brunchTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | カンカンと鳴る踏切の音 商店街を行く人々 僕は自販機でタバコを買い 線路沿いの街 君が浮かんだ 昨日の残業は応えた 寝てない日が続いてこじれた 「今年の風邪」って名の付いたいつものそれ 君はどうしてるかな ずっと何処かに置き去りになって 探してた僕のこんな感情を いとも簡単に君が掘り出して 笑って僕に差し出したんだ まだ何となくでしかないけれど でも何となくわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいた それだけなんだ 柔らかな陽が射す昼下がり でも気持ちは少しも晴れてない かと言って雨の日に泣けるでもないよ って「なんてね」って笑った 見え透いた嘘 偽り 強がり 優しさも冷たさも半端な僕 多少君も気付いてた 少しだけ怒って許してくれた うっかりと置いてけぼりになって 泣いていた君のそんな感情を 試行錯誤して僕が掘り出して 笑って君に差し出してあげるよ まだ何となくでしかないけれど でも何となくわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいた それだけなんだ 僕の夢を語った 君の暮らしを知った 未来の話もした 街はただの昼下がり 温めのカップティーを持って 二人寄り添って ただベンチに並んで ずっと何処かに置き去りになって 探してた僕のそんな感情を 何故だか今頃君が掘り出して 笑って僕に差し出したんだ まだ何の確証もないけれど でもちょっとだけわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいる それだけで良い |
おーないろんTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 先月はちょっと遣い過ぎましたので 即席の麺で済ませて寝転んでいます 天井の傷を眺めていました 贅沢などは言えませんが 君に逢いたいや 安定のスレッド 未知の倦怠感 また過去最高です 沈没は目前です ハァ 嫌々付き合ったようなさ そんな顔はしないでよ 愛し合っていてよ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです ジャストアイデア 天晴れさ 気鋭のビジネス 報酬は倍増です 特別な待遇です イェア 立法府は狂気 烏合の衆のステージ ヒエラルキーの妙に投降致します 騙される為の僕ら 其々の道に光を グッドラック 強弁な知者面した リーダーでいーじゃん ため息しか出ないよ ジーザス 昨日くらいの今日が続くなら この命など捧げます その辺に 僕の幸せは 転がっていないですか? 帰り道のソサイエティ 群像劇バラエティ 有象無象のヒーローとヒロインの ノンフィクション ご機嫌なローテンション 堅物なハイテンション お疲れ様 お互い様 ご褒美の酎ハイボール ストロングにしました 朧月 また明日 君に見えました やってらんないや いや こんなはずじゃないや どっかで聞いたような笑い話だ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです ラララ... 消えないように想い飛ばして あと一押しですか? |
シンボリックTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | いざ手を取り合え 新たな価値へ 旅立ちの朝 共に踏み出す足並みに 先人の確かな声 折り重なる日々の繋ぎ目に旗めく希望 灯し続けた期待の炎 明日への糧に 混沌の中 今 広野を渡れ 懐かしいような 昨日の事のような 君に逢うまでの僕は 本当の僕なのかと 問い掛けながら いくつ季節を越えたのだろう 呼び覚ます余韻と 色褪せない感動のリフレイン 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ 差し替えなどはきかない日々を どんな自分で描けば良いんだ 引き返せない怖さと 無限の自由を持って たった一つだけ 与えられた このライフにしがみついて 未来へ何を残して行けるの? 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕を照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ 忌わしい過去と繋いだ手を放して 綺麗に見える姿は本当の僕なのかと 問い掛けてみても 返事なんかは無いけど 目を閉じれば いつも ここに甦る感動 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ |
サイボーグTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 半分眠ったままのルーティーン まだ寝ていたいや 「風邪引きづらくなるから」って 強要されていたヨーグルトが 今日は何だが酸っぱくて まとめきれていない感情が だらしなくパラパラと テーブルの上を散らばった 喜びも僕の分しか無い 君は誰と分け合うの? 手に付いていない 独りの日々は 何の色も音も匂いも無い Ah, まだ隣で君が笑っている そんな空虚なリマインドしてる 指切りして夢を誓い合った あれは何処のどなたでしたか 僕はチャージ機能さえ無い出来損ないさ 人様の笑顔を妬み マイナスだけ吸うサイボーグだ 明日は晴れるってウェザーニュースで 宝物手にしたみたいな顔で はしゃいでいた君を それが全てと 今は思う すれ違う日々の中に潜り 突然顔を出す 争いの罠にハマって 大切なものが 本当は何かさえも見えずに Ah,「ごめんね」 たった一つ言えたなら 今日の世界も違っていたかな どうせスペックも低い頭なら 洗いざらい全部を消してよ ある日から この身体が 僕のものじゃないみたいで 不思議で でも胸は痛いから まだ生きている Ah, 神様の胸に飛び込んで 今すぐ君を連れ戻してと 泣いて済むものなら すぐにでも 全てを懸けて なんて戯言はどうでも良いからさ 君が 出来るだけ 笑顔でいられますように 燃え尽きたサイボーグの願いを 最後に叶えて |
アオイハルTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 眩しいくらいに 疎ましいくらいに 忙し気にきらめく青春は 僕の記憶の中の何処にあるのやら 忘れていたのに 隠していたはずなのに 永遠の眠りを覚ますように 巧みなまでに僕を揺すり起こした もう二度とない 100年に一度ってくらいの 恋を 君がくれた それとなく いつからともなく 僕には 君が必要でした 真っ赤な影を伸ばして歩きながら 初めてみたいな顔して 何度も呼び合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く 当たり前みたいに 決まっていたみたいに 敷かれていたレールを辿るように 君を求めて 欲しがって 追いかけていた 見苦しいけど どうしようもない 抗っても無駄ってくらいの 恋を 君がくれた いつになく 何の迷いもなく 心は 君で埋まっていた 真っ赤な鼻を互いにくっつけながら 君の笑顔の先へ 今にも手が届きそうなのに ぎこちなくて また妙な感じで 夜が終わって行く こないだ誰かと連絡していたみたいだから また変な時間に 変な夢で目が覚めたんだ 何もいらないって 真顔で言えてしまうくらいの 恋を 君がくれた 今日でさえ ままならない程に 僕には 君が必要でした 明日が連れて行ってくれると信じながら 君の手を掴まえて 何度も抱き合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く 青春もどきの このノンフィクションが 明日も続いていますように |
東京TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | どれだけの背伸びをしていた? 鏡越しの僕が問いかけた うなずけるような それなりの理由を 探してみるけれど どこにも落ちていやしないな 口笛なんて吹いてみたのさ 雑音の街に吸い込まれた 霞んでいくゴールライン 諦めを諭す声を掻き消せ まぶたの奥にある 未熟な理想に導かれた そのままで 踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい? 揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて 漏れ聞こえて来る誰かの凱歌を 妬む癖も抜けず 身がもたないや 虚勢のポーカーフェイス 歯痒さで また未来を照らせ 急かしてる正体は 時を刻む音じゃなくて 僕だと 本当は気付いているのなら 吹き飛ばされぬように 流れてしまわぬように 東京というこの街を追いかけて 歩いて行けるかい? 有耶無耶にされそうで 踏み締め直したこのアスファルトが 何処へと続くか 僕のこの目で見届けるため 大事なもの探して 選別を繰り返す 陽炎のように揺らめきながら 踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい? 揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて たった一つの 居場所を探して行くんだ |
