パパ矢野まき | 矢野まき | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | パパ 初めて手紙を書きます 来年 私結婚することになりました パパ あれから幸せでしたか 寂しくはなかったですか パパが選んだ人生は パパの大きな背中 パパの優しい笑顔 背広着た後ろ姿 煙草の匂い パパを恨んだ事も 本当は少しあった でも誰より大好きだった 世界で最初の恋人なの パパ たまに会う日曜日は さよなら言うのが嫌で 泣いて困らせてたね パパ 今でも日曜の夜は 時々胸が痛むの 誰かを失いそうで パパにぶたれた痛み パパの流した涙 抱きしめてくれた強さ まだ覚えてる パパがいたから私 こうしてここにいるの そしてあの人に巡り会えた 世界で最後の恋人なの もう会うことは ないかもしれないけど… パパの大きな背中 パパの優しい笑顔 背広着た後ろ姿 煙草の匂い パパに今なら言える ずっと言えなかったの 「私を生んでくれてありがとう…どうか いつまでもお元気で」 さようなら…パパ |
COLOR矢野まき | 矢野まき | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 私の好きな映画や音楽や本の趣味も まるであなたとは違う 外へ出たがる私 家にいたがるあなた 近頃はデートも減ったわ でも誰より私を 知ってるのはあなただけ だから二人だけの絵の具で 描くの 私の色とあなたの色が 混ざり合う 少しずつ ゆっくり時をかけて 二人だけの 特別な色ができてゆく 真っ白の 大きなキャンバスの中で 価値観や生き方は 人はみんな違うもの 認め合うことも大事ね なんだかんだ言っても 私が落ち着ける場所は 誰より大好きなあなたの 腕の中 私の線とあなたの線が 混じり合う 少しずつ ゆっくり時をかけて 二人だけの デッサンができあがってゆく 真っ白の 大きなキャンバスの中で パレットの中の ココロの色 目には映らない ホントの色 私の色とあなたの色が 混ざり合う 少しずつ ゆっくり時をかけて 二人だけの 特別な色ができてゆく 真っ白の 大きなキャンバスの中で あなたと未来を描く |
返信矢野まき | 矢野まき | 岩里祐穂・寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 突然あなたから メールが届いた 「げんきか?」って 相変わらずの たった5文字の言葉 電車に揺られながら 硝子に映った 少し疲れた 自分の姿 思いがけず見つけた 逢うたび嬉しくて 逢うたび苦しくて 待つ人がいることも知ってて それでも逢いたかった 誰より近いのに 誰より遠かった 恋しい気持ちを 使い果たしてしまうくらいに 好きだった 雨の強い夜にも あなたは帰った その背中が 世界中で いちばん嫌いだった あなたにとって私は 休める場所で でも 私は愛する人の 帰れる場所になりたい たったひとつの… 逢うたび嬉しくて 逢うたび苦しくて 楽しい思い出や つらい出来事も 遠い過去に思えるけど もう一度逢いたいから もう二度と逢えないの やっとあなたを 忘れかけたの だから返事は返さない 揺れる心 だから返事はもう返さないの |
アイサレ矢野まき | 矢野まき | 岩里祐穂 | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 激しい恋が終わった時 はじめて私 涙が出た ペタンと床にしゃがみこんで 一晩中泣いていた 心配そうなあなたからの 明け方の電話うれしかったよ 自分のかたちが絨毯に残り おかしくて哀しかった 愛されたいのに ただそれだけなのに みんな少しずつ別の人を好きになってしまうね あなたは友達 抱きしめてくれたらきっとラクになれる あなたは友達 こんな私のために自分のこと投げ出して 駆けつけてくれたんだね 私の好きな歌を知ってる 旅してみたい街の名前も 制服着てたあの頃から ずっと当たりまえだった 記憶をひらけば 楽しかった写真に 気づけばいつも笑顔でふざけてるあなたが映っている あなたは友達 抱きしめてくれたらきっとラクになれる 「君が欲しい…」 哀しいほど 君をいま求めて 傷つけてしまったら もし失ってしまったら 淋しすぎるよね あなたは友達 あなたは友達 |
Good Time矢野まき | 矢野まき | 仲井戸麗市 | 仲井戸麗市 | 寺岡呼人 | 何か楽しい事 今夜探したい 何か楽しい事 今夜見つけたい だって人生 毎日 そんなに楽しい事ばかりじゃないから 何かおもしろい事 今夜探したい 何かおもしろい事 今夜見つけたい だって人生 毎日 そんなにおもしろい事ばかりじゃないから まぶしい光の中 恋の落ちた夏 ブルー ブルー 青い影の中 恋に破れた夏 確かに生きてた 確かに生きてた あの熱い熱い熱い太陽の季節 まぶしい光の中 恋の落ちた夏 ブルー ブルー 青い影の中 恋に破れた夏 確かに生きてた 確かに生きてた あの熱い熱い熱い太陽の季節 ラララ.....探してる ルルル.....Good Time 何か夢中になる事 今夜探したい 何か夢中になれる事 今夜見つけたい ラララ.....探してる ルルル.....Good Time |
窓矢野まき | 矢野まき | さだまさし | 寺岡呼人 | 寺岡呼人 | 病室の狭い窓から 街路樹の花咲く音が聞こえる 緑は音も立てずに ひと雨ごとに深まる 四角い窓の空へ あなたはため息ついた その切なげに曇る笑顔を 守りたいと思う ふるさとへ帰ろうか 寂し気に呟くけれど あなたと暮らす町が いつもわたしのふるさと マロニエの花の真白さと 生命が目映いね あなた 一番辛いはずの あなたが笑ってるから 窓辺の花を変えよう 未来色のポピーに 少し窓を開けたら 春の鳥が聞こえた わたしで構わないなら ずっと離れないよ 希望よ舞い上がれ 高く高くもっと高く いつでも側にいるよ 今までもこれからも 大丈夫ふたりの歩幅で 少しずつ歩こう 頑張りすぎないで でも決してあきらめないで 強い夢ならばきっと いつか必ず叶うから |