| 蜘蛛の糸ここはどこじゃいな 硫黄華【はな】咲く徒【あだ】し野の 闇に木霊する 嗚咽【おえつ】慟哭【どうこく】すすり泣き 地獄ジャナイカ 助ケテオクレ 無体【むたい】ジャナイカ 打【ぶ】タズニオクレ 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 我身可愛さに 無頼【ぶらい】放蕩【ほうとう】し放題 イエスお釈迦様 神は存ぜぬ知りませぬ 地獄ジャナイカ 救ッテオクレ 後生ジャナイカ 堪忍シテオクレ 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり アア 痛イヨ アア 怖イヨ アア 暗イヨ アア 寒イヨ 地獄に仏じゃ 光一筋蜘蛛の糸 ここが天王山 くんずほぐれつ滝登り 来ルンジャナイヨ 切レルジャナイカ 登ルンジャナイヨ 落チルジャナイカ 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治・鈴木研一・ナカジマノブ | | ここはどこじゃいな 硫黄華【はな】咲く徒【あだ】し野の 闇に木霊する 嗚咽【おえつ】慟哭【どうこく】すすり泣き 地獄ジャナイカ 助ケテオクレ 無体【むたい】ジャナイカ 打【ぶ】タズニオクレ 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 我身可愛さに 無頼【ぶらい】放蕩【ほうとう】し放題 イエスお釈迦様 神は存ぜぬ知りませぬ 地獄ジャナイカ 救ッテオクレ 後生ジャナイカ 堪忍シテオクレ 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり アア 痛イヨ アア 怖イヨ アア 暗イヨ アア 寒イヨ 地獄に仏じゃ 光一筋蜘蛛の糸 ここが天王山 くんずほぐれつ滝登り 来ルンジャナイヨ 切レルジャナイカ 登ルンジャナイヨ 落チルジャナイカ 蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり |
| ギラギラした世界第三次元の世界が そろそろ終わりに近づいたんだぜ DNAから聞こえる ぼちぼち体を脱ぎ捨てようかな ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものも無くなっちまう ほら 争いごとや疚(やま)しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう ギラギラしてる 来たるべき世界 mc2の理論が とうとう馬脚を現わしたんだぜ 太古の珍獣怪獣 ぞろぞろ繰り出し常識蹴散らす ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものも無くなっちまう ほら 争いごとや疚(やま)しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう ギラギラしてる 来たるべき世界 ホモサピエンスの歴史が ようようフィナーレ告げ出したんだぜ bye bye シンクロニシティだらけで おろおろしててもすべてがばれるぜ ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものも無くなっちまう ほら 争いごとや疚(やま)しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 第三次元の世界が そろそろ終わりに近づいたんだぜ DNAから聞こえる ぼちぼち体を脱ぎ捨てようかな ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものも無くなっちまう ほら 争いごとや疚(やま)しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう ギラギラしてる 来たるべき世界 mc2の理論が とうとう馬脚を現わしたんだぜ 太古の珍獣怪獣 ぞろぞろ繰り出し常識蹴散らす ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものも無くなっちまう ほら 争いごとや疚(やま)しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう ギラギラしてる 来たるべき世界 ホモサピエンスの歴史が ようようフィナーレ告げ出したんだぜ bye bye シンクロニシティだらけで おろおろしててもすべてがばれるぜ ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものも無くなっちまう ほら 争いごとや疚(やま)しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう |
| 虚無の声地下室を出てみよう 世の中を見てみよう まっさらに 信じられないけど 僕たちの世界は幻 色即是空(しきそくぜくう) 色付きの眼鏡で 逆様に覗いたモザイク 空即是色(くうそくぜしき) 隙間だらけに浮かぶ 空 欠伸しながら寄せる 海 そして気付く 虚無のゆえに 愛おしい 世界が終わる この世が消える 虚空に響く 虚無の声 恋人の腕(かいな)の 温もりは一夜(ひとよ)の浮橋 色不異空(しきふいくう) ありふれた月日が 灰色の景色で遠のく 空不異色(くうふいしき) 砂塵まみれに霞む 街 月の光に滲む 夜 やがて分かる 空(くう)のゆえに 美しい 世界が終わる この世が消える 虚空に響く 虚無の声 色即是空 空即是色 生きるために生きる 僕たちは無常の嬰児(みどりご) 五蘊皆空(ごうんかいくう) 苦しみも涙も 過ぎ行く雨風と托生 諸法空相(しょほうくうそう) すべて 愛おしい 世界が終わる この世が消える 虚空に響く 虚無の声 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 地下室を出てみよう 世の中を見てみよう まっさらに 信じられないけど 僕たちの世界は幻 色即是空(しきそくぜくう) 色付きの眼鏡で 逆様に覗いたモザイク 空即是色(くうそくぜしき) 隙間だらけに浮かぶ 空 欠伸しながら寄せる 海 そして気付く 虚無のゆえに 愛おしい 世界が終わる この世が消える 虚空に響く 虚無の声 恋人の腕(かいな)の 温もりは一夜(ひとよ)の浮橋 色不異空(しきふいくう) ありふれた月日が 灰色の景色で遠のく 空不異色(くうふいしき) 砂塵まみれに霞む 街 月の光に滲む 夜 やがて分かる 空(くう)のゆえに 美しい 世界が終わる この世が消える 虚空に響く 虚無の声 色即是空 空即是色 生きるために生きる 僕たちは無常の嬰児(みどりご) 五蘊皆空(ごうんかいくう) 苦しみも涙も 過ぎ行く雨風と托生 諸法空相(しょほうくうそう) すべて 愛おしい 世界が終わる この世が消える 虚空に響く 虚無の声 |
| 恐怖の大王黙示録の時代 ラッパが鳴り響く 世界のおしまいが 近付いた 眠れる荒神が 時の静寂破り 馬頭星雲から 目を覚ます 宇宙の仕組みに 逆らうものども 神代の時代に 還してやるのぞ 生命の意味を悟るのじゃ 心の奥を覗くのじゃ 生命に明かり灯すのじゃ 心に光戻すのじゃ 恐怖の大王 永遠に幸あれ 恐怖の大王 永遠に栄えあれ ダニエル エゼキエル ノストラダムスまで 預言された時が やって来た 荒ぶる凶星が 闇の呪縛解き 北斗七星から まろび出す 浮世の栄華に 驕れるものども 原初の地平に 戻してやるのぞ 怒りの杖を下すのじゃ 涙の雨を降らすのじゃ 怒りの慈悲で叩くのじゃ 涙の愛で包むのじゃ 恐怖の大王 永遠に幸あれ 恐怖の大王 永遠に栄えあれ 衆生を救うため この世を正すため 恐怖の大王[おおきみ]は 訪れる 猛々しい貌[かお]で 試練を伴って オリオンの果てから 現れる 自然の理[ことわり] 抗うものども 太古の常世に 直してやるのぞ 地上に楽土造るのじゃ 仏の国を建てるのじゃ 地上に夢を結ぶのじゃ 仏の花を咲かすのじゃ 恐怖の大王 永遠に幸あれ 恐怖の大王 永遠に栄えあれ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 黙示録の時代 ラッパが鳴り響く 世界のおしまいが 近付いた 眠れる荒神が 時の静寂破り 馬頭星雲から 目を覚ます 宇宙の仕組みに 逆らうものども 神代の時代に 還してやるのぞ 生命の意味を悟るのじゃ 心の奥を覗くのじゃ 生命に明かり灯すのじゃ 心に光戻すのじゃ 恐怖の大王 永遠に幸あれ 恐怖の大王 永遠に栄えあれ ダニエル エゼキエル ノストラダムスまで 預言された時が やって来た 荒ぶる凶星が 闇の呪縛解き 北斗七星から まろび出す 浮世の栄華に 驕れるものども 原初の地平に 戻してやるのぞ 怒りの杖を下すのじゃ 涙の雨を降らすのじゃ 怒りの慈悲で叩くのじゃ 涙の愛で包むのじゃ 恐怖の大王 永遠に幸あれ 恐怖の大王 永遠に栄えあれ 衆生を救うため この世を正すため 恐怖の大王[おおきみ]は 訪れる 猛々しい貌[かお]で 試練を伴って オリオンの果てから 現れる 自然の理[ことわり] 抗うものども 太古の常世に 直してやるのぞ 地上に楽土造るのじゃ 仏の国を建てるのじゃ 地上に夢を結ぶのじゃ 仏の花を咲かすのじゃ 恐怖の大王 永遠に幸あれ 恐怖の大王 永遠に栄えあれ |
| 狂気人間おかしな ことだけ 起こっている まともな ものなど 一つもない そ知らぬ 素振りの 空ろな顔 右も左も 愛が消える 夢が消える 見渡す限りの 灰色の景色 狂気 いや正気 ここはどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴だと 言われちまう 自由が 欲しいと 願うだけで 足並み 揃えて 大行進 今日も昨日も 恋が消える 歌が消える 地平の先まで 鈍色(にびいろ)の世界 狂気 いや正気 明日(あす)はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴らが 溢(あふ)れている 慈善の 笠着た おためごかし 追いつけ 追い越せ 後れ取るな どこもかしこも 心が消える 真(まこと)が消える 凍りつきそうな 暗闇の時代 狂気 いや正気 神はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | おかしな ことだけ 起こっている まともな ものなど 一つもない そ知らぬ 素振りの 空ろな顔 右も左も 愛が消える 夢が消える 見渡す限りの 灰色の景色 狂気 いや正気 ここはどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴だと 言われちまう 自由が 欲しいと 願うだけで 足並み 揃えて 大行進 今日も昨日も 恋が消える 歌が消える 地平の先まで 鈍色(にびいろ)の世界 狂気 いや正気 明日(あす)はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 おかしな 奴らが 溢(あふ)れている 慈善の 笠着た おためごかし 追いつけ 追い越せ 後れ取るな どこもかしこも 心が消える 真(まこと)が消える 凍りつきそうな 暗闇の時代 狂気 いや正気 神はどこだろう 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 嬉しいなら 笑いたい 悲しいなら 嘆きたい 悔しいなら 叫びたい 寂しいなら 騒ぎたい なぜなら私は 人間 |
| 菊花の数え唄ひとつ 人なら情篤く ふたつ 武士なら義理堅く みっつ 身の程わきまえて よっつ 世のため人のため いつつ 命は捨つ覚悟 むっつ 胸[むな]には誠の字 ななつ 名を遂げ功を成し やっつ 大和の男振り ひとつ 鄙[ひな]咲く菊の花 ふたつ 富士より潔い みっつ 道なら武夫[もののふ]の よっつ 夜駆けの死出の旅 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | ひとつ 人なら情篤く ふたつ 武士なら義理堅く みっつ 身の程わきまえて よっつ 世のため人のため いつつ 命は捨つ覚悟 むっつ 胸[むな]には誠の字 ななつ 名を遂げ功を成し やっつ 大和の男振り ひとつ 鄙[ひな]咲く菊の花 ふたつ 富士より潔い みっつ 道なら武夫[もののふ]の よっつ 夜駆けの死出の旅 |
| 巌窟王日差しの当たらぬ洞窟に 咎(とが)なく捕われ幾年(いくとせ)か 破戒の坊主を輩(ともがら)に 魔道の法力伝えらる 恨み晴らさずにはおくべきか 報い与えずにはおくべきか 願い果たさずにはおくべきか 念彼観音(ねんぴかんのん) 天誅下す 天罰下す 王様 汚水の滴る岩穴に 絶望数えて千早振る ぞべらぞべらした奴原(やつばら)に 目には目歯には歯知らすべし いざいざ出陣の時来たり いよいよ復讐の日は来たり さあさあ宿願の刻来たり 因果応報 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷(いかずち)落ちろ 嘆きの声合わせ 容赦するな 猛り狂え 遠慮するな 暴れ狂えよ 死臭の渦巻く洞穴(ほらあな)に 幽閉されたはいつの日か 仏の道から外るとも 鬼神の威を借り仇(あだ)討たん ただこの恨みこそ晴らさんと ただこの報いこそ与えんと ただこの願いこそ果たさんと 盛者必衰(じょうしゃひっすい) 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷落ちろ 嘆きの声合わせ 吹雪よ告げろ 裁きの日が来たと 山鳴り響け 終わりが始まると | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 日差しの当たらぬ洞窟に 咎(とが)なく捕われ幾年(いくとせ)か 破戒の坊主を輩(ともがら)に 魔道の法力伝えらる 恨み晴らさずにはおくべきか 報い与えずにはおくべきか 願い果たさずにはおくべきか 念彼観音(ねんぴかんのん) 天誅下す 天罰下す 王様 汚水の滴る岩穴に 絶望数えて千早振る ぞべらぞべらした奴原(やつばら)に 目には目歯には歯知らすべし いざいざ出陣の時来たり いよいよ復讐の日は来たり さあさあ宿願の刻来たり 因果応報 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷(いかずち)落ちろ 嘆きの声合わせ 容赦するな 猛り狂え 遠慮するな 暴れ狂えよ 死臭の渦巻く洞穴(ほらあな)に 幽閉されたはいつの日か 仏の道から外るとも 鬼神の威を借り仇(あだ)討たん ただこの恨みこそ晴らさんと ただこの報いこそ与えんと ただこの願いこそ果たさんと 盛者必衰(じょうしゃひっすい) 天誅下す 天罰下す 王様 嵐よ起これ 呪いの歌乗せて 雷落ちろ 嘆きの声合わせ 吹雪よ告げろ 裁きの日が来たと 山鳴り響け 終わりが始まると |
| がらんどうの地球夕焼け雲が 不穏に浮かんでいる 波打ち際は 異形の魚の群れ 真夏の雹と 真冬の大洪水 昨日の夢が 漸次(ぜんじ) 崩れてゆく がらんどうの地球 ルールは何もない 吹きさらしの地平 モラルの影もない 時計の針が 終わりを刻んでいる パンの値打ちは 札束でも足らない 同じ色した 肌同士が争い 今日の友さえ 明日の敵(かたき)になる がらんどうの地球 ルールは何もない 吹きさらしの地平 モラルの影もない 形あるもの それは皆まぼろし そう 形なきもの それだけが永遠 そう 手に取れるもの それは皆まやかし そう 手に取れぬもの それだけが真実 そう 砲火の声が 正義を叫んでいる 瓦礫の山は 誰をもねぎらわない たばかるだけの 歴史が閉じれたなら 新たな夢を 荒野に紡げるだろう がらんどうの地球 ルールは何もない 吹きさらしの地平 モラルの影もない | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 夕焼け雲が 不穏に浮かんでいる 波打ち際は 異形の魚の群れ 真夏の雹と 真冬の大洪水 昨日の夢が 漸次(ぜんじ) 崩れてゆく がらんどうの地球 ルールは何もない 吹きさらしの地平 モラルの影もない 時計の針が 終わりを刻んでいる パンの値打ちは 札束でも足らない 同じ色した 肌同士が争い 今日の友さえ 明日の敵(かたき)になる がらんどうの地球 ルールは何もない 吹きさらしの地平 モラルの影もない 形あるもの それは皆まぼろし そう 形なきもの それだけが永遠 そう 手に取れるもの それは皆まやかし そう 手に取れぬもの それだけが真実 そう 砲火の声が 正義を叫んでいる 瓦礫の山は 誰をもねぎらわない たばかるだけの 歴史が閉じれたなら 新たな夢を 荒野に紡げるだろう がらんどうの地球 ルールは何もない 吹きさらしの地平 モラルの影もない |
感動の坩堝 誰かと恋してみたいな 命のすべてを捧げて 真夏の太陽みたいに 心をじりじり焦がして 衝動 面影ちらつくよ 情動 抱きしめてみたいよ 行動 当たって砕けたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 どこかに旅してみたいな 昨日の仕事を放って 根無しの浮き草みたいに あてなくふらふら漂い 衝動 遠くへ行きたいよ 情動 扉を開けたいよ 行動 切符を手にしたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 青春の日々 美しいとき 冒険の日々 素晴らしいとき 大事に 誰かを助けてみたいな 自分の都合を投げ出し 童話のお地蔵みたいに いつでもにこにこ笑って 衝動 言葉をかけたいよ 情動 慰めあげたいよ 行動 手を差し伸べたなら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 誰かと恋してみたいな 命のすべてを捧げて 真夏の太陽みたいに 心をじりじり焦がして 衝動 面影ちらつくよ 情動 抱きしめてみたいよ 行動 当たって砕けたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 どこかに旅してみたいな 昨日の仕事を放って 根無しの浮き草みたいに あてなくふらふら漂い 衝動 遠くへ行きたいよ 情動 扉を開けたいよ 行動 切符を手にしたら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 青春の日々 美しいとき 冒険の日々 素晴らしいとき 大事に 誰かを助けてみたいな 自分の都合を投げ出し 童話のお地蔵みたいに いつでもにこにこ笑って 衝動 言葉をかけたいよ 情動 慰めあげたいよ 行動 手を差し伸べたなら きっと感動 生まれて落ちたときから 世界は永遠(とわ)に息づく 生まれて落ちてきたから 世界は妙(たえ)に輝く さあ感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動 衝動 命の続くまで 情動 命の果てるまで 行動 命の尽きるまで ずっと感動 |
| 棺桶ロック何が何だか知らないうちに どこかとんでもないとこへ来た そばで医者様臨終告げる 何だかとても嫌な予感だ これは一体どうしたことだ 体がまるで動かない 何が何だか知らないけれど 何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が招くのだ 棺桶が俺を呼ぶのだ 何が何だか知らないうちに どこかとんでもないとこへ来た そばで坊主がお経をあげる 何だかとても嫌な気分だ ここはどうやら棺桶の中 どうやら俺の葬式だ 何が何だか知らないけれど 何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が呪うのだ 棺桶が離さないのだ 暗黒 暗黒 冷たい暗黒 限界 限界 正気の限界 幻聴 幻聴 誰かの声がする 閃光 閃光 光に進めよと 希望かそれとも絶望か 何が何だか知らないうちに どこかとんでもないとこへ来た ここはどうやら火葬場の釜 何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が呪うのだ 棺桶があざ笑うのだ わからない わからない わからない わからない 何でなのか わからない わからない わからない わからない 何てことなんだ | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 何が何だか知らないうちに どこかとんでもないとこへ来た そばで医者様臨終告げる 何だかとても嫌な予感だ これは一体どうしたことだ 体がまるで動かない 何が何だか知らないけれど 何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が招くのだ 棺桶が俺を呼ぶのだ 何が何だか知らないうちに どこかとんでもないとこへ来た そばで坊主がお経をあげる 何だかとても嫌な気分だ ここはどうやら棺桶の中 どうやら俺の葬式だ 何が何だか知らないけれど 何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が呪うのだ 棺桶が離さないのだ 暗黒 暗黒 冷たい暗黒 限界 限界 正気の限界 幻聴 幻聴 誰かの声がする 閃光 閃光 光に進めよと 希望かそれとも絶望か 何が何だか知らないうちに どこかとんでもないとこへ来た ここはどうやら火葬場の釜 何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が呪うのだ 棺桶があざ笑うのだ わからない わからない わからない わからない 何でなのか わからない わからない わからない わからない 何てことなんだ |
| 神々の行進齢(よわい)億千万 宇宙開闢(かいびゃく)から 闘いを続ける 栄光の神々 善になり 悪になり 白になり 黒になる 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々の戦は 現し世の雛形(ひながた) 決着のつかない 永劫の争い 善が勝ち 悪が勝ち 光あり 闇がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々は遊(すさ)びに 人の子を操る 陣取りをさせては 博才を占う 善もない 悪もない 光あり 虚無がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 齢(よわい)億千万 宇宙開闢(かいびゃく)から 闘いを続ける 栄光の神々 善になり 悪になり 白になり 黒になる 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々の戦は 現し世の雛形(ひながた) 決着のつかない 永劫の争い 善が勝ち 悪が勝ち 光あり 闇がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ 神々は遊(すさ)びに 人の子を操る 陣取りをさせては 博才を占う 善もない 悪もない 光あり 虚無がある 鬨(とき)をつくれ えいえいおう えいえいおう 鬨をあげろ えいえいおう えいえいおう いざゆけ いざゆけ いざゆけ |
| 神々の決戦神々は決意をする 戦いの狼煙(のろし)は今 悪神のはびこる様 捨て置くは我慢ならぬ 往(ゆ)かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん 敵の中へ 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々は覚悟をする 暴虐はもうこれまで 軍勢も意気軒昂 決戦の火蓋(ひぶた)が開(あ)く 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん 邪神どもに 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 宙を舞い飛び 剣をなげうつ 闇を切り裂き 悪を葬る 神々は腹をくくる 積年の勝負の時 苦しみを根絶やすため 安らぎをもたらすため 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め 敵の陣地 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々の決戦が 目の前に迫り来る 最終の戦いが 今まさに起こるのだ 神々の決戦が 目の前に迫り来る 終末の争いが 今まさに始まるのだ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 神々は決意をする 戦いの狼煙(のろし)は今 悪神のはびこる様 捨て置くは我慢ならぬ 往(ゆ)かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん いざ往かん 往かん 往かん 敵の中へ 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々は覚悟をする 暴虐はもうこれまで 軍勢も意気軒昂 決戦の火蓋(ひぶた)が開(あ)く 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん いざ勝たん 勝たん 勝たん 邪神どもに 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 宙を舞い飛び 剣をなげうつ 闇を切り裂き 悪を葬る 神々は腹をくくる 積年の勝負の時 苦しみを根絶やすため 安らぎをもたらすため 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め いざ進め 進め 進め 敵の陣地 神と神の戦い 善と悪の戦い 天と黄泉の戦い はっけよい はっけよい はっけよい のこった 神々の決戦が 目の前に迫り来る 最終の戦いが 今まさに起こるのだ 神々の決戦が 目の前に迫り来る 終末の争いが 今まさに始まるのだ |
| 悲しき図書館員本の虫とかいうのは 誰をおいても彼しかいない 娘の影を追うより 目録の中愉悦に浸る 寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員 マルキ・ド・サドに溺れて シェイクスピアと人生語る 春夏秋の息吹は ワーズワースを読んだら足りる 寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員 戦の声が聞こえる だけど彼奴(あいつ)は書棚にひとり 心配事といったら 読書眼鏡は割らないように 寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 本の虫とかいうのは 誰をおいても彼しかいない 娘の影を追うより 目録の中愉悦に浸る 寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員 マルキ・ド・サドに溺れて シェイクスピアと人生語る 春夏秋の息吹は ワーズワースを読んだら足りる 寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員 戦の声が聞こえる だけど彼奴(あいつ)は書棚にひとり 心配事といったら 読書眼鏡は割らないように 寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員 |
| 刀と鞘刀は人斬るものだけど 鞘がなければ差せなくて 鞘は気高いものだけど 刀がなければただの筒 俺は刀で君は鞘 抜いたり差したり 抜いて咲くのは八重桜 乱れ咲き 刀は一度(ひとたび)抜かれたら 血潮を見るまで帰らない 鞘は血糊を受け止めて 無念の思いを舐め尽くす 俺は刀で君は鞘 抜いたり差したり 抜いて咲くのは八重桜 乱れ咲き どんなに刀が暴れても 元の鞘に収まるさ 俺は刀で君は鞘 抜いたり差したり 抜いて咲くのは八重桜 乱れ咲き | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | | 刀は人斬るものだけど 鞘がなければ差せなくて 鞘は気高いものだけど 刀がなければただの筒 俺は刀で君は鞘 抜いたり差したり 抜いて咲くのは八重桜 乱れ咲き 刀は一度(ひとたび)抜かれたら 血潮を見るまで帰らない 鞘は血糊を受け止めて 無念の思いを舐め尽くす 俺は刀で君は鞘 抜いたり差したり 抜いて咲くのは八重桜 乱れ咲き どんなに刀が暴れても 元の鞘に収まるさ 俺は刀で君は鞘 抜いたり差したり 抜いて咲くのは八重桜 乱れ咲き |
