土屋昌巳・BLANKEY JET CITY編曲の歌詞一覧リスト  27曲中 1-27曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
悪いひとたちBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一照井利幸土屋昌巳・BLANKEY JET CITY悪いひとたちがやって来てみんなを殺した 理由なんて簡単さ そこに弱いひとたちがいたから 女達は犯され 老人と子供は燃やされた 若者は奴隷に 歯向かう者は一人残らず皮を剥がされた  悪いひとたちはその土地に家を建てて子供を生んだ そして街ができ 鉄道が走り 悪いひとたちの子孫は増え続けた 山は削られ 川は死に ビルが建ちならび 求められたものは発明家と娼婦  すさんだ心をもったハニー ヨーロッパ調の家具をねだる SEXに明け暮れて 麻薬もやりたい放題 つけが回ってくるぜ でもやめられる訳なんてないさ そんなに長生きなんかしたくないんだってさ それを聞いたインタビュアーがカッコイイって言いやがった  お願いだ 僕の両手にその鋼鉄の手錠を掛けてくれよ 縛り首でも別に構わない さもなきゃおまえの大事な一人娘をさらっちまうぜ 残酷な事件は いつの日からかみんなの一番の退屈しのぎ 残酷性が強ければ強いほど 週刊誌は飛ぶように売れる その金で買った高級車 夜の雪道でスリップした その時 ヘッドライトに映し出されたのが 黒い肌に包まれたチキンジョージ 今日もあの気持ちのまま一人で歩いてる 街に真っ白いMILKを買いに行く途中 それを見たバックシートの男は 12月生まれの山羊座で 第三次世界大戦のシナリオライターを目指してる 日傘をさして歩く彼の恋人は妊娠中で お腹の中の赤ちゃんはきっとかわいい女の子さ  ガイコツマークのオレの黒い車は低い音をたてて走る すれちがうひとたちの骨が軋む音をかき消しながら走る それを見てたひとたちが 頭の中に思い浮かべるのは ガードレールに激突したオレの黒い車のガイコツマークが 炎に包まれている場面  BABY Peace Markを送るぜ このすばらしい世界へ  きっとかわいい女の子だから きっとかわいい女の子だから  きっとかわいい女の子だから きっとかわいい女の子だから  きっとかわいい女の子だから……
3104丁目のDANCE HALLに足を向けろBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYこのままいったら 当然頭がおかしくなるだろう 何か楽しい事を考えなくちゃいけないんだ このままいったら ぶっこわれるのは目に見えてる 何処か優しい所へ行かなくちゃいけないんだ  3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ ありったけの金を持って 3104丁目のDANCE HALLには 同じような気分の奴らが わんさかいるんだ  月へ行く予定だったロケットが湖のほとりにつき刺さった そこに住んでいたペリカンの親子は即死だったらしい そんなことを口走るような夜はやばいぜ 何処かスカッとするような所へ行かなくちゃいけない  3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ ありったけの金を持って 3104丁目のDANCE HALLでは 30年前のスピーカーが魔法をかけてくれる  地下へ降りてゆくドアを開ける いきなりコウモリが注文を取りにきた 恐怖の戦場っていう名の ミルクシェイクを頼むぜ 次の瞬間 戦闘服を着た大男が バカデカイホースで それをあたりかまわず 撒き散らし始めた 店中大騒ぎさ でもルールはちゃんと決まってる 紫の照明がオレンジに変わったら ダンスを始めなくちゃいけない そう 誰も踊ったことのないような おまえだけのダンスを 波打つ床に 乗りながら  3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ ありったけの金を持って あの店は他の店とはちょっと訳が違うぜ 3104丁目のDANCE HALL そこは悪魔の匂いがブンブン漂ってるんだ 3104丁目のDANCE HALL そこは行き場のない奴らの溜まり場さ 3104丁目のDANCE HALL
ライラックBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY真冬にコートを着込んで 友達と2人で いろんな話をしながら 道を歩いて行くのは 好きだな 冷たい風が吹く 明るい光の中で 吐く息は真っ白さ ところどころ雪が残ってる乾いた道を 両手はポケットに 襟をたてて歩いて行く まだ昼の12時過ぎさ クリスマスの4日ぐらい前 その友達はきれいな心を持ってる 鼻を赤くしながら 楽しそうに話してる  Oh オレは時々嬉しすぎて Oh 道路標識を蹴っとばすほどさ  ライラックってどんな花 時々耳にするけど どんな花なのか知らない 花なんて 昔からどうでもよかったのに でも ライラックってどんな花だろう たぶん赤くて 5cmくらいの冬に咲く花 そんなに人気はない花だと思うけど  Oh それを胸に差し込んで Oh 想像することができるかい Oh きれいな夕日に染まってる Oh 花びらが 冷たい風の中さ  近くで見ると 赤がオレンジに見えるところがあって 小さく揺れてる おもいっきり息を吸い込んでみなよ 乾いた唇を閉じたまま 冷たい風と一緒に 花の匂いが体中に広がってゆくのがわかるだろう 明るい光の中で 吐く息は真っ白
D.I.J.のピストルBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYメロンソーダとチリドッグ そいつがあれば 生きて行けると思ってるオレは ケツの青い 最新型のピストル  BABY なんていったって 23mmの銃口から 飛び出す弾丸は 真っ赤な野イチゴさ 分かるかい オレは殺し屋 魅力的なおまえの その白い足にミートソースをぶっかける  ダイナマイトを持ってきてくれよ ガソリン入りのビンでもOK 息をひそめ ゆっくり火をつけて 何かとっても悪い事がしたい  BABY 日当たりのいいこのガレージが オレの部屋さ BABY 壁中に張りめぐらされた ジェット機の写真 BABY 裸でブーツを履いたまま 傾いたベッドで 眠るオレの名前は D.I.J.  ドキドキするような イカレタ人生  D.I.J.のピストル  ぶっぱなしたくなったら呼んでくれよ 横から見ていたいおまえが それをやる時 メリーゴーランドのロバに向かって 両手を広げて話しかける  BABY そんなオレだけど 愛してくれるかい どうやら 違う星から 迷い込んできたらしい BABY そんなオレだけど 愛してくれるかい BABY そんなオレだけど 愛してくれるかい  OH BABY 愛してくれるかい?  D.I.J.のピストル
PUNKY BAD HIPBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY新しい国が出来た 人口わずか15人 それも全員センスのない 単車乗りばかりが揃ってる ある日 ストリッパーの腕に抱かれて眠ってた ボスが目を覚ました 青ざめた顔に冷や汗を浮かべながら 天国行きのエスカレーター その手すりはワニの皮だったぜ 寝ぼけまなこでセリフを吐き捨て エンジン吹かした ズボンを履き忘れたまま  NO.10のFAT BOBは ウエイトレスに首ったけ だけど 彼女の返事はいつもこうさ「世界が終わるまで待ってて Baby」 「Oh, No. I Love you, Please.」 フロントフォークが一番長いのはC.B.Jim 夕日をバックに彼は言った「オレ達の国境は地平線さ」 荷物をまとめて さあ出かけるぜ ウエイトレスには別れを告げた むきだしのチェーン ジンジン響かせ メチャクチャな髪を 風になびかせながら  古い世代の奴らは 金で何でも買いあさった だけど オレ達は自然の掟の中で生きる獣の世代さ  焚き火を取り囲むオレ達15人 世界で一番新しい国  PUNKY BAD HIP  フライパン片手に未来を語り合う 味気ないスープ 果てしない大地 味気ない道路 限りない旅  OH, PUNKY BAD HIP
ICE CANDYBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY気に入らないぜ あそこの窓の割れ方が 潰れたドライブイン 喉はカラカラ 腹はペコペコ おまけにオレの車はオーバーヒート うんともすんとも言わなくなっちまった ラジオの電波は火星人並み タバコもあと5本 気に入らないぜ 閉ざされたシャッターを蹴り上げた時  ICE CANDYをくわえながら 自転車で走ってた頃を思い出した あの水色で とてもCOOLな ICE CANDYがとても恋しいぜ  バックミラーを覗きこんだ 独り言を洩らす Hey You 今日はおまえの Happy Birthday 心ゆくまで楽しんで構わない もうすぐおまえのママもやって来るはず 抱えきれないほどのプレゼントを持って Oh Baby 早く立派な大人になるのよって 調子はずれのおまえのそのネクタイ直しながら  ICE CANDYをくわえながら 自転車で走ってた頃を思い出した あの水色で とてもCOOLな ICE CANDYがとても恋しいぜ  オレの心は ギンガムチェックさ 夢を見る やわらかな愛の夢を Please Mr.Postman 口ずさみながら 動かない 車の中で  ICE CANDYをくわえながら 自転車で走ってた頃を思い出した あの水色で とてもCOOLな ICE CANDYがとても恋しいぜ
