かに結婚してる ぶ厚い雲を押しのけて 落ちる光に目を細め 僕は君との距離を測るのに 手間どりながら 答えは何も見えぬまま 眩しいほど愛に溢れるけど 哀しいほど愛に飢えてもいる そんな人をこんな僕が 力の限り抱きしめたりしても 許されるかな 着飾った二人は寄り添い 新しい幸せ誓う ぼんやりそれを眺めてる 僕も君もそろそろ 帰らなくちゃいけない時間 眩しいほど愛に溢れるけど 哀しいほど愛に飢えてもいる そんな人が泣くなら 誰かのもとから奪い去っても 許されるかな 愛を…… 眩しいほど愛に溢れるけど 哀しいほど愛に飢えてもいる そんな人をまるごと 受け止めてみたいと夢に見ながら 夕陽を浴びる |
oh my love稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 言葉にするよりも 伝わることがある 僕が誰を見つめているか気づいてほしいけど 焦ることなんかない さみしいことでもない 無理やり抱きしめたりしない 日ざしが強くなり 僕らはシャツを一枚脱いだ いつか君に届けばいい 胸いっぱいのmy love 本気で誰かを想う時が来れば ふと見えるだろうoh my love いつの日か 歌を口ずさんで 信号を待つ君に 大きな声で呼びかける静かな歓び 恥じることなんかない 今はただ笑い ありのままの自分を見せて 青い灯が灯り さあ一歩ずつ踏み出そう いつか君に届けばいい 胸いっぱいのmy love 必死に誰かを守りたいなら 聞こえてくるよoh my love いつの日か いつか君に届けばいい 胸いっぱいのmy love 必死に誰かを守りたいなら 聞こえてくるよoh my love ほら飛び立って行け |
ジミーの朝稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・Hideyuki Terachi | 朝一番に浜にやってきて 沖へと目をこらす 無人の波がばっくりわれて そしてそのまま俺は引き返してった 臆病な奴だとからかわれ 馬鹿にされてもいい 誰が何と言おうとかまわない 1人にされるのはもう耐えられないんだよ 心臓の音が聞こえる 機械仕掛けの命の音が 俺はまだ生きている そして明日は必ずやってくる 誰かの噂話でもいい 下手くそな鼻歌でもいい 俺の減らず口にあきれて あいかわらずだと笑ってほしいんだよ 心臓の音が聞こえる 機械仕掛けの命の音が 俺はまだ生きている そして明日は必ずやってくる |
水路稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・徳永暁人 | Long time ago この小径沿いに 水の流れがあったという 緑溢れ木陰は黒い宇宙 ポケットの中手をつないだ 一時の安らぎに身を任せて どこまでも溺れてしまえば 流れるこの時がもう二度と 戻ってこないなんて 思わないだろう 一寸先の光 それもすぐ思い出になる 過去を変えたいなら今を重ねるしかない Long time ago この先のどこか 命を捨てた人がいたという 自分の中潜む獣に 飲み込まれてしまうのか 掴みきれぬ不安に身をこわばらせ 目を閉じて耳を塞げば 流れるこの時を綺麗なままで 止めてしまえるなんて 哀しい勘違い 見知らぬ世界へ 放り出されてみればいい 明日を手繰り寄せる今を始めるしかない 流れるこの時が見えなくなって 消えてしまっても 誰にも奪えない 見知らぬ世界へ 放り出されてみればいい 明日を手繰り寄せる今を始めるしかない |
BLEED 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・徳永暁人 | 痛いくらいによくわかっている ほんの少し歪んだハート それをあなたに知ってて欲しい なんていうのは俺の甘え これしきは抱えてゆける 歯を食いしばれば過ぎ去ってしまう 些細な痛みばかり No Cryin' 誰かを愛したいなら 涙をごくりと飲み込んで か弱い心肥やしてくれるのは 悔しさとか罪の意識 さらば強くあれ 自分のことを嗤ってみせるけど 謙遜でもなんでもない 諦めたふりして楽になりたいだけ ほんとは誰にも負けたくない 目の前に眠るあなたの 匂いを嗅ぎ分け体温を確かめ そっと手を伸ばす No Cryin' もっと高く飛びたいなら 涙をごくりと飲み込んで 将来バネになってくれるのは いま目の前にある哀しみ さらば強くあれ 開いた傷口から流れ出していくのは きりのない迷いと戸惑い No Cryin' 誰かを愛したいなら 涙をごくりと飲み込んで 等身大の自分自身でいたいだろ 最期の瞬間まで立っていたいだろ さらば強くあれ |