冬の街TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 雪は空から 直線を辿り 群れをなすように 大地に煌めいた 朝焼けの街を吸い込みながら 僕らも静かに ジオラマにとけた マボロシを絵に描いたような 眩しい世界で 乾いた風 雪の白さ 僕を育てた冬の街が 形になれず はぐれていた 僕の素直な言葉を 君へと運ぶよ 手を繋いで歩いた道 忘れない思い出と これからの僕らを 刻むように 強く握りしめて 離れないように 僕が これまで 惑わされてきた 感情全てが ちっぽけに見えた 寂しさの意味を その本当の意味を知った時 僕は こんなにも 大人でした どれだけの安堵を その笑顔から もらえているんだろう 時を止めて 透き通る香り 僕を育てた 冬の街が 追いかけてた理想を また僕の胸の奥に打ち付けてくれるよ 上手くいかない その苛立ちで 削り合う優しさも 僕らを奏でる その為に 必要なスパイスだったねと 笑えるから あどけない 僕らが ほら そこにいるよ 乾いた風 雪の白さ 僕を育てた冬の街が 例えようもない強さと優しさで 僕らを また 包んでくれるよ 手を繋いで歩いて行こう そのままの僕らで ささやかな日々を刻むように どんな未来だとしても 君と手を取って 冬の街の風に僕らを乗せて |
Magic DrivingTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 眉間の皺に難しい話を閉じ込め 上手く受け流して日々を過ごしている 都会も随分と住みやすい街になった 時折何故だか僕がぼやけそうだけど 人混みの中に飲まれて行くように 僕の自由を失わぬように 逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 踏み込むペダルに胸を踊らせながら 失敗など恐れる事はないぞって 突き進むその足も 最近空回っているな 一つ たった一つでさえも成し遂げられずに 終わって行く 終わって行くのか 何をしていたんだよ 懐かしい歌を聴いて僕を洗うように 抑えていた感情に耳を傾けて 逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 水面に優しさを散りばめながら 沈んで行く夕陽は心を何処へと誘う 君の街はどんな顔しているかな 逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 踏み込むペダルに胸を踊らせながら |
君もいますかTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 前を向いたまま これまで歩いて来た そうやって言い聞かせて 自分をぶつけながら 建て前を塗り替えるように 「もう少し」と言われても いったいどれだけ 越えるものがあるんだろう? 知る程に ぼやけて 煙に巻かれていた 大事なものは 最後に 手元に残っていますように そんな願いを込めながら あと どれだけ 進んで行けるだろう 今も 迷ったまんま走っているって 君もそうやって生きているって そんな気がして また前を向けた 孤独の中 自分を試したりして 余計な妄想が降って来たって もっと 自分が 輝いた場所を探せるように 笑いたいって気持ちには なれていないな 最近は特にそうかな くすぶった火を灯し それで良しとしちゃいそうで 振り返っても そこには 埃を被った僕がいて 忘れていないような 捨てたような そんな記憶が ぼんやりあるだけ ギリギリで笑って過ごしているって 君もそうやって生きているって そんな気がして 少しだけ和んだ 傷付いて 悔やんでばかりだって それでも 未来は きっと もっと ずっと 輝いて見えるって信じていた 未解決と 蓋をして逃げた そのままにして 放って置いた 自分の意思を 今更 どんな顔して 迎えれば良いんだ そんな悩みが 君にもあるのかな もう どんな風に走って良いか 分からなくて 止まったりしてさ 辛い方が少なくはないと感じたり だけど 迷ったまんま 走って行くよ 多分 君もその道の上にいて 背中を押してくれる 降り注ぐ希望の光の方へ 握り締めた願いを持って きっと 僕らの明日があると信じて |
RookieTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 決めていない 決めていないままの 明日の事も この先の事も 忘れたい 忘れたい過去を 繰り返す今を 生きるアイロニー 高めたい 自分の生き様を 噂や評価を ケチなプライドを 傷付けない 何もしない だから今夜一緒に 裸を擦り合わせて 心を灯し合おう 全てを消し合って ホワイトバックの世界へ 魂も肉体(からだ)も放り投げておくれよ ひび割れた声に鞭を打って 夢や理想を謳おうぜ たまたまだと それも運命だと 嗤う声が響いていても いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで 求めない 求めないものを 知りたくもないもの 非情な真実を 気にしない 気にしない強さを 受け流す愛嬌を 陰で泣く度量を 負けていない 枯れていない 花はまだ咲いていない 夜を彷徨い続けて手にした セカンドオピニオンみたいな 怠惰な答えにぶち当たるよ 架空でも いつの日か 現実を飛び越えよう 恥じらって閉ざしたドアを開いて 夢や理想を謳おうぜ どうせ誰かの二番煎じだと 嗤う声が響いていても いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで さざなみが無数に毛羽立った水面の上に ポツンと落ちた擬音のように 善も悪も良も識も皆無なんだ 人生なんて所詮は ABボタンと十字キーで操って行くだけ 割れた声に鞭を打って 夢や理想を謳おうぜ たまたまだと それも運命だと 嗤う声が響いていても いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで |
ミルクTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 街道沿いの秋風に パラパラと散らばっていた 色の葉に呼ばれるように 記憶の世界が開いた 夢ばかりを追いかけて 誇らしげに話す僕を 嬉しそうに見つめながら ティーカップを両手で持っていた 「好きだよ」 そんな風に 僕らは 笑っていた… 置いてあるだけの看板も 時が止まったままの時計も 君の顔が浮かんで来るよ いつも聞いていた君の声が ましな顔して僕も居るかな 君に逢って何を話そうかな 僕の大切な君のこと もっともっと話したかった ちゃんと伝えておけば良かった 大学の道に敷き詰まった 鮮やかな落葉樹の葉 拾い上げた指先に 君の涙が落ちた 「ゴメンね」と溢れたように聞こえた 最後に 多分 そう聞こえた 傷だらけの古いテーブルも まるで無関心そうな猫も 出来上がった名もないサウンド 意味などない言葉並べて 片っぽずつイヤフォンで聴いた 君にだけ 渡したかった歌 戻れないよ 君は居ないよ 僕にも もう 違う僕があるから 君が知っている僕じゃないから 苦いコーヒーと焼けたトーストの香り パリンと割れたみたいな思い出と この先 何処までも歩いては行けないよな 仲間の夢を乗せていたフライヤー 白髪頭の静かなマスター 不意打ちみたいによみがえる サヨナラのまま止まった景色 忘れたよ なのに 涙が出た ミルクが僕を僕に戻した 君と僕は もう 居ないから 今の僕がここにあるんだ ラララ... 僕らは きっと これで良かったんだ |
アンセムTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 高速で通過して行く日々 流されていった 温度と僕と残像 繰り返し繰り返しの毎日 終わりのない夢 それだけを頼りにしていた 繊細で かよわくて 後ろ向きで 臆病な自分を 何よりも大切なのに 余裕がなくなって 手放してしまいそうになったりね だけど こんなにも前を向いていられている そんな自分が 誇らしくもあって 「無限」と強弁した 可能性が 日々 僕を断念へと誘っても 「まだまだやれるさ」「これからさ」 そんな 勧誘に易々と乗って 叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような悩みで溢れて騒がしい そうやって僕らは回っている 昨日までは 確かにあった胸の痛みが 一晩寝て 消えていた 「ほら 結局大したことないんだろう」って 大袈裟なやつと言われて 落ち込んだりして それなのに 夜の闇に紛れて また そいつが襲って来て 漠然とした希望でさえも 追い剥ぎのように奪って行くんだ 名前のない不安は誰もが背負っている そんな時代さ 俯いてんな 未完成の情熱で踏み出した その足を正当化してくれるのは 誰かの教えじゃない お手本もない そう 自分自身だと 気付いているよね スレンダーにしていった でっぱりや「らしさ」を さぁ いざ取り戻そうと足掻いても 何処にもない そもそもなかったと 開き直っていたんだ 時計の音が 耳障りに弾んでいる 誰かの輝きには 辟易して目を伏せる それでも 僕らには明日がある だなんて あぁ 野放図なもんだ 真実なんて 誰も手にしてはいないから 「まだまだやれるさ」「これからさ」って たわ言を高らかに鳴らして 叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような 悩みで溢れて 騒がしい そんな時代だ 似たような歯車で 僕らは回っている |
one dayTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | すさんで枯れ果てていた心に 苗木を植えるように 水をやりながら 少しずつ育てて 呼吸を整えて お天道様に顔を見せる いくつも乗り越えて来た 気の遠くなる悲しみ絶望も 消えない事は知っている それでも 笑っていたい そう 僕らは いつでも向かい風を走っていた 今日一日を何とか終えるため 気だるい朝も 寝付けない夜も あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと ペンキの雨が降って 消しゴム片手にふためいて 山びこに投げた誓いのカケラを 胸にぶら下げて 偶然にも僕らは今日を生きていた 静まり返ったトンネルを抜けて 五分五分であっても そんな毎日が あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと そう 僕らは いつでも向かい風を走っていた 今日一日を何とか終えるため 気だるい朝も 寝付けない夜も あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと |
雨降りの日曜日TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 止まっているままの心の中を切り裂いてみた しゃがみこんで涙を流していた 君の姿が写っていた 華々しく告げられた別れの言葉ぶら下げながら 笑い合ってふざけていた通りを 意味もなく歩いている 曲がり角に並んでいた 花屋と古いコインランドリー 穏やかな日曜日は君と 手を繋いで 雨に打たれていた 今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 誰かの為に笑えていますか 殺伐としている街は 心の奥を見透かすように 立ち止まって 傘を差す僕に 冷たい風を当てる 怖気付いて手を離した 身軽な僕には 何が見えた? 子供じみていた言い訳にも 君は既に限界になっていた 戸惑いも 嘘も 変な弱さも 全てを抱き締めて 君だけが いつも 本当の僕を見つけくれた 霧雨が急に強さを増す 虹の橋もここには来ない 予定通り 君の気配さえもない 僕の知らない世界で 今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 何処かに君の温もりを感じて また 雨を待っている |
幸福論TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 「もう限界です」深々と頭下げて 眩いライトの中 何を思ってマイクに向かう 引き際の美学か こんな地位なんじゃ元も子もないが 窓の外 広がる大海 次から次へ向かい来る波に おセンチなメロディーラインで トドメを刺されて もうノックアウト 敵わないと分かってたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ 屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ 気も小さいの 人目ばっか気にしちゃって ブレるんだ でも プライドは高いの 言い訳ばっかりしちゃう 息抜きも必要なんだって デカい胸に顔を埋めて フロント側のホックに 手間取って シラけて でもイッちゃってる 必要ないと分かってたって 食いしばって生きるっきゃない 家に帰りゃ 指を加えて 女房と子が待つ 媚びもせず へつらいもせずに 奪い合う事もしないで どっからか降って湧いた 居場所なんてありゃしねぇさ 掌の上 デカい花火を打ち上げるんだ 朝陽が差し込んだ 冷たい布団の上 口開けて寝息を立てる君 愛してるよ 思わずその手を握る 敵わないと分かっていたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ 屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ |
モスキートTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 始まりは 蚊の鳴くような声で カタチになっていった 指でツンと押せば 倒れそうに儚く 慣れ過ぎた手さばきで捕らえた 僕を笑うように ひび割れた関係が 月夜に映えていました 誰を求め 何を描いて この先 どこへ向かうの? もう どうなったって 無くなったって 構いはしないけど やけに羽が騒ついて 抱き合うようにして 互いに傷付いて 分かったような顔で求め合った 叶わぬ恋だと? そうとも取れるな 「今更?」って声が聞こえて 「だってさ」って 無理を通していた またいつ逢えるの? これも愛だろう それはまた格別な匂いで 誘いに乗っていた 待たされた分だけ 執拗に吸い付いた 繰り返す定めかのように 僕を襲っていた 懐かしくもある胸の動揺が切なくて 引き出しの中 空っぽになった 言葉なんてどこにも無かった 胸をあさって 一難去って 後悔はしないけど それでも僕は騒ついて 絡まり合った線で結ばれていて きっと もう 離れはしないなんて お伽話じゃあるまいしって笑った 「もっと」って顔が愛しくて 何度だって羽ばたけそうだった 束ねた愛などはいらないよ 冷めた「ごもっとも」って顔が綺麗で ずっと ずっと 見つめていたかった その目には どんな僕が映っている? 少しだって 良かれと思って 真っ当ぶって 明日を語っていた まだ逢えないのかい? それもありだろう 眠っていたダメな心が 何処までもいっちゃったら 連れて来て 僕のところへ ずっと ずっと 抱きしめよう また ふっと 消えたくなれば 二人だけの酸素の上 夢をプカプカと浮かべてさ 幸せになろうよ 抱き合って 互いに傷付いて 分かったような顔で求め合った 叶わぬ恋だと? そうとも取れるな 「今更?」って声が聞こえて 「だってさ」って 無理を通していた またいつ逢えるの? これも愛だ 馬鹿げた 世も末のこんな歌なんて 千切って捨ててしまっても構いはしない 君がいない僕なんて なんなんだ? どうやったって 君が欲しくて 今夜だって 眠りは遠そうだ またいつ逢えるの? これも愛だろう |
君への讃歌TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | もっと楽しめ もっとバカになれ そこら中に落ちてる 希望なんて落ちてるんだ ずっと隠してる 君は嘘ついてる ほら 誇らしいと言えるものは無いと いつまでそんなフリを続けるんだい 並べられたり 自分でも比べたりさ 他人ってだけで輝いて見えちゃうんだ 今日が特別ダメな今日だったって 寝る前リセットしちゃってさ 迷ってつまずいて 明日を登ってけ 何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって 愛して笑い飛ばせ 力一杯 今の自分を抱き締めて 急いでる いつでも急いでる 時間は流れてくから また焦っている あぁ 孤独の中を いつでも一人ぼっちで 気取ってないでさ 空でも見上げたらどうだい 今日も取り敢えずダメな今日だったって 寝返りを打って 朝になる そうやって割り切って 明日を登ってけ 何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって愛して 他の誰でもない その手で 今の自分を抱き締めて 灯火を囲みながら 僕ら それぞれの明日を讃え 高らかに声を上げ 歌おう 悩み もがき 重ねて来た日々が 揺るぎない道となり 君を導いてくれるさ この先どんな風が吹いていても 未来はいつだって 君のものでしかないんだから 涙などじゃ越えられなかった夜も そのうち笑えるだろう 君はいつだって素晴らしい 今日が特別ダメな今日だったって 寝る前リセットしちゃってさ 迷って つまずいて 明日を登ってけ 何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって 愛して笑い飛ばせ 力一杯 今の自分を抱き締めてやれ どんなにダメな今日だったって 明日が見えないと嘆いても 君である事が素晴らしい 今の自分を抱き締めて 進め 震える手で開けたドアの その先のどんな未来も 君を笑いはしないだろう 闘ってる君を讃えよう |
あいらんどTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 一体何処へと向かっているんだ 時代遅れのモノサシを片手に 出所不明のリークを飲み込んで 胃袋はブラックホール かなわんなぁ 恰好の標的を見つけ出して 叩いておけば そりゃ気分良いよなぁ 匿名ならバレやしないらしいんだ 歩く正義として 世界中をパトロール 罪無きものを傷付けたって 欲が満たされりゃ良い 貴方にも分かるかな?やめられやしないよな 満たされていれば 心はいつだって穏やかだ あれこれと悩みも無い 苛立ちも無い そんなもんですか 安心するって言われていたいから 少しくらい無茶しても守りたいから 真っ当な僕では居られないんだ 大事なものなど 一つ二つくらいしか無い 罪無きものを傷付けたって 幸せになれりゃ良い 貴方にも分かるかな?特別じゃないよな 満たされていれば 心はいつだって穏やかだ 振り返る暇など無い もうキリも無い そんなものでしょうか 一寸先のそのまた先を 何回越えて 元に戻って 一生かけて何処へ向かっている 本人さえも分からない 道だけが繋がっている 罪無きものを傷付けたって 欲が満たされりゃ良い 貴方にも分かるかな? やめられやしないよな 満たされていれば 心はいつだって穏やかだ あれこれと悩みも無い 苛立ちも無いのかな 分かり合えたらいいのになぁ 全てを灰にして 醜さを愛せるなら 争いも無い そんな綺麗ごと並べて 僕を満たすんだ |
祈りTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 流れていく そのままに 渦巻く世界の濁りに呑まれていく 人は 誰も 優しくて 心には正義を持つと信じている あぁ... また 誰かのズルさに噛み付き 溢れた果汁の苦味で悶えたりして 無駄を絵に描いているんだ 遠くの何処かへと 逃げ出せるものなら そうしたい 擦り切れたジーンズに僕を引きずって 選ばれたものだけが笑うための そのシステムの底に立って 僕ら どんな顔で また 明日を迎えるんだろう いつだって 自分だけ助かりますように そう手を合わせ 唱えている もう なんて幸せなプレイなんだ oh, God bless you 丸め込まれたままで あぐらをかいたこの国を愛して行くなんてさ 気が違っちゃいそうだ ウィットさえ履き違えた老いぼれのシワに 我が子と儚い願いを託せるのでしょうか 虚しい現実に目を伏せ 空に何を見て行こう 閉ざされた闇に怯えながらも その地べたに住み慣れちゃって 僕ら どんな顔で また 明日を迎えるんだろう 情報の網を隠れ蓑みたいにして また 誰かにケチをつけ 笑えば 今夜も上手く眠れそうだ オシアワセニ 傷付いていない人などいない みんな痛みを抱いて 祈ってる 選ばれた者だけ笑わせて それ以外には目もくれていないんだ いつになったら 僕らは そう気付くんだろう そして 求めた光を浴びるために 手脚捕らわれ 踏みつけられる もう なんて幸せなプレイなんだ よだれ垂らして また 明日を探している oh, God bless you |
nouveauTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 気にしない事を第一に決めて過ごしたいな イライラが広がる世界を相手に 潰れそうなんだ 何にもない所へ どこか遠くまで さらりとふわりと僕を連れて行ってくれないか いつもの街にも新しい時の鐘が響く 笑顔で溢れる優しい時代の幕が開ける 僕らから手を差し出して迎えに行くんだ 難しい言葉やニュアンスで丸め込まれたり どさくさに紛れて 大切なルールが決まったりしてさ この目を見開いて 耳をそばだてて 明日を生き抜くため 日々に期待して行かなくちゃな 届かぬ想いを 出来るだけ優しい響きに乗せて 何処かの誰かが気付いてくれたら 明日は変わる もう少しだけ諦めないで迎えに行くんだ いつもの街にも新しい時の鐘が響く 笑顔で溢れる優しい時代の幕が開ける 僕らから手を差し出して迎えに行くんだ 待っていたって始まらないさ 僕らで迎えに行くんだ |
ヒカリゲートTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 昨日までも そして今日からも 実話なんだよ 全力のドキュメント シリアルナンバー付けて 付箋貼った思い出は もう どっか行っちゃって 在りかも分からないままなんだ ほら手を叩け 足鳴らせ 声高く 誇りを持て 誘われるがままに 光のゲートの先へ 引っ掻いた真っ赤な傷跡 まるでそんな風に痛々しい 僕に下された現実を引きずって走って 走ったって追いつけもしないものを どんな魔法で手にしようって言うんだ 素っ気無い終わりに 暮れ行く陽を背にして 今までをチャラにして笑える程 大人じゃない 平然としているのが不思議なほどに 心は声を上げているんだ 探してみるかな? 平穏な日々を 効率良く笑えて 傷付かない そんな毎日を 望んで得た結果だって 下方修正したもの達と ヘラヘラと笑って生きる日々を 遮って 藻掻いて 荒くれる情熱を 取り敢えず明日も 燃やしてみるだけだ 咄嗟に隠れて 白羽の矢から逃れて 波風立てずに 今日が終わってくれたらなぁ 最善を尽くして今を手にした 一体 誰が そう胸を張れるんだ 春風に呼ばれ 夏のうだりを超えて 短い秋にもたれ 冬の静けさを歌う 通り一遍の喜び 塗り固めた幸せ 何を信じて どれを手にして 今生に別れを告ぐ 咲いた真っ赤な傷跡 まるでそんな風に痛々しい 僕に下された現実を引きずって走って 走ったって追いつけもしないものを どんな魔法で手にしようって言うんだ そっけない終わりに 暮れ行く陽を背にして 今までをチャラにして笑える程 大人じゃない 平然としているのが不思議なほどに 心は声を上げているんだ 光に充ちたゲートをくぐって また 無我夢中を繰り返すんだ 立ち話みたいな 未来も 実話なんだよ 全力のドキュメント |
夜空の風になってTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 探して もがいて 夜空を見上げた 届かぬ想いを風に さぁ 僕らを乗せて行け 何処までも 何処までも 続いている この道に 身を委ね もう迷いも無い程に 手懐けられて 限りあるものだとは分かっていて それなのに 終わりなど想像もしたくはないんだ 震える夜に 何度も鞭を打ってさ 越えてきたんだろう? 次の闇が来たってさ そんな調子 繋げて 壊して 自分を変えたくて 遠回り? そんなの良いから 未来を飛んでいたい 求めて 欲張って その原型が見えなくなっても 今以上の僕で もっと ときめきたいから カラカラと嫌な音を立てながら回ってる 空を切り 疲れ果てた自尊心が 愛しくもあって 逃げ道など もう 何処にも無いんだよと 突き付けられ 遠吠えに明け暮れるそんな日々なんてさ 深刻なムードも 健気に向き合ってさ 大切なものは 守り抜いて来たんだよ 確かね 讃えて けなして 自分を奪いたくて またいつか? そんなの無いから 今を飛んでいたい 誇張して 着飾って コアな僕がかすんでしまっても グラついて 立て直して 扉を開けるんだ 飛ばされ 消されて 明日も見えない 手の鳴る方へと がむしゃらに祈っていた 繋げて 壊して 自分を変えたくて 遠回り? そんなの良いから 未来を飛んでいたい 求めて 欲張って その原型が見えなくなっても 今以上の僕で もっと ときめきたいから 風になって また走って その向こうにあるかな |
SnowlandTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 埃を払いながら破れた箱を開けて もう 何年振りかの 古いブーツを出した Snow, the time has come 夜明けとともに 白い世界が僕らを包んで 昨日とはまるで違う新しい街みたいだ 寒いのに そんな格好して バカじゃない? 何処からともなくそんな声が聞こえるようで 何度振り返っても 足跡は僕のしか着いて来てなくて Snowland 特別な場所 君のいない世界でも こんなに綺麗で The time has passed 幸せを願って 誰にも分からないように名前を呼んでみた 明日へ踏み出したくて でたらめに笑った 指切りで約束などが 成り立つわけもないけど 子供じゃないんだからって 逃げた僕を恨んで 乾いた風が襟元を通って 騒めく街の何処かで 誰かを暖めるなら ましな顔して 僕は 一人ぼっちを忘れられるかな そんなはずもないけど Snowland 変わらない場所 壊れそうになった僕を 受け止めるように The time goes around 何年先もずっと 季節が巡る度に ここに戻るんだろう もう 笑顔じゃなくなって 静けさの中を歩くのにも慣れて 戸惑わないよ 綺麗だな 今年は特にそうだ そうやって 言い聞かせるように そのかわりに やけに手は冷たいけど Snowland 特別な場所 君のいない世界でも こんなに綺麗で The time has passed 幸せを願って 誰にも分からないように名前を呼んでみた 明日へ踏み出したくて でたらめに笑った 何も無かったように 雪はただ降っていた |
AllezTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 夢を見ていた 少しだけ ほんの少しだけ 空を飛んでいた なんの予知夢か 疲れは取れていた 回る時計の針を戻して 無知で混じり気のない世界へ 僕を引き戻しても 変わんない 何も変わんない そう願っていた 届くまで 手を伸ばして... 不確かでも 手を伸ばして... allez! 僕を連れて行け allez! 地図は無くとも 今を見捨てていた 少しだけ ほんの少しだけ 水に流れていた 自分を消して 正しい顔をして 積み上げられた日々を壊して 特別な価値に見える世界へ 僕をねじ込んだって 変わんない 何も変わんない そんなもんでした 「もう少し」と 手を伸ばして... 触れるまで 手を伸ばして... allez! 君も連れて行け allez! 夢の続きへ 夢を見ていた 少しだけ ほんの少しだけ まだ繋がっていた 何の因果か 何処まで行くのか 届くまで 手を伸ばして... 不確かでも 手を伸ばして... allez! 僕を連れて行け allez! 地図は無くとも allez! 君も連れて行け allez! 夢の続きへ 高く跳ね上がれ 地を蹴り上げ 未知を超えて 二択は 茨の方へ舵を取れ 闇を切り裂け |
新世界TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | キャストで威圧してた 焼き増しのような物語に 感化されて涙した 己のセンスを問いただすよ 才覚の乏しさから 未だ 何ら答えは出ていない あぁ 偉大なるテクノロジー その日進月歩にほだされる oh yeah 混沌としていてさ 何が何だか もう 分かんないんだなぁ 保たれない 秩序と倫理で 絶望を 飼い慣らすように 絡まり合う 欲望の線で この世界は 固結びさ oh yeah その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ 剛腕な起訴の群と 癒着した判事の出来レース 僕とその家族だけ 巻き込まないでと祈るのさ oh yeah 燦然としていてさ 希望なんて 口に出せないんだなぁ 夢に見てた それと 等しくあれ 伝承を取り戻すように その道は かくも険しく入り組んで 抜け出せんぞ oh yeah その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ 人知れず 耐え忍んで 歯を食いしばって 我が身なんて顧みずに 尽くした人々 あぁ なんて住み良い世界だ もう 賛成も反対も 正義も悪も無いよ 保たれない 秩序と倫理で 絶望を 飼い慣らすように 絡まり合う 欲望の線で この世界は 固結びさ oh yeah その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ |
アイラブユーTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | あっさりと泡のように消えて 天晴れな程に 全部 跡形も何もない 写真や これといった思い出さえ 胸の隅っこがまだ痛むだけ のっぺりとまた普段通りの夜が来て 君の影が揺れるはずもないのに ごめんよ まっさらでいられない僕は あの日の燃えカスを灯そうとしている 特別な意味なんて無いままで良かった 時の流れに 歳老いた僕らを 「詐欺だ」とか言って笑い合いたかった アイラブユー ちっぽけな予定調和の響き 躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して アイラブユー もう 二度と言う事なんてないから 鍵を掛けてしまうように呟いた ぼんやりと眺めるみたいに 君の眼をじっと見ていた 世界中をどれだけ探し回れば そんな美しいものに出逢えるんだろう 傷付けば 世の中を受け入れながら 懸命にちゃっかり幸せを生きて居てよ アイラブユー 滑稽な程に伝え合って 未来なんてものまで誓い合ったりして アイラブユー ごっそりと行間を持ち去って行く 不慣れでベタな響きに救われてた 今世紀最大の恋だったなんて そんな肩書きじゃ足りないくらいに 今更何をどうしたいのか この頭じゃ答えなど 叩き出せるはずもないけど 叫んでみるよ アイラブユー ちっぽけな予定調和の響き 躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して アイラブユー もう二度と言う事なんてないから 鍵を掛けてしまうように呟いた もう 誰かを 新しい言葉で 守れるようにならなくちゃな |
僕のたからものTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 固結びになったスニーカーの紐を解いて また結び直すだけなのに いちいち僕を見上げて微笑んでいたね 春と呼ぶには まだ冷たくて お互いの手を握って温め合った 君のセーターのチクチクがウザくて 何度も笑った こんなに誰かを好きだって想う気持ち 君は どうして僕にくれたんだろう 吊り革みたいに僕の腕を掴んだりして 君の仕草 どこを切り取っても 僕のたからもの チラホラと 白が溜まる縁石 まだ冬の匂いがした またしばらくは逢えないねと せっかく逢えたのに そんな事言うから 抱き締めるしかなくて マフラーが邪魔で また笑った こんなに誰かを好きだって想う気持ち 君は どうして僕にくれたんだろう 僕のカバンを抱いたまま うたた寝して 無防備なその瞬間が何より愛しい 僕がふざけて見せれば いつでも その後に続いてくれて 忙しない日々に追われて強張った顔が 君といる時だけ緩んでる こんなに君を好きだって気持ち 何年経っても 変わらないと分かるのさ 怪しんだように 僕を覗き込んだりして 困らせようとする そんなとこも 君の仕草 どこを切り取っても 僕のたからもの 何もいらないんだ 僕のたからもの |
No moreTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 切り取ってエディットして模造した日々が あだになって巡って 思えば苦しいよ とんだ回顧録です 倍速再生してサヨナラは無いんじゃない? 胸がかじかんで もう 人で居られそうもない 言葉足らずで 自浄作用のあるうちに 立ち直れば まだ良い方さ 「またね バイバイ」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった 柔らかな その肌の温もり あぁ 戻れるなら... なんて事だ 胸の騒めきさえ欲しいよ No more... いきり立ってメリットのないお手紙は 黒ヤギさんにでも食べていただくとしよう 愛がこぼれて 千切れ落ちた声だから 届かないくらいの方が良い 「早く逢いたい」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった いやらしく香る その髪の毛も あぁ 戻れるなら... なんて事だ 不安な夜でさえ恋しい のべつ幕無し アナタの姿 頭の中をグルグルり 諸行無常はこんな響きか たわ言を抜かして 切なさの鐘を撞く 風の前の塵かな 「またね バイバイ」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった 柔らかな その肌の温もり あぁ 戻れるなら... なんて事だ 胸の騒めきさえ欲しいよ No more... |
