待ちわび通り待ち合わせ 久し振り 遅れて 改札すり抜ける あなたを見つけた 何時からだろう 駆けてゆく あなたの背中を ながめてばかりいたような そんな気がする 肩寄せて ほほえんで 傍に来て 言わないで誰かのことは それ以上 恋人と呼ばれてた あの頃のままに 優しいしぐさだけ 見せてよ 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない 思い出のひとつひとつたぐり寄せ 言葉にすればあなた 無口になる 意地悪な気持ち それも愛かしら あなたの瞳に愛を探していたのに 誰かがそっと腕を回せば サラリとすり抜け駆けてゆく ずっとそのまま 振り向いてしまえば 立ち止まるから きっときっと立ち止まるから 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 待ち合わせ 久し振り 遅れて 改札すり抜ける あなたを見つけた 何時からだろう 駆けてゆく あなたの背中を ながめてばかりいたような そんな気がする 肩寄せて ほほえんで 傍に来て 言わないで誰かのことは それ以上 恋人と呼ばれてた あの頃のままに 優しいしぐさだけ 見せてよ 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない 思い出のひとつひとつたぐり寄せ 言葉にすればあなた 無口になる 意地悪な気持ち それも愛かしら あなたの瞳に愛を探していたのに 誰かがそっと腕を回せば サラリとすり抜け駆けてゆく ずっとそのまま 振り向いてしまえば 立ち止まるから きっときっと立ち止まるから 待ちわび通りは 行き止まり ほろ苦い言葉だけど サヨナラを言わせてよ 秋深く人恋しくても もうあなたを 呼び止めたりしない |
プラットホーム雨の中で一人 見送るなんて 冷たすぎるよ 今の僕には プラットホームまで 送って行こう 辛くなる事は 知ってるけど 君が好きだから 離したくない このままずっと 歩いていたい けれど楽しかった 想い出だけは 大切にするよ 君と別れても 君の乗った汽車は 白い煙を残して行って しまった 雨に濡れたプラットホームには、 僕一人だけ。もう帰ろう 悲しい事だって 人生のうちさ めぐり逢いがあるから サヨナラがある 楽しい事だけが 人生じゃないよと 口ぐせの様に 君は言ってた 君が好きだから 離したくなかった あのまま ずっと 歩きたかった けれど楽しかった 想い出だけ 大切にするよ 君と別れても | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 雨の中で一人 見送るなんて 冷たすぎるよ 今の僕には プラットホームまで 送って行こう 辛くなる事は 知ってるけど 君が好きだから 離したくない このままずっと 歩いていたい けれど楽しかった 想い出だけは 大切にするよ 君と別れても 君の乗った汽車は 白い煙を残して行って しまった 雨に濡れたプラットホームには、 僕一人だけ。もう帰ろう 悲しい事だって 人生のうちさ めぐり逢いがあるから サヨナラがある 楽しい事だけが 人生じゃないよと 口ぐせの様に 君は言ってた 君が好きだから 離したくなかった あのまま ずっと 歩きたかった けれど楽しかった 想い出だけ 大切にするよ 君と別れても |
涙のらぶれたあ霧雨ノ煙ル交差点デ アナタニヨク似タ人見カケタ 思ワズ足ヲ止メマシタ マダ肌寒イ春ノ街デ ドウシテイマスカ元気デスカ アナタニモ一度会エタラト 訪ネテミマシタ留守デシタ 何故カ涙ガコボレマシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 悲シイダケノ思イ出ハ 巡ル月日ニ色アセタ 今デハ懐シイ片想イ 儚イ恋ノ終ワリデシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 Ra、ra、ra… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 霧雨ノ煙ル交差点デ アナタニヨク似タ人見カケタ 思ワズ足ヲ止メマシタ マダ肌寒イ春ノ街デ ドウシテイマスカ元気デスカ アナタニモ一度会エタラト 訪ネテミマシタ留守デシタ 何故カ涙ガコボレマシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 悲シイダケノ思イ出ハ 巡ル月日ニ色アセタ 今デハ懐シイ片想イ 儚イ恋ノ終ワリデシタ アナタニ振ラレタ アノ日ノ夜 心ガ乱レタ 死ヌ程辛ク 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 夜空ニ流レタ ヒト筋ノ夢 涙ノらぶれたあ 霧雨ノ中 Ra、ra、ra… |
銀色の世界秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と歩いたね 銀杏並木 枯葉の散る 地下鉄までの道 風の中で 君の笑顔 きらきら かがやいてた すれちがう女学生 恋する乙女 そういえば いつか 君と話したね オーロラ便でこの街にきた 遠い日の思い出 まだこの僕と出会う前の 二十すぎの君 あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と旅したね 走る電車 日だまりの中 ひろがる れんげ畑 忘れるには未だ早くて 思い出が多くて あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 銀色の世界 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と歩いたね 銀杏並木 枯葉の散る 地下鉄までの道 風の中で 君の笑顔 きらきら かがやいてた すれちがう女学生 恋する乙女 そういえば いつか 君と話したね オーロラ便でこの街にきた 遠い日の思い出 まだこの僕と出会う前の 二十すぎの君 あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 秋の黄昏どきに 君を想い出し そういえば いつか 君と旅したね 走る電車 日だまりの中 ひろがる れんげ畑 忘れるには未だ早くて 思い出が多くて あれから何年 逢わなくなって もうすぐ この街 銀色の世界 銀色の世界 |
コスモスの花落ち葉踏みしめ 河の流れを見てる 君が流した コスモスの花一輪 君と手を取り歩いた 忘れられないこの道 橋を渡れば 君の住んでたアパート 玄関先に 咲いてた白いコスモス 君は窓から顔出す 忘れられないこの道 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 静かに見送ることで サヨナラ言わずに別れた 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 落ち葉踏みしめ 河の流れを見てる 君が流した コスモスの花一輪 君と手を取り歩いた 忘れられないこの道 橋を渡れば 君の住んでたアパート 玄関先に 咲いてた白いコスモス 君は窓から顔出す 忘れられないこの道 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 静かに見送ることで サヨナラ言わずに別れた 知らず知らずに 季節は君の心を 変えてしまった あの山並みの色のように 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は 秋が終れば 冷たい冬が来る事 分かりきってた 分かりきってた二人は |
