風の船(海よりも深く…)船は行く波の上 あなたが好きだった街 あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ 暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える 潮風に月あかり 夏の夜は始まる 忘れるために来た 一人の旅なのに それでも あなたの面影 夢に見る 流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に 船は行く波の上 飛魚がはねる 北陸の海をすべり 交わる空は悲しい 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 船は行く波の上 あなたが好きだった街 あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ 暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える 潮風に月あかり 夏の夜は始まる 忘れるために来た 一人の旅なのに それでも あなたの面影 夢に見る 流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に 船は行く波の上 飛魚がはねる 北陸の海をすべり 交わる空は悲しい 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く |
雨ふり道玄坂雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える ただあなたに嫌われないように いつか 長い髪も切ったのに 電話ボックスで夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日 ただあなたの笑顔が見たくて 一人 馬鹿げた事もしてきた あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ 今日が二人の終わりだなんて 誰がきめたの一年少しで ただあなたに夢中で暮らしてきた今は 誰も何も信じたくない あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える ただあなたに嫌われないように いつか 長い髪も切ったのに 電話ボックスで夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日 ただあなたの笑顔が見たくて 一人 馬鹿げた事もしてきた あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ 今日が二人の終わりだなんて 誰がきめたの一年少しで ただあなたに夢中で暮らしてきた今は 誰も何も信じたくない あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ |
美しく燃えて脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ そろえかけて やめました ドアを閉めて 一度だけ あなたの名前に サヨナラ 何も言わず 出てゆくけど それがボクのあなたへの せめてもの やさしさと いつか気づいて くれるでしょうか あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた 背伸びしてた ボクの気持ちに ほほえんだのは あの日のあなた ワイン持つ手や タバコのポーズ すべてがボクより 似合っていた あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ そろえかけて やめました ドアを閉めて 一度だけ あなたの名前に サヨナラ 何も言わず 出てゆくけど それがボクのあなたへの せめてもの やさしさと いつか気づいて くれるでしょうか あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた 背伸びしてた ボクの気持ちに ほほえんだのは あの日のあなた ワイン持つ手や タバコのポーズ すべてがボクより 似合っていた あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた |
風来坊この空どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 雲がちぎれ 消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピュー ピュー 身体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 背中丸め 直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ 気付く道 風来坊 強がりがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 瞳熱く うるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも 一度は上る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 影が長く 伸びるだけ 坂は続く 続く 坂は続く 続く…… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | この空どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 雲がちぎれ 消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピュー ピュー 身体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 背中丸め 直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ 気付く道 風来坊 強がりがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 瞳熱く うるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも 一度は上る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 影が長く 伸びるだけ 坂は続く 続く 坂は続く 続く…… |
流星ワルツ誰にも知られず ひっそりと 離ればなれに 生まれ落ち 闇から闇へと かけめぐる 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ 若い日 あなたにめぐり逢い 離れられない 二人には 月日は悲しく 過ぎ去った 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ くちびる重ねて ゆっくりと 二人一緒に 燃えつきる 春までしんぼう もう少し 男と女の流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 誰にも知られず ひっそりと 離ればなれに 生まれ落ち 闇から闇へと かけめぐる 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ 若い日 あなたにめぐり逢い 離れられない 二人には 月日は悲しく 過ぎ去った 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ くちびる重ねて ゆっくりと 二人一緒に 燃えつきる 春までしんぼう もう少し 男と女の流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ |
影法師おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 好きだと一言いえず 一人後ろ姿見ていた 一人ぼっち 影法師 おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 自転車の後ろに乗せて 夏祭りサーカス見物に 手をつないだ 影法師 おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 好きだと一言いえず 一人後ろ姿見ていた 一人ぼっち 影法師 おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 自転車の後ろに乗せて 夏祭りサーカス見物に 手をつないだ 影法師 おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 |
ここは、沖縄青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー 羽田からジェットで 2時間とちょっとで 夢の島が広がる ここは沖縄 レイ レイ ホー 三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる フェリーボートは夢乗せて ここは沖縄 レイ レイ ホー 酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて 腰を抜かしたそうだよ ここは沖縄 レイ レイ ホー あの娘ちょっぴり黒いけど とても器量がいいと 情が深いと評判 ここは沖縄 レイ レイ ホー 北じゃもうすぐ雪降る なのに半袖姿 日本も広い国だね ここは沖縄 レイ レイ ホー 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー レイ レイ ホー レイ レイ ホー | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー 羽田からジェットで 2時間とちょっとで 夢の島が広がる ここは沖縄 レイ レイ ホー 三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる フェリーボートは夢乗せて ここは沖縄 レイ レイ ホー 酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて 腰を抜かしたそうだよ ここは沖縄 レイ レイ ホー あの娘ちょっぴり黒いけど とても器量がいいと 情が深いと評判 ここは沖縄 レイ レイ ホー 北じゃもうすぐ雪降る なのに半袖姿 日本も広い国だね ここは沖縄 レイ レイ ホー 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー レイ レイ ホー レイ レイ ホー |
思い出通り雨君の目は寂しそうに 遠くを見てる あの人を追いかけて 遠くを見てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君はただひとりぼっち ベンチに座る あの人と話をした ベンチに座る 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君の手は悲しそうに 手紙を捨てる あの人の匂いのする 手紙を捨てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君は今 雨の中を 歩き始める あの人を忘れようと 歩き始める 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 君の目は寂しそうに 遠くを見てる あの人を追いかけて 遠くを見てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君はただひとりぼっち ベンチに座る あの人と話をした ベンチに座る 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君の手は悲しそうに 手紙を捨てる あの人の匂いのする 手紙を捨てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君は今 雨の中を 歩き始める あの人を忘れようと 歩き始める 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ |
柿の実色した水曜日今度君に いつ逢えるかな 偶然街で 逢えたなら やあ こんにちは 元気そうだね それとも 知らん顔をして いつものくせで 腕組んで 空を見上げるの 今日でふた月 別れた日から 忘れるようにしたけれど 声が聞きたい夜があったら たまには電話してもいい いつものくせで ぶっきらぼうに もしもし はいそうです 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た いつか君も 大人になって 結婚する日 来るだろうな 冬と夏に 葉書を一枚 暇があったら 返事ください いつものくせの右下がり 君の文字が見たいから 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た 初めて恋をした… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 今度君に いつ逢えるかな 偶然街で 逢えたなら やあ こんにちは 元気そうだね それとも 知らん顔をして いつものくせで 腕組んで 空を見上げるの 今日でふた月 別れた日から 忘れるようにしたけれど 声が聞きたい夜があったら たまには電話してもいい いつものくせで ぶっきらぼうに もしもし はいそうです 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た いつか君も 大人になって 結婚する日 来るだろうな 冬と夏に 葉書を一枚 暇があったら 返事ください いつものくせの右下がり 君の文字が見たいから 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た 初めて恋をした… |
やさしさとして想い出としてもうあなたと逢えなくなる 二人で夢に見た 手さぐりの 青春は通りすぎた 昨日の風のように もう あなたは冗談も言わず 九月のことに かかりきりみたいで 夜の街は 淋しすぎて その上 冷たすぎて 爪の伸びた小指をかみながら こぼれる涙に言い訳していた 知らないこととはいえ 短すぎた ぼくが一年離れているうちに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて もうあなたの涙もろさや 人一倍の負けず嫌いなとこも あなただけの やさしさとして 帰らぬ 想い出として 少女のような笑顔にあの店で 知らず知らずのうちに好きになり 寒い夜にだきしめて見つめあって 小さな愛を確かめてきたのに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | もうあなたと逢えなくなる 二人で夢に見た 手さぐりの 青春は通りすぎた 昨日の風のように もう あなたは冗談も言わず 九月のことに かかりきりみたいで 夜の街は 淋しすぎて その上 冷たすぎて 爪の伸びた小指をかみながら こぼれる涙に言い訳していた 知らないこととはいえ 短すぎた ぼくが一年離れているうちに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて もうあなたの涙もろさや 人一倍の負けず嫌いなとこも あなただけの やさしさとして 帰らぬ 想い出として 少女のような笑顔にあの店で 知らず知らずのうちに好きになり 寒い夜にだきしめて見つめあって 小さな愛を確かめてきたのに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて |
夕暮れの街オレンジ色の空の下 帰る君を乗せた バスが見える サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を一人 帰ろうかな 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く 静かな街の通りには 走る僕の足音だけが響く ちぎれた雲の切れ間から お月様が 寝ぼけまなこでのぞいている 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を 一人帰ろうかな | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | オレンジ色の空の下 帰る君を乗せた バスが見える サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を一人 帰ろうかな 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く 静かな街の通りには 走る僕の足音だけが響く ちぎれた雲の切れ間から お月様が 寝ぼけまなこでのぞいている 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を 一人帰ろうかな |
春雷突然の雷が 酔心地 春の宵に このままじゃ夜明けまで 野ざらしずぶ濡れ 春の雷に 白い花が散り 桜花吹雪 風に消えてゆく 過ぎた日を懐かしみ 肩組んで涙ぐんで 別れたあいつは今 寒くないだろうか 春の雷に 帰るあてもなく 桜花吹雪 家路たどるふり 声なき花の姿人は 何を思うだろう まして散りゆく姿 この世の運命を 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 突然の雷が 酔心地 春の宵に このままじゃ夜明けまで 野ざらしずぶ濡れ 春の雷に 白い花が散り 桜花吹雪 風に消えてゆく 過ぎた日を懐かしみ 肩組んで涙ぐんで 別れたあいつは今 寒くないだろうか 春の雷に 帰るあてもなく 桜花吹雪 家路たどるふり 声なき花の姿人は 何を思うだろう まして散りゆく姿 この世の運命を 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで |
白い冬一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば 空しく消えた日々 あなたに逢えた 秋はもう遠く 迎えつつあるは 悲しい白い冬 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた | ふきのとう | 工藤忠行 | 山木康世 | | 一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば 空しく消えた日々 あなたに逢えた 秋はもう遠く 迎えつつあるは 悲しい白い冬 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた |
初恋貴方が嫁ぐ6月の雨の朝 綺麗な花嫁衣装に身を包み そして その隣には 僕が立っていると いつも心に そう決めていたんだ ただひとりの女性(ひと)と 決めていた 男ものの大きなシャツが好きで 困った時 首をまげるのがクセで 誰よりも優しさが似合う女性で 誰にも負けない位 愛してたのに ずっと 僕の側に ずっと 居てくれると 信じてたのに 忘れる事が今の僕にとって たったひとつの慰めだとしても いったい何から 捨てれば良いのだろう 貴女の為に作った メロディーも 思い出になってしまうのか さりげないサヨナラを言うつもりで 傘を持つ貴女の手に触れたとたん 冷たい雫が頬にポツリと落ちて 涙なんかじゃないと 駆け出すのがやっとで ずっと僕の側に ずっと居てくれると ずっと僕の側に ずっと居てくれると 信じてたのに | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | 瀬尾一三 | 貴方が嫁ぐ6月の雨の朝 綺麗な花嫁衣装に身を包み そして その隣には 僕が立っていると いつも心に そう決めていたんだ ただひとりの女性(ひと)と 決めていた 男ものの大きなシャツが好きで 困った時 首をまげるのがクセで 誰よりも優しさが似合う女性で 誰にも負けない位 愛してたのに ずっと 僕の側に ずっと 居てくれると 信じてたのに 忘れる事が今の僕にとって たったひとつの慰めだとしても いったい何から 捨てれば良いのだろう 貴女の為に作った メロディーも 思い出になってしまうのか さりげないサヨナラを言うつもりで 傘を持つ貴女の手に触れたとたん 冷たい雫が頬にポツリと落ちて 涙なんかじゃないと 駆け出すのがやっとで ずっと僕の側に ずっと居てくれると ずっと僕の側に ずっと居てくれると 信じてたのに |
Time goes by忘れられないのさ 今も君の後姿が 暑い夏が来ないままで この街も枯葉が落ちる季節 自分ひとりの幸せに 悩み苦しんだ我儘な日々 君のまなざしがやけに辛くて ひとりになりたかったすべてを捨てて 今だけを走り続けたかった 明日を見つめるのが怖くて 頬に流れる涙さえ拭いてやれず あれから time time time goes by time time time goes by 花屋の店先で君が 僕の腕を引き止めたことがあるよね 新しい季節が色とりどりに 君はいつまでもそれを眺めてた 街で君の匂い感じて 思わず振り向いたことがあるんだ 今さらと言うだろうきっと君は 僕は君から歩き出せないでいる 戻れないさ正しくても間違いでも すべては過ぎた昨日に流れて行く もう一度誰かを愛してみるさ 君は time time time goes by time time time goes by | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | チト河内 | 忘れられないのさ 今も君の後姿が 暑い夏が来ないままで この街も枯葉が落ちる季節 自分ひとりの幸せに 悩み苦しんだ我儘な日々 君のまなざしがやけに辛くて ひとりになりたかったすべてを捨てて 今だけを走り続けたかった 明日を見つめるのが怖くて 頬に流れる涙さえ拭いてやれず あれから time time time goes by time time time goes by 花屋の店先で君が 僕の腕を引き止めたことがあるよね 新しい季節が色とりどりに 君はいつまでもそれを眺めてた 街で君の匂い感じて 思わず振り向いたことがあるんだ 今さらと言うだろうきっと君は 僕は君から歩き出せないでいる 戻れないさ正しくても間違いでも すべては過ぎた昨日に流れて行く もう一度誰かを愛してみるさ 君は time time time goes by time time time goes by |
LOVE SONG閉店間際の店の片隅で 流れていたのはアメリカのlove song 長いつきあいが 愛の深さなら まだ愛だなんて呼べないふたり 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 帰りそびれたふたり 残したまま 街は灯りを消して 眠りの中 静かな夜更けに唄う愛の唄 君の心へまっすぐ love song 大きな紙袋抱えてドアを 開けてやって来る君はまだ照れくさそう かけがえのないもの ふとそんな事 気ままな暮しの僕が変わって行く 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 優しさはいつも 静かなものと 知らなかったよ 君と出逢うまで 僕の部屋の窓に 花が置かれる 君の心がまっすぐ love song love song‥ | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | 石川鷹彦・ふきのとう | 閉店間際の店の片隅で 流れていたのはアメリカのlove song 長いつきあいが 愛の深さなら まだ愛だなんて呼べないふたり 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 帰りそびれたふたり 残したまま 街は灯りを消して 眠りの中 静かな夜更けに唄う愛の唄 君の心へまっすぐ love song 大きな紙袋抱えてドアを 開けてやって来る君はまだ照れくさそう かけがえのないもの ふとそんな事 気ままな暮しの僕が変わって行く 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 優しさはいつも 静かなものと 知らなかったよ 君と出逢うまで 僕の部屋の窓に 花が置かれる 君の心がまっすぐ love song love song‥ |
ステーション何故あんなに 好きだったのに 離れ離れに なったんだろう 哀しいほどに よみがえるのは 君と僕との 出会いの風景 雨の降るステーション 雨宿りの君に 傘をさしだしたのは僕 季節はずれの雨 ひとつの傘で 何も言わずに バスターミナルで 君の名前を やがて僕らは 夏の初めに 約束事みたいに 一緒に暮した 君を愛してた どんな人よりも君を 神様の引き合わせなんだと あの日の雨を ひとつの傘で 秋を見送り 木枯しの中 冬を迎えた いつまでも待ってた 君が帰らない夜 いつも待ち合わせたステーション 季節はずれの雨 君の名前を 聞いた場面で 雨は静かに 雪に変わってた 君と僕との 出会いと別れを 遠くで見ていた 雪のステーション | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | 瀬尾一三 | 何故あんなに 好きだったのに 離れ離れに なったんだろう 哀しいほどに よみがえるのは 君と僕との 出会いの風景 雨の降るステーション 雨宿りの君に 傘をさしだしたのは僕 季節はずれの雨 ひとつの傘で 何も言わずに バスターミナルで 君の名前を やがて僕らは 夏の初めに 約束事みたいに 一緒に暮した 君を愛してた どんな人よりも君を 神様の引き合わせなんだと あの日の雨を ひとつの傘で 秋を見送り 木枯しの中 冬を迎えた いつまでも待ってた 君が帰らない夜 いつも待ち合わせたステーション 季節はずれの雨 君の名前を 聞いた場面で 雨は静かに 雪に変わってた 君と僕との 出会いと別れを 遠くで見ていた 雪のステーション |
山のロープウェイ君の夢を見ました その後 元気でいますか どちらからともなく 会わなくなりましたね ひさしぶりの君でした なつかしく思いました 本棚のアルバム 広げて見ました この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 山の頂上まで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の青空 Mu Mu… 今でも覚えています 昨日のことのように 鮮やかな緑に 光輝く夏 この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 夕日の落ちるまで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の夕暮れ Mu Mu… あの時 僕は 遥か彼方 山合いの空に燃えるような赤い星を見ていました 今日も暑い一日になりそうです いつか また 会えたらと思います | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 君の夢を見ました その後 元気でいますか どちらからともなく 会わなくなりましたね ひさしぶりの君でした なつかしく思いました 本棚のアルバム 広げて見ました この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 山の頂上まで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の青空 Mu Mu… 今でも覚えています 昨日のことのように 鮮やかな緑に 光輝く夏 この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 夕日の落ちるまで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の夕暮れ Mu Mu… あの時 僕は 遥か彼方 山合いの空に燃えるような赤い星を見ていました 今日も暑い一日になりそうです いつか また 会えたらと思います |
もう帰れない懐かしい甘い香り あの頃のまま 今日の為に つけたの 思わせぶりも 相変わらずだね 僕の心が揺れはじめてる すべては遠い昔の出来事 切ない胸の痛みも 誰が悪いと責めることもない あの頃愛してた それだけ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない タバコに火をつける細い指先に 時の流れを見ていた あいつと別れて一人でいること 風の噂に聞いていたよ きっと今でもあなたを愛していると そんな気持ちにさせたのは 想い出話 途切れて 横むいた やせた頬が なぜか悲しくて もう二度と あなたに会えない気がする よみがえるこの想い 止められなくなる もう見つめないで 心乱れるよ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 懐かしい甘い香り あの頃のまま 今日の為に つけたの 思わせぶりも 相変わらずだね 僕の心が揺れはじめてる すべては遠い昔の出来事 切ない胸の痛みも 誰が悪いと責めることもない あの頃愛してた それだけ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない タバコに火をつける細い指先に 時の流れを見ていた あいつと別れて一人でいること 風の噂に聞いていたよ きっと今でもあなたを愛していると そんな気持ちにさせたのは 想い出話 途切れて 横むいた やせた頬が なぜか悲しくて もう二度と あなたに会えない気がする よみがえるこの想い 止められなくなる もう見つめないで 心乱れるよ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない |
僕でいいなら何人もの女を 演じてきたね君は 今まで 嫌われるのがこわくて その度に 本当の君に なれないまま 僕でいいなら 心あずけて 素顔の君でいいから 悲しい女には もうさせたくないから 小さな肩を 抱いてあげるよ 何人もの男が 君に恋を囁いていったね 嘘じゃなかったはずさ その言葉 傷ついたのは 君だけじゃない こらえきれずに 落とす涙は いつか消えていくから 見つめる他に 何もできないけれど 小さな肩を 抱いてあげるよ 見えない糸で 結ばれたんだと 少女のように 信じて 僕でいいなら 心あずけて 素顔の君でいいから 悲しい女には もうさせたくないから 小さな肩を 抱いてあげるよ 僕でいいなら… | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 何人もの女を 演じてきたね君は 今まで 嫌われるのがこわくて その度に 本当の君に なれないまま 僕でいいなら 心あずけて 素顔の君でいいから 悲しい女には もうさせたくないから 小さな肩を 抱いてあげるよ 何人もの男が 君に恋を囁いていったね 嘘じゃなかったはずさ その言葉 傷ついたのは 君だけじゃない こらえきれずに 落とす涙は いつか消えていくから 見つめる他に 何もできないけれど 小さな肩を 抱いてあげるよ 見えない糸で 結ばれたんだと 少女のように 信じて 僕でいいなら 心あずけて 素顔の君でいいから 悲しい女には もうさせたくないから 小さな肩を 抱いてあげるよ 僕でいいなら… |
空を飛ぶ鳥空を飛ぶ鳥 落ちるな せめて子供が飛べるまで 浮浪れ 汚れて ひとりぼっちで 西へ帰る 小さな翼 空をゆく風 止まるな せめてあいつが帰るまで できる事なら優しい顔で そっと空を赤く染めて 今の僕には何もできず 鳴くに鳴けぬ夕暮れ 手を振り 手を振り あいつに言おうか もしも明日が晴れなら もしも元気があったなら 呼んでみてくれ 鳴いてみてくれ 耳を澄まし聞いている 今の僕には何もできず 鳴くに鳴けぬ夕暮れ 手を振り 手を振り あいつに言おうか もしも明日が晴れなら もしも元気があったなら 呼んでみてくれ 鳴いてみてくれ 耳を澄まし聞いている | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 空を飛ぶ鳥 落ちるな せめて子供が飛べるまで 浮浪れ 汚れて ひとりぼっちで 西へ帰る 小さな翼 空をゆく風 止まるな せめてあいつが帰るまで できる事なら優しい顔で そっと空を赤く染めて 今の僕には何もできず 鳴くに鳴けぬ夕暮れ 手を振り 手を振り あいつに言おうか もしも明日が晴れなら もしも元気があったなら 呼んでみてくれ 鳴いてみてくれ 耳を澄まし聞いている 今の僕には何もできず 鳴くに鳴けぬ夕暮れ 手を振り 手を振り あいつに言おうか もしも明日が晴れなら もしも元気があったなら 呼んでみてくれ 鳴いてみてくれ 耳を澄まし聞いている |
一人ぽっちわたしが あなたと 離れて これから どうして 暮らして ゆけると 思うの わたしに あなたが 残した 思い出 どうして 忘れる ことなど できるの わたしが あなたに いい人 できたのと どうして 素面(しらふ)で 聞けると 思うの わたしは あなたを 愛して いるのに どうして 冷たく なったの いつから 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ わたしが あなたの 気まぐれな 心を どうして わかると いうのか 燕よ わたしが あなたの 出てゆく 姿を どうして 黙って いれると 思うの 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | わたしが あなたと 離れて これから どうして 暮らして ゆけると 思うの わたしに あなたが 残した 思い出 どうして 忘れる ことなど できるの わたしが あなたに いい人 できたのと どうして 素面(しらふ)で 聞けると 思うの わたしは あなたを 愛して いるのに どうして 冷たく なったの いつから 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ わたしが あなたの 気まぐれな 心を どうして わかると いうのか 燕よ わたしが あなたの 出てゆく 姿を どうして 黙って いれると 思うの 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ |
あいつが唄ったYESTERDAYぽつんと光るライトの中で 愚痴や氷の音にまじって あいつは自分に唄っていた ひとり背中丸めて その日暮らしの歌い手稼業 それもどこか淋しいもんさと あいつは僕に笑ってみせた タバコのけむる店の隅で あの日の歌が 忘れられない 「昨日」という名の あいつの悲しみ 遠く近く やるせなく もう聞こえない 心の唄 はやりの歌があふれる街で 店を辞めたと誰かに聞いた 流れる月日に街も変わって 思い出だけが心の中に 早過ぎる秋より 遅い足どり 心に一番 近いところで 生きてゆくより しょうがない 変わらぬものが 欲しい秋です 冷たい水で 顔を洗って 明日も歩くだろう 吹く風の中 遠く近く 聞こえてくる あいつが唄った 心の唄 | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | ぽつんと光るライトの中で 愚痴や氷の音にまじって あいつは自分に唄っていた ひとり背中丸めて その日暮らしの歌い手稼業 それもどこか淋しいもんさと あいつは僕に笑ってみせた タバコのけむる店の隅で あの日の歌が 忘れられない 「昨日」という名の あいつの悲しみ 遠く近く やるせなく もう聞こえない 心の唄 はやりの歌があふれる街で 店を辞めたと誰かに聞いた 流れる月日に街も変わって 思い出だけが心の中に 早過ぎる秋より 遅い足どり 心に一番 近いところで 生きてゆくより しょうがない 変わらぬものが 欲しい秋です 冷たい水で 顔を洗って 明日も歩くだろう 吹く風の中 遠く近く 聞こえてくる あいつが唄った 心の唄 |
奴凧空に泳ぐ奴凧 お正月の風をはらんで 高く高く奴凧 物価高今年も続く 空に泳ぐ奴凧 お正月の風をはらんで 高く高く奴凧 物価高今年も続く とめども知らず 遠慮も知らず 苦しみあえぐ 人々よそに 涼し顔の奴凧 不景気の風をはらんで 耳を澄ませ奴凧 聞こえないか不満の声が 目を凝らせ奴凧 見えないか貧乏神が 正直すぎて 置いてきぼりさ もうひとつ うまく 生きて行けない 知らん顔の奴凧 お正月の空に消えてく | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 空に泳ぐ奴凧 お正月の風をはらんで 高く高く奴凧 物価高今年も続く 空に泳ぐ奴凧 お正月の風をはらんで 高く高く奴凧 物価高今年も続く とめども知らず 遠慮も知らず 苦しみあえぐ 人々よそに 涼し顔の奴凧 不景気の風をはらんで 耳を澄ませ奴凧 聞こえないか不満の声が 目を凝らせ奴凧 見えないか貧乏神が 正直すぎて 置いてきぼりさ もうひとつ うまく 生きて行けない 知らん顔の奴凧 お正月の空に消えてく |
案山子と人と烏案山子なぜ鳴く悲しいか 白い大地の真ん中で 雪が溶けたら始まるぞ 毎日朝から晩まで 人は腰を曲げて種まきする それをすぐあとから荒らす烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird 腹をすかした烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Bird 案山子なぜ鳴く悲しいか 星の降る町の真ん中で 夜が明けたら始まるぞ 毎日朝から晩まで 人はわき目もふらずあくせくする それを冷やかに笑う烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird 腹をかかえた烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird 腹をすかした烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Bird | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 案山子なぜ鳴く悲しいか 白い大地の真ん中で 雪が溶けたら始まるぞ 毎日朝から晩まで 人は腰を曲げて種まきする それをすぐあとから荒らす烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird 腹をすかした烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Bird 案山子なぜ鳴く悲しいか 星の降る町の真ん中で 夜が明けたら始まるぞ 毎日朝から晩まで 人はわき目もふらずあくせくする それを冷やかに笑う烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird 腹をかかえた烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird 腹をすかした烏 ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Black Bird ワルのBlack Bird |
Mon amour rendez-vausスニーカーをはいて 自転車に乗って 山の向こうの 町までサイクリング ひとつ山越しゃ 見えてくる あのこの住む町 mom amour rendez-vous お小遣いためて 買った自転車 15段変速 スーパーバイスクル ひとつこぎだしゃ 風をきり 今日はとびきりの mom amour rendez-vous お陽様かんかん照り 真夏のハイウェイは 陽炎ゆらゆらゆら くらくらくらくららら 自転車を降りて スニーカーをぬいで ちょいと木陰に 腰をおろして お陽様かんかん照り 真夏のハイウェイは 陽炎ゆらゆらゆら くらくらくらくららら スニーカーをはいて 自転車に乗って この坂道 おりて曲がって ひとつ口笛 軽やかに あのこが手を振る mom amour rendez-vous mom amour rendez-vous | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | スニーカーをはいて 自転車に乗って 山の向こうの 町までサイクリング ひとつ山越しゃ 見えてくる あのこの住む町 mom amour rendez-vous お小遣いためて 買った自転車 15段変速 スーパーバイスクル ひとつこぎだしゃ 風をきり 今日はとびきりの mom amour rendez-vous お陽様かんかん照り 真夏のハイウェイは 陽炎ゆらゆらゆら くらくらくらくららら 自転車を降りて スニーカーをぬいで ちょいと木陰に 腰をおろして お陽様かんかん照り 真夏のハイウェイは 陽炎ゆらゆらゆら くらくらくらくららら スニーカーをはいて 自転車に乗って この坂道 おりて曲がって ひとつ口笛 軽やかに あのこが手を振る mom amour rendez-vous mom amour rendez-vous |
紫陽花紫陽花は雨の季節に よく似合う可憐な花 どんな色と決められぬ 微妙な淡い花模様 人はそれを 心変わりになぞらえる あなたは何色ですか 心の内側 何色ですか 2人の思い出 雨の雫が窓ガラスに 筋をひいて涙のよう 雨上がりの日差しに 光っておちた 目を閉じればあなたが 私に振り向く その花の心も知らず 移ろう色に惑わされ 自分の心の色すら 捜しあぐねてひとり どこにも行けず それはまるで道化の花 あなたは何色ですか 心の内側 何色ですか 2人の思い出 雨の雫が窓ガラスに 筋をひいて涙のよう 雨上がりの日差しに 光っておちた 目を閉じればあなたが 私に振り向く | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 紫陽花は雨の季節に よく似合う可憐な花 どんな色と決められぬ 微妙な淡い花模様 人はそれを 心変わりになぞらえる あなたは何色ですか 心の内側 何色ですか 2人の思い出 雨の雫が窓ガラスに 筋をひいて涙のよう 雨上がりの日差しに 光っておちた 目を閉じればあなたが 私に振り向く その花の心も知らず 移ろう色に惑わされ 自分の心の色すら 捜しあぐねてひとり どこにも行けず それはまるで道化の花 あなたは何色ですか 心の内側 何色ですか 2人の思い出 雨の雫が窓ガラスに 筋をひいて涙のよう 雨上がりの日差しに 光っておちた 目を閉じればあなたが 私に振り向く |
もの憂げな10月ためらいながら 君の肩に回した 腕をはずせば たそがれ やがて君の姿も 遠くに見えなくなる ざわめきと秋の風 もの憂げな10月 変わらぬ愛を 君とつらぬきたいね 出逢った頃の ときめき 白いノートはいつも 君のことで埋めつくされ 僕の唄は君の他に 何も唄えなかった 心ははばたきして空を見上げる 人は誰も迷い雲だよね 心が君から少し離れて 危ないよ危ないよ もの憂げな10月は たどり着く先が どこかは誰も知らない 人生なんて 綱渡り 時には夕立ちに降られ 夏にはおいてきぼり にごり水心うつせば 明日さえも見えない 街に流れる恋の唄は素敵さ 人は誰も淋しがり屋だよね 優しい心を唄っておくれ 危ないよ危ないよ もの憂げな10月は 心ははばたきして空を見上げる 人は誰も迷い雲だよね 心が君から少し離れて 危ないよ危ないよ もの憂げな10月は | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | ためらいながら 君の肩に回した 腕をはずせば たそがれ やがて君の姿も 遠くに見えなくなる ざわめきと秋の風 もの憂げな10月 変わらぬ愛を 君とつらぬきたいね 出逢った頃の ときめき 白いノートはいつも 君のことで埋めつくされ 僕の唄は君の他に 何も唄えなかった 心ははばたきして空を見上げる 人は誰も迷い雲だよね 心が君から少し離れて 危ないよ危ないよ もの憂げな10月は たどり着く先が どこかは誰も知らない 人生なんて 綱渡り 時には夕立ちに降られ 夏にはおいてきぼり にごり水心うつせば 明日さえも見えない 街に流れる恋の唄は素敵さ 人は誰も淋しがり屋だよね 優しい心を唄っておくれ 危ないよ危ないよ もの憂げな10月は 心ははばたきして空を見上げる 人は誰も迷い雲だよね 心が君から少し離れて 危ないよ危ないよ もの憂げな10月は |
コスモスの花落ち葉踏みしめ 河の流れを見てる 君が流した コスモスの花一輪 君と手を取り歩いた 忘れられないこの道 橋を渡れば 君の住んでたアパート 玄関先に 咲いてた白いコスモス 君は窓から顔出す 忘れられないこの道 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 静かに見送ることで サヨナラ言わずに別れた 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 落ち葉踏みしめ 河の流れを見てる 君が流した コスモスの花一輪 君と手を取り歩いた 忘れられないこの道 橋を渡れば 君の住んでたアパート 玄関先に 咲いてた白いコスモス 君は窓から顔出す 忘れられないこの道 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 静かに見送ることで サヨナラ言わずに別れた 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は |
ふる里に帰ったら都会の湿った風 苦笑いの隣りで 淋しく 淋しく 止まっていました ふる里に帰ったら 元気になるから きっと君疲れたんだ 優しさ忘れた街で 最終バスの 窓に押しつけ 汚れた 涙顔 君と出逢い そして別れて また淋しさに出逢う めぐり合い そして別れて また淋しさに出逢う 過ぎゆく季節に 切れ切れの手紙は 思い出と遠回りの 別れの言葉 僕は相変わらず この街で暮らしてる ふる里離れて 君から遠く離れて 永遠に変わらぬ 心が欲しい 人はそれを願う 君と出逢い そして別れて また淋しさに出逢う めぐり合い そして別れて また淋しさに出逢う | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 都会の湿った風 苦笑いの隣りで 淋しく 淋しく 止まっていました ふる里に帰ったら 元気になるから きっと君疲れたんだ 優しさ忘れた街で 最終バスの 窓に押しつけ 汚れた 涙顔 君と出逢い そして別れて また淋しさに出逢う めぐり合い そして別れて また淋しさに出逢う 過ぎゆく季節に 切れ切れの手紙は 思い出と遠回りの 別れの言葉 僕は相変わらず この街で暮らしてる ふる里離れて 君から遠く離れて 永遠に変わらぬ 心が欲しい 人はそれを願う 君と出逢い そして別れて また淋しさに出逢う めぐり合い そして別れて また淋しさに出逢う |
時代の重さ水の流れにも 心ときめき 空の青さにも 涙流した 遠い過ぎた日は 二度と帰らず 生きるもの全てに 限りある日々 手を振り別れた 夕べの友と 今を生きている 時代の重さ 風の冷たさに 背中丸めた 人の優しさに 腰をかがめた 移り変わるのは 人の心か この世に生まれた ことが不思議と 眠れず話した 子供みたいに ひとり生きてきた 時代の重さ 生まれ来るものの 光麗わし 消えて行くものの 光儚なく いくつもの時が つづれ織りなし 人は夜の静寂 夢路をたどる 今日から明日へと 生き抜くために 君と生きて行く 時代の重さ 君と生きて行く 時代の重さ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 水の流れにも 心ときめき 空の青さにも 涙流した 遠い過ぎた日は 二度と帰らず 生きるもの全てに 限りある日々 手を振り別れた 夕べの友と 今を生きている 時代の重さ 風の冷たさに 背中丸めた 人の優しさに 腰をかがめた 移り変わるのは 人の心か この世に生まれた ことが不思議と 眠れず話した 子供みたいに ひとり生きてきた 時代の重さ 生まれ来るものの 光麗わし 消えて行くものの 光儚なく いくつもの時が つづれ織りなし 人は夜の静寂 夢路をたどる 今日から明日へと 生き抜くために 君と生きて行く 時代の重さ 君と生きて行く 時代の重さ |
君の好きな暑い夏窓辺の風鈴の下 赤いバラの花びらが ヒラヒラ音も立てず 落ちる 行くあてもない流れ雲 空にかかる銀の月 ユラユラ夜が更けて行く 何時の間にか 今日が過ぎた 君の事で それだけで 何もなかった様に過ぎた 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎた一日が けだるい影をひきずり 終わる 開けた窓の隙間から 洗濯物くぐり抜け ヒソヒソ不眠症の奴が 久し振りさコンバンワ 月夜の晩にやって来て ホロホロ 眠れそうにない 子守唄を聞かせてくれ 優しく切なげに あの娘の好きなブルースを聞かせて 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎた一日が けだるい夜風に吹かれ 終わる 明日君に電話するよ 駅前のたばこ屋から サラサラ朝に顔 洗ってから 一人じゃいられない夜さ 小銭集めてカンビール ソワソワ 会いたい夜 東の空赤く染めて 急ぎ足でイソイソと 西へ西へ西へ夜が 逃げる 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎる一日が 好きになれないままで 終わる 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎる一日が 好きになれないままで 終わる | ふきのとう | 山木康世・細坪基佳 | 山木康世 | | 窓辺の風鈴の下 赤いバラの花びらが ヒラヒラ音も立てず 落ちる 行くあてもない流れ雲 空にかかる銀の月 ユラユラ夜が更けて行く 何時の間にか 今日が過ぎた 君の事で それだけで 何もなかった様に過ぎた 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎた一日が けだるい影をひきずり 終わる 開けた窓の隙間から 洗濯物くぐり抜け ヒソヒソ不眠症の奴が 久し振りさコンバンワ 月夜の晩にやって来て ホロホロ 眠れそうにない 子守唄を聞かせてくれ 優しく切なげに あの娘の好きなブルースを聞かせて 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎた一日が けだるい夜風に吹かれ 終わる 明日君に電話するよ 駅前のたばこ屋から サラサラ朝に顔 洗ってから 一人じゃいられない夜さ 小銭集めてカンビール ソワソワ 会いたい夜 東の空赤く染めて 急ぎ足でイソイソと 西へ西へ西へ夜が 逃げる 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎる一日が 好きになれないままで 終わる 君の好きな暑い夏が まぶし過ぎる一日が 好きになれないままで 終わる |
忍びよる秋に朝の眩しい 陽斜しを手でかくして 白いシャツ着た 素顔のあなたがいい 時を忘れて 愛した夏の光が 翳り行くこと あの頃は知らずに 淡い虹のように消えてゆく 引き裂かれた恋のぬくもり 今も捨てられず 夏が終わる頃 この恋も終わるよ 切ない想いを 胸に残して 陽焼けの跡が 残るあなたの背中に くちづけしたのは 海辺の白いホテル 愛の言葉を 言いかけた僕の唇 指で押さえて 首を小さく振った ああ揺れている あなたを忘れない 束の間のあれは幻 過ぎた夏の夢 忍びよる秋に あなたは何処にいるの ちぎれる想いは 僕だけですか 枯葉に埋もれて この恋も終わるよ 切ない想いを 胸に残して | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 朝の眩しい 陽斜しを手でかくして 白いシャツ着た 素顔のあなたがいい 時を忘れて 愛した夏の光が 翳り行くこと あの頃は知らずに 淡い虹のように消えてゆく 引き裂かれた恋のぬくもり 今も捨てられず 夏が終わる頃 この恋も終わるよ 切ない想いを 胸に残して 陽焼けの跡が 残るあなたの背中に くちづけしたのは 海辺の白いホテル 愛の言葉を 言いかけた僕の唇 指で押さえて 首を小さく振った ああ揺れている あなたを忘れない 束の間のあれは幻 過ぎた夏の夢 忍びよる秋に あなたは何処にいるの ちぎれる想いは 僕だけですか 枯葉に埋もれて この恋も終わるよ 切ない想いを 胸に残して |
冬景色冬の星座に 君と歩いた 白く輝く 五条通り 時を忘れて 君と唄った 燃ゆる想いの 夜の調べ 淋しき青の 冬景色 ひとり凍てつく 夜に泣いてる 心ひとつで 君と話した あれは遙かな 夢の旅路 冬の星座に 君を夢見る 面影優し 君住む街 哀しき赤の 冬景色 ひとり二月の 空に泣いてる 冷たくないか 寒くはないか 君よ聞かせて 冬の便り 君よ聞かせて 冬の便り | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 冬の星座に 君と歩いた 白く輝く 五条通り 時を忘れて 君と唄った 燃ゆる想いの 夜の調べ 淋しき青の 冬景色 ひとり凍てつく 夜に泣いてる 心ひとつで 君と話した あれは遙かな 夢の旅路 冬の星座に 君を夢見る 面影優し 君住む街 哀しき赤の 冬景色 ひとり二月の 空に泣いてる 冷たくないか 寒くはないか 君よ聞かせて 冬の便り 君よ聞かせて 冬の便り |
白い帆を上げて出逢いはいつも気紛れ 通り雨のように あなたと育てた愛の始まりも 今思えば不思議なもの あの頃よりもずっと 愛しているみたい 燃え上がるときめき少しづつさめて 確かなもの見てる 青春の風の中で 僕には今あなたがいる ふたりなだらかな坂登る 時には夕陽に立ち止まり 人生という坂を登る 時には思い出に涙流して 雨が上った朝 空も風も水色 昨日の事悩むより今日を見つめれば 素敵な事かくれてる 青春の海の上で 僕には今あなたがいる 白い帆を上げて船はゆく 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 時には哀しみに涙流して 白い帆を上げて船はゆく 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 人生という名の海をゆく 白い帆を上げて船よゆけ 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 時には哀しみに涙流し 白い帆を上げて船よゆけ 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 時には哀しみに涙流し | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 出逢いはいつも気紛れ 通り雨のように あなたと育てた愛の始まりも 今思えば不思議なもの あの頃よりもずっと 愛しているみたい 燃え上がるときめき少しづつさめて 確かなもの見てる 青春の風の中で 僕には今あなたがいる ふたりなだらかな坂登る 時には夕陽に立ち止まり 人生という坂を登る 時には思い出に涙流して 雨が上った朝 空も風も水色 昨日の事悩むより今日を見つめれば 素敵な事かくれてる 青春の海の上で 僕には今あなたがいる 白い帆を上げて船はゆく 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 時には哀しみに涙流して 白い帆を上げて船はゆく 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 人生という名の海をゆく 白い帆を上げて船よゆけ 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 時には哀しみに涙流し 白い帆を上げて船よゆけ 時には嵐に押し戻され たどり着く先は風まかせ 時には哀しみに涙流し |
流れゆく河のほとりで絶えず流れる 河は何時でも 一人きりで 見知らぬ町へ ついて行こうか 河沿いの道 家を離れ 水面に浮かんで 揺れる木の葉のように この河の向こう この道の向こう 幸せを指した 道標はない あのひとともう あえないんだな 涙溢れるままで 名を呼べば 愛した事さえ せつなくて 全ての事に 心動かない ただせつなくて ただせつなくて 西陽は赤く 水面は輝き 振り返える事を 拒み流れる 抱きしめてよ ひとときの間 大いなる河よ 黄昏の中で 頬の涙乾くまで 花の彩りも 星のまたたきも 私には 用の無いもの 風の清しさも 鳥のさえずりも 愛の唄も 何もいらない 愛した事さえ せつなくて 全ての事に 心動かない ただせつなくて ただせつなくて | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 絶えず流れる 河は何時でも 一人きりで 見知らぬ町へ ついて行こうか 河沿いの道 家を離れ 水面に浮かんで 揺れる木の葉のように この河の向こう この道の向こう 幸せを指した 道標はない あのひとともう あえないんだな 涙溢れるままで 名を呼べば 愛した事さえ せつなくて 全ての事に 心動かない ただせつなくて ただせつなくて 西陽は赤く 水面は輝き 振り返える事を 拒み流れる 抱きしめてよ ひとときの間 大いなる河よ 黄昏の中で 頬の涙乾くまで 花の彩りも 星のまたたきも 私には 用の無いもの 風の清しさも 鳥のさえずりも 愛の唄も 何もいらない 愛した事さえ せつなくて 全ての事に 心動かない ただせつなくて ただせつなくて |
ひとりの冬なら来るな涙がぽつんと落ちた あなたの写真に落ちた にじんで見えなくなった 酔いつぶれた部屋で 思い出せば淋し 恋の物語 すれ違いのままで 冬を迎える かなわぬ夢なら見るな わびしくなるから見るな あなたを待つには遠い ひとりの夢なら見るな 夜中にぽつんと起きた 寒くて寒くて起きた カーテン開けたら外は 雪がちらついてた 初雪みたいな 恋の物語 積もらないうちから 急ぎ溶けてく 積もらぬ雪なら降るな わびしくなるから降るな 愛しく待つには辛い ひとりの雪なら降るな 通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる 屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった 白い湯気にうつる 恋の物語 冷えた空の中に あわく消えてく 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 涙がぽつんと落ちた あなたの写真に落ちた にじんで見えなくなった 酔いつぶれた部屋で 思い出せば淋し 恋の物語 すれ違いのままで 冬を迎える かなわぬ夢なら見るな わびしくなるから見るな あなたを待つには遠い ひとりの夢なら見るな 夜中にぽつんと起きた 寒くて寒くて起きた カーテン開けたら外は 雪がちらついてた 初雪みたいな 恋の物語 積もらないうちから 急ぎ溶けてく 積もらぬ雪なら降るな わびしくなるから降るな 愛しく待つには辛い ひとりの雪なら降るな 通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる 屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった 白い湯気にうつる 恋の物語 冷えた空の中に あわく消えてく 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな |
雨に濡れてミルク色の街に 絹の雨が降る 朝はまだ静かな 夜明けの中で 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない 何も言わないで ほらほら 瞳閉じたまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 少し爪の伸びた 細い白い小指 震えているんだね 壊れそうな肩 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない まわり気にしないで ほらほら 立ち止まったまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 雨に濡れてよ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | ミルク色の街に 絹の雨が降る 朝はまだ静かな 夜明けの中で 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない 何も言わないで ほらほら 瞳閉じたまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 少し爪の伸びた 細い白い小指 震えているんだね 壊れそうな肩 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない まわり気にしないで ほらほら 立ち止まったまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 雨に濡れてよ |
プラットホーム雨の中で一人 見送るなんて 冷たすぎるよ 今の僕には プラットホームまで 送って行こう 辛くなる事は 知ってるけど 君が好きだから 離したくない このままずっと 歩いていたい けれど楽しかった 想い出だけは 大切にするよ 君と別れても 君の乗った汽車は 白い煙を残して行って しまった 雨に濡れたプラットホームには、 僕一人だけ。もう帰ろう 悲しい事だって 人生のうちさ めぐり逢いがあるから サヨナラがある 楽しい事だけが 人生じゃないよと 口ぐせの様に 君は言ってた 君が好きだから 離したくなかった あのまま ずっと 歩きたかった けれど楽しかった 想い出だけ 大切にするよ 君と別れても | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 雨の中で一人 見送るなんて 冷たすぎるよ 今の僕には プラットホームまで 送って行こう 辛くなる事は 知ってるけど 君が好きだから 離したくない このままずっと 歩いていたい けれど楽しかった 想い出だけは 大切にするよ 君と別れても 君の乗った汽車は 白い煙を残して行って しまった 雨に濡れたプラットホームには、 僕一人だけ。もう帰ろう 悲しい事だって 人生のうちさ めぐり逢いがあるから サヨナラがある 楽しい事だけが 人生じゃないよと 口ぐせの様に 君は言ってた 君が好きだから 離したくなかった あのまま ずっと 歩きたかった けれど楽しかった 想い出だけ 大切にするよ 君と別れても |