人間椅子「現世は夢~25周年記念ベストアルバム~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
どっとはらい人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子空は青いな書き割りの 夕べに蛙の雨が降る 破れかぶれの地平線 結膜炎が覗き込む  捻子(ねじ)の壊れた時計台 虚無を刻んでチイパッパ  瘧(おこり)の狛犬ひり出した でんでん太鼓蓄音機 墓掘り人夫の餞別は 屠(ほふ)る吾(あ)が子の三杯酢  君麗しの死刑台 滴る血潮高砂や 狐の嫁入り通り魔の 錆びた刃が香ばしい  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  端午の節句の沖合で バタフライなぞするピアノ 溺れてみたのはいつの日か あれは去年の謝肉祭  楡(にれ)の木陰で処女が泣く 恨みざらまし番頭さん  黄昏偲ぶ一輪車 きりもみしては交尾する 鹿鳴館の天辺で 酌婦のアジる阿呆陀羅経  猫の尿(いばり)の檜風呂 浮かぶスメグマ有り難や 上の姉様身を投げし セーヌの畔(ほとり)に小判湧く  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  曇天つんざく朱印船 沈む夕陽の浅ましさ 朧月夜は生き別れ きのこ雲だよおっかさん  巡る因果の平方根 唐竹割りのかぐや姫 おぼこ娘もお歯黒の 髷の島田が恐ろしい  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  どっとはらい
冥土喫茶人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一陰鬱な静寂 人魂の灯 骸骨の杯 無念の乾杯  しゃがれた声が呟く ようこそ冥土喫茶へ  黄泉の国のすぐそこ 三途の川のすぐ横 あの世着いたらすぐにおいでよ  陰惨な曼陀羅 梵字の品書き 大王お墨付 奪衣婆の料理  女給さん白装束で 死化粧して死臭ふりまく  黄泉の国のすぐそこ 三途の川のすぐ横 あの世着いたらすぐにおいでよ  陰湿な音楽 囚われの楽団 短調の連続 絶望の調べ  忌まわしい和音虚しく 終わりのない闇に沈む  黄泉の国のすぐそこ 三途の川のすぐ横 あの世着いたらすぐにおいでよ
深淵人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治天をつんざき稲妻が降ってくる 眠ったままの魂を醒ますため 光の腕は心臓をわし掴み 容赦などせず滝壺(たきつぼ)へ投げ入れる  落ちてゆく落ちてゆく 戦慄へ 降りてゆく降りてゆく 戦慄へ 落ちてゆく落ちてゆく 深淵へ 降りてゆく降りてゆく 深淵へ  苦悩と名乗る御使いが待っている お前はいつも孤独のみ友とした 悩んだ深さ苦しみの重さだけ 底の知れない断崖を覗けよう  落ちてゆく落ちてゆく 戦慄へ 降りてゆく降りてゆく 戦慄へ 落ちてゆく落ちてゆく 深淵へ 降りてゆく降りてゆく 深淵へ  真っ暗闇を 手探りまさぐり こわごわ進む 曲がりくねり 洞穴(ほらあな)そこらに 木霊が返る  なんて静かな世界だ なんて大きな世界だ  岩の壁の あちこちそちこち 偉大な教え 大回廊 果てなく連なる 古代の叡智  なんて美しい景色だ なんて懐かしい景色だ  あゝ 私が 生きているのは 喜びのため あゝ 私が 喜びあるのは 苦しさのゆえに  あゝ 私が 生きているのは 喜びのため あゝ 私が 喜びあるのは 苦しさのゆえ あゝ 私が 泣いているのは 幸せのため あゝ 私が 幸せにあるのは 苦しみのゆえに  空の青さは生命を愛でている 世界はけして解体をしてはない 喜び咽(むせ)ぶ官能が続くまで 私はさらに苦しみを求めよう  落ちてゆく落ちてゆく 戦慄へ 降りてゆく降りてゆく 戦慄へ 落ちてゆく落ちてゆく 深淵へ 降りてゆく降りてゆく 深淵へ
今昔聖人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治今は昔の荒れ野で 聖は泣いている 聴く人もない祈りを  ひたすら誦(よ)んでいる  暗闇で眠り続ける皆様方よ 光明を怖がらないで目を開くのじゃ  進め 進め 雄牛のように進め 進め 進め 血反吐はいても進め  闇の向こうで神は待つ  無明の風が吹く度 聖はやって来る 誰でも行ける菩提を ひねもす説いている  苦しみを見ないふりする皆々様よ 安らぎは試練からしか学べないのじゃ  笑え 笑え 雄獅子のように笑え 笑え 笑え 打たれようとも笑え  どこに行こうと神はいる  暗夜の果てから 朝日が昇る 荒野をあまねく 仏が照らす  運命に任せたままの皆様たちよ 幸福は誰も運んで来はしないのじゃ  走れ 走れ 駿馬(しゅんめ)のように走れ 走れ 走れ 道がなくとも走れ  神も仏も胸のうち  進め 進め 進め 進め
蜘蛛の糸人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治・鈴木研一・ナカジマノブここはどこじゃいな 硫黄華【はな】咲く徒【あだ】し野の 闇に木霊する 嗚咽【おえつ】慟哭【どうこく】すすり泣き  地獄ジャナイカ 助ケテオクレ 無体【むたい】ジャナイカ 打【ぶ】タズニオクレ  蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり  我身可愛さに 無頼【ぶらい】放蕩【ほうとう】し放題 イエスお釈迦様 神は存ぜぬ知りませぬ  地獄ジャナイカ 救ッテオクレ 後生ジャナイカ 堪忍シテオクレ  蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり  アア 痛イヨ アア 怖イヨ アア 暗イヨ アア 寒イヨ  地獄に仏じゃ 光一筋蜘蛛の糸 ここが天王山 くんずほぐれつ滝登り  来ルンジャナイヨ 切レルジャナイカ 登ルンジャナイヨ 落チルジャナイカ  蜘蛛の糸 ぞろぞろり 蜘蛛の糸 ぞろぞろり
ねぷたのもんどりこ人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一頭割られて飛び出す目玉 矢尻【やじり】えぐって潰れる目玉 鴉つついて転がる目玉 土にドロリとこぼれる目玉  空が鳴る 道が沸く 火が踊る じゃわめく血  ねぷたのもんどりこ ヤレヤレヤレヤ ねぷたのもんどりこ ヤレヤレヤレヤ  太刀の一振り跳ねる生首 野辺に串刺し睨む生首 姫が持つ手で喘ぐ生首 犬がくわえて嘆く生首  空が鳴る 道が沸く 火が踊る じゃわめく血  ゆらゆらと ねぷた来る ぞろぞろと ねぷた来る 空が鳴る 道が沸く 火が踊る じゃわめく血  むかでの住処苔むす髑髏 谷を埋めて誘う髑髏 月の光に囁く髑髏 血潮を浴びて悦ぶ髑髏  空が鳴る 道が沸く 火が踊る じゃわめく血
新調きゅらきゅきゅ節人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治男子たるもの 生まれたからにゃ (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー) きっと本懐 遂げなきゃならぬ (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー) たんと苦労の 荊【いばら】の道じゃ (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー)  ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ  大人【たいじん】たるもの 短気は損気 (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー) でんと構えて 心で泣いて (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー) うんと笑えば 明日も晴れる (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー)  ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ  恋路たるもの 長居は無用 (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー) ちょいと押したら 今度は引いて (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー) ぱっと散っても 花なら咲くよ (きゅっきゅきゅーきゅっきゅきゅー)  ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ ぶんがちゃっちゃぶんがちゃっちゃ
地獄の料理人人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一人間椅子俺は地獄の大将 庖丁握る赤鬼 暴れる鬼にたらふく食らわせる 彷徨う亡者睨み 旬の食材見抜く 腹黒い程苦みが効いて美味い  焼いて食うか 磔炙り焼き 茹でて食うか 血の池で寄せ鍋  俺は地獄で走る 逃げる亡者を追って 怯える顔が何よりの御馳走 吊るし切りで下ろして 皿に生首盛って 活け作りからこぼれる断末魔  焼いて食うか 串刺しの蒲焼き 茹でて食うか 釜茹でのしゃぶしゃぶ  泣いたって 喚(わめ)いたって 悔いたって 嘆いたって  俺は地獄で歌う 出刃でリズムを刻み 俎(まないた)の上のたうつ亡者たち 叫び声が合いの手 呻き声が伴奏 苦痛に満ちた宴は終わらない  焼いて食うか 鉄板踊り食い 茹でて食うか 臼で引いたすり身  焼いて食うか 茹でて食うか 揚げて食うか 蒸して食うか 煮込んで食うか 炒めて食うか 刺身で食うか たたきで食うか
なまはげ人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子最果ての土地に 粉雪が舞えば 因習の村は 祝祭の季節 伝説の時を 幾年(いくとせ)も越えて 戒めのために 客人(まれびと)は来たる  山より重い 人の罪 海より深い 人の業  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  ざんばらの髪と わらしべの羽織 赤色(せきしょく)の顔に 憤怒だけが灯る 迷妄で惑う 輩(ともがら)を憂い 発願(ほつがん)の元に 鬼神(おにがみ)となれる  夜より暗い 人の性(さが) 火よりも熱い 人の欲  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  厳しさ それが愛じゃ 激しさ それが慈悲じゃ 手心 それが毒じゃ  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが
地獄への招待状人間椅子人間椅子和嶋慎治鈴木研一人間椅子まんず地獄はいいどごだ 飯(まんま)なんぼでも食(か)へでける 湯さ浸かれば真っ赤っか 糞(ばば)その辺さ垂れ流し  あずましじゃ おもしれじゃ あんだも来てみろ  まんず閻魔はいい奴だ えふりこぎはお呼びでない 首チョンパに鬼ごっこ 見(め)っけ女(あま)っこオッペケペー  あずましじゃ おもしれじゃ あんだも来てみろ  まんず鬼達いい人だ ぶった斬りして笑ってる なんぼ臓腑(はらわだ)取られでも 死んでいるがら死なねんだ  あずましじゃ おもしれじゃ あんだも来てみろ
悪徳の栄え人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子悪の華など おひとついかが どぎつい色の 食虫花です 婦女子も惑う 爛れた匂い 働くなかれ 青年ならば  退屈こそを 愛しなさい 頽廃だけを 目指しなさい  ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え  毒の水など いっぱいいかが 天上色の アブサントです 絵描き好みの 鼻つく薫り 足は千鳥に 心は千代に  正直者を 蔑みなさい のらくら者に 憧れなさい  ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え  欲望の森を抜けて どうぞ 禁断の果実園へ 享楽の夜を越えて どうぞ 背徳の御神殿へ ふしだらな歌を歌い どうぞ 自堕落な舞踏会へ 冒涜の言葉吐いて どうぞ 悪徳の感謝祭へ 道徳などは 厭いなさい 道楽ならば 励みなさい  ほらほら広がる みるみる広がる 果てなく広がる きりなく広がる 悪徳の栄え  悪徳が忍び寄る 悪徳が迫り来る  悪徳が爪を磨ぐ 悪徳がほくそ笑む
悲しき図書館員人間椅子人間椅子和嶋慎治鈴木研一人間椅子本の虫とかいうのは 誰をおいても彼しかいない 娘の影を追うより 目録の中愉悦に浸る  寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員  マルキ・ド・サドに溺れて シェイクスピアと人生語る 春夏秋の息吹は ワーズワースを読んだら足りる  寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員  戦の声が聞こえる だけど彼奴(あいつ)は書棚にひとり 心配事といったら 読書眼鏡は割らないように  寝ても覚めても 頁をめくり 朝な夕なに 栞(しおり)をはさみ 今日も今日とて 机で眠れる 悲しき図書館員
宇宙からの色人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子悍(おぞ)ましいほどの時空を閲(けみ)し 宇宙の果てから 忌まわしいまでの気配に満ちて 暗愚は訪(おとな)う  輪廻を抜けて 次元を越えて  恐怖を撒き散らす フォトンベルト乗って 地球を搦(から)め取る アセンション嘯(うそぶ)き 堕落を仄(ほの)めかす チャネリング装い 禁忌を 唆(そそのか)す テレパシー囁き  宇宙からの色 黄泉からの色  狂おしいほどの光芒放ち 破壊を嗜(たしな)む 呪わしいまでの冷気を湛(たた)え 血肉を貪る  倫理の外で 狂気の淵で  科学を嘲嗤う ワームホール潜り 希望を打ちのめす ダークマターすす啜り 病を蔓延(はびこ)らす オールトの雲から 死霊を呼び寄せる カイパーベルトから  宇宙からの色 黄泉からの色  形なき 代物 名前なき 化け物  黄泉 闇 黄泉 闇  姿なき 禍(わざわい) 救いなき 存在  黄泉 闇 黄泉 闇  邪悪を解き放つ ホロスコープ廻し 虚空を知ろし食(め)す スペクトル操り 銀河を弄(もてあそ)ぶ タキオンの海から 悪夢を差し招く ゲヘナの彼方から  宇宙からの色 黄泉からの色  宇宙からの色 闇からの色 宇宙からの色 黄泉からの色
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