| 輝ける意志生まれた時は皆 汚れのない心 甘い水を飲んで やがてくすんでゆく 生をつかんだ人は 自分を超えるだろう 鉄の鋼(はがね)は打たれて ますます強く輝く 君よ鋼の意志を胸に秘めろ 路傍の草は踏まれて ますます青く芽を吹く 君よ荊(いばら)の道をあえて歩け 寂しい時は皆 慰めを求める 一瞬のよろめきが 自由を遠ざける 愛に気付いた人は 自分を捨てるだろう 鉄の鋼(はがね)は打たれて ますます強く輝く 君よ鋼の意志を胸に秘めろ 路傍の草は踏まれて ますます青く芽を吹く 君よ荊(いばら)の道をあえて歩け 報われないからって けっして憎むんじゃない 救われないからって けっして泣くんじゃない その苦しさと悲しさ越えてこそ 君は勇気と誇りを手に入れる 鋼の輝きを 鉄の鋼(はがね)は打たれて ますます強く輝く 君よ鋼の意志を胸に秘めろ 路傍の草は踏まれて ますます青く芽を吹く 君よ荊(いばら)の道をあえて歩け | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 生まれた時は皆 汚れのない心 甘い水を飲んで やがてくすんでゆく 生をつかんだ人は 自分を超えるだろう 鉄の鋼(はがね)は打たれて ますます強く輝く 君よ鋼の意志を胸に秘めろ 路傍の草は踏まれて ますます青く芽を吹く 君よ荊(いばら)の道をあえて歩け 寂しい時は皆 慰めを求める 一瞬のよろめきが 自由を遠ざける 愛に気付いた人は 自分を捨てるだろう 鉄の鋼(はがね)は打たれて ますます強く輝く 君よ鋼の意志を胸に秘めろ 路傍の草は踏まれて ますます青く芽を吹く 君よ荊(いばら)の道をあえて歩け 報われないからって けっして憎むんじゃない 救われないからって けっして泣くんじゃない その苦しさと悲しさ越えてこそ 君は勇気と誇りを手に入れる 鋼の輝きを 鉄の鋼(はがね)は打たれて ますます強く輝く 君よ鋼の意志を胸に秘めろ 路傍の草は踏まれて ますます青く芽を吹く 君よ荊(いばら)の道をあえて歩け |
| 鏡地獄合わせ鏡に続く 白い横顔愛でる 男ひとり 広い世間を恐れ そっと背中を向ける 男ひとり 合鍵のない城をこさえ 機械仕掛けの影と暮らす 夢の世界を 映しやまない 万華鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 恋の苦楽を厭(いと)い 硬い人形撫でる 男ひとり 窓すらもない砦こもり 独り善がりの意匠凝らす 夢の続きを 描きやまない 顕微鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 「地獄!」 「地獄!」 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 合わせ鏡に続く 白い横顔愛でる 男ひとり 広い世間を恐れ そっと背中を向ける 男ひとり 合鍵のない城をこさえ 機械仕掛けの影と暮らす 夢の世界を 映しやまない 万華鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 恋の苦楽を厭(いと)い 硬い人形撫でる 男ひとり 窓すらもない砦こもり 独り善がりの意匠凝らす 夢の続きを 描きやまない 顕微鏡 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 鏡の中から 今も聞こえる 呪い声 鏡の中から 今もしている 呻き声 「地獄!」 「地獄!」 「地獄!」 |
| 狼の黄昏満月が泣いてる 昔を懐かしみ 断崖に佇む 狼と一緒に 月に吠えろ 愛なきものよ 夜を走れ 家なきものよ オゥオゥオゥオゥオゥ 声の限りに オゥオゥオゥオゥオゥ 星々が流れる 命をたずさえて 一匹でさすらう 狼を照らして 月に吠えろ 飢えたるものよ 夜を走れ 寂しきものよ オゥオゥオゥオゥオゥ 声の限りに オゥオゥオゥオゥオゥ 山肌が震える 夜露に濡れそぼち 真っ直ぐな眼[まなこ]の 狼を怖がり 月に吠えろ 荒ぶるものよ 夜を走れ 気高きものよ オゥオゥオゥオゥオゥ 声の限りに オゥオゥオゥオゥオゥ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 満月が泣いてる 昔を懐かしみ 断崖に佇む 狼と一緒に 月に吠えろ 愛なきものよ 夜を走れ 家なきものよ オゥオゥオゥオゥオゥ 声の限りに オゥオゥオゥオゥオゥ 星々が流れる 命をたずさえて 一匹でさすらう 狼を照らして 月に吠えろ 飢えたるものよ 夜を走れ 寂しきものよ オゥオゥオゥオゥオゥ 声の限りに オゥオゥオゥオゥオゥ 山肌が震える 夜露に濡れそぼち 真っ直ぐな眼[まなこ]の 狼を怖がり 月に吠えろ 荒ぶるものよ 夜を走れ 気高きものよ オゥオゥオゥオゥオゥ 声の限りに オゥオゥオゥオゥオゥ |
| エデンの少女彼女はいつも町の外れに佇んで 流れる雲の行方見つめる 夏の日射しも硬く閉ざした心には フィルムのように儚く映る 叫べよ少女 すべてが嘘と 人も自分も すべてが謎と 明日からは 本当のこと 見つかるだろう きっと信じて エデンへ 少女よ駆け抜けろ 彼女のことを聞けば誰もが口つぐむ 名前も知れぬ哀しい少女 流行の服に袖を通したこともない 行き交う人も振り返らない 泣くのだ少女 あたりかまわず 大声上げて わけもわからず 明日からは 幸せなこと 始まるだろう きっと信じて エデンへ 少女よ駆け抜けろ 誰かと二人でいても 寂しくなるものだけど 彼女はいつでも ひとりぼっち エデンの園は笑顔の絶えぬ愛の国 町の牧師がいつか言ってた 夏の日射しは誰の上にも降り注ぐ やがて少女も気付く日が来る 走れよ少女 虹の向こうへ 雨の上がった 空の向こうへ 明日からは 新しい自分 出会えるだろう きっと信じて エデンへ 少女よ駆け抜けろ 明日信じて エデン目指して 少女は駆け抜ける | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 彼女はいつも町の外れに佇んで 流れる雲の行方見つめる 夏の日射しも硬く閉ざした心には フィルムのように儚く映る 叫べよ少女 すべてが嘘と 人も自分も すべてが謎と 明日からは 本当のこと 見つかるだろう きっと信じて エデンへ 少女よ駆け抜けろ 彼女のことを聞けば誰もが口つぐむ 名前も知れぬ哀しい少女 流行の服に袖を通したこともない 行き交う人も振り返らない 泣くのだ少女 あたりかまわず 大声上げて わけもわからず 明日からは 幸せなこと 始まるだろう きっと信じて エデンへ 少女よ駆け抜けろ 誰かと二人でいても 寂しくなるものだけど 彼女はいつでも ひとりぼっち エデンの園は笑顔の絶えぬ愛の国 町の牧師がいつか言ってた 夏の日射しは誰の上にも降り注ぐ やがて少女も気付く日が来る 走れよ少女 虹の向こうへ 雨の上がった 空の向こうへ 明日からは 新しい自分 出会えるだろう きっと信じて エデンへ 少女よ駆け抜けろ 明日信じて エデン目指して 少女は駆け抜ける |
| 衛星になった男さあ 近付いた オールトの雲 ああ 呼んでいる 光の子供の調べ 出ようと思うんだ 広い世界へと まやかしのない エルドラドへと 人のためは 僕のためさ 空の果てへ いざ行かん 行こうと思うんだ 大きい宇宙へと 争いのない ユートピアへと 人の夢は 僕の夢さ 星の彼方 いざ行かん 君が悲しむ時は 僕も虚空で泣くよ 涙に濡れる星座 それが僕さ 君が喜ぶ時は 僕も夜空を舞うよ 歌い踊る彗星 それが僕さ 発とうと思うんだ 遠い銀河へと 憎しみのない ニルヴァーナへと 人の願いは 僕の願いさ 時を越えて いざ行かん | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | さあ 近付いた オールトの雲 ああ 呼んでいる 光の子供の調べ 出ようと思うんだ 広い世界へと まやかしのない エルドラドへと 人のためは 僕のためさ 空の果てへ いざ行かん 行こうと思うんだ 大きい宇宙へと 争いのない ユートピアへと 人の夢は 僕の夢さ 星の彼方 いざ行かん 君が悲しむ時は 僕も虚空で泣くよ 涙に濡れる星座 それが僕さ 君が喜ぶ時は 僕も夜空を舞うよ 歌い踊る彗星 それが僕さ 発とうと思うんだ 遠い銀河へと 憎しみのない ニルヴァーナへと 人の願いは 僕の願いさ 時を越えて いざ行かん |
| 生まれ出づる魂気がついちまった 限界なんてないと 宇宙の果ても 死なんてものもないと 見えてるものは それぞれの夢 幻想 ないものを信じ 今日もまた右往左往 恐れるな 怖がるな 胸に手を 当てるだけでいい 悲しむな 苦しむな 胸の奥 生まれ出づる魂 目が覚めちまった 誰もが自由なのさ 不自由ってのは 名前や地位のことさ 迷ってる人 飢えてる人がいても 自由であれば 施しをあげられる 恐れるな 怖がるな 胸に手を 当てるだけでいい 悲しむな 苦しむな 胸の奥 生まれ出づる魂 誰も君にはなれない うらやむ気持ちは 捨てちまえ 何でも心は持ってる 欲しがる気持ちは 投げちまえ 愛はどこにもあるから モテたい気持ちは 放っちまえ 何にもしくじらないから 鬱な気持ちは 消しちまえ 心がそよぐ 身空が晴れる 捨てちまえ 投げちまえ 放っちまえ 消しちまえ 心がそよぐ 身空が晴れる 驚いちまった 何も手にしちゃいない 夢の中には どれも運べやしない あると思えば がんじがらめが生まれ ないと知ったら 永遠はすぐそこさ 恐れるな 怖がるな 胸に手を 当てるだけでいい 悲しむな 苦しむな ただ耳を 澄ますだけでいい 恐れるな 怖がるな 胸元に 帰るだけでいい 悲しむな 苦しむな 胸の奥 湧き上がる 立ち昇る 生まれ出づる魂 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 気がついちまった 限界なんてないと 宇宙の果ても 死なんてものもないと 見えてるものは それぞれの夢 幻想 ないものを信じ 今日もまた右往左往 恐れるな 怖がるな 胸に手を 当てるだけでいい 悲しむな 苦しむな 胸の奥 生まれ出づる魂 目が覚めちまった 誰もが自由なのさ 不自由ってのは 名前や地位のことさ 迷ってる人 飢えてる人がいても 自由であれば 施しをあげられる 恐れるな 怖がるな 胸に手を 当てるだけでいい 悲しむな 苦しむな 胸の奥 生まれ出づる魂 誰も君にはなれない うらやむ気持ちは 捨てちまえ 何でも心は持ってる 欲しがる気持ちは 投げちまえ 愛はどこにもあるから モテたい気持ちは 放っちまえ 何にもしくじらないから 鬱な気持ちは 消しちまえ 心がそよぐ 身空が晴れる 捨てちまえ 投げちまえ 放っちまえ 消しちまえ 心がそよぐ 身空が晴れる 驚いちまった 何も手にしちゃいない 夢の中には どれも運べやしない あると思えば がんじがらめが生まれ ないと知ったら 永遠はすぐそこさ 恐れるな 怖がるな 胸に手を 当てるだけでいい 悲しむな 苦しむな ただ耳を 澄ますだけでいい 恐れるな 怖がるな 胸元に 帰るだけでいい 悲しむな 苦しむな 胸の奥 湧き上がる 立ち昇る 生まれ出づる魂 |
宇宙誘拐 夜空の果て 光る物体 星座を縫い 縦横無尽 夜盗のように 音も立てず 寝入りばなの 人をさらう 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 虚空の果て 星がいっぱい 銀河を抜け 変幻自在 おろちのような 見目形で 予言の書を 人に託す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 人が人を憎めば 天が血の雨降らす 人が人を呪えば 海が大地を洗う いずれは ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 宇宙の果て 回る円盤 時空を飛び 神出鬼没 お化けのように 姿消して 高次元を 人に示す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 災いの日が 迫り来ている ほら 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 贖罪の日が やって来ている ほら  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 夜空の果て 光る物体 星座を縫い 縦横無尽 夜盗のように 音も立てず 寝入りばなの 人をさらう 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 虚空の果て 星がいっぱい 銀河を抜け 変幻自在 おろちのような 見目形で 予言の書を 人に託す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 人が人を憎めば 天が血の雨降らす 人が人を呪えば 海が大地を洗う いずれは ウチュウヘヨウコソ ウチュウヘヨウコソ 宇宙の果て 回る円盤 時空を飛び 神出鬼没 お化けのように 姿消して 高次元を 人に示す 夜を越えて 闇を抜けて 時を超えて 空を抜けて 宇宙へ誘拐 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 災いの日が 迫り来ている ほら 宇宙の人が 未来を見せる 宇宙の声が 啓示を告げる 宇宙の影が 恐怖を語る 贖罪の日が やって来ている ほら |
