| 君はどこから君はどこから来ましたか きのうはしらないひとだけど ここではみんなのともだちだ 手をとりあって ヤアヤアヤア 心と心が握手する あなたも あなたも 君も ぼくも 遠い国からやってきた 言葉の違うひとたちも ここは言葉はいりません 顔見合わせて ヤアヤアヤア 心と心が握手する あなたも あなたも 君も ぼくも 君は生まれて何年目 よちよち歩きの赤ちゃんも ここでは同じ仲間です 声を合わせて ヤアヤアヤア 心と心が握手する あなたも あなたも 君も ぼくも | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | 君はどこから来ましたか きのうはしらないひとだけど ここではみんなのともだちだ 手をとりあって ヤアヤアヤア 心と心が握手する あなたも あなたも 君も ぼくも 遠い国からやってきた 言葉の違うひとたちも ここは言葉はいりません 顔見合わせて ヤアヤアヤア 心と心が握手する あなたも あなたも 君も ぼくも 君は生まれて何年目 よちよち歩きの赤ちゃんも ここでは同じ仲間です 声を合わせて ヤアヤアヤア 心と心が握手する あなたも あなたも 君も ぼくも |
| 太陽はお医者さん太陽は生きてるものの友だち 太陽は地球のお医者さん 山の上のカシの木も ちいさな赤い野いちごも 茶色のまつげの鹿の子も ひかげにいては育たない ラララ太陽は 生きてるものの友だち ラララ太陽は 地球のお医者さん ゆれるゆれるひまわりも まきばの白い子羊も ももいろしっぽの豚の子も ひかげにいてはふとれない ラララ太陽は 生きてるものの友だち ラララ太陽は 地球のお医者さん 風にひかる野の花も あくびしているカバの子も それからぼくもきみたちも ひかげにいてはよわくなる ラララ太陽は 生きてるものの友だち ラララ太陽は 地球のお医者さん | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | 太陽は生きてるものの友だち 太陽は地球のお医者さん 山の上のカシの木も ちいさな赤い野いちごも 茶色のまつげの鹿の子も ひかげにいては育たない ラララ太陽は 生きてるものの友だち ラララ太陽は 地球のお医者さん ゆれるゆれるひまわりも まきばの白い子羊も ももいろしっぽの豚の子も ひかげにいてはふとれない ラララ太陽は 生きてるものの友だち ラララ太陽は 地球のお医者さん 風にひかる野の花も あくびしているカバの子も それからぼくもきみたちも ひかげにいてはよわくなる ラララ太陽は 生きてるものの友だち ラララ太陽は 地球のお医者さん |
| 星ある日とつぜん手の中に かわいい星がおちてきた ほんのちいさなひとつぶの 真珠のように光る星 ぼくがひろったその星は まるでふしぎな夢みたい さんぽするときついてきて 頭の上で光るんだ ひとりぼっちのぼくだけど いまではやさしい星がいる 夜ふけのへやの灯をけして ちいさな星とうたおうよ 真珠のようなその星が ある晩ふいにきえたんだ さがしつかれて夜があけた どこへいったかぼくの星 かえっておいでぼくの星 | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | ある日とつぜん手の中に かわいい星がおちてきた ほんのちいさなひとつぶの 真珠のように光る星 ぼくがひろったその星は まるでふしぎな夢みたい さんぽするときついてきて 頭の上で光るんだ ひとりぼっちのぼくだけど いまではやさしい星がいる 夜ふけのへやの灯をけして ちいさな星とうたおうよ 真珠のようなその星が ある晩ふいにきえたんだ さがしつかれて夜があけた どこへいったかぼくの星 かえっておいでぼくの星 |
| ねむりの森の詩ねむりの森のねむの木は 金のまつげの星の実が またたきながら光ります ねむの木かげでねむりなさい ララリリラ ルラリラ ララリリラ ルラリラ…… ねむりの森のねむの木に 青いつばさの鳥がきて 今夜も星の実おとします ねむの木かげでねむりなさい ララリリラ ルラリラ ララリリラ ルラリラ…… ねむりの森のねむの木の 枝からおちる星の実を かぞえていればねむります ねむの木かげでねむりなさい ララリリラ ルラリラ ララリリラ ルラリラ…… | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | ねむりの森のねむの木は 金のまつげの星の実が またたきながら光ります ねむの木かげでねむりなさい ララリリラ ルラリラ ララリリラ ルラリラ…… ねむりの森のねむの木に 青いつばさの鳥がきて 今夜も星の実おとします ねむの木かげでねむりなさい ララリリラ ルラリラ ララリリラ ルラリラ…… ねむりの森のねむの木の 枝からおちる星の実を かぞえていればねむります ねむの木かげでねむりなさい ララリリラ ルラリラ ララリリラ ルラリラ…… |
| 杉の木と野菊ひろい野原のまんなかに おおきな杉の木があった おおきな杉の木の下に ちいさな野菊がさいていた ちいさな野菊はうたってた スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ ひろい野原のまんなかの おおきなおおきな杉の木を ちいさな野菊は好きだった 心のそこから好きだった 杉の木みあげてゆれていた スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ あるひとつぜんおおあらし おおきな杉の木の上で まっかな光がきらめくと かみなりドカンとおちてきた おおきな杉の木ひきさいた スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ ひろい野原のまんなかの おおきなおおきな杉の木は いまではかれてしまったが ちいさな野菊はおもいだす だいすきだった杉の木を スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | ひろい野原のまんなかに おおきな杉の木があった おおきな杉の木の下に ちいさな野菊がさいていた ちいさな野菊はうたってた スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ ひろい野原のまんなかの おおきなおおきな杉の木を ちいさな野菊は好きだった 心のそこから好きだった 杉の木みあげてゆれていた スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ あるひとつぜんおおあらし おおきな杉の木の上で まっかな光がきらめくと かみなりドカンとおちてきた おおきな杉の木ひきさいた スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ ひろい野原のまんなかの おおきなおおきな杉の木は いまではかれてしまったが ちいさな野菊はおもいだす だいすきだった杉の木を スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ スキ・スキ・スギノキ スギノキガスキヨ |