Triumph -red and blacks-TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 何度目の夜を越えた? 並ぶ景色は変わらずに 賽の目に身を縛られ 道化を演じるmy sweet 仮の姿も板に付いて それも本性と呼べば良い イっちまった奴だと笑え 例え 果てても 掴めそのtriumph ファストミュージックに成り上がれ 愛だ恋だの騙し合いで 中途半端に奇をてらって 歌えよ さぁ 回り出す red and blacks... they really are... bloods? why? No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に 汚れた手を取り合い立ち向かえよ さぁ 暗い壁の向こうへ 黒塗りになった世界へ 死んだコンテンツにサヨナラ 鏡には誰が写る? 終夜没頭していたスクロール その手を止めてまどろみ 朝は嫌味なくらい 眩く未来を照らし出すよ そこに 幾度 飛べもしない羽根担いで 挑む? もう 終わります red and blacks... they really are... bloods? why? No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に 癒えもしない傷の舐め合い 欠伸をしてさ 矛盾の闇を飲み込んで 温もりとは何だった? 戻れやしない道で ただ 振り返るんだ 大袈裟に背負い込んだ中身など 自分も知らず どんな呼吸で終わるんだ そんな事に 誰も手は貸してくれぬさ 追いつけない でも 追い越して そんな夜を摘んで No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に 汚れた手を取り合い立ち向かえよ さぁ 暗い壁の向こうへ 黒塗りになった世界へ |
SingTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | きっと明日も続いてるこの時間が もしかして ただのデタラメだったりして そんな怖さを 悟られないように くだらない話をした まるで宇宙みたいで 小さなソファの上で この愛を歌うよ 君にとって 何の価値もない 愛を歌うよ ずっと ずっと 響きますように 愛を歌うよ どうせ君は また眠ってしまうだろうけれど そんな横顔に全てを込めて 騙し騙し紡いで来たこんな時間は ほんの少しの事で壊れてしまうってさ また つまらなそうな顔で そっぽを向く そんな丸い背中も 愛おしいんだ 僕の声が 君の心の奥の冷たい隙間を そっと埋められるなら いつか そんな日が 来るのなら 僕のカラダにあらゆる魔法をかけて この愛を歌うよ 君にとっては ただの君でも 愛を歌うよ 僕にとって ただの宝物 愛を歌うよ 誰かにとって 時に それが 凶器となってしまっても 皮肉な程 愛を伝えたいんだ まだ出来上がってない この愛を歌うよ 未熟だった日々を笑い合えるように |
バースデイTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 開いてない目をこする そんな一日がもう始まる 段ボールにしまいかけた 送り先もない毎日だ どんな言葉で飾ろう 特別な意味など無いけれど 大切な人と奏でたい ささやかな時間を あなたと私で ハッピーバースデイ 何気ない今日を照らそうか 不器用な日々で溜めた イヤイヤのお背中を流しましょう 無邪気な顔して ハッピーバースデイ 産声のような朝が来た 答えにもなっていない 時間のかかるガラクタでも かけがえのないバースデイ ホントでも嘘でもない そんなものだらけの日々だ 生きづらい世の中だな 目立つのは避けて右へ倣え スッピンとメガネで着飾る オフの日限定公開の アニメや映画やドラマじゃ描けない その笑顔こそ本物 あなたと私で ハッピーバースデイ また次のスタートを祝おうか 気まぐれな情緒で 新しい扉を開いて行きましょう 花束渡して ハッピーバースデイ 旅立ちのような朝が来た 映える定石やルール 詳細などは知らないけど 昨日など蹴飛ばして あなたと私で ハッピーバースデイ 何気ない今日を照らそうか 不器用な日々で溜めた イヤイヤのお背中を流しましょう 無邪気な顔して ハッピーバースデイ 産声のような朝が来た 答えにもなっていない 時間のかかるガラクタでも かけがえのないバースデイ 頼りなくたって 世界で一つだけのバースデイ |
マイ・ダーリンTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 永遠などは無いと そんな証明のように 燃え上がっていた気持ちもいつの間にか冷めてた もう電子レンジじゃ元には戻らない そんな恋を幾つも渡り歩いたんだ なんてのは今じゃもう昔話で 無関係の日々をただ穏やかに過ごしていたんだ マイ・ダーリン 君は一体何者なんだ? 僕をあっという間に夢中にさせてしまって 呆気に取られながら 本能がどうしたって欲しがってしまう マイ・ダーリン 咄嗟に思い出す君の笑顔で 色々手に付かないな 浮かれてしまうんだ いいんだよ こんな風に落ち着かないのが恋だろう? 僕の探し物 逢いたかったよ マイ・ダーリン 忘れたい過去のストーリー 断片的な後悔 誰にだってあるんだよ 君も例外じゃないはずさ 洗濯機なんかじゃ落ちやしない汚れもあるだろうさ たった一人で抱え込まないで 何だって全部飲み干すから 心配しなくていい マイ・ダーリン 君に知っておいて欲しいんだ 僕にとってどんなに大切なものがあっても そんなもの破り棄てて君を選ぶよ 伝わってるかな? 重たいって言って笑うかい? マイ・ダーリン 実際どれだけ隠し持っているんだい? 知れば知る程にまた君を好きになってく ポッケには入り切らない もうこれ以上想いが膨らんだって辛い マイ・ダーリン 大袈裟って笑うかも知れないけどさ どうやって過ごしても君を想ってしまうんだ 全部が愛しくて 目眩してるみたいな恋だよ 君でいてくれてありがとう マイ・ダーリン 受け取ってよ マイ・ダーリン |
妄想飛行TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 地平線の先へ滑走 煌めく街に 手を振ってグッドラック 暗黒の空へ消えて 音に埋もれて 無を照らしたい 無謀な夢に手を染めて 息巻いてた結果 迷子なんだ 失ってきた愛など 数え切れるはずもないな 一体何処にあんだよ 望んだ景色なんてさ ケタ違いの風 上昇気流 そんなものじゃなくて 頼るべきものは ここにあんだろ 思い通りになんて行かない その歯痒さを背負って 闇雲に また 空を泳いで 誰も飛んでいない 胸躍る軌道を探して 輝いて見えるものなど 手にすれば ちっぽけなもんさ いっそ どっかの世界線で逢いましょう 順風なんて要らないけど まだ 安全ベルト欲しがってる 積み上げて来た乱打も 虚しい音を立ててる ハレーションに怯え過ぎて もう 手も足も出せないよ 実際 此処は何処なの 拡大したマップで示してよ 額滲む汗 もう逃避行 今更 どう足掻いて この生き様にケリをつけんだよ 叶いそうと見せかけて 叶わないのかよって お笑いなら 派手にツッコませて オチが付きゃ まだマシなもんだ 悪いようにはしない ほんのちょっと味わって 遥か向こう 何処の誰か知らないけど 届くと良いな 貴方は どんな明日を夢見てるの? 思い通りになんて行かない その歯痒さを背負って 闇雲に また空を泳いで 誰も飛んでいない 胸躍る明日を繋ぎたくて 何故かは上手く言えないけど それで良いんだ いつか どっかの世界線で逢いましょう まだ見えないかな? きっと どっかで重なり合えるさ |
好きなんだTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 愛だの恋だの騒いで 何らか 形にしたり 歌ったり 世界中見渡してみれば 過去 現在 数え切れない程に 愛だの恋だのが結局 そんな見えもしないものが結局 生きとし生けるものの 真ん中をずっと 震わせるのでしょう 笑顔の記憶なんて 時間と消えて行くのに 悲しみだけは ちゃんと 胸に刻まれ生きてるんだ そんな不公平な障害物も 掻い潜って見せよう 好きなんだよ 君が好きなんだ 笑った顔も 俯くおでこも 泣き顔になんてさせたくないけど 守りたいって気持ちを知れた 好きなんだよ 君が好きなんだ 言葉だけなら何とでも言えてしまうけど ずっと 君の隣でこの想いを伝えよう ありふれた響きでごめんよ 君が好きなんだ もっている もっていないって言うけど 君に出逢えただけで僕はもう充分 そうやって思わせてくれて ありがとう 普段じゃ言えないけど いい事 悪い事 バランス取って欲しいのに ほっとしたら 突き落として 高低差で耳がキーンとなるよ そんな気が気じゃないアップダウンも アトラクション感覚で 好きなんだよ 君が好きなんだ 甘えてみたり 素直じゃなくなったり 必殺技みたいな ツンデレも 意外と可愛く思えてきてさ 好きなんだよ 君が好きなんだ たまに僕にだけぶつけてくる ミサイルみたいな理不尽も 君なりのSOSだって分かってる 好きなんだよ 君が好きなんだ 笑った顔がしわくちゃになっても 終わる僕なんて見せたくないけど それまで 目一杯笑って行こう 好きなんだよ 君が好きなんだ 言葉だけなら何とでも言えてしまうけど ずっと 君の隣でこの想いを伝えよう ありふれた響きでごめんよ 君が好きなんだ 吹けば飛ぶようなフレーズだけど 君が好きなんだ |
