Esper蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | | たぶん 気づいてる頃 最初のコールだけで 僕がかけていること だってきみはエスパー 鈍い痛みがずっと 駆ける この日々ごと 束の間 忘れに出掛けよう 待ち合わせは あのダイナーで 偽物の月が浮かぶ天井の下で 今夜未来は読まないでエスパー その日暮らしのロマンといよう 夕闇の中 星になりかけた タクシーを今 捕まえて飛び乗って ふいに瞬きする 僕たちの摩天楼 なんてささいな人生 だから煩わしい だからかけがえない こんな矛盾がスパイス ガラスのドア その向こう側 手を振り返すきみも奇跡のひとつだ 絡まる胸を責めないでエスパー やぶれかぶれの心といよう 赤いソファに 咲かせてる会話 耳を澄ませて キャンドルが背を伸ばす いつか居た 寂しい場所には 今はいない それだけが全て 今夜未来は読まないでエスパー その日暮らしのロマンといよう 明日が今日に変わってく間 歩き始めた ときめきに寄り添って |
火の鳥蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | | 忙しない日々に やんややんや言って 答え合わせはまだ 後回し いつか終わりが来る 恋ってわかってたって 不死身の火の鳥にはなれないし YESかNOじゃ測れない 愛だってあるよ 生活は続くし 街は揺れる 流されないように 根を張るのが日課 だからせめて今だけは この心は あなたのものです 火花のような 僕たちには 時間がないから 不滅のふりして 今日は遊んで 仕事は忘れましょう 暖かいスクリーンの中無闇に 寄り添えるような 写真でも撮って 心通わぬ それもまた乙 足りないところは あとで埋め合わせて 寂しくさせないで 意気地ない日々を えんやえんや漕いで 帰宅時間はまた深夜です 他人なんてきっと 無力だってわかってたって 好きなひとの痛みは消せないし 夢と現実は ずっと水と油 たまに出来る虹を 眺めるだけ 行く末ばかり見ても きりがないよ だからせめて今だけは この心は あなたのものです ひとときだって 憩えるような 木陰になれたら 不自由な鎖は 僕が外そう もう我慢しなくていい 天と地がまるでひっくり返る 成功なんてザラにないけど 派手に実らぬ 幸せもある 餅は餅屋で らしく光りましょう 誰も気にしないで 不滅のふりして 今日は遊んで 仕事は忘れましょう 暖かいスクリーンの中確かに 寄り添えるなら 羽ばたけるから 心通わぬ この世を渡る 火の鳥のような あなたを抱き寄せて 寂しくさせないよ |
ハーバービュー蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | | 深夜のロビーは 妙な静けさ 秒針だけが 息をしている ハーバービューのこの ホテルの出口は 潮の香り以外 まるで夢みたい 缶コーヒーひとつ 適当に買って 寂れた街の 海岸沿いまで 確かに天使が微笑んでいた あの日のこと 考えながら 数えても数え切れない 思い出があるはずなのに 風穴は閉じないみたい 空を齧るひかりが動く あの月の裏側 あなたの言葉 見えないものばかりの人生ね 次に会えたら 何を言おうか 今も思いつけないまま 息を潜めて 火照った体 このまま馴染ませていたい わたしがもしも消滅しても 気にも留めないような この闇に 今夜はそう そんな気分 灯台からまた ひかりがひとつ 続いて消える ひんやりしてきた 額の奥に 誰も触れない これまでのこと これからのこと あの月の裏側 あなたの心 見えないものばかりの人生を 抱きしめたなら 何が見えるか 今は思いつけないまま 力を抜いて 火照った体 このまま馴染ませていたい わたしがもしも消滅しても 気にも留めないようなこの闇に 朝日が射したら モーニングして 夢を覚まそう それからどこへ 出掛けるか決めよう |
スーベニア (AL ver.)蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | | たったひとつのことで つまづいて だんだん夢見ること忘れてた 側から見ればありふれて ありきたりな物語 真っ白なページの中 あなたが舞い降りたの ほんの少しだけ 時間を止めて 月まで昇るキスして 栞のように 印をつけて 誰も知らないこの気持ち タッタ ステップを踏む でたらめに どんどん足跡は続いてく いつの間にか忘れてしまう 追いかけて涙が出る 真っ白なページの向こう それでも歩いてゆく たったひとつだけ 贈り物させて 僕にはこれしかないけど きみとの全て 歌に変えて 繋ぎ止めたいこの世界に そっと最後の灯りを消して 月まで昇るキスして 栞のように 印をつけて かけがえのないこの気持ち |
08蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | 蒼山幸子 | | 屋上は夏の気配 飛べるくらい青い わたしたちこれ以外 ない組み合わせみたい 茹だるような 午後の風が触れた アイスが溶けるまで 無敵の笑みを見せて 輝きは一生ものかも ずっと笑い飛ばそう くだらない運命の種明かし 飛び込む サマーゲート 未来に恋した 愚かな今日のこと 忘れないでね 大人になれたのに 変われないまま わたしたち海まで 旅する魚みたい 遠い場所で どんな夢を見ても 最後に帰るのは この街にしよう 消えない傷の意味とか ずっとわからないかも でもいいか きっとこのままでいい 始まる サマーエンド 忘れてはしゃいだ 心はいつまでも 頼りないまま 飛び込む サマーゲート 未来に恋した 愚かな今日のこと 忘れないよ |