車泥棒BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYスーパーマーケットのパートタイマーの女の胸のふくらみ 午前11時頃 オレは口笛を吹いた 店中に響き渡るその音は美しく 走るショッピングカートの車輪に 吸い込まれていった  Hey you でもこれだけは言っておくぜ オレは車泥棒 腕は一流さ  楽しい遊園地の中で 迷子になった小さな子供が お母さんを探す気持ちは真実 たぶん宇宙の形は その母親が子供を抱きしめた時に 湧いてくる気持ちに似ているんだろう  Hey you でもこれだけは言っておくぜ オレは車泥棒 腕は一流さ  いつの日か 清潔な襟をした精神科の医者が オレにこう訊くだろう あなたはいったいどんな気持ちで車を盗むのか と オレはきっと こう答えるだろう 子供の時によく飛び降りた あのブロック塀が壊された時の気持ちで と  スクラップ置き場で 崩れ落ちてきた車の下敷きになった まだ目も見えてない仔犬のためには 誰一人 歌おうとしない クリスマスキャロル ネェ 神父さん 何かが狂ってるとは思わないかい  Hey you でもこれだけは言っておくぜ オレは車泥棒 腕は一流さ  子供の時によく飛び降りた あのブロック塀が壊された時から  Oh yeah Oh yeah Oh yeah no no no no no …………………
ヴァニラBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一中村達也土屋昌巳・BLANKEY JET CITY薄目を開けて見ていた あの娘は 胸と股間に手を当てて 目を閉じた そして ゆっくり両手を動かし始めた 小さな声をたてはじめて 見ていられなくなったオレは 息の仕方を忘れる 情熱だけの女 未来の事なんて ひとかけらも頭の中にない 誘われれば 誰にでもついて行くような女さ 刺激的な その名前は ヴァニラ 何処かに 真っ暗な闇が隠れているような声で オレに話しかける  「今度の火曜日がきたら 指先がなくなる」  ロックンロールに合わせて 指を鳴らしたりなんかしない いつも2階の窓から 通りを行く人達を見降ろすような目つきで オレに話しかける  「今度の火曜日がきたら 指先がなくなる それまでは何度でも このピアノを弾く事ができる」  ヴァニラ oh ヴァニラ ピアノなんて何処にもありはしないよ ヴァニラ oh ヴァニラ ピアノなんて何処にもありはしないよ ヴァニラ oh ヴァニラ ピアノなんて何処にもありはしないよ ヴァニラ oh ヴァニラ ピアノなんて何処にもありはしないよ ヴァニラ
ROBOTBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY夜の飛行機 見上げながら ありふれた風の中で 何処へ行こうか 今から一人で バスに乗って 揺られながら 流れる景色の中で 何処へ行こうか 今から一人で  ソバカス顔に 青いサングラス 黒い革の手袋をはめて カッコつけて 行くのさ 一人でも 狂った腕時計を 耳に当てながら 流れる泪に 景色が 映っているのは 知ってるけれど  いったい それが どれくらい すばらしいって言うの 明日は いったい 何をして遊ぶ  透き通ったペンで 書いた手紙は 僕の胸のポケットに入ったままさ いったい 僕は これを誰に渡せばいいのだろうか 透き通ったペンで 書いた手紙は 胸のポケットに入ったままさ いったい 僕は これを 誰に
12月BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一照井利幸土屋昌巳・BLANKEY JET CITYオレは 車で凄く危ないスピンをするのが大好きなんだ おまえを乗せて 何度も おまえを乗せて 朝まで オレは おまえの動物的な悲鳴を聞くのが大好きなんだ おまえを乗せて 何度も おまえを乗せて たぶんそれだけの事さ  パパ ママ 聞いてくれ こんな遊び方しか知らないオレの事を誇りに思って欲しい  オレは 鉄のかたまりを爆発させながら走る事が 心から好きなんだ 心から好きなんだ おまえの心臓が破れるくらい スピードを上げて走る事が 心から好きなんだ 心からたぶんそれだけの事さ  パパ ママ 聞いてくれ こんな遊び方しか知らないオレの事を誇りに思って欲しい  オレの手 肌色 ただの手 でもオレのもの ハンドルを握ってる おまえは何を思う 始めからずっと一緒に過ごしてきたよな おまえを乗せて 心から好きなんだ  結構楽しいだろう オレと一緒にいると もうだめだと思うから 手伝ってくれるかい 生まれたばかりの自分がいる部屋のドアを開けて 白くて細いハンドルを握ってる おまえよ もうだめだと思うから 手伝ってくれるかい おまえの好きな12月が終わる前に
死神のサングラスBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一照井利幸土屋昌巳・BLANKEY JET CITYいいだろう オレのこのサングラス このデザインはめったにない この曲線のラインがかきたてる 無表情な世界 こいつをかけると まるで 青いスライド 鎖につながれた犬が オレに何かを望んでる  あの日差しに 頭を撃たれて ゴミに埋もれて死ぬ あの若者が見える あの日差しに 足を撃ち抜かれて 空を見上げたら 黒い線が入って行く  Ah 神様は今日も Pin Ballに夢中さ 彼が選んだマシンは 死神のサングラス ほら ボーリング場の片隅で  いいじゃん そのサングラス  明日を見てみなよ 足元までズブ濡れさ 笑いが止まらない 死神の泪で あの日差しが 教えてくれる いくら待ち続けても サーカスはやって来ないって  Ah 神様は今日も Pin Ballに夢中さ 彼が選んだマシンは 死神のサングラス ほら ボーリング場の片隅で  SEX PISTOLS 聴きながら 腰をフリフリ わき目もふらずに 銀色のボールをはじき続けてるぜ 彼が考えてる事が分かるかい もしも クレジットが1000になる時が来たら その時こそ オレのランチタイムさ ほら あそこで 戦争反対のTシャツ着て ほら あそこで 見えるかい 君には 彼の姿が見えるかい  いいだろう オレのこのサングラス
RED-RUM(夢見るBell Boy)BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY両手に荷物を いっぱい抱えた Bell Boy エレベーターの中で 夢を見る なみなみとMilkを注いだコーヒーカップ そっと持って Room Service ドアを開ければ 部屋の中で TVを見ている タイツを履いた 悪魔のしっぽが動き続けてる  両手に荷物を いっぱい抱えた Bell Boy エレベーターの中で 夢を見る 目がくらむほど 美しい女が 耳元で囁いた 今すぐ あなたの その熱いローストチキンを 私の部屋まで 届けていただけるかしらと たくましそうな男の声で 囁いた  Hey Bell Boy  「RED-RUM」  両手に荷物を いっぱい抱えた Bell Boy プールサイドで 夢を見る ドロドロにとろけたピンクのプラスチック そいつをイッキに飲み干して 乗り込んだエレベーター お願いだ ぶっ飛んでくれよ 空が剥がれちまうほど お願いだ ぶっ飛んでくれよ オレのジェットコースター 信じられないほどの スピードで 僕を連れてってくれないか 白い煙を吐き出して お願いだ ぶっ飛んでくれよ オレのジェットコースター  Ah Bell Boy
青い花BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYガムを噛んでいる 陽のあたる場所で 壊れそうな 未来感じながら この世界の中で 君が一番愛してる物は何  通りの向こう側で手を振っている 子供の笑顔  何を愛するの僕たちの世代 アスファルトに生まれた 青い花  僕はスピードのぬいぐるみを着て 夜の街で風の唄を歌う  忘れないでくれよ 誰もが皆んな この星のひとかけらなのさ  ビルの影で見つけた 肩をすくめている天使  君が失った 透き通った心目を閉じれば広がる 青い花  真夜中に目覚め 僕は月を見る 真白な冷たい光に包まれて…。
くちづけBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY「私の彼はドラマー タイコタタキ ちょっとイカレテルけど アレのリズムは最高」だってよ テレビの画面 オレはくちづけ  「あんたの天気はくもり ところによりにわか雨」 魅力的な彼女 真っ赤なスカーフ テレビの画面 オレはくちづけ オレはくちづけ ショッキングブルーのタイツ 髪の毛にへばりついた あの子の唾液 Baby Baby Baby Baby Baby Whoo-  衰えゆくこの肌に 厚化粧ほどこし レザーのハンティングかぶり 鏡の前で 首をかしげ 飛び回る蝿の音を聞いてる  幽霊のように僕を見ないで ちょっと心のギターが壊れただけさ Baby Baby Baby Baby Baby Ah-  ショッキングブルーのタイツ 髪の毛にへばりついた あの子の唾液 Baby Baby Baby Baby Baby Whooo-  「私の彼はドラマー タイコタタキ ちょっとイカレテルけど アレのリズムは最高」だってよ テレビの画面 オレはくちづけ  オレはくちづけ オレはくちづけ オレはくちづけ オレはくちづけ……
風になるまでBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYキスしてくれないか 僕のこのナイフに 彼はきっとうれしくて体中ふるえ出す これが最後さもう二度と 会うこともない 僕はこの街を出てゆくのさ 何もかも置き去りにして たえまなく流れてる 車の色をずっと言い続けてる君が 冷たいガラスに見えるよ それはきっといいことだろう 流線形の僕の気持ちは 音もたてずに溢れ落ちる 水のようさ  誰れからも愛されずに 夕暮の中を歩いてく 黒いシャツに映った きれいなオレンジ色のように  誰れも知らない国の海沿いの街へと 君の愛したこの青い空を持って 小さな駅で降りるとそこには 白い街並み 夏の朝 僕は荷物をかかえて はじめての坂を降りてゆく  誰れからも愛されずに 知らない世界の中へ 何が起きたってかまわない いつの日か風になるまで  震える心打ち消して 砕けちる日差しの中へ いつでも胸の奥に 明るい光を抱いて
砂漠BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY悲しくはない うれしくはない 恐くもなく 寂しくもない 憶えているさ おまえがいつか触ったあの見せかけの虹 幸せすぎて涙を流す 雪より冷たいおまえの影 知ってるぜ 見たこともない夜の色 滑らかな落ち葉に倒れ伏して  夢を見たのさ すごくせつない 砂の山に向かって走る 古びた汽車 静かに揺れる 乗客は僕達ふたりだけ 耳をすませば微かに聞こえる 氷みたいに冷たい車輪の音が  鋼鉄のドアを叩き壊して 逃げ出したふたりは 太陽に燃やされる  僕の目は澄んでいるかい 何も隠さずに言ってくれないか 知ってるさ 僕にはもう何ひとつ理由がないことを もっと近くに来てくれないか 氷みたいに冷たいこの景色さ  鋼鉄のドアを叩き壊して 逃げ出したふたりは息を切らしながら 見渡す限り何もない 景色の前で ただ とまどうだけ
幸せの鐘が鳴り響き 僕はただ悲しいふりをするBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY俺は悪い心を持っている 数少ない動物の一人さ 遠慮なんかいらない 好きなだけ軽蔑してくれてかまわない 胸の奥まで 誰か僕を傷つけてくれないか もう二度と立ち直れなくなるほど強く  はっきりしたのさ愛はいらない 胸の中は冷たいままでいい ぼんやりと窓の外を眺めていたら 生きてることすら忘れてしまいそうさ 幸せの鐘が鳴り響き その中で僕はただ悲しいふりをする  平和のハトが小さな子供を埋めつくした もがき苦しむ子供は窒息寸前 あわてた母親 バットを振り回す 気を付けな 動物愛護団体が 手錠をじゃらじゃら揺らしながら バスを走らせる  誰か僕を傷つけてくれないか もう二度と立ち直れなくなるほど強く 幸せの鐘が鳴り響き その中で僕はただ悲しいふりをする
小さなガラスの空BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY教会への階段 真ん中に座り込み 彼は一人さ 優しい目で歌ってる ひどい言葉並べたて 体中に巻きつけた黒いビニール 少し震えながら茶色い紙袋 両手で抱きかかえながら  神様はきっと黒い肌をしてる そうさ彼と同じさ 消えてゆく歌声 永遠に続くガラス窓の中へと 横顔の向こうに 綺麗なステンドグラス 道ゆく人達は何処へ行くの  銀色のカメラ首からぶら下げて ぼくはその前をすまし顔通りスギ 友達のアパートヘ こんにちは ごきげんいかが 背広を着た彼は僕に言う 笑顔浮かべ  Oh Merry Christmas. for you.  真青な空高く飛ぶ黒い鳥の姿が 小さな汚れにしか見えない気分だぜ 街のざわめきが僕を包んで連れ去ってゆくよ 何処か遠くへ あなたの声はきっと誰の 心にも届かないさ  小さなガラスの空 水の中へ 落ちてゆくよ ゆっくり回りながら 目を閉じてずっと見つめると 誰かが時計を捨てた悲しい音が聞こえた 道ゆく人達は何処へゆくの 皆な同じ服を着てる