| 宇宙遊泳誰も知らない丘の上 夜の帷(とばり)が降りてくる 何て真白なこの宇宙 何て独りなこの僕だ 夏の終わりの蜉蝣(かげろう)は 幼き日々の蒲団の匂い 一つ二つと流れ星 時の静寂(しじま)に語りかければ 遠く銀河の彼方から 妙(たえ)なる調べ転(ころ)び出し 音の波間の誘うまま そして始まる 宇宙遊泳 箒(ほうき)の尻尾またがって 遥(はるか)か眼下を眺めれば 恋人達のさんざめき 母は我が子を待ちわびる 月の兎も飛び廻り 馬頭星雲そこまで駆けっこ 有為の奥山けふ越えて 2億光年乙女座辺り 花も恥じらう手弱女(たおやめ)に 星の冠捧げよか 天の河では水を浴び 泳いで行ける どこまでも 名前も知れぬこの星は 名前もいらぬ人ぞ住む 服は鈍(にび)色身は黄金(こがね) 楽の音(ね)をもて会話する 争わず 疑わず 絶えることない頬笑と 愛し合い 歌い合い 変わることない平穏の 何て静かなこの宇宙 何て小さなこの僕だ 故郷(くに)じゃ今頃鬨(とき)の声 やがて降り立つ 丘の上 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 誰も知らない丘の上 夜の帷(とばり)が降りてくる 何て真白なこの宇宙 何て独りなこの僕だ 夏の終わりの蜉蝣(かげろう)は 幼き日々の蒲団の匂い 一つ二つと流れ星 時の静寂(しじま)に語りかければ 遠く銀河の彼方から 妙(たえ)なる調べ転(ころ)び出し 音の波間の誘うまま そして始まる 宇宙遊泳 箒(ほうき)の尻尾またがって 遥(はるか)か眼下を眺めれば 恋人達のさんざめき 母は我が子を待ちわびる 月の兎も飛び廻り 馬頭星雲そこまで駆けっこ 有為の奥山けふ越えて 2億光年乙女座辺り 花も恥じらう手弱女(たおやめ)に 星の冠捧げよか 天の河では水を浴び 泳いで行ける どこまでも 名前も知れぬこの星は 名前もいらぬ人ぞ住む 服は鈍(にび)色身は黄金(こがね) 楽の音(ね)をもて会話する 争わず 疑わず 絶えることない頬笑と 愛し合い 歌い合い 変わることない平穏の 何て静かなこの宇宙 何て小さなこの僕だ 故郷(くに)じゃ今頃鬨(とき)の声 やがて降り立つ 丘の上 |
| 宇宙の人ワンダラー世界の果て 微睡むまま 遠い記憶 夢に落ちる 太虚(たいきょ)の果て 平和の星 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 世紀末の 哀れな星 嘘と欺瞞 飢えと病 無知の涙 呪詛の言葉 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 争う人 蔑(さげす)む人 乱れた性 廃れた家 真実(まこと)の声 闇の彼方 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ ベントラ ベントラ スペース ピープル | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 世界の果て 微睡むまま 遠い記憶 夢に落ちる 太虚(たいきょ)の果て 平和の星 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 世紀末の 哀れな星 嘘と欺瞞 飢えと病 無知の涙 呪詛の言葉 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ 争う人 蔑(さげす)む人 乱れた性 廃れた家 真実(まこと)の声 闇の彼方 そうさ僕は 宇宙の人ワンダラー 何をすればいい 何を言えばいい 何をなせばいい 地球人たちへ ベントラ ベントラ スペース ピープル |
| 宇宙のディスクロージャーごきげんよう 地球人 愛しあってるかい 土星での 会議なら 今も真っ最中 爬虫類人 いるぞ いるぞ まるで人間 いるぞ いるぞ バッタカマキリ いるぞ いるぞ 生き物だらけ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる 長いこと 働いた 謎の円盤乗り 遊星に 衛星に 時のポータル越え 火星の地下に あるぞ あるぞ 月の裏にも あるぞ あるぞ 南極だって あるぞ あるぞ 秘密基地なら 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる もうすぐ もうすぐ もうすぐ もうすぐ 作られてきた時代が 騙されてきた世界が 隠されてきた歴史が 覆われてきた宇宙が ネガティブの 親玉は 爬虫類人たち ポジティブな 存在は 人の覚醒待つ 宇宙誘拐 あるぞ あるぞ 遺伝子操作 あるぞ あるぞ 奴隷貿易 あるぞ あるぞ 陰謀まみれ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが もうじきすべてが もうすぐ秘密が もうじき真実すべて 明かされる | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | ごきげんよう 地球人 愛しあってるかい 土星での 会議なら 今も真っ最中 爬虫類人 いるぞ いるぞ まるで人間 いるぞ いるぞ バッタカマキリ いるぞ いるぞ 生き物だらけ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる 長いこと 働いた 謎の円盤乗り 遊星に 衛星に 時のポータル越え 火星の地下に あるぞ あるぞ 月の裏にも あるぞ あるぞ 南極だって あるぞ あるぞ 秘密基地なら 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが明かされる もうすぐ もうすぐ もうすぐ もうすぐ 作られてきた時代が 騙されてきた世界が 隠されてきた歴史が 覆われてきた宇宙が ネガティブの 親玉は 爬虫類人たち ポジティブな 存在は 人の覚醒待つ 宇宙誘拐 あるぞ あるぞ 遺伝子操作 あるぞ あるぞ 奴隷貿易 あるぞ あるぞ 陰謀まみれ 果ての知れない銀河の 数え切れない星々 一つ一つに知性が 尽きることなく瞬く もうすぐすべてが もうじきすべてが もうすぐ秘密が もうじき真実すべて 明かされる |
| 宇宙のシンフォニーコンサートに出掛けようぜ 隣町じゃ聴けないやつ どこにもない響きだから 夢見心地お気に召すよ シンフォニー 美しい 光に渦巻く シンフォニー 素晴しい 夜空に瞬く シンフォニー チケットなら御無用だぜ 胸の奥を開けばいい 宇宙船を待つ間に 常識には鍵をしなよ シンフォニー 芳(かぐわ)しい 音符の花咲く シンフォニー 香(かんば)しい 和音の煌(きら)めく シンフォニー 時間を越えて 次元を抜けて 姿を消して 月に人が立ったんだぜ いずれにしろかまやしない 僕らは皆旅の途中 世界はほら君の心 シンフォニー 新しい 時代に轟く シンフォニー 懐かしい 宇宙に輝く シンフォニー | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | コンサートに出掛けようぜ 隣町じゃ聴けないやつ どこにもない響きだから 夢見心地お気に召すよ シンフォニー 美しい 光に渦巻く シンフォニー 素晴しい 夜空に瞬く シンフォニー チケットなら御無用だぜ 胸の奥を開けばいい 宇宙船を待つ間に 常識には鍵をしなよ シンフォニー 芳(かぐわ)しい 音符の花咲く シンフォニー 香(かんば)しい 和音の煌(きら)めく シンフォニー 時間を越えて 次元を抜けて 姿を消して 月に人が立ったんだぜ いずれにしろかまやしない 僕らは皆旅の途中 世界はほら君の心 シンフォニー 新しい 時代に轟く シンフォニー 懐かしい 宇宙に輝く シンフォニー |
| 宇宙電撃隊闇夜を走る一筋の 希望の光 電撃! 平和を守り愛つなぐ 正義の味方 電撃! 光のように現れて 石火のごとく消えてゆく 巨大な悪に立ち向かう みんなのためのヒーロー 出撃だ 突撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 虚空をよぎる一条の 誠の明かり 電撃! 地上を救い夢渡す 覚悟の戦士 電撃! 光とともにやって来て 勝利とともに去ってゆく 宇宙の闇をやっつける 僕らのためのヒーロー 迎撃だ 反撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 夜空を進む一本の 未来の印 電撃! 緑をかばい子に託す 義侠の兵士 電撃! 光のように戦って 流星のよに飛んでゆく 数多の敵を懲らしめる 明日のためのヒーロー 攻撃だ 追撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 闇夜を走る一筋の 希望の光 電撃! 平和を守り愛つなぐ 正義の味方 電撃! 光のように現れて 石火のごとく消えてゆく 巨大な悪に立ち向かう みんなのためのヒーロー 出撃だ 突撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 虚空をよぎる一条の 誠の明かり 電撃! 地上を救い夢渡す 覚悟の戦士 電撃! 光とともにやって来て 勝利とともに去ってゆく 宇宙の闇をやっつける 僕らのためのヒーロー 迎撃だ 反撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 夜空を進む一本の 未来の印 電撃! 緑をかばい子に託す 義侠の兵士 電撃! 光のように戦って 流星のよに飛んでゆく 数多の敵を懲らしめる 明日のためのヒーロー 攻撃だ 追撃だ ファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン ファンファンファファン 宇宙電撃隊 |
| 宇宙船弥勒号旅行に出ようぜ ナイトフライトさ 街の果て 海の果て 地球の果てまで 月を越え 火星越え 太陽の彼方 五十六億 七千万の 時空の壁を ひとっとび 不思議に思うかい 君だって神秘的 誰でもが 持っている 無邪気なハートで 呼べばいい 彼のこと 衆生のカリスマ 五十六億 七千万の 時空の壁を ひとっとび もうすぐ来る 弥勒が来る わくわくする 弥勒が来る ピカピカの船だぜ ヴィマーナってやつだろ 唯識(ゆいしき)の 阿頼耶識(あらやしき) 末那識(まなしき)で動く 倶盧洲(くるしゅう)を 須弥山(しゅみせん)を アベック飛行さ 五十六億 七千万の 時空の壁を ひとっとび good flight good night | 人間椅子 | 和嶋慎治 | ナカジマノブ | 人間椅子 | 旅行に出ようぜ ナイトフライトさ 街の果て 海の果て 地球の果てまで 月を越え 火星越え 太陽の彼方 五十六億 七千万の 時空の壁を ひとっとび 不思議に思うかい 君だって神秘的 誰でもが 持っている 無邪気なハートで 呼べばいい 彼のこと 衆生のカリスマ 五十六億 七千万の 時空の壁を ひとっとび もうすぐ来る 弥勒が来る わくわくする 弥勒が来る ピカピカの船だぜ ヴィマーナってやつだろ 唯識(ゆいしき)の 阿頼耶識(あらやしき) 末那識(まなしき)で動く 倶盧洲(くるしゅう)を 須弥山(しゅみせん)を アベック飛行さ 五十六億 七千万の 時空の壁を ひとっとび good flight good night |
| 宇宙からの色悍(おぞ)ましいほどの時空を閲(けみ)し 宇宙の果てから 忌まわしいまでの気配に満ちて 暗愚は訪(おとな)う 輪廻を抜けて 次元を越えて 恐怖を撒き散らす フォトンベルト乗って 地球を搦(から)め取る アセンション嘯(うそぶ)き 堕落を仄(ほの)めかす チャネリング装い 禁忌を 唆(そそのか)す テレパシー囁き 宇宙からの色 黄泉からの色 狂おしいほどの光芒放ち 破壊を嗜(たしな)む 呪わしいまでの冷気を湛(たた)え 血肉を貪る 倫理の外で 狂気の淵で 科学を嘲嗤う ワームホール潜り 希望を打ちのめす ダークマターすす啜り 病を蔓延(はびこ)らす オールトの雲から 死霊を呼び寄せる カイパーベルトから 宇宙からの色 黄泉からの色 形なき 代物 名前なき 化け物 黄泉 闇 黄泉 闇 姿なき 禍(わざわい) 救いなき 存在 黄泉 闇 黄泉 闇 邪悪を解き放つ ホロスコープ廻し 虚空を知ろし食(め)す スペクトル操り 銀河を弄(もてあそ)ぶ タキオンの海から 悪夢を差し招く ゲヘナの彼方から 宇宙からの色 黄泉からの色 宇宙からの色 闇からの色 宇宙からの色 黄泉からの色 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 悍(おぞ)ましいほどの時空を閲(けみ)し 宇宙の果てから 忌まわしいまでの気配に満ちて 暗愚は訪(おとな)う 輪廻を抜けて 次元を越えて 恐怖を撒き散らす フォトンベルト乗って 地球を搦(から)め取る アセンション嘯(うそぶ)き 堕落を仄(ほの)めかす チャネリング装い 禁忌を 唆(そそのか)す テレパシー囁き 宇宙からの色 黄泉からの色 狂おしいほどの光芒放ち 破壊を嗜(たしな)む 呪わしいまでの冷気を湛(たた)え 血肉を貪る 倫理の外で 狂気の淵で 科学を嘲嗤う ワームホール潜り 希望を打ちのめす ダークマターすす啜り 病を蔓延(はびこ)らす オールトの雲から 死霊を呼び寄せる カイパーベルトから 宇宙からの色 黄泉からの色 形なき 代物 名前なき 化け物 黄泉 闇 黄泉 闇 姿なき 禍(わざわい) 救いなき 存在 黄泉 闇 黄泉 闇 邪悪を解き放つ ホロスコープ廻し 虚空を知ろし食(め)す スペクトル操り 銀河を弄(もてあそ)ぶ タキオンの海から 悪夢を差し招く ゲヘナの彼方から 宇宙からの色 黄泉からの色 宇宙からの色 闇からの色 宇宙からの色 黄泉からの色 |
| 宇宙海賊俺たちゃ宇宙海賊 ならず者らの集まり 果ても知れない宇宙を 財宝求め彷徨(さまよ)う 奪え 根こそぎ取れ もっと ヨーソロー 襲え 遠慮するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 札付き者の団体 帝国軍にゃ嫌われ 解放軍にゃ追われる 逃げろ 面舵(おもかじ)いっぱい もっと ヨーソロー 進め 取り舵いっぱい もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 はみ出し者の集団 故郷(ふるさと)なんてないのさ 略奪こそが生き甲斐 奪え もれなく取れ もっと ヨーソロー 襲え 容赦するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 大宇宙 またにかけ 勝手放題さすらう 時間軸 飛び越えて 放蕩無頼はたらく | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 俺たちゃ宇宙海賊 ならず者らの集まり 果ても知れない宇宙を 財宝求め彷徨(さまよ)う 奪え 根こそぎ取れ もっと ヨーソロー 襲え 遠慮するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 札付き者の団体 帝国軍にゃ嫌われ 解放軍にゃ追われる 逃げろ 面舵(おもかじ)いっぱい もっと ヨーソロー 進め 取り舵いっぱい もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 盗賊 俺たちゃ宇宙海賊 はみ出し者の集団 故郷(ふるさと)なんてないのさ 略奪こそが生き甲斐 奪え もれなく取れ もっと ヨーソロー 襲え 容赦するな もっと ヨーソロー 銀河系 またにかけ 自由気ままに暴れる 十次元 飛び越えて 傍若無人ふるまう 大宇宙 またにかけ 勝手放題さすらう 時間軸 飛び越えて 放蕩無頼はたらく |
| 侵略者第二学期の 初めまでは 怖いものはイジメだけと思ってた だけど深夜の ラジオ電波が 地球人の危機を叫んでいたんだ 父さん! 宇宙人がいるよ 母さん! 宇宙人が来るよ 通学バスで 女生徒たちは 異星人とメールのやりとり始める 英語教師も チョーク飛ばして 未来形の次は宇宙語 Do you know? 父さん! 宇宙人がいるよ 母さん! 宇宙人が来るよ 父さん! 宇宙人はいるよ 母さん! 宇宙人は来るよ 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を操り 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を滅ぼす 風紀委員の 陰に隠れて 黒い服の奴が待ちぶせしている 逃げ出すもんか 青い地球を 守れるのは僕さ僕だけなのさ 父さん! 宇宙人がいるよ 母さん! 宇宙人が来るよ 父さん! 宇宙人はいるよ 母さん! 宇宙人は来るよ 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間のふりして 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間の真似して 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を操り 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を滅ぼす | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 第二学期の 初めまでは 怖いものはイジメだけと思ってた だけど深夜の ラジオ電波が 地球人の危機を叫んでいたんだ 父さん! 宇宙人がいるよ 母さん! 宇宙人が来るよ 通学バスで 女生徒たちは 異星人とメールのやりとり始める 英語教師も チョーク飛ばして 未来形の次は宇宙語 Do you know? 父さん! 宇宙人がいるよ 母さん! 宇宙人が来るよ 父さん! 宇宙人はいるよ 母さん! 宇宙人は来るよ 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を操り 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を滅ぼす 風紀委員の 陰に隠れて 黒い服の奴が待ちぶせしている 逃げ出すもんか 青い地球を 守れるのは僕さ僕だけなのさ 父さん! 宇宙人がいるよ 母さん! 宇宙人が来るよ 父さん! 宇宙人はいるよ 母さん! 宇宙人は来るよ 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間のふりして 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間の真似して 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を操り 侵略者(インベーダー) 侵略者(インベーダー) 人間を滅ぼす |
| 陰獣海のまにまにドンブラコ ウネウネ終日(ひねもす)のたのたり 海月(くらげ)の宴で吹く笛は 破瓜の涙と血の音色 盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣 堕胎の狂女がアッパッパァ エベエベ笑ってまた孕む へその緒ちぎった錆びた鎌 真昼の戦慄草いきれ 盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣 太古の眠りを貪り倦(う)みて 今や屍骸に宿るらむ 示申を忘れし似非(えせ)詩人をして 百鬼夜行と呼ばせしむ 宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから……… 禁忌の咆哮衆愚を喰らいて げに物の怪の恐るべし 久遠を閲(けみ)しし地底の示申殿 異形像には觸れるまじ 宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから……… 屋根裏部屋からオドロドロ ズリズリ蠢く魑魅魍魎 月下に禁書が紐解かれ 腐臭に夜鷹もほくそ笑む 盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治・鈴木研一 | | 海のまにまにドンブラコ ウネウネ終日(ひねもす)のたのたり 海月(くらげ)の宴で吹く笛は 破瓜の涙と血の音色 盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣 堕胎の狂女がアッパッパァ エベエベ笑ってまた孕む へその緒ちぎった錆びた鎌 真昼の戦慄草いきれ 盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣 太古の眠りを貪り倦(う)みて 今や屍骸に宿るらむ 示申を忘れし似非(えせ)詩人をして 百鬼夜行と呼ばせしむ 宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから……… 禁忌の咆哮衆愚を喰らいて げに物の怪の恐るべし 久遠を閲(けみ)しし地底の示申殿 異形像には觸れるまじ 宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから……… 屋根裏部屋からオドロドロ ズリズリ蠢く魑魅魍魎 月下に禁書が紐解かれ 腐臭に夜鷹もほくそ笑む 盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣 |
| いろはにほへと乙女の命は短くて 咲いては散りゆく定めなら 桜の色づく時のよに 艶(なまめ)く仕草で舞い踊れ たまゆらの恋でもしよう 男の心は秋の空 晴れのち曇りのにわか雨 雨なら涙の真心を 降らすが男の意気地なり うたかたの夢でも見よう 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 恋路の行方は獣道 鬼にも変われば阿修羅にも 尽きせぬ迷いの道ゆえに なおさら愛しく見えるもの うつせみの歌でも歌おう うつしよの旅を続けよう | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 乙女の命は短くて 咲いては散りゆく定めなら 桜の色づく時のよに 艶(なまめ)く仕草で舞い踊れ たまゆらの恋でもしよう 男の心は秋の空 晴れのち曇りのにわか雨 雨なら涙の真心を 降らすが男の意気地なり うたかたの夢でも見よう 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 恋路の行方は獣道 鬼にも変われば阿修羅にも 尽きせぬ迷いの道ゆえに なおさら愛しく見えるもの うつせみの歌でも歌おう うつしよの旅を続けよう |
| 芋虫ひねもす隠れ ひねもす食らう 何も判らず 何も遺さず 何も…何も… 俺は芋虫 貪るだけの 俺は芋虫 肥えてゆくだけの 闇に蠢めき 闇に悶える 何も得られず 何も叶わず 何も…何も… 俺は芋虫 醜いだけの 俺は芋虫 卑しいだけの 俺は芋虫 嫌らしいだけの ああ ずるずると血膿のぬめる肉塊 ああ どろどろとはらわた腐る肉塊 ああ 朽ちてゆく 朽ちてゆく 朽ちてゆく ああ ぐつぐつと煮えくり返る肉欲 ああ どろどろと虚しくよどむ肉欲 ああ 堕ちてゆく 堕ちてゆく 堕ちてゆく | 人間椅子 | 鈴木研一 | 鈴木研一 | 人間椅子 | ひねもす隠れ ひねもす食らう 何も判らず 何も遺さず 何も…何も… 俺は芋虫 貪るだけの 俺は芋虫 肥えてゆくだけの 闇に蠢めき 闇に悶える 何も得られず 何も叶わず 何も…何も… 俺は芋虫 醜いだけの 俺は芋虫 卑しいだけの 俺は芋虫 嫌らしいだけの ああ ずるずると血膿のぬめる肉塊 ああ どろどろとはらわた腐る肉塊 ああ 朽ちてゆく 朽ちてゆく 朽ちてゆく ああ ぐつぐつと煮えくり返る肉欲 ああ どろどろと虚しくよどむ肉欲 ああ 堕ちてゆく 堕ちてゆく 堕ちてゆく |
| 命売ります命の歌を聴かせておくれ 哀れな俺の鎮魂歌(レクイエム) 仮面を被り茶番を演じ 明日をも知れぬ世捨て人 世界に愛が満ちてるならば オイラを助けて 何故(なにゆえ)生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ 命の意味を教えておくれ 惨めな俺の弔いに 霞を喰らい死骸を抱いて 白けた顔の異邦人 この世に夢がまだあるならば オイラを救って 何故(なにゆえ)生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ 命の重さは 羽根より軽いか 山より重いか 命の灯りは 夜より暗いか 火より明るいか 天使の声で歌っておくれ 愚かな俺の餞(はなむけ)に 虚言を吐いて恰好をつけて 無頼の果ての放浪者(バガボンド) 地上を神が創ったならば オイラを諭して 何故生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 命の歌を聴かせておくれ 哀れな俺の鎮魂歌(レクイエム) 仮面を被り茶番を演じ 明日をも知れぬ世捨て人 世界に愛が満ちてるならば オイラを助けて 何故(なにゆえ)生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ 命の意味を教えておくれ 惨めな俺の弔いに 霞を喰らい死骸を抱いて 白けた顔の異邦人 この世に夢がまだあるならば オイラを救って 何故(なにゆえ)生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ 命の重さは 羽根より軽いか 山より重いか 命の灯りは 夜より暗いか 火より明るいか 天使の声で歌っておくれ 愚かな俺の餞(はなむけ)に 虚言を吐いて恰好をつけて 無頼の果ての放浪者(バガボンド) 地上を神が創ったならば オイラを諭して 何故生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 |
| 異端者の悲しみ流離いの魂が 街中に溢れている 諦めの家路就き 今日の日を嘆いている 僕は誰だ がんじがらめ 我が身体入れられて ここは何処(どこ)だ 誰も彼も 恨み辛み罵って 本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ 慟哭の歌声が 星空に掛かっている 困窮を抱き抱え 絶望に悶えている 僕は誰だ 我見我執 朝な夕な縛られて ここは何処だ 右往左往 明日の糧に迫られて 本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ ああ 永遠に揺らぐ ああ 光の海 ああ 遠く越えて ああ 僕はやって来た ああ 何もかもが ああ たった一つ ああ 君と僕の ああ 麗しい故郷 暗闇にうずくまり 悔恨に打ち震え 彷徨える精神が 夏の夜に凍えている 屈託の影を踏み 獣道歩いている 僕は誰だ ひとりぼっち 骨と皮を背負込(しょいこ)んで ここは何処だ 輪廻カルマ 悲鳴怒号木霊して 本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ 泣くがいい 異端者よ 叫ぶがいい 異端者よ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 流離いの魂が 街中に溢れている 諦めの家路就き 今日の日を嘆いている 僕は誰だ がんじがらめ 我が身体入れられて ここは何処(どこ)だ 誰も彼も 恨み辛み罵って 本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ 慟哭の歌声が 星空に掛かっている 困窮を抱き抱え 絶望に悶えている 僕は誰だ 我見我執 朝な夕な縛られて ここは何処だ 右往左往 明日の糧に迫られて 本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ ああ 永遠に揺らぐ ああ 光の海 ああ 遠く越えて ああ 僕はやって来た ああ 何もかもが ああ たった一つ ああ 君と僕の ああ 麗しい故郷 暗闇にうずくまり 悔恨に打ち震え 彷徨える精神が 夏の夜に凍えている 屈託の影を踏み 獣道歩いている 僕は誰だ ひとりぼっち 骨と皮を背負込(しょいこ)んで ここは何処だ 輪廻カルマ 悲鳴怒号木霊して 本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ 泣くがいい 異端者よ 叫ぶがいい 異端者よ |
| 生きる生きる価値がないなんて 誰が決めた 人は何かするために いるのだから 喜び 追い求め 幸せ 追い掛けて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 生きる意味がないなんて 誰が言った みんな望み世の中に いるのだから 苦しみ 闘って 悲しみ 乗り越えて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 心の 声に従い 歩こう 怖いことない 魂 耳を澄ませて 進もう 間違いはない 空も海も山も輝き出す 君も僕もすべて光の中 生きる理由(わけ)がないなんて 誰が決める 人の道を外れずに 行くのだから 夢を 見続けて 愛を 育んで 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 歌のように 僕は生きる 星のように 僕は生きる | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 生きる価値がないなんて 誰が決めた 人は何かするために いるのだから 喜び 追い求め 幸せ 追い掛けて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 生きる意味がないなんて 誰が言った みんな望み世の中に いるのだから 苦しみ 闘って 悲しみ 乗り越えて 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 心の 声に従い 歩こう 怖いことない 魂 耳を澄ませて 進もう 間違いはない 空も海も山も輝き出す 君も僕もすべて光の中 生きる理由(わけ)がないなんて 誰が決める 人の道を外れずに 行くのだから 夢を 見続けて 愛を 育んで 風のように 僕は生きる 鳥のように 僕は生きる 歌のように 僕は生きる 星のように 僕は生きる |
| 暗夜行路長の人生例うなら 後ろ戻れぬひとり旅 曲がりくねって枝分かれ 上り下りのいばら道 なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 好いた人とは遂げられず くじけた途端行き止まり 傍若無人振る舞えば 天の仕打ちの雨が降る なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 明日見れば 今日が消える 昨日見れば 今日が終わる 喰いしばれ 起き上がれ 立ち上がれ 歩き出せ 幸せの待つ行先は 誰も教えちゃくれはせぬ 迷いながらもその足で 地べた踏みしめ進もうよ なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 長の人生例うなら 後ろ戻れぬひとり旅 曲がりくねって枝分かれ 上り下りのいばら道 なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 好いた人とは遂げられず くじけた途端行き止まり 傍若無人振る舞えば 天の仕打ちの雨が降る なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり 明日見れば 今日が消える 昨日見れば 今日が終わる 喰いしばれ 起き上がれ 立ち上がれ 歩き出せ 幸せの待つ行先は 誰も教えちゃくれはせぬ 迷いながらもその足で 地べた踏みしめ進もうよ なんて険しいんだ なんて苦しいんだ なんて厳しいんだ さても暗い道のり まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く まだまだ続く どこまで続く 死ぬまで続く |
| 暗黒王残酷の血糊を浴びて 暗黒の王者が笑う 宮殿は豪奢にそびえ 民衆は貧苦にあえぐ 忠実な下僕(しもべ)が侍り 粛清の刃をかざす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 残虐の血潮をすすり 漆黒に王座が光る 狡猾な搾取と圧制 偽りの自由と平和 揺り籠と墓場をこさえ 牙のない家畜を屠(ほふ)る 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 果てしのない 深い闇へ この世すべて 捧げるため 希望のない 常しえへと 総仕上げを 始めるのだ やって来る やって来る やって来る 地獄がやって来る 冷酷な血統受けて 傲慢に玉座に座る 万世の邪悪な系譜 純血の非情の掟 魂を悪魔に渡し 悪徳の限りを尽くす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 残酷の血糊を浴びて 暗黒の王者が笑う 宮殿は豪奢にそびえ 民衆は貧苦にあえぐ 忠実な下僕(しもべ)が侍り 粛清の刃をかざす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 残虐の血潮をすすり 漆黒に王座が光る 狡猾な搾取と圧制 偽りの自由と平和 揺り籠と墓場をこさえ 牙のない家畜を屠(ほふ)る 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 果てしのない 深い闇へ この世すべて 捧げるため 希望のない 常しえへと 総仕上げを 始めるのだ やって来る やって来る やって来る 地獄がやって来る 冷酷な血統受けて 傲慢に玉座に座る 万世の邪悪な系譜 純血の非情の掟 魂を悪魔に渡し 悪徳の限りを尽くす 暗い 暗い 暗闇の 黒い 黒い 暗黒王 |
| 甘い言葉 悪い仲間彼奴に久しぶりに出会ったよ 新しい女の子を連れてたよ 自分の話を ずっと 聞いてくれる女の子 目線はもう別の子泳いでる 人混に消えてった彼奴 甘い言葉 悪い仲間 遠い記憶 旧い仲間 彼奴が好きなものは自分だけ 着飾ることだけなら抜けめない 目立ちたがり屋で そして 心にないおべっか 「あの頃みたいにまた遊ぼうぜ」 今は違う道行く彼奴 甘い言葉 悪い仲間 遠い記憶 旧い仲間 甘い言葉 悪い仲間 遠い記憶 旧い仲間 彼奴は同じところを いつまでも廻り続ける 誰かを笑うばかりに いつまでも笑われ続ける 一人で星のぐるりを いつまでも廻り続ける 本当に大事なものに いつまでも気付かぬままに | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 彼奴に久しぶりに出会ったよ 新しい女の子を連れてたよ 自分の話を ずっと 聞いてくれる女の子 目線はもう別の子泳いでる 人混に消えてった彼奴 甘い言葉 悪い仲間 遠い記憶 旧い仲間 彼奴が好きなものは自分だけ 着飾ることだけなら抜けめない 目立ちたがり屋で そして 心にないおべっか 「あの頃みたいにまた遊ぼうぜ」 今は違う道行く彼奴 甘い言葉 悪い仲間 遠い記憶 旧い仲間 甘い言葉 悪い仲間 遠い記憶 旧い仲間 彼奴は同じところを いつまでも廻り続ける 誰かを笑うばかりに いつまでも笑われ続ける 一人で星のぐるりを いつまでも廻り続ける 本当に大事なものに いつまでも気付かぬままに |
| 阿呆陀羅経炎がメラメラ 心はカラカラ 頭はグラグラ 体はフラフラ 六根清浄(ろっこんしょうじょう)針の山 修羅の道行く一人旅 にっちもさっちもいかない 煩悩 愛とはトキメキ 然してオウノウ 咲いてはシュウネン 散ってはオンネン 五蘊皆空(ごうんかいくう)秋の空 鳩摩(くま)の羅什(らじゅう)も泣いちっち あっちもそっちもこっちも 煩悩 羯諦(ぎゃてい) 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 桜がヒラヒラ 命がハラハラ 今宵もツレヅレ 思いはウタカタ 涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)除夜の鐘 五百羅漢の笛太鼓 いつまでたっても消えない 煩悩 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 炎がメラメラ 心はカラカラ 頭はグラグラ 体はフラフラ 六根清浄(ろっこんしょうじょう)針の山 修羅の道行く一人旅 にっちもさっちもいかない 煩悩 愛とはトキメキ 然してオウノウ 咲いてはシュウネン 散ってはオンネン 五蘊皆空(ごうんかいくう)秋の空 鳩摩(くま)の羅什(らじゅう)も泣いちっち あっちもそっちもこっちも 煩悩 羯諦(ぎゃてい) 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 羯諦 桜がヒラヒラ 命がハラハラ 今宵もツレヅレ 思いはウタカタ 涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)除夜の鐘 五百羅漢の笛太鼓 いつまでたっても消えない 煩悩 |
| あなたの知らない世界世界を闇が 包むとしたら 始まりの前の 終わりのしるし 戦のラッパが響くとて 希望の灯火(ともしび)絶やすまじ 数多の災い起こるとも 誇りを忘るることなかれ 自分に 帰れ 心に 戻れ あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 世界を罪が 覆うとしたら 病の癒える 仄(ほの)かな兆し 悪事のきりなく続くとて 許しの気構えなくすまじ 偽善の仮面の割るるとも 屍鞭打つことなかれ 胸襟(きょうきん)開けろ 心を 開け あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 古い書物の伝える 約束された王国 心描いた思念が すぐに形で現わる 地上に 花咲く 天国 広い宇宙を旅する 恒星たちの計画 病める人貧しい人 もはや影すら見えない 彼方に 仄めく 天国 世界の時が 止まるとしたら 次元の扉 開いた知らせ 火輪の巨大になったとて この世の終わりと嘆くまじ ラジオの電波の黙すとも 略奪凌辱するなかれ カルマが 返る 報いが 戻る あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 虚言の嵐が吹こうとも ゆめゆめ流さることなかれ 自分に 帰れ 豪奢な蓄え消ゆるとも みだりに命を捨つなかれ 心に 戻れ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 世界を闇が 包むとしたら 始まりの前の 終わりのしるし 戦のラッパが響くとて 希望の灯火(ともしび)絶やすまじ 数多の災い起こるとも 誇りを忘るることなかれ 自分に 帰れ 心に 戻れ あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 世界を罪が 覆うとしたら 病の癒える 仄(ほの)かな兆し 悪事のきりなく続くとて 許しの気構えなくすまじ 偽善の仮面の割るるとも 屍鞭打つことなかれ 胸襟(きょうきん)開けろ 心を 開け あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 古い書物の伝える 約束された王国 心描いた思念が すぐに形で現わる 地上に 花咲く 天国 広い宇宙を旅する 恒星たちの計画 病める人貧しい人 もはや影すら見えない 彼方に 仄めく 天国 世界の時が 止まるとしたら 次元の扉 開いた知らせ 火輪の巨大になったとて この世の終わりと嘆くまじ ラジオの電波の黙すとも 略奪凌辱するなかれ カルマが 返る 報いが 戻る あなたの知らない世界へ 光に輝く世界へ あなたの知らない地平へ 光に輝く地平へ 虚言の嵐が吹こうとも ゆめゆめ流さることなかれ 自分に 帰れ 豪奢な蓄え消ゆるとも みだりに命を捨つなかれ 心に 戻れ |
阿修羅大王 三面六臂(さんめんろっぴ)の 恐ろしい姿 睨(にら)みを利かせて 悪を挫(くじ)く 右側は怒り 左は苦しみ 阿羅漢の悟り 真正面に 八部衆 右ならえ 八正道 胸に秘め この世に菩提(ぼだい)を灯(とも)すため 鬼神(きじん)の形(なり)してやって来る 六つの腕(かいな)を振りかざし 仏の威光のお見舞いだ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 三千世界の 須弥山(しゅみせん)の彼方 仏法を守る 阿修羅の王 帝釈天とは 旧知の輩(ともがら) 眷属(けんぞく)引き連れ 凱歌(がいか)上げる 貪瞋痴(とんじんち) なぎ払え 阿弥陀仏 手を合わせ 無明に光を照らすため 緊那羅(きんなら)迦楼羅(かるら)と鳩槃荼(くばんだ)と 憤怒の面(おもて)も勇ましく 仏法僧を思い知れ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 阿修羅の大王 阿修羅の大王 えいっ えいっ 往生 えいっ えいっ 往生 六道輪廻の 修羅道に落ちて 心に生まれた 欣求(ごんぐ)浄土(じょうど) 五千の年月(としつき) 争い明け暮れ 愚かと空しさ 誰より知る 四聖諦(ししょうたい) 頂いて 厭離(おんり)穢土(えど) 旗にして 衆生に涅槃(ねはん)を見せるため 修羅場を潜(くぐ)って現れる 外道も邪道も束にして 正法かざせばお陀仏だ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 バンバンバババ バンバンババンバン バンバンバババ バンバンババンバン  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 三面六臂(さんめんろっぴ)の 恐ろしい姿 睨(にら)みを利かせて 悪を挫(くじ)く 右側は怒り 左は苦しみ 阿羅漢の悟り 真正面に 八部衆 右ならえ 八正道 胸に秘め この世に菩提(ぼだい)を灯(とも)すため 鬼神(きじん)の形(なり)してやって来る 六つの腕(かいな)を振りかざし 仏の威光のお見舞いだ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 三千世界の 須弥山(しゅみせん)の彼方 仏法を守る 阿修羅の王 帝釈天とは 旧知の輩(ともがら) 眷属(けんぞく)引き連れ 凱歌(がいか)上げる 貪瞋痴(とんじんち) なぎ払え 阿弥陀仏 手を合わせ 無明に光を照らすため 緊那羅(きんなら)迦楼羅(かるら)と鳩槃荼(くばんだ)と 憤怒の面(おもて)も勇ましく 仏法僧を思い知れ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 阿修羅の大王 阿修羅の大王 えいっ えいっ 往生 えいっ えいっ 往生 六道輪廻の 修羅道に落ちて 心に生まれた 欣求(ごんぐ)浄土(じょうど) 五千の年月(としつき) 争い明け暮れ 愚かと空しさ 誰より知る 四聖諦(ししょうたい) 頂いて 厭離(おんり)穢土(えど) 旗にして 衆生に涅槃(ねはん)を見せるため 修羅場を潜(くぐ)って現れる 外道も邪道も束にして 正法かざせばお陀仏だ 青色(しょうしき)青光(しょうこう) 黄色(おうしき)黄光(おうこう) 赤色(しゃくしき)赤光(しゃっこう) 白色(びゃくしき)白光(びゃっこう) 極楽往生 バンバンバババ バンバンババンバン バンバンバババ バンバンババンバン |