雨に濡れてミルク色の街に 絹の雨が降る 朝はまだ静かな 夜明けの中で 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない 何も言わないで ほらほら 瞳閉じたまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 少し爪の伸びた 細い白い小指 震えているんだね 壊れそうな肩 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない まわり気にしないで ほらほら 立ち止まったまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 雨に濡れてよ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | ミルク色の街に 絹の雨が降る 朝はまだ静かな 夜明けの中で 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない 何も言わないで ほらほら 瞳閉じたまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 少し爪の伸びた 細い白い小指 震えているんだね 壊れそうな肩 君を抱きしめる 愛を確かめる 君が好きだから 離したくない まわり気にしないで ほらほら 立ち止まったまま そうそう 唇かさね 夢の続き このままずっと 雨に濡れてよ 雨に濡れてよ |
ここは、沖縄青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー 羽田からジェットで 2時間とちょっとで 夢の島が広がる ここは沖縄 レイ レイ ホー 三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる フェリーボートは夢乗せて ここは沖縄 レイ レイ ホー 酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて 腰を抜かしたそうだよ ここは沖縄 レイ レイ ホー あの娘ちょっぴり黒いけど とても器量がいいと 情が深いと評判 ここは沖縄 レイ レイ ホー 北じゃもうすぐ雪降る なのに半袖姿 日本も広い国だね ここは沖縄 レイ レイ ホー 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー レイ レイ ホー レイ レイ ホー | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー 羽田からジェットで 2時間とちょっとで 夢の島が広がる ここは沖縄 レイ レイ ホー 三弦(サンシン)の調べが ラジオから流れる フェリーボートは夢乗せて ここは沖縄 レイ レイ ホー 酒は焼酎泡盛 あいつ飲み過ぎて 腰を抜かしたそうだよ ここは沖縄 レイ レイ ホー あの娘ちょっぴり黒いけど とても器量がいいと 情が深いと評判 ここは沖縄 レイ レイ ホー 北じゃもうすぐ雪降る なのに半袖姿 日本も広い国だね ここは沖縄 レイ レイ ホー 青い空が広がる ここは南の島 海は珊瑚の緑色 ここは沖縄 レイ レイ ホー レイ レイ ホー レイ レイ ホー |
美しく燃えて脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ そろえかけて やめました ドアを閉めて 一度だけ あなたの名前に サヨナラ 何も言わず 出てゆくけど それがボクのあなたへの せめてもの やさしさと いつか気づいて くれるでしょうか あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた 背伸びしてた ボクの気持ちに ほほえんだのは あの日のあなた ワイン持つ手や タバコのポーズ すべてがボクより 似合っていた あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 脱ぎっぱなしの キャメルのブーツ そろえかけて やめました ドアを閉めて 一度だけ あなたの名前に サヨナラ 何も言わず 出てゆくけど それがボクのあなたへの せめてもの やさしさと いつか気づいて くれるでしょうか あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた 背伸びしてた ボクの気持ちに ほほえんだのは あの日のあなた ワイン持つ手や タバコのポーズ すべてがボクより 似合っていた あなたに教えてもらうこと 今のボクには何もない いつかめぐり逢う時がくれば ボクがあなたを愛したい 美しすぎる 部屋の中で やさしすぎたあなた |
12月の雨外は朝早くから 篠つく雨 ぼんやり煙草をくわえ ながめている 寒さまじりの 季節はずれの雨 君は今頃どこかで どうしているんだろう も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 冷えた部屋の中に ただよう煙 いつか君と2人 肩寄せ合って いつまでも2人歩いた 雨の電車通り やみそうもない雨 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい あれからどのぐらい 過ぎただろうか 君の涙に濡れた 最後の悲しい 何かいいたそうな 黒い瞳を 想い出させる 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 僕はあいも変わらず 昔と同じ 旅から旅への 毎日です こうして一年があっという間に 足早に過ぎてゆく事に つらく思う時がある も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の December rain rain December rain … | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 外は朝早くから 篠つく雨 ぼんやり煙草をくわえ ながめている 寒さまじりの 季節はずれの雨 君は今頃どこかで どうしているんだろう も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 冷えた部屋の中に ただよう煙 いつか君と2人 肩寄せ合って いつまでも2人歩いた 雨の電車通り やみそうもない雨 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい あれからどのぐらい 過ぎただろうか 君の涙に濡れた 最後の悲しい 何かいいたそうな 黒い瞳を 想い出させる 12月の雨 も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい 僕はあいも変わらず 昔と同じ 旅から旅への 毎日です こうして一年があっという間に 足早に過ぎてゆく事に つらく思う時がある も一度いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の 二人にもどり 今年の冬をむかえたい いちから やり直したい 離ればなれの 二人の生活に もう 終りを告げて 優しかった頃の December rain rain December rain … |
山のロープウェイ君の夢を見ました その後 元気でいますか どちらからともなく 会わなくなりましたね ひさしぶりの君でした なつかしく思いました 本棚のアルバム 広げて見ました この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 山の頂上まで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の青空 Mu Mu… 今でも覚えています 昨日のことのように 鮮やかな緑に 光輝く夏 この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 夕日の落ちるまで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の夕暮れ Mu Mu… あの時 僕は 遥か彼方 山合いの空に燃えるような赤い星を見ていました 今日も暑い一日になりそうです いつか また 会えたらと思います | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 君の夢を見ました その後 元気でいますか どちらからともなく 会わなくなりましたね ひさしぶりの君でした なつかしく思いました 本棚のアルバム 広げて見ました この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 山の頂上まで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の青空 Mu Mu… 今でも覚えています 昨日のことのように 鮮やかな緑に 光輝く夏 この街を見わたせる 山のロープウェイに 蝉時雨の季節に 乗りに行きましたね 夕日の落ちるまで 君の手を引いて あれは二年前の 夏の夕暮れ Mu Mu… あの時 僕は 遥か彼方 山合いの空に燃えるような赤い星を見ていました 今日も暑い一日になりそうです いつか また 会えたらと思います |
