世界の果てSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 今世界がどうなっているのか 明日世界がどうなっていくのか そんなこと考えたことあるかい? 自分のことで精一杯なの そう言っていつだって僕らは 後ろめたさを感じながらも 周りのことに関与しないのさ 地球の裏では水不足が 隣の国では排気ガスが それを囲む海では汚染物質が 1秒に4人が生まれて 2人が死んでいく世の中で 果てしない生と死のループが 終わりを告げるまで きっと繊細で臆病な僕は 生命の輪からはみ出さぬ様に いつでも神経を尖らせて 生きるため必死にもがいてる 今もどこかで眠れず 涙を流す小さな命が 頭の悪い大人のせいで 不安に怯え消えていく 自分の身は自分で守れとさ 無責任な声が聴こえるよう なんだ期待はずれもいいとこだ 鉄の塊が頭上を舞う きっと戦災が消えることはない そうやって誰かがテレビでさ 根拠もない不安を流すよ 信じることはないさ |
スタンド・バイ・ミー Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 来週どっか行こうかなんて寂しそうに君が言うから いっそそのまま逃げてしまいたいとかね 大人になんかなりたくないよ 世界征服を企んだり秘密基地に立てこもったり 明日の事さえ見えてなかったのにね 子供のままで大人になりたかった だんだん寒さが遠退いて 橙色が風に揺れた キラキラしている水面を 眺めながらもう少しだけ 馬鹿みたいな嘘みたいな 日々だったなって思えるんだ 思い出づくりなんかしなくても 良いくらいの毎日だった 夜になって今日が終わる 明日を生きるのが辛くなっても 僕らならなんか明日も 大丈夫って気がしてくる 来年なんて見えないけど僕らはいつの日も ずっとこのまま笑ってるよ きっと 夕暮れの空 公園の角 些細なことが可笑しかった僕らの思春期も すっと鼻をかすめて通り過ぎた 思い返せば 幸せだったのかも 不可能だとか それがなんだ お前には無理と言われたって そんな事はどうでもいいさ やかましいと笑ってしまえ それよりきっと 自分にもっと 自信を持って生きて行こうよ あの日話した約束は守ってもらうぞ 今やりたかった夢とはちょっと 違っているけどこれがいいと 思える事やってるよ 君はどうしているかな またどっかで久しぶりって いくつになっても変わらないなって いつか笑い合おうそれまで 別々の道になっても |
雀ノ欠伸 Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 嗚呼、平成乱世から今日は少し離れて 画面じゃなくて自分を見つめてみようかな そこに本当の僕がきっと待ってる できなかった事は大体 先延ばしにしていた事だったり あの時やっておけばなんて もう後の祭りだったり 今しかないを今やっておかなきゃな 後悔する前に 明日はオレンジの風が吹く カーテンの向こう側 新しい朝に希望を感じてる 君もそうかな? 周りの表情や態度なんか 一々気にせんでいいから マイペースでもっと 自分なりの一歩で良いんだよ 危機感を持てとか時間が無駄とか ちょっと邪魔しないで! 自分を大きく見せるのは ちゃんと存在を確かめてないと不安なんでしょ? 君の良い所はみんな知ってるよ だからあんまり気張りすぎないでね キョロキョロしてちゃ気付かぬうちに 足元すくわれてしまうよ だから背伸びしないで 自分らしく歩いて行こうよ 後悔しないように 明日はオレンジの風が吹く カーテンの向こう側 新しい朝がたまに怖くなるよね 僕もそうだよ 本当の僕が欲望に蝕まれぬように 終末平成行く末もお茶は濁さないで クリアな 嘘のない今を生きよう 月は欠けて時間は有限 戻らないが 可能性は無限にある 僕らいつも怖がってしまうけれど 死ななければ 明日もオレンジの風は吹く カーテンの向こう側 新しい朝がもうきっと待ってる 僕ら行かなきゃ |
ジオラマSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 揺れるつり革 触れる見知らぬ肩 生温くこもった匂いが好きになれません 乾いた空気が吸いたくなってさ なんとなく外の景色眺めてみる この街に何か望んだって 生きづらいだけで得るものはない 住めば都なんか嘘だった 満員電車に潰された 僕らは綺麗に収まって 前習えして 今日も笑ってるんだ そうだろ? 思い出せんなぁ 昨日の僕は 何を見て笑ってたんだろう 揺れるつり革 触れる見知らぬ肩 生温くこもった匂いが好きになれません 乾いた空気が吸いたくなってさ なんとなく外の景色眺めてみる ジオラマみたいだ このまま未来は パノラマ写真の人混みに 流されてほら消されて なかった事にされたんだろう 見なかった事にすれば良かったのかも こないだ建った電波塔と 夕焼け空霞む工場雲 生活感など微塵もない 明日を生きる価値もないな 隣に立った君とちょっと 夕日に憧れた高校生 正解探しに終わりはない 間違いだらけの世界で踊ろう 生きてればそりゃ辛い事もあるさなんて そんな風な言葉ばかり何回聞いたところで 満員電車に潰された 僕らは綺麗に収まって 前習えして 今日も笑ってるんだ そうだろ? 思い出せんなぁ 昨日の僕は 何を見て笑ってたんだろう 思い出せんなぁ 昨日の僕は 何をして笑ってたんだろう |