| 悪夢の添乗員ようこそ夢の扉へ 不思議な旅の始まりです 今宵に向かいますのは 地の底はるか地獄の果て 三途の川 針の山 押さないで 落ちたなら 生きて帰れない ナイトツアー ナイトナイトツアー 悪夢の添乗員 ナイトメア ナイトナイトメア 悪夢の添乗員 明日見る お日様は きっと素敵 いらっしゃい夢の時間へ とびきり怖くまいりましょう 今晩お乗せするのは 真っ赤に燃えた炎の車 閻魔大王 牛頭(ごず)と馬頭(めず) 触れないで つかまれば 二度と戻れない ナイトツアー ナイトナイトツアー 悪夢の添乗員 ナイトメア ナイトナイトメア 悪夢の添乗員 明日見る お日様は きっと素敵 どうです夢のお味は 不快な汗が止まぬでしょう 今宵はブディズムでした アラーと耶蘇(やそ)は次週を待て 叫喚地獄 阿鼻地獄 止まらないで はぐれたら 夢を覚めれない ナイトツアー ナイトナイトツアー 悪夢の添乗員 ナイトメア ナイトナイトメア 悪夢の添乗員 明日見る お日様は きっと素敵 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | ようこそ夢の扉へ 不思議な旅の始まりです 今宵に向かいますのは 地の底はるか地獄の果て 三途の川 針の山 押さないで 落ちたなら 生きて帰れない ナイトツアー ナイトナイトツアー 悪夢の添乗員 ナイトメア ナイトナイトメア 悪夢の添乗員 明日見る お日様は きっと素敵 いらっしゃい夢の時間へ とびきり怖くまいりましょう 今晩お乗せするのは 真っ赤に燃えた炎の車 閻魔大王 牛頭(ごず)と馬頭(めず) 触れないで つかまれば 二度と戻れない ナイトツアー ナイトナイトツアー 悪夢の添乗員 ナイトメア ナイトナイトメア 悪夢の添乗員 明日見る お日様は きっと素敵 どうです夢のお味は 不快な汗が止まぬでしょう 今宵はブディズムでした アラーと耶蘇(やそ)は次週を待て 叫喚地獄 阿鼻地獄 止まらないで はぐれたら 夢を覚めれない ナイトツアー ナイトナイトツアー 悪夢の添乗員 ナイトメア ナイトナイトメア 悪夢の添乗員 明日見る お日様は きっと素敵 |
| 悪夢の序章底知れぬ闇に 罪状が響く 原告席には 忘却の面子(めんつ) 時効のないのが ここでのしきたり 罪の数多(あまた)ゆえ 判決有罪 夢なら覚めてくれ 夢なら消えてくれ 寒々と広い 試験の会場 合否決めるのは 人間の資格 浅知恵出すたび 答案は消えて 嘘の多きゆえ 判定失格 夢から解いてくれ 夢から出してくれ 夢なら覚めてくれ まだまだ 終わりはせぬぞ 夢なら消えてくれ まだまだ 続きがあるぞ 夢から解いてくれ まだまだ これからなるぞ 夢から出してくれ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 底知れぬ闇に 罪状が響く 原告席には 忘却の面子(めんつ) 時効のないのが ここでのしきたり 罪の数多(あまた)ゆえ 判決有罪 夢なら覚めてくれ 夢なら消えてくれ 寒々と広い 試験の会場 合否決めるのは 人間の資格 浅知恵出すたび 答案は消えて 嘘の多きゆえ 判定失格 夢から解いてくれ 夢から出してくれ 夢なら覚めてくれ まだまだ 終わりはせぬぞ 夢なら消えてくれ まだまだ 続きがあるぞ 夢から解いてくれ まだまだ これからなるぞ 夢から出してくれ |
悪魔の楽園 長いこと耐えてきた 冥界の奥底で 人間の影もない 悠久の昔から 天を呪って 闇に唸って 腐臭放って 地上狙って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 欲望をくすぐって 退廃をはびこらす 饗宴に交じるなら 口外は死の掟 生血すすって 肉をしゃぶって 酒を食らって 色にふけって 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 魂を預ければ 二度ともう返らない 人間を人形に でくの坊変えるまで 嘘を語って 猫を被って 善を笑って 悪に誘って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た  | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | 人間椅子 | 長いこと耐えてきた 冥界の奥底で 人間の影もない 悠久の昔から 天を呪って 闇に唸って 腐臭放って 地上狙って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 欲望をくすぐって 退廃をはびこらす 饗宴に交じるなら 口外は死の掟 生血すすって 肉をしゃぶって 酒を食らって 色にふけって 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た 魂を預ければ 二度ともう返らない 人間を人形に でくの坊変えるまで 嘘を語って 猫を被って 善を笑って 悪に誘って 開けゴマ 悪魔の園が開く 悪魔の羽が開く 悪魔の幕が開く 悪魔の夢が開く 時は来た |
| 悪魔の処方箋悪魔の計画 教えてあげよう 頸木(くびき)につなげて 自由をもぎ取る 奈落へ 叩き込まれぬように 堕落へ 誘い込まれぬように 地獄へ 放り込まれぬように 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 悪魔の目的 聞かせてあげよう 覚醒妨げ 常世に眠らす 奈落へ 叩き込まれる前に 堕落へ 誘い込まれる前に 地獄へ 放り込まれる前に 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 虚無の彼方より来たる輩 闇に生贄を捧ぐ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪の教典を崇む輩 黄泉と災いを運ぶ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪魔のやり口 知らせてあげよう 善人面して 無慈悲に吸い取る 奈落へ 叩き込まれはするな 堕落へ 誘い込まれはするな 地獄へ 放り込まれはするな 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 心に誓いを 心に誠を 心に光を持つのだ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 悪魔の計画 教えてあげよう 頸木(くびき)につなげて 自由をもぎ取る 奈落へ 叩き込まれぬように 堕落へ 誘い込まれぬように 地獄へ 放り込まれぬように 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 悪魔の目的 聞かせてあげよう 覚醒妨げ 常世に眠らす 奈落へ 叩き込まれる前に 堕落へ 誘い込まれる前に 地獄へ 放り込まれる前に 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を持つのだ 虚無の彼方より来たる輩 闇に生贄を捧ぐ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪の教典を崇む輩 黄泉と災いを運ぶ奴ら 悪しき者 禍(まが)つ神 悪魔のやり口 知らせてあげよう 善人面して 無慈悲に吸い取る 奈落へ 叩き込まれはするな 堕落へ 誘い込まれはするな 地獄へ 放り込まれはするな 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 恐怖を逃れて 不安を離れて 誘惑退け 心に光を 心に誓いを 心に誠を 心に光を持つのだ |
| 悪魔と接吻真っ黒な薔薇で 俺を打(ぶ)ってくれ 滴る血潮で 息もつけぬほど 不埒な言葉を 傷に塗りたくり 昨日の俺とは 他人にしてくれ 夢から醒めない 明日が見えない 悪魔と接吻 アブサンの酔いで 俺を抱いてくれ 堕落の匂いで 目も眩むほどに 極彩色した 酒場で与太って いつもの俺など 消えたっていいさ 夢から醒めない 出口が見えない 悪魔と接吻 どしゃぶりの雨で 俺を泣いてくれ どぶ泥の水で 溺れちまうほど 鉤爪を磨いで 鎌首もたげて どこかの誰とも 知れなくしてくれ 夢から醒めない 明日は知れない 悪魔と接吻 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 真っ黒な薔薇で 俺を打(ぶ)ってくれ 滴る血潮で 息もつけぬほど 不埒な言葉を 傷に塗りたくり 昨日の俺とは 他人にしてくれ 夢から醒めない 明日が見えない 悪魔と接吻 アブサンの酔いで 俺を抱いてくれ 堕落の匂いで 目も眩むほどに 極彩色した 酒場で与太って いつもの俺など 消えたっていいさ 夢から醒めない 出口が見えない 悪魔と接吻 どしゃぶりの雨で 俺を泣いてくれ どぶ泥の水で 溺れちまうほど 鉤爪を磨いで 鎌首もたげて どこかの誰とも 知れなくしてくれ 夢から醒めない 明日は知れない 悪魔と接吻 |
| 悪魔祈祷書俺に力をおくれ そう悪魔みたいな 別に誰かを騙す いやそんなのじゃない 嘘つく舌を 抜いてやりたい 俺の魂なんか そうくれてやるから アブラカダブラ 悪魔祈祷書 俺に印をおくれ そう獣みたいな のべつ淫らに耽る いやそいつは御免 盗っ人たちを 喰らってやりたい 俺の良心なんぞ そう只でやるから アブラカダブラ 悪魔祈祷書 悪魔が来たりて 祝福したもう 悪魔がこぞりて 福音のたもう 俺に翼をおくれ そう魔物みたいな 空を気ままに翔る いやそれなら無用 企みごとを 暴いてやりたい 俺の幸福なんて そう欲しいだけやる アブラカダブラ 悪魔祈祷書 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 俺に力をおくれ そう悪魔みたいな 別に誰かを騙す いやそんなのじゃない 嘘つく舌を 抜いてやりたい 俺の魂なんか そうくれてやるから アブラカダブラ 悪魔祈祷書 俺に印をおくれ そう獣みたいな のべつ淫らに耽る いやそいつは御免 盗っ人たちを 喰らってやりたい 俺の良心なんぞ そう只でやるから アブラカダブラ 悪魔祈祷書 悪魔が来たりて 祝福したもう 悪魔がこぞりて 福音のたもう 俺に翼をおくれ そう魔物みたいな 空を気ままに翔る いやそれなら無用 企みごとを 暴いてやりたい 俺の幸福なんて そう欲しいだけやる アブラカダブラ 悪魔祈祷書 |
| 悪魔大いに笑う僕の心の悪魔が ある日気取ってお出まし ご主人様においては ご機嫌よくもお呼びで 何か不満でいるでしょう? 何か悔やんでいるでしょう? わたしがすべて癒してあげます 僕の心の景色は 砂漠みたいに灰色 人の値打ちはなんだろう 富と名声なんだろう (あなた) お金欲しくているでしょう? 名誉欲しくているでしょう? わたしがすべて叶えてあげます 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が何かに悩む度 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が何かを望む度 契約は一回限り 魂の返済はききません 僕の隣の部屋には 陽気な奴が住んでる 飲めや歌えや踊れや 今日も今日とてパーティー (あなた) いつも妬んでいるでしょう? いつも恨んでいるでしょう? わたしがすべて晴らしてあげます 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が誰かに怒(いか)る度 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が誰かを呪う度 | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 僕の心の悪魔が ある日気取ってお出まし ご主人様においては ご機嫌よくもお呼びで 何か不満でいるでしょう? 何か悔やんでいるでしょう? わたしがすべて癒してあげます 僕の心の景色は 砂漠みたいに灰色 人の値打ちはなんだろう 富と名声なんだろう (あなた) お金欲しくているでしょう? 名誉欲しくているでしょう? わたしがすべて叶えてあげます 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が何かに悩む度 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が何かを望む度 契約は一回限り 魂の返済はききません 僕の隣の部屋には 陽気な奴が住んでる 飲めや歌えや踊れや 今日も今日とてパーティー (あなた) いつも妬んでいるでしょう? いつも恨んでいるでしょう? わたしがすべて晴らしてあげます 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が誰かに怒(いか)る度 悪魔が笑う 悪魔が笑う お前が誰かを呪う度 |
