ハンマーロックカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | 直枝政広 | ヒトデみたいだな 両手両足広げて スープに溺れたスプーンを 拾い上げて指でつまんで 虹が消えてゆく きみがいないなら終わりだ ベッドの真下は峡谷 目を閉じて先へ進める? 本当は 心の中では別の事 ずっと考えてたんだ 吊り橋の途中止まらないで 後ろが詰まってるから Woo Woo Woo Yeah Woo Yeah ここで技かけないで ひどい戦いさ 服も町も汚れるほど 心を見失わないで 絵の中できみと暮らしたい 本当は 心の中では別の事 ずっと考えてたんだ 吊り橋の途中止まらないで 後ろが詰まってるから Woo Woo Woo Yeah Woo Yeah ここで技かけないで 曲がり角その先見えないやいやいやいやいやいやいやい |
Future Songカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 静かな午後の何気ない退屈 かけがえのない奇蹟に変えた 炭酸の無数の泡の音や 他愛のない笑いにくすぐられて 願いなんてこれといってなかった 意味のない意味をかきあつめていたんだ うまくいかない毎日だったけど 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を お腹が空いてもかまわずに 胸騒ぐ瞬間を探してた 波打つ時間とカーテンに揺れ 白く熟れきらぬ果実をかじって 欲望なんて色で塗りつぶした 柵の向こう操車場では枕木が腐った 意思が伝わらない意味を探してばかり 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を 物語の中にぼくたち暮らしてた 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を 未来を絵に描けたらよかったのに きみをずっとみつめていたかった |
Suspicious Mindカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | 直枝政広 | いつも夢の中にいたんだ 海のほとりを歩いてた 蜃気楼のような柄のシャツ着て 空のスーツケースひきずりながら 断崖へと続く長い道がある 火影がひとつ沖を照らしている ここできみの帰り待つよ 笑うことができてもまだ 疑わしい気持ちぬぐい去れない 石を削るほど風は強くて 思いがけぬ痛みに心砕かれて 波に打たれ嘆くあの影は誰だ ボートは闇に吸い込まれ消えていった 過去に戻ることはできない 許し合えるもうひとつのやり方 先へ進む力も小さな奇跡 断崖へと続く長い道がある 火影がひとつ沖を照らしている ここできみの帰り待つよ 生まれ変わるための光 光を |
サンセット・モンスターズカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 風を呼ぼうぜ 口笛吹いて 合図は目でいいさ 息を感じあって この一瞬を失わぬように 水に融いた絵具のような世界じゃなく この地図にない獣道を行く時が来た 空の果てしなさや 時の不確かさより 信じられる何かを自分のために探そう Sunset Monsters Sunset Monsters 心の中にいるはずさ きっと 帽子をぐっと深くかぶって サインを睨んではシャツで汗ぬぐった この一瞬を無駄にはしないさ 音のない屋上で息をひそめて 甦るバネに想いをぶつけたピッチング・マシーン 金網の向こうの 火を吹く竜の刻印 迷いの数だけ自分に打ち返すべきだ Sunset Monsters Sunset Monsters 心の中にいるはずさ いつも 試合はまだ 終わらせないよ この目覚めたバットに雷鳴を ざわめく鼓動に 永遠の舌打ちを ちっぽけな打席に 星を降らしてみせよう 空の果てしなさや 時の不確かさより 信じられる何かを自分のために探そう Sunset Monsters Sunset Monsters 心の中にいるはずさ きっと |
Changedカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | くたびれたブーツが寝てる 叩いたら煙になる 指先は床に 這うように生きて ぎりぎり許し合う そのために生きる 怖い物が他にあるの? 懸命にかばってくれた そういう人だよきみは ねぇ何がきみを変えた? 何がきみを変えた? 何がきみを きみを 芒に月それで終わり 起こることは変えがたい トーストは焦げている 不機嫌が溶けて あやふやな味になる そんな場合じゃない 宇宙人のように歩いて 買い食いに明け暮れるんだ 胸を張って笑おう ねぇだれが意味を変えた? だれが意味を変えた? だれが意味を 意味を 何がきみを変えた? 何がきみを変えた? 何がきみを きみを |
PARADISE EXPRESSカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 恐るべし黒豹 空き部屋のベランダにて ねじれる身体は まるでヨガの究極のポーズ 進化をとげるロータリー なだらかな円を描いて 太陽封じ込めてる 果てしない階段 息を止めてゆく Hey! 思い通りに景色変えてみせようか Oh! Yeah 空の角度は Oh! Yeah 少し傾いた Oh! Yeah おれの基準は切なさ そんな気持ちを覗いたゆらめくピンホール Oh! Yeah 「ぬりたて」の文字 Oh! Yeah 白い塗料が Oh! Yeah 乾く瞬間 過ぎ去ったひとすじの風をおれは追いかけてんだ 気ままなウェンズディ 砂時計見つめる その誤差の統計は カメラを抱えた 子供のように頼りない いじらしいほどに おかしくて泣きだしそうだ 旅の予定のパンフレット ポケット裏返せ 砂が流れだすよ Hey! 考え込む前におれを見て笑って Oh! Yeah これがパラダイス Oh! Yeah 砂丘の果ての Oh! Yeah おれの基準は切なさ そんな気持ちを覗いたゆらめくピンホール Oh! Yeah 「Uターン禁止」 Oh! Yeah ぶらさがるUFO Oh! Yeah ランチのメニュー 過ぎ去ったひとすじの風をおれは追いかけてんだ 気ままなウェンズディ いつでもすっからかんに空は晴れわたり いつでもすっからかんに空は晴れわたり いつでもすっからかんに空は晴れわたり 水平線も(Look Out!) おいらの心をズタズタにしたのさ Oh! Yeah 空の角度は Oh! Yeah 少し傾いた Oh! Yeah おれの基準は切なさ そんな気持ちを覗いたゆらめくピンホール Oh! Yeah 「ぬりたて」の文字 Oh! Yeah 白い塗料が Oh! Yeah 乾く瞬間 過ぎ去ったひとすじの風をおれは追いかけてんだ それは気ままなウェンズディ |
SUPER RIDEカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 時間は戻せない 二度とくりかえせない だけどこの歌は… 雨ざらしのゆりかご はねる油の音 あたり前のことが 消えぬように願ってみて 想像するより簡単なことってなに? 寄り道するたびに覚えたもの 虫の名前や本の匂い インクを飛ばしながら 散らかった頭の中描いた てっぺん宙返りの仰天くるくるボーイ 指で髪巻いてあくびひとつ 案山子が睨みつける宇宙の 衛星は丸いプラムの種 Oh 壜の中へ 説明のつかぬあやふやなものばかり 投げ込んだりかきまわしてみたり ラララ… 合図は花火だったね 紙テープと垂れ幕 広告の裏のエスキース 箱の中味捨てやしないよ いくつかほどけぬ謎だってあるよ 通り過ぎてふと気になるような 呼び声はその心 こぼれた紅茶の海 無事を祈るテーブルの縁で てっぺん宙返りの仰天くるくるボーイ 右を見て左見てもう一度 荷物が届くまでに この世界が終わらぬよう祈って Oh 何ひとつも 意味をなさない言葉やくだらないことを 貼り付けたり埋めりゃ掘り起こしたり ラララ… |
Autumn's Endカーネーション | カーネーション | 直枝政広・大谷能生 | 直枝政広 | カーネーション | そのつむじと時計は右回り トンボ眼鏡で歩けば昼が夜 ツバメシジミとたわむれて生きた 愛はさかむけ ささくれた指噛んで ダンシング・ハクビシン ダンシング・ハクビシン ダンシング・ハクビシン 祈りの言葉を忘れ、 儀式の手順も分からず、 火を焚くための場所も知らないまま、森に迷い込んだ。 あたたかくぼくの両頬を濡らす、 猫の毛のような雨。 焦げたイヤフォンを眺め、 二度目の秋の終わりに、 鳥が石を通過して羽ばたく音が聞こえる。 すっかりくたびれた中古のソウルの切れはしを燃やし、 灰皿の上の朝の光を掌に包んで、歩いてゆく。 空港で膝を突きうずくまった人たちから貰った、 最後の煙草の火が、消えるよ。もう、消えるよ。 森を横切るバスは だれを だれを乗せて行くの? 乾いたキャタピラその泥に触れ 日に焼けた男を想像してた 長い尻尾のきみはだれなの? トゥルルル… ユー・ハクビシン・ユー トゥルルル… ユー・ハクビシン・ユー 川に沿ってきみはやってきたのかい? 天井の木目がこの宇宙のすべてなのに Ah 昼寝の汗で自意識を空焚きし、 ユニットバスで溶けてゆく魚に手を伸ばす。 耳の穴に住む虎が吠える。 朝晩、ぼくの屋根の上を歩いてゆくのは誰か? 増え続けるモニターのすべてをチェックして、 突然、何もかも分かった気になって、 それはあながち間違いじゃなくて。 それはあながち間違いじゃなくて。 深い淵で泳ぐ夢を見たよ 宅地造成中サバービア即席のプレイ・グラウンド ダンシング・ハクビシン ダンシング・ハクビシン 恋をしようよ 恋をしようよ 空港で膝を突きうずくまった人たちから貰った、 最後の煙草の火が、消えるよ。もう、消えるよ。 わたす相手の見つからなかった火が消えるよ。もう、消えるよ。 それはあながち間違いじゃなくて。 それはあながち間違いじゃなくて。 それはあながち間違いじゃなくて。 乾いたキャタピラその泥に触れ 日に焼けた男を想像してた 長い尻尾のきみはだれなの? |
さみだれカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 目を閉じたら眠るよ だって指先は凍るよ どうも見知らぬ駅なのだが 今日も降りてしまった さみだれは音もなくあの日から続いてる 向こう岸から吹きつけてくる 黒い乱れ髪は天空に舞う柳 電線は夕闇に「ひゅう」と鳴く 括弧閉じたような場所 ずっとここにいたようだ 妙な頭をひねっては 今日も佇んでしまった ぼくの名前をあなたは知っていますか こんなぼくの名前をあなたは知っていますか 目を閉じたら眠るよ だって指先は凍るよ どうも見知らぬ駅だった 今日もわけがわからなかった 海の流木につかまり 揺れているさざなみが 全部幻に見せかけて 今日もわけがわからなかった 胸に押し寄せる高波は 空でまだらになって散った 小さな竜巻が起こって 無数の花びらが舞っていた そしてぼくは抱えきれないほどの 貝殻の記憶に身をゆだねる このままでいいんだと そう信じて そう信じて 信じて そう信じて |
アダムスキー (Album Mix)カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 壁穴から猫 その神秘にこだわると駄目 勇気というよりきっと怠惰 捨て猫は守ってあげなきゃ 考える時間が長すぎた つまらぬ比喩を探していたんだ 偏食気味の長い髪の とても痩せた女の子 チョコレートの海へ 打ち上げた花火 その珍味は癖になるから ピーナッツ噛み砕くように 愛しておくれよ BABY! 井戸の中を覗き込んだら ふたりの世界はたいしたもんだ 長万部過ぎた夜行列車 とても眠い女の子 裸足のままでおいで 夜空に浮かぶ光のすべてをうけとめてほしい 衛星と花火とアダムスキー型 UFO そしてバーベキュー OH 笑いながら泣いたりしてもいいよね? 考える時間が長すぎた つまらぬ比喩を探していたんだ 偏食気味の長い髪の とても痩せた女の子 チョコレートの海へ 夜空に消えた夢のすべてを思い出しておくれ ピンボールとギターとスカルプチャーそして草野球 夜空に浮かぶ光のすべてをうけとめてほしい 衛星と花火とアダムスキー型 UFO そしてバーベキュー OH 笑いながら泣いたりしてもいいよね? BABY! |
金魚と浮雲カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | 直枝政広 | 月の裏側が見えないのも ぼくたちがまだ出会えてないのも ほぼ同じ理由で説明がつくと思うんだ いつまでもわかりあえないとか 甘えた話はどこにもある けど目覚めたのが山小屋じゃ無理だ Look Around! 昼も夜もなく泳いだ 金魚の如き浮雲よ 食べ散らかしたままのテーブル 皿を叩き割った滝のような雨 月が照らす池のほとりにて 言い残したこといくつかと わけわからぬ感情はほら風呂敷の中 たいして役にたたないけど もしも必要なら飛んでゆこう けど気づいた場所が山小屋じゃ無理だ Look Around! 釣り竿のようにしなって 昼も夜もなく愛してた 百合柄の浴衣とヨーヨー 時をさらうものは何だ それはだれだ |
I Knowカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 彼岸過ぎには戻るから よろしく伝えてくれないか しばらく忙しくしてたし ゆっくり話もできなくて やっとこさえた握り飯 スペシャル・メニューのデリヴァリー だれの顔色気にしたって なるようになるそれだけ 言葉もなく(音もない) 何も起こらない(世界では) 物語の(始まりも) 終わりもない(I Know, I Know) You 鎧を脱ぎなよ(この顔をじっと睨みつけて) You 頭はからっぽさ(見つかんないところに隠れなきゃ見つかんないとこ) 軽く叩きゃ割れる コスモスに埋もれていたい 夜には一面の宇宙だ カゴの中の物全部 ご自由にお持ち下さい 気がつけば幽霊バス おれたちどこへ向かうのか いくつも星が流れてった 降りるタイミングも逃した 心閉じよう(重いから) どこまでもねむいし(おやすみ) ここはどこ?(幽霊坂) 夜だ帰ろ(I Know, I Know) You 森に連れてって(この顔をじっと睨みつけて) You ポーズをキメようよ(これまでにない快楽の行方これまでにない) 空が光る ラララ… You 鎧を脱ぎなよ(この顔をじっと睨みつけて) You ポーズをキメようよ(見つかんないところに隠れなきゃ) You You |
未確認の愛情カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 夜明けはまだ遠く 月は欠けたままでうかんでる いまはすこしも悲しくない 笑うたびに思う この殻をかぶりつづけ 甘いステキなMy Life 夢みてるうちにさよなら そんな気持のままで会えるはずもないさ そんな気持のままできみをつかまえても ぼくはダメになる だれもいない街で シグナルは赤にかわるのだろ ぼくはいつも待ちつづけていた 靴をぬぎすてても このユウツすてされない ゼロにもどるならば ぼくはここにいられない そんな気持のままで会えるはずもないさ そんな気持のままできみをつかまえても ぼくはダメになる おお素敵なきみ バカげてるね おお夢中な恋 バカげてるね 靴をぬぎすてても このユウツすてされない ゼロにもどるならば ぼくはここにいられない そんな気持のままで会えるはずもないさ そんな気持のままで会えるはずもないさ そんな気持のままで会えるはずもないさ |
メテオ定食 (Album Mix)カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | ねむいのはいつものことだ 寝る事も仕事のうちだ やる気がどこにも見当たらないのさ かったるいことばかり 海へ行こうかな あの道をたどって やることやったらとりあえずそのまま 砂に埋もれちゃってくだらないことや 悪口もそりゃ言うさ自分を差し置いて 自由になりたいな でも自由って何だ? アホくさいよなんか全部くだらないな 救いはどこにもないが でも何か忘れてないか? 何か忘れてないのか? やり過ぎは身体に毒だ でも毒の無い世界も変だ 戦いたいなら“お前”が行ってください どうかお大事にしてください 宇宙に住みたいなこの定食食べ終えて やることやったらとりあえずそのまま 学ぶべきことばかりさそれはわかってるベイビー なんとか落ちつくようになんとかなるように 自由になりたいなでも 自由って何だ? アホくさいよなんか全部くだらないな 救いはどこにもないが でも何か忘れてないか? 何か忘れてないのか? でも何か忘れてないのか? |
Highland Lowlandカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 重たいドアにはそれなりの意味がある はみ出す釘を見よ これ以上の無駄はない 昨日の続きは見たくない 新しい仕事を見つけるために来たのに 町にはなにもないじゃないか それなりに過ごせるけど 上の方から見たら全体は沼地だ 上の方から見たらここはただの穴 臍の緒巻き付け昼過ぎに生まれた 覚えていないが Oh そういう話だ 昨日の続きは知らない 仲間は手を振って一人ずつ消えてった ここにはなにもないんだろうな それなりに笑えるけど きみの方から見れば全体が霧の中だ きみの方から見ればぼくはただの影 新しい仕事を見つけるために来たのに 町にはなにもないじゃないか それなりに過ごせるけど 上の方から見たら全体は沼地だ 上の方から見たらここはただの穴 ここはただの穴 ここはただの穴 |
BABY BABY BABYカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 道路はさんでちょっと向こうの先まで 走るぜブラザー 振り返らずに行くぜ きみと Go Go 髪はボーボー 明日は方々 あたま朦朧 どんくらいの Tears & Fears くぐり抜けてきたっけか 心の中にはね ほら傷がまだ残ってるもんね 今も百年前も変わらないことがある 笑われてさらされても それでも終わらせないで BABY BABY BABY 雨が降るフィルムの中 遠い昔 BABY BABY BABY 生まれた日にどんな夢を見たんだろう 夢を 夢を バスガイドの後追って大仏様拝むよ 逆光の美男子 わたしはあなたになりたかった きみと GO GO 髪はボーボー 明日は方々 あたま朦朧 どんくらいの自由と意見を持ってられるかな 埋もれていいものとそうじゃないものがあるけれど くりかえしやってきて なんとかここにいるんだ 砕かれて煙になっても それでも終わらせないで BABY BABY BABY がむしゃらに闘って破れても BABY BABY BABY 思い出せ鏡の中 笑った顔 BABY BABY BABY 別れとか悲しみは全部なくなればいい BABY BABY BABY だから忘れないよ何があってもきみのことを きみを きみを |
Blank and Marginカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 思いを束ね書いては消し 同じ場所をいったりきたり 心の中は鏡のように もうひとりの自分を映した Living in a Daydream 世界が止まって見えただけさ きみのことを忘れようとしても できずにいたんだ ちゃんと向き合って話ができたら あたりまえのように「おかえり」と言えたら 伝えるべきこともあったし 我慢することもなかったのに Living in a Daydream 世界が止まって見えただけさ きみのことを忘れようとしても できずにいたんだ 黒い鷲のような雲が渦巻き あたり一面 光を奪う 何に撃たれようと同じだが かけがえのない感情をぶつけたかった Living in a Daydream 世界が止まって見えただけさ きみのことを忘れようとしても できずにいたんだ |
Little Jettyカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | 直枝政広 | 寝起きじゃ話にもならない 火山のように堂々とあるべきだ 野菜と時間のスライス透かして 昨日と今日の境い目の柵飛び越えて 旅は続いてゆくんだ 心の中の引き込み線に乗って 鳥かごは抱えて守るよきっと 桟橋の前できみを見つけたら 手を振ろう 搾りきった果実の涙 一息に飲んでいいわけがないよね 部屋中に散った惑星はポップコーン きみが宇宙さ 取り戻せない日もあるけど それだって粋じゃないか 犬のように眠ったままのボストンバッグ 草むらへと続く道は何処にある 運河の上を雲が流れて 光った 心の中の引き込み線に乗って 鳥かごは抱えて守るよきっと 桟橋の前できみを見つけたら 手を振ろう |
Pendulum Labカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | たいしたもんだろ見なよこの枝っぷり Oh Yeah Oh Yeah すがりたいならどうだい? ぶらさがっても いいよ いいよ それでかまわない 真っ黒な瞳 チビと呼ばれた犬とぼく 笑われることにも馴れちゃって いつも夢の中でラジオを聴いてた DJが夜空に放り投げたロックンロール 珍しい切手をたくさん集めてるんだね My Love My Love でもきみの知らないことを ぼくは知っているんだ Sometime Sometime それでかまわない? そうきみは女優 甘く輝く唇 だからって脱がなくてもいいじゃん いつも眠いロリータそのままでいてね この瞬間(とき)はもう二度と訪れることは ないよ ないよ いつか悲しみもこなごなに消えてしまうさ Nowhere Nowhere 我を忘れて踊ろう DJが夜空に放り投げたロックンロール DJが夜空に放り投げたロックンロール |
Blue Blackカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 水で薄めたような 妙な目覚め 電気を点けて確かめる なんとなくの存在 Blue Black ペン先も言葉を失う もう会えない友達のことや とりかえしのつかないことばかり 思い出してるなんて 譜面のはじまりへ戻る 無意味に無防備に コップの底に暮らしてる 今でも変わらず 手がかりのない轍を見つめたまま あと少しのやさしさと言葉 伝えきれず時は過ぎてゆく 卵を割ってただ一点を見つめて 夢がコーダになだれこむ頃 もうじき次の列車もやって来る なんとかなると声に出してみて またいつかね元気でいてよね もう雨なんて降らせない |
Rock Onカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | おれはだれだ だれでもないわけがない ついにこれだ このままでいいのかよ WOO WOO この胸の高鳴り WOO WOO 椅子に溶けてく身体 Yeah Yeah 見えないか?(You Give Me Fever) 心の中はどうだ?(Sweeter) Yeah Yeah 地べたで(You Give Me Fever) 必死こいてるぜみんな(Sweeter) どこかへいこう 前みたいに 夜明けを見よう 馬鹿を言って 遠くにらんで この道で 夜明け探そう ふざけあって あれは何だ 何でもないわけがない たぶんいける このままで終わるかよ WOO WOO この腕の筋肉を WOO WOO 黒蝶が横切る Yeah Yeah 笑えるか?(You Give Me Fever) ここから先見なくちゃ(Sweeter) Yeah Yeah だれかを(You Give Me Fever) ささえられるかおれは(Sweeter) どこかへいこう 前みたいに 夜明けを見よう 馬鹿を言って 遠くにらんで この道で 夜明け探そう ふざけあって |
その果てを心がカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | その果てを心が流れてゆく 束ねた絹糸のような川を 絵の中に生きた幽霊は誰だ 吐息に曇るガラス窓の向こう 永遠に終わらぬ物語がある 落ちた実がはじまりを告げる事を信じたい 凍りつく世界に生まれた歌にも 詩が宿る命は雫となってよみがえる 押し黙る石をそのままに描いて この道の行方を睨んでみる 振り返るときみがいるような気がした 朽ちた陽はたそがれを連れたまま帰らない 胸に沈めて思う夜の全ての意味 ふいに泣く何がそれを変えたのか 振り返るときみが… その果てを心が流れ |
パノラマ街道まっしぐら姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 直枝政広 | 直枝政広 | 出発は夜更けだった 日がのぼる気配は遠い 暗がりのずっと先見えてくる 見えてきた? 惨憺たる道のり 君ならどうする 問いかける 夜が明ける匂いがする 目がくらむ光ここはどこ おぼろげなドライブコース見えてくる 見えてきた? 散々だった道のり でも君の気配感じてる 目に見える標識じゃ行き先はわからない きっと終わりは海 指先にひらく空 気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる 私はもうすぐに笑いだしてしまいそう どこに来たかわかる? 素晴らしいところだよ 果てしない目的地見えてくる 見えてきた? 燦々たる道のり 君の声がする 聞こえてる 天気雨降り出して 変に笑い飛ばしちゃう気分 まっしぐらでいる理由見えてくる 見えてきた? 燦然たる道のり 君と共にある 知っている 目に見えない でもわかる ゴールに君はいる きっと終わりは海 指先にひらく空 気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる 君は砂を蹴って 駆け出して笑って はじめて振りむいて 旗を振って見せて かんながらの道は手放しのままでいい 視界がひらけてく まっすぐ運ばれる 私はもうすぐに笑いだしてしまいそう どこに来たかわかる? 素晴らしいところだよ |
School's OutSOLEIL | SOLEIL | 直枝政広 | 直枝政広 | 岡田ユミ・SOLEIL | 坂道を一息に登る 息を弾ませて 言葉にできない感じ やっぱりなんかへんだな きみのせい 憎いほどに今日も輝いてみえる Oh Yeah 今すぐ振り向いて Oh Yeah 早くわたしに気がついて 近そうで遠い向こう岸 声は届くかな 集中力なんてゼロ 明日もその次の日も きみのせい あきれるほど今日も素敵だなぁ Oh Yeah 隣に立ってみよう Oh Yeah 信号が変わるまで きみのせい 違う道を選ぶ時が来るの?Oh Yeah 背がまた伸びた頃 Oh Yeah 世界は変わるかな? Oh Yeah 隣にいるのにな Oh Yeah 早くわたしに気がついて Oh Yeah School's Out School's Out School's Out |
跳べ!アオガエルカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 考えを破り捨てては元の 場所に戻るその繰り返し まるで舌打ちのような雨音 聞こえるかな?それが答えさ とってもだらしない時間が欲しい 新しい価値があるはずだし いい声で鳴いてるね この上なく歪んで美しく Aha 大抵の問題はたいしたことじゃないって歌ってる 本当かな? なんとかしなきゃ 調子はどうだい? 跳べ!アオガエル もう一度 手作りの半袖と半ズボン よそ行きの帽子を覚えてる? 虫たちは花の中にもいた あの蜜をぼくらは愛していた いつからか世界は 何ともいえないムードだけど Aha 柳は風に揺れてる だれもいないあの船溜まりで Aha なんとかしなきゃ 調子はどうだい? 跳べ!おちびさん もう一度 なんとかしなきゃ 調子はどうだい? 跳べ!アオガエル もう一度 いい声で鳴いてるね この上なく歪んで美しく Aha 大抵の問題はたいしたことじゃないって歌ってる 本当かな? なんとかしなきゃ 調子はどうだい? 跳べ!おちびさん もう一度 なんとかしなきゃ 調子はどうだい? 跳べ!アオガエル もう一度 |
マーキュロクロムと卵の泡カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 夜明け 薄い肌着の肩紐が闇に結ばれていたんだ 首筋のくぼみ そこはぬるい浅瀬の海 木目の先その向こうへ 夜を溶かしたような髪に 顔をうずめるのか? 妙な柄の靴下と 工事知らせるチラシ丸めたのに 穴が空いた明日 スプーンで 蜜を垂らした布は甘くただれた産毛の匂い マーキュロクロムと 卵の白身と泡の日々 爪をたてて溶けていった かげりゆく夏の色に染まって 息をひそめるのか? 表紙の無い雑誌と うすいピザの肉がひからびて曲がる 皿の上の未来 岸辺を行くつもりだった 死んだように動かないベンチから 離れることができたら 月が照らす運河の 舟は夜に浮かぶ百日紅にも似て 屋根の上の宇宙 穴が空いた明日 明日 |
ここから - Into the Lightカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 忘れるために生きる 快速が逃げる数秒間 矢を素手でつかまえた そんな人テレビで観た あぁ 水を飲んで少し息弾む なんか試されてる あぁ 思う事伝えたら終わる そんな気もしてる たたき壊せ ありとあらゆる記憶 思惑 溶けだしたギター ここから 灯りが見えないか 灯りが見えないか なだめるたびに沈む 高速の出口あたりにいる 水の上を歩いて 帰ろうよつかれたから あぁ 道はさんで手で合図送る 意味不明の何か あぁ すれ違って一瞬で消えた あれはなんだろうか たたき壊せ ありとあらゆる夏 魔術 蹴飛ばしたドラム ここから 灯りが見えないか 灯りが見えないか 灯りが見えないか |
光放つものカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | きみを知らなけりゃ こんな風にうなだれちゃいない おかしなことに名前すら素性もわからないのさ そっち側の綱を強く引いてくれないか もっと強く もっと強く ああ きみの髪が夜の海に溶けてゆく ああ きみはその若さを知り過ぎてるはずだから おお 光放つものよ すべてをぼくに見せてくれ ああ 手をのばして触れてぼくのこの身体に |
海の叙景カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | | 釘を抜く 絵の木枠 襟元で光る石 その中の今 波の音は遠く 夢の中へ導く じゃれつく動物たち 塗り立ての木戸の色 重い荷物 床に置いて 日陰に座るただ黙って 数日は泣く 体温の温かさ 廊下の冷たい朝 コップの炭酸から 泡が消えてしまった 消えてしまった |
キャラバンカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 舞台裏はドタバタ 犬のように走った 斜めになって たましい込めて いろいろあると面倒だ 急ぐ必要がどこに あるのかどうなのか そこんとこがわかんない こんなんじゃなかった 変な気がしてたずっと 砂だらけのキャラバン 閃いたらメモろ 電波無いと少し困る それなりの工夫しなくちゃ インコの絵を描くんだ それを売って暮らす あの娘だけはきみが守れ また台風が来るんだからね 燃料切れのキャラバン さらばいつかまたどこかで いちいち説明しないよ 生きて帰ろうぜきっと 会いたい人がいる なんとかなるからね こんなんじゃなかった 身体が浮いたんだちょっと 駅へ向かったキャラバン 弟に伝えて かつてきみは子供だった この辺に詳しいんだからね 歌を歌ってくれないか それがきみの使命 あの娘だけはきみが守れ また台風が来るんだからね 燃料切れのキャラバン さらばいつかまたどこかで |
カルーセルカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | どこかで筆を置くべきか それとも終わらぬ絵と向きあうのか Oh No No 交わることのない線の上で 手がかりを探すことはもうやめよう Oh No No 今日も寝違えたような文字を消そうとしてる ほつれた光と埃 ぼくはいつか町を出るんだ 目覚めて!カルーセル この世界はどうかしてる 頑固なへそ曲がりとして さぁギターに色塗ろうサイケなココロで Oh No No 前はとんがってた顎の線がたるんでしまっても かまわず朝は来るから それより秘密教えて 見つかんないレコードもある この世界はどうかしてる あの木馬に跨がって 太陽を背にうけ書き割りの荒野へ |
Sha La Laカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション・鈴木さえ子 | どういうことなの?教えてくれないか 正解しなけりゃ椅子ごと奈落の底 乱暴な言い方をするならどっちでもいいんだけど 逃げずにいるべきだ できるかぎり生き延びて Sha Sha Sha Sha La La 藁のような髪の毛 Sha Sha Sha Sha La La 火口行きのロープウェイ 悲しがらないで やるべきことがある この夜をぬけだそう いつか光の扉ひらいて 鳴り響くパレードのリズム 月がきみの顔照らすよ 届かぬ思いはポケットの中 ここまで来たことまずは祝おう ベイビー のんびりしなくちゃ 何トンもの肉積んで飛ばしたさ きつい仕事もすすんでやってきた 勝手な言い訳をするつもりはないんだけど 逃げずにいるべきだ できるかぎり生き延びて Sha Sha Sha Sha La La 葦のような身体 Sha Sha Sha Sha La La まるで歩く幽霊 忘れられないさ だって言えずにいたんだろ この時を待ちこがれ そして光の扉見つめて 鳴り響くパレードのリズム 月がきみの顔照らすよ 届かぬ思いはポケットの中 ここまで来たことまずは祝おう ベイビー のんびりしなくちゃ Sha Sha Sha Sha La La Sha Sha Sha Sha La La Sha Sha Sha Sha La La Sha Sha Sha Sha La La 悲しがらないで やるべきことがある この夜をぬけだそう いつか光の扉ひらいて 鳴り響くパレードのリズム 月がきみの顔照らすよ この手を離さずにいてくれ これまで見てきたことを話そう 届かぬ思いはポケットの中 ここまで来たことまずは祝おう ベイビー のんびりしなくちゃ Sha Sha Sha Sha La La Sha Sha Sha Sha La La Sha Sha Sha Sha La La Sha Sha Sha Sha La La |
ソングライターカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | おだやかな気分でいても みんなぼくを怖がるみたい とりたてて変な趣味なんてない だれよりも食べるけど 思う事と歌う事が同じじゃないことはたぶん 大抵の人ならわかってくれてる 不思議さ おお 何度だって 生まれ変わってやる おお 一瞬でも 笑ってぼくを見て 鳥のお腹の匂いをかぐ ぼくらは彼らの支配下にある 難しい本は積み重ねる 5年後に読むために ふざけた顔して言葉を踊らすロックンロール・デイズ 隣人は変な目でぼくを見て逃げてく 不思議さ おお 何度だって 幸せはやってくる おお もうちょい右 背中掻いておくれ 鞄のバッジはコスモスとムギナデシコ 昔この坂でぼくは白蛇を見た 仲のいい動物がいたら 聞いてみようこれでいいのかと とりたてて変な趣味なんてない だれよりも眠いけど 夢の中 ぼくは泳ぐ 目覚めるまでは |
愛の地図カーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 予期せぬかたちでうずくまってるけど それはぬけがらと呼ぶにふさわしい にらみ合う前に一応言っておくけど 心は愛で一杯なんだけれど 列車に飛びのって どっかに消えちまえる? 知ったこっちゃないんなら あとは好きにやるがいい 名も無き駅を すっとばしていけるなら 苦しむ必要なんてない ふりだしへ戻らずに さらばだ 波のように愛のためにきみのために なめらかな稜線が寝返りをうつ長い夜みつめて 穴にもぐろう トンネルぬけりゃ 生き方も変わるさ 間違えたなこの姿 降りたら 靴買わなきゃ 靴買わなきゃ 魚屋の角を右へ曲がればすぐ そこが終点なのかもね だからなんだってんだろな アンプを叩けば水が流れ出した 楽しくなきゃ何かが間違ってんだと思うし さらばだ 波のように愛のためにきみのために |
Sunlightカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | 物語はもう終わるけれど その先をぼくは見ていたいんだ 夢とうつつと雲の間にある 何か変なもの はっきりしない石のようなものを ああ 砂糖菓子を口に放り込んで 葉っぱをちぎりながら森のどこかへいこう 生まれる前に会ってたような そんな人と 靴がブカブカだと歩くたびに 変な音がして恥ずかしいけど 直感を横切って動物たちについていくんだと 声が聞こえたんだ 耳元で ああ 縫い目くぐらす茨の朝と 麦が頭を蒸らす季節の真ん中で おそらくそのうちぼくは眠る 必ず起こしてほしい ああ こんなことだといつかほら木になってしまうんだから |
ダイアローグカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | もっと奥の方 手をのばしてみて なんか忘れた 今 今 今 放ったらかした痛み 打ち込まれた杭 昔は更地さ 過去 過去 過去 道なき道歩いて くたびれちまったんだ Oh 隠れる場所があれば おしえてよ WOO 落とす WOO スプーンの 蜜で汚れた床で数日を過ごし WOO 殺す WOO ネジ穴 その次の段階で雨の重さに沈む 優しい仕打ち 全部水で戻し 心はふやけた 今 今 今 都市を眺める 防波堤の上で 味方待ってた 過去 過去 過去 部品を無くしちゃった くたびれちまったんだ Oh 出口はどこなのさ 追われてんだ WOO 消えた WOO ダイアローグ 雨に逃げるのはもうきみじゃないはずだ WOO 埋める WOO 隙間 その次の段階でドアの重さに沈む |
ペインターカーネーション | カーネーション | 直枝政広 | 直枝政広 | カーネーション | からっぽの部屋 見渡して座り込む 光の中を塵が泳いでいる 鳴き声のように 床は音をたてた 壁に背をあずけて 息をととのえ目をとじる 厚いガラスの壜と薔薇と貝殻 こぼれ落ちるもの 抱えきれなくて 笑いながら 腕組みする 空白を埋めたのは眠り続けるがらくた ああ いつか過ごした 情熱の旅路 パズルのかけら 隠したのはきみじゃなかったんだね 暗号のような文字が流れ落ちてゆく もう言葉にならない 悲しみっていうかさ 笑いながら 頭を掻き 腕組みする |