林寛子「乙女」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ほほえみ林寛子林寛子千家和也鈴木邦彦初めての出来事よ 恋の訪れは 見るものも聞くものも 新しくなるの 何気なくかわしてた いつもの挨拶が どことなくぎこちない 感じがするの  もちろん彼が 好きだけど 言葉にすると こわれそう…… こんな時女の子 どうしたらいいの あどけない微笑みを まだ消さないで  素晴らしい出来事よ 恋の訪れは こんな日の来ることを 知っていた私 指先が触れ合うと 胸が痛くなるの ふりそそぐ陽の光 くすぐらないで  もちろん彼が 好きだけど 心の中は 見せないの こんな時女の子 どうしたらいいの けがれないくちづけも もう早くない
春の乙女林寛子林寛子千家和也鈴木邦彦青い風が 私の頬に たまった泪 かわかしたから どんな時も 泣いたりしない あなたが側に いてくれるなら  黒髪の先を くちびるに噛んで ちょっぴり恥じらう 春の乙女 ごめんなさい まだ恋人と 呼ばれることを ためらってるの  白い花が 私の中の 小さな扉 ひらいてくれた どんな時も 迷いはしない あなたの心 信じてるから  ふくらんだ胸に 手のひらをあてて こっそり隠した 春の乙女 ごめんなさい まだ幸せの 本当の意味が 分からないのよ  ふくらんだ胸に 手のひらをあてて こっそり隠した 春の乙女 ごめんなさい まだ幸せの 本当の意味が 分からないのよ
エーデルワイス林寛子林寛子藤公之介R.Rodgers・O.Hammerstein ll生まれたての蒼い風が 私を呼んでいます 開いたばかりの花たちが やさしい香りで 私を誘っています  さあ 上着なんか脱いで 身軽になりましょうって 野原を 思い切り駈けてみましょうって  蒼い風や花の香りに 腕をひっぱられて とうとう ここまで来てしまいました いつもお部屋の中からながめていた なんでもない野原だけど いま 私の前や後に広がる野原は どこもかしこも素晴しい緑で 赤や黄色のかわいい花が あちこちで 囁きかけています  うれしくなって 手足を放り投げるように寝ころぶと 空の青さが ワーッと私におそいかかって来そうです なんだか吸い込まれそうで あわてて目を閉じてしまう私……  風がフルートのような音を残して 通りすぎて行きます 花たちの囁きは ピアノかしら 草たちのさざめきは クラリネット 虫の羽音は ヴァイオリンみたい いま 私を取りまいているのは まるで 野原がかなでるシンフォニーです……  ふと 目をあけると のびやかな草たちのあいだに 白い紙ヒコーキが もぐり込んでいるのが見えます どこかの子供が さがしあぐねて あきらめて帰ってしまったものでしょうか それとも 私を誘ってくれた あの蒼い風の 贈り物でしょうか  飛べ 飛べ 白い紙ヒコーキ! 風に乗って どこまでも どこまでも 私の夢を乗せて いつまでも いつまでも
若草の丘林寛子林寛子片桐和子馬飼野康二彼のこと考えて 一人で丘に来たの 好きかしら 好きじゃない すみれの花で占う  二人の頭文字を 並べて書いてみたの かげろうがゆれている 若草萌える丘に  まだ好きとは云えなくて ただ私の胸の中だけ  いつかは彼と私 二人でここへ来るの 口づけをするかしら すみれの花で占う  二つの指を重ね ひみつの願いごとを 目をとじて祈ったの 若草萌える丘に  このときめき恋かしら 今すぐにも彼に告げたい  このときめき恋かしら 今すぐにも彼に告げたい
小さな冒険林寛子林寛子有馬三恵子森田公一ある日汽車に乗ってゆきたいはるかに ある日友達とも別れて行きたい 海が見える広いところへ着くのよ 顔見知りの人誰もいない  しめった砂に頬おしあて その時何を思うでしょう 私かすかに何か予感がするの まぶしい明日が近づいてる  ある日船で港を出たいはるかに ある日行方さえも告げずに行きたい 遠い町へ町へとめぐり暮すの 見も知らぬ場所はさみしいかな  まつわる髪は風まかせで その時何を思うでしょう 私今から胸はときめいてるの 若さをためしていきたいのよ
はじらい林寛子林寛子千家和也鈴木邦彦若草の上に 寝ころんでみたい あのひとの近づく 足音聞いて 青空の色に つつまれてみたい 私から好きだと 打ち明けたいから  そよ風にくちびる 奪われたのは なんとなくいけない ことかしら こんな気持 生まれて初めて こんな気持 生まれて初めて  せせらぎの水に 手を入れてみたい あのひとにひと口 飲ませたいから タンポポの羽を 追いかけてみたい 私にも幸福 分けてほしいから  浮雲に心を のぞかれたのは なんとなくいけない ことかしら 恋の時間 そこまで来ている 恋の時間 そこまで来ている  浮雲に心を のぞかれたのは なんとなくいけない ことかしら 恋の時間 そこまで来ている 恋の時間 そこまで来ている  ラララ ラララ ララン………
