kainatsu「ナミダの成分」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
凸を隠してkainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人赤ク腫れたおでこのニキビ あーあ こんな日にかぎってどうして…  約束5分前 時計と交互にチェックしてばかりの鏡の向こうで オンナノコがつぶやく  隠しきれない気持ち あたしを見て 風は鳴り止まぬ なびいた髪慌てて押さえた 多分あなたは気付いてないが  淡クくすぶった恋模様 やけっぱちの昼過ぎハンバーガー  黙るあたしを覗き込み 「いやに静かだな」って 腹の立つにやけ顔  隠しきれない その瞬間 あたしの髪触れる大きな手 突然そっとおでこに口づけた くるくる回る観覧車 空へ舞い上がる  可愛く見られたい! 絶対好かれたい! 疼き出したひたいの熱が そんな欲望も一瞬にして溶かしてゆく  隠しきれない気持ち あたしを見て 風は鳴り止まぬ なびいた髪慌てて押さえた だけどあなたは…  キスの魔法をかける 「大嫌い!」とかたく閉じ込めた さえない星も許せる気がした  今日も明日もずっと
夏嵐の夜kainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人ぎこちない空気遮るように 降り出した強い雨 左の手首 不意に掴まれた 走り出す 息もつけないまま  混乱気味な街を眺めながら 閉じ込められて ふたり屋根の下 透けてる背中 胸の鼓動バレないように  このまま何処か逃げてしまおう 夏嵐の夜にまぎれて 今なら遥かどこへでも行けそうだから 誰にも内緒で  時計の針は巻き戻ってく 素知らぬ顔をして 瞬き出したネオンの隅で 動けないままの二人がいた  取り繕う言葉ついに途切れて 雨音に重なる想い 零れ落ちそう 胸の鼓動気付いてほしい  このまま何処か逃げてしまおう 夏嵐の夜にまぎれて 冷たい指と熱い身体 闇の中で 何を期待してるんだろう  歯車が狂い出したら 戻す術など知らない 交わらない視線が見てる未来は  きっと同じと信じたい 嘘でいいから…  このまま何処か逃げてしまおう 夏嵐の夜にまぎれて 今なら遥かどこへでも行けそうだから 二人しか知らない場所へ  このまま何処かさらってくれてもいいんだよ 夏嵐の夜にまぎれて 強くこの手を引いてくれたら どこまでも飛んで行ける気がしたのに  ねえ 君も同じ気持ちでいるの?
drivekainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人目覚ましのベルを待ちきれず 起き出した ダンスしてる日差し 掴めるくらいの大きな伸びをした  とっておきの服選びながら 窓の外クラクションを待つ tsumorichisatoのワンピース アイシャドウは空色にしよう きっと楽しい日になる  1・2・3 アクセル踏み出そう! 二人でビルも街も越えてゆこう 大好きな曲たくさん持ってきたよ 帰り道には一緒に口ずさんでね  「ちょっと化粧濃いんじゃない?」乙女ゴコロわかんないやつ‥ 不機嫌なあたしも意に介さない様子で 鼻歌うたってる  ハイウェイはどこまでも伸びて 今にも飛べるような気がした どんな車でも二人なら最高のドライヴ 「褒めてる?」って 当たり前よ♪  1・2・3 魔法をかけよう!! すべてはこの手の中にある フロントガラスが切り取る世界は 渋谷で見たフランス映画みたい 泣きそうなんだ  永遠なんかとっくに信じてないよ だから愛しいの 夜に呑まれてく 今日の光も キスも 笑い声も  1・2・3 さあ怖がらずに 待ち受ける明日へ 帰るとしよう うたた寝 記憶の隅っこで確かに聞いた気がする あたしの大好きなあの歌を そっと口ずさむ あなたの声を
hellokainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都はろー はろー 元気ですか? 晴天のヘキレキな サヨナラから もう随分とたったような まだ3日もたってないような そんな気分だよ  すべてが芽吹き うごきだす春 スタートの季節を前に あたしをひとりぼっちにするなんて 最後まで 間の悪いあなたらしくて 笑っちゃうよ  はろー はろー 聞こえてますか? ごはんは毎日ちゃんと 食べてるのかな 今日は 抜けるような空を 真っ二つに割る雲が もくもくと のびています  あれを渡って 歩いて行けば 通い慣れた あなたの家に辿りつけますか? くっついちゃうほどだった 2人の距離は 今宇宙を隔てるほどに 遠い  ハロー ハロー 元気ですか? そうだよ あたしはいつも ハロー ハロー 声を枯らして  ハロー ハロー 聞こえてますか? あなたを 呼び続けてる ハロー ハロー 愛しい人  hello hello?  how long…?