シーグラス Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | あのね、海岸線 憶えてる?はじまりはそこから 猫被って黙ったまま海を眺めていたんだ 君のうなじに見つけたアルビノ 白く透き通った窓のよう ある日の欠伸と綺麗な横顔 ふたりで見上げたアルミ格子の 吹き抜けとすじ雲 休日の眠たそうな君におはよう 瞼を閉じたままで理由なんかは無くていいよ カーテンの隙間から差し込んだ朝が 眩しすぎて瞑った瞳 そのまま眠りに落ちて 夢現 微かに聞こえる寝息さえも 愛しくて 儚いね 忘れたくない事が多過ぎて 胸の中大切に仕舞っておくよ、ずっと このまま 寝ぼけたままでシーツに包まるミノムシ 拗ねた顔も愛しい 昼過ぎの朝飯の後は海へ行こう 近づく潮風 ベタついた手と手 髪の毛はパサパサ そんなの気にしないのも君らしいね 波止めの上の君を 落ちない様に握った手 危なげな横顔に 何故か胸がつまる 風を切って羽ばたいて見せる 無邪気な君を見上げて あの日から今日までを思い返しているけど なんだか 儚いね 忘れたくない事が多すぎて 胸の中大切に仕舞っておくよ、ずっと サヨナラ “あのね、海岸線 憶えてる?はじまりはそこから 猫被って懐かしいね、全部大切なの” でもね、私たち今日まででお別れ。またいつかね。 夕日の影 君は最後 どんな顔してた? 「じゃあね」これからふたり別々を歩むけど 喧嘩した日々すらも薄れてしまうくらいにさ 何度も振り返る君と 最後の海を重ねて 幸せな日々だけを思い出してしまうんだ 愛しくて“儚いね”忘れたくない事が多過ぎて 胸の中大切に仕舞っておくよ、ずっと このまま |
シンデレラボーイ Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 頭じゃわかっていても 心が追いつかない カラダは単純なのね 男なら尚更ね あぁあ 夜な夜なゆらゆらいでも 未だに君がいちばん 最低で大好きだった なんでかな ムカつくわ。もう 忘れちゃいたいのに ずっと傷つけられてばっかだったのに シンデレラボーイ 0時を回って 腕の中であたしを泣かせないで 気づかないふりをしてそのまま つけるタバコが大嫌い 濡れたままのバスタオル 浴室にかけた8時 散らかった部屋にはひとり またカラダ許してしまったな あなたがいなくなっても あたしは平気そうです 連絡はたまにするね 意地悪くらいさせてよね 嘘くらいせめてちゃんと 次は上手につかなきゃね あたしの前だけで弱さを見せて 無邪気な顔で呼んでみて あなたの瞳 独占させて 誰も見ないでいて欲しかっただけ 死んで シンデレラボーイ 0時を回って 腕の中であたしを泣かせないで 気づかないふりをしてそのまま つけるタバコが大嫌い 好きって言わんでよ 愛しても無いのに 瞳の奥、あたしを捕まえて 気づかないふりをしてそのまま 騙されてあげていたの |
sugar Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 昨日の喧嘩を君はまだ怒っているかな 時間が解決したら良い訳ではないよね 分かってる 繰り返し謝って飽きる程に同じ話をして 元通りってくらいに簡単にはいかないよな 今更だけどあの時ふたり もう気づいていたんだよ ただ横にいて くだらない話を どうすれば良かったのか 答えは見えないまま 「ごめんねさっきは」 なんて言葉じゃ許されないよな またすれ違ったり あの日の喧嘩も知らない間に終わっていたけど そういえばあれって解決したっけ? また些細な事だった気がする 足並が揃わずイラ立つ事くらい良くある事なのだ 数え出したら気が遠くなるよなって 笑い合いたいんだ 一緒にいるのに独り抱え込まないで 他の誰かじゃなくて私に話して欲しいの 朝が来るまでにはね 帰っておいでよ 不安にさせないで ねぇBaby 言葉にしてって言わせてしまって 不器用だねって許してくれて いつも困らせてばかりいて ごめんね ごめんね 「嘘みたいに幸せ」だなんて 伝え方が分からないんだ それでも君もそうなら良いのになとかね 思ってる すれ違うのも当たり前さ だって 間違ったふたり 始まったばかり 答え合わせが何年後になったって ふたりでいよう |
週末グルーミーSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | ただいま 暗い部屋 とりあえずテレビをつけて 遅めの夕飯、夕刊にこぼした お茶拭き取り込み上げる 寂しさ。 家を出て自由になったつもりだった 毎日の野菜のない生活 あぁ あなたがいないせいか。 もううるさいって、あぁ窮屈だなって 思ってたあの日が恋しくって あぁ大人になって、「ねぇ。ありがとう」って 伝えたい時に側に居ない 酔っ払い金曜日 今夜は歌って まだまだ夜が更けるまで 誰かと居たいのだ。でも心は晴れないや 壊れそうな夢と現実の ギャップから目を背けんのは 独りで居たくないだけなのさ おかえりのない部屋 昨日見た今日のリピートで 彩った瞬間 歪んだ一週間 それなりつまらない習慣 鏡を見るのも嫌になる そんな日だってあるんだぜ 記憶の中の幸せを集めて 今日も頑張って生きている “もっと輝いていたい” と思ってはいるけど足がすくんで 置いてきた日々が僕を連れて明日へ 「ウダウダしてちゃダメ、あなたが選んだ道。 頑張ってなんて言わないわ。信じてる。」 限界のジャッジを下して 屍みたいな足取りで 毎日を繰り返すロボットに成りすまして 夢を追いかけて転んで だからってもう諦めないで 誰かがきっと待ってる 失敗したって待ってはくれない 結局は自分のステージで 認めて欲しいのだ、周りからのイメージは きっと曖昧で不確かなピントで カッコ悪く映っても良いから 自分が見たい未来だけを信じて |
紫苑 Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog・永澤和真(agehasprings) | いつのまにか。僕らはこんなに傍に居たのにね 時間を戻せたら、違った運命だったかな。 いくつになっても。奇跡なんかを信じていたかった しわしわのヨボヨボになっても必ず迎えに行くから。 もしもの話ならもう嫌と言うほどしたよな 「どうせ」より「きっと」その方がずっと 楽だと思っていたかった 涙の所為だねさよならが苦しいのは いつもみたいにさ笑って「じゃあね」 今日からひとりずつ。でもどこかで また会えるような、そんな気がしてる。 思い出した。あの夏僕らは風を追い越して まだ見ぬ未踏の地へ、ふたりだけの未来の為。 変わってしまう事。何をしたってもう変わらないモノ 時間を戻せたら、違った運命だったかな。 夜の帳に沈んでいくのは 未来を見つけ出したくて ほら僕らどうせもう後戻りはできないんだ 掴み損なった未来を迎えに行く 涙の所為だねさよならが苦しいのは いつもみたいにさ笑って「じゃあね」 今日からひとりずつでも、どこかで また会えるような、そんな気がしてる。 世界が全てを忘れても迎えに行くよ 初めから全部が繋がってるんだ 今日からその日まで。きっとどこかで また会えるように、そんな気がしてる。 思い出話はその時にしよう。 |
サマーデイドリームSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 8月の喧騒と干からびた僕達 暑さも忘れて走る 誰にも止められない あどけない横顔と 滲む首筋の汗 張り付く髪の毛と蝉の声が 鬱陶しくて愛しくて 夏の空に溺れそうな程 僕らは青すぎて でもまだ幼くていいよね 世界が縮まってふたりの 居場所が無くなろうと くっついてもっと近くに 居たいと思うよ 大袈裟だって笑いながら 赤くなる顔は太陽の所為かな 秘密で良い 8月の幻想と干からびた僕達 乾いた空へダイブして 君を連れ去り見知らぬ街へと もっと遠くまで行けるかな僕達 当てもなく漕ぎ出して アスファルトの熱に溶けそう 自転車のサドル熱くなってる 「火傷しちゃうかな」 立ち漕ぎで心配そうにおしりを見つめて こっちを見て吹き出す君 少し歩こうか たわいも無い会話も ふたりならそれが良い ひとつだって逃したくない 今を見ていたい 命をそっと分け合えれば 明日が来る事も歳を取る事も 怖くはない 夢を見ていたよ 君といた夏の 暑過ぎたあの日の事 未来の事なんてさっぱり 分からなかったふたりも こうやってずっと近くに いるのは分かってた 大袈裟だって笑いながら 繋いだ手のひら 冷たくなっていく その時まで |
ゴーストバスターSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 右も左も先も見えない 恐怖に怯えて過ごしていたら 歯車のような人生に 麻痺してしまっている僕がいた 時計の針をただ見つめている 模型の中での生活はもう 溜息ばかりで息をして 冷めきった日々に痺れを切らしてる いずれ夢は叶うのか そんな不安に駆られて しょうもないよな 周りの声に殺されて僕は 夢を見失う亡霊になり腐ってしまいそうだ 「言いたいやつらには勝手に言わせておけばいいさ」 お前の言葉で僕は今日も生きてる 久しぶりに会ったあいつは ミイラ取りがミイラになっていた 夢も希望も忘れたって言ったって お前じゃ無いみたいだ どうせなら一緒にもう一回 頑張ってみないか? こんな頼りない僕でもお前を 生き返らせてやりたいんだ 夢を諦めた無感情な表情 自分と時間を引き換えにして ただただ死ぬのを待ってる まさしく亡霊のようだ 瓦礫の中で蹲る君は 夢を偽りの感情の中 無意識に隠していた 心の叫びを誤魔化していてはいつのまにか 自分の生きてる意味すら忘れてしまうよ 周りの声に魘されて君が 夢を見失う亡霊になり腐ってしまう前に 「言いたいやつらには勝手に言わせておけばいいさ」 今度は僕がお前を救ってあげるよ |
コーンポタージュSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 雪の降る間に 浮き足立つ街を抜けて 早足で帰ろう 心のまにまに くだらない言葉を交わした 僕らもちょっと浮かれてんじゃない? ほら待ってそこの角まででいいよ 退屈な日々でも 今ならクリスマスイブ よりコーンポタージュで乾杯 あの寒い夜を思い出すんだ 「オレの家には いつまでもサンタが来てくれるんだよな ホントだよ。」 最近どう?っていつもの調子で お前に送ったLINE ah 「プレゼントを買いに行く。」と立派な サンタになったみたいだ あの頃からずっとこっちはコンポタの季節に 取り残されてちょっと恥ずかしくなった 大切な日々だと 思えるクリスマスイブ 守りたい笑顔が出来たら いつか僕にも分かるかな 雪の降る街を走って 帰りたいクリスマスイブ 僕にはまだだけどそれまで あの寒い夜を思い出していたいんだ |
コンタクトケース Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 空のコンタクトケースが 今も洗面所でポツリ 君の帰りを待ってるよう お前も置いていかれたのか どこで間違ってしまった? 思い当たる節は山ほど 君と出会ったあの日までを 遡って苦しくなる うさぎのテールみたいなピアス 外して眠る君はもう居ないよ 下着姿の真っ白い天使が 僕の横から消えた朝 今夜の月は明るくてまあるい 最後の夜を あぁ思い出すなぁ あの時君はどうして泣いたの 未だに分からぬまま 答えは出ぬまま 「寒い夜が続きますが 君は元気にしていますか?」 まだ僕はふたりでいた日々から 全く抜け出せずにいる 空のコルクボードには 無数の小さな画鋲の穴 あれから随分写真も撮ってないな テプラのシールがやたらと しつこく張り付いて 綺麗に剥がれてくれないよ なぁ教えてくれよ 君とふたりで 過ごした事には理由がいるのか? なんか楽しくて なんか幸せで それだけでずっといられる気がしていた 愛し方がさ ひとつじゃないのは 当たり前なんだよ ありふれていたとしても この日々はやがて昔話になるけど 決して嘘なんかにはならないよ 僕ら嘘なんかにはならないよね 君のコンタクトケースを 今でも捨てられずにいる 君の帰りを待っている |
ころもがえSaucy Dog | Saucy Dog | せとゆいか | Saucy Dog | | もうこんな時間だね 遅くまでありがとね 大きな手 頭を撫でて そのまま手を振る君 終電に間に合う様に ちゃんとお別れをする 真面目なフリして踏み出す勇気もないくせに かっこつけんなよ l wanted to be with you 君の嘘に疲れてしまったら 手を離すよ、ばいばい。 何となく気づいてた きっと 私はお気に入りのTシャツくらいで 今だけ大事にしてくれてること ありがたく思っとくね 街の匂いも もうすっかり 秋に変わってしまって 私の出番も もうそろそろ終わりかな タンスの中でしおしおになっていくんだろうな I wanted to be with you 君のずるさ もうかわいくないから、 さよなら。 I wanted to be with you I do want to leave you 君の嘘に疲れてしまったよ もういらない。ばいばい。 |
この長い旅の中でSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 愛を探しに旅に出た僕らの幸せは 案外なんでもない日々だったりして 海底から掬い上げてくれたのはきっと 大抵くだらない会話や泳げない君だったりする 誰にも届かないSOS 透明人間な僕は 君の笑顔の裏側 知るのが怖くて 不安を押し込めて笑う今日も 君がいれば問題はない そんな人いないって思ってたんだ 喉に痞えてた言葉が そのまま命の叫びだ 心が軋む音がしたら クジラの声さ君に届くか ほんの少し信じてみたい この長い旅の中で 愛を探しに旅に出よう 君に言われるがままに 新しい世界へ飛び出した 素晴らしい命と思えるように 綺麗さっぱり 片付けてしまえよほら もう「後でやろう」って言葉の魔法 使わないように 君が居ればどんなに痛い 終わりのない悲しみも 存在しない?冗談じゃない 乗り越えていける気がする 例えば君がペテン師でも 君を信じて後悔したいや そばにいたいぼんやりしたい この長い旅の中で |
煙 Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 「私達ね、もう大人だからね好きなだけじゃ一緒に いられないのはもう分かっているよね? それじゃあまたね?」 なんてずるい言い方しなくたって君以外うつらないのに 使われなくなった白いハイヒールも 日に日に減った休みの日の外出も 抑えきれなくなった日々の窮屈さや 不満を数えればキリがないよな 好きじゃなくなったら、すぐに言ってね なんて冗談半分で、言うんじゃなかったなぁ 走って 走って 走って 立ち止まって 見渡せばここがどこだかわからなくなった 何がしたいか分からなくなったんだ 放った 言葉 煙になって 嗾けた あの日の君の目は宙に泳いだ 「私達ね、もう大人だからね好きなだけじゃ一緒に いられないの」って?