陰陽座「陰陽珠玉」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
陰陽座陰陽座瞬火瞬火殻芥の如く散る 救いも 誇りも 終焉に残るは 似非笑い  運命に映した 己は黴びて 定めし悪むは 生まれの業と 余人の砂塵に捲かれて  慚 慙 惨 荒べ 慚 慙 惨 逆え  わや苦茶の御託さえ 翳せば それなり 名乗る必要はない 二秒で終わりだ  運命に映した 己は黴びて 定めし悪むは 生まれの業と 野人の下塵に捲かれて  慚 慙 惨 進べ 慚 慙 惨 栄え  遙かに黛青は 悠く佇まい 幾重の悲しみを (折しも舞い込み) 此の手に抱き寄せて (天賜と)  慚 慙 惨  無愧の罪 然れど涕 溢れて (贅、贅) 呻吟うの 只獨 聲は千切れて  累々と 屍を越えて 存え (贅、贅) 彷徨うの 未だ獨 せめて逝かせて
奇子陰陽座陰陽座瞬火瞬火鮮やかな暗闇に独り 嗤い尽る白い徒花  幾重もの秘め事に揉まれ 生まれ出たことも消されて  愛を知ることもない間に 姶を白肌に湛えて  闇を出ることも叶わず 閉ざされた時の涅から  咲いても花に成れぬ悲劇の野草 その身を晒すことは月への戯笑 裂いても離れ得ぬは渾て惑い 闇に融け堕ちてゆく 涅槃まで  艶やかな嬌態に燃えて 血織り交ぜる黒い風穴  澱みから忌み事は生まれ 痼り残す それは人の性  愛を知ることもない間に 姶を白肌に湛えて  闇を出ることも叶わず 閉ざされた時の涅から  咲いても花に成れぬ悲劇の夜想 その身を晒すことは尽き得ぬ魔性 裂いても離れ得ぬは渾て惑い 闇に融け堕ちてゆく 涅槃まで  我が子に姉と呼ばれ、 この手に抱くことすら許されず 思うが儘、されるが儘に、 私という個は陵辱される  寒いよ…暗いよ…怖いよ…厭だ…出して…  此の世に生を受けた者を、己の私利私欲の為に 物同然の扱い。貴方達は、狂っています。 心のない、人間の皮を被った、醜い、鬼です。  お外に出たいよ… お祭りが見たいよ… おべべが着たいよ… おごっそ食べたいよ…  あたしの心は、極限の閉塞の中で 歪んだ宝石になって燃え上がり、凍りつき、 愛することを求めて漂うの。  生きながらにして 悦びを知らず 幽玄の澱で 哀を貪る 夜には嗤い 朝には踊る 暗闇に住まう 妖艶な蟲よ  愛を知ることもない間に 姶を白肌に湛えて  闇を出ることも叶わず 閉ざされた時の涅から  咲いても花に成れぬ悲劇の野草 その身を晒すことは月への戯笑 裂いても離れ得ぬは渾て惑い 闇に融け堕ちてゆく 涅槃まで
組曲「黒塚」〜安達ヶ原陰陽座陰陽座黒猫黒猫・瞬火風の音の遠き 古の咎よ 今は結ぼほる  の玉か  木の暮れの闇に 潜みて存へば 此処ながら黄泉つ 獄となりぬる  幽けし 人の心ばへ 交ろふ 鬼のささめき  朽ち残る骨は 何ぞ白き色や 野晒しとなりて なほ薄笑う  幽けし 人の心ばへ 交ろふ 鬼のささめき  底ひなき 常闇に落つ 血染まる 衣を纏ひて  我はさも 鬼魅となりけり 血を啜り 肉を喰らふ  我はさも 鬼魅となりけり 血戯へて 爪を掲ぐ  あれほど見てはならぬと申したに、 とうとうこの姿を見られてしもうた