| 手のひらを太陽にぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから かなしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ トモダチなんだァ ぼくらはみんな 生きている 生きているから 笑うんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから うれしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮 トンボだって カエルだって ミツバチだって みんな みんな生きているんだ トモダチなんだァ ぼくらはみんな 生きている 生きているから おどるんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから 愛するんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮 スズメだって イナゴだって カゲロウだって みんな みんな生きているんだ トモダチなんだァ | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | ぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから かなしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ トモダチなんだァ ぼくらはみんな 生きている 生きているから 笑うんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから うれしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮 トンボだって カエルだって ミツバチだって みんな みんな生きているんだ トモダチなんだァ ぼくらはみんな 生きている 生きているから おどるんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから 愛するんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮 スズメだって イナゴだって カゲロウだって みんな みんな生きているんだ トモダチなんだァ |
| シドロ・アンド・モドロ生れたばかりのカバの双子 名前も可愛いいシドロアンドモドロ カバの木林で目をさます 月はまん丸 みどりいろ 生れたばかりのカバの双子 よちよち歩きで踊りだす シドロアンドモドロ 生れたばかりのカバの双子 名前も可愛いいシドロアンドモドロ 空を見上げて唱います 大きな鼻をふくらませ 生れたばかりのカバの双子 まわらぬ舌で唱うのは シドロアンドモドロ 生れたばかりのカバの双子 名前も可愛いいシドロアンドモドロ 今度は河で水遊び カバの泳ぎは カバ泳ぎ 生れたばかりのカバの双子 あんまり上手に泳げない シドロアンドモドロ | 杉田かおる | やなせたかし | いずみたく | | 生れたばかりのカバの双子 名前も可愛いいシドロアンドモドロ カバの木林で目をさます 月はまん丸 みどりいろ 生れたばかりのカバの双子 よちよち歩きで踊りだす シドロアンドモドロ 生れたばかりのカバの双子 名前も可愛いいシドロアンドモドロ 空を見上げて唱います 大きな鼻をふくらませ 生れたばかりのカバの双子 まわらぬ舌で唱うのは シドロアンドモドロ 生れたばかりのカバの双子 名前も可愛いいシドロアンドモドロ 今度は河で水遊び カバの泳ぎは カバ泳ぎ 生れたばかりのカバの双子 あんまり上手に泳げない シドロアンドモドロ |
鳥の詩 あなたがいた頃は 笑いさざめき 誰もが幸福に見えていたけど 人は人と別れて あとで何を想う 鳥は鳥と別れて 雲になる 雪になる 私の心が空ならば 必ず真白な鳥が舞う 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩 あなたを想うのは 日ぐれ時から あたりが夕闇に沈む時まで 人は人と別れて 夜にひとり迷う 鳥は鳥と別れて 月になる 風になる 私の心が水ならば 必ず北から鳥が来る 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩 あなたはいつの日か 巣立つ私を 静かな微笑みで見つめてくれる 人は人と別れて 愛の重さ覚え 鳥は鳥と別れて 春になる 秋になる 私の心が湖ならば 必ずやさしい鳥が棲む 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩 | 杉田かおる | 阿久悠 | 坂田晃一 | | あなたがいた頃は 笑いさざめき 誰もが幸福に見えていたけど 人は人と別れて あとで何を想う 鳥は鳥と別れて 雲になる 雪になる 私の心が空ならば 必ず真白な鳥が舞う 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩 あなたを想うのは 日ぐれ時から あたりが夕闇に沈む時まで 人は人と別れて 夜にひとり迷う 鳥は鳥と別れて 月になる 風になる 私の心が水ならば 必ず北から鳥が来る 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩 あなたはいつの日か 巣立つ私を 静かな微笑みで見つめてくれる 人は人と別れて 愛の重さ覚え 鳥は鳥と別れて 春になる 秋になる 私の心が湖ならば 必ずやさしい鳥が棲む 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩 |