箱庭鏡そらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | もう君と歩くこの景色は どこにも見つけられないんだなあ ああ 歩き慣れて見慣れるほど こんなにも懐かしく感じる 煤けたような教室の匂い 消せず滲んだ机の落書き 擦りむいた赤 砂の感触 見下ろした青 夏の隙間 誰かにもっと愛されたくて 誰でもいいや 嫌いになって 傷つけ合って 慰め合って それでも全部愛しくてさ 君と思い出は 校舎の曲がり角の向こう 窮屈な箱庭の隅で 弾けて飛ばしたボタンと存在証明 もう一度自由でいよう もう一度 君とあの日に戻れるなら 解けない問題を飛ばせなくなって それで気づいたんだ 大人になったんだ 日陰を踏んで歩いた道も 河原にあった光る小石も また見落として やっと気づいた 大人になったんだ 嫌いなものは嫌いでいたいよ 知らないものは知りたくないよ 君と世界を小馬鹿にしたいよ 黄昏に消える その前に 君と待ち合わせ 放課後屋上の夕焼け 何もかもを着崩して かかと潰したローファーと将来設計 いつまでも他愛ない話をしよう 窮屈な箱庭の隅で 弾けて飛ばしたボタンとそんな毎日を もう一度 君とあの日に戻れるなら |
アンチウィルスまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 産声から引き当てた たったひとつの切り札は どうも前世で捨てたような 人生ってやつでした 生まれつき飛車角落ち 今日で何度の片手落ち こんな大層な病室が ボクのためだとでも言うのですか 自己愛性トリック ヒス体質解体ショー もうたくさん 知った顔して近寄るな 生涯セカイ系パラノイア この痛いも余さず全部治してよ アンチウィルス ねえ この爛れた傷口に 触れてはくれないでしょう? 愛情失調した愛を謳ったお前から どっかへ消えちまえ きっと一生抜け出せない 愛だ何だを吐かされて こんな大層な監獄が ボクの夢なのですか 欲まみれの片棒を全身で担がされた 点滴より処方した 最低をかき鳴らす公開ショー 背中を押して誤解を飛ばして 手を取ったふりで引っ掻いてよ そうしてこうして綴った答えの 何も象らない滑稽さ 目も当てられない言葉で 聞くに堪えない鼻声で 王様か何かになったつもりなの? アンチウィルス ねえ 体裁 御託に抜かりはない その理由も疑わしい 愛情失調した愛を謳ったお前から どっかへ消えちまえ 治療して 治療して この音が手錠なの 気づいて 治療して |
メリーバッドエンドまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 嫌いを100と40字 カギ付きの心 言葉のナイフ 泣き言で着飾って お化粧は大層綺麗だろうな あやとりをしましょうか 赤い糸に隠れるピアノの線 貴方はもう共犯者 手に取った凶器の 言い訳をどうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 内緒内緒 どうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 他人の不幸は蜜の味 愛も不確かなユートピア 鬼遊びしましょ 宿り木のポエット こんなママゴトに生る 根腐れの笑顔 値打ちなんてない 今日嫌われないため 輪になってあの子を嫌いになるの 排他 排斥 的当て 打ち抜いてしまえば 次は誰の番? メリーバッドエンド 嫌いを100と40字 カギ付きの心 言葉のナイフ お茶会のパスワード 同調の返答かお気に入り 背中についたレッテルと 実用的価値の値踏み合い あれとこれは及第点 それの立ち入りは禁止する とまれ とまれ このゆびとまれ とまれ とまれ このゆびとまれ とまれ とまれ なかゆびとまれ かわいいあの子は蚊帳の外 どうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 内緒内緒 どうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 次の合図で貴方の番 愛も不確かなユートピア 鬼遊びしましょ 宿り木のポエット きっと本当の涙も 笑い方すらも 忘れちゃったよ 愛も不確かなユートピア いつまでも続く 宿り木のポエット こんなママゴトに生る 根腐れの笑顔 値打ちなんてない どうして?どうして? 幸せが 心の隙間を零れ落ちるの 全部全部を壊して 穴だらけの夜に 誰もいなくなった メリーバッドエンド |
快晴のバスに乗るまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | この快晴なんかにいっぱいの足音が 紛れ込む朝を合図に 赤茶けたバス停前が 空行きの近道と聞いたんだ 汗ばむ君と夏の匂いや後悔で こんな恋をして そうずっとあれから 揺られては泣いている 君と何回だって そう何回だって ボクを引きあわせてほしいな 次の最終便へ乗り込んで 君のいる世界へ 快晴のバスに乗る 間違ったとこから単純に2歩下がる そんなことすらできなくて 片道切符の感情や苛立ちの 名前にも気づかずに そして夏が終わった 遠い季節と夢の中 こんな人生なんて 君のいない今日なんて ボクは乗り逃してみたいよ そして最終回は飛び降りて あの空を落ちていく 昼寝の白猫飛び越えた 晴れ間に月曜日 当たり前の日常なんて 炭酸飛ぶソーダ 急ぎ足のミルクトースト 逆さま缶コーヒー もう何年心の感触なんて 忘れていられそうだ 旅立った空席には戻らない あの日からずっとぽっかり空いている 君に何回だって そう何回だって ボクを思い出してほしいよ 次の最終便へ乗り込んで 青空の世界へ こんな人生だって もう散々だって ボロボロで背負ってきたんだ 君と何回だって そう何回だって 快晴のバスに乗る |
輪廻転生まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | もしもボクが神様だったら 人生とかいう名の分が悪い博打 疾うに とっくに廃止して 燃えるゴミの日にまとめてぽいっだ 同じ阿呆でも踊らにゃ損損 顔窺っているばっかで徒然 呼応して 怨嗟 連鎖 で道も狭に 誰にもなれない 誰でもないまま きっと一生シット 嫉妬して また隣の芝 在り来りも良く言えば大衆性 右倣って小猫が鳴いた 「翼が無けりゃ、空を降らしてくれりゃいい。」 世界中 誰も神頼みで 未来も何も見いだせない 荒縄で吊れるような 命に答えはない この世に手早くお別れして 電波に乗って夢の夢 ボクは生まれ変わる 輪廻転生 あの世ってやつは居心地いいようだ 誰もここには帰らないもんな 彼の言葉を借りるならこうだ どんな笑顔でボクを手招いているんだい 過食症 不登校 自傷癖 子供の頃の夢 売女 ヒス パラノイアはII-V 処刑台 殺人の正当性 もう何もかも耳を塞いでしまいたいな 教えておくれ 今日日の世の神様の作りかたを 教えておくれ 人は人を裁いていいのだろう? どれだけ泥が泥を捏ねたって 泥以外作れやしない 君も生まれ変われ 輪廻転生 排他 掃いた明後日の斎場 擦った揉んだで愛の欠乏症 この未来に答えも正解も そんなもんは望んじゃいないってんだ ああ もうやめた 全て失くしてしまえばいい 世界中 誰も神頼みで 未来も何も見いだせない 等しい幸せなど ゆめゆめ願いやしない この世に終わりをつけておいて 終えるななんて何様だ 全て生まれ変われ 輪廻転生 |
立ち入り禁止まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 幽霊少女は今日も 無口に歩く 興味 愛憎なんての無い脳内 空々の人波 誰の影に隠れて歩く? 懊悩陶酔 愉悦 御来光 立ち入りを禁ず 幽霊少女は今日も 無口に歩く 罵声 暴力 逃避行 嫌いだって 石を投げられ 残念なことに 生まれた時に この世はボクの居場所を忘れたみたい 誰もに否定されて 救いも無くて 自分を呪っている日々 もう ボクはなに? 立ち入り禁止 どこまでも出来損ないのこのボクに 優しさを突き撥ねても 消えない愛を縫い付けてください 痛い痛い痛い ココロが 未だ「心臓」なんて役割を果たすの 故に 立ち入り禁止する 幽霊少女は今日も 無口に歩く どうせ生きちゃいないって五感が証を教えてくれる だから 今日は心の臓は ココロは閉じた 気に入らないなら近寄らないでよ 幽霊少女は今日も 震えて歩く 罵声 暴力 逃避行 嫌いだって 石を投げられ その姿に生まれた忌みも 知らないままひとりすすり泣く 思い返すほど愛されたこともない 寄りそっていいほど心を許せない 分かり合えるほど言葉を話せない 今日だってこの舌足らずが邪魔をする 壊れていく どんな想いの伝え方も知らない 近寄らないでってハサミを振りかぶったって ねえ この愛は この愛は君の心に 届いていますか 立ち入り禁止 どこまでも出来損ないのこのボクに ただ一つ 一言だけください 生きていいよってさ 教えて 何一つ 捨て去ってしまったこのボクに 生を受け 虐げられ なおも命を止めたくないのだ? 痛い痛い痛い ココロが 優しい声で壊れてしまうから 故に 立ち入り禁止する |
眠れる森のシンデレラまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 童話の中と疑ってしまうくらい 白いドレスが似合うなあ 君は それに比べて地図にも載らないような 暗い森の魔法使いだ そびえ立つ様なお城の向こう カボチャの馬車 乗り込む 時間が来たみたい ちょっとの踏み込む勇気と 小さなこの一振りで 君の気を惹ける魔法になったらなあ 0時の鐘が鳴ったら 君を忘れてしまう魔法を かけてしまおうかなあ 木組みの小さな赤い屋根と 小さな瑠璃色の空以外 いらない 水のネグリジェ 溶け込むようなシルクに ふたりだけの吐息をかけて そんな未来にも 背伸びをしてキスを強請る瞳にも ボクはいないんだなあ いいかな 好きになってもいいかな きっと世界が許しはしないほどに 君はシンデレラだ どんなに眠れる森の君を ゆすってみても 目覚めない 誰を夢見ているの いつの間にやら かかってしまったんだ 恋という魔法でした ちょっとの踏み込む勇気と 小さなこの一振りで 君の気を惹ける魔法になったらなあ 好きだよ 君が好きだよ 好きだよ 想いを乗せた言葉は 鐘の音に消えていく さよなら 眠れる森の向こう |
夢のまた夢まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 甘いものほど溶ける それが恋だっけ? 口寂しいや 綿菓子をひとつ買っていこう 若苗の袖 空に投げた恋文 あの下駄箱は 笑い方のくずかご 空五倍子色 長髪が揺れる薄明 手招いて 口数も減る境内 失くしたものばかり数えている 世迷い 妄想に 夢のまた夢か見果てぬ夢 みなしごとパパに疎まれた子 闇夜ほど星が綺麗なこと ねえ 知ってる? 逆夢のままに踊れ 踊れ ボクらがボクらでいられるまで 形振り構わず手を叩け いつの日かこの夢が覚めるまでは 金魚すくいで 救えるような命は 誰かすくってくれだなんて思っていた そうだ 誰かの好きな誰かになって 言われるままに大人になって それでもわからないまま どうして 涙が止まらないんだろう わすれたもの 林檎飴 水に降り立つ 月の影 鏡越しに散る花火 触れぬものばかり探している 世迷い 妄想に もういいよ もういいよ 浮かんでは 照らしては 吸い込まれる 惣闇色の夏空 夢のまた夢か見果てぬ夢 こんなゴミのような世界でも ボクは好きでたまらない 踊れ 踊れ さあ踊れ 踊れ 何もかもすべて忘れさせて 形振り構わず手を叩け いつの日かこの夢が覚めるまでは 夢の向こうで夢を探している |
ふたりぼっちまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ああ 砂場に描いた 未来と違うけど 笑われ者 慰み者 ボクら名を持てたのだ 投げつけられた 石の数だけ 今日も何かを疑ってきた 優しさもおかえりも どよめきに聞き違う ああ もしもひとりぼっちなら ボクとふたりぼっちだよ もしも泣きたくなったなら ボクもそばで泣かせておくれ こんな忌み物の身体 でもね 誰よりも近く 貴方のそばにいられるから ボクとふたりぼっちしよう 確かに芽生えた 禁忌となった恋慕は 何処に隠そう 何を隠そう ただの人影なのだ 影には影が無いように ボクは誰に愛され 抱かれもしない こんな両腕だけが 貴方の傷をわかるんだ だからひとりぼっちなら ボクとふたりぼっちだよ もしも消えたくなったなら ボクが此処で見つけてあげる こんな忌み物の身体 でもね 誰よりも近く 貴方のそばにいられるなら ボクは歌うよ ボクは歌うよ 夕焼けの窓 終わる影踏み 宵闇の空 何処に隠れよう 貴方に呼ばれるまで ボクはひとりぼっちするよ |
罰ゲームまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 最上階で見下ろしている 最終回が手招いている 等身大の愛を歌って 差別 暴力 見ないフリして 長い物に巻かれる同士 番いになって飛び去っていく 誰かに愛されたくて 誰もに媚び諂って いつだって顔が歪んでいる 消えちまえ 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い 誰も彼もに笑いかけている あの子はだれ 大嫌い 君が嫌い どうせいつかは裏切られるんだよ ああ 人生とかいう罰ゲーム 最上階で見下ろしている もう一歩と手招いている 駅構内のシャッター前で 切れそうな呼吸があった 先生、ボクも同じでした ボクだって目をそらしていた 薄すぎて穴ぼこ空いた 正義感なんかじゃ誰一人だってさ 救えやしないようだ もうやめた 大嫌い ボクが嫌い ボクが大嫌い ボクが嫌い バカと埃はひとつになるんだよ お前のことだ 大嫌い 君が嫌いな ボクなんかが 一番嫌になるんだ ああ 人生とかいう罰ゲーム ねむい目をこすってでも 読まされてきた教科書は 実は逆さまで しかもハリボテで こんな人生(おあそび)はもう やめてしまいたいな 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い キライキライで溢れ返っている 人生讃歌 大嫌い 君が嫌い ボクが嫌い みんな嫌い 死にたくない 生きていたくもない この全てが罰ゲーム もう許してよ |
フューリーまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 欲望でくすんだ街並み 伽藍堂 客の舌打ちがお似合い I know what I'm doing. 成り上がり のべつ幕なしの不幸自慢 御礼 腕組んだ割に月並み 伽藍堂 煩悩 低迷で飛んだ 風上 僕が拾ってやろうか 足元に群がる蟻のどこがカリスマ 画面越しで王様気取り 空の頭で嘘の上塗り あれもこれも恥の上澄み あの日見つけた 君が嫌い 妄想 協調性欠乏症 情報統制 同姓同名 公開処刑場 断頭台上 歌い明かそうぜ 肯定して 後転して 棚にあげんな You're so dead. 幽霊が横行したっておざなり 伽藍堂 客の舌打ちがお似合い I'd like to ask you... 焦げ付いた指で綴るの ママゴトの詩 誰も彼もが右へ倣え 飼い主でもリードは放して 次の乗り換え先は左へ 君が壊したパノラマ 想定 編愛性依存症 セカイ系空想 恒星偽装 内容証明 完全犯罪 音の出るゴミ 言いたいことはたったひとつだけだ You're so dead. 腐っていく 協調性欠乏症 情報統制 同姓同名 公開処刑場 断頭台上 歌い明かそうぜ 肯定して 後転して 棚にあげんな You're so dead. |
恋と微炭酸ソーダまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 群青ソーダ転がった 3年ぽっちの感情は 一生経ってわかっていく 大切なものだったんだ 炭酸なんて飛んでいた 振って走って気がついた 心に泡がたつ 息をするほど苦しくなるような 生きることすら虚しくなるような 何年でも覚えたての気持ち 青いビー玉 炭酸塞いだ 冷えた夏色飲み干している間に 君が顔色見落としている間に 苦し紛れのタイミングじゃ 言えない あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 冷えたソーダで汗をかくグラス 雨模様で滴り落ちていく どうせ何も理由などないのに 片手が塞がっちゃ困るのに どうも飲み干せない微炭酸 10年前から追っていた夢は見ていますか 長い黒髪は変わらずにいますか 他の誰かを愛せていますか あの夏色の下 予報はずれで雨が降ったから 投げた小石が水を切ったから 君が誰かと話していたから ごくっと口と炭酸塞いだ もしもあの日に巻き戻せるなら もしも少し胸を張れるのなら なんて今さら本当に 言える? あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 部屋はいつまでも散らかるのに 未だゴミのひとつも出せやしない 教室のすみっこに忘れて ぬるくなって飲む気もないのに どうも捨てられない微炭酸 売り切れていた 青春の味 飲み足りないままで あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 冷えたソーダで汗をかくグラス 雨模様で滴り落ちていく どうせ何も理由などないのに 片手が塞がっちゃ困るのに どうも飲み干せない微炭酸 あのね 嫌いになってもいいから 君をずっと好きでいいですか 気の抜けた恋と微炭酸 |
常夜の国の遊びかたまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 街灯が赤く染まる 大人も眠る街角 いちにーっのさん ほら外に出ようよ ようこそ常夜の国へ おもちゃ箱は逆さまに いたずらと夜更かしの招待状 世界が魔法にかかったみたいに 木組みの家も白くおめかしして ああ 星のカーテンに隠れて 抜き足 差し足 ちょっとスキップして行こう 夢と幻を縫いつけて ボクらを包んで神様 暗い世界はこの夜空の 明るさを気づかせてくれた つまずき転ぶあの道も プレゼントだなんて思えるんだ プリムラの花が咲いた 口がよく回る朝は いちにーっのさん 言い訳探そうよ 白く弾けた星空 君からみたらボクらも 少しくらい 色づいて見えるのかなあ ブッシュ・ド・ノエルにベルのオーナメント 飾りつけした夜が眩しくて もうお迎え イヴのパレード おめかし 少しはオシャレに見えていますか きっと幸せが欲しいのは 幸せを知っているから 冷たい夜風が吹き抜ければ 寄りそったぬくもりを知れた 怯えて泣いたあの夜も プレゼントだなんて思えるんだ |
すーぱーぬこになりたいまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | にゃんこには関係がにゃい! こんにちは、お昼のニュースをお伝えします。 今日未明、のら県もふもふ区ねこがしら公園付近にお住いの シロノタマさんのにぼしが奪われるという事件が発生しました。 なお、現在も犯人は逃走中の模様。 寝坊して2じかんめ 指されて問4ばんめ あーってなって いーってなって うーってなって えーってなって おーってなって ああ!ってなって パス3かいめ ぽかぽかお天気め (めっ!) 居眠り5じかんめ おなかいっぱい テストはねむい カミナリ先生も ぬこ社会 健在? にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) にぼし!にぼし!国産!国産! にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) (おこたの中からぬこぱんち!) ぬこになりたいな やっぱぬこになりたい!(なりたい) 世の視線をひとり占めにして 世界の事情はお昼寝の後にして 土鍋で丸まりこ 気ままに鳴いておどりゃんせ 寝坊してお昼過ぎ まーいっかってズル休み うー にゃーって鳴いて×5 わんって鳴いた あの子はだあれ? 居残りお月さま 赤点どちらさま 味噌汁かけりゃ 世界は平和 みんなご一緒に さあ しゃちほこにゃんでびーむ にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) にぼし!にぼし!国産!国産! にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) (世界をこの手に ぬこぱんち!) ぬこになりたいな やっぱぬこになりたい!(なりたい) 君のひざ上で丸くなっていたい 人間社会の暗黒を走っていく あくびは何回目? 気ままに鳴いておどりゃんせ きっと前世はそりゃ昔のこと しっぽふりふりしろにゃんこ こんなIQ1にも満たない 聞いたことある唄だこと ヨイサヨイサと花一匁で にっこりしてるそちらの子 全部誰かの願ったことなら 酔って忘れて踊って頂戴! ぬこになりたいな やっぱぬこになりたい!(なりたい) あの子ともう一度おしゃべりしたい 世界の事情はお昼寝の後にして 土鍋で丸まりこ 酸いも甘いも知れたこと にゃんこには関係がにゃい! |
終点まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 何も知らないほうがいいなら 何も教えてくれなくていい 虚言の真相 夢遊病 無邪気なあの子の長袖の裏側 12階のビルから 今日も片足だけ差し出している 蒼然 悄然 どうせ 死ぬ勇気のひとつもないくせして 人の形でいるのに 同じ人の言いなりになるなら まだ夢は見れるのに こんな夢も見れない世界なら 夏草が枯れるまで いっそしゃがんで隠れていようかな なんてことを言って笑う間に 次で終点だ 何も知らないほうがいいなら 何も教えてくれなくていい 妄想 死恐怖症 夜響症 特効薬は無気力か PTSD いつか笑うことより ずっと笑われることに慣れていた 感情 愛情 哀情 拾わずにいる 得て落とすよりいいや 死ぬことへの恐怖を喰らい 腹を満たしていく神様 瞞しと 詐欺師と ボクは疾うにわかっているんだ どんな絵の具を塗り重ねるより ずっと暗い ただ懐かしい光彩と 果てしないほどの 暗闇が 答えだった 答えだった 何もを手放して 微睡の奥深く 堕ちていく 何も知らないほうがいいなら 何も教えてくれなくていい 虚言の真相 夢遊病 無邪気なあの子の長袖の裏側 前髪を伸ばしている だって何ひとつ見たくないから 溶けるまで色を抜く だってボクは染まりたくないから 恨み合って 叩き合って 妬み合って 乏し合って 探し合って 慰め合って 悔やみ合って 解り合った こんな詩も音も 肯定も否定も未練も 四季折々の光彩も 何処にも残らない 暗闇が 答えだった 答えだった 吸い尽くすような暗闇が ボクらの未来だった 願っている もういいんだって 救われやしないんだ 微睡の奥深く 堕ちていく |