Meet MeTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | あぁ 試し合いの果てにさ 声も枯れ 繋ぎの日々でも 愛されて生きるまで もう少し手を伸ばすの いつしか報われるの? ここにも魔法はあるの? すり寄る影に また怯え出し あぁ 何と夜を越える? 当たり前で 何気なくて いつもここにあって ずっと笑っていた 空を渡るように フリーステップで踊り出して いっそ 闇を選んで もっとさらけ出して 自由を煌めけ meet me この世界をもっと信じながら いつか 誰かに教えてあげるよ 荒んだ胸の奥を そっと覗き込んで 泣いて引きこもった 僕を呼び出して あぁ やめちまえよと叫ぶ声 その場凌ぎの答えで 来世まで脅かし それは 付きまとうよ いつしか報われるの? ここにも魔法はあるの? 振り乱す髪 祈りの舞 あぁ 空は気まぐれ様 雨は止んでさ 光が差してさ 目の前にずっとかかっていた もやが晴れるように meet me この世界をもっと信じながら いつか 誰かに教えてあげるよ 踏み出す足はいつでも 優柔不断だけれど それでも賭けてみるのさ 明日を手にする その日まで 当たり前で 何気なくて いつもここにあって ずっと笑っていた 空を渡るように フリーステップで踊り出して いっそ 闇を選んで もっとさらけ出して 自由を煌めけ meet me この世界をもっと信じながら いつか 誰かに教えてあげるよ 荒んだ胸の奥を そっと覗き込んで 泣いて引きこもった 僕を呼び出して |
NOT YETTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | たまたま産まれて来たのにな 大それた事になり 答えに窮してる僕を そっと助けて アップダウンの多い坂を 何故か選んでしまう 笑ってくれよ 笑って良いよ 曲がってクネって 一人前の蕾になって 花を咲かせるまでは 何だって食い漁って 僕の血肉に変えて 歩んで行く 前をただ向いていたんだ 誰にも止められやしない 何も変わらない僕で 此処に居るだけ プライドなんて砕いて 明日を笑ってくんだ 終わらない未来を始めよう 気圧差に乱されたバイオリズム どうかしてる 笑ってくれよ 笑って良いよ 超大作の新譜 永遠を歌って LOVE&PEACE もっと お手入れしなくちゃな 乱世の英雄 気取ってみたって かちどきは 聞こえて来やしない 白々しく朝になって おてんばな光が うざったいくらい もうしばらく お掛けになって そのままで お待ちあれ 前をただ向いていたんだ 誰にも止められやしない 何も変わらない僕で 此処に居るだけ プライドなんて砕いて 明日を笑ってくんだ 終わらない未来を始めよう 誰にも描けない未来へ |
Mt.JAPONICA -in a toy box-TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | しくじったその種は 明日の希望と芽吹きましょう 土を選ぶ暇も無いが 着の身着のままでダイバー 静まった街並みが 心まで飲み込むのさ 僕は所詮ただのカラダ 気休めを運ぶ駄馬だ 夜はまだ きっと まだ眠りの中 忍び足で捕まえてさ 連れ去ってよ 娑婆の空気を少し吸わせて 跳べ 掴め 戦場の夢に橋を架け 吐き捨てりゃ良いさ 笑えば良いさ 頭から爪先まで喰らえ 嘘で積まれ いつの間にか 天にまで届きそうなジャポニカ いっちょ飛び越えませんか シャブリつくその種は もう何の味もしてない 小型ドローンから眺めた 僕らは何とも真面目だ あぁ 出したら終いだ 無限の時に部屋は暮れる 去り際抱き締めた君は いたって冷静だ なんだかな 重いな いつからか効かない魔法のフレーズ 旗を振るモチベ 誰か持ってたら 少しだけ貸しておいて 跳べ 掴め 戦場の夢に橋を架け 光り輝いた ときめくような 言葉だけを垂れ流して 嘘で塗られ霞むフェイスシールド越しの 未来のために 心を磨いておくよ 表参道の電飾 君と歩いて 端から端までずっと手を繋いで 自惚れた僕なら 何でも叶うでしょう 五月雨のムーブメント 綱渡りで明日を祈る 跳べ 掴め 戦場の夢に橋を架け 吐き捨てりゃ良いさ 笑えば良いさ 頭から爪先まで喰らえ 嘘で積まれ いつの間にか 天にまで届きそうなジャポニカ いっちょ飛び越えませんか 見えませんか 聞こえませんか |
回セTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | ザックリと乾いたステップでさ 見様見真似でclap your hands さぁ 寄り添って dance with us 今宵を与え合うように 楽天観で刻んでみた緩いダンスビート お気に召すまま さぁ 君も乗っかって 回せ 巻き起こせ 回せ 風になって 回せ もっと振り回せ 待ち侘びた今を回して まったりと繋いだギミックでさ 多少おざなりにclap your hands さぁ 気配って dance with us 互いを照らし合うように 肯定的アンサンブルの歪んだ4ビート つべこべ言わず さぁ 君も乗っかって 回せ 巻き起こせ 回せ 時を舞って 回せ もっと振り回せ 些細な一生も回して 鬱憤のレタッチで着膨れしてました あなたも 誰かも そう言えば私も 心を解いて 曝け出し合って 回せ 巻き起こせ 回せ 風になって 回せ もっと振り回せ 待ち侘びた今を回して 回せば 全ては薔薇色 気に食わない明日も回して |
わらべうたTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 冗談で丁度良いくらい 人生なんてものはさ デラシネだ 真面目くさって 生き抜けやしない 閻魔様のお裁きを待つ 猥談に腹をよじらせて 政治と経済を憂うよ 走れ 走れ ゴールテープの先へ ほら 僕を待つ カワイコちゃんの元へ 一瞬の差なんて無い 脇見したって良い このレーンを独走して行け クタバレ クタバレ チャンスを凌駕して行け 脳ミソを掻き回し 己と二人三脚です 明日なんて晴れるもんか ずぶ濡れのシャツを絞って 虹を架けてやるさ 配列で表示されて 僕らも いつかは どっかでガッチャンコ 廻り廻って 貴方様の樹液となれるなら 本望です あぁ 故郷のさ 匂いが 今さ 風に乗って来た ハナタレの野望 お姫様の柔らかな胸に抱かれて眠る もうひと暴れ 下っ端で終われやしないのさ 青く澄んだ空 あいつも笑ってるだろう 確たる勝算など無いけど 軽率な夢をかたどって 魂を飛ばすよ 一体何だってんだ 混沌の時代劇だ 情報が迷ってる 誰かの手によって ひん曲げられてる 走れ 走れ ゴールテープの先へ ほら 僕を待つ カワイコちゃんの元へ 一瞬の差なんて無い 脇見したって良い このレーンを独走して行け クタバレ クタバレ チャンスを凌駕して行け 脳ミソを掻き回し 己と二人三脚です 明日なんて晴れるもんか ずぶ濡れのシャツを絞って でっかい虹を架けるのさ |
春風TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 口笛 追いかける夕暮れにまぎれて 甲高い声に溶け合う 瞼の裏の帰り道 赤茶け さびれたモノクロの裏通りに 不意に風がすり抜け 車輪の擦れる音が空に舞ってた 遠ざかり薄れてく記憶の中 鮮やかにしがみついて 僕を放さない 春風 予報も何もなく 僕のこの胸をかすめてった 突然のようで 懐かしくて アルバムの世界かのように 真に受けてしまいそうな程に 僕に触れてったその笑顔 誰かの元へ帰ってしまうのが 怖くて 抱きしめた 春風 君の匂いがしてた 虫の声 街並み揺らす夕焼け雲に 忘れ方も教わった 知らない方がいい事もあると 君の髪がなびく度 そんな事 頭の中を駆け巡るけど 春風 気圧差の谷間に 置き忘れて来た恋みたいだな 一瞬のようで 永遠のような 優しい稲妻に打たれて 春風 予報も何もなく 僕のこの胸をかすめてった 突然のようで 懐かしくて アルバムの世界かのように 真に受けてしまいそうな程に 僕に触れてったその笑顔 誰かの元へ帰ってしまうのが 怖くて 抱きしめた 春風 君の匂いがしてた 今も季節を告げるように |
幸せの意味TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | つまづいた拍子に 石ころを蹴飛ばして 名前も知らない 何処にでもありそうな 花が咲いていた 過去なんてものに振り回されても 意味ないのにな 君の全てを僕で埋めて欲しくなって 傷付けてしまった 何気なくただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした 何処かのファミレスに置いていた 間違い探しみたいなんだ 所々が 何か僕じゃないんだよ 余計なものばっかり 抱え込む大人になっていた 焦りや不安は仕方ないとしても 後悔は捨てたいな もう二度と戻る事のない日常が 君の声を聞いてた暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした 口癖の お腹が痛いって いつも僕の手で温めた その感触がたまに甦るんだよ つまらないね 生きる事なんて 君が居ないからさ 忙しいはずなのに 暇を持て余して 息をするように 思い出してしまうよ あの頃の笑顔を 最後の涙を 「もういいよ」と 僕自身に 寂しくツッコミを入れて ただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした 人混みですれ違う誰か 君のと同じ匂いだった それだけで また苦しいんだ 君と笑ったテレビだって 通い詰めた店の味だって 何もかもが 全部 別ものなんだよ 幸せの意味が 君のままなんだよ |
ステーキランチTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 日の暮れかかった街 皆んなの愚痴でグレーになった空 こっそりとオレンジに染め変えてやろう 君と僕の間に流れる甘い幸せの風 手を繋ぐの飽きたかい? なんて まだまだ言わせるつもりないけど たまには良いよねって君が言うから 路線バスなんて乗ってさ 遠回りして 君と居れば 僕らしくて 丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が 鏡なんて見なくても よく分かるんだ 苦しい時も 救われているよ 君という存在だけで ムカつく上司の話 聞けば聞くほどに 僕の方がムキになって 「まぁまぁ」ってなだめられて 「あれ?」って変な感じ Webサイトで調べた店は休みだったね たまたま隣にあった小洒落たカフェで かなり遅めのランチ 特別なんかじゃないって事は 僕にも分かっていて それなのに今日も またちょっと 君の好きな所が増えたよ あの日 君が残して僕が食べたステーキランチ その後 平気な顔してプリン頼んだ 宇宙一の笑顔で 君と居れば 僕らしくて 丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が 鏡なんて見なくても よく分かるんだ まだ見たこともない僕が居るんだろう 今までの僕を繋いで やっと 全ての点が線になって行く 綺麗な星座のように光ってるかな 「運命」とかいう目に見えないもので 僕らは結ばれてんだ きっと Yeah!! |
NO MEANINGTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 解放されたい 言葉の海原から でも 満足させたいんだ 僕自身 what a lovely day 待って 世の中って険しい 泳ぎ切れるの? 勝ってビール飲めるの? 「いいね」が欲しいご時世 もういいぜ みんな謙虚風でほのめかして 「盛れた私を見てよ」でしかないのにな 今日もエロい子のリールリコメンド はぁ 何か疲れちゃったな やっちゃいなさい no meaning 右へ左へ手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな 僕らだけの今を キミとアナタに届けよう 大人達は まぁ そりゃいつだって煩わしい 「ったくZ世代ってやつは」ってXが吠える けど なんも気にしなさんな きっと 時代はそんな風に廻って... って 聞いちゃいないな 「こないださ 会った人さ イケメンでさ ヤバかったさ」って 待ち受けにしちゃいな 今 なんまら良い顔して笑えている いっちゃいなさい no meaning 高く伸ばした手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな この歌とリズムを 其処と彼処にばら撒くんだ 誰だって褒められたいし 必要とされたいよな ねぇ 届いてよ 何処にいるんだい? もう 誰も苦しまないで なんちゃってさ no meaning 右へ左へ手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな 僕らだけの今を キミとアナタに届けよう such a lovely meaning 高く伸ばした手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな この歌とリズムを アチラコチラに飛ばすよ こないだよりも遠くまで まだ 届いてない人の所まで |
EmblemTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | テンポライズ いつしか来る その時を待ち構えている 笛は鳴り 響くシューズの 胸を高鳴らせる そんなハイトーン 傷だらけの勇者に また少し近づけたかな 幼き日の夢に自分を重ねてみたり 僕らがもう何千回と繰り返した ただ夜明けを信じて 無我夢中で駆け抜けた日々を ただの星屑なんて言わせないように 旗をかざせ 全てを懸け今のこの時を生きよう 躊躇なく 迷いもなく 常にベストなチョイスをと心掛け 捻り出すアイディア 波風は立つくらいの方がさ 僕らにはさ プラスかも知れない 細めた眼の先に 揺るぎない明日を描け どんなに高い壁であっても 貫けよ信念を 嘲笑うそんな声も 追い風に変えて飛んで行こう 固唾を飲み 見守る瞳 誰かの期待 それに応えるように 暗闇 孤独なウォームアップ いざ 晴れのステージへ 高鳴る鼓動と共に 向かうは 夢という事実 僕らがもう何千回と繰り返した ただ夜明けを信じて 無我夢中で駆け抜けた日々を ただの星屑なんて言わせないように 旗をかざせ 全てを懸け今のこの時を生き抜いて行こう 迷いながらも 悩みながらも 旗をかざして |
ウラアカTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | カランと呑気に転がって 汚れたお皿 うつ伏せの空き缶 3%くらいでね フワフワして 安いもんだわ 間に合わせの言葉でね 適当にいつも喜ばせて その流れで私に触って 甘い世界へと連れ込むの 強くもないのに飲んじゃって ほろ酔い だから変な気持ち どうせまたエチケットみたいなキッスして バイバイとだけ置いて帰るんでしょ 今日もそうなんでしょ ねぇ ベランダに干したスウェットの影から 小さくいつも手を振ってる事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれて どうせいつかの使い回しね 空っぽの腕枕されて それでも少しだけホッとしちゃうから 最終で帰るって言われたら 寂しくなるの 日月火水木金 土曜日はちょっと期待しちゃう けど きっとまた連絡はないし ネトフリ流して眠るだけ 届きもしないから 余計に逢いたい その手が恋しい どうせまたエチケットみたいなキッスして バイバイとだけ置いて帰るんでしょ 今日もそうなんでしょ ねぇ ベランダに干したスウェットの影から 小さくいつも手を振ってる事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれて どうせ誰かのお下がりね 挨拶程度に満足させて 終われば サっと着替えて帰るんでしょ 次もそうなんでしょ ねぇ 夜景も見えないアパートで 声に出して名前呼んだりしている事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれるけど 私のなんかには目もくれないでしょ 誰も知らないタイムラインにだけ置いておくわ |
hopeTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 余韻も何もないし イントロもない世界 それくらいでちょうど良いの 長過ぎると飽きちゃうから 午前2時を回っても 残業のLINE 鳴り止まない 缶ビールで気付いてない事にした 換気扇の下で吸うタバコみたい 肩身の狭い 社会の中のワタシ 真面目も不真面目も結局 浮かばれないでしょ あぁ もう疲れちゃったな 褒められもしないなら やる気しないの お給料もちょっとしかない ほっといてよ 目に入る ありとあらゆるものが みんな敵に見える 残りわずかのヒットポイント 明日を辛うじて越せるかな 録画したドラマも 泣くと疲れるから 寝るわ また明日も新しいノルマとの出逢いだけ 夢くらいは見たのかも 正義のヒーローみたいなストーリー 奇跡的にね 万が一にもね そんなわけないでしょ あぁ もう疲れちゃったな 良くなる気配もないから やる気しないの 更に払うものは増える 冗談でしょ? 2~3日じゃ足りない 少しまとまったお休みを下さい 何もなかった顔して そのうち 元に戻って見せるから いざとなればって何? どんな時に使うの? 雨降り 傘も捨てたくて 心まで濡れるだけ濡れてた 涙を隠すにはちょうど良い地獄だ 疲れ果てちゃったな 褒められもしないなら やる気しないの お給料もちょっとしかない ほっといてよ 目に入る ありとあらゆるものが みんな敵に見える 残りわずかのヒットポイント 明日を辛うじて越せるかな バカね もう希望は捨てたはずなのにな |