ヘッドセット・キッズNITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | いつものスニーカー踏み込んで いつもよりスピードをつけて走る 誰か手を振ってる気もするけど 今更何か言っても聞こえないや ヘッドセットで 全部真っ白に そんな簡単に 行きゃいいよな 上手くできないスケートボード 乗りこなせない毎日があって 一周遅れスタートを切って 追い越されるのをただ待ってるような ヘッドセットで 蹴っ飛ばしてやる そんな簡単に 行かないのだ ポケット突っ込んだピンカートン確かめて 最後のバタフライ 雲の上届くまで 悲しい顔も 吐き捨てた唾も 夢のつづきも 煌めく星も ヘッドセット・キッズ 遠い彼方に そんな簡単に 行けないけど |
ダイヤモンド・キッスNITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | アンプの上に乗っかったリンゴ キュって齧ったきみはメグ・ライアン タイヤの空気は満たしていこうよ そしてそっと顔出すメランコリ ダイヤモンド・キッス いつもと違う予感がする きみのブルジョワな口笛は もう…ロマンス映画の一幕で! 踊り出す人たち 光の瞬き 結末は最後にとっておいて きらきらと さそり座よ ゆらゆらと ソバージュよ ダイヤモンド・キッス いつもと違う予感がする |
ブラックホール feat.ninoheronNITRODAY | NITRODAY | ninoheron | NITRODAY・ninoheron | | ヘイ アダージョ 名もなきピアニストから奏でられる その揺るぎ無き 音の粒の数々 色とりどりの花びらのやわらかさは マシュマロみたい 通信規制 もっとやわらかくなってるぐれいが いいんだっけ 地球が美味い 緩く 振る舞う 秀逸に ビンビンな夕凪 海 マッサージチェアの横に 忘れ去られた雨傘の中に 蝶々が飛んでる ホノルルマラソン 溢れ出した感情 時折見せる その表情 怪しい鍵を 怪しい鍵を 安全 次元の無い世界 こっそり一人になりたい 緩く 振る舞う 秀逸に ビンビンな夕凪 海 ブラックホール 粛々と進む 時間の収縮 最高密度に達してる ぺらぺらとめくるページ 物語の狭間にいる ロビンソン・クルーソー 無人島 ほどけた蜘蛛の糸 最後は見えない 水の跡 無のきしみ 褒美 吸い込まれた空気 鼓膜をつんざく 掃除機 ノンシュガー ノンカフェイン ノンカロリー 捨てるかい スタイリッシュな 正解のせいにしそう 緩く 舞う 秀逸に 飛び込む 静かに 染み込んで |
アンカーNITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | 時間さ、空気抜けた自転車急がせる 踏み込み甘いペダル明日に追いつけず みんな大人になっちゃうし もうどうすればいい ぼくは相変わらず鼻たらしで スピードを捉えきれずに じっと堪えきれずに たとえば全部夢だったことにして このままベッド抜け出さずにいても いつかは淋しさに変わるから 涙は風に当て走る 宇宙の星めがけてピースを ひとりであることに気づく スピードを捉えきれずに じっと堪えきれずに スタートを上手く切れずに 素直になり切れずに 遠くなる影に 惑わされて いつもぼんやり また足踏み でも… |
ジェット(Live)NITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | 駅はもう夜の一時で 何処へも行かれやしないな 冷え切った肺の奥から吐いた息は情けが無いな 分かっていて 見えている その終わりから逃げるように ジェットの自転車に乗って空を泳いでみたい もうずっと暗い所でじっとしてるだけで 分かっていて 見えている その終わりから逃げるように ジェットの自転車に乗って空を泳いでみたい 立ち漕ぎでゆく 風は優しい 空腹だけが残る 分かっていて 見えている その終わりから逃げるように ジェットの自転車に乗って空を泳いでみたい |
ボクサー(Live)NITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | 電気ショックで いつも馬鹿になるのさ 右手構えて そのままポッケに突っ込む 天気はパステル 答えを映さない 時間もきっと 待った無しで過ぎていくだろうし マッハの ダッシュで ジェット気流やU.F.O.や キッドナップを待ってる 空っぽになって 退屈なラジオ流し聞き 息をすう すってすう はいてすう 季節は マイナス温度 胸を優しく撫でるけど マッハの パンチで でも殴り返すこともできずにただフラつく 殴り返すこともできずにただよろめく 殴り返すこともできずにただ膝つく 殴り返すこともできずにまた負けです |
レモンド(Live)NITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | 鮮やかな血流れて36度 気は遠くなってく ぼんやり微睡む窓辺 ずっと止まった空 汗だくで滲んだ視界 夕立ちの微熱に吸い込まれてく ぬるいままの炭酸 喉の奥に流し込んで 不甲斐ないな 不甲斐ないな 不甲斐ないなって泣きながら 冴えないな 冴えないな 冴えないなって泣きながら |
ユース(Live)NITRODAY | NITRODAY | 小室ぺい | 小室ぺい | | 朝 道 会った人 強い風 揺れる影 穴の空いたTシャツ 夕べ死んでたカラス 澄み渡った空を遠目に見ながら プールサイド立ってる 飛び込む用意はいい 荒みきった季節 空気読んで逃げる あの夏の日まで あの夏の日まで 泣いてるんだって 何回やって 泣いてるなんて 笑えるな 悲しみの青の果て 上がり切って落ちてって 悲しみの青の果て 沈み切って浮かんでって 笑ってる 笑ってる 笑ってる 笑ってる 笑ってる 笑ってる 笑ってる 笑えてくる程に |