あなた様もこの婆とかかづろうたのが 運の尽きと諦めなさるがええ いかにも累々と積もる白骨は 私の喰ろうた人のなれの果て 私も昔は若く美しゅうございました 背負い切れぬ程の業罪が 私を鬼にしたのでございます いつしか口は裂け顔は醜く歪み 髪はみすぼらしい白髪になり果てました 一夜の宿をと訪ね来た旅人の喉笛に 爪を立て血を啜り其の肉を喰ろうて 今日まで生きながらえたのでございます 何故このような業を背負うたか それは私が死んだ我が子を  喰ろうてしもうたからです
組曲「黒塚」〜鬼哭啾々陰陽座陰陽座黒猫黒猫・瞬火血潮垂る刃の如き 心は瞋恚に燻びて  哀れなるは業に ただ呻きすめく鬼よ 我が手で黄泉路へと導く  永遠に鬩ぐ運命に哭いて このつつ闇を 流る先に光は見えぬ  鳥の音は遠く 吹きしく風に消ゆ 過ぎし日の姿 ほろほろと散りぬる  戦慄けどひとり のづらに佇み 踏み惑う花に 懐かしき歌は響く  曝け出す嘆きを ただうち震わす鬼よ その手を祓いて清めんと  永遠に狂る運命を裂いて 降魔に落つる それは暗き闇夜を千切る  安らけし光を知りて 弔いは業を解き放く  その目に泪は溢るる
氷の楔陰陽座陰陽座黒猫黒猫いつか結ぶ運命の糸は 遠く彼岸の旅路と成りて…  愛しき人の骸を横たえて 血も通わぬ此の腕を齧る 降りゆく雪の白さに怯えては 終の知らせを待ちわびる  己が罪の深さを知りて 君を殺めた指を落とすとも 痛みも感じぬ氷の身は 命を絶つ事も許されず 雪の化身と生まれし業を 背負いて永遠に哭き続ける   愛する者達を抱き締める事さえ 叶わぬ孤独を生きるなら 紅く燃えさかる業火で此の身を 焼かれて地獄へと堕ちたい  雪は何処までも 白く降り積もる それは 終りなき罰の様に  愛する者達を抱き締める事さえ 叶わぬ孤独を生きるなら どうか燃えさかる業火で此の身を 焼き尽くし灰にして欲しい  いつか結ぶ運命の糸は 固く氷の楔と成りて…
陰陽座陰陽座瞬火瞬火黒雲を其の身に纏い 丑三つに囀る 其の闇は正に黒い 兇事を山と帯びる  鳴弦の乾いた音に 幽かに混じりて 魂を 喚ばい戻す 寂しげな聲が游ぐ  頤を 風に乗せて 晒し上げる 此糸朱を奪う 剥き出しの肝を撫で付け  鵺が嗤う 鵺が唄う  「不気味に光る其の目を潰し 奇っ怪なる身体を 膾と切り刻んでも 残念乍ら無益なり。 それはぬえでは御座らぬ。」   人に隠れた鬼子の末期 着切る衣でふらふらと 里に紛れた女子の枕 穢も哀とてはらはらと 谷に焼かれた夜盗の弥次は 窟破りてやれやれと  泡沫水泡の折しも消ゆる間際 茜に射し込み 眩れ逝く 我を詰る  泡沫水泡の折しも消ゆる間際 尸を鎖し籠み 真柴に 我は染まる 真柴も 朱に染まる  鵺が嗤う 鵺が唄う 鵺が踊る 鵺が噎ぶ
組曲「義経」〜悪忌判官陰陽座陰陽座瞬火瞬火賽の河原に 打ち捨てる 誓いを染める 白旗 裂ける血汐 闇に啼いて 錯誤を匕とす  伽藍堂の正義と 現世の渾てを 呉れてやる 此の悪の力で 代価に 愛の証を呉れないか  眩く満ちる朝と 苟且の天を 呉れてやる 此の夜の力で 帷を 染め往く 白  西の彼方に 押し寄せる 祈りを込める 白浜 哮る肉を 闇に投いで 覚悟は一つと  伽藍堂の正義と 現世の渾てを 呉れてやる 此の悪の力で 代価に 哀の言葉を呉れないか  眩く満ちる朝と 苟且の天を 呉れてやる 此の夜の力で 帷に 散り逝く 赤  昏き み空は 心まで 癈に堕ちる 赤い膿も 白い衣も 黒き傲りに澱み  伽藍堂の正義と 現世の渾てを 呉れてやる 此の黄泉の力で 代価に 燃える最期を呉れないか  眩く満ちる朝と 苟且の天を 呉れてやる 此の愛の力で 幾瀬も 栄ゆるは 黒
組曲「義経」〜夢魔炎上陰陽座陰陽座瞬火瞬火剥き出しの骨を 爪で つと掻き裂く 虚ろなる病みの 睡り醒ます様に 抑えられない 欺瞞の棘が 此の身を刺す 謀を 張り巡らして  (セリフ) 世に仇なすのが悪 其れを誅するが正義 有事には再びその天地が返り 畢竟、私は今、悪か  何かを果たし乍ら 誰かに疎まれ 叫びは 返す返す 明かりを 探し求めて  望みは 漂うだけ 凍える 哭が今 消えゆく 風に千切れて  無明の睡りに 疲れ 迷い 誰そ彼る 失意の韜晦 冥き星を数えて 盞に浮かぶ花弁 暗い闇に揺蕩う 胸に宿る火の鳥は 何時の日か雁になる  柘榴に なり果てる 己の頭に 群がる 埋葬虫は 兄の面をしている 殺めた数だけ 愛を手に入れると 無間の奈落も 一躍に跳べると 髑髏に 口付ける 虚栄の猿は そ知らぬ 素振りで 誰が為に唄う 殺めた数だけ 穢に塗れていると 無間の奈落に 真逆に呑まれると  嗚呼 徒に 一縷の陽を求めても 嗚呼 一向に 異郷の地に 転びて落ちる  (セリフ) 渾ては 渾ては一族の名を賭して 渾ては 渾ては亡き御父君の誇りを賭して 犯した不文律も罪科も 殺めた命さえも あなたと新しい時代の理想郷の為だというのに もうよい、黙れ 詭弁を弄すな 政れぬ虎よ 我は今、汝という悪魔を 燃やす  振り仰いだ 鈍色の空に 刻が 夜を 連れてくる 激よと 交わす言葉も 明る 色を 失ってゆく もう逃げられぬなら 此処で果てるとも 只其れで 此以上 離れないのなら  抱き寄せて 抱き締めて 抱き留めて もう一度 束の間の 別離でも 曇らさぬ様に 愛されぬ 相舞えぬ 相生えぬ もう二度と 惑う 夢の中に 彷徨う 声にならぬ嗚咽を 白い雪が嗤う  (セリフ) 抜け抜けと舞いおって 命乞いのつもりか されど子は別じゃ 後の憂いとなろう 殺してしまえ 何故このような惨い仕打ちを 己が命を取られた方が増しで御座います ああ この子だけはあの人に抱いて欲しかった お許し下さい もう逢えませぬ  望みは 漂うだけ 傲れる 嶺が今 移ろうまで 其処に降る雨は 躊躇うだけ 凍える 哭が今 消えゆく 風に千切れて
組曲「義経」〜来世邂逅陰陽座陰陽座瞬火瞬火咲き後れた 白い花が 薄紅に染まる 帰ることのない誰かを 待ち焦がるように 立ち止まった道の端に 常闇(とこやみ)が迫る 往く宛のない わたしを 縛り付けるように  誰にも 毀れる 月の雫 止める 術が ないのなら  あなただけが 宿した 光を亡くして わたしは只 拭えぬ痛みを 抱いて 胸に残る 枯れない 悲しみを消して 静かに 罪を泣くの  忘れかけたあの日に 擱いてきたあなたに もう一度 逢いたい  あなただけが 託した 想いを遺して わたしは只 震える瞳 閉じて 胸に残る 枯れない 悲しみを消して 静かに 来世を待つの
煙々羅陰陽座陰陽座瞬火瞬火其処に只在る事を 玉響にふと描き 連れに相成る 夢の中で  倶に暮れ 逝く時は此の胸に抱き寄せて 瞼に約す 来世で待つ  今 辿り着いた 夢幻の静寂  千萬天華咲く光来 其は刹那の風 運命帰すのは 会者定離の流 然れど 廻り 再び逢う  此処に未だ在る事の 尊さにふと甘え 尽くす想いも 夢の儘で  倶に暮れ 逝く時は睦まじく寄り添って 重ねた日々に 別れ告げて  今 手繰り寄せた 無限の欠片  千萬天華咲く光来 其は刹那の風 運命帰すのは 会者定離の流 然れど 廻り 再び逢う  夜雨 夜霧を紡ぎ 満つ 遙か彼方 烟る羅に 其の姿を 重ね  千萬天華咲く光来 其は刹那の風 運命帰すのは 会者定離の流 然れど 廻り 再び逢う 然れば 萌み 必ず逢う 此処で逢える
陰陽座陰陽座黒猫瞬火何処かで 響く鈴の音に 仄かな 光震え  そっと指先にとまって消えた まるで刹那の 夢の様に  静かに目を開いて 全てを忘れないで この闇い夜空に瞬く 生命の燭を  幾千幾億の命が あやなす時の中で  ひとつ またひとつ 生まれて消える 終わることない 光の列  静かに鼓動聞いて 全てを忘れないで 星も樹も人も鳥達も 瞬きを繰り返す  静かに目を開いて 全てを忘れないで この闇い夜空に瞬く 生命の燭を  静かに目を開いて 全てはまた始まる いつかまたここで会えるから 私を憶えていて
陰陽師陰陽座陰陽座黒猫黒猫・瞬火「東海の神、名は阿明 西海の神、名は祝良 南海の神、名は巨乗 北海の神、名は禺強 四海の大神、全知全霊の力を持ち 百鬼を避け、凶災を蕩う 我、常に月将を以て占時に加へ、 日辰陰陽を見る者なり」  荒ぶる森羅の魔物達よ 羅ごの夜に目覚めん 掲げる桔梗の星の上に 開かる光と陰の門  闇より出でたる魔性を祓い去る 光放つ十二神将 我が足に集い呪詛を込めて飛べ 此の世の和を結ばんが為  光は闇を裂き 風は雲を散らす 万象の力よこの両手の力と変れ  渦巻く暗雲天を殺し 現る凶事のうなりか 地獄に這いずる蟲の如く のたうつ哀れなる怨霊  舞い踊る邪気に朱の霊符を放ち 冥土送りの唄を唄う 戦慄く魔魅達を喰らう式神ども 骨を食み血肉を啜れよ  光は闇を裂き 風は雲を散らす 万象の力よこの両手の力と変れ  「今は昔、京の都に 人ならぬ力を操る者有り。 古井戸より冥界へと行き来し、 死者と語り物怪とたわむる。 数多の式神を使役し、 満月の夜には魔物に跨がり 天を駆けたという。 其の者を人は、陰陽師と呼ぶ。」  闇夜に綾なす魑魅魍魎の群れ 冥府の藻屑と引き裂かん 轟く雷鳴その叫びの果てに 紅蓮の火を上げる地獄へ  還れ魔の民よ二度と目覚めぬ様 結んだ印に情けを込め 鎮まる魂 黄泉の底で眠れ 哀れなる性を忘れ去り  光は闇を裂き 風は雲を散らす 万象の力よこの両手の力と変れ
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