GAMERS!天道花憐(金元寿子)&星ノ守千秋(石見舞菜香)&亜玖璃(大久保瑠美) | 天道花憐(金元寿子)&星ノ守千秋(石見舞菜香)&亜玖璃(大久保瑠美) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 単純だけどやめれない やりたい やらないままいられない もうニューゲームには戻れない お願いリセットして 悪鬼到来 敵いっこない? 敵機撃墜 やれっこない でもね 脳では勝ったようなもん 恋もリスポーンを狙い撃ち コントロール ノーでグッドラック 相思相愛はツープレイ あと2分で終幕さ バッドエンド 夜更かし 追試は一夜漬け まだまだしたいよ 食べ盛り スキキライ 食わず嫌い Bボタン連打で 単純だけどやめれない やりたい やらないままいられない もうニューゲームには戻れない お願いリセットして 恋なんて七転びで 振り出しに戻ってはじめから ねえもうちょっと続きをしよ? 弾ける想いリロード 容姿端麗 異論はない 全知全能 過大じゃない されどチーププレイなんかテンでx とっ散らかした免罪符 コントロール ノーでグッドラック 相思相愛はツープレイ あと2分で終幕さ バッドエンド 完徹 赤点 一夜漬け テストを抜けたら次の町 何処へ行こう 何をしよう 青春コンティニュー 寝不足でも 愛しているだけでやめれない 知りたい 知らないままいられない まだ経験値だけ足りない 負けたらリセットして 恋なんて七転びで 振り出しに戻ってはじめから ねえもうちょっとこっちをみて 弾ける想いリロード どちらの足で歩きだせば 正しい未来に行けるだろう 答えもなけりゃ セーブできない 進めば戻れない 単純だけどやめれない やりたい やらないままいられない もうニューゲームには戻れない お願いリセットして 恋なんて七転びで 振り出しに戻ってはじめから ねえもうちょっと続きをしよ? 弾ける想いリロード もうちょっと一緒しよ? |
解読不能After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ボクも透明な空が 青く見えるはずなのに 不確かなココロも 君がくれた愛も 取りこぼしてしまう ボクには エラーを為す存在 何ひとつ間違いじゃなくても ほら 正解の証明に なりやしないな 名称だって未設定の もう不明なログデータ 未だボク達は水たまりの向こう 愛情だっけ 無情だっけ 何度解凍したって知り得ない 何かが溢れ出しそうだ もう放っておいて ねえ どうして届きもしないのに 声を出せてしまうのだろう 名付けられすぎた 陰口やあだ名で 本当の名前すらも 名乗れなくなっていた 教えて 貴方は誰なの ねえ 沈黙の回答は 姿見の向こう 何回やったって動作不安定な イエスマン エミュレータ 誰も愛なんて教えてくれやしない 分解したって デバッグしたって 塵一つも見つけれない 確かな見えないものが 脈を打っている 結局答えなんてなかったようでした 成り立ちもしない ありもしない 問いかけは 解読できない もういいよ ねえ もういいよ どうせいつかバグってしまう 感情のデータ 未だボク達は水たまりの向こう 愛情だっけ 無情だっけ 何度解凍したって知り得ない 何かが溢れ出しそうだ 解読不能が頬を伝うの 放っておいて ねえ |
わすれられんぼAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 明後日から飛び交う雨に 俯いて 転んでまた 鈍色になって走っていく わかっていたよ 知られることが増えるほど 増えるんだ 忘れられることも 蹴り飛ばされて 踏みつけられて 子供の頃から死にたくて 自分すらも見失うのに 君の世界に居させてくれた 歌を歌えた 歪でも確かな愛情で いいよ 君はきっとわすれんぼで ボクはわすれられんぼ だからいいよ 嫌われて 捨てられてかまわない 傘もない ゴミの向こう 思ったことうまく言えなくて困っちゃうな 思っちゃいないことばかり言ったことになる 好きなこと 好きなだけ愛していいんだよ その中にボクがいなくたって 「できないだけのわけがある」 できてる人の言い分でしょ 「虐めを受けるわけがある」 虐める人の言い分じゃん あれおかしいな 泣いてしまうな あの頃の好きすら舌打ちして そんなだめかな ボクはだめかな 嫌いひとつが積み重なって 深く抉った 既に空っぽの心臓を いいよ いやだなんて言えやしない 弱虫なボクのことは 消していいよ 嫌われて 捨てられてかまわない 捨てられる場所もない わすれものしてませんか してませんでしたか 不用品はまたどこか わすれられていくだけだ |
アンチクロックワイズAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 絵空事なら色を切らした 声を聴こうと両耳を塞いでいる 叫び散らした警鐘と 誰かが濁したコード 我欲を喰らったココロで 調べが歪んでいく あの空は遠く 色付いている 見間違うことのない 茜色 逆さまの秒針と愛憎で 全てが叶う気がした まるで隠そうとするように 欠け落ちる未来と歯車 ココロを手繰り合う前に ゼンマイが錆びついてしまうよ 巻き戻せる術もなく ボクら 行き場ないまま見上げる 澄んだ機械仕掛けの空 傾げる首は問いかけですか それとも声を聴く気すらないのですか 野次も罵声も品評も 否定をしなくちゃ愛か 等間隔に刻んだ メモリ状の傷 半壊したピアノで 響き鳴らすカデンツ 君と指切りをして ねえあんなに 何もに夢中になっていたっけ 疑うこともしないまま 期待外れでいたいだなんて いつから願ってしまった? 名も知れぬほうがいいなんて いつからか願ってしまった ココロもネジ巻出して 意味を失ってしまった 何ひとつも動かせない今日と 押しつぶすように広がる 澄んだ機械仕掛けの空 何も求めないから 何も求めないでよ 今日を青く染める陽よ (暗く染める陽よ) 白日よ 時よ止まれ 逆さに針を押し込んで 全て無くなってしまえよ 救いも願いも無いのなら 始まりに戻してしまえよ ココロを手繰り合う前に ゼンマイが錆びついてしまうよ 巻き戻せる術もなく ボクら 行き場ないまま見上げる 澄んだ機械仕掛けの空 |
彗星列車のベルが鳴るAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | さよならの台詞もなく 最後のページだ もう列車のベルが鳴る この夜空で輝いた星も 晴天の空では見落とすように 「幸せ」では「幸せだ」と 気づかなくなっていた そんな他愛のない日々が この指の隙間 零れ落ちた 終点も無いような 果てしない闇の向こう 彗星の列車で もう君は帰る 行く宛てもなく 一度脈打ったら この気持ちだって止まってくれやしないのに 言いそびれた言葉も あの夏の空の向こう側 世界中の星を集めても 霞んでしまうくらい 君は綺麗だ 羽のように 眠るように 寝息も立てずに 「夕陽が落ちるまで遊ぼう?」 足跡がひとつ 立ち止まった 君をまだ好きしている あの夏の向こうで何回だって恋している こんな子供じみた気持ちのままだ 「はい」も「いいえ」も無い でも御伽噺みたいなワンフレームを 望んでは止まないような 弱虫なボクでごめんね 静けさを溶かして 朝焼けもまだ見ぬ空に 鐘は鳴る 「もう帰らなきゃ」 ぽつり 夢が覚めていく いかないでよ 終点も無いような 果てしない闇の向こう 彗星の列車で もう君は還る 行く宛てもなく 一度脈打ったら この気持ちだって止まってくれやしないのに もうこの手を離したら 彗星が尾を引いたら 言いそびれた言葉も あの夏の空の向こう側 |