ちょっと待って その瞳にはもう僕は写っていないんでしょう?きっと、 ずっと 分かってたよ うだうだ過ごしたあの日々が無駄になる気がした やだやだこのまま知らぬふりで通せば君とまた笑えたかな 走って 走って 走って 立ち止まって 見渡せばここがどこだかわからなくなった 何がしたいか分からなくなったんだ 放った言葉 煙になって 嗾けた あの日の僕の手は宙を泳いだ 見え透いた嘘まで 吐かせているようじゃなぁ 疑ってしまうよなぁ 強がって言った「じゃあねバイバイ」 過ぎ去っていった 待って待って 今僕も前に 君が横にいなくなっただけ ただそれだけだろう? 走って 走って 走って 立ち止まって 見渡せばここがどこだかわからなくなった 何がしたいか分からなくなったんだ 放った 言葉 煙になって 嗾けた あの日の君の背は青く染まって消えて行った 無力に伸ばした手 静かにしまった |
グッバイ Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | ぶつかった壁乗り越えずただ腐って 泣いた日々に手を振ったグッバイバイ 目の前には朝が迫る 永遠に抜け出せずにほら 今日もまた出来ないまま そんな日々を繰り返してた ほとんど何も変われてはいない そんなの分かってるよ あぁ明日になればなんとかなってるか いつだって無責任で楽な方楽な方へ 胡座かいて逃げ道探して今 行き着いた結末でこんなはずじゃなかったと 被害者ぶって勝手な事吐かしていた 思ってもない事どうして言うんだ 「君ならできる」ってなに様だよ 「無理だ無理だ」と決めつけては どうせ陰じゃ笑ってんだろ 冷たい視線に冷えた心が 風邪をひきそうです 認めたくない現実をみてよほら 悪いのは僕の方だね 口ばかりで動こうともせず きっかけがあればなんて いつも誰かに言い訳した 踏み出した足、乗り越えようと あがいたのは紛れもなく自分だ 描いた未来を創る事に必死に 食らいついてく まだまだやれる筈 昨日までの自分にさよなら 誰かの言い訳でも聞きながら |
曇りのちSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 月明かりに照らされた街 いつしか世界は寝静まって 星の見える川沿いの道に 口笛を響かせた夜 やがて僕は遥か彼方に 光る小さな点になって 雲に隠されて見えなくなる そんな風に思うようになった 居ても居なくても良いと 言われている気がして 震えながら生きていました 白い息止めてみた 明日の予定もないまま ぼんやり天井を見つめた ソファーにカラダを預けて だらしなく生きる僕を許して 何もかもが上手く行かない 不安が僕を押し込めても いずれきっと上手く行くはず まぁそんな根拠は何処にもないけど ふわりふわりと浮かんだ 雲に憧れた 吸って吐いて繰り返す 呼吸が苦しくなる 明日も今日と同じく 誰かに合わせて息をする 自分が生きてる事すら ひとりになると分からなくなった 明け方せかせかと忙しそうに 世界は回り出した 白けた空が星を隠したら 僕は居なくなるんじゃないかと思ったよ 止まないファンファーレ またクラクションが鳴り響いている 変われない僕を叱っているように 聞こえたんだ聞こえたんだよ |
くせげSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 埃に塗れた日記 あの頃の僕は未熟だった 霧雨にうねる前髪を押さえながら 何を見ていたんだっけ 下ろしたてのスニーカー 私服がなんだかぎこちないな 鏡に映る自分の影、恥ずかしくて 目を逸らしてたんだっけ 街角で流れる大人びた歌 愛を語るには若過ぎたよな 過ぎ去っていった春に甘えて 癖毛が気になりだしたのは 紛れもなく君に逢えたから 思い出す事は殆どないけど 誰かを愛す事でしか まともに成長できないから 今ではそれで良かったなって思ってる 記憶の端に折り目を付けてしまった ところであなたはどんな 生活を誰と過ごしたんだ 寂しさを埋めるだけの日を 堪えながら何をしていたんだっけ あれから月日が経って 色褪せた過去になりやがって 正確に思い出す事も 出来ないくらいぼやけてしまったじゃないか 凍った手と手がゆっくり 溶けてしまう程今でも いまさら 突然日記を読み返したのは あなたを感じたくなったから そんなに急に遠くに行くとは思ってないから 癖毛が気になりだしたのは 初めて乾杯をしたのは 誰かの為に泣いたのは 冷たい手を握ったのは 誰かを愛す事でしか まともに成長できないから 今ではそれで良かったなって思ってる 記憶の端に折り目を付けて仕舞った |
君ト餃子Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 真っ白で雲みたいにふわふわと 優しい君の事だから 灰色に溶け込んでしまうんじゃないかと ちょっとだけ心配になる 今週の空は思ったよりもずっと雨模様 ねぇ、そっちはどうしてる? また天気予報は君の街の分まで 頭に来るような事もまぁまぁ 酒のつまみにすれば良い ひとりで抱え込んでいるんじゃないかと ちょっとだけ心配になる 包んで 焼いて 食べちゃいな 晴れ間に咲く向日葵みたいに 見上げて眩しくなったら 下を向いたって良いんだよ 迷子だって良いんだよ 君の街で待ってる 枯らした花 種になって さぁ、じゃあ次はどうする? 今週の空は思ったよりもずっと雨模様 でも君の性格だし 無茶しちゃうんだろうな ちょっとだけ心配だけど 君の街で待ってる |