Symphony #9稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・徳永暁人 | 止まない symphony 切ない melody 朝な夕な弾けて飛び散る すっかり贅沢になって ボンヤリしがちなオレは うっかり平和な日々にも飽きてしまうのに あなたはいまだに 色褪せもせず 萎みそうな好奇心をそそり続ける もう忘れようとすれば 歌いかけてくる 捕まえようとすれば 消える 止まない symphony 切ない melody 朝な夕な弾けて飛び散る You are my mystery You are my fantasy 深い森の奥まで連れ込んでおくれ 相手が悪であろうと 優しくありたいそれが 自分の理想だなんて 微笑んでみせた 遠くまで行けば行くほど 大きくなる声 その囁きは膨らんで 詩になる 止まない symphony 切ない melody 優しい雨のように降りそそぐ You are my ecstasy You are my jealousy 答えを生みおとす母なる数式 あなたに幸せが訪れますように 止まない symphony 切ない melody 朝な夕な弾けて飛び散る You are my energy, You are my enemy You are my elegy, You are my remedy My history, My victory My philosophy, My identity…… |
羽 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志・徳永暁人 | 乾いた冷たい風 針のように Sting シンとした空気の中 春が始まる 飛び立つための羽 ほぼ生え揃い まだ暗い空を見て 迷いを捨てる 時間は傷を癒すってこと 忘れるころ知るだろう 当たり前のことだけど言うよ 全てはスタイル飛び方次第 代わりは誰にもやらすな その目に映る世界が全てというなら 違う場所見てみましょう まるで知らないことだらけ 大丈夫、僕は君を忘れない いつかは離れ離れ みんな通る道 笑えるほど涙 わいてくるね 昔にはもう戻れない 手に入れるべきは未来 聞き流してくれたってかまわない 全てはスタイル飛び方次第 そりゃ嫌なことだってあるさ 得体の知れない恐れや退屈も ひとつずつ越えて行く そうやって仕上がってくる 大丈夫、今は振り返らないで 全てはスタイル飛び方次第 代わりは誰にもやらすな その目に映る世界が全てというなら 違う場所見てみましょう まるで知らないことだらけ 大丈夫、僕は君を忘れない |
YELLOW稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | むせかえるような砂浜で 繰り返し流れていた歌が この細い腕を掴んで連れ戻してくれる 汚れなど知らぬ頃の自分に 全てを洗い流すように 降り注げray of light Yellow Yellow Sunshine いっそのことmake me blind 黄金色のドレス纏い 世界は舞うのです Yellow Yellow Sunshine もうそこには帰れない 寂しさかみしめ 叫びますhigher and higher 失笑を受け流しながら 颯爽と歩いてきたんだ 他人の哀しみなどわからなくても泣いてみせる 僕はただ全てを手に入れたかった 夢中になって築いてきたのは 自ら閉じ込めるCAGE Yellow Yellow Sunshine いっそのことmake me blind 容赦なきその炎で 全部チャラにしてくれ Yellow Yellow Sunshine 恥じらいなきbump'n grind 自由をはき違え 浮かれますhigher and higher 悔やみきれない事ばかり ブルースの連鎖イズライフ Yellow Yellow Sunshine いっそのことmake me blind 容赦なきその炎で 全部チャラに…しなくてもいい Yellow Yellow Sunshine もうどこにも帰らない 何も怖くないと 叫びますhigher and higher |