傾国そらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 花びらを広げりゃ ほら 甘い蜜に群がる夢 指先を這わせて 今日も私の値札を興じている TOXIC DANCE AND...欺いて TOXIC DANCE AND... 蛹の中は とても見せられない代物 愛だとか 夢だとか 望めないほどの傷跡を 優しく触りあっている 情欲の劇作 傾国の華が咲く 戻れない時が欠け落ちる 今日も誰かが壊れるほどに 棘を刺す 求めるまま TOXIC DANCE AND... 欺いて TOXIC DANCE AND... 嘘で煌めくネオンの海まで 誘う 蝶になれない翼 願いも言葉も持たずに 全てが白になったような 蚕の成虫 傾国の華が咲く 戻れない時が欠け落ちる 今日も誰かに壊されるまま 泣いている ねえ ねえ ここだよ 空の知らぬ雨と虫籠 |
最適な人の殺めかたそらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 汚れたものは綺麗なものと交換こ 汚れたボクは綺麗な君と 交換こしよ 四々 身体の隅も 君で満たしてみたいな メスで割かれた愛は お腹を空かせている 好い子にしたい するよ 好い子にしたい するよ 幸せだ ねえ幸せだ 心の空白を君で埋める 最適な人の愛しかた ボクは見つけちゃった 君が欲しくて指先にちょっと触れてみた 君が欲しくて首筋にぎゅっと触れてみた 何処を見ているの 誰と話をしているの 君の悪いとこ 糸で結わいてあげなくちゃ 好い子にしたい するよ 好い子にしたい したよ 愛してよ ねえ愛してよ 頭の中がぐちゃぐちゃになるの もう君のことを離さない 誰も触らせない 目も耳も胸も心も 頭の奥まで交換こしよ 最適な人の殺めかた ボクは見つけちゃった 汚れたものは綺麗なものと交換こ 汚れたボクは綺麗な君と交換こ したい |
負け犬ドライブまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 狂犬 負け犬になって 何回だって噛みついて せいぜい正義の気になって 吠え散らかしていろ 先天性の自己愛脳 妄想癖適応 アイノウ そうやって 盛りついて ボクの縄張りに入ってくんな 建前ばかり何気にしてんだよ 賭ける手前で 君が一人喚き散らかしても ほら変わらないもんだ 誰の視線すらもかすりやしない 知ってる風な口きくな 正々堂々やってんの なんだい文句でもあるの 低IQなうピストルで 打ち抜いてみせてよ 言いたいことを言ってみろ 言いたいことを言ってみろ そうやって 盛りついて ボクの縄張りに入ってくんな 新品のシャツに着替えて 首輪をつけてる癖して 何者になれる気がした? 何者になれた気がした? リアリスト気取って 評論家気取って 野良犬ですらない 消え失せろ 狂犬 負け犬になって 何回だって噛みついて せいぜい正義の気になって 吠え散らかしていろ 先天性の自己愛脳 妄想癖適応 アイノウ そうやって 盛りついて しっぽ振って 這いずって来たんでしょう? 吠えろ 吠えろ 負け犬よ 吠えろ 吠えろ 負け犬よ ボクとその身朽ち果てるまで明かそうぜ さあ 歌え 歌え 負け犬が |
脱落人生へようこそまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 一寸先が闇なんて 思っちゃいないようだ 3分半にまとめあげた ボクの未来設計 御開帳です 何気なく晒した手札のつもりが 願わずして陽の目を浴びた 咲きゃ綺麗 が世の常のようです なう 御殿がたちまち建ちました SOS... 望みやしないものばかり 知りたい キミの全て教えてよ 知りたい こと何でも教えるよ 死にたい って消しかけた未来にも 言い訳できるなら いらない なんて誰に言われても いらない って何処かに捨てられても 生きたい ボクらにも五分のタマシイ アンドゥできない世界にいます 愛情なんかじゃこの腹は ふくれやしないようだ 会計前でも逃げ切れば笑いをとれますか とれませんが(笑) 夢にまで見た景色のつもりが 燃えさかる 不条理なぬくもり 掃いた株式 この世の終わり 画面よりも檻がお似合いのよう SOS... 夢のまにまに意のままに 知りたい この空の汚いとこ 知りたい この胃もたれの世界も 死にたい ってあの日飛び降りるより 幾らかマシだから いらない なんて誰に言われても いらない って何処かに捨てられても 生きたい ボクらにも五分のタマシイ アンドゥできない世界だ 歯止めない脱落トリミング どうしてこんなになってしまったんだ 青空を見上げる あの日見た夢はどんなんだっけな 4K超えの未来にバイバイして 飛び降りてしまおう 見透かされそうだもん それでいいけど SOS... ワンクリックの向こう側 ボクを見て 知りたい キミの全て教えてよ 知りたい こと何でも教えるよ 死にたい って消しかけた未来にも 言い訳できるなら いらない なんて誰に言われても いらない って何処かに捨てられても 生きたい ボクらにも五分のタマシイ アンドゥできない世界にいよう |
青春エレジーと飛行機雲櫟井唯(津田美波) | 櫟井唯(津田美波) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ずっと... こんな日々が どうか続きますように 楽しいことも 嬉しいことも 悲しいことも このかばんに詰めて ああ いつもの小道でいつもどおりを探した うまく言えなくて 隠してしまった この胸の中 「はじめて」に戸惑う 寂しがりなとこ 心配しいなとこ この気持ちは知らない 見えないものや 名前もないような不透明なオモイ 彼方へ広がる空と十数歳(じゅうすう)の日 飛行機雲が浮かび上がっていく 迷うこともないように 理由はいいけど あの日も空は青色 こんな紙切れに納まるような 私の全て 17歳の或る午後 紙飛行機にして この風に乗せてみたよ 空いっぱいに零す水色 木漏れ日の白 私を包む 大人になれば何か変わるの? ホントはわかっているよ 唄うエレジー うまく言えなくて 隠してしまった この胸の中 「はじめて」に戸惑う 本当はもう少し近くにいたいな 今は内緒にしよう 知らないことは 知らないままでいいって思えている いつの間に両手ふさぐ大事なもの 飛行機雲と浮かび上がっていく 迷うこともないように 理由はいいけど あの日も空は青色 |
青空のつくりかた情報処理部 | 情報処理部 | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 遅刻したんなら歩こう 眠たくなったら寝とこう お腹が鳴ったら帰ろう ごまかしておこう 前髪切ったら遊ぼう 似合わなかったら凹もう お揃いだったら笑おう なんて素敵じゃん 映画のような奇跡とか 魔法は使えないけど 寝癖なおせば 世界も変わる 明日も約束だよ 笑顔で それじゃあねっ! 一緒にいられたら それだけでもっと青空が見えた 晴れのち曇りも 急などしゃぶりも あわてず手を繋げば大丈夫 虹を辿っていこう こんな小さな幸せが ずっとずっと続きますように 理由はないけどおしゃべりしようよ チャイムの音が鳴るまで 実は寂しがりで ホントぼやっとしてて 素直になれなくて 気が合いそうだ 前髪切ったら遊ぼう 似合わなかったら凹もう きっと似合うから平気さ 胸張っていこう ゲームの延長線や テストのラクガキみたく 自由気ままに 気の向くままに 明日も歩けるなら 文句なしの満点! くだらない話で笑えるだなんて 得した気分でしょ? 明日は地球が逆さになるかも 笑えるうちに思いっきり笑おう 夜更かしてもおっけい! こんな小さな幸せが ずっとずっと続きますように 手放しで好きと言えちゃうくらいの 大切なもの みつけた 朝をアラームが連れてきて 焦げたトーストを頬張って 季節の中を走っていく それでも誰かが呼んでいる 放課後どこであそぼっか いつまでも立ち止まっている 時計が空を染めていく たとえあの星が一等星じゃなくたって また見つかるよ 明日も約束だよ 笑顔で それじゃあねっ! ずっと一緒にいよう それだけで今日もきれいな世界だよ 晴れのち曇りも 急などしゃぶりも あわてず手を繋げば大丈夫 虹を辿っていこう こんな小さな幸せが ずっとずっと続きますように 理由はないけどおしゃべりしようよ チャイムの音が鳴るまで |
ミカヅキリサイズ天月-あまつき- | 天月-あまつき- | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 結末はわかっていた 傾いたグラス 望んだように 掬い取る甘味と 詰り出す苦味と 享楽的な帰納的 誰彼もこぞって奪い合う証明 今に真実がすり替わる と 雨が降るのも誰のせいにしようか beck and call 確証になったハリボテを 讃え蔓延っていたんだろう 誰のせい?誰のせいだ ディーラーはアイツだ 狙い撃て 三日月よ 今夜欠けるのは この目に限ったことじゃない 何ももう見間違えない エンドロールに気づいている 空を飛べたら 大きく見えたかな 片隅でチラつく 数字が気になってさ 享楽的な帰納的 誰彼もこぞって奪い合う証明 ここに真実など在りはしない ゼロを探して繰り返した 指折り III IV V VI 絶縁を賭して願わくば 救い出したい 咎人と疎まれた狐が 切り株につまずかないように 三日月よ 今日の満ち欠けを ボクに託してくれないか どんな罪も隠してあげよう 瞬きの合間に イカサマも陽のあたるうちは 猫も杓子も右へ倣え 中指 ジャッジをしたのは ニアピンだって 鏡合わせ 誰も 誰も 変わりやしないだろう 確証になったハリボテを 讃え蔓延っていたんだろう 誰のせい?誰のせいだ ディーラーはアイツだ 狙い撃て 三日月よ どんな不条理も 未来像も セカイ系も歪め 何もが見えないこの闇を照らしてよ ねえ ねえ 君はどこにいますか 選ばれないシナリオに エンドロールで気づいたよ |
愛鍵天月-あまつき- | 天月-あまつき- | まふまふ | まふまふ | まふまふ | いつか幸せを通り過ぎていた 今じゃ戻れずに 戻ろうとせずに 雨が降るような予感がしたのは 君がいつもより余所見をするから ふたりを抜ける 4月の風は 染まらずに 心をなびかせ 果てしなく無色で透明 合鍵の使えない借り物の扉 心の隙間に知らない声が響いた どの幸せも思い出も剥がれ落ちていく 愛する気持ちまで鍵をかけたのは 君なの? 確かめた指の温かさ 嘘とすり替わっていく 失うなら持たないほうが 傷つくなら見えないほうが 幸せなんて知らないほうが 心の奥底にこの鍵を捨てた さよならは言わないよ その前に君のこと 忘れてしまうから 失くしては 失くし続けて 最初から何ひとつ 拾えていないみたい もう合鍵の使えないふたりの未来と 大事にするほど離れる指と足跡 どの幸せも思い出も剥がれ落ちていく 愛する気持ちまで鍵をかけたのは 君なの? |
桜花ニ月夜ト袖シグレAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 桜の咲く春の ため息になれたら 泣いてるキミの 鈴の音を そっと 揺らしてあげられる? どうしたってさ 人目を惹く 黒い髪と華奢な肩は 指の間をするりと抜ける どうやら見えないらしい わかっている それでも その声を聞いて ボクは救われた キミで満たされていく 桜花 キミに恋したようだ 催花雨に袖を引かれて 今日も傍にいていいですか 千の夜に閉ざされても 理に叶わなくても キミに届け 月夜ニ袖シグレ この時計を左向きに回せたって それくらいさ となりの世界じゃどれもガラクタで 価値のないものらしい いつしか誰かと愛を紡いだって 泣きそうな夜は 傘を差してあげよう 桜花 ボクは恋に落ちた 水面の月を求めた されど手遊ぶはガラスの色 千の夜が瞬く間に 闇夜を縫って君を隠す 行き場のないこの手は空を切る ねえ 見えなくたって構わない 好きだって言わせてよ いつまでもここにいるんだ 桜花 隣にいるのになあ 遥か遠く 遠く 遠く 咲き乱れる ボクは幸せだ 泣かないから 千の夜に閉ざされても 理に叶わなくても キミに届け 月夜ニ袖シグレ |
盲目少女とグリザイユAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 灰の空 錆の雨 嗤う事触れ 陽の奪い合い 生もない 不確かな箱庭の小窓 君は目を閉じて髪を撫でる クローディア 筆を振って描いてよ 君の夢 縫いついた瞳の奥に たたずむ世界は綺麗だろう クローディア わかっているって 間違いでいい 君の手となり足となろう それでいいよ 明日も映せない両目だけ宿せる夢があったら この絵の向こう 飛び込んでみたいんだ モノクロでも構わない 黒を空にこぼし 赤で人を塗りつぶして ナンセンス未満のパレード お釈迦様は手を叩く 曇天を飛ぶ鳥さえ 銃口を向けあう世界で もう一度ボクを描いて クローディア 答えを知ってしまうなら 見ないでいいよ 足したって消せるキャンバスだ 世界は君の意のままに Claudia, I give you my word こっちへおいで ここにいるよ 怖がらないでいい ボクはそっと手を取った 君はぎゅっと握るんだ 誰も知らない 何もいらない こんな夢で生きていこう |
ベルセルクAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 辻褄合わせに僕は呼吸を止めた 人生というこの監獄が 捻じ曲がったボクを作っていく アイツに亡き者にされ詩を書いていた 言葉を奪い取られ 笑えなくなったんだ ピースの足りないパズルみたい 思い出せなくなって 怖いな 君を知らぬ間に 殺しちゃったよ いっそ 何もかも 消えてしまえ その指でボクを突いてくれ こんな世界の色に 染まってしまうと言うなら 貴方が嫌い? ボクらも嫌いさ もう放っておいてよ さよならしよう グッバイ アンダークラス 「人」という文字が互いを支え合うのなら 自分も信じられない僕は 何に縋りゃいいんだよ 何より大事なものが此処にあったような ああ きっと知らないほうがいい そんなもんわかっているさ 救えない 今気づいたよ 見惚れていたのはスクリーンの中 明日も見えずに気が振れて ガソリン撒いて 誰もが首を絞めつけて 笑ってるんだろう いっそ 何もかも 消えてしまえ 全てが狂った世界だ こんな排気ガスに塗れるのは厭だよ 貴方が嫌い? ボクらも嫌いさ もう放っておいてよ 忌々しいこの手錠を 外してしまえたら ねえ アンダークラス |
天宿りAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 強がってばかりで 意地張ってばかりで 背は小さいままで 夕焼け空 暮れていく 臆病なままだな 泣き虫なままだな あぜ道でふざけた あの頃から変わらない いけないこととわかっている 許されないとわかっている それでも今日は雨が降るから 雨宿りをしていこう ああ 借り物としても 今はただ貴方が愛しくて 知りたいこと以外 知らないから このままでいよう 人気のない小道を 言葉も無く歩いた 信じ合えたあの頃のように 数えるほどの幸せに 誇れるものがあるのなら 同じ世界で こんな世界で 愛し合えた それだけだ この雨が止まない ずぶ濡れの世界にいられたら 染みだすローブも乾かないのに 借り物としても 今はただ貴方が愛しくて 知りたいこと以外 知らないから もう少し まだ降りそうだ まだ続いているから 「もう私を連れ去ってよ」と 一言だけ聞かせて ねえ |
がらくたの作りかたAfter the Rain | After the Rain | そらる・まふまふ | まふまふ | まふまふ | 燦爛と輝く人生 その実不安に蝕まれて 夢を語る日々に溺れ ほら一兵卒に成り下がる スキスキスキの十面相 その裏唾を吐き捨てていた 形無しだったの誰のこと 言うまでなく僕のこと お願いもう放っておいて 欠片ほどの興味もない 君と競ったつもりもないのに なんだよ 厭だなあ 誰かのために唄うだとか もうそんな惰性聞き飽きてんだ いちいち口に出さないと気が済まないらしい 言いなりばかりの音楽で 人形のように踊ったら 君の言えることなんて5文字にも満たない そうだろう アイツが成果をあげたらしい 拍手喝采で一晩経った 君は親指をかじっては あーだこーだと泣き喚く 甘言に涎を垂らし 傀儡 透明な糸引きまして 吸っては吐いての繰り返し 同じ穴の狢 否定したって君が肯定されるわけじゃない 雑言背負っては積み木崩して 厭だなあ 厭だなあ 赤点だらけの毎日は 存外退屈じゃないもんで 誰に笑われようとも何ひとつ気にならない 憧れたものがあったのに 手さぐりの視界が惑わし 夢のひとつと知らずに 握りつぶしていた 今日の午後 片手間で愛を謳っては あいつが嫌い そいつが嫌い どうでもいいようなことばかり よだれ垂らしてさ 誰かを小馬鹿にした口で 君を守りたいとか 寒気のする台本に酔っている 誰かのために唄うだとか もうそんな惰性聞き飽きてんだ いちいち口に出さないと気が済まないらしい 言いなりばかりの音楽で 人形のように踊ったら 目を背けることくらい 誰にも縋らずに決めてみろ |
わすれものAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 橙色の空の下 ふたりだけの空の下 ちっぽけな砂場に夢を乗せて 笑う 君と夕焼け 前へならえ 前へならえ 誰にならって何になれる? あの日のボクは もういないのかな 誰かに汚された背中を 今日は隠して歩こう 答えは何処にもありはしないって 泣いてわかった 心の隙間に 無理やり詰め込んだ正当性 幸せってさ 僕もわからないんだ おうちへ帰ろう? おかえり 橙色の空の下 崩れ 消えた 空の下 笑い方なんて あの校舎の錆びた下駄箱の中 大嫌いな 大嫌いな 杓子定規な先生が 廊下の隅で泣いていたんだ 大人も涙を流すんだ 大人になって知れた 僕らが嫌いで憎んでいた ありゃいったいなんだ 心の隙間はとっくに満たされない 願っていた何一つも どうせ叶わないのなら おうちへ帰ろう? おかえり 正義も悪者も 天国地獄も缶けりの鬼みたい じゃんけんぽんで決まる 答えは何処にもありはしないって 泣いてわかった 心の隙間に 無理やり詰め込んだ正当性 幸せってさ 僕もわからないんだ おうちへ帰ろう? 愛して 愛して すぐにいなくなっちゃうからさ 愛して 愛してくれていいでしょ そんな戯言ひとつで今日も生きていこう? ただいま |
インソムニアAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | めをあける とじる きしゃにのる おりる いきをすって いきをはく いきる そしたら 枯れて消えた いない いない 神様がいない いない いない 理由も何も知らずに 目が覚めた ひろうから すてた わらうから ないた ほんとうはずっとわかっていた きみがうまれて 僕は消える いない いない 神様がいない いない いない 今日だって何も知らずに 目が覚めた |
セカイシックに少年少女After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 常夜の下 灯るロウソク ソーダの海と 氷の実と フォレノワール アーチの上 響いたテノール ふたりで指差した 夏の大三角 涙を飲んだら マクスウェル 想像でディベートして 今日が (終わる) 前に (前に) 溜め息ごと 星座に縫っていこう 世界、恣意的愛ヲ謳ウ どれだけ今日を捨てたって つまり誰かが望んで描いた昨日だろう ねえ 明日を願っちゃいなくたって ボクら大人になるんだよ なんてセカイシックかな ネームレス 少年少女 ねえ お願い 振り向かないで この傷は君にも 見せたくなかったんだ 誰もいない 小道を選んで うつむいて探すんだ 夏の大三角 右も左も 見慣れないフリしているだけ きっとわかりたくもないことばかりだ 両目をシャットして あんなに愛していた物も 3日眠ってしまえば 何処にあるのか 居場所も知らずに夢を見る ねえ 忘れられた瞬間に ボクら何処へ行くのだろう ずっとここに居たいな 正気さ 少年少女 ああ 世界、恣意的愛ヲ謳ウ 全てが消えてしまったって ボクは何のため 呼吸を探しているのだろう ねえ 誰も望んじゃいなくたって ボクら大人になるんだよ なんてセカイシックかな ネームレス 少年少女 夜空が泣いて 手を振るように落ちていく 両目を失ってまで得たんだ 見えないままでいい 未だ泣きだすような心でも 存外 ハローグッバイ おやすみ |
多面草After the Rain | After the Rain | そらる | そらる | まふまふ | 言い訳ばかりがうまくなっていく 現実 交錯 夢追い人 逃げ込んだ場所に同じ落書き 瞼の裏側に君が見えた 当然 逸らしてもチラついている 悪声に軋む 機械の心臓 狂った感度 おかしさも忘れ 幾度なく繰り返した 仮面をかぶった人の群れ 飽きれば捨てられていくコンテンツ 自分の皮被った自分鏡映し 欲望を貪るバケモノ ずっと戸惑う世界にアムネシア 許せずに忘れたずるさを隠して 無様でも叫んでしまえたら 臆病で泣いていた自分を許して 人とは違う花を毟り取っては 仮面の自分を着飾るの 右も左も共食い合ってさ 蕾は靴の裏側 今日笑った影は明日の自分 そんなことも気付かぬ案山子達 理想をインプットし続け焼かれた回路 無神経な機能不全 ぱっと眩む世界にヒステリア いつだって君は変わらずに笑ってて 無様でも叫んでしまえたら 臆病で泣いていた自分を許して 優しさで僕の首を絞めた 君のこと許させてよ 今日もずっと戸惑う世界にアムネシア いつだって君は変わらずに笑ってて 無様でも叫んでしまえたら 臆病で泣いていた自分を許して |
待ちぼうけの彼方After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ねえ 時間を教えて? まだ数字を知らない ねえ 私を教えて? まだ名前を持たない とける 愛の底へ沈む 小さな手のひら 潮風をまとい 心を洗い流した気になっても 明け方4時と君はやがて 闇の向こう側 消えた 愛の狭間で 消えた 僕を許して 愛は歪んだままじゃ 愛を保てやしない 今日は待ちぼうけでもいいや 今日が無くなる予感がしたから そんな未来も産声も 波間で揺れ動いていた 明け方4時の空は未だ 殻を破れずに 消えた 愛の狭間で 消えた 僕を許して 空欄のままで 回答を委ね さよならなんて言わせないで 浮かぶ 空虚とゆりかごの中 故意に閉ざされるのなら 愛を知ってしまう前に 何度生まれ変わる夜を 望んでいたのだろう 消えた 愛の狭間で 消えた 僕を許して |
さえずりAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 呼吸の音も雨が覆い尽くした さえずりのない朝に 昨日のうちに君をスケッチして その全てを描き残せたら 朝が弱いボクの耳元でそっとさえずってよ おはようって起こしておくれ 笑わないでいいでしょ 泣いていたっていいでしょ 返事もしないまま 君は飛び去っていく 今日もつついてよ 痛いほど噛んでよ ほらねもう一回 もう一回遊ぼう この手のひらで 寝かしつけられるほど 大きくなったよ ボクは 初めて君が指をつついて できた傷はどこへやったかな まだ君を探しているんだよ おかえりって言わせておくれ ねえ 今日だけは 笑わないでいいでしょ 泣いていたっていいでしょ 大事にするから お願い 行かないでよ 何にもできなくて 頼りなくてごめんね また泣きそうだ ごめんね ボクには羽がないや 行ってしまうんだね さえずりは響かずに 夜が明けた |
チョコレイトと秘密のレシピAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ふわふわ満点 夢見がちな 今日を歩いていこう キミの目線をまた追いかけていた オレンジピール 溶け込んだフレーバー ココロコトコト恋のマニュアルを見ても どこかもやもやするの もう ミルクの足りないチョコレイト キミはどうしてよそ見をするの? 知らない気持ちを数えたら 急に涙がでてきた あのね 今日は減点 こっちを見て 君の隣にいたい 炭酸の抜けた ソーダのような日々 そんな嬉しそうな 無邪気な顔 誰にも見せないで ねえ 君のわがままに付き合えば ずっと隣にいられるのかな 甘さひかえめのクランベリー 急に泣くからどうしよう でもね 少し困ったフリするだけ ずっと眺めていたい 赤い屋根の上は白く雪化粧 君の白い肌が少し赤くなる こんな幸せごとミルクに溶かせば 軽いビターでちょうどいい ミルクの足りないチョコレイト 言葉のつたないパティシエール 背伸びで届くふたりの距離 そんなレシピを書いていこうよ 誰かの隣にいるよりも キミの隣にいたいのですよ 溶けだしそうなその言葉を 唇で鍵をかけた あのね ずっとずっと夢見がちな 今日を歩いていこう |
ネバーエンディングリバーシAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 最低なことは今日も最低なままだ 体温計も振り切ってるんだ 大人しくしていなさいって羊が言う 教えてよアインシュタイン 愛情なんてものは丸めゴミに出して 赤い街灯を潜り抜ける 取扱注意の上 木ぐつで乗り 逆らってメゾフォルテ こっちへ来てメーヴェ 君の羽に乗って雨雲の向こうへ みんな不安そうな顔しちゃって綱渡り こりゃまるでサーカスだ 満たされない夜に泣いていたパレード 月で陰った時計塔 オセロを全て白に返せば 本当に平和になるのかい?どうだい? 明かりの灯らない裏側は黒くなること 誰も見ないように 誰も見ないさ 愛のろうそく 君が遮って 出来た夜におやすみなさい 期待をしたいんだニーチェ 笑ってくれよアリーチェ 望遠鏡を傾けて 星なんてない空にアンドロメダ 綴るセカイ系のストーリー 愛情なんてものは丸めゴミに出して 信号待ちを潜り抜ける 取扱注意の上 木ぐつで乗り 逆らってフォルティシモ 未来も過去もこのコインの裏表に任せ 愛の讃美歌 交わす偽貨 多少汚れても構いはしない 名前もない夜に泣いていたテレーゼ 月で陰った時計塔 鳥が歩けない理由に気づく 便利な翼が憎らしいもんだ 明かりの灯らない暗闇を覗いてみた どんな光も欲しがるようだ 空のグラスがかつて満たされた ぬくもりに恋しているように この世に涙があるから 笑顔が綺麗に見えるんだ 表も裏も愛せるならどれほど素敵だろう? そうさ これでいい 満たされない夜に泣いていたパレード 月で陰った時計塔 オセロを全て白に返せば 本当に平和になるのかい?どうだい? 明かりの灯らない裏側は黒くなること 誰も見ないように 誰も見ないさ 愛のろうそく 君が遮って 出来た夜におやすみなさい 何十年も何百年も繰り返しては終わらない |
アイスリープウェルAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 現実感が無いまま 君の手を離す お別れのベルが鳴っている もう一回繋いでも こんな指先なんかじゃ ねぼすけな君は起きない ねえ こんなに歌っても まだ心に意味を見いだせない 大切にしてきたものほど この世界じゃ壊れていく おやすみ どんなに遠くに離れていても 泣いているのならボクが夢に会いに行くんだ 微睡の戸を叩いた 答えてユーフォリア 何度も幾度も繰り返してきた 意識を手放したなら いらない 何もいらない ただ今日も深く眠るだけ いつものとこで待ち合わせしよう 夕焼けの落ちたバス停 こんなに綺麗で目を奪う景色を 何ひとつ疑いはしない 星をすくったシーツに乗って 羽ペンで描いた空を渡ろう どうして どうして また夢が覚めた 教えて 愛の身勝手で生まれた意味を 神様の身勝手で忘れられる前に こんな悲しいの世界は知りたくなかったよ 肩にかかる黒髪と 白いドレス 箱庭の中 頬を伝うものが ぽつりと 静寂に消えた 愛を 覚めぬような愛を ふたりで探していこう バイバイしたってボクら会えるよ 悲しいもの全部を忘れてしまおうよ 微睡の戸を叩いた 答えてユーフォリア 何度も幾度も繰り返してきた 意識を手放したなら いらない 何もいらない ただ今日も深く眠るだけだ このまま深く眠るだけさ 夜空を歩く 君と手をつないで これが守りたかった未来だった 知らないことは何一つ無いんだ 覚めない夢に落ちていく |
シアワセは台本の外からうらたぬき(浦島坂田船) | うらたぬき(浦島坂田船) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 今日だけは 今だけは 上手になりきって 台本通りにやらなくちゃ 失敗が続いたらお風呂に入ろうか 10分ぐらい長めにしよう 断然ジャンプで飛び越えるより 下からくぐり抜けよう 小っちゃいなんて言うなよ そうさ 賢いんだ 今日も着ぐるみを着て この海を渡ろう 誰にもバレないように テストは半分とれたら 十の位で四捨五入 夢の続きはきっとこの先にありそう 僕にはまだ見えないけど ゆっくりだっていいよね ほら今日も歩いていこう この道も あの道も くねくねに曲がって 台本通りじゃないもんだ もみくちゃにされながら電車に飛び乗った そんなに僕を急かさないで 断然ジェットで飛んでいくより 小舟で昼寝をしたい 目覚めて気づいたら なんか豪華客船(!?) 今日も着ぐるみを着て この海を渡ろう 誰にもバレないように みんな傍にいるから 雨の日だって大丈夫 ほら この坂を越えて あの船に乗って あそこの島まで行こうよ ゆっくりだっていいけど ほら今日も歩いていこう 泥水の空を見ていた 泣き虫が変わっていく 進め 進め つまずいて 転びそうになってでも どんなに苦い後味も大切にするから 続け 続け いつまでも 最後のページまで 歩いていこう |