りばいばる中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | 忘れられない歌を 突然聞く 誰も知る人のない 遠い町の角で やっと恨みも嘘も うすれた頃 忘れられない歌が もう一度はやる 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる なにもことばに残る 誓いはなく なにも形に残る 思い出もない 酒に氷を入れて 飲むのが好き それが誰の真似かも とうに忘れた頃 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる やっと忘れた歌が もう一度はやる |
ピエロ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 戸塚修 | 思い出の部屋に 住んでちゃいけない 古くなるほど 酒は甘くなる えらそうに俺が 言うことでもないけど 出てこいよ さあ 飲みにゆこうぜ かまれた傷には 麻酔が必要 俺でも少しは 抱いててやれるぜ 思い出の船を おまえは降りない 肩にかくれて 誰のために泣く まるで時計か ゆりかごみたいに ひとりで俺は さわぎ続ける 飲んでりゃ おまえも うそだと思うか 指から 鍵を奪って 海に 放り投げても 飲んでりゃ おまえも うそだと思うか 指から 鍵を奪って 海に 放り投げても |
おもいで河中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | 涙の国から 吹く風は ひとつ覚えのサヨナラを 繰り返す おもいで河には 砂の船 もう 心はどこへも 流れない 飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この想い 深くなる おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない 季節のさそいに さそわれて 流れてゆく 木の葉よりも 軽やかに あなたの心は 消えてゆく もう 私の愛では とまらない 飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この想い 深くなる おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない 飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この心 深くなる おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない |
ほうせんか中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | 悲しいですね 人は誰にも 明日 流す涙が見えません 別れる人とわかっていれば はじめから 寄りつきもしないのに 後姿のあの人に 優しすぎたわと ぽつり ほうせんか 私の心 砕けて 砕けて 紅くなれ ほうせんか 空まであがれ あの人に しがみつけ 悲しいですね 人はこんなに ひとりで残されても 生きてます 悲しいですね お酒に酔って 名前 呼び違えては 叱られて 後姿のあの人に 幸せになれなんて 祈れない いつか さすらいに耐えかねて 私をたずねて来てよ ほうせんか 私の心 砕けて 砕けて 紅くなれ ほうせんか 空まであがれ あの人に しがみつけ ほうせんか 私の心 砕けて 砕けて 紅くなれ ほうせんか 空まであがれ あの人に しがみつけ あの人に しがみつけ あの人に しがみつけ |
わかれうた中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | 途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃありません 別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた 別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ 恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う 別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ |
ホームにて中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | ふるさとへ 向かう最終に 乗れる人は 急ぎなさいと やさしい やさしい声の 駅長が 街なかに 叫ぶ 振り向けば 空色の汽車は いま ドアが閉まりかけて 灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う 走りだせば 間に合うだろう かざり荷物を ふり捨てて 街に 街に挨拶を 振り向けば ドアは閉まる 振り向けば 空色の汽車は いま ドアが閉まりかけて 灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う ふるさとは 走り続けた ホームの果て 叩き続けた 窓ガラスの果て そして 手のひらに残るのは 白い煙と乗車券 涙の数 ため息の数 溜ってゆく空色のキップ ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券 たそがれには 彷徨う街に 心は今夜も ホームにたたずんでいる ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券 ネオンライトでは 燃やせない ふるさと行きの乗車券 |
夜風の中から中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | エジソン | 夜風の中から お前の声が おいらの部屋まで 飛んでくる 忘れてしまった 証拠のように 笑っているわと 見せつける 浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ そこにはお前を そんなにいつも 笑わす何かが 落ちているか おいらの顔など 見たくもないと 夜風に手紙を 書いてくる 浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ うらぶれ通りで お前が雨に ふるえているから 眠れない そこから曲がって 歩いた右に 朝までやってる 店があるぜ 浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ |
忘れられるものならば中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | エジソン | 遠く遠く遠く遠く 続く旅の 明け暮れに いつかいつか忘れかけた 旅に出た わけさえも 風が窓を叩く夜は 眠ることを妨げる 追いかけても追いかけても とどかなかった 鳥の名が 忘れられるものならば もう旅になど出ない 忘れられるものならば もう古い夢など見ない 遠く遠く遠く遠く 夢はいつか遠のいて あきらめても あきらめても 差し出す腕が 戻せない 眠り込んで しまうために あおる酒も 空になり 酔いきれない 胸を抱いて 疲れた靴を履きなおす 忘れられるものならば もう旅になど出ない 忘れられるものならば もう古い夢など見ない |
こんばんわ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | (ナレーション)忘れていたのよ あんたのことなんて いつまでも 忘れているつもりだったのに こんばんわ 久しぶりね どうにか無事でいるようね どうしたの 知らん人を見るような眼をしてさ あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ こんばんわ 昔ここに 猫とやさしい人がいた 恋しくて 寄ってみたよ いまはどうしているの あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ |
強い風はいつも中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 西崎進 | 強い風はいつも ボクらの上に ひとつの渦巻きを 残してゆくのか 強い雨はいつも ボクらの上に ひとつの水たまりを 残してゆくのか 押し寄せる波は どこから生まれて 生まれて来るのか 強い日ざしはいつも ボクらの上に ひとつの長い影を 残してゆくのか 強い愛はいつも ボクらの胸に ひとつの悲しみを 残してゆくのか 追いかける夢は どこまで果てしなく どこまで続くのか |
時代中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 船山基紀 | 今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ 旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ |
傷ついた翼中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 船山基紀 | 時は流れゆき 想い出の船は港をはなれ 通りすぎてゆく人達も 今はやさしく見える そんなある日 想い出すわ あの愛の翼 こおりつく夜を歩いてた 私の心のせて 朝のくる街をたずねて 秘かに去った どこにいるの 翼をおって 悲しい想いをさせたのね 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ そうね あの頃は悲しくて だれの言葉も聞かず 愛の翼にも気づかずに つきとばしてきたのよ 何も言わぬひとみの色 今見える 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ 傷ついた翼思うたび 胸ははげしく痛む 遅すぎなければ この想いのせて もう一度飛んで 泣いているわ 愛の翼 今見える 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ ラララ… |
アザミ嬢のララバイ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | ララバイ ひとりで眠れない夜は ララバイ あたしをたずねておいて ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの 春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの ララバイ なんにも考えちゃいけない ララバイ 心におおいをかけて ララバイ おやすみ涙をふいて ララバイ おやすみ何もかも忘れて 春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ ララバイ おやすみ涙をふいて ララバイ おやすみ何もかも忘れて 春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ ララバイ ひとりで眠れない夜は ララバイ あたしをたずねておいで ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの ララバイ ララバイ ララバイ ラララ ララバイ ララバイ ララバイ ララララ ララバイ ララバイ ララバイ ラララ |
さよならさよなら中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも言えないわ 楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを さよなら さよなら いつか 街で 出逢ったら はじめて 出逢った人の 言葉 かわしましょう さよなら さよなら 恋は いつか 終わるもの 涙は みせずに 違う電車 待ちましょう 楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも 言えないわ |