BANTAM稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 痩せっぽちと 舐められようと 構わないゾクゾクするくらい 無理に自分をデカく見せるのは つい最近やめたところですわ 天国あたりまで続いてる 階段探して駆けよう 追いすがれど 恋焦がれど すり抜けてく夢の shape 問いかけれど 大いに叫べど 返事のない荒れ野に一歩 今一歩 敵わぬ才能 指咥えて見てる 隠しきれぬ苛立ち 自分だって代わりの効かない 存在だと思われたいじゃない この身の丈で戦う 損してるなんて もう思いません 追いすがれど 恋焦がれど すり抜けてく夢の shape 弾かれても 忘れられても 皆寝てる間に進め そう進め 追いすがれど 恋焦がれど すり抜けてく夢の shape 足りないなら まだ錆びてないなら 千回でも繰り返せ 繰り返せ |
Stray Hearts 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | BGMが響き渡る黄昏の駅 どこにも欲しいものはない ここじゃない場所求め旅立つ人の 足音を背に帰ろう 息遣いはすぐそばに 聞こえるのに触れられない 指先を伸ばすほどに その背中遠く 教えてあとどのくらい 迷える心抱え歩く My baby don't you My baby don't you sigh 夢中でもがいてる いつまでも一緒にいたい 思いは同じはずなのに ただ少しもう少しほんの少し ねえあとどのくらい? どこか自分に似てる誰かに心惹かれ 鏡の前戸惑う このままで いいとか このままじゃ駄目とか 胸が詰まって 解けることないなぞなぞで また窓に陽がさした 教えてあとどのくらい あなたにたどり着くまで My baby don't you My baby don't you cry どちらからともなく 手を繋ぎ抱き寄せる 雑なくらいの愛の仕草 それでいいそれがいいあなたがいい ねえあとどのくらい? 風に舞う花びら香る 教えてあとどのくらい 迷える心抱え歩く My baby won't you My baby won't you smile すれ違ってもまた 振り返り笑い合う場面 ふたりとも覚えてる まだ間に合うきっと間に合う ぎゅっと抱き合う ねえあとどのくらい? |
NOW稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 目覚めればそれは もう戻らない愛しい瞬間 灼けるDaylight 甘いTwilight いくつ越えてきたんだろ 君に会えてさ 良かったんだとわかる 誰か言ってよ まだ遅くはないって 目の前に光るのがNOW 君に死ぬほど触れたいのはNOW 何かを変えたいのはNOW そこに手を伸ばせるのはNOW どうでもいいような日が ありがたいなんて忘れられちまう 何となく自信は揺らぐ Hey神様はいるはずだろ 飛び交う流れ星 ひび割れる町 震える手を握りしめて 目の前に光るのがNOW 愛に打ちのめされるのがNOW 与えられた命こそNOW あっちゅうまに逃げてくのがNOW なぜそうしたんだろ なぜそうしなかったんだろう 無数の悔いを飲み込んで 記憶の群れを薙ぎ倒して 時は濁流となる 目の前に光るのがNOW 愛に打ちのめされるのがNOW おびえて戸惑うのがNOW 明日のためにあるのがNOW 誰にも絶対奪わせない この声が消え去るまで歌う |
cocoa稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | わかんないことだらけ みんなウソつくから でもその気持ちはわかる かく言う僕もかなりのイカサマ野郎なんです あったかいココアのカップから 立ちのぼる香りが 今唯一信用できるものだ さあ一口すすったらねむろう なんにもしらないで 愛しあってら ヒトはまだまだ謎だらけ イイウソ ワルイウソ 僕に聞かせて 君の言葉ならいいよ 楽しめないなら TVなんてピッて消せばいいじゃん 見る角度が変われば ウソとマコトはすり変えられるものだ よくできたウワサで はやまって爆弾おとして 後にひけなくても 誰もホントのことは言わないにきまってる なんにもしらないで 殴りあってら 野次馬たちは 手をたたく イイウソ ワルイウソ 勝手にしやがれ 君が電話に出ないのはナゼ? 真実はそこここに転がるのに 僕は素通り なんにもしらないで 愛しあってら ヒトはまだまだ謎だらけ イイウソ ワルイウソ 笑わば笑え ねえ明日どっかで会おうよ 知りたいくせに 怖くて聞けない やけどしそうなホントの気持ち 時に甘ったるく 時に苦々しい テーブルの上に置かれた真実 |