螺旋階段BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY港区にあるクリーム色のビルディング 12階建てのスクラップ そこに住みついた一組のカップル 小指のつけねにおそろいの入れ墨 今すぐミルクを探しに出かけるぜ 真っ黒なマスカラをつけて ビニールの煙草くわえてトランペットの音色みたいに ドブネズミ達がチキンの骨をかじる音が 響きわたる夜  95番目の出口で ハイウェイ降りれば 街の名前はスペード おもな産業 人身売買 メタリックの花が咲きみだれ タータンチェックの鳥が横切る プラスチックな僕達は夜どおし 野生の鉄を着こなすのさ  ダンスしようぜ OILのしみこんだ 服のえりを立てて 目のさめるような 僕の愛を君とこの街にあげる 今すぐミルクを探しに出かけるぜ 真っ黒なマスカラをつけて ビニールの煙草くわえてトランペットの音色みたいに メタリックの花が咲きみだれ タータンチェックの鳥が横切る プラスチックな僕達は夜どおし 野生の鉄を着こなすのさ  螺旋階段を音を立てながら 転げ落ちてゆく僕の頭
嘆きの白BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY太陽が死んで 空が笑ってる 白い雲が悲しい目をした 僕は うれしくて少し狂いそうさ 三ヶ月あわててBellを鳴らしてる  鉄の柵に もたれかかり それをながめてたGround mother 風に火を点ける 夜が燃え上がり朝がとけてゆく 僕はうれしくて少し狂いそうさ  神様の悪口 言うのは とても危険な行為さ 誰か僕を止めて いつかは天国へ行きたいと願う こんなオレだけど つける薬が 売り切れちまった  つける薬が 売り切れちまった  つける薬が 売れ切れちまった
カモメBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYボーヤいつまでも 泣いてばかりいないで 早く明るい 笑顔を浮かべて ゆりかごは揺れる きれいな午後に窓の外には 真昼の白い月 おまえは限りない愛に包まれて おまえは限りなく広がる未来 神様がくれた その黒い瞳 美しく光る世界が見えるかい おまえの母親は船に揺られて 知らない国へと消え おまえの父親は砂漠の果てで 汗にまみれて働く  どこへも行かないで いつまでもそばにいて 背中に隠してる野良犬の子供 力を失くしてる 触ってみなよ 微かに鼓動が 伝わってくるだろう  おまえのその笑顔 何処からやってきて 何処へ消えてゆくの いつの日か思うだろう 駆け回る草原で全てがまぼろしだと でも僕は感じたことがある 柔らかく暖かな白い肌を おまえの母親は 船に揺られて 知らない国へと消え おまえの父親は砂漠の果てで 汗にまみれて働く
親愛なる母へBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY甘いブルーのダンプカーが走り去る 僕にはそれがCANDYに見えた ほんの少しの迷いもなく 見とれていたのさ 左目の奥で エンジンがうなり黒い煙を吐く バス停の前で 僕は草をちぎった  親愛なる母へ僕は今は迷っています生きるべきか死ぬべきなのか あなたはきっとそんな僕を見て微笑んでくれる 綺麗な洋服を着てずっと前のように 白黒の写真に映った青空の中で  もう二度とここへは帰れない気がするから おまえのその胸に小さなキズをつけよう 広がる真夏の草原を真すぐに突き抜けてゆく 細い道で拾った この綺麗な石で  かわいい顔した小さな女の子 君のママはきっとすてきな靴を買ってくれる そうさ毎日ずっといい子で 過していたら あまりにもひどいホテルのベッドの上 街のネオンが 僕を灰色に染める  もう二度とここへは 帰れない気がするから おまえのその胸に小さなキズをつけよう 広がる真夏の草原をまっすぐに 突き抜けてゆく 細い道で拾った この綺麗な石で
円を描く時BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一照井利幸土屋昌巳・BLANKEY JET CITY海賊は頭にバンダナを巻きつけ はだかで叫んだ 皆殺しにしろと  飛行機乗りは落ちてゆく仲間の姿を こめかみで感じながら逆流する血の 味を予測している 進んだ奴がやってきて僕の 腰に腕を巻きつけた 汚れた真珠のような瞳で  悲鳴を上げる女の足首ほど純粋なものはないさ最後まで  めぐまれない大人たちが空を見上げて 僕は路上につばを吐きすてた 水色の森の中で水色の花を見ていたら 僕の心はとけはじめ 火薬のにおいに 変わってゆくだろう  大きな炎を上げて 燃えあがる車が僕を見ている とても悲しそうな目で その前で裸足の子供たちが 手を叩いて遊んでる もっと強く燃え上がれと 僕はあわてて皆んなに言うだろう早く彼を助け出そうと
ディズニーランドへBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYノイローゼになってしまった友達が 僕に言う 「あの楽しそうなディズニーランドへ 一緒に行こうよ」って でも僕は行く気がしない なぜなら彼は気が狂ってるから  一緒にいるのが とてもつらくてたまらないから 一緒にいるのが とても恥ずかしくてたまらないから  でも 僕はこう答えたんだ「もちろん行こうぜ 約束するよ」って でも 僕はたぶんその約束を破る事になるだろう 彼は 悲しくて涙も流さないだろう  一緒にいるのが とてもつらくてたまらないから 一緒にいるのが とても恥ずかしくてたまらないから  そして 僕は冷たい人間の仲間入り  そして 僕は冷たい人間の仲間入りさ
いちご水BLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITYいちご水を入れた 透明なビン それを突き抜けた光が 真っ白な壁に薄いピンクの影を映しだし 君はそっと手を伸ばして それに触ろうとしている とても自然なことさ  さみしそうに流れる雲 何も聴こえない 指先を見る さよならが知ってるのさ 何が一番綺麗な世界 目に映るものすべて 切なくなるほど 純粋なものばかり  消えてくれないか 今すぐ 僕の目の前から 今すぐ 死ぬほどお前を愛しているから  僕は自由で君を見つけた そして あまりにも光が欲しいだけ  消えてくれないか 今すぐ 僕の目の前から 今すぐ 死ぬほどお前を愛しているから  いちご水を入れた 透明なビン それを突き抜けた光が 真っ白な壁に薄いピンクの影を映しだし 君はそっと手を伸ばして それに触ろうとしている とても自然なことさ
RAIN DOGBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY無表情で立ってたんだ 雨の国道沿いに 茶色いコートを着た男が 俺は車を止めて話しかけたんだ 一体 こんな所で何を待ってるって  ハロー ボーイ 教えてやろう 俺はさっきまで白い服を着た天使だった だけどみんなは俺の歌う唄が気に入らなかった そして 俺をこの狂った世界へ追放したって訳さ  一体 その唄はどんな唄なんだい この俺に聞かせてくれよ 手にしたドクロの首飾り ユラユラ揺らしながら男は歌いだした  俺は旅人 この広い世界で手に入れたいものは きれいな水 クリームの夢を見た朝に ひとり最後を迎えるつもりさ  今にも吹き飛ばされそうな風の中を 走り抜けて行く 俺の車のフロントガラスに ポツリと雨の滴が落ちてきた あの時の唄が 蘇ってくる  俺は旅人 この広い世界で手に入れたいものは きれいな水 クリームの夢を見た朝に ひとり最後を迎えるつもりさ クリームの夢を見た朝に ひとり最後を迎えるつもりさ
クリスマスと黒いブーツBLANKEY JET CITYBLANKEY JET CITY浅井健一浅井健一土屋昌巳・BLANKEY JET CITY茶色い瞳の奥にある黒いところで 僕は君の顔を見てるんだ ゆっくり静かに足を広げてゆくのは 一体どうしてなんだい? 僕は変わってなんかいない 君が変わっただけさ  氷の張った水溜りを 足で割りながら歩いた時から 思ってたんだ いつか来るだろう 今の事を こんな気持ちになる事を すべては変わり過ぎていくけど 僕はずっと変わりはしない  太陽とか 冒険とか クリスマスとか 黒いブーツが 子供の時から ただ単純に ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ  透き通った心は 歳と共に消えてなくなり 残酷な出来事に 感覚が鈍り始めて 歪んだこの世界に 染まっちまったらおしまいだぜ  太陽とか 冒険とか クリスマスとか 黒いブーツが 子供の時から ただ単純に ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ  太陽とか 冒険とか クリスマスとか 黒いブーツが 子供の時から ただ単純に ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ
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