君がいない Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 寝苦しい夜に茹だる僕 滲む白シャツ 暑がりな僕と寒がりな君 騒がしい夜はもう夢の中だけ 触れ合ってすごい汗だって笑って 夏になったらどうなんのよって乱れて 「愛してる」って バイバイ 君を幸せにするのは 僕に任せてくれないか?なぁ はいはい。思い上がり上等 「じゃあその時はよろしくね」 って期待させないでよ 絶対や永遠なんてさ 存在しないような 気がしていたけど “本当にあった〇〇”って幻の放送回 特番で僕らを使ってもらおうぜ きっと 「アホみたいだね でもそうなったら最高だね」って 君が笑ったら僕らに不可能はない気がしてしまうんだ バイバイ 君を幸せにするには 役不足かい?あぁ聞きたくない はいはい。思わせぶり巧妙 「まだ好きだよ」って振り回して また奪っていくんだ 隣で君の声 少しだけ聞けたら すぐに眠れてしまう 単純な僕は どんな夜でさえも こんなに辛いと思った事がない 音がしない、味がしない、君がいない バイバイ 君を幸せにするのは 僕に任せてくれないか?なぁ はいはい。思い上がり上等 「じゃあその時はよろしくね」 責任とってよね |
雷に打たれてSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | とっくのとうに死んでしまった夢だと 思い込み ただ逃げ出した 殺したのは自分自身じゃないか 真っ暗な中沈んでしまった心を 取り戻す為走り出せ 幾らでも 何度だって間違ったっていいよ 止まったままの時間で 泣いたから分かったんでしょ? 崩れ落ちそうな時は迎えに行くよ 僕が 雷に打たれたみたいだ 僕が僕を助けなくちゃダメなの 冒険は好きだよ ララル 鼻唄混じりで生きていけないか ずっと スーツを着たら背筋が伸びるあの感覚 20歳の頃 ただ笑ってさ 夢を謳ってた僕を思い出すんだ マイナスな事は1つも過らない 無敵だったあの頃とは 確かに違うかもしれないよ だけどまぁ 僕は僕でしかないし 数えきれない失敗も 誰かにとっての汚点でも 全て愛してみせるよ いつの間にか泣いてた夜は 誰にも分からない悲しみ 苦しさの渦 虚しさ背中を押してよ 僕ら 迷ったり 泣いたり 悔やんだり 遠回りばっか 雷に打たれて ララル 鼻唄歌って ララル 雷に打たれたみたいだ 僕が僕を助けなくちゃダメなの 冒険は好きだよ ララル 鼻唄混じりで生きていけないか ずっと |
怪物たちよSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | だらしのない生活に息を潜める怪物達よ なんて素晴らしくって退屈な日々なんだ! 穏やかな夜に乾杯 しけたツラした僕にジャスハイ 幸せの価値観なんて人によって違うもんなのさ 定規で測れるような生き方はひとつもない 僕らの明るい未来に乾杯 もう嫌いなやつらはバイバイ 耳元で聞こえた誹謗が消えてくれない 忘れる為また飲んで後悔を繰り返す 見えないやつの視線に怯えて 夢の中で号き疲れて壊れてしまいそう 全てが黒く見えてしまうけど 麻ロープで首を括り手にする自由よりも 僕らはきっと強くなれるはず こんな世界でもまだ 人を傷つけて嬉しそうな愚かなる怪物達よ 出来ることといえばせいぜい陰口くらいだもんな 可哀想な君に乾杯 もうそのままでいいよララバイ 気に入らない事を取り上げて叩いてみたり 誰も幸せになれない気がすんだ。もう気が済んだ? 言葉はピストル引き金を引けば 当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの? そんなやつらに耳を貸さなくていい 「だから何?」と微笑ってやれ 遇らってしまえばいい 嫌いで良いからもう 関わらないでくれよ 雑音に怯えながら生きる事は難しい 誰かの所為にしたい でも全部自分の決めた道ならば 悩みながら生きることも素晴らしい 「これが僕だ」と言えなくなるような 世界なんて変えてしまえ心まで渡さないで 嵐の中に星を探すような 生きている意味を越えていく日々 枯らさないで 「これが僕だ」って自信がなくたって らしさなんてきっと死ぬまで判らないもんなのさ 「それが僕だ」って答えはなくたって 悩め、生きて。怪物達よ |
おやすみSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 蚊取り線香の煙が見る見るうちに 空を満たしては消えて 香りだけが残ってる 鈴虫の鳴き声が夜風に乗り 囁くおやすみの合図 時間が焼けて白く落ちていった 真夏の空気と首を振る扇風機に 咥えたスイカのアイスを 溶かされぬように 必死な顔を見て笑いあったのも 随分昔の話に思えてきた 八月の蛍のように 消えそうな光のように 君と生きていく 当たり前が 今 奪われて 永遠に 擦れ違う愛に苛立ち怒鳴り合った事 これでも愛していた事 伝えられてたら 転がる蝉を避けながら歩いては 誰にも見つからぬ様に 声を殺して泣いてるよ 毎日が雨でいい 降っては乾いてまた泣いて 無かった事になるみたいで怖い 暖かい太陽に身を委ね うとうとしてそのまま横になる 待ち合わせは夢の中 君に会いに行く 帰り道なんかもう分からないでいい 君と生きていく 当たり前が 今 奪われて 永遠に おやすみ。 |
Wake Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | クタクタになったシャツを 丸めて仕舞い込んだ タンスが溢れてくように 締まらない毎日は ガラクタになったはずの あの歪んだ曲線と 今日も僕を嘲笑うのだろう 忘れよう君との今日までは 思い出さないように手を振ったんだ バイバイ 君が居なくなって初めて 気が付くのさ ほら、もう遅いだろう 伝えたい事が積み重なって 離れた後悔だけが残った ただいまってなんだっけ 1人ぼっちになってふと思う 今日も君はいないなぁ 気がつけば日常が 思い出になっていた 見渡せば部屋にはもう 君との記憶ばっかりでした あそこで怒ったのは 違ったかな いまさら遅いけれど 君から貰った物がまだ 居場所を探しているみたいだ それならこの思いと合わせて ついでに見えないようにポイしちゃえば 良いんじゃない? 失うべきだったのはね 君じゃなくて つまらない僕のプライド そんな事は分かってるんだよ 分かっているんだよ悔しいけれど 君は二度とここには戻らないんだろう 最後まで君のせいにした僕のせいか 日々の苛立ち押し付けて 我がごと棚に上げて言った 「そうは言うけど君だってさぁ」 無くしたものを取り戻すのは 新たなもの手に入れるより難しいね 仕方ないだろだって君がまた 言い訳だらけでバカみたいね なんて言うから 「だって」バイバイ |
現在を生きるのだ。Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 出来れば笑ってこのまま最期まで 積み上げた日々には間違いはない 僕らを信じていたいと思える。今日も 弱さと向き合う度 僕らは強くなったよな 「楽しい」だけじゃなくなってきたのは 本気で愛してたって証拠だよな 許し合う事で学んだ 愛はもっと自由で形がないから 悩ましいのだ さぁ自分らしく 走り出して行け 走り出して行け 繋げるのさ苦しくても 話し合っていけ 話し合っていけ 「大丈夫、大丈夫」 って言い聞かせて 出来れば笑ってこのまま最期まで 挫けそうな時でもあなたがいた ありがとうを伝えたい 照れ臭くて言えない 間違いを許し合うたび終わっちゃいないのだと知り あとどれくらい残ってんだ?ってライフを数えてたっけなぁ 振り向くな綺麗じゃなくていいよ 傷だらけでも「僕ら」は美しい! 奇跡や運命に未だ見ぬ未来を託すなよ 残された最後の時間でアニメやマンガじゃない 僕らは現在を生きるのだ さぁ自分らしく 走り出して行け 走り出して行け 限界を超えてまた しがみついていけ しかみついていけ 出来れば笑ってこのまま最期まで 積み上げた日々には間違いはない 僕らを信じていたいと思える。 今日も。 |
今更だって僕は言うかな Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 早過ぎたかも 僕ら夢物語 約束のウエディングロードはもう守ってやれない 口だけなのは 最後まで変われなくて こんな自分じゃきっと誰も守っていけないよ 泣いてる君が『またね』なんかじゃなくて 欲しかった言葉分かっていたけど さよなら、最後まで愛していたんだ。嘘じゃない。 勝手だって怒るかな、本当馬鹿だったよ。ごめんな。 君の方はきっと新しい場所が出来たんだね ごめんねとか要らないよ 君が言うなよ 髪の毛の色 変わったらしいね 黒からゴールド 赤 黒 それから青って一体 ふたりで居た日々も 塗り変えているんだろうか 信じ難いけど僕の方は今でも会おうって言いたい 泣いてる君が『ごめん』なんかじゃなくて 欲しかった言葉別れた今でも また勝手な事言って、期待しちゃうじゃない。 いつだってそうだから、絶対以外約束しないで。 次の子にはきっと優しくしてあげてよね 「約束だからね」なんて 君が言うなよ 伝えたかった言葉など ひとつも言えないまま さよなら 君はきっと忘れて行く道で とっくのとうに もっとマシな人 捕まえたんだ 僕の方はずっと抜け殻みたいだよ 本当は今でも、なんて 君が言うなよ 今更だって僕は言うかな |
