柿の実色した水曜日今度君に いつ逢えるかな 偶然街で 逢えたなら やあ こんにちは 元気そうだね それとも 知らん顔をして いつものくせで 腕組んで 空を見上げるの 今日でふた月 別れた日から 忘れるようにしたけれど 声が聞きたい夜があったら たまには電話してもいい いつものくせで ぶっきらぼうに もしもし はいそうです 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た いつか君も 大人になって 結婚する日 来るだろうな 冬と夏に 葉書を一枚 暇があったら 返事ください いつものくせの右下がり 君の文字が見たいから 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た 初めて恋をした… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 今度君に いつ逢えるかな 偶然街で 逢えたなら やあ こんにちは 元気そうだね それとも 知らん顔をして いつものくせで 腕組んで 空を見上げるの 今日でふた月 別れた日から 忘れるようにしたけれど 声が聞きたい夜があったら たまには電話してもいい いつものくせで ぶっきらぼうに もしもし はいそうです 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た いつか君も 大人になって 結婚する日 来るだろうな 冬と夏に 葉書を一枚 暇があったら 返事ください いつものくせの右下がり 君の文字が見たいから 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た 初めて恋をした… |
思い出通り雨君の目は寂しそうに 遠くを見てる あの人を追いかけて 遠くを見てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君はただひとりぼっち ベンチに座る あの人と話をした ベンチに座る 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君の手は悲しそうに 手紙を捨てる あの人の匂いのする 手紙を捨てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君は今 雨の中を 歩き始める あの人を忘れようと 歩き始める 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 君の目は寂しそうに 遠くを見てる あの人を追いかけて 遠くを見てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君はただひとりぼっち ベンチに座る あの人と話をした ベンチに座る 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君の手は悲しそうに 手紙を捨てる あの人の匂いのする 手紙を捨てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君は今 雨の中を 歩き始める あの人を忘れようと 歩き始める 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ |
ここは、沖縄青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー 羽田からジェットで 2時間とちょっとで 夢の島が広がる ここは沖縄 レイ レイ ホー 三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる フェリーボートは夢乗せて ここは沖縄 レイ レイ ホー 酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて 腰を抜かしたそうだよ ここは沖縄 レイ レイ ホー あの娘ちょっぴり黒いけど とても器量がいいと 情が深いと評判 ここは沖縄 レイ レイ ホー 北じゃもうすぐ雪降る なのに半袖姿 日本も広い国だね ここは沖縄 レイ レイ ホー 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー レイ レイ ホー レイ レイ ホー | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー 羽田からジェットで 2時間とちょっとで 夢の島が広がる ここは沖縄 レイ レイ ホー 三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる フェリーボートは夢乗せて ここは沖縄 レイ レイ ホー 酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて 腰を抜かしたそうだよ ここは沖縄 レイ レイ ホー あの娘ちょっぴり黒いけど とても器量がいいと 情が深いと評判 ここは沖縄 レイ レイ ホー 北じゃもうすぐ雪降る なのに半袖姿 日本も広い国だね ここは沖縄 レイ レイ ホー 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー レイ レイ ホー レイ レイ ホー |
影法師おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 好きだと一言いえず 一人後ろ姿見ていた 一人ぼっち 影法師 おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 自転車の後ろに乗せて 夏祭りサーカス見物に 手をつないだ 影法師 おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 好きだと一言いえず 一人後ろ姿見ていた 一人ぼっち 影法師 おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 自転車の後ろに乗せて 夏祭りサーカス見物に 手をつないだ 影法師 おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 |
流星ワルツ誰にも知られず ひっそりと 離ればなれに 生まれ落ち 闇から闇へと かけめぐる 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ 若い日 あなたにめぐり逢い 離れられない 二人には 月日は悲しく 過ぎ去った 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ くちびる重ねて ゆっくりと 二人一緒に 燃えつきる 春までしんぼう もう少し 男と女の流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 誰にも知られず ひっそりと 離ればなれに 生まれ落ち 闇から闇へと かけめぐる 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ 若い日 あなたにめぐり逢い 離れられない 二人には 月日は悲しく 過ぎ去った 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ くちびる重ねて ゆっくりと 二人一緒に 燃えつきる 春までしんぼう もう少し 男と女の流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ |
風来坊 この空どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 雲がちぎれ 消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピュー ピュー 身体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 背中丸め 直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ 気付く道 風来坊 強がりがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 瞳熱く うるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも 一度は上る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 影が長く 伸びるだけ 坂は続く 続く 坂は続く 続く…… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | この空どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 雲がちぎれ 消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピュー ピュー 身体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 背中丸め 直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ 気付く道 風来坊 強がりがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 瞳熱く うるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも 一度は上る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 影が長く 伸びるだけ 坂は続く 続く 坂は続く 続く…… |
美しく燃えて脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ そろえかけて やめました ドアを閉めて 一度だけ あなたの名前に サヨナラ 何も言わず 出てゆくけど それがボクのあなたへの せめてもの やさしさと いつか気づいて くれるでしょうか あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた 背伸びしてた ボクの気持ちに ほほえんだのは あの日のあなた ワイン持つ手や タバコのポーズ すべてがボクより 似合っていた あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ そろえかけて やめました ドアを閉めて 一度だけ あなたの名前に サヨナラ 何も言わず 出てゆくけど それがボクのあなたへの せめてもの やさしさと いつか気づいて くれるでしょうか あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた 背伸びしてた ボクの気持ちに ほほえんだのは あの日のあなた ワイン持つ手や タバコのポーズ すべてがボクより 似合っていた あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた |
雨ふり道玄坂雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える ただあなたに嫌われないように いつか 長い髪も切ったのに 電話ボックスで夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日 ただあなたの笑顔が見たくて 一人 馬鹿げた事もしてきた あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ 今日が二人の終わりだなんて 誰がきめたの一年少しで ただあなたに夢中で暮らしてきた今は 誰も何も信じたくない あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える ただあなたに嫌われないように いつか 長い髪も切ったのに 電話ボックスで夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日 ただあなたの笑顔が見たくて 一人 馬鹿げた事もしてきた あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ 今日が二人の終わりだなんて 誰がきめたの一年少しで ただあなたに夢中で暮らしてきた今は 誰も何も信じたくない あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ |
風の船(海よりも深く…)船は行く波の上 あなたが好きだった街 あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ 暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える 潮風に月あかり 夏の夜は始まる 忘れるために来た 一人の旅なのに それでも あなたの面影 夢に見る 流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に 船は行く波の上 飛魚がはねる 北陸の海をすべり 交わる空は悲しい 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 船は行く波の上 あなたが好きだった街 あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ 暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える 潮風に月あかり 夏の夜は始まる 忘れるために来た 一人の旅なのに それでも あなたの面影 夢に見る 流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に 船は行く波の上 飛魚がはねる 北陸の海をすべり 交わる空は悲しい 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く |
街はひたすらひと雨ごとに風は冷たく吹いて 空の蒼さに 木の葉を落とし 季節を変えています 人波の中重い足どり 通りすぎて 振り向けば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 生きる道での 辛い別れを思い そっと机に 涙を落とし 雨音 聞いています 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | ひと雨ごとに風は冷たく吹いて 空の蒼さに 木の葉を落とし 季節を変えています 人波の中重い足どり 通りすぎて 振り向けば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 生きる道での 辛い別れを思い そっと机に 涙を落とし 雨音 聞いています 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し |
初夏噴水の前で 記念写真を 撮っているのは 新婚さんかな ぼくは座って それを見ている 鳩はつついてる とうきびの殻を 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 時計台を見て たむろしている 大きなリュックの黒いカニ族 ぼくは通り過ぎ 見ない振りして 道を聞かぬよう 声をかけぬよう 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 地下街はいつも都会の顔して 狸小路を 田舎扱い ぼくは地下鉄の電車を待ってる センチメンタルに浸った振りして 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 噴水の前で 記念写真を 撮っているのは 新婚さんかな ぼくは座って それを見ている 鳩はつついてる とうきびの殻を 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 時計台を見て たむろしている 大きなリュックの黒いカニ族 ぼくは通り過ぎ 見ない振りして 道を聞かぬよう 声をかけぬよう 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 地下街はいつも都会の顔して 狸小路を 田舎扱い ぼくは地下鉄の電車を待ってる センチメンタルに浸った振りして 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる |
南風の頃南風吹いたら 流れ雲流れて 本棚の写真帳 色あせたまま 陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ 縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます 南風吹いたら 吹き流し流れて 本棚の日記帳 書き残したまま こぼれ落ちる押し花に あなたを想いつつ 足組んで ひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます | ふきのとう | 村上実 | 山木康世 | | 南風吹いたら 流れ雲流れて 本棚の写真帳 色あせたまま 陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ 縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます 南風吹いたら 吹き流し流れて 本棚の日記帳 書き残したまま こぼれ落ちる押し花に あなたを想いつつ 足組んで ひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます |
青空くわえ煙草で 公園のベンチに 物憂げに座る 男がひとり 冷やかに見据える あの鋭い目から また逃げ出して 来たらしい 吹き上げる風に 背中を向けるのは 心を閉ざしたからじゃなく 彼の得意なポーズだってことは 鏡の裏に見えている 夢見た夢が ひとつまたひとつ 腕から滑り落ちてゆく けれど恐いのは その事じゃない 夢が壊れる事じゃない 夢があるんだと ただそれだけで 何かを掴んだつもりになって 死んじまった夢を 抱えたまま気付きもせず ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 誰の心にも 扉を閉めきった うす暗い部屋がひとつある そこには踞り 孤独という名の あめ玉をしゃぶる 子供がひとり 優しさをぐしゃりと 無邪気に踏みつけて 自分の涙だけを 手で拭う 飽きた玩具には 振り向くこともなく ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 廃墟を塗り潰してしまえ | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | くわえ煙草で 公園のベンチに 物憂げに座る 男がひとり 冷やかに見据える あの鋭い目から また逃げ出して 来たらしい 吹き上げる風に 背中を向けるのは 心を閉ざしたからじゃなく 彼の得意なポーズだってことは 鏡の裏に見えている 夢見た夢が ひとつまたひとつ 腕から滑り落ちてゆく けれど恐いのは その事じゃない 夢が壊れる事じゃない 夢があるんだと ただそれだけで 何かを掴んだつもりになって 死んじまった夢を 抱えたまま気付きもせず ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 誰の心にも 扉を閉めきった うす暗い部屋がひとつある そこには踞り 孤独という名の あめ玉をしゃぶる 子供がひとり 優しさをぐしゃりと 無邪気に踏みつけて 自分の涙だけを 手で拭う 飽きた玩具には 振り向くこともなく ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 廃墟を塗り潰してしまえ |
北窓をあけて山影に消え残っている 灰色の雪も 春の陽ざしにまた少し 融けていった 幸せ色 悲しみ色 人の心も あの青空ほど晴れやかに なれるといいね 坂道を登る僕の足元に 雪融けの水が 昨日に流れてゆく 鮮やかに緑目覚めるこの季節 昨日までを 忘れ去ることも大切だよと 言ってる気がする 訪れる春 まぶしくて 後ろを向いても そこに今がないことに 気づくだけだから コートを脱いで 少し心を軽くして 夢中になれる何かを 皆探している 北窓をあけて 吹き抜けて行く風に そっと胸の中 覗かせるのもいい 鮮やかに緑目覚めるこの季節 昨日までを 忘れ去ることも大切だよと 言ってる気がする 去りゆく季節に 巡り逢うように いつの日か 人生の交差点で 君と出逢うだろう | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 山影に消え残っている 灰色の雪も 春の陽ざしにまた少し 融けていった 幸せ色 悲しみ色 人の心も あの青空ほど晴れやかに なれるといいね 坂道を登る僕の足元に 雪融けの水が 昨日に流れてゆく 鮮やかに緑目覚めるこの季節 昨日までを 忘れ去ることも大切だよと 言ってる気がする 訪れる春 まぶしくて 後ろを向いても そこに今がないことに 気づくだけだから コートを脱いで 少し心を軽くして 夢中になれる何かを 皆探している 北窓をあけて 吹き抜けて行く風に そっと胸の中 覗かせるのもいい 鮮やかに緑目覚めるこの季節 昨日までを 忘れ去ることも大切だよと 言ってる気がする 去りゆく季節に 巡り逢うように いつの日か 人生の交差点で 君と出逢うだろう |
星空のページェント梢をすべり落ちる星 真夏の覗わい 遥か宇宙をさまよって 燃えて落ちて行く 星空のページェント 朝まで 君を両腕で 抱きしめて Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night 僕らを乗せて飛んで行く 宇宙船地球号 遥か銀河の風を受け 過去から未来へ 星空のページェント 朝まで 君を両腕で 抱きしめて Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night 見果てぬ夢に願いを込めて 咲いたロマンスきらめくロマンス 星が流れる夜空を駆けて 青い命 永遠に輝け Starry Light ただ見つめ合う Lovely Night 言葉はいらない Starry Light 流れる星の Lovely Night きらめく夜に Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 梢をすべり落ちる星 真夏の覗わい 遥か宇宙をさまよって 燃えて落ちて行く 星空のページェント 朝まで 君を両腕で 抱きしめて Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night 僕らを乗せて飛んで行く 宇宙船地球号 遥か銀河の風を受け 過去から未来へ 星空のページェント 朝まで 君を両腕で 抱きしめて Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night 見果てぬ夢に願いを込めて 咲いたロマンスきらめくロマンス 星が流れる夜空を駆けて 青い命 永遠に輝け Starry Light ただ見つめ合う Lovely Night 言葉はいらない Starry Light 流れる星の Lovely Night きらめく夜に Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night Starry Light Lovely Night |
枯葉北の街の夕暮れを あてもないままゆけば 歩くよりも立ち止まる そのことの方が多い 街はずれの公園 懐かしむように歩く 恋人たち 肩を寄せ合う 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 君と別れたあの頃は ほんのはずみで 想い出はボロボロこぼれて落ちたよ 想い出に生きた日々は とてもつらいけれど 忘れてしまうことの淋しさは たとえば秋の 風に誰も気付かぬうちに はらはら落ちる 枯れ葉にどこか 似ていませんか いつか違う人と たとえ愛を誓いあったときも この道は誰とも 歩かないと決めていた 小さな街のことです 2人だけのあの場所さえ 新しい出逢いの場所として 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 想い出がみんな優しいのは 時の流れに運ばれて 静かに消えてゆくからです | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 北の街の夕暮れを あてもないままゆけば 歩くよりも立ち止まる そのことの方が多い 街はずれの公園 懐かしむように歩く 恋人たち 肩を寄せ合う 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 君と別れたあの頃は ほんのはずみで 想い出はボロボロこぼれて落ちたよ 想い出に生きた日々は とてもつらいけれど 忘れてしまうことの淋しさは たとえば秋の 風に誰も気付かぬうちに はらはら落ちる 枯れ葉にどこか 似ていませんか いつか違う人と たとえ愛を誓いあったときも この道は誰とも 歩かないと決めていた 小さな街のことです 2人だけのあの場所さえ 新しい出逢いの場所として 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 想い出がみんな優しいのは 時の流れに運ばれて 静かに消えてゆくからです |
YABO星が綺麗 銀の星 人が恋し 恋の夜 逢えないあなたへの夢は 夜空をかけめぐる 見果てぬ今夜は あなたに未練です 帰ろう mumu~ YABOな夢 来ない mumu~ YABOな人 指を鳴らし 口笛を 好きなメロディー ♪~ 哀しいあなたへの唄を 夜道にたたずんで 朝から晩まで あなたに首ったけ 帰ろう mumu~ YABOな夜 来ない mumu~ YABOな人 かなわぬあなたへの愛は 夜ごとつのるばかり 冷たい夜風は 誰れかによく似てる 帰ろう mumu~ YABOな風 来ない mumu~ YABOな人 帰ろう mumu~ YABOな風 来ない mumu~ YABOな人 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 星が綺麗 銀の星 人が恋し 恋の夜 逢えないあなたへの夢は 夜空をかけめぐる 見果てぬ今夜は あなたに未練です 帰ろう mumu~ YABOな夢 来ない mumu~ YABOな人 指を鳴らし 口笛を 好きなメロディー ♪~ 哀しいあなたへの唄を 夜道にたたずんで 朝から晩まで あなたに首ったけ 帰ろう mumu~ YABOな夜 来ない mumu~ YABOな人 かなわぬあなたへの愛は 夜ごとつのるばかり 冷たい夜風は 誰れかによく似てる 帰ろう mumu~ YABOな風 来ない mumu~ YABOな人 帰ろう mumu~ YABOな風 来ない mumu~ YABOな人 |
12月の雨外は朝早くから 篠つく雨 ぼんやり煙草をくわえ ながめている 寒さまじりの 季節はずれの雨 君は今頃どこかで どうしているんだろう も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 冷えた部屋の中に ただよう煙 いつか君と2人 肩寄せ合って いつまでも2人歩いた 雨の電車通り やみそうもない雨 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい あれからどのぐらい 過ぎただろうか 君の涙に濡れた 最後の悲しい 何かいいたそうな 黒い瞳を 想い出させる 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 僕はあいも変わらず 昔と同じ 旅から旅への 毎日です こうして一年があっという間に 足早に過ぎてゆく事に つらく思う時がある も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の December rain rain December rain … | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 外は朝早くから 篠つく雨 ぼんやり煙草をくわえ ながめている 寒さまじりの 季節はずれの雨 君は今頃どこかで どうしているんだろう も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 冷えた部屋の中に ただよう煙 いつか君と2人 肩寄せ合って いつまでも2人歩いた 雨の電車通り やみそうもない雨 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい あれからどのぐらい 過ぎただろうか 君の涙に濡れた 最後の悲しい 何かいいたそうな 黒い瞳を 想い出させる 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 僕はあいも変わらず 昔と同じ 旅から旅への 毎日です こうして一年があっという間に 足早に過ぎてゆく事に つらく思う時がある も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の December rain rain December rain … |
冬銀河冬の朝の窓辺に 風を送る 春の香りする おはようの風 辛く悲しい時は 声を出して 呼んでくれたなら 力になるよ Di…… 幸せになりたいね ほんの少し ぜいたくも少し今より少し 眠るあなたのもとに 夢を送る 幼い頃見た 七色の夢 Di…… いつか手と手をつなぎ 歩く日迄 僕は僕なりに 生きているから 寒い空を流れる 冬の銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 冬の朝の窓辺に 風を送る 春の香りする おはようの風 辛く悲しい時は 声を出して 呼んでくれたなら 力になるよ Di…… 幸せになりたいね ほんの少し ぜいたくも少し今より少し 眠るあなたのもとに 夢を送る 幼い頃見た 七色の夢 Di…… いつか手と手をつなぎ 歩く日迄 僕は僕なりに 生きているから 寒い空を流れる 冬の銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 |
ジャマイカの風行ってみたいなジャマイカ 大きな船に乗って 南の国は遠い 常夏の国 行ってみたいなジャマイカ 空ははるかに広い ココナッツの木の下で 愛をささやく 遠い海を渡ってくる 君からの便りは 南の風に乗って ジャマイカの風 行ってみたいなジャマイカ 白い開襟シャツで 夢は頭を巡る ジャマイカの風 行ってみたいなジャマイカ 見知らぬ人に逢って コンニチハとサヨナラ 言ってみたいな 遠い海を渡ってくる 君からの便りは 南の風に乗って ジャマイカの風 遠い海を渡ってくる 君からの便りは 南の風に乗って ジャマイカの風 ジャマイカの風 ジャマイカの風 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 行ってみたいなジャマイカ 大きな船に乗って 南の国は遠い 常夏の国 行ってみたいなジャマイカ 空ははるかに広い ココナッツの木の下で 愛をささやく 遠い海を渡ってくる 君からの便りは 南の風に乗って ジャマイカの風 行ってみたいなジャマイカ 白い開襟シャツで 夢は頭を巡る ジャマイカの風 行ってみたいなジャマイカ 見知らぬ人に逢って コンニチハとサヨナラ 言ってみたいな 遠い海を渡ってくる 君からの便りは 南の風に乗って ジャマイカの風 遠い海を渡ってくる 君からの便りは 南の風に乗って ジャマイカの風 ジャマイカの風 ジャマイカの風 |
待ちわび通り待ち合わせ 久し振り 遅れて 改札すり抜ける あなたを見つけた 何時からだろう 駆けてゆく あなたの背中を ながめてばかりいたような そんな気がする 肩寄せて ほほえんで 傍に来て 言わないで誰かのことは それ以上 恋人と呼ばれてた あの頃のままに 優しいしぐさだけ 見せてよ 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない 思い出のひとつひとつたぐり寄せ 言葉にすればあなた 無口になる 意地悪な気持ち それも愛かしら あなたの瞳に愛を探していたのに 誰かがそっと腕を回せば サラリとすり抜け駆けてゆく ずっとそのまま 振り向いてしまえば 立ち止まるから きっときっと立ち止まるから 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 待ち合わせ 久し振り 遅れて 改札すり抜ける あなたを見つけた 何時からだろう 駆けてゆく あなたの背中を ながめてばかりいたような そんな気がする 肩寄せて ほほえんで 傍に来て 言わないで誰かのことは それ以上 恋人と呼ばれてた あの頃のままに 優しいしぐさだけ 見せてよ 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない 思い出のひとつひとつたぐり寄せ 言葉にすればあなた 無口になる 意地悪な気持ち それも愛かしら あなたの瞳に愛を探していたのに 誰かがそっと腕を回せば サラリとすり抜け駆けてゆく ずっとそのまま 振り向いてしまえば 立ち止まるから きっときっと立ち止まるから 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない |
旅鴉の唄たった一度の人生を これが運命(さだめ)とあきらめ 愛をどこかに置き忘れ 生きることに疲れて がんじがらめの世の中を 渡り歩く旅鴉 雪の積もる山路を 走りたくないか 木枯らし吹きまくる 冬疾風の中で どうせ生きなきゃならないし 一人死ぬには勇気もない 時の流れに身をまかせ 水の流れに身を映し 心ふさいで目を閉じて 思い悩む旅鴉 風に転がる石よりも 根無し草でいい 季節が繰り返し 生まれ変わる今は 沈む夕陽をみつめてる 一人ぼっちの旅鴉 心優しきあの女(ひと)を 愛してみないか 酔いつぶれた町に 背中向ける前に 酔いつぶれた町に 背中向ける前に | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | たった一度の人生を これが運命(さだめ)とあきらめ 愛をどこかに置き忘れ 生きることに疲れて がんじがらめの世の中を 渡り歩く旅鴉 雪の積もる山路を 走りたくないか 木枯らし吹きまくる 冬疾風の中で どうせ生きなきゃならないし 一人死ぬには勇気もない 時の流れに身をまかせ 水の流れに身を映し 心ふさいで目を閉じて 思い悩む旅鴉 風に転がる石よりも 根無し草でいい 季節が繰り返し 生まれ変わる今は 沈む夕陽をみつめてる 一人ぼっちの旅鴉 心優しきあの女(ひと)を 愛してみないか 酔いつぶれた町に 背中向ける前に 酔いつぶれた町に 背中向ける前に |
ひとりの君へ…そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば春の緑の野辺に 風にふるえる蕾のように 眩暈から覚めた君は ひばりの声をきく 白いうなじに唇よせて 愛の予感を君に告げよう 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば秋の燃える星座に かすかに揺れる流れ星のように 堕ちていってしまいそうな 君の美しさを守り続けよう 僕のこの手で 強く抱きしめもう二度と離さない 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう 君を心から 君だけを見つめよう | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば春の緑の野辺に 風にふるえる蕾のように 眩暈から覚めた君は ひばりの声をきく 白いうなじに唇よせて 愛の予感を君に告げよう 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば秋の燃える星座に かすかに揺れる流れ星のように 堕ちていってしまいそうな 君の美しさを守り続けよう 僕のこの手で 強く抱きしめもう二度と離さない 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう 君を心から 君だけを見つめよう |
輝く朝に~ABRAXAS~あなたの瞳は 私の心 震わせる 仄かな風のように 波の音きらめく 輝く朝は 妖精の 唄のように始まる 束ねた髪やさしく ほどいて みせてよ あなたのすべてを Sunrise & Day Light 喜びに満ちた朝の陽が 二人を包む 離れられない あなただから 僕が守り続けていたい 青い空消えゆく 虹の色だね 美しいままで そばにいて あなたは他の 誰とも違う ABRAXAS なぞめいた女神 見つめるだけじゃ たりない 指先 ため息 すべてが愛しい Sunrise & Day Light あるがままに自由な翼を ひろげなさい 胸に落ちた ひと粒のMorning Dew それがあなただと今わかる Sunrise & Day Light 喜びに満ちた朝の陽が二人を包む 嘘は言わない何も言わない あなたとならどこまでもゆける | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | あなたの瞳は 私の心 震わせる 仄かな風のように 波の音きらめく 輝く朝は 妖精の 唄のように始まる 束ねた髪やさしく ほどいて みせてよ あなたのすべてを Sunrise & Day Light 喜びに満ちた朝の陽が 二人を包む 離れられない あなただから 僕が守り続けていたい 青い空消えゆく 虹の色だね 美しいままで そばにいて あなたは他の 誰とも違う ABRAXAS なぞめいた女神 見つめるだけじゃ たりない 指先 ため息 すべてが愛しい Sunrise & Day Light あるがままに自由な翼を ひろげなさい 胸に落ちた ひと粒のMorning Dew それがあなただと今わかる Sunrise & Day Light 喜びに満ちた朝の陽が二人を包む 嘘は言わない何も言わない あなたとならどこまでもゆける |
何故 愛は…何故愛は いつも揺れるの 永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに 何故心 いつも揺れるの 二人の愛 色あせてゆく どうしてだろう まぶた閉じれば かえらない夏の日が 浮かんでは消える 目と目を合わせて 微笑み交わすけど 今の二人 どこか違うね 何か言いかけて あなたがためらう 時は静かに すべてを変えてゆく 何故愛は いつも揺れるの 永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに 何故心 いつも揺れるの 二人の愛 色あせてゆく あなたの気持ち 知らなくてもいいと 投げやりな自分が悲しいね 見つめ合うだけで 分かりあえた あんなに愛してた二人だったね あの日のままで 居られるわけもない 時は静かに すべてを変えてゆく 何故愛は いつも揺れるの 永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに 何故心 いつも揺れるの 二人の愛 色あせてゆく 何故 愛は… 何故 愛は… 何故 愛は… | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 何故愛は いつも揺れるの 永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに 何故心 いつも揺れるの 二人の愛 色あせてゆく どうしてだろう まぶた閉じれば かえらない夏の日が 浮かんでは消える 目と目を合わせて 微笑み交わすけど 今の二人 どこか違うね 何か言いかけて あなたがためらう 時は静かに すべてを変えてゆく 何故愛は いつも揺れるの 永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに 何故心 いつも揺れるの 二人の愛 色あせてゆく あなたの気持ち 知らなくてもいいと 投げやりな自分が悲しいね 見つめ合うだけで 分かりあえた あんなに愛してた二人だったね あの日のままで 居られるわけもない 時は静かに すべてを変えてゆく 何故愛は いつも揺れるの 永遠(とわ)の誓い 嘘じゃないのに 何故心 いつも揺れるの 二人の愛 色あせてゆく 何故 愛は… 何故 愛は… 何故 愛は… |
ココナッツ・ムーン君に手紙を書いたのに うまい言葉が見つからず あい変わらずの へたくそな文字 笑わないでくれ 黒のインクは便せんに 次の言葉に待ち疲れ にじみ出して それは僕の心の戸惑い ガラス窓から射し込む ココナッツ・ムーン 今日は朝まで 眠りつけそうにない あの娘の部屋に射し込む ココナッツ・ムーン どうぞ優しく包んで 起こさないで 忍び込んで 心に 耳を澄ませば遠くから 甘くささやく虫達は 恋の駆け引き 草いきれの中 震えながら 夜のしじまに広がる ココナッツ・ムーン 今日は独りで 眠りつけそうにない 都会の海原広がる ココナッツ・ムーン どうぞ優しく包んで 起こさないで 忍び込んで 激しく 君に手紙を書いたのに うまい言葉が見つからず あい変わらずの へたくそな文字 笑わないでくれ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 君に手紙を書いたのに うまい言葉が見つからず あい変わらずの へたくそな文字 笑わないでくれ 黒のインクは便せんに 次の言葉に待ち疲れ にじみ出して それは僕の心の戸惑い ガラス窓から射し込む ココナッツ・ムーン 今日は朝まで 眠りつけそうにない あの娘の部屋に射し込む ココナッツ・ムーン どうぞ優しく包んで 起こさないで 忍び込んで 心に 耳を澄ませば遠くから 甘くささやく虫達は 恋の駆け引き 草いきれの中 震えながら 夜のしじまに広がる ココナッツ・ムーン 今日は独りで 眠りつけそうにない 都会の海原広がる ココナッツ・ムーン どうぞ優しく包んで 起こさないで 忍び込んで 激しく 君に手紙を書いたのに うまい言葉が見つからず あい変わらずの へたくそな文字 笑わないでくれ |
季節の夕暮れひとり夢みた街に 今日も雨が降る 夜に見上げる空も 押し黙ったままの空 通りすがりの人が なぜか急ぎ足 そこにあるのはひとつ 生き抜く知恵と賢さ 涙を隠して 作り笑いの日々 何かを忘れたまま さすらす街の旅人 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う 愛しても愛されず 空回りの街 何をしてもうまく いかない事に苦しみ あまりの人の多さに 会話を無くして あてもなく漂えば しらけぎみの風が吹く 何かをする為 誰か愛する為 この世に生まれてきたはずだ きっと君と僕 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う あれほど荒んでいた 乾いた心の中の 風も雨も 少し止んできた 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | ひとり夢みた街に 今日も雨が降る 夜に見上げる空も 押し黙ったままの空 通りすがりの人が なぜか急ぎ足 そこにあるのはひとつ 生き抜く知恵と賢さ 涙を隠して 作り笑いの日々 何かを忘れたまま さすらす街の旅人 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う 愛しても愛されず 空回りの街 何をしてもうまく いかない事に苦しみ あまりの人の多さに 会話を無くして あてもなく漂えば しらけぎみの風が吹く 何かをする為 誰か愛する為 この世に生まれてきたはずだ きっと君と僕 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う あれほど荒んでいた 乾いた心の中の 風も雨も 少し止んできた 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う |
銀色の世界秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と歩いたね 銀杏並木 枯葉の散る 地下鉄までの道 風の中で 君の笑顔 きらきら かがやいてた すれちがう女学生 恋する乙女 そういえば いつか 君と話したね オーロラ便でこの街にきた 遠い日の思い出 まだこの僕と出会う前の 二十すぎの君 あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と旅したね 走る電車 日だまりの中 ひろがる れんげ畑 忘れるには未だ早くて 思い出が多くて あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 銀色の世界 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と歩いたね 銀杏並木 枯葉の散る 地下鉄までの道 風の中で 君の笑顔 きらきら かがやいてた すれちがう女学生 恋する乙女 そういえば いつか 君と話したね オーロラ便でこの街にきた 遠い日の思い出 まだこの僕と出会う前の 二十すぎの君 あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と旅したね 走る電車 日だまりの中 ひろがる れんげ畑 忘れるには未だ早くて 思い出が多くて あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 銀色の世界 |
涙のらぶれたあ霧雨ノ煙ル交差点デ アナタニヨク似タ人見カケタ 思ワズ足ヲ止メマシタ マダ肌寒イ春ノ街デ ドウシテイマスカ元気デスカ アナタニモ一度会エタラト 訪ネテミマシタ留守デシタ 何故カ涙ガコボレマシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 悲シイダケノ思イ出ハ 巡ル月日ニ色アセタ 今デハ懐シイ片想イ 儚イ恋ノ終ワリデシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 Ra、ra、ra… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 霧雨ノ煙ル交差点デ アナタニヨク似タ人見カケタ 思ワズ足ヲ止メマシタ マダ肌寒イ春ノ街デ ドウシテイマスカ元気デスカ アナタニモ一度会エタラト 訪ネテミマシタ留守デシタ 何故カ涙ガコボレマシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 悲シイダケノ思イ出ハ 巡ル月日ニ色アセタ 今デハ懐シイ片想イ 儚イ恋ノ終ワリデシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 Ra、ra、ra… |
メロディー緑に囲まれた 北国の街 あなたを見かけた 思い出の道 初めて声をかけた 夏の夜に 星達がにぎやかに みつめていた あなたをいつしか 愛していた 燃えるその心に 照れながら 言葉はいらない そばにいれば あなたの温もり 思いやりが 手にとるように分かり うれしかったよ 若い日のあなたと私のメロディー あなたといつしか 歩いていた 燃える夕焼けの空 坂道を 死ぬまであなたを 離さない あなたと生きて行く 長い道を これから始まる 新しい日々 若い日のあなたと私のメロディー 若い日のあなたと私のメロディー | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 緑に囲まれた 北国の街 あなたを見かけた 思い出の道 初めて声をかけた 夏の夜に 星達がにぎやかに みつめていた あなたをいつしか 愛していた 燃えるその心に 照れながら 言葉はいらない そばにいれば あなたの温もり 思いやりが 手にとるように分かり うれしかったよ 若い日のあなたと私のメロディー あなたといつしか 歩いていた 燃える夕焼けの空 坂道を 死ぬまであなたを 離さない あなたと生きて行く 長い道を これから始まる 新しい日々 若い日のあなたと私のメロディー 若い日のあなたと私のメロディー |
五月雨雨の雫が 窓にしがみつく 変わることが 生きることだと いつかあなたが 言ってた言葉 私を待って いたんじゃなかった 他の誰れか 待ちくたびれただけ そんなあなたの 心がせつない 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 もどりたそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる 優しい人と いつも言われてた ただあなたが 離れてしまうこと ずっと恐かった ただそれだけ 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの恋の終わりに すまなそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる たよりないね 恋心 | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 雨の雫が 窓にしがみつく 変わることが 生きることだと いつかあなたが 言ってた言葉 私を待って いたんじゃなかった 他の誰れか 待ちくたびれただけ そんなあなたの 心がせつない 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 もどりたそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる 優しい人と いつも言われてた ただあなたが 離れてしまうこと ずっと恐かった ただそれだけ 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの恋の終わりに すまなそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる たよりないね 恋心 |
CLOSINGGood night…… | ふきのとう | ふきのとう | 山木康世 | | Good night…… |
沫雪ひと夜降り続いた 静かな雨が 夜明けに 季節はずれの沫雪にかわった 瓦屋根に落ちて すぐに溶ける 儚い白い雪に 手を伸ばしてみる 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった 愛を語り過ぎた 朝にやってくる 虚ろな静けさの中で 愛した人は……遠い 想い出と呼べるものがひとつ 一本の小さな棘が 胸に刺ったまま 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった あの沫雪のように あゝ あの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | ひと夜降り続いた 静かな雨が 夜明けに 季節はずれの沫雪にかわった 瓦屋根に落ちて すぐに溶ける 儚い白い雪に 手を伸ばしてみる 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった 愛を語り過ぎた 朝にやってくる 虚ろな静けさの中で 愛した人は……遠い 想い出と呼べるものがひとつ 一本の小さな棘が 胸に刺ったまま 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった あの沫雪のように あゝ あの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった |
風を見ていた安兵衛風を見ていた安兵衛は 足を踏み出し始める 旅立つ時が来たんだ 吹きすさんだ日々の中で 当分は戻らんぞ 負け犬になって戻らんぞ あの山越えたら火を焚こう 煙が見えたら手を振れよ 一人旅立つ安兵衛は いつか戻って来るけど このまま死ぬまでこの町で 終りたくはないんだと 心配はいらないよ 雨風しのげりゃどうにか はるか西の空一番星が見えたら手を振れよ 涙をこらえて安兵衛は 悲しみを乗り越えて今 一本道をどこまでも 季節は秋から冬へ 魚には海原があり 鳥には広い空があるように おいらにも生きる道がある 自分の道があるはずだ 当分は戻らんぞ 負け犬になって戻らんぞ あの山越えたら火を焚こう 煙が見えたら手を振れよ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 風を見ていた安兵衛は 足を踏み出し始める 旅立つ時が来たんだ 吹きすさんだ日々の中で 当分は戻らんぞ 負け犬になって戻らんぞ あの山越えたら火を焚こう 煙が見えたら手を振れよ 一人旅立つ安兵衛は いつか戻って来るけど このまま死ぬまでこの町で 終りたくはないんだと 心配はいらないよ 雨風しのげりゃどうにか はるか西の空一番星が見えたら手を振れよ 涙をこらえて安兵衛は 悲しみを乗り越えて今 一本道をどこまでも 季節は秋から冬へ 魚には海原があり 鳥には広い空があるように おいらにも生きる道がある 自分の道があるはずだ 当分は戻らんぞ 負け犬になって戻らんぞ あの山越えたら火を焚こう 煙が見えたら手を振れよ |
おまえと生きる何もいらない おまえがいれば 側にいてくれ 話がしたい はるか遠い幼い頃 どんな少女でした 同じような時代の中 生きてめぐり逢えた そして今はかけがえのない 嬉しさを見る 人には優しく 自分に厳しく できることなら そうありたいね 人間だから我がままもある 涙飲むこともあるね それよりいやな思い出ならば 忘れるようにしよう そして今は生きてることを かみしめてみる 生きるってことは 悲しいことか 歩くってことは 辛いことか つまずいても転ばぬよう 手をさしのべるから 嘘でもいい 笑ってくれ 子供みたいな顔で そして今は生きがいとしての おまえと生きる そして今は生きがいとしての おまえと生きる | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 何もいらない おまえがいれば 側にいてくれ 話がしたい はるか遠い幼い頃 どんな少女でした 同じような時代の中 生きてめぐり逢えた そして今はかけがえのない 嬉しさを見る 人には優しく 自分に厳しく できることなら そうありたいね 人間だから我がままもある 涙飲むこともあるね それよりいやな思い出ならば 忘れるようにしよう そして今は生きてることを かみしめてみる 生きるってことは 悲しいことか 歩くってことは 辛いことか つまずいても転ばぬよう 手をさしのべるから 嘘でもいい 笑ってくれ 子供みたいな顔で そして今は生きがいとしての おまえと生きる そして今は生きがいとしての おまえと生きる |
ほととぎすもうはばたけぬ ほととぎす鳴いている その身をなげいてか 故知れず悲しげに 空を行くちぎれ雲 置いてくな見えるだろう 一筋の木洩れ陽を見上げてる 命ひとつ ひとり待ちぼうけ それとも置き去りか ひとり松林 涙雨降りてくる この世をなげいてか 故知れず悲しげに 年老いた身の辛さ おまえにはわかるだろう 虹の羽根空に広げ 抱いてくれ 命ひとつ 帰れほととぎす どこまでも天高く 年老いた身の辛さ おまえにはわかるだろう 虹の羽根空に広げ 抱いてくれ 命ひとつ 帰れほととぎす どこまでも天高く 帰れ ほととぎす どこまでも天高く | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | もうはばたけぬ ほととぎす鳴いている その身をなげいてか 故知れず悲しげに 空を行くちぎれ雲 置いてくな見えるだろう 一筋の木洩れ陽を見上げてる 命ひとつ ひとり待ちぼうけ それとも置き去りか ひとり松林 涙雨降りてくる この世をなげいてか 故知れず悲しげに 年老いた身の辛さ おまえにはわかるだろう 虹の羽根空に広げ 抱いてくれ 命ひとつ 帰れほととぎす どこまでも天高く 年老いた身の辛さ おまえにはわかるだろう 虹の羽根空に広げ 抱いてくれ 命ひとつ 帰れほととぎす どこまでも天高く 帰れ ほととぎす どこまでも天高く |
ば~じにあ・すりむカラカラと風に吹かれて 枯葉は灰色の街をすべる コートの衿を立てながら 君は髪を気遺う あの角を曲がれば二度と 肩を並べて歩くこともない 人混みが嫌いな僕につきあって 時間をもてあまして 膝小僧を抱えることもない 絡まった糸は 引きちぎるほうが簡単だから Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば けだるそうに椅子に凭れて 白い指にはバージニア・スリム この街がとても似合うよ そう今の君になら 飲み干したコーヒーカップに こびりついた思い出 僕は見てる 好きなのに色褪せた訳は 多分こんなふう 僕の心の中で君がおとなになることをやめたから 外れない知恵の輪なんか 捨ててしまえばいい Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば 僕の心の中で君がおとなになることをやめたから 外れない知恵の輪なんか 捨ててしまえばいい Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | カラカラと風に吹かれて 枯葉は灰色の街をすべる コートの衿を立てながら 君は髪を気遺う あの角を曲がれば二度と 肩を並べて歩くこともない 人混みが嫌いな僕につきあって 時間をもてあまして 膝小僧を抱えることもない 絡まった糸は 引きちぎるほうが簡単だから Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば けだるそうに椅子に凭れて 白い指にはバージニア・スリム この街がとても似合うよ そう今の君になら 飲み干したコーヒーカップに こびりついた思い出 僕は見てる 好きなのに色褪せた訳は 多分こんなふう 僕の心の中で君がおとなになることをやめたから 外れない知恵の輪なんか 捨ててしまえばいい Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば 僕の心の中で君がおとなになることをやめたから 外れない知恵の輪なんか 捨ててしまえばいい Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば Bye-Bye さよなら Good-bye さらば |
まるで気まぐれ秋の風あいつの心のように くるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く 木枯しに揺れて乱れた 亜麻色の髪を掻き上げている 溜息さえも 凍てつく風に 熱い涙と 唇噛んで 目を閉じて 手探りしても 探したものは 掴めなかったよ 憶病なんだと 俯かないで あいつのせいだと 笑い飛ばして そうさ あいつの心のようにくるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く 優しかった その人の名を 小さな声で 呼んでいるんだね 追いかけてみても 雲は流れる 明日になれば 止むはず風も そうさ あいつの心のようにくるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く そうさ あいつの心のようにくるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | あいつの心のように くるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く 木枯しに揺れて乱れた 亜麻色の髪を掻き上げている 溜息さえも 凍てつく風に 熱い涙と 唇噛んで 目を閉じて 手探りしても 探したものは 掴めなかったよ 憶病なんだと 俯かないで あいつのせいだと 笑い飛ばして そうさ あいつの心のようにくるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く 優しかった その人の名を 小さな声で 呼んでいるんだね 追いかけてみても 雲は流れる 明日になれば 止むはず風も そうさ あいつの心のようにくるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く そうさ あいつの心のようにくるくる回る 移り気秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く |
赤い傘赤い蛇の目の傘をさして それはまるで絵のように あの女が私に振り向く 思い出すのはひとつの傘で あの女の髪のにおい 雨宿り 恋の雨 ただ静かに濡れていた 板壁も 石畳も こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 若草のかおりをかぐように もう一度この町を 訪れてみたいと思った 古都の夕暮れ 淡い憧れ 連子窓の細い小路 人もなくひとり歩く 時の流れに流されぬよう 話し疲れ 笑い疲れて 時にはすべての絆を解いて 夢の女に出逢ってみたい こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 こんな雨の日 恋をした あなたの傘の中 | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 赤い蛇の目の傘をさして それはまるで絵のように あの女が私に振り向く 思い出すのはひとつの傘で あの女の髪のにおい 雨宿り 恋の雨 ただ静かに濡れていた 板壁も 石畳も こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 若草のかおりをかぐように もう一度この町を 訪れてみたいと思った 古都の夕暮れ 淡い憧れ 連子窓の細い小路 人もなくひとり歩く 時の流れに流されぬよう 話し疲れ 笑い疲れて 時にはすべての絆を解いて 夢の女に出逢ってみたい こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 こんな雨の日 恋をした あなたの傘の中 |