一人ぽっちわたしが あなたと 離れて これから どうして 暮らして ゆけると 思うの わたしに あなたが 残した 思い出 どうして 忘れる ことなど できるの わたしが あなたに いい人 できたのと どうして 素面(しらふ)で 聞けると 思うの わたしは あなたを 愛して いるのに どうして 冷たく なったの いつから 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ わたしが あなたの 気まぐれな 心を どうして わかると いうのか 燕よ わたしが あなたの 出てゆく 姿を どうして 黙って いれると 思うの 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | わたしが あなたと 離れて これから どうして 暮らして ゆけると 思うの わたしに あなたが 残した 思い出 どうして 忘れる ことなど できるの わたしが あなたに いい人 できたのと どうして 素面(しらふ)で 聞けると 思うの わたしは あなたを 愛して いるのに どうして 冷たく なったの いつから 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ わたしが あなたの 気まぐれな 心を どうして わかると いうのか 燕よ わたしが あなたの 出てゆく 姿を どうして 黙って いれると 思うの 一人ぽっちは 嫌いだよ 淋しいよ もどってよ せめて今日だけ そばにいてよ もう一度 振りむいてよ 一人ぽっちは 眠れないよ 冷たいよ 行かないでよ |
沫雪ひと夜降り続いた 静かな雨が 夜明けに 季節はずれの沫雪にかわった 瓦屋根に落ちて すぐに溶ける 儚い白い雪に 手を伸ばしてみる 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった 愛を語り過ぎた 朝にやってくる 虚ろな静けさの中で 愛した人は……遠い 想い出と呼べるものがひとつ 一本の小さな棘が 胸に刺ったまま 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった あの沫雪のように あゝ あの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | ひと夜降り続いた 静かな雨が 夜明けに 季節はずれの沫雪にかわった 瓦屋根に落ちて すぐに溶ける 儚い白い雪に 手を伸ばしてみる 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった 愛を語り過ぎた 朝にやってくる 虚ろな静けさの中で 愛した人は……遠い 想い出と呼べるものがひとつ 一本の小さな棘が 胸に刺ったまま 薄ら陽と 空のはざまを舞い 束の間だけを ささやかに生きた あの沫雪のように あゝあの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった あの沫雪のように あゝ あの人の愛も 春を待ちきれないまま 流れていった |
ひとりの君へ…そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば春の緑の野辺に 風にふるえる蕾のように 眩暈から覚めた君は ひばりの声をきく 白いうなじに唇よせて 愛の予感を君に告げよう 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば秋の燃える星座に かすかに揺れる流れ星のように 堕ちていってしまいそうな 君の美しさを守り続けよう 僕のこの手で 強く抱きしめもう二度と離さない 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう 君を心から 君だけを見つめよう | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば春の緑の野辺に 風にふるえる蕾のように 眩暈から覚めた君は ひばりの声をきく 白いうなじに唇よせて 愛の予感を君に告げよう 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう そっと抱きかかえた君を 何処へ横たわらせよう たとえば秋の燃える星座に かすかに揺れる流れ星のように 堕ちていってしまいそうな 君の美しさを守り続けよう 僕のこの手で 強く抱きしめもう二度と離さない 長い坂で誰もがみな 同じように苦しみ たったひとつの生きがいを 探しながら歩きつづける 生きることがとてもつらくて 立ち止まった日々もある でも今日から想い出に 呼びかけたりはしない 君を心から君だけを見つめよう 君を心から 君だけを見つめよう |
もう帰れない懐かしい甘い香り あの頃のまま 今日の為に つけたの 思わせぶりも 相変わらずだね 僕の心が揺れはじめてる すべては遠い昔の出来事 切ない胸の痛みも 誰が悪いと責めることもない あの頃愛してた それだけ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない タバコに火をつける細い指先に 時の流れを見ていた あいつと別れて一人でいること 風の噂に聞いていたよ きっと今でもあなたを愛していると そんな気持ちにさせたのは 想い出話 途切れて 横むいた やせた頬が なぜか悲しくて もう二度と あなたに会えない気がする よみがえるこの想い 止められなくなる もう見つめないで 心乱れるよ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 懐かしい甘い香り あの頃のまま 今日の為に つけたの 思わせぶりも 相変わらずだね 僕の心が揺れはじめてる すべては遠い昔の出来事 切ない胸の痛みも 誰が悪いと責めることもない あの頃愛してた それだけ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない タバコに火をつける細い指先に 時の流れを見ていた あいつと別れて一人でいること 風の噂に聞いていたよ きっと今でもあなたを愛していると そんな気持ちにさせたのは 想い出話 途切れて 横むいた やせた頬が なぜか悲しくて もう二度と あなたに会えない気がする よみがえるこの想い 止められなくなる もう見つめないで 心乱れるよ 今とても あなたが優しく思える その肩を抱きしめて連れ去りたいけど 過ぎた夏の日に もう帰れない |