美しい季節林寛子林寛子千家和也森田公一まぶしい太陽 この手のひらに 集めて小さな 宝石箱よ 貝ガラみたいな 耳もと澄し あなたの足音 数えているの  美しい季節 恋する季節 ちょっぴり恐くて ちょっぴり嬉しいの あなたとひとつの 秘密を分けて 私は可愛い 少女になるの  あふれるそよ風 この黒髪に やさしくとかして 微笑み投げる 花びらみたいに 唇あけて あなたの名前を つぶやいてみる  美しい季節 恋する季節 ちょっぴり幸せ ちょっぴり恥しい あなたと交した 約束どおり 私は素直な 少女になるの
放課後林寛子林寛子片桐和子馬飼野康二授業中も よそ見して 貴方をみてた 何もかもが 耳もとを 素通りするの いつ頃から こうなのか わからないけど あなただけに 逢いたくて 私は来るの  昼休み 校庭には 声がはずみ 友達も 誘うけれど 断わるの ただ私は 貴方を 探すだけ  帰えり道も ぼんやりと 歩いて来たの 静かに降る 午後の雨 気づきもせずに いつものあの 街角の 花屋の前で 雨にぬれて ひとりきり バスを待ってたの  さしかける 黒いかさに あなたがいる ほほえみが まぶしい程 この胸に 今かかるの 七色の虹が
乙女の祈り林寛子林寛子藤公之介P.Badarzewskaひと晩かかって やっと書きあげました 何度も何度も書き直し 何度も何度も読み返し あなたへの想いを ひとかけらも残さずにつめ込みました  うすい水色の便箋には 青いインクで 私のありったけの あなたへの想いが あふれそうになりながら つまっています 文字が大きくなったり 小さくなったりしているのは どうぞ 許して下さい いくら押えても いくら押えても 気持がゆれてしまうんです  まだ 口さえきいたこともない あなた あなたは あなたの近くに こんな女の子がいることなど これっぽっちも知らないでしょう それでいいんです  いつも スポットライトに照らされているみたいに 華やかな あなたには 小さな弱々しいローソクのような 私の光など届くはずがありません でも それでいいんです 私の心の炎は あなたがいてくれるから 燃えることができるのです  やっと書きあげた便箋を 三つ折りにして 白い封筒に入れましょう あて名書きは…… そう おもてのあて名は 私あて 住所 名前 郵便番号は すべて私のもの そして 封筒の裏の 差し出し人の名前は あなた―――  二日後に 愛をぎっしりつめ込んだ手紙が あなたの名前で 私に届くでしょう………
初化粧林寛子林寛子千家和也森田公一あなたに逢うまえに初めて口紅つけた さくらいろの頬にほんのりおしろいつけた こわごわ目をあけて鏡をのぞいたら いままでとはちがうわたしがいた  恋したらきれいになることを 女の子夢みているわ あなたの好きなようにわたしを変えて おとなになるわわたし  あなたに逢うまえに初めて髪の毛あげた かくしていた耳にちょっぴり香水つけた 恥ずかしがりながら洋服着がえたら おしとやかにみえるわたしがいた  恋したらきれいになることを 女の子夢みているわ あなたの好きなようにわたしを変えて おとなになるわわたし
ガラス戸の中林寛子林寛子有馬三恵子森田公一一度も口もきいていない それでも何故か気になる 恋してなんかいないけれど あの人のこと好きなの  白い窓辺に立つわたし いつか気付いてねお願い 誰も本当はひとりなの 愛のお話ししたい  誰もがみんな遊ぶ時に 私はひとり夢みる 恋してなんかいないけれど あの人のこと思うの  窓のガラスに書く文字は 胸にたまってる言葉よ 若い月日がゆく前に 愛にめぐり逢いたい  窓のガラスに書く文字は 胸にたまってる言葉よ 若い月日がゆく前に 愛にめぐり逢いたい
GOOD NIGHT林寛子林寛子千家和也鈴木邦彦ペンにひとしずく インクをつけて 今日の出来事を 日記に書いた 彼と喧嘩して 泣いてたことや 好きな先生の 悪口なんか  眠りにつく前の 一時間 私は幸福 祈ります  GOOD-NIGHT PAPA GOOD-NIGHT MAMMA 明日の朝は 違う私になるでしょう  髪を巻き終えて ドレスも着がえ 今日の出来事を 鏡と語る 床に花びらが 一枚落ちて そっとくちづけの 真似事するの  眠りにつく前の 一時間 私は子供にかえります  GOOD-NIGHT PAPA GOOD-NIGHT MAMMA 明日の朝は 違う私になるでしょう
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