ウソを暴け! -ALBUM ver.-中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | この世界にどれだけのウソがあんだろう。 たくさんの人が選んだ王様はすぐさま担がれては終わる。 この世界にどれだけホントがあんだろう。 昨日まで陽の光さえ当たらずにいた人が今を変える。 今日の、今日のウソを暴け! もし、君がちょっとぐらい嫌われても。 君の、君のウソを暴け! そしたらさ、必ず僕はそこにいるよ。 そこにいるよ。 ごらん一瞬で崩れかけてた世界に、 また花を咲かせたのは王様ではなく、 君達だって知ってる。 今日の、今日のウソを暴け! もし、君がたった独りを畏れても。 君の、君のウソを暴け! いつでもさ、僕は声を届けるから、 だからさ、お願い、お願い、お願い、 ねぇ、どうか、君は君を消さないで。 消さないで。 城の瓦礫に、光る金貨を見つけても、 形の無い社会じゃ、太陽めがけ金貨を放って、 光で、今日の、今日の、君、照らす。 今日の、今日のウソを暴け! 強さの中に弱さがある、本当。 今日の、今日の自分を笑え! 弱さの中に強さがある、本当。 だからさ、お願い、お願い、お願い、 ねぇ、どうか君に嘘をつかないで。 愛情は何度、暴いたって、ただ、愛情。 それが本当。 さぁ、今日の、今日の真実を探せ! ねぇ、もうノー! さぁ、君の、君の真実を探せ! ねぇ、もう…、どう? |
黒男中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | 深夜、午前0時。あの鐘が響く。 それと同時に奴が現れる。 まばたきもせずただ、行く先を睨む。 真紅のスカーフ以外の容姿は、ほぼ黒ずくめ。 で、今日の正午0時。あの鐘が響く。 それと同時に人は噂する。 「格が上の者であれ絶対、食ってかかる。 鋼鉄より頑固なあいつは、あの黒ずくめ。」 未来なんて思い通り?って、バカ言っちゃ困る。 そうさ、未来だってどこだってな、奴はついて回る。 そうさ、未来は君が思うよりも、本性を暴く。 故に、未来は君が思うよりも、ほら奴を好む。 『黒男』と呼ぼう、彼を。 明日の午前0時。また鐘が響く。 それと同時に俺は奴と話そう。 背に迫る、奴の足音だけを聞く。 「今だ!」と振り返っても、 誰もそこにいない。 時代なんて思い通り?って、ホラ吹いちゃ困る。 そうさ、時代なんていつだってな、奴はそこにいる。 そうさ、時代は君が思うよりも、空っぽを叩く。 故に、時代は君が思うよりも、ほら奴を好む。 『黒男』と呼ぼう、彼を。 『黒男』って名の、俺と。 |
きみてらす中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | 陽が落ちていくまで、月のない空でも見よう。 今日のお別れまで、笑える僕は馬鹿?あ、そう。 あなたを照らすために僕は産まれた。 何回でも、遊ぶ。 だから今、ここにいるんだ。 遊ぼうよ、ベートーベンとボナパルト…。 遊ぼうよ、いつでもいるよ。 どっか狂っていたって、秒針は時を刻む。 愛が常時だなんて、なかなかないんだからさ。あ、そう、 あなたを照らすために僕は産まれた。 何回でも、話す。 だから今、ここにいるんだ。 なぁ、願いよ。一縷の夢よ。高いとこに飽きたら、ここにおいでよ。 あなたは笑うためにここに産まれた。 もう一度、笑う。 だから今、ここにいる。 ほら、あなたと唄うために僕は産まれた。 何度でも、唄う。 だから今、ここにいるんだ。 遊ぼうよ、ベートーベンとボナパルト…。 遊ぼうよ、ねぇ、みんなもいるよ。 産み落とされた理由、知りたくねえし、ただ、ウゼぇ。 今日を生きてる理由、僕等は生きるからだ。 |
おまじない中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ探し、 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ憶え、 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ灯し、 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ唱え、 光る。光よりも速く。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) 鳴らす。轟音よりもデカく。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) あこがれだけじゃ、夢にはあと一歩足りないんだろ? なりたい自分に自分が会いに行きたいかどうかだから。 刻む時間外のどっかでも、『あなた』は生きる。 巡る時空外のどっかでも、夢を叶える。 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ数え、 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ忘れ、 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ救え、 なりてぇものになりたいのなら、おまじないをひとつ唱え、 光る。光よりも速く。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) 鳴らす。轟音よりもデカく。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) 世にある数式だけじゃ、絶対、解けないもんがある。 笑う時と泣く時じゃ、感じる長さが違う。何故か? 今、Aを選んでも、もう1人の君はBを選ぶだろう。 つまり、記憶ごと…そう、心だから。 なりたいものになりてぇのなら、おまじないをひとつ歌え! なりたいものになりてぇのなら、自分を…越えて。 なりてぇものになれそうならば、過去は今日の君に気付き、 なりてぇものになれるときは、未来が『今日』っていう過去へ。 なりてぇものになれる、やれば。おまじないといつか別れ、 なりてぇ君になれる、君は。おまじないといつか出逢い、 光る。光よりも速く。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) 鳴らす。轟音よりもデカく。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) 駆ける。僕が決めた今に×君が決めた今を。(R・O・C・K・&・R・O・L・L) たくさんのパラレルで無数の君が進むけど、 産まれてきた君は、ただ、いつでも君だけだからさ。 |
運命 -ALBUM ver.-中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 「水溜りのコーラ、缶のコーラ。蹴飛ばす私。 水飛沫とコーラ、缶のコーラ。ね、あれは私。 虹を描くコーラ、コーラ、コーラ缶は、宙舞う私。 したら誰か現れ、もろ顔面に当たる私。 時が止まり、今、目覚める。 この日のために。…もういいかい?」 思い出せ!出せ!作られていた過去を。 思い出せ!惰性?消えぬ想いを。 想い出せ!ダッセぇ!手垢ひとつない感情を。 想い出せ!脱せ!全時代さえ飛び越え。 「オレの名は『希望』だ、そのようだ。けど影を撃ち。 物笑いの世は、このような影踏みに興じ。 誰も君じゃないんだ、ないんだ、ないんだ、って歩きゃ急に眼前に、 超スピードのコーラ缶らしきモノ迫り、赤い。 時は動き、ふと、目、閉じる。 これ、運命なんだろ?見えぬ想いを。 思い出せ!出せ!偶然出会った二人よ。 思い出せ!惰性?見えぬ想いを。 想い出せ!ダッセぇ!傷だらけの愛情を。 想い出せ!脱せ!全運命さえ飛び越え。 …まぁだだよ。 思い出せ!出せ!産まれていたことを。 思い出せ!惰性?死んじゃいないってことだぜ。 脱せ!誰が決めんだ?自分を。 思い出せ!出せ!逢えた命を。 想い出せ!出せ!小さくたって大声を。 想い出せ!脱せ!さぁ、僕に当たれ。 出せ!出せ! |
流れるものに -ALBUM ver.-中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | 『空を流れるものに、いつかは偶然、出会うのだろう。』 油断したって両目に飛び込むように、全景を覆いつくすは田園。 無限のように流れる黄金色。 それに対する上空のだんだん雲に、見とれているうちに、 ついに気付かされたよ。 これは鏡だと。 空を流れるものに、いつかは偶然、唄うのだろう。 音が流れんだ、脳裏に。いつかは当然、届けるだろう。 ほら、君がいて僕がいる。本当はそれで十分なのに。 あらまぁ、それにフタしちゃって。 街にいたって両目閉じりゃ、もう自然に、全景を覆いつくすは田園。 無限のように流れる黄金色。 あ、肌で感じた鏡のように映っただんだん雲に、鳥。 あの鳥はこの地上を舞う僕だろ? 空を流れるものに、いつかは偶然、叫ぶのだろう。 文字が流れんだ、脳裏に。いつかは当然、届くのだろう。 ほら、君がいて僕がいる。本当はそれで十分なのに。 ほらな、まただ。フタしちゃって。 『宇宙を流れるものに、いつかは偶然、出会うのだろう。』 音符が流れんだ、脳裏に。いつかは当然、繋がるだろう。 宇宙を流れる音に、いつかは全然、出会えるだろ? 宇宙とよく似た君に、今日こそ本音、唄ってもいいだろ? ほら、君がいて僕がいる。世界はそれが起点なのに。 なんだかんだって言ったって、 欲しいものは変わりゃしないのにね。 (どうもこうも。) |