気分はI am All Yours稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 完璧な倍音で笑う 電話の向こうのあなた尊いね 退屈な奴のはずのぼくは もしや話上手かもね 気分はI am All yours この身も心もあなたへと 捧げましょう クスッと漏れる息づかい 空も飛べる Yes, I am all yours 長い夜の闇を好きになれる また会いましょう 後ほど夢で抱擁 I'm All yours All yours 濡れた髪をいじって 遊んでいると鼻歌まじり バカなヘアスタイル 見えちゃいないけど 想像できるやっぱ見たい 気分はI am All yours この身も心もあなたへと 捧げましょう ゴクンて水を飲み干す その喉を思う Yes, I am all yours 静かな空を行き交う無数の声 もう寝たくないよ 後ほどひとり朦朧 I'm All yours All yours 気分はI am All yours この身も心もあなたへと 捧げましょう 今ちょっとあくびしたよね それもまたよき Yes, I am all yours 静かな空を行き交う無数の声 もう寝たくないよ 切ない思いは膨張 I'm All yours All yours |
シャッター稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 乱暴な風が急に せっかくの前髪を 乱しては消えてゆく 仕方ない苦笑い シャッターお願いします 眩しさも忘れて 並んでレンズを見る お互い恥じらい わがままだった私も ようやく辿り着いた 胸を張りたいよこの晴れの日は いろいろごめんね、ありがとう 泣くこともある 悔やむこともあるでしょう でもこれは私の選んだ道だから 心配はしないで 今頃友達も日差しに目を細め 写真を撮ってるかな 元気でいてね あなたが差し伸べてくれた その手の温もりとか 眠れぬ夜のやるせなさとか これからもっとわかるから どんな未来にする どうやってあなたに返そう もらいっぱなしの愛情 もっと優しく膨らませたい 憂いごとはいつでも 心を覆うけど それはみんな同じ あなたがいてくれる 今日の喜びだけは忘れない 泣くこともある 悔やむこともあるでしょう たとえ全てが変わっても 私たちはいつまでも私たちのままで |
Chateau Blanc稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | キッチンで待ち合わせよう ガッチリカギかけよう 朝とか昼とか夜とかなくそう 洋服は捨てちまおう 躊躇いを覆い隠そう 記憶は全部ここに置いていこう 白い城に響くのは あなたの無防備な声 僕ら今 世界から切り離され 宇宙の果てを漂って 光と闇に飲み込まれ 真理の渦へとダイヴ 潤んで光りなさい ダンスを紡ぎなさい 床を鳴らし壁にぶつかりなさい 罪を告白なさい 惜しまず叫びなさい 自由自在に歪んでごらんなさい 微かな囁き照らすのは ビルボードの慎ましきライト 僕ら今 世界から切り離され 宇宙の果てを漂って 光と闇に飲み込まれ 真理の渦へとダイヴ 僕ら今 怖くない寂しくもない 無風の海に浮かんで 熱に浮かれ祈りも忘れ 真理の渦へとダイヴ |
空夢稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 夢を見た 高い崖から飛び降り 風の中 空を舞う 人々の歓声が心地よかった 何処でも行けると気付いた 目が覚めれば 背中の羽根は無い いっさい何処にもたどり着いてはいない こんな空しい夢なら目を閉じない方がマシです こんな壮大な夢から突き落とされるのはもうイヤなんです ため息ひとつも漏らせないまま 窓を眺める 夢を見た すべてを捨てていた 見知らぬ国の最前線 戦いを指揮し仲間を励まし 敵に向かい突き進んだ 目が覚めれば 掠り傷さえ無い 小さい自尊心捨てる勇気もない こんな空しい夢ならなにも見ない方がマシです こんな哀しい夢なら暗闇をさまよう方がマシです 少しずつでいい 新しい自分になってみたいよ 夢を見た なりふり構わず叫んでいた 愛するもの守るため 涙流れるままに言葉を尽くして抗議して 何かに逆らおうとしていた 目が覚めれば 体はどんより 涙の痕 それだけがある こんな空しい夢ならなにも見ない方がマシです こんな哀しい夢なら暗闇をさまよう方がマシです 少しずつでいい 新しい自分になってみたいよ |