いつもの帰り道Saucy Dog | Saucy Dog | せとゆいか | Saucy Dog | | 窓の外 流れていく景色は 優しくて 色褪せないなあ 子供のまんま 大人になったみたいに どこか変わって 何も変わらない 大切なほど 会いづらいこの時代 もう嫌だな なんて思ってたけど 帰っておいで そんな強気な母親と 愛しいペットの写真を送る父 あなたがいてくれるこの町はいつでも 優しく待っててくれるから 小さなお菓子とくだらない話を リュックに詰めて帰るね 何にもない 何にもないな わたしには 生きたくない 消えてしまいたい その度に あなたの顔が浮かんで まだ死ねない 死にたくないって思うの あなたがいてくれるこの町はいつでも 優しく待っててくれるから 小さなお菓子とくだらない話を リュックに詰めて帰るね わがまま 意地張って 傷つけたあの日々を 無くしてしまえるわけじゃないから 笑って諦めて許して抱きしめてやれる あなたのようになりたいと思えた わたしが生まれたこの町はいつでも 優しく待っててくれるから 小さなお菓子とくだらない話を リュックに詰めて帰るね あなたに会いに帰るね |
いつか Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 坂道を登った先の暗がり 星が綺麗に見えるってさ 地べたに寝転んじゃうあたり あぁ君らしいなって思ったり 時間を忘れて夢中になった 赤信号は点滅している 肌寒くなり始めた季節に 僕らは初めて手を繋いだ 2人の物語 2人でひとつの傘を差したり ブランコに乗り星を眺めたり 押しボタン式の信号機を いつも君が走って押すくだり 仰向けになって見た湖 宙に浮いてるみたいってさ はしゃいでる君とその横でさ もっとはしゃぐ僕なら 本当に飛べるような 気がしていた フワフワと夢心地 君の隣 君の見る景色を全部 僕のものにしてみたかったんだ あぁ 君を忘れられんなぁ 当たり前に通ってたあの道 信号機は無くなるみたいです 思い出して切なくなる気持ちも いつかは無くなるみたいです そういえば寒い雪降る日の 田和山の無人公園でさ 震える体 暗い中いつものように笑いあう 街灯の下で 僕の目に映りこんだ君が いつもよりちょっと寂しそうな 気がした 今になってさ 思い出してさ 後悔じゃ何も解決しないさ 忘れられないのは 受け入れられないのは 君を思い出にできる程僕は強くはないから 僕の見た景色を全部 君にも見せてやりたかったんだ あったかいココアを一口 いつかまた逢う日までと 笑う顔に嘘は見当たらない じゃあね またどっか遠くで いつか |
あとの話Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 『あの観覧車に乗った2人は 別れちゃうんだって そういう運命なんだって』 僕らはもう意地になってた だけなのかもしれないね いつか来るはずの終わりを 先延ばしにしてるだけのような 飽きるほどに喧嘩したね きっかけはほとんどもう 今では思い出せなくなったよ なんだか少し切なくなるなぁ ごめんな 誰かと “お幸せに”だなんて僕は言えないよ 何気ない日々の さりげない愛を 見逃していた僕は 君が見えていなかったよ どうやらもう君はここへは 帰っては来ないようです 君が居たはずの日々から 君を引かれたらほぼゼロでした 残りの僕は空っぽで ホント何をするにも無気力で ベットの上 横たわって 死んだみたいに 息をするだけさ 新しい街 最寄までの道 コンビニは少し遠いねって 「ベット以外の家具は少しずつ可愛く揃えようね」 ふたりで話した未来はもっと眩しかったはずなのに ごめんな 誰かと “お幸せに”だなんて僕は言えないよ ひたむきな愛も 痛む傷跡に 変わっていくけど 忘れてしまっても ごめんな 誰かと 「お幸せに!」 物好きな君の 遅過ぎた足と ずっと並んで笑えると思っていた あの日がまだ消えない |
あぁ、もう。 Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 思わせぶりな態度 「声が聞きたい」とか本気にしちゃって 真夜中の通話で一時間半 でもLINEは渋滞 もう。 あぁ、浮ついて打つけた 小指すらも何故か愛しいよ まるで脳内麻痺したような 今しっかりしないと 十二月の溜息踏み出せずに じっとしていたらすぐ春が来て そのまんま別々だなんて 想像するのもイヤ ひび割れた画面なぞって 嫌われた?って被害妄想 ウザいよなぁ。とかそんな事ばっか 考えてしまうんだ 溺れてしまってから気づいて 求めてしまったから傷ついて しまうなら、もうこれ以上は 期待はしたくないしもっと強くなりたい うだうだしてたら 『もうちょっと。』 抜け出せない毛布に包まるみたいに ぬくぬくしてんだ、優しさのベットで もうダメになりそう あぁ。 こんなはずじゃなかったの 同じ目線、フェアじゃないよ。これじゃあ 連絡しないと終わっちゃいそうで またあたしばっかり きっと他の人達も同じように 勘違いしてしまうんだろうな 無意識ってところがまた 君の悪いところ あたしじゃないの?なら優しくせんで。 もう変に期待したくない 冷たくて 優しくて 卑怯で 残酷な人 依存の創造主 もう、引き返せないや あぁ、浮かんで沈んで忙しいわ 潔く溺れてやれ [玉砕覚悟+捨て身の攻撃] どっから見たって無謀な挑戦 猫被り、撫で声はもうやめたい 本当の自分を見て 伸ばしてた髪を解いて こんなに長くなっていたのか 恋は盲目、気が付いたあたしは 鼻歌でも歌って髪を切りに行くの |