銀河鉄道より中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | 大空に全てを逃がしたら、ほら、もう森は本当に闇だよ。 残っていたのは、大切なことだけ。 右手にあるのは、笑顔の数だけ。 誰もが唄っていた愛を、希望を、まだ憶えてるのなら、 あの銀河鉄道を呼んで。 消えることのなかった愛を、希望を、 また唄えるのなら、君とあの時を行こう。 さぁ、星には夜を、で、夜には闇を、闇に光よ、走り出せ! 星には夜を、で、夜には闇を、闇の光よ、間に合ってくれ! もう一度、君に出会えるから、また星空の旅路に戻るよ。 わかっていたのは、単純なことだけ。 左手にあるのは、涙の数だけ…。 誰もが唄っていた愛を、希望を、まだ憶えてるかなぁ? この銀河鉄道の真下、僕等が唄っていた街が見えるよ。 最果てで、また唄おう?サザンクロウスの向こうで…。 終着駅で歌が出来たよ。 君が聴いてる、『銀河鉄道より』。 二人で唄っていた愛を、希望を、まだ憶えてる。 だから、また銀河鉄道に乗って、 笑いや涙を散りばめ光った銀河を下って、 また、僕等の街で唄おう。 さぁ、星には夜を、で、夜には闇を、闇に光よ、走り出せ! 星には夜を、で、夜には闇を、闇には朝を。汽笛よ、響け! -君は僕の心にいる。僕は君のそう、心に。- もう君は、目の前にいないけど、 また今日、僕は君と唄えるだろ? |
愛すべき天使たちへ中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 今、愛すべき天使たちへ。 大声で、叫びたい。そう、この声で。 違う、どこかで。 届かない手ほどに、 届けたい唄の方を、 花一つ咲かぬ道で、 捧げよう。 今、愛すべき天使たちへ。 大声で、伝えたい。そう、この口で。 違う、ひとりで。 会えない夢を背に、 君を天使と呼ぼう。 過去も未来も込めて、 捧げよう。 今、愛すべき天使たちへ。 大声で、歌いたい。そう、陽のもとで。 いつも、心で。 |
歓喜のうた中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | 君にとって私はどういう存在でしたか? 僕にとってあなたはどういう存在だったのかな? 逢えるかな?また逢えるかなぁ。 「いつだって心は逢えるだろ?また、逢えるだろ。」 ホントだ。逢えたね。 ちゃんと生きたものに、で、ちゃんと死んだものに、 「ありがとう。」って、僕はなんで想うんだろう。 ちゃんと生きた君に、で、ちゃんと死んだ君に、 「ありがとう。」を今、言うよ。 「ありがとう。」を、ありがとう。この歓びを。 君にとって音楽はどういう存在でしたか? 僕にとって音楽はみんなと逢う『僕』でした。 逢えるかな?また逢えるかなぁ。 「いつだって心、出逢えるだろ?また、逢えるだろ。」 ホントだ。聴こえるぜ。 ちゃんと生きたものに、で、ちゃんと死んだものに、 「ありがとう。」って、僕はなんで想うんだろう。 ちゃんと生きるものに、で、ちゃんと死んだものに、 「ありがとう。」を今、言うよ。 「ありがとう。」をありがとう。この歓びを。 ありがとう、この歓びよ。 …歓びを。 |
僕らにできて、したいこと -Live at 100st. 2011/06/23- 〜ピアノソナタ第八番「悲愴」中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | 中村一義 | | ただ、救われた私が誰かを想う。 圧倒的な力に飲み込まれても。 何か携わること、忘れないこと、気にかけること、 ずっと想い続けること。 …それが私にできること。 あなたを忘れないで。 想いを忘れないで。 僕らは、空を見れば会える。 『忘れない』を忘れずに。 あの灯を忘れないで。 想いよ!!流れないで。 みんなと、空を見れば会える。 『忘れない』を忘れず…。 時よ、忘れないで。 あの日を祝いたいんです。 いつか、目と目合わせ、会える。 忘れないよ、会えるから。 ただ、救われた私が誰かを想う。 |