| 悪魔一族暗闇が産んだ 災いの生命(いのち) 千万(ちよろず)の時へ 悪徳を放つ 堕天使の顔と 獣(けだもの)の翼 鉤爪を伸ばし 生贄を屠(ほふ)る 足りない 満ち足りない 虚空の 深い闇 のたうち 身悶える 空ろな 黒い渦 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 冒涜に満ちた 享楽の宴 絶望の味に 舌鼓を打つ 殺戮(さつりく)を勧め 混乱を愛でる 腐臭と死臭の 芳(かぐわ)しい香り 晴れない 気が晴れない 虚空の 深い霧 のたくり 身をよじる 空ろな 黒い沼 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 気をつけろ 奴はどこにもいる 気をつけろ 奴はすぐそばいる 爪を磨(と)いで 牙をむいて 手ぐすね引き 今か今かと 凶悪な家系 冷酷な所業 人間の愛を 永遠に呪う 狡猾な知恵と 恐ろしい力 歯向かう者など 誰一人いない 寂しい 満たされない 虚空の 深い穴 のけぞり 仰ぎ見る 空ろな 黒い星 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 悪魔の一族 悪魔の一族 エロイムエッサイム | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 暗闇が産んだ 災いの生命(いのち) 千万(ちよろず)の時へ 悪徳を放つ 堕天使の顔と 獣(けだもの)の翼 鉤爪を伸ばし 生贄を屠(ほふ)る 足りない 満ち足りない 虚空の 深い闇 のたうち 身悶える 空ろな 黒い渦 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 冒涜に満ちた 享楽の宴 絶望の味に 舌鼓を打つ 殺戮(さつりく)を勧め 混乱を愛でる 腐臭と死臭の 芳(かぐわ)しい香り 晴れない 気が晴れない 虚空の 深い霧 のたくり 身をよじる 空ろな 黒い沼 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 気をつけろ 奴はどこにもいる 気をつけろ 奴はすぐそばいる 爪を磨(と)いで 牙をむいて 手ぐすね引き 今か今かと 凶悪な家系 冷酷な所業 人間の愛を 永遠に呪う 狡猾な知恵と 恐ろしい力 歯向かう者など 誰一人いない 寂しい 満たされない 虚空の 深い穴 のけぞり 仰ぎ見る 空ろな 黒い星 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 夜の風乗って 来るぞ 来るぞ 闇の声乗って 来るぞ 来るぞ 悪魔一族 悪魔の一族 悪魔の一族 エロイムエッサイム |
| 悪徳の栄え悪の華など おひとついかが どぎつい色の 食虫花です 婦女子も惑う 爛れた匂い 働くなかれ 青年ならば 退屈こそを 愛しなさい 頽廃だけを 目指しなさい ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え 毒の水など いっぱいいかが 天上色の アブサントです 絵描き好みの 鼻つく薫り 足は千鳥に 心は千代に 正直者を 蔑みなさい のらくら者に 憧れなさい ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え 欲望の森を抜けて どうぞ 禁断の果実園へ 享楽の夜を越えて どうぞ 背徳の御神殿へ ふしだらな歌を歌い どうぞ 自堕落な舞踏会へ 冒涜の言葉吐いて どうぞ 悪徳の感謝祭へ 道徳などは 厭いなさい 道楽ならば 励みなさい ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え 悪徳が忍び寄る 悪徳が迫り来る 悪徳が爪を磨ぐ 悪徳がほくそ笑む | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | 悪の華など おひとついかが どぎつい色の 食虫花です 婦女子も惑う 爛れた匂い 働くなかれ 青年ならば 退屈こそを 愛しなさい 頽廃だけを 目指しなさい ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え 毒の水など いっぱいいかが 天上色の アブサントです 絵描き好みの 鼻つく薫り 足は千鳥に 心は千代に 正直者を 蔑みなさい のらくら者に 憧れなさい ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え 欲望の森を抜けて どうぞ 禁断の果実園へ 享楽の夜を越えて どうぞ 背徳の御神殿へ ふしだらな歌を歌い どうぞ 自堕落な舞踏会へ 冒涜の言葉吐いて どうぞ 悪徳の感謝祭へ 道徳などは 厭いなさい 道楽ならば 励みなさい ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え 悪徳が忍び寄る 悪徳が迫り来る 悪徳が爪を磨ぐ 悪徳がほくそ笑む |
| 秋の夜長のミステリーコーヒーカップに 眼球がぷかり スプーンですくって 花瓶に生けた まつ毛の長さ まゆ毛の形 どんなんだろう とりとめもなく お喋りひとつ してみたいけど あゝ 口がない モンシロチョウが 夜空を渡る 捕えてみたら 左手だった 白くて細い 名無し指には 指輪もないから 胸にしまった 身の上話し 聞いてほしいけど あゝ 耳がない 恋人になってくれるかな 友だちにならなれるかな 秋の夜の 長い夜の ミステリー 隣の猫が じゃれているのは ペディキュアつけた おしゃまな素足 お化けだったら 足はないから お化けじゃないね 寒いでしょうと 部屋に招いて 抱きしめたいけど あゝ 背(せな)がない 恋人になってくれるかな 友だちにならなれるかな 秋の夜の 長い夜の ミステリー リンゴをむいたら ほっぺが出てきた ブドウの房は 黒髪だった 恋人になってくれるかな 友だちにならなれるかな 秋の夜の 長い夜の ミステリー トゥルルルル… いやまし更ける 秋の夜の 長い夜の ミステリー | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 人間椅子 | | コーヒーカップに 眼球がぷかり スプーンですくって 花瓶に生けた まつ毛の長さ まゆ毛の形 どんなんだろう とりとめもなく お喋りひとつ してみたいけど あゝ 口がない モンシロチョウが 夜空を渡る 捕えてみたら 左手だった 白くて細い 名無し指には 指輪もないから 胸にしまった 身の上話し 聞いてほしいけど あゝ 耳がない 恋人になってくれるかな 友だちにならなれるかな 秋の夜の 長い夜の ミステリー 隣の猫が じゃれているのは ペディキュアつけた おしゃまな素足 お化けだったら 足はないから お化けじゃないね 寒いでしょうと 部屋に招いて 抱きしめたいけど あゝ 背(せな)がない 恋人になってくれるかな 友だちにならなれるかな 秋の夜の 長い夜の ミステリー リンゴをむいたら ほっぺが出てきた ブドウの房は 黒髪だった 恋人になってくれるかな 友だちにならなれるかな 秋の夜の 長い夜の ミステリー トゥルルルル… いやまし更ける 秋の夜の 長い夜の ミステリー |
| 愛の法則黄昏の街に佇んだ 自然と涙が溢れ出た 今日という日には もう再び出遭えない 行き交う人の微笑みは 寂しさをたたえ美しい 家路の先には 愛も孤独もあるだろう 恋に 恋に 恋に落ちたら 泣き濡れる 世界が 泣き濡れる いっそ恋など知らねば 悲しくないものを 初恋の色は淡きもの 重ねる毎(ごと)に深きもの やがては緋色の 熱き血潮がほとばしる 恋人たちの語らいは 色褪せもせずに新しい 嬰児(みどりご)のように 身も心も捧ぐから 一目 一目 一目会いたくて 彷徨う 夜風と 彷徨う いっそあなたを知らねば 切なくないものを 実らぬものが恋なのか 実らないから恋なのか 嵐が 吹き荒れる 心に 吹き荒れる いっそひとりのままなら 苦しくないものを 愛の嵐が 吹き荒れる 愛の嵐が 吹き荒ぶ 愛の炎が 燃え上がる 愛の炎が 燃え盛る 恋に 恋に 恋に落ちたら | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 黄昏の街に佇んだ 自然と涙が溢れ出た 今日という日には もう再び出遭えない 行き交う人の微笑みは 寂しさをたたえ美しい 家路の先には 愛も孤独もあるだろう 恋に 恋に 恋に落ちたら 泣き濡れる 世界が 泣き濡れる いっそ恋など知らねば 悲しくないものを 初恋の色は淡きもの 重ねる毎(ごと)に深きもの やがては緋色の 熱き血潮がほとばしる 恋人たちの語らいは 色褪せもせずに新しい 嬰児(みどりご)のように 身も心も捧ぐから 一目 一目 一目会いたくて 彷徨う 夜風と 彷徨う いっそあなたを知らねば 切なくないものを 実らぬものが恋なのか 実らないから恋なのか 嵐が 吹き荒れる 心に 吹き荒れる いっそひとりのままなら 苦しくないものを 愛の嵐が 吹き荒れる 愛の嵐が 吹き荒ぶ 愛の炎が 燃え上がる 愛の炎が 燃え盛る 恋に 恋に 恋に落ちたら |
| 愛のニルヴァーナ僕を愛して 骨まで愛して 熱い吐息で心 溶かすくらい 僕を抱いて 激しく抱いて 飢えた獣が獲物 食らうくらい 朝も 夜も 時間を忘れて 空に 鳥が 羽ばたくみたいに 薔薇を胸に 翼広げ 飛んでゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ 僕を愛して 死ぬまで愛して 果てぬ愛撫で体 焼けるくらい 僕を抱いて 優しく抱いて 胸で安らぐ赤子 あやすくらい 服も シャツも すべてを脱ぎ捨て 花に 蝶が 戯るみたいに 永遠を誓い 両手広げ 戻りゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ エロスはタナトス タナトスはエロス 僕を愛して 死ぬほど愛して 強いキッスで呼吸 止まるくらい 僕を抱いて 淫らに抱いて 夜の娼婦が手管 尽くすくらい 知恵も 見栄も 体裁投げ捨て 海に 川が 流れるみたいに 夢に溺れ 手と手つなぎ 落ちてゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 和嶋慎治 | | 僕を愛して 骨まで愛して 熱い吐息で心 溶かすくらい 僕を抱いて 激しく抱いて 飢えた獣が獲物 食らうくらい 朝も 夜も 時間を忘れて 空に 鳥が 羽ばたくみたいに 薔薇を胸に 翼広げ 飛んでゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ 僕を愛して 死ぬまで愛して 果てぬ愛撫で体 焼けるくらい 僕を抱いて 優しく抱いて 胸で安らぐ赤子 あやすくらい 服も シャツも すべてを脱ぎ捨て 花に 蝶が 戯るみたいに 永遠を誓い 両手広げ 戻りゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ エロスはタナトス タナトスはエロス 僕を愛して 死ぬほど愛して 強いキッスで呼吸 止まるくらい 僕を抱いて 淫らに抱いて 夜の娼婦が手管 尽くすくらい 知恵も 見栄も 体裁投げ捨て 海に 川が 流れるみたいに 夢に溺れ 手と手つなぎ 落ちてゆく 愛のニルヴァーナ 愛のニルヴァーナ |
| あゝ東海よ今いずこ波を遥けく東海の 瑞穂たなびく葦原(あしはら)の 美(うる)わしの 憧憬の御国 天を敬い人和して 分をわきまえ身を譲る 微笑みの 礼節の王土 あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 今いずこ あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 弥栄(いやさか)にあれ 胸に誠の益荒男(ますらお)の 忍ぶ意気地の潔さ 武士(もののふ)の 堪忍の矜持 己(おの)がことより人のこと 義理に仕える志 古えの 忠孝の教え あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 今いずこ あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 弥栄(いやさか)にあれ 夢よいずこ 誠よいずこ 明日よいずこ 昔よいずこ 三千世界の 陽はいつ出やる 花も恥じらう撫子(なでしこ)の 凛(りん)と咲いたる艶(あで)やかさ まほろばの 富士山(ふじやま)の姿 淋しき人には涙して 清らな朝には手を合わす 懐かしの 惻隠の心 あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 今いずこ あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 弥栄(いやさか)にあれ 夢よいずこ 誠よいずこ 明日よいずこ 昔よいずこ | 人間椅子 | 和嶋慎治 | 鈴木研一 | | 波を遥けく東海の 瑞穂たなびく葦原(あしはら)の 美(うる)わしの 憧憬の御国 天を敬い人和して 分をわきまえ身を譲る 微笑みの 礼節の王土 あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 今いずこ あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 弥栄(いやさか)にあれ 胸に誠の益荒男(ますらお)の 忍ぶ意気地の潔さ 武士(もののふ)の 堪忍の矜持 己(おの)がことより人のこと 義理に仕える志 古えの 忠孝の教え あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 今いずこ あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 弥栄(いやさか)にあれ 夢よいずこ 誠よいずこ 明日よいずこ 昔よいずこ 三千世界の 陽はいつ出やる 花も恥じらう撫子(なでしこ)の 凛(りん)と咲いたる艶(あで)やかさ まほろばの 富士山(ふじやま)の姿 淋しき人には涙して 清らな朝には手を合わす 懐かしの 惻隠の心 あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 今いずこ あゝ東海よ あゝ東海よ あゝ東海よ 弥栄(いやさか)にあれ 夢よいずこ 誠よいずこ 明日よいずこ 昔よいずこ |