青の行方遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 宮島純 | the Open Gates・遊佐未森 | 一筆の白い雲 胸に書き写した ままならないことさえ 素直に見れるようで 加速する人の世は ずっと 声高でも 土の上 星の下 日々は変わらない 空よ おしえて 青の行方 風よ 聞かせて 愛の言葉 なぜ 遠い目をしているの? ビルの跡 人知れず すすきの穂がゆれる 月影に守られて 気高さに満ちている 追いかけて 追い越して 何を求めてるの? ふりむけば 夕映えが そっと しのび寄る 雲の向こうに 青の行方 いつか聞こえた 愛の言葉 もう あなたのそばにいたい 空よ おしえて 青の行方 風よ 聞かせて 愛の言葉 今 あなたは何を見るの? |
ポプラ遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 羽毛田丈史 | 街路樹を歩いてゆく あなたの手をそっととった 垂直に伸びた枝が 急に揺れて息をする 孤独よりも遠く ふさぎ込んでいた日々 冷えた指の先に あなたの手の温度 ああ 愛しさも 運命も 悲しみの涙も この時のなかで いつか受けとめるから ああ 夏がゆき 秋が来て 枯れ葉が散っても この星のなかで 歌は鳴り響いてる すくってくれた ささやかな体温 抱き上げられた子どもの 涙のあと 虹のはじまり ミルク色の木漏れ陽が 丸い頬をなでてゆく 空気よりも近く あなたを感じられる モヘアの袖口も あたたかくなったよ ああ あこがれも やさしさも 秘められた力も この時のなかで いつか近づけるのか ああ 冬が来て 春を待つ つぼみの静けさと この星の上で 歌うたい続ける 抱きしめていて ささやかな体温 ああ 愛しさも 運命も 悲しみの涙も この時のなかで いつか受けとめるから ああ 夏がゆき 秋が来て 枯れ葉が散っても この星のなかで 歌は鳴り響いてる かけがえのない ささやかな体温 |
Pixie遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | the Open Gates・遊佐未森 | 途切れていた手紙の続き 色褪せてきたのに 突然のメールが届いて あの頃へ誘うの 二人は 違う国 生まれても 出会えたのに 越えられなかったのは きっと その距離だけじゃなく 瞳の奥にそびえていた 黒くせつない壁 ずっと あなたを守れなくて ごめんね すべて投げだして ゆけなかった 思い出ごと ギュッと抱きしめられたら らせんのかなたで 夢見る ピクシーのように ふしぎなかたちのアンテナを 壁に描きつづけて 夜の波の上 同じこと 考えて眠った 二人の なぞがなぞ 逆らえない 見えないけど ずっと あなたを守れなくて ごめんね すべて投げだして ゆけなかった 冬の匂い 夏の朝陽にとかす らせんのかなたで 待っている ピクシーのように |
眠れぬ夜の庭で遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | the Open Gates・遊佐未森 | 眠れぬ夜の庭では なにもかもがきれいだわ 夜霧が降りた濡れ緑 月あかりがこぼれて 冷たくしてたグレープフルーツに そっとキスをする 目を閉じる 耳をすましてる Breathing with the leaves, wishing we could both be in the garden もう一度 会いたくなって Breathing with the leaves あふれてくる願いを 夜空に数えてしまう 眠れぬ夜の庭では なにもかもがおしゃべり もうそれ以上 自分を責めないで 見守ってくれる 風も木も 遠い歌声も Breathing with the leaves, wishing we could both be in the garden やさしく包まれてゆく Breathing with the leaves ゆるやかに流れてる 緑の香りのなかで Breathing with the leaves, wishing we could both be in the garden もう一度 会いたくなって Breathing with the leaves あふれてくる願いは 夜空にあずけておこう |
a little bird told me遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | ホルスト | | 願いをかける人のてのひらから 風の庭で育った鳥が飛ぶよ 小さな望みを叶えるために ビロードの羽をはばたかせ 雲をぬけ どこまでも 昇ってゆき 音のない暗闇にたどり着いた 宇宙の涯てから目にしたものは ただひとつぶの青い涙 あまりにも美しいその姿に すべてはそこにあるとさえずった |
ハモニカ遊佐未森 | 遊佐未森 | 杉林恭雄 | 杉林恭雄 | 山弦 | つめたい水 緑のハモニカ プカプカ吹き 雲が生まれたよ 川を渡る はずれたハミング 腕をとって 僕をはこんだ ねぇ あなたのてのひらから いろんな歌 歌いだしてゆけばいいね 風が吹いて 夕焼けハモニカ プカプカ鳴る おいしい窓に ねぇ 灯りがともるように いろんな歌 想いだしてゆけばいいね ねぇ あの日の子供たちが いろんなこと 忘れないでいればいいね |
火星水路遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | the Open Gates・遊佐未森 | 夜風にふかれ 歩いてみれば 心は空へ 旅立ってゆくの 火星の上 水の道があると 信じられていた時代 夢追う人は 星空見上げ 胸躍らせて 地図描き続けた NASAが生まれ 探査機が運ばれ 水はそこになかったと 火星水路が 見えるよ 見えるよ 尽きせぬロマン きらめいて 揺れてる 錯覚なんて 無粋なひとこと 恋は幻 そんなことないと思うよ 見えないものを空想したり 見えてるものに夢ふくらんだり もうひとつの世界は この地球のマインドからあふれてる 火星水路が 見えるよ 見えるよ あなたのことを恋いこがれる私に 錯覚なんて 無粋なひとこと 恋は幻 そんなことないと思う 感じているから せつなくなるから 嬉しくなるから 今生きてるから 空を見るの |
Little Garden遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 山弦・遊佐未森 | 細い路地を曲がると はじめての庭が どこかしら懐かしく 迎えてくれました 雨上がりの雫は 木の葉の宝石 風にそよぐ 私の 小さな夢でした Just a little garden forever in my mind |
バンビ遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 南烏山六丁目プロダクション | ふりむけば いつだって 私を見つめてた 草原を駆けぬける つぶらな瞳は 銀色の風のなか ほほえみだけ残し 足音もさせないで 遠い旅へ 空白の空の向こう あなたが笑うアルカディア 光のバンビ いつまでも この心で 跳ねてて かわいた道で 迷ったら そのまつ毛の先から 導いて 過ぎ去ったあの日々を 少しずつ辿れば 水たまり 風車 ひばりの声 ありふれたものがすべて あなたがくれた宝物 光のバンビ いつまでも この心で 跳ねてて 人混みのなか 迷ったら そのまつ毛の先から 導いて そこにいて |
ボーダーライン遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 石井妥師 | 南烏山六丁目プロダクション | あの日から 曇り空になぐさめられている 保守的な態度も 精一杯のうたかた 見ようとすればするほど すべてがぼやけてく つかめない現実 波が寄せる 長いまばたき許して 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 割りきれない感情 抱きしめて そのままで 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう ポーカーフェイスの隅で 子猫が鳴いている さまよう眼差しは それでもまだ遠くを ボーダーラインの際で 小さく息をする 大きな木の幹に もたれながら 淡い言葉飛ばそう 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 崩れてゆく感情 こぼれても どうしても 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 割りきれない感情 抱きしめて そのままで 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう |