海蔵亮太

自分が知らなかった自分に出会える旅をしている感覚。

 2019年6月5日に“海蔵亮太”がニューシングル「愛のカタチ」をリリースしました。彼は、カラオケ世界大会(KWC)で2年連続世界チャンピオンに輝き、数々の地上波カラオケ番組でも賞を総なめにしてきたヴォーカリストです。今回のうたコラムでは、そんな海蔵亮太にインタビューを敢行!第1弾~第3弾に分けてお届けいたします。
 
 第1弾では、歌が好きになったきっかけやカラオケ世界大会についてのお話。第2弾では、ニューシングルタイトル曲「愛のカタチ」についてのお話。第3弾では、今作カップリングのオリジナルソングや今後の活動・目標についてのお話をお伺いいたしました。何より“楽しむこと・楽しんでもらうこと”を大切にする彼の言葉をご熟読ください!本日はラスト・第3弾!

― 今回のニューシングルには【プレミアム盤】と【スペシャル盤】がありまして、それぞれ2曲ずつ、計4曲の“オリジナルソング”が入っています。4曲ともまったくテイストが違いますね。

デビューしてからこの1年間で本当にいろんなところでリリースイベントをさせていただきまして。それはすごくありがたいことです。ありがたいことなんですけど…そのなかでこう…自分の心に一瞬だけ「あ、この路線で歌い続けていったら、安定ではあるな。楽だな」という気持ちが芽生えてしまった時期があって。でもそれだと2年目、3年目、4年目となってきたときに、自分も応援してくださっている方々も飽きてきちゃうんじゃないかなって感じたんです。それはダメだと思って。だから2019年はいろんなことに挑戦しようという意思を、カップリングで表明してみました。


Just one more time
We're meant to be together
もう一度 巻き戻せるなら
Just one more time
誰かのものになる前の 君に逢いたい
だって僕は Just a friend
「Just a friend」/海蔵亮太


― とくに「Just a friend」なんて「愛のカタチ」からガラッと雰囲気が変わりますもんね。聴いていて「こっちのほうもしっくりくる!」と驚きました。

ですよね!僕は最初にお話したとおり、実は最初に好きになったアーティストがEGO-WRAPPIN'だったりするので、R&Bの音楽も好きで、意外とそういう曲もすんなり歌えたりするんです。だから多分これから、編曲会議をするときにいろんな大人のひとたちが次はどんな路線で行くか迷うんじゃないかなって気がします(笑)。

― このカップリングの4曲はどのように収録が決まったのですか?

まず「Just a friend」は、僕が歌いたい曲のテイストを、いつもすごく良くしてくださっている作曲家の方にお伝えして、何回も話を練って作りましたね。で「イッショケンメイ」を作ってくれたのは、redkinokoという韓国人制作集団なんです。なんかJ-POPっぽくない音の作り方で、とても新鮮だったのでこれは絶対に歌いたいと思って収録させていただきました。

イッショケンメイ
イッショケンメイ
イッショケンメイ
泣いて笑うのさ
今日の痛み迷い悩み
追い風にして
イッショケンメイ
「イッショケンメイ」/海蔵亮太

時間を戻せても 僕はきっとわからない
壊れない幸せの上手な 作り方

失くした時でなきゃ 見えてこないってことかな
流れ去る僕らの景色は ストライプ
「Stripes」/海蔵亮太

あと「Stripes」は、デビューしたときに小倉良さんという松田聖子さんとかのギターをやっていた方が「こういう曲が似合うんじゃないか」ってデモを作ってくれて。それがとても素敵なメロディーだったので「ぜひ、歌いたいです」という感じで制作が進んでいきました。そして「コーヒーカップ」は、いろんな曲を聴いていくなかで「このメロディーのフレーズ良いな!」と思ったところから、広げていった感じです。これはもう“ザ・J-POP”っぽく歌いたくて。


向かい合わせに置いた コーヒーカップのなかから
静かに湯気が揺れている なにもない穏やかな午後

暮らし始めた頃に お揃いなんて照れるねと
笑いながらも真剣に 何軒も探したね
「コーヒーカップ」/海蔵亮太


― 歌詞もそうですね。亮太さんがお好きな槇原敬之さんっぽさも感じました。

そうそう!この歌詞は最初ちょっと、昭和のラブソングチックだったんですよ。でもそれだとストレートに愛を伝えすぎていて、令和の新時代には合わないかもしれないなって。それで「この感じはやめませんか?」とお伝えして「たとえば、テーマとしてコーヒーカップがあって、そこから回想シーンや物語が広がっていくような歌詞とかどうですかね?」とご提案したら、本当にそうなりましたね。

― もうご自身でも歌詞を書けそうな気がします。

いや、書けません(笑)。僕はちょっと提案しただけなので、そこからここまでの世界観を作り上げるなんて普通できませんよ!ただ、個人的に日記みたいなものは書いてはいます。だけど大体、僕は病んでいるんですよねぇ。無印で買ったノートに「なんであのときあんなこと言われたんだろう、悲しかったな」とかブワーッと書いているんです。逆に「あれ嬉しかったな」と書き始めても「でももしかしたら実は…」って疑心暗鬼な文章になっちゃって。なので歌詞を書くようになったら、病みソングばかりになるかもしれません(笑)。

まぁでも今は、シンガーとしてちゃんとやっていきたいというのが一番かな。器用な人間ではないので、いろんなものをつまみ食いするというのは難しいんですよね。だからまずは与えていただいた曲を自分なりに解釈して、表現できる人間になりたいと思っています。それが自分で十分に納得できるレベルに達したら、作詞や作曲やセルフプロデュースといった、いろんなことに挑戦していきたいですね。まだ僕は余白だらけの人間なので、自分が知らなかった自分に出会える旅をしている感覚で。自分でもまだまだ楽しみですね。

― 今、シンガーとして挑戦してみたいなと思っていることはありますか?

タッグを組んでみたいですね!異性じゃなくて、同性と。あとまったく違うジャンルのひととか。今、僕はポップスを歌っていますけど、たとえばHIP-HOPをやっているひとと一緒に音楽を作れたら面白そうだなとか思います。音楽以外の面でもいろんな才能を持った方々がいらっしゃるので、何か共に取り組めたらと思います。

― ありがとうございました!最後に、亮太さんのこれからの目標を教えてください。

僕自身はあまり、将来の自分をイメージするタイプではなくて。なんかお金とか、賞とか、会場の大きさとか、チャートの順位とか、あんまりこだわりがないんです。結果としてついてくれば嬉しいですけど、それはメインではなくて、やっぱりより“楽しく”音楽を続けていくことが変わらない目標かな。あと逆にみなさんに目標を与えてほしいです(笑)。ポンポン要望を投げてもらって「じゃあちょっとやってみようかな!」っていうぐらいの感覚で。それを最短距離では叶えられないかもしれないけど、回り道をしながら、楽しい旅をしていけたらなと思っています。

【第1弾】はコチラ!
【第2弾】はコチラ!

◆ニューシングル「愛のカタチ」
2019年6月5日発売
プレミアム盤 CRCP-10430 ¥1,852+税
スペシャル盤 CRCP-10431 ¥1,111+税

<プレミアム盤 収録曲>
1. 愛のカタチ
2. Just a friend
3. コーヒーカップ
4. 愛のカタチ
(Original Karaoke)

<スペシャル盤 収録曲>
1. 愛のカタチ
2. イッショケンメイ
3. Stripes
4. 愛のカタチ(Original Karaoke)
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