彼女たちのヒミツkainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人背中越しに閉まるドアの音が いつもより大きく響く 誰もいない部屋まで 無言で責めてくる  靴をぬぎ捨て急げ 私だけの避難所へ 立ち込めてく湯気に 一刻も早く身を隠しちゃおう  ひとりぼっちのおふろ ひんやりタイル 四角い窓に切り取られた夜空の月を見上げた  今日の試験99点 ママはこわい目で 「次はがんばって」 先生やともだちには ほめられたのにな  ごはんの前にいそげ あたしだけの秘密基地 バスタブの宇宙で息を止めたなら ぜんぶ忘れちゃおう  ひとりぼっちのおふろ しょんぼりタイム 次こそママの笑った顔どうか見れますように…  夜も更けたバーカウンター 「キミは大丈夫。強いんだから」 大好きなあの人ったら 目も見ず立ち去った  もつれる足で急げ アタシだけの隠れ家へ でたらめな鼻唄 泡にくるまれて気分良くうたおう  ひとりぼっちのおふろ 逃げ出したいなぁ ぼやけた光はワインのせい そっと顔を拭った  トゥルル ララ ユラユラ トゥルル ララ ユラユラ  散々だったこんな日は ゆっくりあったまろう
ナミダの成分kainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人独りぼっち 何気なく眺めるハコん中から 得意気な女のひとが語りかけた 「ご存知ですか?涙の成分は血液と同じだってこと」  あたし妙に納得してたんだ ぼんやりした頭の隅っこで  ああ だからなのか 急にサヨナラを告げられた時 上手に笑って手を振れたのに あの日から 痛くて痛くてたまらない 君にもらった深い傷から とめどなく流れるのは 透明な血  あの人の空っぽな瞳に 割り込みたくて 幾度となく「わたしのどこが好き?」と訊ねた 「全部だよ」って ふかす煙草の向こう 笑って どうして目が泳いでるの?  膨らむ不安の塊は カシスソーダと一緒に呑みこんだ  ああ だからなのか いびつな無数の言葉達が 体中 爪立て暴れてるんだ 吐き出せなかった 失うのは怖かった 今も残る傷から溢れる涙は キレイだから余計に泣けた  いっそこの眼から流れてくるものが 真っ赤な血液なら 君をもっと困らせたのに!  ああ 輝ける無色透明の雫は 疲れ果てたあたしを 優しく覆ってゆく 愛なんてもううんざりだ!と嘆いても 君にもらった傷がやがてかさ蓋になり 消え行けば 懲りずにまた探すよ カンペキな愛を
青の向こうにその恋を投げてしまおうkainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人真夜中のコール「全部終わってしまった」と 震える声に 車とばした  夜明けを見届けて 手を取って 着いた場所 ほら ここ憶えてる? あんたがいつかしてくれたように…  水平線の向こう側にその恋を投げてしまおう! 気持ちとは裏腹に 晴れた空を切り裂いて でこぼこの言葉たち 放物線を描いた 声が枯れてしまうまでよじ登った堤防に並んで 青の向こう 涙を見送った  藍色ため息 ふくらむ 入道雲にまぎれてく ウサギ目がこっち振り向いて はにかんだ  ザワつく波の音に隠れて言った 「ありがとう」 ちゃんと聞こえてたよ くすぐったくて 知らないふり 駆け出した  答えを見失いそうになった時には またここに立って明日を越えればいい  どうしてあんなに私まで必死で叫んだのか そんなことわからないけど 二人でお揃いの少し枯れた笑い声 海へ降らしてやった  水平線の向こう側にその恋を投げてしまおう! 気持ちとは裏腹に 晴れた空を切り裂いて でこぼこの言葉たち 放物線を描いた 声が枯れてしまうまでよじ登った堤防に並んで 青の向こう 涙を見送った  遠い未来の彼方まで
early summer love song(long ver.)kainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人新緑の匂いがむせかえる 夏のはじまり 毎日並んで帰った道は今日もまっすぐに続く  なんだか照れくさくて 黙るのがこわくて 意味のない話をして 笑ってるだけ  微妙なキョリを綺麗に守って 二人は歩いた この距離が好きだったし 2メートル先の君が好きだった  夕立ちの後雨がけむる 夏のつづき やっぱり並んで帰った道はまだ平行線のまま  なんだか照れくさくて 「とくべつ」がこわくて ほんとに聞きたい事だけ 宙ぶらりんになる  微妙なキョリを綺麗に守って 二人は歩いた この距離が縮まってく明日から先を思い描きながら  泣きたい時に泣ける強さも 恋に恋焦がれる愚かさも 夏の始まりに掴み損ね 何も言えなかった そして季節は去った 彼方へ…  微妙なキョリを綺麗に守って 二人は歩いた この距離が好きだったなんて 嘘で 君のことが好きだった  その先の未来は 閉じ込められたままで 今もあの日の二人が 笑ってる
下北沢南口kainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都待ち合わせはいつも この階段を上がった 駅の改札口 久しぶりだね 少しだけやせた? 大人びた 見慣れたハズの横顔  目を合わせられなくて 明るく振舞った 全部同じに見えて すべて変わってしまったんだ 認められないまま いつもの街へと降りてく  ひどく不器用で 子どもじみたあなたが 大好きだったよ 今 かじかんだ小さな右手は 大きな左手をつかめないままで 痛くて ポケットの中 静かに泣いてた  数えきれないほど 二人で歩いた この商店街さえも 今日はなんだか 他人行儀で 行き交う喧騒が こだましてる  待ち合わせる前まで 頭駆けめぐってた 「聞きたいこと」などすべて 無意味だとわかったんだ 目の前にいるあなたは もう「あの人」ではないから  ひどく不器用で 子どもじみたあなたを 本当は1番許せずにいたんだ やじろべえみたいに ゆらゆらバランス取れずに 転んで 傷つけあって 終わった恋  待ち合わせはいつも はやる心抑えて 駆け上がっていた階段を ふたり 今背中を向けて 降りてゆくよ 最後に振り返ったあなたの笑顔が あの頃と一瞬 重なって消えた…  不器用で 子どもじみたトコロが 大好きだったと 少し大人になってしまった あなたには言えなかったけど いつも不器用で子どもじみた ふたりでいれたらよかったなぁ  忘れないよ 胸に抱いて 歩いてくよ ポケットの中 小さな右手 ぎゅっとぎゅっと握りしめた
海を見ていた午後kainatsukainatsu荒井由実荒井由実皆川真人あなたを思い出す この店に来るたび 坂を上って きょうもひとり来てしまった 山手のドルフィンは 静かなレストラン 晴れた午後には遠く三浦岬も見える  ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも恋のように消えていった  あのとき目の前で思い切り泣けたら 今頃二人 ここで海を見ていたはず 窓にほほをよせて カモメを追いかける そんなあなたが今も見えるテーブルごしに  紙ナプキンにはインクがにじむから 忘れないでって やっと書いた遠いあの日
風待ちの日々kainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人つけっぱなしのテレビは さっきから誰かを責めたてて悦にひたる 蔑んだ目で眺めてた 「私みたいだ」とイラつきながら  やりたい事とか夢とかは 描くとこから始まるはずなのに いつからキャンパスを眺めるだけで 自分を満足させられるようになった?  膝を抱えて 蒼を見上げて 誰かが迎えに来てくれるのを 待っていた 今日も明日も 何も起こるはずがなくて 停滞した未来を想い 途方に暮れた 風待ちの日々  ブラインド越しに見下ろす街は 縞模様で味気ないねずみ色 誰かが書き殴った壁の落書きだけが 静かに叫んでる  いつだって「ことば」の後ろ側 知りたい 必死で目を凝らしてた 築いた小さな城から出て行けない理由は いつだって世界のほうにあるんだと  膝を抱えて 蒼を見上げて サビついてゆく身休 持て余してる 今日も明日も 何も起こるはずがないと 描いた地図さえ破り 途方に暮れた 風待ちの日々  目の前を吹き抜けて行く風を いつも呪っていたけど 耳を澄ましたら 彼らの歌が聞こえてきたんだ “ほら 歩けるよ こっちへおいでよ”  来る日も来る日も 待ち焦がれてた風は 歩いた後から そう 付いてきた 遠いソラ宇宙まで 届くような声で今 戸を枯らして歌おう 振り返らないでいいよ 風待ちの日々
やさしい雨kainatsukainatsu甲斐名都甲斐名都皆川真人街が潤ってゆく ぽっかり 心には水たまり 予報ははずれて 雨が強くなっている テレビもつけずに 木々打つ水音をじっと聞く  「こんな天気だし今日は会えないや」 二言 三言 短く告げた くだらない理由でも 君は怒らない いつも通り優しく切れた電話  繋ぎとめるなんてさ すごく簡単と思ってた アイシテイルと ささやいてみればほら 雨粒みたいに 全てがうまく流れてゆく  そんな世界一都合のいい嘘を あと何百回 つぶやくのだろう 性懲りもなく騙されたフリをしてる あきれた人 あたし達 いつから立ち止まってしまってたんだろう 進めないんだろう  雨が止んだら 君に伝えたい事があるよ もう明日からは この手離して歩いていこうよ まだ見ぬ晴れ間を探しに  雨が止んだら 君にさよならを言うよ そう明日からは その優しさに守られない日々を 一人で行くよ  街が潤ってゆく ぽっかり 心には水たまり
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