VIVA!稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | レコードに針を落とし ゆるく踊ろうか 陽が沈む前でもit's alright 君の目も潤んじゃう かつて愛した流行歌 束の間のこの世に喝采 ろくなニュースがないのは 今も昔も似たようなもの トンネルを潜り抜け 僕らは僕らの 歓びを掴み取るだけ 思ってるよりもずっと 僕らは輝ける カーテンの奥隠れてるjoy 隕石が落ちようともVIVA! 構わない さっき入れたばっかの氷もう見当たんない 飲んでも飲んでもいえない渇き 時間はなんぼでもあるしね どこの店も閉まってるよ トンネルを潜り抜け 僕らは僕らの 悲しみを吹き飛ばすだけ 泊まってくだろ今夜は 明日はバイクで行こう まだまだいい曲は続くよ 抱き合えば何もかもがVIVA! 止まらない 後ろは振り返らない 明日を待ちわびる余裕もない いつだって今日が 最後の日だと思って 君のこと抱きしめる トンネルを潜り抜け 僕らは僕らの 歓びを掴み取るだけ 流れる汗も眩しく 1秒ごとに尊いライフ 心の声はいつも聞こえる いつ何が起ころうともVIVA! 終わらない |
我が魂の羅針稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 私を忘れないで それがただ一つのhope あなたの幸せをただ願う 君を忘れはしない 繋がれた記憶のrope 嵐の中もう迷ったりしない 季節はいともたやすく 世界を変えてしまい 息を呑む物語は この胸の中そっと燃えるよ 僕らだけが駆け抜けた道程(みち)は 鮮やかに香るよ 今も君は我が魂の羅針 街に歌は流れて 窓に灯りがともり 歩いてゆくこの足取りは どこへ続く 季節はいともたやすく 世界を変えてしまい 戦いの日々は柔らかな陽射しとなって 降り注がれる 優しい雨のようなその声が この体包むよ 今も君は我が魂の羅針 季節はいともたやすく 世界を変えてしまい 夢のような物語は この胸の中じんわり溶けるよ 僕の世界を救ってくれた人よ 痛いほど消えないfire 導いてくれ 我が魂の羅針 剣は鞘に戻り 永遠の静かな眠り 確かなその温もり 今もこの手に残り それはずっとそれはずっと |
Starchaser稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 薄い闇に煌めく 数え切れぬ光の粒 なんかくすぐる それは燃え尽きてしまった 遠く儚い夢だろうか 自分に問う 期待に応えられず忘れられるのは 怖いかい 無邪気な衝動みたいなやつは どこかでまだ燃えてるかい A-ha ガガガッと大地を蹴って 駆けてみればほらもう風が吹くだろう 泣くな、どんな運勢だとしても 僕はまだ星追う者のひとり 希望のないウワサに 容易く飲み込まれちまう 嫌なリアル 無くしてくものを思えば キリがなくてただアタフタするだけ いくつになろうと 負けは辛い 胸も張り裂ける 死にものぐるいの匂いがすれば チャンスは嗅ぎつけてくれるだろ A-ha バババッと砂舞いあげて リズムに乗れば世界はもっと単純に 茶化すな、どんなフォームでもいいだろ 僕はまだ星追う者のひとり 冴えない自分にその目を凝らしみて 意外にも絶望の正体は ちっぽけで笑えるかもよ A-ha ガガガッと大地を蹴って 駆けてみればほらもう風が吹くだろう 癪な世間などすっとばしてゆくよ 信じるものはもっとそばにあるyeah バババッと砂舞いあげて 見つめるべきは痛いほどきらめいてるパッション 泣くな、どんなエンディングだとしても 僕はまだ星追う者のひとり だからさLet's go |
ブラックホール稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | 稲葉浩志 | | 暗闇を見つめた 穴があくほど これとは違う人生を あれやこれやと妄想して 結局別の人生なんてないと いつも通りの結論に 行きついては眠気が襲う どんなにあの日を取り返そうとしても 居心地いい場所から出られない 厄介なパズルを 解き明かすように生きて 曖昧な悲しみに 惑わされてゆく よじれるこころ 本当のところ私は 何にでもなれたはずなんだよ ただ迷子になったそれだけのこと 夢を教えてくれるのは誰? 赤い血が逆流して 嘆きの発作にまた酔っぱらう 荒い息も枯れた後 あなたを探している そこが私の行き先 暗闇をずっと見つめた 穴があくほど 囁きが聞こえて 答えなど探すなという 暗闇は自分の中 それを抱きしめた うずき出すこころ |