季節の夕暮れひとり夢みた街に 今日も雨が降る 夜に見上げる空も 押し黙ったままの空 通りすがりの人が なぜか急ぎ足 そこにあるのはひとつ 生き抜く知恵と賢さ 涙を隠して 作り笑いの日々 何かを忘れたまま さすらす街の旅人 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う 愛しても愛されず 空回りの街 何をしてもうまく いかない事に苦しみ あまりの人の多さに 会話を無くして あてもなく漂えば しらけぎみの風が吹く 何かをする為 誰か愛する為 この世に生まれてきたはずだ きっと君と僕 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う あれほど荒んでいた 乾いた心の中の 風も雨も 少し止んできた 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | ひとり夢みた街に 今日も雨が降る 夜に見上げる空も 押し黙ったままの空 通りすがりの人が なぜか急ぎ足 そこにあるのはひとつ 生き抜く知恵と賢さ 涙を隠して 作り笑いの日々 何かを忘れたまま さすらす街の旅人 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う 愛しても愛されず 空回りの街 何をしてもうまく いかない事に苦しみ あまりの人の多さに 会話を無くして あてもなく漂えば しらけぎみの風が吹く 何かをする為 誰か愛する為 この世に生まれてきたはずだ きっと君と僕 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う あれほど荒んでいた 乾いた心の中の 風も雨も 少し止んできた 季節の夕暮れが 影を落とす 季節の夕暮れが 愛を奪う |
冬銀河冬の朝の窓辺に 風を送る 春の香りする おはようの風 辛く悲しい時は 声を出して 呼んでくれたなら 力になるよ Di…… 幸せになりたいね ほんの少し ぜいたくも少し今より少し 眠るあなたのもとに 夢を送る 幼い頃見た 七色の夢 Di…… いつか手と手をつなぎ 歩く日迄 僕は僕なりに 生きているから 寒い空を流れる 冬の銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 冬の朝の窓辺に 風を送る 春の香りする おはようの風 辛く悲しい時は 声を出して 呼んでくれたなら 力になるよ Di…… 幸せになりたいね ほんの少し ぜいたくも少し今より少し 眠るあなたのもとに 夢を送る 幼い頃見た 七色の夢 Di…… いつか手と手をつなぎ 歩く日迄 僕は僕なりに 生きているから 寒い空を流れる 冬の銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 あなたを夢見る ロマンの銀河 |
街はひたすらひと雨ごとに風は冷たく吹いて 空の蒼さに 木の葉を落とし 季節を変えています 人波の中重い足どり 通りすぎて 振り向けば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 生きる道での 辛い別れを思い そっと机に 涙を落とし 雨音 聞いています 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | ひと雨ごとに風は冷たく吹いて 空の蒼さに 木の葉を落とし 季節を変えています 人波の中重い足どり 通りすぎて 振り向けば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 生きる道での 辛い別れを思い そっと机に 涙を落とし 雨音 聞いています 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば 人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し |
LOVE SONG閉店間際の店の片隅で 流れていたのはアメリカのlove song 長いつきあいが 愛の深さなら まだ愛だなんて呼べないふたり 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 帰りそびれたふたり 残したまま 街は灯りを消して 眠りの中 静かな夜更けに唄う愛の唄 君の心へまっすぐ love song 大きな紙袋抱えてドアを 開けてやって来る君はまだ照れくさそう かけがえのないもの ふとそんな事 気ままな暮しの僕が変わって行く 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 優しさはいつも 静かなものと 知らなかったよ 君と出逢うまで 僕の部屋の窓に 花が置かれる 君の心がまっすぐ love song love song‥ | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | 石川鷹彦・ふきのとう | 閉店間際の店の片隅で 流れていたのはアメリカのlove song 長いつきあいが 愛の深さなら まだ愛だなんて呼べないふたり 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 帰りそびれたふたり 残したまま 街は灯りを消して 眠りの中 静かな夜更けに唄う愛の唄 君の心へまっすぐ love song 大きな紙袋抱えてドアを 開けてやって来る君はまだ照れくさそう かけがえのないもの ふとそんな事 気ままな暮しの僕が変わって行く 夜が短かすぎて サヨナラがまだ言えない 優しさはいつも 静かなものと 知らなかったよ 君と出逢うまで 僕の部屋の窓に 花が置かれる 君の心がまっすぐ love song love song‥ |
五月雨雨の雫が 窓にしがみつく 変わることが 生きることだと いつかあなたが 言ってた言葉 私を待って いたんじゃなかった 他の誰れか 待ちくたびれただけ そんなあなたの 心がせつない 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 もどりたそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる 優しい人と いつも言われてた ただあなたが 離れてしまうこと ずっと恐かった ただそれだけ 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの恋の終わりに すまなそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる たよりないね 恋心 | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 雨の雫が 窓にしがみつく 変わることが 生きることだと いつかあなたが 言ってた言葉 私を待って いたんじゃなかった 他の誰れか 待ちくたびれただけ そんなあなたの 心がせつない 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 もどりたそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる 優しい人と いつも言われてた ただあなたが 離れてしまうこと ずっと恐かった ただそれだけ 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの落ちて行く雨 五月雨ぬらせ心 夕立ながせ思い出 片道だけの恋の終わりに すまなそうに あなたが 手を振ってた 街角 なさけないね まだ信じてる たよりないね 恋心 |
青空くわえ煙草で 公園のベンチに 物憂げに座る 男がひとり 冷やかに見据える あの鋭い目から また逃げ出して 来たらしい 吹き上げる風に 背中を向けるのは 心を閉ざしたからじゃなく 彼の得意なポーズだってことは 鏡の裏に見えている 夢見た夢が ひとつまたひとつ 腕から滑り落ちてゆく けれど恐いのは その事じゃない 夢が壊れる事じゃない 夢があるんだと ただそれだけで 何かを掴んだつもりになって 死んじまった夢を 抱えたまま気付きもせず ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 誰の心にも 扉を閉めきった うす暗い部屋がひとつある そこには踞り 孤独という名の あめ玉をしゃぶる 子供がひとり 優しさをぐしゃりと 無邪気に踏みつけて 自分の涙だけを 手で拭う 飽きた玩具には 振り向くこともなく ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 廃墟を塗り潰してしまえ | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | くわえ煙草で 公園のベンチに 物憂げに座る 男がひとり 冷やかに見据える あの鋭い目から また逃げ出して 来たらしい 吹き上げる風に 背中を向けるのは 心を閉ざしたからじゃなく 彼の得意なポーズだってことは 鏡の裏に見えている 夢見た夢が ひとつまたひとつ 腕から滑り落ちてゆく けれど恐いのは その事じゃない 夢が壊れる事じゃない 夢があるんだと ただそれだけで 何かを掴んだつもりになって 死んじまった夢を 抱えたまま気付きもせず ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 誰の心にも 扉を閉めきった うす暗い部屋がひとつある そこには踞り 孤独という名の あめ玉をしゃぶる 子供がひとり 優しさをぐしゃりと 無邪気に踏みつけて 自分の涙だけを 手で拭う 飽きた玩具には 振り向くこともなく ぼんやりと空を 眺めてる ああなんて 今日は長閑かな日だ なんて 幸せそうだろう 今日も 大空に絵を描くんだ write way up まずクレヨンで write way up そして絵の具で write way up 吹き出す赤い血で way up 廃墟を塗り潰してしまえ 廃墟を塗り潰してしまえ |
赤い傘赤い蛇の目の傘をさして それはまるで絵のように あの女が私に振り向く 思い出すのはひとつの傘で あの女の髪のにおい 雨宿り 恋の雨 ただ静かに濡れていた 板壁も 石畳も こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 若草のかおりをかぐように もう一度この町を 訪れてみたいと思った 古都の夕暮れ 淡い憧れ 連子窓の細い小路 人もなくひとり歩く 時の流れに流されぬよう 話し疲れ 笑い疲れて 時にはすべての絆を解いて 夢の女に出逢ってみたい こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 こんな雨の日 恋をした あなたの傘の中 | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 赤い蛇の目の傘をさして それはまるで絵のように あの女が私に振り向く 思い出すのはひとつの傘で あの女の髪のにおい 雨宿り 恋の雨 ただ静かに濡れていた 板壁も 石畳も こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 若草のかおりをかぐように もう一度この町を 訪れてみたいと思った 古都の夕暮れ 淡い憧れ 連子窓の細い小路 人もなくひとり歩く 時の流れに流されぬよう 話し疲れ 笑い疲れて 時にはすべての絆を解いて 夢の女に出逢ってみたい こんな夕暮れ 恋をした あなたの傘の中 こんな雨の日 恋をした あなたの傘の中 |
夕暮れの街オレンジ色の空の下 帰る君を乗せた バスが見える サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を一人 帰ろうかな 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く 静かな街の通りには 走る僕の足音だけが響く ちぎれた雲の切れ間から お月様が 寝ぼけまなこでのぞいている 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を 一人帰ろうかな | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | オレンジ色の空の下 帰る君を乗せた バスが見える サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を一人 帰ろうかな 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く 静かな街の通りには 走る僕の足音だけが響く ちぎれた雲の切れ間から お月様が 寝ぼけまなこでのぞいている 夕暮れの街は 何故か淋しいもの あゝ君の姿 空に消えて行く サヨナラ 君はもういない 僕もいつもの道を 一人帰ろうかな |
風の船(海よりも深く…)船は行く波の上 あなたが好きだった街 あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ 暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える 潮風に月あかり 夏の夜は始まる 忘れるために来た 一人の旅なのに それでも あなたの面影 夢に見る 流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に 船は行く波の上 飛魚がはねる 北陸の海をすべり 交わる空は悲しい 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 船は行く波の上 あなたが好きだった街 あこがれの金沢へ ぼくを連れて走れよ 暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える 潮風に月あかり 夏の夜は始まる 忘れるために来た 一人の旅なのに それでも あなたの面影 夢に見る 流れ星 おやすみ 遠く 潮騒の空に 船は行く波の上 飛魚がはねる 北陸の海をすべり 交わる空は悲しい 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く 北の国へ帰る 青く光る風よ もう一度あの人に伝えて この心 今でも あなたを愛してる 海よりも深く |
ステーション何故あんなに 好きだったのに 離れ離れに なったんだろう 哀しいほどに よみがえるのは 君と僕との 出会いの風景 雨の降るステーション 雨宿りの君に 傘をさしだしたのは僕 季節はずれの雨 ひとつの傘で 何も言わずに バスターミナルで 君の名前を やがて僕らは 夏の初めに 約束事みたいに 一緒に暮した 君を愛してた どんな人よりも君を 神様の引き合わせなんだと あの日の雨を ひとつの傘で 秋を見送り 木枯しの中 冬を迎えた いつまでも待ってた 君が帰らない夜 いつも待ち合わせたステーション 季節はずれの雨 君の名前を 聞いた場面で 雨は静かに 雪に変わってた 君と僕との 出会いと別れを 遠くで見ていた 雪のステーション | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | 瀬尾一三 | 何故あんなに 好きだったのに 離れ離れに なったんだろう 哀しいほどに よみがえるのは 君と僕との 出会いの風景 雨の降るステーション 雨宿りの君に 傘をさしだしたのは僕 季節はずれの雨 ひとつの傘で 何も言わずに バスターミナルで 君の名前を やがて僕らは 夏の初めに 約束事みたいに 一緒に暮した 君を愛してた どんな人よりも君を 神様の引き合わせなんだと あの日の雨を ひとつの傘で 秋を見送り 木枯しの中 冬を迎えた いつまでも待ってた 君が帰らない夜 いつも待ち合わせたステーション 季節はずれの雨 君の名前を 聞いた場面で 雨は静かに 雪に変わってた 君と僕との 出会いと別れを 遠くで見ていた 雪のステーション |
枯葉北の街の夕暮れを あてもないままゆけば 歩くよりも立ち止まる そのことの方が多い 街はずれの公園 懐かしむように歩く 恋人たち 肩を寄せ合う 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 君と別れたあの頃は ほんのはずみで 想い出はボロボロこぼれて落ちたよ 想い出に生きた日々は とてもつらいけれど 忘れてしまうことの淋しさは たとえば秋の 風に誰も気付かぬうちに はらはら落ちる 枯れ葉にどこか 似ていませんか いつか違う人と たとえ愛を誓いあったときも この道は誰とも 歩かないと決めていた 小さな街のことです 2人だけのあの場所さえ 新しい出逢いの場所として 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 想い出がみんな優しいのは 時の流れに運ばれて 静かに消えてゆくからです | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | | 北の街の夕暮れを あてもないままゆけば 歩くよりも立ち止まる そのことの方が多い 街はずれの公園 懐かしむように歩く 恋人たち 肩を寄せ合う 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 君と別れたあの頃は ほんのはずみで 想い出はボロボロこぼれて落ちたよ 想い出に生きた日々は とてもつらいけれど 忘れてしまうことの淋しさは たとえば秋の 風に誰も気付かぬうちに はらはら落ちる 枯れ葉にどこか 似ていませんか いつか違う人と たとえ愛を誓いあったときも この道は誰とも 歩かないと決めていた 小さな街のことです 2人だけのあの場所さえ 新しい出逢いの場所として 逆らうすべもなく 季節は駆け足で過ぎる 君の姿さえ 今は思い出せない 想い出がみんな優しいのは 時の流れに運ばれて 静かに消えてゆくからです |
メロディー緑に囲まれた 北国の街 あなたを見かけた 思い出の道 初めて声をかけた 夏の夜に 星達がにぎやかに みつめていた あなたをいつしか 愛していた 燃えるその心に 照れながら 言葉はいらない そばにいれば あなたの温もり 思いやりが 手にとるように分かり うれしかったよ 若い日のあなたと私のメロディー あなたといつしか 歩いていた 燃える夕焼けの空 坂道を 死ぬまであなたを 離さない あなたと生きて行く 長い道を これから始まる 新しい日々 若い日のあなたと私のメロディー 若い日のあなたと私のメロディー | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 緑に囲まれた 北国の街 あなたを見かけた 思い出の道 初めて声をかけた 夏の夜に 星達がにぎやかに みつめていた あなたをいつしか 愛していた 燃えるその心に 照れながら 言葉はいらない そばにいれば あなたの温もり 思いやりが 手にとるように分かり うれしかったよ 若い日のあなたと私のメロディー あなたといつしか 歩いていた 燃える夕焼けの空 坂道を 死ぬまであなたを 離さない あなたと生きて行く 長い道を これから始まる 新しい日々 若い日のあなたと私のメロディー 若い日のあなたと私のメロディー |
南風の頃南風吹いたら 流れ雲流れて 本棚の写真帳 色あせたまま 陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ 縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます 南風吹いたら 吹き流し流れて 本棚の日記帳 書き残したまま こぼれ落ちる押し花に あなたを想いつつ 足組んで ひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます | ふきのとう | 村上実 | 山木康世 | | 南風吹いたら 流れ雲流れて 本棚の写真帳 色あせたまま 陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ 縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活(くらし)に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます 南風吹いたら 吹き流し流れて 本棚の日記帳 書き残したまま こぼれ落ちる押し花に あなたを想いつつ 足組んで ひとりぼっち ひなたぼっこ この町になれようと 泣き笑いおぼえて かわらぬ生活に季節をみつけた 僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます |
影法師おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 好きだと一言いえず 一人後ろ姿見ていた 一人ぼっち 影法師 おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 自転車の後ろに乗せて 夏祭りサーカス見物に 手をつないだ 影法師 おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | おまえの小さな想い出を おかっぱ頭の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 好きだと一言いえず 一人後ろ姿見ていた 一人ぼっち 影法師 おまえの小さな想い出を 浴衣姿の面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 自転車の後ろに乗せて 夏祭りサーカス見物に 手をつないだ 影法師 おまえの小さな想い出を 涙でにじんだ面影を も一度見たくて遠まわり 夕焼けこやけ町 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 今でも覚えてるか 本気で愛していたよ 嫁に行く姿見送った 離ればなれ 影法師 |
ひとりの冬なら来るな涙がぽつんと落ちた あなたの写真に落ちた にじんで見えなくなった 酔いつぶれた部屋で 思い出せば淋し 恋の物語 すれ違いのままで 冬を迎える かなわぬ夢なら見るな わびしくなるから見るな あなたを待つには遠い ひとりの夢なら見るな 夜中にぽつんと起きた 寒くて寒くて起きた カーテン開けたら外は 雪がちらついてた 初雪みたいな 恋の物語 積もらないうちから 急ぎ溶けてく 積もらぬ雪なら降るな わびしくなるから降るな 愛しく待つには辛い ひとりの雪なら降るな 通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる 屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった 白い湯気にうつる 恋の物語 冷えた空の中に あわく消えてく 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 涙がぽつんと落ちた あなたの写真に落ちた にじんで見えなくなった 酔いつぶれた部屋で 思い出せば淋し 恋の物語 すれ違いのままで 冬を迎える かなわぬ夢なら見るな わびしくなるから見るな あなたを待つには遠い ひとりの夢なら見るな 夜中にぽつんと起きた 寒くて寒くて起きた カーテン開けたら外は 雪がちらついてた 初雪みたいな 恋の物語 積もらないうちから 急ぎ溶けてく 積もらぬ雪なら降るな わびしくなるから降るな 愛しく待つには辛い ひとりの雪なら降るな 通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる 屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった 白い湯気にうつる 恋の物語 冷えた空の中に あわく消えてく 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな |
柿の実色した水曜日今度君に いつ逢えるかな 偶然街で 逢えたなら やあ こんにちは 元気そうだね それとも 知らん顔をして いつものくせで 腕組んで 空を見上げるの 今日でふた月 別れた日から 忘れるようにしたけれど 声が聞きたい夜があったら たまには電話してもいい いつものくせで ぶっきらぼうに もしもし はいそうです 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た いつか君も 大人になって 結婚する日 来るだろうな 冬と夏に 葉書を一枚 暇があったら 返事ください いつものくせの右下がり 君の文字が見たいから 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た 初めて恋をした… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 今度君に いつ逢えるかな 偶然街で 逢えたなら やあ こんにちは 元気そうだね それとも 知らん顔をして いつものくせで 腕組んで 空を見上げるの 今日でふた月 別れた日から 忘れるようにしたけれど 声が聞きたい夜があったら たまには電話してもいい いつものくせで ぶっきらぼうに もしもし はいそうです 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た いつか君も 大人になって 結婚する日 来るだろうな 冬と夏に 葉書を一枚 暇があったら 返事ください いつものくせの右下がり 君の文字が見たいから 覚えてるかな 逢った日の 空と山の色 柿の実色した水曜日 初めて君を見た 初めて恋をした… |
流星ワルツ誰にも知られず ひっそりと 離ればなれに 生まれ落ち 闇から闇へと かけめぐる 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ 若い日 あなたにめぐり逢い 離れられない 二人には 月日は悲しく 過ぎ去った 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ くちびる重ねて ゆっくりと 二人一緒に 燃えつきる 春までしんぼう もう少し 男と女の流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 誰にも知られず ひっそりと 離ればなれに 生まれ落ち 闇から闇へと かけめぐる 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ 若い日 あなたにめぐり逢い 離れられない 二人には 月日は悲しく 過ぎ去った 男と女の 流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ くちびる重ねて ゆっくりと 二人一緒に 燃えつきる 春までしんぼう もう少し 男と女の流れ星 ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ ワルツを踊りましょう 足なみそろえて 今は涙をふいて 流星ワルツ |
思い出通り雨君の目は寂しそうに 遠くを見てる あの人を追いかけて 遠くを見てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君はただひとりぼっち ベンチに座る あの人と話をした ベンチに座る 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君の手は悲しそうに 手紙を捨てる あの人の匂いのする 手紙を捨てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君は今 雨の中を 歩き始める あの人を忘れようと 歩き始める 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 君の目は寂しそうに 遠くを見てる あの人を追いかけて 遠くを見てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君はただひとりぼっち ベンチに座る あの人と話をした ベンチに座る 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君の手は悲しそうに 手紙を捨てる あの人の匂いのする 手紙を捨てる 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 君は今 雨の中を 歩き始める あの人を忘れようと 歩き始める 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ 思い出通り雨 も一度 降れ降れ 気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ |
初夏噴水の前で 記念写真を 撮っているのは 新婚さんかな ぼくは座って それを見ている 鳩はつついてる とうきびの殻を 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 時計台を見て たむろしている 大きなリュックの黒いカニ族 ぼくは通り過ぎ 見ない振りして 道を聞かぬよう 声をかけぬよう 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 地下街はいつも都会の顔して 狸小路を 田舎扱い ぼくは地下鉄の電車を待ってる センチメンタルに浸った振りして 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 噴水の前で 記念写真を 撮っているのは 新婚さんかな ぼくは座って それを見ている 鳩はつついてる とうきびの殻を 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 時計台を見て たむろしている 大きなリュックの黒いカニ族 ぼくは通り過ぎ 見ない振りして 道を聞かぬよう 声をかけぬよう 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 地下街はいつも都会の顔して 狸小路を 田舎扱い ぼくは地下鉄の電車を待ってる センチメンタルに浸った振りして 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる 夏の初めの昼下がりは とても馴じめず淋しくなる |
雨ふり道玄坂雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える ただあなたに嫌われないように いつか 長い髪も切ったのに 電話ボックスで夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日 ただあなたの笑顔が見たくて 一人 馬鹿げた事もしてきた あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ 今日が二人の終わりだなんて 誰がきめたの一年少しで ただあなたに夢中で暮らしてきた今は 誰も何も信じたくない あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ ガラス窓から後ろ姿が 雨に煙りがすんで消える ただあなたに嫌われないように いつか 長い髪も切ったのに 電話ボックスで夜が明けるまで 一人で寒さしのいだ冬の日 ただあなたの笑顔が見たくて 一人 馬鹿げた事もしてきた あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 バスを待つあなたの 淋しさに声かけたのは 気まぐれじゃなかったわ 今日が二人の終わりだなんて 誰がきめたの一年少しで ただあなたに夢中で暮らしてきた今は 誰も何も信じたくない あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ あの日雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ 雨ふりの道玄坂 目を閉じてあなたの 淋しさに抱かれたのは 気まぐれじゃなかったわ |
初恋貴方が嫁ぐ6月の雨の朝 綺麗な花嫁衣装に身を包み そして その隣には 僕が立っていると いつも心に そう決めていたんだ ただひとりの女性(ひと)と 決めていた 男ものの大きなシャツが好きで 困った時 首をまげるのがクセで 誰よりも優しさが似合う女性で 誰にも負けない位 愛してたのに ずっと 僕の側に ずっと 居てくれると 信じてたのに 忘れる事が今の僕にとって たったひとつの慰めだとしても いったい何から 捨てれば良いのだろう 貴女の為に作った メロディーも 思い出になってしまうのか さりげないサヨナラを言うつもりで 傘を持つ貴女の手に触れたとたん 冷たい雫が頬にポツリと落ちて 涙なんかじゃないと 駆け出すのがやっとで ずっと僕の側に ずっと居てくれると ずっと僕の側に ずっと居てくれると 信じてたのに | ふきのとう | 細坪基佳 | 細坪基佳 | 瀬尾一三 | 貴方が嫁ぐ6月の雨の朝 綺麗な花嫁衣装に身を包み そして その隣には 僕が立っていると いつも心に そう決めていたんだ ただひとりの女性(ひと)と 決めていた 男ものの大きなシャツが好きで 困った時 首をまげるのがクセで 誰よりも優しさが似合う女性で 誰にも負けない位 愛してたのに ずっと 僕の側に ずっと 居てくれると 信じてたのに 忘れる事が今の僕にとって たったひとつの慰めだとしても いったい何から 捨てれば良いのだろう 貴女の為に作った メロディーも 思い出になってしまうのか さりげないサヨナラを言うつもりで 傘を持つ貴女の手に触れたとたん 冷たい雫が頬にポツリと落ちて 涙なんかじゃないと 駆け出すのがやっとで ずっと僕の側に ずっと居てくれると ずっと僕の側に ずっと居てくれると 信じてたのに |
やさしさとして想い出としてもうあなたと逢えなくなる 二人で夢に見た 手さぐりの 青春は通りすぎた 昨日の風のように もう あなたは冗談も言わず 九月のことに かかりきりみたいで 夜の街は 淋しすぎて その上 冷たすぎて 爪の伸びた小指をかみながら こぼれる涙に言い訳していた 知らないこととはいえ 短すぎた ぼくが一年離れているうちに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて もうあなたの涙もろさや 人一倍の負けず嫌いなとこも あなただけの やさしさとして 帰らぬ 想い出として 少女のような笑顔にあの店で 知らず知らずのうちに好きになり 寒い夜にだきしめて見つめあって 小さな愛を確かめてきたのに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | もうあなたと逢えなくなる 二人で夢に見た 手さぐりの 青春は通りすぎた 昨日の風のように もう あなたは冗談も言わず 九月のことに かかりきりみたいで 夜の街は 淋しすぎて その上 冷たすぎて 爪の伸びた小指をかみながら こぼれる涙に言い訳していた 知らないこととはいえ 短すぎた ぼくが一年離れているうちに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて もうあなたの涙もろさや 人一倍の負けず嫌いなとこも あなただけの やさしさとして 帰らぬ 想い出として 少女のような笑顔にあの店で 知らず知らずのうちに好きになり 寒い夜にだきしめて見つめあって 小さな愛を確かめてきたのに あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて あなたが あなただけが こんなに 変わるなんて |
風来坊 この空どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 雲がちぎれ 消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピュー ピュー 身体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 背中丸め 直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ 気付く道 風来坊 強がりがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 瞳熱く うるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも 一度は上る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 影が長く 伸びるだけ 坂は続く 続く 坂は続く 続く…… | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | この空どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 雲がちぎれ 消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピュー ピュー 身体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 背中丸め 直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ 気付く道 風来坊 強がりがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 瞳熱く うるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも 一度は上る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて 立ち止まり 振り向き振り向き 来たけれど 影が長く 伸びるだけ 坂は続く 続く 坂は続く 続く…… |
春雷 突然の雷が 酔心地 春の宵に このままじゃ夜明けまで 野ざらしずぶ濡れ 春の雷に 白い花が散り 桜花吹雪 風に消えてゆく 過ぎた日を懐かしみ 肩組んで涙ぐんで 別れたあいつは今 寒くないだろうか 春の雷に 帰るあてもなく 桜花吹雪 家路たどるふり 声なき花の姿人は 何を思うだろう まして散りゆく姿 この世の運命を 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで | ふきのとう | 山木康世 | 山木康世 | | 突然の雷が 酔心地 春の宵に このままじゃ夜明けまで 野ざらしずぶ濡れ 春の雷に 白い花が散り 桜花吹雪 風に消えてゆく 過ぎた日を懐かしみ 肩組んで涙ぐんで 別れたあいつは今 寒くないだろうか 春の雷に 帰るあてもなく 桜花吹雪 家路たどるふり 声なき花の姿人は 何を思うだろう まして散りゆく姿 この世の運命を 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで 春の雷に 散るな今すぐに 桜花吹雪 命つづくまで |
白い冬 一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば 空しく消えた日々 あなたに逢えた 秋はもう遠く 迎えつつあるは 悲しい白い冬 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた | ふきのとう | 工藤忠行 | 山木康世 | | 一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば 空しく消えた日々 あなたに逢えた 秋はもう遠く 迎えつつあるは 悲しい白い冬 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた 一人で暮らす 冬は早や涙 想い出せば 空しく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬 もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた もう忘れた 全て あなたの事は 秋の枯れ葉の 中に捨てた |